JP4480567B2 - 災害情報収集・提供システム - Google Patents

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Description

本発明は、地震等による配水施設の異常発生時に、被災地域へ駆けつける復旧作業員が携帯する端末装置と災害対策本部のセンター設備との間で災害情報の収集及び提供を行うシステムにおいて、災害復旧を迅速に行うために復旧作業員に適切な情報を提供し、また、復旧までに発生する需用家向け情報を的確に提供する災害情報収集・提供システムに関する。
従来、地震等の災害発生時や事故による被害発生時に被害状況の把握と被害復旧活動を迅速に行う為の災害情報収集・提供システムは、災害対策本部に設けられたセンター設備と、被災地域へ駆けつける復旧作業員が携帯する可搬型端末装置とを含んで構成される(例えば、特許文献1参照)。なお、災害対策本部のセンター設備と可搬型端末装置とは、無線回線により接続される。
被災地域へ駆けつけた復旧作業員が形態する可搬型端末装置から、被災地点の位置情報を災害対策本部のセンター設備に送信することにより、被災地点の特定を行う。災害対策本部のセンター設備は、可搬型端末装置からの位置情報を受信し、被災状況に応じた作業指示情報を送信し、災害対策の迅速な対応を行う。
特開2002−15099号公報(第1頁、図1)
しかしながら、従来技術には次のような課題がある。従来の災害情報収集・提供システムは、復旧作業内容が明確になっても、その為に必要な備蓄機材の状況が被災地点ではわからず、被災地点から最短距離にある資材保管場所も不明な為、迅速的確な復旧作業が行えない問題がある。
さらに、配水設備の被災により断水が発生した場合には、次のような問題がある。まず、被災地点では断水発生エリアが不明確である為、需要家に対する断水発生の告知と復旧による断水解消等の情報提供ができないという問題がある。さらに、浄水場での給水車両の準備・配車状況が被災地点の作業員にはわからないという問題点がある。さらに、浄水場の給水車両の準備・配車を行うが、断水発生地域の需要家に対し、不安解消する為の広報活動が遅れるという問題がある。
本発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、配水設備が被災した際に、復旧作業を迅速に行うための情報および需要家に伝えるべき適切な情報を収集、提供できる災害情報収集・提供システムを得ることを目的とする。
本発明に係る災害情報収集・提供システムは、配水施設の災害発生時に、災害発生場所に応じて復旧作業を迅速に行うための情報および需要家に伝えるべき適切な情報を提供するシステムであって、配水設備の資材の種類および個数と使用位置とを対応付けた資材情報と、備蓄資材の種類および個数と備蓄場所とを対応付けた備蓄場所情報とが記憶された記憶部を有し、読み取った災害発生場所を示す位置情報と、資材情報および備蓄場所情報とを照合することにより、損傷資材を特定した損傷資材情報と、損傷資材の備蓄場所を特定した損傷資材備蓄場所情報とを作成する備蓄資材情報管理装置と、配水管網を構成する個々の配水管と使用位置とを対応付けた配水管網情報と、配水設備と配水設備の上下流に接続された配水管網とを対応付けた配水設備情報とが記憶された記憶部を有し、読み取った災害発生場所を示す位置情報と、配水管網情報および配水設備情報とを照合することにより、断水が発生するエリアを特定した市町村番地情報を作成する配水管網管理装置と、災害発生場所を示す位置情報を受信して、備蓄資材情報管理装置および配水管網管理装置に対して位置情報を転送し、転送した位置情報の返答として、備蓄資材情報管理装置から損傷資材情報および損傷資材備蓄場所情報を取得し、配水管網管理装置から市町村番地情報を取得する移動体管理装置とを含むセンター設備と、災害発生場所を示す位置情報をセンター設備に対して送信し、送信した位置情報の返答として、センター設備から損傷資材情報、損傷資材備蓄場所情報、および市町村番地情報を受信する可搬型端末装置とを備えたものである。
本発明によれば、位置情報と対応付けて、配水管の接続関係を示す配水管網情報および使用されている資材に関する情報を記憶しておくことにより、被災場所から取得した位置情報に応じて、損傷資材、損傷資材備蓄場所および断水発生エリアを特定でき、配水設備が被災した際に、復旧作業を迅速に行うための情報および需要家に伝えるべき適切な情報を収集、提供できる災害情報収集・提供システムを得ることができる。
以下、本発明の災害情報収集・提供システムの好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における災害情報収集・提供システムの構成図である。災害情報収集・提供システム10は、配水設備の災害発生時の対処活動を迅速に行うために、災害情報の収集および提供を行うシステムであり、災害対策本部に設けられたセンター設備100と、現地復旧作業員が携帯する可搬型端末装置200と、巡回車両あるいは給水車両に搭載される車載端末装置300により構成される。
さらに、センター設備100は、備蓄資材情報管理装置110と、配水管網管理装置120と、移動体管理装置130により構成される。
備蓄資材情報管理装置110は、災害を受けた配水設備の資材を災害発生場所の情報に応じて特定するとともに、復旧のために必要な資材の備蓄場所を割り出して、情報提供する機能を有する。そして、この備蓄資材情報管理装置110は、制御部111、資材情報記憶部112、備蓄場所記憶部113、位置情報格納部114、表示部115、入力部116を備えている。
配水管網管理装置120は、災害を受けた配水管網を災害発生場所の情報に応じて特定するとともに、被災した配水管の影響で配水が停止される配水設備および下流の配水管網を割り出して、断水が発生するエリアを情報提供する機能を有する。そして、この配水管網管理装置120は、制御部121、配水設備記憶部122、配水管網記憶部123、位置情報格納部124、表示部125、入力部126を備えている。
また、移動体管理装置130は、移動体である可搬型端末装置200および車載端末装置300を無線通信により管理する機能を有する。さらに、移動体管理装置130は、可搬型端末装置200から受信した災害発生場所を示す位置情報を備蓄資材情報管理装置110および配水管網管理装置120に送信し、その返信として備蓄資材の提供場所および断水発生エリアに関する情報を取得し、各移動体にそれらの情報を送信する機能を有している。
さらに、移動体管理装置130は、入力された給水車の配車情報を各移動体に送信する機能も有している。そして、この移動体管理装置130は、制御部131、無線通信部132、位置情報格納部133、表示部134、入力部135を備えている。
可搬型端末装置200は、現地復旧作業員が災害発生場所に携帯する端末であり、移動体管理装置130に対して災害発生場所を示す位置情報を通報するとともに、移動体管理装置130から備蓄資材の提供場所と断水発生エリアに関する情報、および配車情報を取得する機能を有する。そして、この可搬型端末装置200は、携帯端末処理部201、無線通信部202、GPS(Global Positioning System)受信機203、表示部204、入力部205を備えている。
また、車載端末装置300は、巡回車両あるいは給水車両等に搭載されている端末であり、移動体管理装置130に対して巡回車両あるいは給水車両等の現在位置を示す給水車位置情報を通報するとともに、移動体管理装置130から備蓄資材の提供場所と断水発生エリアに関する情報、および配車情報を取得する機能を有する。そして、この車載端末装置300は、車載端末処理部301、無線通信部302、GPS受信機303、表示部304、入力部305、広報情報作成部306、外部出力部307を備えている。
次に、備蓄資材情報管理装置110、配水管網管理装置120、移動体管理装置130、可搬型端末装置200、および車載端末装置300のそれぞれの機能を構成要素に基づいて説明する。
備蓄資材情報管理装置110内の資材情報記憶部112は、どのような配水設備の資材がどこで何個使われているかを示す資材情報が蓄えられた記憶部である。すなわち、この資材情報は、配水設備の資材の種類およびその個数が、使用されている位置情報と対応付けられて、資材情報記憶部112内に記憶されている。
備蓄場所記憶部113は、どのような資材がどの備蓄場所に何個備蓄されているかを示す備蓄場所情報が蓄えられた記憶部である。すなわち、この備蓄場所情報は、種々の備蓄資材およびその備蓄個数が、備蓄場所と対応付けられて、備蓄場所記憶部113内に記憶されている。
制御部111は、移動体管理装置130を介して、災害発生場所に関する位置情報を取得し、取得した位置情報と資材情報記憶部112に記憶された資材情報とを照合することにより、災害を受けたと思われる資材を選定し、損傷資材情報を作成する。さらに、制御部111は、損傷資材情報と備蓄場所記憶部113に記憶された備蓄場所情報とを照合することにより、災害を受けたと思われる資材の備蓄場所を選定し、損傷資材備蓄場所情報を作成する。
すなわち、この損傷資材備蓄場所情報は、災害を受けたと思われる種々の資材をその必要個数分調達するために、損傷資材と、備蓄場所、備蓄個数とを対応付けたデータで構成される。そして、最終的に、制御部111は、作成した損傷資材情報、損傷資材備蓄場所情報を位置情報とともに移動体管理装置130に返送する。
位置情報格納部114は、制御部111が受信した位置情報を記憶する格納部である。また、表示部115は、資材情報、備蓄場所情報、損傷資材情報、損傷資材備蓄場所情報を表示する手段である。さらに、入力部116は、資材情報、備蓄場所情報の更新を行うためのデータ入力を行う手段である。
次に、配水管網管理装置120内の配水設備記憶部122は、配水設備と配水管網とを関連づけた配水設備情報が蓄えられた記憶部である。すなわち、この配水設備情報は、配水設備が、その配水設備の上下流に接続されている配水管網と対応付けられて、配水設備記憶部122に記憶されている。
配水管網記憶部123は、それぞれの配水管がどの場所で用いられているかを示す配水管網情報が蓄えられた記憶部である。すなわち、この配水管網情報は、配水管網を構成する個々の配水管が、使用されている位置情報と対応付けられて、配水管網記憶部123に記憶されている。
制御部121は、移動体管理装置130を介して、災害発生場所に関する位置情報を取得し、取得した位置情報と配水管網記憶部123に記憶された配水管網情報とを照合することにより、災害を受けたと思われる配水管網を選定し、損傷配水管網情報を作成する。さらに、制御部121は、損傷配水管網情報と配水設備記憶部122に記憶された配水設備情報とを照合することにより、災害を受けたと思われる配水管の影響により、配水が供給されなくなる配水設備およびその配水設備の下流に接続された配水管を選定し、配水停止設備情報を作成する。
すなわち、この配水停止設備情報は、配水が供給されなくなる配水設備と、その配水設備の下流に接続された配水管とを対応付けたデータで構成される。そして、制御部121は、作成した配水停止設備情報と配水管網記憶部123に記憶された配水管網情報とを照合することにより、配水停止設備情報に含まれているそれぞれの配水管の位置情報を抽出し、市町村番地情報を作成する。
すなわち、この市町村番地情報は、災害を受けたと思われる配水管の影響により、配水が供給されなくなる配水設備の下流の配水管の位置に基づいて断水が発生する市町村番地を特定する情報に相当する。そして、最終的に、制御部121は、断水発生エリアの情報に相当する市町村番地情報を位置情報とともに移動体管理装置130に返送する。
位置情報格納部124は、制御部121が受信した位置情報を記憶する格納部である。また、表示部125は、配水設備情報、配水管網情報、配水停止設備情報、市町村番地情報を表示する手段である。さらに、入力部126は、配水設備情報、配水管網情報の更新を行うためのデータ入力を行う手段である。
次に、移動体管理装置130内の無線通信部132は、可搬型端末装置200および車載端末装置300と種々の情報を無線通信する通信部である。具体的には、無線通信部132は、可搬型端末装置200から位置情報を受信し、可搬型端末装置200および車載端末装置300に対して備蓄資材情報管理装置110で作成された損傷資材情報および損傷資材備蓄場所情報と、配水管網管理装置120で作成された市町村番地情報とを送信する。
制御部131は、無線通信部132を介して可搬型端末装置200から位置情報を取得し、取得した位置情報を備蓄資材情報管理装置110および配水管網管理装置120に転送する。さらに、制御部131は、送信した位置情報に対する返信として、備蓄資材情報管理装置110から損傷資材情報および損傷資材備蓄場所情報を取得し、配水管網管理装置120から市町村番地情報を取得する。そして、取得したこれらの情報を、無線通信部132を介して可搬型端末装置200および車載端末装置300に送信する。
位置情報格納部133は、制御部131が無線通信部132を介して受信した位置情報を記憶する格納部である。また、表示部134は、種々の情報を表示する手段である。さらに、入力部135は、給水車の準備指令あるいは配車指令の入力を行うための手段であり、詳細は後述する。
次に、可搬型端末装置200内のGPS受信機203は、可搬型端末装置200の現在位置を取得するための位置検出手段である。携帯端末処理部201は、GPS受信機203で検出された現在位置から位置情報を作成し、無線通信部202を介して、作成した位置情報をセンター設備100に対して送信し、その返信として、備蓄資材情報管理装置110で作成された損傷資材情報および損傷資材備蓄場所情報と、配水管網管理装置120で作成された市町村番地情報とを受信する。
表示部204は、位置情報、損傷資材情報、損傷資材備蓄場所情報、市町村番地情報を表示する手段である。入力部205は、給水車の配車要求を入力する入力部であり、詳細は後述する。
次に、車載端末装置300内のGPS受信機303は、車載端末装置300の現在位置を検出するための位置検出手段である。車載端末処理部301は、GPS受信機303で検出された現在位置から給水車位置情報を作成し、無線通信部302を介して、作成した給水車位置情報をセンター設備100に対して送信する。この給水車位置情報の活用については、実施の形態2において詳述する。
そして、車載端末処理部301は、無線通信部302を介して、備蓄資材情報管理装置110で作成された損傷資材情報および損傷資材備蓄場所情報と、配水管網管理装置120で作成された市町村番地情報とを受信する。
表示部304は、位置情報、損傷資材情報、損傷資材備蓄場所情報、市町村番地情報を表示する手段である。入力部305は、給水車の配車要求を入力する入力部であり、詳細は後述する。また、広報情報作成部306は、車載端末処理部301が取得した種々の情報に基づいて、需要家に伝えるべき適切な広報情報(例えば、断水が発生するエリアの住民に対する警告情報等)を作成する手段である。さらに、外部出力部307は、広報情報作成部306で作成された広報情報を外部に出力する手段であり、外部スピーカ等に相当する。
これらの構成に基づく全体の流れは、次のようになる。まず始めに、災害発生時に現地へ駆けつけた作業員は、携帯した可搬型端末装置200から、災害発生の位置情報を移動体管理装置130に対して送信する。次に、移動体管理装置130は、可搬型端末装置200から受信した位置情報を、備蓄資材情報管理装置110および配水管網管理装置120に転送する。
次に、備蓄資材情報管理装置110は、受信した位置情報に対応して、損傷資材情報および損傷資材備蓄場所情報を作成し、位置情報とともに移動体管理装置130に返信する。同様に、配水管網管理装置120は、受信した位置情報に対応して、市町村番地情報を作成し、位置情報とともに移動体管理装置130に返信する。
次に、移動体管理装置130は、備蓄資材情報管理装置110で作成された損傷資材情報および損傷資材備蓄場所情報と、配水管網管理装置120で作成された市町村番地情報とを、位置情報とともに、位置情報の発信源である可搬型端末装置200に対して返信する。さらに、移動体管理装置130は、同様の情報を車載端末装置300に送信する。
このような一連の流れにより、センター設備100側では、災害場所が的確に判断できるとともに、移動体側では、復旧に必要な情報を迅速に得ることができる。
次に、センター設備100内の各装置の処理をフローチャートに基づいて説明する。図2は、本発明の実施の形態1における備蓄資材情報管理装置110の内部処理を示すフローチャートである。まず始めに、ステップS201において、備蓄資材情報管理装置110の制御部111は、移動体管理装置130から災害が発生した位置情報を取得する。そして、ステップS202において、制御部111は、取得した位置情報を位置情報格納部114に格納する。
次に、ステップS203において、制御部111は、ステップS201で取得した位置情報が、それ以前から位置情報格納部114に格納されている位置情報と異なるかを判断する。取得した位置情報が、格納されている位置情報と同じであると判断した場合には、制御部111は、すでにこの位置情報に対する返信を行ったものと判断し、処理をステップS201に移行し、新たな位置情報の受信を待つこととなる。
一方、取得した位置情報が、格納されている位置情報と異なると判断した場合には、制御部111は、新たな位置情報に対する返信処理を行う必要があると判断し、処理をステップS204に移行する。
ステップS204において、制御部111は、取得した位置情報と、資材情報記憶部112に記憶されている資材情報とを照合する。そして、ステップS205において、制御部111は、取得した位置情報に対応する資材情報を選定する。さらに、ステップS206において、制御部111は、選定した資材情報により損傷を受けたと思われる損傷資材情報を作成する。
次に、ステップS207において、制御部111は、作成した損傷資材情報と、備蓄場所記憶部113に記憶されている備蓄場所情報とを照合する。そして、ステップS208において、制御部111は、作成した損傷資材情報に対応する備蓄場所を選定する。さらに、ステップS209において、制御部111は、選定した備蓄場所により損傷を受けたと思われる資材の備蓄場所に関する損傷資材備蓄場所情報を作成する。
そして、ステップS210において、制御部111は、作成した損傷資材情報と損傷資材備蓄場所情報とを、位置情報とともに移動体管理装置130に返信することとなる。なお、これらの情報は、表示部115に表示することができる。
次に、図3は、本発明の実施の形態1における配水管網管理装置120の内部処理を示すフローチャートである。まず始めに、ステップS301において、配水管網管理装置120の制御部121は、移動体管理装置130から災害が発生した位置情報を取得する。そして、ステップS302において、制御部121は、取得した位置情報を位置情報格納部124に格納する。
次に、ステップS303において、制御部121は、ステップS301で取得した位置情報が、それ以前から位置情報格納部124に格納されている位置情報と異なるかを判断する。取得した位置情報が、格納されている位置情報と同じであると判断した場合には、制御部121は、すでにこの位置情報に対する返信を行ったものと判断し、処理をステップS301に移行し、新たな位置情報の受信を待つこととなる。
一方、取得した位置情報が、格納されている位置情報と異なると判断した場合には、制御部121は、新たな位置情報に対する返信処理を行う必要があると判断し、処理をステップS304に移行する。
ステップS304において、制御部121は、取得した位置情報と、配水管網記憶部123に記憶されている配水管網情報とを照合する。そして、ステップS305において、制御部121は、取得した位置情報に対応する配水管網を選定する。さらに、ステップS306において、制御部121は、選定した配水管網により損傷を受けたと思われる損傷配水管網情報を作成する。
次に、ステップS307において、制御部121は、作成した損傷配水管網情報と、配水設備記憶部122に記憶されている配水設備情報とを照合する。そして、ステップS308において、制御部121は、作成した損傷配水管網情報に対応する配水設備および下流の配水管網を選定する。さらに、ステップS309において、制御部121は、損傷を受けたと思われる配水管の影響により、配水が供給されなくなる配水設備およびその配水設備の下流に接続された配水管からなる配水停止設備情報を作成する。
次に、ステップS310において、制御部121は、作成した配水停止設備情報と、配水管網記憶部123に記憶されている配水管網情報とを照合する。そして、ステップS311において、制御部121は、作成した配水停止設備情報に対応する配水管網の位置情報を抽出する。さらに、ステップS312において、制御部121は、抽出した位置情報により断水が発生するエリアを特定し市町村番地情報を作成する。
そして、ステップS313において、制御部121は、作成した市町村番地情報を、位置情報とともに移動体管理装置130に返信することとなる。なお、これらの情報は、表示部125に表示することができる。
次に、図4は、本発明の実施の形態1の移動体管理装置130における位置情報受信時の内部処理を示すフローチャートである。まず始めに、ステップS401において、移動体管理装置130の制御部131は、無線通信部132を介して、可搬型端末装置200から位置情報を受信する。
そして、ステップS402において、制御部131は、ステップS401で取得した位置情報が、それ以前から位置情報格納部133に格納されている位置情報と異なるかを判断する。取得した位置情報が、格納されている位置情報と同じであると判断した場合には、制御部131は、すでにこの位置情報に対する処理を行ったものと判断し、処理をステップS401に移行し、新たな位置情報の受信を待つこととなる。
一方、取得した位置情報が、格納されている位置情報と異なると判断した場合には、制御部131は、新たな位置情報に対する返信処理を行う必要があると判断し、処理をステップS403に移行する。
ステップS403において、制御部131は、取得した位置情報をその位置情報の送信元である可搬型端末装置200の情報と対応づけて位置情報格納部133に格納する。さらに、ステップS404において、制御部131は、備蓄資材情報管理装置110および配水管網管理装置120に対して、災害が発生した新たな場所を知らせるために、先に取得した位置情報を送信する。そして、移動体管理装置130は、この送信した位置情報に対する返信情報を待つこととなる。
次に、図5は、本発明の実施の形態1の移動体管理装置130における備蓄資材情報管理装置110からの情報受信時の内部処理を示すフローチャートである。まず始めに、ステップS501において、移動体管理装置130の制御部131は、備蓄資材情報管理装置110から損傷資材情報および損傷資材備蓄場所情報を位置情報とともに受信する。
そして、ステップS502において、制御部131は、受信した位置情報と位置情報格納部133に記憶されている位置情報とを照合する。さらに、ステップS503において、制御部131は、照合した結果として、受信した位置情報と一致する位置情報が位置情報格納部133に記憶されていたか否かを判断する。
ここで、一致する位置情報が記憶されている場合には、制御部131は、先に自らが送信した位置情報に対する返信情報を受信したものと判断し、ステップS504に移行する。そして、ステップS504において、制御部131は、無線通信部132を介して、一致した位置情報の送信元である可搬型端末装置200に対して、ステップS501で受信した損傷資材情報および損傷資材備蓄場所情報を返信する。さらに、制御部131は、無線通信部132を介して、同様の情報を車載端末装置300に送信する。
一方、ステップS503において、一致する位置情報が記憶されていない場合には、制御部131は、先に自らが送信した位置情報に対する返信情報を受信したものではないと判断し、ステップS505に移行する。そして、ステップS505において、制御部131は、ステップS501で受信した損傷資材情報および損傷資材備蓄場所情報は不要であるとして破棄し、処理を終了する。
次に、図6は、本発明の実施の形態1の移動体管理装置130における配水管網管理装置120からの情報受信時の内部処理を示すフローチャートである。まず始めに、ステップS601において、移動体管理装置130の制御部131は、配水管網管理装置120から断水する市町村番地情報を位置情報とともに受信する。
そして、ステップS602において、制御部131は、受信した位置情報と位置情報格納部133に記憶されている位置情報とを照合する。さらに、ステップS603において、制御部131は、照合した結果として、受信した位置情報と一致する位置情報が位置情報格納部133に記憶されていたか否かを判断する。
ここで、一致する位置情報が記憶されている場合には、制御部131は、先に自らが送信した位置情報に対する返信情報を受信したものと判断し、ステップS604に移行する。そして、ステップS604において、制御部131は、無線通信部132を介して、一致した位置情報の送信元である可搬型端末装置200に対して、ステップS601で受信した市町村番地情報を返信する。さらに、制御部131は、無線通信部132を介して、同様の情報を車載端末装置300に送信し、ステップS606に移行する。
一方、ステップS603において、一致する位置情報が記憶されていない場合には、制御部131は、先に自らが送信した位置情報に対する返信情報を受信したものではないと判断し、ステップS605に移行する。そして、ステップS605において、制御部131は、ステップS601で受信した市町村番地情報は不要であるとして破棄し、処理を終了する。
次に、ステップS606において、制御部131は、断水エリアの発生する市町村番地情報を送信した後、表示部134に給水車準備・配車情報を入力するための入力画面を表示し、情報入力待ち状態となる。そして、制御部131は、ステップS607において、給水車準備情報が入力されたか否かを判断する。
そして、給水車準備情報が入力されたと判断した場合には、ステップS608に移行し、制御部131は、入力された給水車準備情報を、位置情報の送信元である可搬型端末装置200または車載端末装置300に対して送信し、処理を終了する。これにより、可搬型端末装置200または車載端末装置300は、給水車の準備状況に関する情報を得ることができる。
一方、先のステップS607において給水車準備情報が入力されていないと判断した場合には、ステップS609に移行し、制御部131は、給水車配車情報が入力されたか否かを判断する。そして、給水車配車情報が入力されていないと判断した場合には、制御部131は、ステップS606に戻り、情報入力を待つこととなる。
一方、先のステップS609において、給水車配車情報が入力されていると判断した場合には、制御部131は、ステップS610において、新たに配車される給水車の位置情報を位置情報格納部133に記憶させる。さらに、ステップS611において、制御部131は、入力された給水車配車情報を、位置情報の送信元である可搬型端末装置200または車載端末装置300に対して送信し、処理を終了する。これにより、可搬型端末装置200または車載端末装置300は、給水車の配車状況に関する情報を得ることができる。
以上のような一連の処理により、可搬型端末装置200は、自らが送信した災害発生場所の位置情報に対する応答として、センター設備100から損傷資材情報、損傷資材備蓄場所情報、断水が発生した市町村番地情報、および給水車に関する準備情報、配車情報を取得できる。さらに、可搬型端末装置200は、これらの取得情報を表示部204に表示できる。
同様に、車載端末装置300は、可搬型端末装置200が送信した災害発生場所の位置情報に対する応答として、センター設備100から損傷資材情報、損傷資材備蓄場所情報、断水が発生した市町村番地情報、および給水車に関する準備情報、配車情報を取得できる。さらに、車載端末装置300は、これらの取得情報を表示部304に表示できる。
さらに、車載端末装置300は、広報情報作成部306および外部出力部307を介して、取得情報をアナウンスすることができ、断水の発生状況あるいは給水車の準備・配車状況の広報活動を行うことができる。
実施の形態1によれば、備蓄資材情報管理装置は、資材情報および備蓄場所に関するデータをあらかじめ記憶しておくことにより、災害が発生した位置情報に応じて、その災害発生場所で復旧作業に必要な資材の種類と個数、そしてそれらを調達するために災害発生場所から最も近い備蓄場所を特定できる。
さらに、配水管網管理装置は、配水設備および配水管網に関するデータをあらかじめ記憶しておくことにより、災害が発生した位置情報に応じて、配水停止を行う配水設備、およびそれにより発生する断水エリアを特定できる。
さらに、移動体管理装置は、移動体から送られてきた位置情報に応じて、備蓄資材情報管理装置および配水管網管理装置で特定された情報を返信できる。さらに、移動体側は、災害発生場所の位置情報をセンター設備に送信することにより、位置情報に応じた種々の情報を取得できる。
これにより、センター設備側では、災害発生現場の状況を的確に判断できるとともに、給水車の準備、配車指示を的確に行うことができる。一方、移動体側では、送信した位置情報の返答として、災害発生場所に応じた最適な情報を取得でき、迅速な復旧作業および適切な広報活動を行うことができる。
なお、上述の実施の形態1においては、可搬型端末装置200から災害発生場所を示す位置情報を送信する場合について説明したが、可搬型端末装置200の代わりに車載端末装置300を用いた場合にも、同様の位置情報を送信することが可能である。
実施の形態2.
実施の形態2では、車載端末装置300から送信される給水車位置情報を活用して、給水車の迅速な配車を行う場合について説明する。実施の形態2における構成は、実施の形態1の構成である図1と同様である。
実施の形態1で説明したように、車載端末装置300は、給水車位置情報をセンター設備に対して送信することができる。これに対して、移動体管理装置130は、複数の車載端末装置300からのそれぞれの給水車位置情報を読み取ることにより、給水車の配備状況を知ることができる。
したがって、移動体管理装置130は、災害発生場所を示す位置情報に対応して作成された損傷資材情報、損傷資材備蓄場所情報、および断水が発生した市町村番地情報とともに、給水車の配備状況に基づいて、例えば災害発生地に最も近い位置にいる給水車を災害発生場所に配車すべき給水車として特定することができる。
さらに、移動体管理装置130は、特定した給水車に搭載されている車載端末装置300に対して、災害発生場所を示す位置情報を目的位置情報として含む配車指令を送信することができる。これに対して、配車指令を受けた車載端末装置300が搭載されている給水車は、配車指令に含まれている目標位置情報に基づいて移動することができる。
また、移動体側では、可搬型端末装置200あるいは車載端末装置300は、それぞれに備えられている入力部205、305を活用することにより、センター設備100から取得した情報あるいは現場の災害状況に応じて、センター設備100に対して給水車の配車要求を自ら送信することができる。これに対して、移動体管理装置130は、移動体側からの配車要求を読み取った時点で、適切な配車指示を行うことができる。
すなわち、このような配車要求を受信した場合にも、移動体管理装置130は、災害発生場所を示す位置情報に対応して作成された損傷資材情報、損傷資材備蓄場所情報、および断水が発生した市町村番地情報とともに、給水車の配備状況に基づいて、例えば災害発生地に最も近い位置にいる給水車を災害発生場所に配車すべき給水車として特定することができる。
さらに、移動体管理装置130は、特定した給水車に搭載されている車載端末装置300に対して、災害発生場所を示す位置情報を目的位置情報として含む配車指令を送信することができる。そして、配車指令を受けた車載端末装置300が搭載されている給水車は、配車指令に含まれている目標位置情報に基づいて移動することができる。
また、移動体管理装置130は、災害発生場所を示す位置情報に対応して作成された損傷資材情報、損傷資材備蓄場所情報、および断水が発生した市町村番地情報とともに、給水車の配備状況あるいは配車要求を表示部134に表示させることができる。したがって、センター設備100側のオペレータは、これらの表示情報に基づいて、入力部135から最適な配車指令を入力することも可能である。
実施の形態2によれば、移動体管理装置は、車載端末装置からの給水車位置情報を読み取ることにより、給水車の配備状況を知ることができる。これにより、損傷資材情報、損傷資材備蓄場所情報、および断水が発生した市町村番地情報とともに、給水車の配備状況に基づいて、最適な配車指示を行うことができる。
さらに、車載端末装置300は、入力部205を活用することにより、災害発生場所の状況に応じて、給水車の配車要求をセンター設備に送信できる。これにより、移動体管理装置は、配車要求を受信した際に、損傷資材情報、損傷資材備蓄場所情報、および断水が発生した市町村番地情報とともに、給水車の配備状況に基づいて、最適な配車指示を行うことができる。
さらに、車載端末装置300は、損傷資材情報、損傷資材備蓄場所情報、および断水が発生した市町村番地情報とともに、給水車の配備状況あるいは配車要求を表示部に表示させることができる。これにより、センター設備側のオペレータは、これらの表示情報に基づいて適切な配車指示を行うことができる。
本発明の実施の形態1における災害情報収集・提供システムの構成図である。 本発明の実施の形態1における備蓄資材情報管理装置の内部処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における配水管網管理装置の内部処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1の移動体管理装置における位置情報受信時の内部処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1の移動体管理装置における備蓄資材情報管理装置からの情報受信時の内部処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1の移動体管理装置における配水管網管理装置からの情報受信時の内部処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 災害情報収集・提供システム、100 センター設備、110 備蓄資材情報管理装置、111 制御部、112 資材情報記憶部、113 備蓄場所記憶部、114 位置情報格納部、115 表示部、116 入力部、120 配水管網管理装置、121 制御部、122 配水設備記憶部、123 配水管網記憶部、124 位置情報格納部、125 表示部、126 入力部、130 移動体管理装置、131 制御部、132 無線通信部、133 位置情報格納部、134 表示部、135 入力部、200 可搬型端末装置、201 携帯端末処理部、202 無線通信部、203 GPS受信機、204 表示部、205 入力部、300 車載端末装置、301 車載端末処理部、302 無線通信部、303 GPS受信機、304 表示部、305 入力部、306 広報情報作成部、307 外部出力部。

Claims (12)

  1. 配水施設の災害発生時に、災害発生場所に応じて復旧作業を迅速に行うための情報および需要家に伝えるべき適切な情報を提供するシステムであって、
    配水設備の資材の種類および個数と使用位置とを対応付けた資材情報と、備蓄資材の種類および個数と備蓄場所とを対応付けた備蓄場所情報とが記憶された記憶部を有し、読み取った災害発生場所を示す位置情報と、前記資材情報および前記備蓄場所情報とを照合することにより、損傷資材を特定した損傷資材情報と、前記損傷資材の備蓄場所を特定した損傷資材備蓄場所情報とを作成する備蓄資材情報管理装置と、
    配水管網を構成する個々の配水管と使用位置とを対応付けた配水管網情報と、配水設備と前記配水設備の上流下流に接続された配水管網とを対応付けた配水設備情報とが記憶された記憶部を有し、読み取った災害発生場所を示す位置情報と、前記配水管網情報および前記配水設備情報とを照合することにより、断水が発生するエリアを特定した市町村番地情報を作成する配水管網管理装置と、
    災害発生場所を示す位置情報を受信して、前記備蓄資材情報管理装置および前記配水管網管理装置に対して前記位置情報を転送し、転送した前記位置情報の返答として、前記備蓄資材情報管理装置から前記損傷資材情報および前記損傷資材備蓄場所情報を取得し、前記配水管網管理装置から前記市町村番地情報を取得する移動体管理装置と
    を含むセンター設備と、
    災害発生場所を示す位置情報を前記センター設備に対して送信し、送信した前記位置情報の返答として、前記センター設備から前記損傷資材情報、前記損傷資材備蓄場所情報、および前記市町村番地情報を受信する可搬型端末装置と
    を備えたことを特徴とする災害情報収集・提供システム。
  2. 請求項1に記載の災害情報収集・提供システムにおいて、
    給水車両に搭載され、前記給水車の現在位置を示す給水車位置情報を前記センター設備に対して送信するとともに、前記センター設備から前記損傷資材情報、前記損傷資材備蓄場所情報、および前記市町村番地情報を受信する車載端末装置をさらに備え、
    前記可搬型端末装置は、給水車の配車要求を前記センター設備に対して送信し、
    前記移動体管理装置は、給水車に搭載された前記車載端末装置から受信した前記給水車位置情報に基づいて給水車の現在位置を特定するとともに、前記可搬型端末装置から受信した前記配車要求に応じて、災害発生場所に配車すべき給水車を特定して、特定した給水車に搭載された車載端末装置に対して移動すべき目的位置情報を含む配車指令を送信し、
    車載端末装置は、前記配車指令を受信することにより給水車が移動すべき目的位置情報を取得する
    ことを特徴とする災害情報収集・提供システム。
  3. 請求項1または2に記載の災害情報収集・提供システムにおいて、
    前記備蓄資材情報管理装置は、
    前記移動体管理装置から転送された前記位置情報と前記記憶部に記憶された前記資材情報とを照合することにより損傷資材を特定した前記損傷資材情報を作成し、作成した前記損傷資材情報と前記記憶部に記憶された前記備蓄場所情報とを照合することにより前記損傷資材の備蓄場所を特定した前記損傷資材備蓄場所情報を作成し、前記移動体管理装置に前記損傷資材情報および前記損傷資材格納場所情報を返信する制御部を備えたことを特徴とする災害情報収集・提供システム。
  4. 請求項3に記載の災害情報収集・提供システムにおいて、
    前記備蓄資材情報管理装置は、
    前記制御部で作成された前記損傷資材情報および前記損傷資材格納場所情報と、前記記憶部に記憶された前記資材情報および前記備蓄場所情報とを表示する表示部と、
    前記資材情報および前記備蓄場所情報を更新するための更新資材情報および更新備蓄場所情報を入力する入力部と
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記表示部の表示制御を行い、前記入力部で更新された前記更新資材情報および前記更新備蓄場所情報に基づいて前記記憶部に記憶された資材情報および備蓄場所情報を更新する
    ことを特徴とする災害情報収集・提供システム。
  5. 請求項1または2に記載の災害情報収集・提供システムにおいて、
    前記配水管網管理装置は、
    前記移動体管理装置から転送された前記位置情報と前記記憶部に記憶された前記配水管網情報とを照合することにより損傷した配水管網を特定した損傷配水管網情報を作成し、作成した前記損傷配水管網情報と前記記憶部に記憶された前記配水設備情報とを照合することにより損傷した配水管に対する配水がなくなるために配水が供給されなくなる配水設備および前記配水設備に接続された下流の配水管を特定する配水停止設備情報を作成し、作成した前記配水停止設備情報と前記配水管網情報とを照合することにより配水が停止される配水管の存在する断水エリアを特定した市町村番地情報を作成し、前記移動体管理装置に前記市町村番地情報を返信する制御部を備えたことを特徴とする災害情報収集・提供システム。
  6. 請求項5に記載の災害情報収集・提供システムにおいて、
    前記配水管網管理装置は、
    前記制御部で作成された前記損傷配水管網情報、前記配水停止設備情報、前記市町村番地情報と、前記記憶部に記憶された前記配水管網情報および前記配水設備情報とを表示する表示部と、
    前記配水管網情報および前記配水設備情報を更新するための更新配水管網情報および更新配水設備情報を入力する入力部と
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記表示部の表示制御を行い、前記入力部で更新された前記更新配水管網情報および更新配水設備情報に基づいて前記記憶部に記憶された配水管網情報および配水設備情報を更新する
    ことを特徴とする災害情報収集・提供システム。
  7. 請求項1または2に記載の災害情報収集・提供システムにおいて、
    前記移動体管理装置は、
    前記可搬型端末装置から送信される位置情報を受信する無線通信部と、
    前記無線通信部で受信した前記位置情報を前記備蓄資材情報管理装置および前記配水管網管理装置に対して転送し、転送した前記位置情報の返答として、前記備蓄資材情報管理装置から前記損傷資材情報および前記損傷資材備蓄場所情報を取得し、前記配水管網管理装置から前記市町村番地情報を取得し、前記無線通信部を介して前記損傷資材情報、前記損傷資材備蓄場所情報、および前記市町村番地情報を前記可搬型端末装置に対して返信する制御部と
    を備えたことを特徴とする災害情報収集・提供システム。
  8. 請求項7に記載の災害情報収集・提供システムにおいて、
    前記移動体管理装置は、
    前記制御部で取得した前記位置情報、前記損傷資材情報、前記損傷資材備蓄場所情報、および前記市町村番地情報を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された各種情報に基づいて、給水車の配車指令を入力する入力部と
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記表示部の表示制御を行い、前記無線通信部を介して前記入力部で入力された前記配車指令を前記可搬型端末装置に対して送信する
    ことを特徴とする災害情報収集・提供システム。
  9. 請求項1または2に記載の災害情報収集・提供システムにおいて、
    前記可搬型端末装置は、
    現在位置を検出するGPS受信機と、
    前記センター設備と無線通信を行う無線通信部と、
    前記GPS受信機で検出された現在位置から前記位置情報を作成し、前記無線通信部を介して、前記位置情報を送信するとともに、送信した前記位置情報の返答として、前記センター設備から前記損傷資材情報、前記損傷資材備蓄場所情報、および前記市町村番地情報を受信する携帯端末処理部と
    を備えたことを特徴とする災害情報収集・提供システム。
  10. 請求項9に記載の災害情報収集・提供システムにおいて、
    前記可搬型端末装置は、
    前記損傷資材情報、前記損傷資材備蓄場所情報、および前記市町村番地情報を表示する表示部と、
    給水車の配車要求を入力する入力部と
    をさらに備え、
    前記携帯端末処理部は、前記表示部の表示制御を行い、前記無線通信部を介して前記配車要求を送信する
    ことを特徴とする災害情報収集・提供システム。
  11. 請求項2に記載の災害情報収集・提供システムにおいて、
    前記車載端末装置は、
    現在位置を検出するGPS受信機と、
    前記センター設備と無線通信を行う無線通信部と、
    前記GPS受信機で検出された現在位置から前記給水車位置情報を作成し、前記無線通信部を介して、前記給水車位置情報を送信し、前記センター設備から前記損傷資材情報、前記損傷資材備蓄場所情報、および前記市町村番地情報を受信し、また、前記配車指令を受信する車載端末処理部と
    を備えたことを特徴とする災害情報収集・提供システム。
  12. 請求項11に記載の災害情報収集・提供システムにおいて、
    前記車載端末装置は、
    前記損傷資材情報、前記損傷資材備蓄場所情報、前記市町村番地情報、および前記配車指令を表示する表示部と、
    前記車載端末処理部が受信した種々の情報に基づいて、需要家に伝えるべき適切な広報情報を作成する広報情報作成部と、
    前記広報情報を出力する外部出力部と
    をさらに備え、
    前記車載端末処理部は、前記表示部の表示制御を行い、前記広報情報作成部に前記種々の情報を提供する
    ことを特徴とする災害情報収集・提供システム。
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