JP4485432B2 - 無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents

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本発明は、親機と子機との間で無線通信を行う無線LANシステムなどにおいて、親機から子機へダウンロードする大容量データを分割して送受信する無線通信システムおよび無線通信方法に関する。
従来のパケット通信には、大容量データを分割して送受信する方法がある(特許文献1)。すなわち、送信端末(親機)が大容量データを送信する場合に、複数のパケット(フラグメント)に分割し、各パケットに連続したシーケンス番号を付与する。受信端末(子機)は、各パケットのシーケンス番号を監視し、欠落パケットを発見したときにその欠落情報を送信端末に送信する。送信端末は、受信端末から送信された欠落情報から欠落パケットのシーケンス番号を認識し、そのシーケンス番号以降のパケットを再送する。
例えば、受信端末で受信したパケットのシーケンス番号が「1,2,…,n−1,n+1」の場合に、受信端末はシーケンス番号nのパケットが欠落した判断して欠落情報を送信端末に送信する。送信端末は、シーケンス番号n以降のパケット、すなわちシーケンス番号n,n+1,n+2,…のパケットを送信する。大容量データを分割して送受信する場合に、このような簡単な手順の再送プロトコルを用いることにより、データの取りこぼしのないパケット通信が可能となる。
さて、大容量データを分割して送受信するときに、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を用いた場合、再送処理により伝送品質・信頼性は向上するが、受信応答(ACK)を待ってから次のパケットを送信するのでスループットが低下する。また、UDP/IP(User datagram Protocol/Internet Protocol) のような伝送品質を保証しないプロトコルに上記の再送プロトコルを適用した場合には、スループットと信頼性の高い通信が可能になる。しかし、いずれにしても受信端末が欠落パケットを発見する度に欠落情報を送信するので、効率が悪い。また、再送する際も欠落パケットだけでなく、それ以降のパケットも再送するので、効率が悪い。
特許3537015号公報
ところで、公共無線LANサービスエリアに無線LAN機器を持ち込み、公共無線LANサービスエリア内のアクセスポイントから新聞記事や路線検索、英会話等の学習ソフトウェア、電子書籍ソフトウェアなどのコンテンツデータをダウンロードできるサービスが普及しつつある。さらに、ユーザが公共無線LANサービスエリアを通過するだけで、自動的に必要なコンテンツデータのダウンロードが可能なサービスも提供されている。ここで、ユーザが公共無線LANサービスエリアを通過している短時間にコンテンツデータの受信を完了する必要があるが、データサイズが大きい場合にはダウンロードに時間がかかり、ダウンロードが終了しない場合がある。
一方、一度に送信できるデータの大きさには限りがあるので、親機から子機へ大容量データをダウンロードする際には、親機で複数のパケット(フラグメント)に分割して送信し、子機でそれらを合成する方法がとられる。このとき、分割された複数のパケット(フラグメント)の送受信や再送処理を効率よく行い、短時間で大容量データのダウンロードを可能にする送受信方法が必要になっている。
なお、複数のパケットを連続して送受信した後に、その複数のパケットの受信応答をまとめて行う「ブロックACK」という技術がある。この技術では、パケットごとに受信応答を行う方式に比べてスループットの改善が可能になっている。しかし、図25に示すように、親機が複数のパケットを送信するときは、子機からのポーリングパケット(CF-Poll)に応じて送信開始する。また、親機は、連続送信する複数のパケットの最後にブロックACK要求を送信し、子機に対して連続送信した複数のパケット(フラグメント)の最終であることを通知する。子機は、ポーリングパケットを送信してからブロックACK要求を受信するまでに受信したパケットの受信結果を記述したブロックACKを送信する。親機は、このブロックACKの受信結果に応じて適宜再送処理を行っている。このように、「ブロックACK」の技術では、子機と親機との間で連続送信期間を規定するポーリングパケットおよびブロックACK要求をやりとりする必要があり、その分のスループットの低下は避けられなかった。
本発明は、親機から子機へダウンロードする大容量のコンテンツデータを分割して送受信するときに、効率のよい送受信処理および再送処理を可能にする無線通信システムおよび無線通信方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、親機と子機との間でリンクを確立し、親機が保持している大容量コンテンツデータの中から子機が要求する大容量コンテンツデータを複数のフラグメントに分割してダウンロードする無線通信システムにおいて、親機は、N個(Nは2以上の整数)のフラグメントの送信結果を記録する送信フラグメントテーブルを有し、子機は、N個のフラグメントの受信結果を記録する受信フラグメントテーブルを有し、リンク確立時に親機と子機との間でフラグメントのサイズDおよびフラグメントテーブルのフラグメント数Nをやりとりする構成であり、親機は、大容量コンテンツデータをサイズDのフラグメントに分割し、先頭から順番にN個のフラグメントをシーケンスとしてまとめ、M個(Mは1以上の整数)のシーケンスを形成する手段と、1シーケンスのN個のフラグメントを連続して送信するとともに、各フラグメントを送信済として送信フラグメントテーブルに記録する手段と、1シーケンスの全フラグメントの送信後の所定の時間Tack 内で、子機から通知されるN個のフラグメントの受信済または未受信の情報を有するコンテンツACKを受信し、未受信のフラグメントがあればコンテンツACKの情報に基づいて送信フラグメントテーブルを更新し、未受信のフラグメントを未送信にリセットして再送するとともに、送信フラグメントテーブルに送信済として記録し、N個のフラグメントが受信済となるコンテンツACKを受信したときに送信フラグメントテーブルをリセットし、M個のシーケンスのフラグメントの送信を順次行う手段とを備える。
子機は、1シーケンスの各フラグメントを受信しながら正常に受信したフラグメントを受信済として受信フラグメントテーブルに記録し、所定の時間内に受信される1シーケンスの全フラグメントの受信結果をコンテンツACKとして送信する手段と、受信フラグメントテーブルに記録される全フラグメントが受信済になるまで、コンテンツACKを用いて親機に再送を指示し、1シーケンスの全フラグメントが受信済になった場合には受信フラグメントテーブルをリセットし、M個のシーケンスのフラグメントの受信を順次行う手段とを備える。
さらに、親機は、1シーケンスの全フラグメントの送信後の所定の時間Tack 内にコンテンツACKを受信しない場合には、送信フラグメントテーブルをリセットし、当該シーケンスの全フラグメントの再送を行う手段を含み、子機は、シーケンス(j−1)(jは2〜Mの整数)の全フラグメントの受信済の情報を含むコンテンツACKを送信し、次のシーケンスjのフラグメントの受信待ちのときに、当該コンテンツACKが親機に受信されないために、親機がシーケンス(j−1)の全フラグメントを再送してきた場合には、当該シーケンス(j−1)のコンテンツACKを再度送信する手段を含み、親機は、全フラグメントを再送しているときにコンテンツACKが受信されるか否かをモニタし、コンテンツACKを受信してその内容がシーケンス(j−1)の全フラグメントの受信済の情報を含む場合にはフラグメントの再送を停止して、次のシーケンスの送信に移行する手段を含む。
の発明は、第1の発明の子機、未受信のフラグメントの情報を含むコンテンツACKの送信回数Ns を計数し、Ns が規定値になった場合にはコンテンツACKを送信せず、親機との再接続を行うための接続要求信号を送信する手段を含む。
の発明は、第1の発明の親機が、再送を含めて全フラグメントが送信済となるシーケンス送信回数Np を計数し、Np が規定値になった場合にはフラグメントを再送せず、子機との再接続を行うためのビーコンを送信する手段を含む。
の発明は、第の発明の親機が、1シーケンスの全フラグメントの送信後の所定の時間Tack 内にコンテンツACKを受信しない場合に、そのコンテンツACK受信失敗回数Nack を計数し、Nack が規定値になった場合にはフラグメントを再送せず、子機との再接続を行うためのビーコンを送信する手段を含む。
の発明は、第1の発明の子機が、1シーケンスのフラグメントの受信を開始してから所定の時間内に1つのフラグメントも受信されない場合に、親機との再接続を行うための接続要求信号を送信する手段を含む。
の発明は、第2または第5の発明の親機が、1シーケンスのN個のフラグメントを送信または再送している途中、または1シーケンスの全フラグメントの送信後の所定の時間Tack 内で、子機が送信する接続要求信号をモニタし、当該接続要求信号を受信した場合には子機との再接続を行うためのビーコンを送信する手段を含む。
本発明は、大容量のコンテンツデータを複数のフラグメントに分割し、かつフラグメントをN個ずつまとめたシーケンス単位で送受信および再送処理を行うことにより、大容量のコンテンツデータの効率のよいダウンロードが可能となる。特に、親機と子機との間で、予め1シーケンスのフラグメント数Nや各フラグメントのデータサイズDを通知し合うことにより、従来のブロックACKのように連続送信の始めと終わりを通知する必要がなく、シーケンス単位の送受信および再送処理を効率よく行うことができる。
また、本発明では、親機からの再送回数が規定値を超えた場合、コンテンツACKが親機に届かないために親機から全フラグメントを再送する再送回数が規定値を超えた場合、子機で再送を要求するコンテンツACKの送信回数が規定値を超えた場合などに、親機と子機との間で再接続処理を行うことにより、必要以上に再送処理が繰り返される状態を回避し、大容量のコンテンツデータの効率よいダウンロードが可能となる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態における親機の処理手順を示すフローチャートである。図2は、本発明の第1の実施形態における子機の処理手順を示すフローチャートである。図3は、大容量のコンテンツ・データの分割におけるフラグメントとシーケンスの関係を示す。
(フラグメントとシーケンスの関係)
図3を参照して大容量のコンテンツ・データの分割について説明する。本発明は、コンテンツ・データが1つの無線パケットで送信可能な最大サイズ(例えば、IEEE802.11規格のMACフレームのデータ領域の最大サイズ2296バイト)を超える容量を有する場合を想定しており、その容量以下のコンテンツ・データの場合には従来方式と同等になる。
コンテンツ・データは、1つの無線パケットで送信可能なサイズ(子機または親機が指定する2296バイト以下の所定サイズ)Dのフラグメントに分割される。そして、先頭から順番にN個のフラグメントをまとめた単位をシーケンスとし、M個のシーケンスを形成する。ここで、Nは2以上の整数で、親機および子機のフラグメントテーブルの大きさで決まる1シーケンスのフラグメント数であり、Mは1以上の整数でコンテンツ・データの容量に応じて決まる値である。すなわち、親機と子機との間で予め決めた1フラグメントのサイズDでコンテンツ・データを分割し、フラグメントテーブルの大きさに合わせて1シーケンスのフラグメント数Nを決め、コンテンツ・データを1シーケンスのサイズD×Nで区切ることによりシーケンス数Mが決まる。なお、M番目のシーケンスのフラグメントの数がNに満たない場合には、ダミーデータで補填する。ダミーデータは、(D×N×M−(コンテンツ・データの容量))となる。
このようにして分割された各フラグメントにヘッダとFCSを付けて、それぞれデータフレーム(MACフレーム)が形成される。ヘッダには、親機(送信元)ID、子機(宛先)ID、シーケンス番号、フラグメント番号などが格納される。子機は、受信したデータフレームのヘッダからシーケンス番号とフラグメント番号を認識する。
(親機の処理手順)
図1を参照して第1の実施形態における親機の処理手順について説明する。
親機は、一定またはランダムな時間間隔でビーコンをブロードキャスト送信し、子機から送信される接続要求信号を待ち受け(S1)、接続要求信号の受信に応じて接続動作に入り、接続可能な子機からの接続要求信号である場合に接続を許可する接続応答信号を送信する(S2)。子機は、要求するコンテンツ・データ、フラグメントのサイズDおよび受信フラグメントテーブルの大きさに対応する1シーケンスのフラグメント数Nを接続要求信号に設定する。親機は、要求されたコンテンツ・データの容量およびシーケンス数Mを接続応答信号に設定する。なお、フラグメントのサイズDとフラグメント数Nは、親機が決めて接続応答信号で子機に通知してもよい。
次に、親機は、ダウンロードするコンテンツ・データを上記のようにフラグメント単位に分割し、N個ずつM個のシーケンスにまとめ、シーケンス番号jを初期設定(j=1)する(S3)。次に、シーケンスj(=1)のN個のフラグメントを信号処理用ハードウェア部にセットし、シーケンス送信回数Np をリセット(Np =0)する(S4)。次に、1シーケンス分の各フラグメントに対する送信結果を記録する送信フラグメントテーブルをリセットする(S5)。送信フラグメントテーブルは、リセットにより全フラグメントが「未送信」の状態になり、各フラグメントの送信ごとに対応する領域に「送信済」が上書きされる。
次に、シーケンス送信回数Np が規定値Pになるまで、送信フラグメントテーブルに「未送信」が記録されているフラグメントを順番に送信する(S6,S7〜S14)。まず、最初のフラグメントi(=1)について送信フラグメントテーブルを確認し、「未送信」であるのでフラグメントiを送信し、フラグメントiについて「送信済」を送信フラグメントテーブルに記録する(S7,S8,S9,S10)。次に、送信フラグメントテーブルを確認し、全フラグメントが「送信済」でなければ次のフラグメントを送信するまでの時間Ta の計測を開始する(S11,S12)。フラグメントiの送信から時間Ta の経過後に、次のフラグメント(i+1)を送信するための処理に戻る(S13,S6,S7)。ここでは、フラグメント1〜iが「送信済」であることを確認して次のフラグメント(i+1)の送信を行い、送信フラグメントテーブルに「送信済」を記録する(S7,S8,S14,S9,S10,S11)。
S7〜S14の処理を繰り返してシーケンスj(=1)の全フラグメントの送信が完了した場合には、S11でそれを確認し、シーケンス送信回数Np をインクリメントし(S15)、子機から送信されるコンテンツACKの受信を待ち受ける時間Tack の計測を開始する(S16,S17,S18)。シーケンスj(=1)の全フラグメントの送信完了から時間Tack 内にコンテンツACKを受信すると、コンテンツACKの内容を確認する(S19)。コンテンツACKには、子機におけるシーケンスjの全フラグメントの受信状態(正しく受信できた場合には「受信済」、正しく受信できない場合には「未受信(初期状態)」)を記録した受信フラグメントテーブルの内容が含まれており、親機は子機におけるシーケンスjの「受信済/未受信」のフラグメントを確認する。
S19でコンテンツACKからシーケンスjの全フラグメントの「受信済」を確認した場合には、次のシーケンス(j+1)のフラグメントの送信に戻り(S19,S20,S21,S4)、同様のフラグメント送信処理を繰り返す。シーケンスMまで全フラグメントの送信が完了した場合には、S20からS1に戻り、ビーコンを送信して接続待ち受けに入る。
一方、S19でコンテンツACKに「未受信」になっているフラグメントがあることを確認した場合には、親機の送信フラグメントテーブルをコンテンツACKで通知された子機の受信フラグメントテーブルの内容に更新し(S19,S22)、S6に戻る。これにより、親機のフラグメントテーブルは、子機で「未受信」となっているフラグメントが「未送信」になるので、「未送信」のフラグメントについての再送処理を行う。
また、S11でシーケンスjの全フラグメントの「送信済」を確認したものの、子機からのコンテンツACKを受信できずに時間Tack を経過した場合には、S17からS5に戻り、親機の送信フラグメントテーブルをリセットして全フラグメントについて「未送信」とし、シーケンスjの全フラグメントの再送を行う。
なお、親機はシーケンスjの全フラグメントを1回目に送信したときにシーケンス送信回数Np が1となる。その後、コンテンツACKで通知される「未受信」のフラグメントを再送したとき、あるいはコンテンツACKが受信されないために全フラグメントを再送したときに、シーケンス送信回数Np はそれぞれインクリメントされる。S6では、再送処理を始める前にシーケンス送信回数Np (=再送回数−1)が規定値Pになった場合には、通信環境が劣化したものと判断してそれ以上の再送処理を行わず、子機との接続を切断してビーコン送信に戻る(S6,S1)。
(子機の処理手順)
図2を参照して第1の実施形態における子機の処理手順について説明する。
子機は、親機から一定またはランダムな時間間隔でブロードキャスト送信されるビーコンを待ち受け(S31)、ビーコンを受信した場合にそのビーコンを送信した親機に接続可能か否かを検証する。そして、接続可能な親機であれば接続要求信号を送信し、親機から送信される接続応答信号を待ち受ける(S32)。接続要求信号には、要求するコンテンツ・データ、フラグメントのサイズDおよび受信フラグメントテーブルの大きさに対応する1シーケンスのフラグメント数Nを設定する。接続応答信号には、要求したコンテンツ・データの容量およびシーケンス数Mが設定される。
次に、子機はシーケンス番号jを初期設定し(j=1)、1シーケンス分の各フラグメントに対する受信結果を記録する受信フラグメントテーブルをリセットし、コンテンツACK送信回数Ns をリセットする(S33,S34)。受信フラグメントテーブルは、リセットにより全フラグメントが「未受信」の状態になり、各フラグメントの受信ごとに対応する領域に「受信済」が上書きされる。
次に、シーケンスj(=1)のフラグメントiの受信を待ち受ける時間Tadの計測を開始する(S35)。そして、時間Tad内にフラグメントiを受信した場合には、それが正しく受信されたか否かを判定し、正しく受信した場合にはシーケンスjのフラグメントiとして信号処理用ハードウェア部に記録し、受信フラグメントテーブルにフラグメントiを「受信済」として記録する(S36,S37,S38,S39,S40)。一方、フラグメントiを正しく受信できなかった場合には、信号処理用ハードウェア部への記録および受信フラグメントテーブルへの記録は行わない。したがって、受信フラグメントテーブルのフラグメントiについては、「未受信」のままとなる。
次に、受信フラグメントテーブルを確認し、全フラグメントが「受信済」でなければ次のフラグメントを待ち受ける時間Tadの計測に戻る(S41,S35)。ここで、
Tack >Tad>Ta
である。通常は、フラグメントiの次にはフラグメント(i+1)が受信され、正常に受信された場合には「受信済」が受信フラグメントテーブルに記録される(S35〜S41)。以下同様に、シーケンスjについてN個の全フラグメントの「受信済」が確認された場合には、信号処理用ハードウェア部に記録された全フラグメントを信号処理用ソフトウェア部に移動し、受信フラグメントテーブルの内容(全フラグメントが「受信済」)を格納したコンテンツACKを作成し、親機に宛てて送信する(S42,S43,S44)。
次に、再度受信フラグメントテーブルを確認し、全フラグメントが「受信済」であれば、次のシーケンス(j+1)のフラグメントの受信を行うために受信フラグメントテーブルをリセットし、フラグメントの受信処理を行う(S45,S46,S47,S34)。そして、シーケンス1〜Mの全フラグメントを受信したときに、信号処理用ソフトウェア部内の全フラグメントを合成してメモリ部に記録し、大容量のコンテンツ・データのダウンロードを終了する(S46,S48)。
一方、親機がシーケンスjの全フラグメントの送信を終えても、子機でシーケンスjの一部または全部のフラグメントが未受信であれば、S36で時間Tadのタイムオーバとなる。子機は、コンテンツACK送信回数Ns をインクリメントしながら規定値Sになるまで、受信フラグメントテーブルの内容を格納したコンテンツACKを作成し、親機に宛てて送信する(S36,S49,S50,S43,S44)。この再送を要求するコンテンツACKの送信後は、コンテンツACKに応じて再送されるフラグメントの受信処理に戻る(S45,S35)。また、コンテンツACK送信回数Ns が規定値Sになっても全フラグメントが「受信済」にならない場合には、通信環境が劣化したものと判断してそれ以上の再送を要求するコンテンツACKを送信せず、親機に対して接続要求信号を送信する処理に戻る(S49,S32)。
ここで、第1の実施形態において、親機から子機へ各シーケンス単位にN個のフラグメントの送信が成功し、子機が全フラグメント受信済のコンテンツACKを送信し、親機からの再送がなく次のシーケンスのフラグメントの送信が行われる動作例を図4に示す。このタイムチャートにおける親機の送信フラグメントテーブル、子機の受信フラグメントテーブルの例を図5に示す。
また、第1の実施形態において、子機がシーケンスjのフラグメントiの受信に失敗し、その受信フラグメントテーブルの状態を記述したコンテンツACKを送信し、親機が送信フラグメントテーブルを更新してフラグメントiを未送信とし、フラグメントiの再送を行う動作例を図6に示す。このタイムチャートにおける親機の送信フラグメントテーブル、子機の受信フラグメントテーブルの例を図7に示す。
また、第1の実施形態において、親機がシーケンスjの全フラグメントの「送信済」を確認したものの、子機からのコンテンツACKを受信できずに時間Tack を経過した場合に、親機の送信フラグメントテーブルをリセットして全フラグメントについて未送信とし、シーケンスjの全フラグメントの再送を行う動作例を図8に示す。
また、第1の実施形態において、子機のコンテンツACK送信回数Ns が規定値Sになっても、シーケンスjの全フラグメントの受信が完了しない場合に、子機がコンテンツACKを送信せずに接続要求信号を送信する動作例を図9に示す。
また、第1の実施形態において、親機がシーケンスjのシーケンス送信回数Np が再送も含めて規定値Pになった場合に、子機との接続を切断してビーコン送信に戻る動作例を図10に示す。
なお、親機から再送回数を制限する規定値Pと、子機から再送回数を制限する規定値Sの大小関係により、親機が先にビーコンを出すか、子機が先に接続要求信号を出すかが決まる。いずれにしても、親機または子機の一方がそのような状態になった場合には、他方もその状態になるので問題ない。例えば、子機が先に接続要求信号を出した場合には、親機はコンテンツACKを受信しないためにシーケンスjの全フラグメントの再送を繰り返しながら、いずれシーケンス送信回数Np が規定値Pになってビーコンを出す。このとき、子機はすでに接続要求信号を出している状況なので、親機がその接続要求信号を受信すると接続動作に入ることになる。このように、図2においてS49からS31の接続待ち(ビーコン待ち)に戻るのではなく、S32の接続動作(接続要求信号送信)に戻ることにより、親機がNp =Pになってビーコンを出したときに、他の子機に割り込ませることなくいち早く再接続が可能になるメリットがある。
逆に、親機が先にビーコンを出した場合には、子機はフラグメントを受信しないために未受信のフラグメントを要求するコンテンツACKの送信を繰り返しながら、いずれコンテンツACK送信回数Ns が規定値Sになって接続要求信号を出す。このとき、親機はすでにビーコンを出している状況なので、子機から送信された接続要求信号を受信すると接続動作に入ることになる。図10は、このときの動作例にもなっている。
また、親機が先にビーコンを出す場合には、他の子機がそのビーコンに対する接続要求信号を送信し、この子機の割り込みが可能となる。このときの動作例を図11に示す。この場合、当初の子機が接続要求信号を送信するときは他の子機が割り込んでおり、親機からは接続応答信号が返ってこないので、接続要求信号送信と応答待ちを一定回数繰り返した後にS31の接続待ち動作に戻る(図2,図11では省略)。
ところで、親機および子機がシーケンスjの全フラグメントの送受信が完了せず、再送回数が規定値を超えた場合には、親機と子機との間で再接続処理が行われる。このとき、シーケンス1〜(j−1)の全フラグメントの送受信が完了していても、シーケンス1からの再開となる。ここで、子機にシーケンス(j−1)までの全フラグメントの受信が完了している場合には、子機のS33のシーケンス番号の初期設定をjとし、子機が送信する接続要求信号にその情報を入れることにより、親機は前回の処理S3で分割したフラグメントを活かし、シーケンス番号の初期設定をjとする。これにより、シーケンスjのフラグメントからの再送信が可能となる。
(第2の実施形態)
図12は、本発明の第2の実施形態における親機の処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施形態の親機に対応する子機の処理手順は、図2に示す第1の実施形態のもので対応可能である。
第1の実施形態では、親機が1シーケンスの全フラグメントを送信するごとに計数されるシーケンス送信回数Np をモニタし、規定値以上の再送を繰り返さないように設定されている。
ところで、親機が再送を行う場合としては、1シーケンス中のフラグメントの一部または全部が子機に受信されないときに、子機からコンテンツACKで通知される受信フラグメントテーブルの情報に基づいて行われる場合(S19,S22,S6〜、図6,図9,図10)と、子機からのコンテンツACKが親機に届かない場合(S17,S5,S6〜、図8)がある。通常の再送処理である前者の場合にシーケンス送信回数Np が規定値を超えることは少ないが、子機が無線エリアの外(圏外)に出たようなときはコンテンツACKを送信しても親機に届かず、親機はシーケンスの全フラグメントの再送を繰り返し、規定値を超えることになる。本実施形態は、この後者の場合に対応する別の処理手順を示す。
図12において、図1のS6,S15で行われるシーケンス送信回数Np に基づく制御に代えて、コンテンツACK受信失敗回数Nack に基づく制御を行う。すなわち、S4でシーケンスjの全フラグメントを信号処理用ハードウェア部にセットするときに、コンテンツACK受信失敗回数Nack をリセット(Nack =0)する。そして、S17でシーケンスjの全フラグメントを送信したものの、子機からのコンテンツACKを受信できずに時間Tack をタイムオーバしたときに、コンテンツACK受信失敗回数Nack を計数する。そしてコンテンツACK受信失敗回数Nack が規定値Aになるまで、送信フラグメントテーブルをリセットしてシーケンスjの全フラグメントの再送を行う(S23,S24,S5〜)。また、コンテンツACK受信失敗回数Nack が規定値Aになった場合には、S23からS1に戻り、ビーコンを送信して接続待ち受けに入る。このときの動作例を図13に示す。
(第3の実施形態)
図14は、本発明の第3の実施形態における親機の処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施形態の親機に対応する子機の処理手順は、図2に示す第1の実施形態のもので対応可能である。
本実施形態の特徴は、図1に示す第1の実施形態のシーケンス送信回数Np と、図12に示す第2の実施形態のコンテンツACK受信失敗回数Nack の両方を計数して、必要以上に再送処理が行われることを回避する。シーケンス送信回数Np の規定値Pと、コンテンツACK受信失敗回数Nack の規定値Aの関係は、P≧Aである。
(第4の実施形態)
図15は、本発明の第4の実施形態における子機の処理手順を示すフローチャートである。図16は、本発明の第4の実施形態における親機の処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施形態における親機の処理手順は、第3の実施形態における親機の処理手順に適用したものであるが、同様に第1の実施形態または第2の実施形態における親機の処理手順にも適用可能である。
本実施形態は、子機がシーケンスjの全フラグメントを受信し、その旨のコンテンツACKを送信したにもかかわらず、コンテンツACKが親機が届かない場合に対応するものである。子機の処理手順は、基本的には図2に示す第1の実施形態のものと同様である。
図15において、子機は、シーケンスjの全フラグメントを受信した場合には、全フラグメント受信済のコンテンツACKを送信し、シーケンスj(=j+1)のフラグメント受信に備えて受信フラグメントテーブルをリセットする(S41〜S45,S46,S47,S34)。一方、親機は、第1〜第3の実施形態に示すように、コンテンツACKが届かないために、シーケンスjの全フラグメントの再送を繰り返し、そのシーケンス送信回数Np が規定値Pになったとき、またはコンテンツACK受信失敗回数Nack が規定値Aになったときに再送処理を停止する。すなわち、子機には親機から再送されるシーケンスjの全フラグメントが繰り返し届くことになり、シーケンスj(=j+1)のフラグメント受信を待ち受けしている子機は、1つの前のシーケンスのフラグメントを受信できないためにコンテンツACK(全フラグメント未受信)を送信し続ける。そのため、子機のコンテンツACK受信回数Ns が規定値Sになり、コンテンツACKによる再送要求を停止するまでに時間がかかる。
そこで、本実施形態では、受信したフラグメントを確認するS38において、受信したフラグメントのシーケンス番号以外について確認し、正しく受信されたものである場合に、そのシーケンス番号が子機に設定されたシーケンスjに対して1つ前のシーケンス(j−1)であるか否かを判定する(S51)。すなわち、親機に対してシーケンス(j−1)の全フラグメント受信をコンテンツACKで通知したにもかかわらず、そのコンテンツACKが届かないために再度シーケンス(j−1)のフラグメントが送信されてきたものであるかどうかを判定する。受信したフラグメントがシーケンス(j−1)であれば、親機に対して再度全フラグメント受信のコンテンツACKを生成し、送信する(S51,S52,S44)。ただし、受信フラグメントテーブルはシーケンスjにセットされているので、S45で「No」となり、親機から送信される次のシーケンスjのフラグメントの受信に入る(S45,S35)。
図16において、親機は、シーケンスjに対するコンテンツACKが届かないために全フラグメントの再送を行うが(S5〜S11,S12,S13,S6〜)、フラグメント1,2,…と再送している間、すなわち1つのフラグメントを送信してから時間Ta の間にコンテンツACKを受信した場合には、そのコンテンツACKの内容確認を行う(S12,S13,S25,S19)。そして、コンテンツACKがシーケンスjの全フラグメント受信を示す場合には、次のシーケンスj(=j+1)のフラグメントの送信に入る(S19,S20,S21,S4)。その他の動作は、第1〜第3の実施形態と同様である。本実施形態の動作例を図17に示す。
(第5の実施形態)
図18は、本発明の第5の実施形態における親機の処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施形態における親機の処理手順は、第3の実施形態における親機の処理手順に適用したものであるが、同様に第1の実施形態または第2の実施形態における親機の処理手順にも適用可能である。また、本実施形態の親機に対応する子機の処理手順は、図2に示す第1の実施形態のもので対応可能である。さらに、第4の実施形態における親機および子機の処理手順にも適用可能である。
第1の実施形態あるいは第4の実施形態の子機では、未受信のフラグメントがあることを示すコンテンツACK送信回数Ns が規定値Sになったときに、親機との接続を解消して接続要求信号を送信する。一方、親機でもシーケンス送信回数Np および/またはコンテンツACK受信失敗回数Nack を計数し、必要以上に再送処理が行われることを回避しているが、子機から送信される接続要求信号を検出することにより直ちに対応することが可能となる。
図18において、シーケンスjのフラグメントを受信中、または全フラグメントの送信を完了して子機からのコンテンツACKの受信待ちのときに、接続要求信号が受信されるか否かをモニタし(S12,S13,S61,S17,S62,S18)、接続要求信号を受信した場合には、子機の接続を切断してビーコン信号に戻る(S61,S62,S1)。なお、子機が圏外に出た場合のように接続要求信号を出しても親機に届かない場合には、親機はシーケンス送信回数Np および/またはコンテンツACK受信失敗回数Nack に基づいてビーコン送信に戻ることになる。
(第6の実施形態)
図19は、本発明の第6の実施形態における子機の処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施形態における子機の処理手順は、図2に示す第1の実施形態における子機の処理手順に適用したものである。また、本実施形態の子機に対応する親機の処理手順は、接続要求信号をモニタする第5の実施形態のものが対応する。
子機は、親機との接続後に通常はシーケンスjのN個のフラグメントを順番に受信していくが、圏外に出たり通信環境が劣化すると、最初からまたは途中から時間Tadを経過してもフラグメントの受信がない場合が発生する。第1の実施形態における子機は、このような場合にコンテンツACK送信回数Ns が規定値Sになるまで、未受信のフラグメントがあることを示すコンテンツACKの送信を繰り返す。本実施形態は、最初からフラグメントの受信がない場合には、コンテンツACK送信回数Ns の計数を待たずに直ちに親機との接続を解消することを特徴とする。
図19において、フラグメントを受信できずに時間Tadをタイムオーバした場合には、受信フラグメントテーブルを確認し、受信したフラグメントがあるか否かを判定する(S36,S63)。すなわち、フラグメントの受信がない状態が最初からか途中からかを判定する。受信フラグメントテーブルに受信したフラグメントがあれば、途中からあるいは親機がシーケンスjの全フラグメントの送信を終えてからフラグメントの受信がなくなった場合であり、上記の実施形態のように通常のコンテンツACKを送信する(S63,S49,S50,S43,S44)。一方、受信フラグメントテーブルに受信したフラグメントがなければ、最初からフラグメントの受信がない場合であり、親機との接続を切断して接続要求信号の送信を行う(S63,S32)。親機でも、接続要求信号を検出することにより、直ちに子機の接続をやり直すことができる。本実施形態の動作例を図20に示す。
(第7の実施形態)
図21は、本発明の第7の実施形態における子機の処理手順を示すフローチャートである。図22は、本発明の第7の実施形態における親機の処理手順を示すフローチャートである。なお、本実施形態における子機の処理手順は、図15に示す第4の実施形態における子機の処理手順に適用したものである。また、本実施形態の子機に対応する親機の処理手順は、図18に示す第5の実施形態における親機の処理手順に適用したものである。すなわち、本実施形態の子機および親機は、上記の全実施形態の機能を含むものである。
(親機の構成例)
図23は、親機の構成例を示す。図において、親機は、無線送受信部11、信号処理用ハードウェア部12、信号処理用ソフトウェア部13、メモリ部14、表示部15および操作部16により構成される。
無線送受信部11は、無線電波を受信し、受信無線信号に変換して信号処理用ハードウェア部12に出力する。また、無線送受信部11は、信号処理用ハードウェア部12から入力する送信無線信号を無線電波に変換して送信する。
信号処理用ハードウェア部12は、上記の各実施形態に示した親機の制御処理を行い、生成されたビーコン、接続応答信号などの送信無線制御信号を無線送受信部11に出力する。また、無線送受信部から入力する受信無線信号のうち、接続要求信号およびコンテンツACKに対して無線制御信号処理を行う。また、信号処理用ソフトウェア部13から入力する接続中の子機への送信データに対して無線データ信号処理を施し、送信無線信号として無線送受信部11に出力する。
信号処理用ソフトウェア部13は、メモリ部14から入力するコンテンツデータを複数のフラグメントに分割し、送信データとして信号処理用ハードウェア部12に出力する。また、各種アプリケーション機能を実現する。
メモリ部14は、1または複数のコンテンツデータ、親機ID、接続可能な子機IDなどを保持する。また、子機との間でリンクが確立した場合に、保持しているコンテンツデータのうち子機が要求したコンテンツデータを信号処理用ソフトウェア部13に出力する。
表示部15は、ユーザが装置の設定や操作を行う際に使用するディスプレイ等である。 操作部16は、ユーザが装置の設定や操作を行う際に使用するキーボード等である。
(子機の構成例)
図24は、子機の構成例を示す。図において、子機は、無線送受信部21、信号処理用ハードウェア部22、信号処理用ソフトウェア部23、メモリ部24、表示部25および操作部26により構成される。
無線送受信部21は、無線電波を受信し、受信無線信号に変換して信号処理用ハードウェア部22に出力する。また、無線送受信部21は、信号処理用ハードウェア部22から入力する送信無線信号を無線電波に変換して送信する。
信号処理用ハードウェア部22は、上記の各実施形態に示した子機の制御処理を行い、無線送受信部21から入力するビーコン、接続応答信号などの受信無線制御信号を処理する。また、無線送受信部21から送信する接続要求信号、コンテンツACKを生成し、無線送受信部21に出力する。また、無線送受信部21から入力する受信無線信号のうち、受信データ信号に対して無線データ信号処理を施し、受信データとして信号処理用ソフトウェア部23に出力する。
信号処理用ソフトウェア部23は、信号処理用ハードウェア部22から入力された受信フラグメントを再構成し、受信コンテンツデータとしてメモリ部24に出力する。また、各種アプリケーション機能を実現する。
メモリ部24は、信号処理用ソフトウェア部23から入力する受信コンテンツデータを格納する。また、子機ID、接続可能な親機IDなどを保持する。
表示部25は、ユーザが装置の設定や操作を行う際に使用するディスプレイ等である。 操作部26は、ユーザが装置の設定や操作を行う際に使用するキーボード等である。
なお、親機および子機の基本的な装置構成は同じであるので、共通の装置構成において設定により親機または子機として使用するようにしても可能である。
本発明の第1の実施形態における親機の処理手順を示すフローチャート。 本発明の第1の実施形態における子機の処理手順を示すフローチャート。 大容量のコンテンツ・データの分割におけるフラグメントとシーケンスの関係を説明する図。 第1の実施形態における再送がない場合の動作例を示すタイムチャート。 第1の実施形態における再送がない場合のフラグメントテーブルを示す図。 第1の実施形態における再送がある場合の動作例を示すタイムチャート。 第1の実施形態における再送がある場合のフラグメントテーブルを示す図。 第1の実施形態におけるコンテンツACKが親機に届かない場合の動作例を示すタイムチャート。 第1の実施形態における子機が接続要求信号を送信する場合の動作例を示すタイムチャート。 第1の実施形態における親機がビーコンを送信する場合の動作例を示すタイムチャート。 第1の実施形態における親機がビーコンを送信する場合の動作例を示すタイムチャート。 本発明の第2の実施形態における親機の処理手順を示すフローチャート。 第2の実施形態におけるコンテンツACKが親機に届かない場合の動作例を示すタイムチャート。 本発明の第3の実施形態における親機の処理手順を示すフローチャート。 本発明の第4の実施形態における子機の処理手順を示すフローチャート。 本発明の第4の実施形態における親機の処理手順を示すフローチャート。 第4の実施形態におけるコンテンツACKが親機に届かない場合の動作例を示すタイムチャート。 本発明の第5の実施形態における親機の処理手順を示すフローチャート。 本発明の第6の実施形態における子機の処理手順を示すフローチャート。 第6の実施形態の動作例を示すタイムチャート。 本発明の第7の実施形態における子機の処理手順を示すフローチャート。 本発明の第7の実施形態における親機の処理手順を示すフローチャート。 親機の構成例を示す図。 子機の構成例を示す図。 ブロックACKを説明する図。
符号の説明
11 無線送受信部
12 信号処理用ハードウェア部
13 信号処理用ソフトウェア部
14 メモリ部
15 表示部
16 操作部
21 無線送受信部
22 信号処理用ハードウェア部
23 信号処理用ソフトウェア部
24 メモリ部
25 表示部
26 操作部

Claims (12)

  1. 親機と子機との間でリンクを確立し、親機が保持している大容量コンテンツデータの中から子機が要求する大容量コンテンツデータを複数のフラグメントに分割してダウンロードする無線通信システムにおいて、
    前記親機は、N個(Nは2以上の整数)のフラグメントの送信結果を記録する送信フラグメントテーブルを有し、前記子機は、N個のフラグメントの受信結果を記録する受信フラグメントテーブルを有し、前記リンク確立時に親機と子機との間でフラグメントのサイズDおよびフラグメントテーブルのフラグメント数Nをやりとりする構成であり、
    前記親機は、
    前記大容量コンテンツデータを前記サイズDのフラグメントに分割し、先頭から順番に前記N個のフラグメントをシーケンスとしてまとめ、M個(Mは1以上の整数)のシーケンスを形成する手段と、
    1シーケンスのN個のフラグメントを連続して送信するとともに、各フラグメントを送信済として前記送信フラグメントテーブルに記録する手段と、
    前記1シーケンスの全フラグメントの送信後の所定の時間Tack 内で、前記子機から通知されるN個のフラグメントの受信済または未受信の情報を有するコンテンツACKを受信し、未受信のフラグメントがあればコンテンツACKの情報に基づいて前記送信フラグメントテーブルを更新し、未受信のフラグメントを未送信にリセットして再送するとともに、前記送信フラグメントテーブルに送信済として記録し、N個のフラグメントが受信済となるコンテンツACKを受信したときに前記送信フラグメントテーブルをリセットし、前記M個のシーケンスのフラグメントの送信を順次行う手段とを備え、
    前記子機は、
    1シーケンスの各フラグメントを受信しながら正常に受信したフラグメントを受信済として受信フラグメントテーブルに記録し、所定の時間内に受信される1シーケンスの全フラグメントの受信結果を前記コンテンツACKとして送信する手段と、
    前記受信フラグメントテーブルに記録される全フラグメントが受信済になるまで、前記コンテンツACKを用いて前記親機に再送を指示し、1シーケンスの全フラグメントが受信済になった場合には前記受信フラグメントテーブルをリセットし、前記M個のシーケンスのフラグメントの受信を順次行う手段とを備え
    前記親機は、1シーケンスの全フラグメントの送信後の所定の時間Tack 内に前記コンテンツACKを受信しない場合には、前記送信フラグメントテーブルをリセットし、当該シーケンスの全フラグメントの再送を行う手段を含み、
    前記子機は、シーケンス(j−1)(jは2〜Mの整数)の全フラグメントの受信済の情報を含むコンテンツACKを送信し、次のシーケンスjのフラグメントの受信待ちのときに、当該コンテンツACKが親機に受信されないために、親機がシーケンス(j−1)の全フラグメントを再送してきた場合には、当該シーケンス(j−1)のコンテンツACKを再度送信する手段を含み、
    前記親機は、全フラグメントを再送しているときに前記コンテンツACKが受信されるか否かをモニタし、コンテンツACKを受信してその内容が前記シーケンス(j−1)の全フラグメントの受信済の情報を含む場合にはフラグメントの再送を停止して、次のシーケンスの送信に移行する手段を含む
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記子機は、未受信のフラグメントの情報を含むコンテンツACKの送信回数Ns を計数し、Ns が規定値になった場合には前記コンテンツACKを送信せず、前記親機との再接続を行うための接続要求信号を送信する手段を含む
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記親機は、再送を含めて全フラグメントが送信済となるシーケンス送信回数Np を計数し、Np が規定値になった場合にはフラグメントを再送せず、前記子機との再接続を行うためのビーコンを送信する手段を含む
    ことを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項に記載の無線通信システムにおいて、
    前記親機は、1シーケンスの全フラグメントの送信後の所定の時間Tack 内に前記コンテンツACKを受信しない場合に、そのコンテンツACK受信失敗回数Nack を計数し、Nack が規定値になった場合にはフラグメントを再送せず、前記子機との再接続を行うためのビーコンを送信する手段を含む
    ことを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記子機は、1シーケンスのフラグメントの受信を開始してから所定の時間内に1つのフラグメントも受信されない場合に、前記親機との再接続を行うための接続要求信号を送信する手段を含む
    ことを特徴とする無線通信システム。
  6. 請求項または請求項に記載の無線通信システムにおいて、
    前記親機は、1シーケンスのN個のフラグメントを送信または再送している途中、または1シーケンスの全フラグメントの送信後の所定の時間Tack 内で、子機が送信する接続要求信号をモニタし、当該接続要求信号を受信した場合には前記子機との再接続を行うためのビーコンを送信する手段を含む
    ことを特徴とする無線通信システム。
  7. 親機と子機との間でリンクを確立し、親機が保持している大容量コンテンツデータの中から子機が要求する大容量コンテンツデータを複数のフラグメントに分割してダウンロードする無線通信方法において、
    前記親機は、N個(Nは2以上の整数)のフラグメントの送信結果を記録する送信フラグメントテーブルを有し、前記子機は、N個のフラグメントの受信結果を記録する受信フラグメントテーブルを有し、前記リンク確立時に親機と子機との間でフラグメントのサイズDおよびフラグメントテーブルのフラグメント数Nをやりとりし、
    前記親機は、
    前記大容量コンテンツデータを前記サイズDのフラグメントに分割し、先頭から順番に前記N個のフラグメントをシーケンスとしてまとめ、M個(Mは1以上の整数)のシーケンスを形成するステップと、
    1シーケンスのN個のフラグメントを連続して送信するとともに、各フラグメントを送信済として前記送信フラグメントテーブルに記録するステップと、
    前記1シーケンスの全フラグメントの送信後の所定の時間Tack 内で、前記子機から通知されるN個のフラグメントの受信済または未受信の情報を有するコンテンツACKを受信し、未受信のフラグメントがあればコンテンツACKの情報に基づいて前記送信フラグメントテーブルを更新し、未受信のフラグメントを未送信にリセットして再送するとともに、前記送信フラグメントテーブルに送信済として記録し、N個のフラグメントが受信済となるコンテンツACKを受信したときに前記送信フラグメントテーブルをリセットし、前記M個のシーケンスのフラグメントの送信を順次行うステップとを実行し、
    前記子機は、
    1シーケンスの各フラグメントを受信しながら正常に受信したフラグメントを受信済として受信フラグメントテーブルに記録し、所定の時間内に受信される1シーケンスの全フラグメントの受信結果を前記コンテンツACKとして送信するステップと、
    前記受信フラグメントテーブルに記録される全フラグメントが受信済になるまで、前記コンテンツACKを用いて前記親機に再送を指示し、1シーケンスの全フラグメントが受信済になった場合には前記受信フラグメントテーブルをリセットし、前記M個のシーケンスのフラグメントの受信を順次行うステップとを実行し、
    前記親機は、1シーケンスの全フラグメントの送信後の所定の時間Tack 内に前記コンテンツACKを受信しない場合には、前記送信フラグメントテーブルをリセットし、当該シーケンスの全フラグメントの再送を行うステップを実行し、
    前記子機は、シーケンス(j−1)(jは2〜Mの整数)の全フラグメントの受信済の情報を含むコンテンツACKを送信し、次のシーケンスjのフラグメントの受信待ちのときに、当該コンテンツACKが親機に受信されないために、親機がシーケンス(j−1)の全フラグメントを再送してきた場合には、当該シーケンス(j−1)のコンテンツACKを再度送信するステップを実行し、
    前記親機は、全フラグメントを再送しているときに前記コンテンツACKが受信されるか否かをモニタし、コンテンツACKを受信してその内容が前記シーケンス(j−1)の全フラグメントの受信済の情報を含む場合にはフラグメントの再送を停止して、次のシーケンスの送信に移行するステップを実行する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  8. 請求項に記載の無線通信方法において、
    前記子機は、未受信のフラグメントの情報を含むコンテンツACKの送信回数Ns を計数し、Ns が規定値になった場合には前記コンテンツACKを送信せず、前記親機との再接続を行うための接続要求信号を送信するステップを実行する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  9. 請求項に記載の無線通信方法において、
    前記親機は、再送を含めて全フラグメントが送信済となるシーケンス送信回数Np を計数し、Np が規定値になった場合にはフラグメントを再送せず、前記子機との再接続を行うためのビーコンを送信するステップを実行する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  10. 請求項に記載の無線通信方法において、
    前記親機は、1シーケンスの全フラグメントの送信後の所定の時間Tack 内に前記コンテンツACKを受信しない場合に、そのコンテンツACK受信失敗回数Nack を計数し、Nack が規定値になった場合にはフラグメントを再送せず、前記子機との再接続を行うためのビーコンを送信するステップを実行する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  11. 請求項に記載の無線通信方法において、
    前記子機は、1シーケンスのフラグメントの受信を開始してから所定の時間内に1つのフラグメントも受信されない場合に、前記親機との再接続を行うための接続要求信号を送信するステップを実行する
    ことを特徴とする無線通信方法。
  12. 請求項または請求項11に記載の無線通信方法において、
    前記親機は、1シーケンスのN個のフラグメントを送信または再送している途中、または1シーケンスの全フラグメントの送信後の所定の時間Tack 内で、子機が送信する接続要求信号をモニタし、当該接続要求信号を受信した場合には前記子機との再接続を行うためのビーコンを送信するステップを実行する
    ことを特徴とする無線通信方法。
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