JP2002339410A - 災害復旧用3次元埋設管渠設計システム - Google Patents

災害復旧用3次元埋設管渠設計システム

Info

Publication number
JP2002339410A
JP2002339410A JP2001141915A JP2001141915A JP2002339410A JP 2002339410 A JP2002339410 A JP 2002339410A JP 2001141915 A JP2001141915 A JP 2001141915A JP 2001141915 A JP2001141915 A JP 2001141915A JP 2002339410 A JP2002339410 A JP 2002339410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
disaster
dimensional
buried
sewer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001141915A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Suga
脩 菅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ORIGINAL ENGINEERING CONSULTAN
ORIGINAL ENGINEERING CONSULTANTS CO Ltd
Original Assignee
ORIGINAL ENGINEERING CONSULTAN
ORIGINAL ENGINEERING CONSULTANTS CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ORIGINAL ENGINEERING CONSULTAN, ORIGINAL ENGINEERING CONSULTANTS CO Ltd filed Critical ORIGINAL ENGINEERING CONSULTAN
Priority to JP2001141915A priority Critical patent/JP2002339410A/ja
Publication of JP2002339410A publication Critical patent/JP2002339410A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は災害発生時にライフラインとして早
急に復旧しなければならない埋設管渠を正確且つスピー
ディーに回復するための設計支援を可能とした災害復旧
用3次元埋設管渠設計システムを新規に提供することを
目的とするものである。 【構成】 本発明は埋設管渠の設計情報を入力してデー
タベース化する手段と、該設計情報に3次元CADを利
用して地下埋設物のデータを入力し、埋設管渠を立体的
に検出してデータベース化する手段と、これらのデータ
をもとに埋設管渠の数量データを検出しデータベース化
する手段と、災害復旧用の単価データを蓄積しておく手
段と、災害発生時の被害調査データを入力する手段およ
び該被害調査データと前記数量データをもとに復旧作業
に必要な縦断面図の検出,数量,積算および精算を検出
する手段とを備えたことを特徴とする災害復旧用3次元
埋設管渠設計システムにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は災害発生時にライフ
ラインとして早急に復旧しなければならない埋設管渠を
正確且つスピーディーに回復するための設計支援を可能
とした災害復旧用3次元埋設管渠設計システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、埋設管渠に被害の及ぶ災害が発生
した場合は、被害を受けた自治体職員が当該埋設管渠の
設計・施工を行ったコンサルタントおよび業者に協力依
頼して2次元の設計図書をもとに埋設管渠網の被害箇所
を調査し、被害箇所の復旧を行うために設計計算・数量
計算および積算計算を行ってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、設計図
書は災害の影響で焼失・紛失してしまったりするおそれ
があり、また調査後の設計計算,数量計算および積算計
算も2次元の設計図書を基にして立体的に把握しなけれ
ばならないので熟練と細心の注意を要すため作業の迅速
性に欠け、また細心の注意を払ってもなお計算・積算ミ
スが生じるというおそれがあり、さらに災害時の混乱の
なか資材調達に時間がかかるという問題もあって、復旧
までいたずらに長い時間を要しているという課題があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は埋設管渠の図形
情報および属性情報などの設計情報をあらかじめ登録し
データベース化することで、予備データの安全な場所で
の保管を含んで災害の影響による焼失等の危険から護り
つつデータ保管を容易にするとともに、被害にあった埋
設管渠の調査箇所を容易に補足することができる3次元
表示手段と立体的な3次元図形で確認しながら埋設管渠
および接続施設(マンホール、桝、弁、栓等)をデータ上
で移動すれば自動的に数量および積算の検出を一連で処
理できるようにし、さらに緊急を要する資材調達がスピ
ーディに行えるように平常時からインターネットを利用
した在庫管理を可能として、かかる課題を解決するよう
にしたのである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の災害復旧用3次元
埋設管渠設計システムの一実施形態について図面等を参
照して説明する。
【0006】本発明の災害復旧用3次元埋設管渠設計シ
ステムは、図1に示すように中央演算ユニットや内部記
憶装置となるRAM(Random Access M
emory),ROM(Read Only Memo
ry)などのメモリ等を備えた演算処理装置(コンピュ
ータ)1と内蔵のハードディスク、キーボード等からな
る入力装置2、光デスク・磁気ディスク等からなる外付
型を含む補助記憶装置3、カラーディスプレイ装置等の
表示装置4とプリンタやプロッタ等からなる出力装置5
とを基本構成とするものである。
【0007】補助記憶装置3には、演算処理装置(コン
ピュータ)1を情報入力手段、算出手段および結果表示
手段として機能させるための各種プログラムと各種プロ
グラムの処理に必要な各種のデータが記憶されている。
【0008】演算処理装置(コンピュータ)1を本発明
のシステムの算出手段として機能させるためのプログラ
ムとしては、例えば、地形や埋設管渠の図形情報および
これらに付随する数値等の属性情報を設計情報として入
力する手段として機能させるためのプログラム、入力さ
れた設計情報をデータベース化し表示および出力させる
プログラムなどが記憶されている。さらに、設計情報を
もとに数量および積算の検出を行うプログラムが記憶さ
れている。
【0009】なお各種のプログラムおよびデータは、例
えばFD(Floppy(登録商標) Disk)やC
D−ROM(Compact Disk - Read
Only Memory)等の記録媒体に記録してお
き、読込み装置を介して補助記憶装置3内に読み込ませ
る。また、前記入力装置2から直接入力して該補助記憶
装置3内に記憶させることもできる。
【0010】図2は本発明の災害復旧用3次元埋設管渠
設計システムの一形態をフロー図として示すものであ
り、各対象地域の地形・埋設管渠の平面図の図形デー
タ、すなわち図形情報と該図形情報に係る数値等を含む
属性情報(管路属性データ)を設計情報としてあらかじ
め入力し、さらに3次元CADを利用して地下埋設物
(埋設管渠ルート)データを入力して図3乃至図4に示
すような3次元の立体画像を含む管渠系統図等のデータ
を作成してデータベースとして蓄積し、これらのデータ
と設計条件から埋設管渠の適正な能力、位置および勾配
等の流量計算を検出しデータベース化して蓄積する。な
お3次元表示された図形情報を修正・変更し、さらに修
正・変更された図形情報をそれらに付随する数値データ
を含む属性情報(管路属性データ)に変換するように各
データは双方向で同期を取るようにしている。図5は流
量計算表の出力・表示例、図6は流量計算の検出結果か
ら導き出した管渠縦断面図の出力・表示例を示すもので
ある。
【0011】前記の検出データをもとに埋設管渠の必要
長さ、掘削にかかわる数量、埋め戻しに必要な数量、管
渠に付帯する各種の数量(マンホール・桝・弁・栓等)
などの数量データを検出し蓄積する。図7は管布設工お
よび土留工計算の出力・表示例、図8は数量計算のデー
タをもとに作成された3次元数量計算の出力・表示例で
ある。
【0012】さらに災害復旧用の各種費用に係る単価デ
ータもあらかじめデータベース化し蓄積しておいて、災
害発生時に現地の被害調査データを入力手段より入力す
ると、前記数量データをもとに復旧作業を行うために必
要な縦断面図の検出,数量など被害に係る数量データが
検出され、該数量データと前記単価データが積算されて
災害復旧用の積算データが自動的にすばやく検出され、
これに基づいて迅速に災害復旧工事の手配をすることが
できることとなる。図9乃至図12はそれぞれ1号人孔
数量計算・取付管数量計算・舗装復旧計算および副管設
置工計算の表示・出力例を示すものである。
【0013】なお災害復旧工事の手配に際しては、平常
時からインターネットを利用して資材業者等による資材
の情況(種類・在庫数量・納品期間等)を登録しデータ
ベース化する手段を備えておいてスピーディな資材調達
と精算ができるようにしておくのである。
【0014】
【発明の効果】以上のようにして本発明によれば、設計
情報のデータベース化によって埋設管渠の設計情報の保
管を容易にし、予備データの分散保管も含めて災害時に
起こり得る設計図書等の焼失などに備えることができる
とともに、いざ災害の発生に当っては人々の生活になく
てはならないライフラインの復旧作業を迅速且つ正確に
管理して解決し得るシステムを提供することができると
いう効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本システム構成の1例を示す説明
【図2】 システムのフロー図
【図3】 下水道を例とする管渠系統図の平面図
【図4】 同、3次元表示した管渠系統図(部分)
【図5】 流量を検出した流量計算表の表示/出力様式
【図6】 平面図と流量計算において検出した結果から
導き出した管渠縦断面図
【図7】 管布設工および土留工計算の表示/出力様式
【図8】 数量計算により検出された管渠情報を3次元
表示した表示/出力図例(部分)
【図9】 1号人孔数量計算の表示/出力様式例
【図10】 取付管数量計算の表示/出力様式例
【図11】 舗装復旧計算の表示/出力様式例
【図12】 副管設置工計算の表示/出力様式例

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋設管渠(上水道、下水道および工業用
    水道等)の図形情報と該図形情報に付随する数値等の属
    性情報を入力して設計情報としてデータベース化する手
    段と、該設計情報に3次元CADを利用して地下埋設物
    (埋設管渠ルート)のデータを入力し、埋設管渠を立体
    的に検出してデータベース化する手段と、これらのデー
    タをもとに埋設管渠と埋設管渠に付帯する各種の数量デ
    ータを検出しデータベース化する手段と、災害復旧用の
    単価データを入力しデータベース化して蓄積する手段
    と、災害発生時の被害調査データを入力する手段および
    該被害調査データと前記数量データをもとに復旧作業を
    行うために必要な縦断面図の検出,数量,積算および精
    算を検出する手段とを備えたことを特徴とする災害復旧
    用3次元埋設管渠設計システム。
  2. 【請求項2】 前記の入出力データを3次元CADによ
    り3次元表示を含む画像にて表示・出力することのでき
    る手段を備えた請求項1記載の災害復旧用3次元埋設管
    渠設計システム。
  3. 【請求項3】 平常時より資材業者等の資材の状況をイ
    ンターネットにより登録できる手段を備えた請求項1ま
    た2に記載の災害復旧用3次元埋設管渠設計システム。
JP2001141915A 2001-05-11 2001-05-11 災害復旧用3次元埋設管渠設計システム Pending JP2002339410A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001141915A JP2002339410A (ja) 2001-05-11 2001-05-11 災害復旧用3次元埋設管渠設計システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001141915A JP2002339410A (ja) 2001-05-11 2001-05-11 災害復旧用3次元埋設管渠設計システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002339410A true JP2002339410A (ja) 2002-11-27

Family

ID=18988295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001141915A Pending JP2002339410A (ja) 2001-05-11 2001-05-11 災害復旧用3次元埋設管渠設計システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002339410A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171925A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Mitsubishi Electric Corp 災害情報収集・提供システム
JP2011014151A (ja) * 2010-08-19 2011-01-20 Maoka Sekkei:Kk 災害復旧支援システム
CN106202589A (zh) * 2015-04-30 2016-12-07 北京睿蓝空信息技术有限公司 一种家装管线设计方法及系统

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006171925A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Mitsubishi Electric Corp 災害情報収集・提供システム
JP4480567B2 (ja) * 2004-12-14 2010-06-16 三菱電機株式会社 災害情報収集・提供システム
JP2011014151A (ja) * 2010-08-19 2011-01-20 Maoka Sekkei:Kk 災害復旧支援システム
CN106202589A (zh) * 2015-04-30 2016-12-07 北京睿蓝空信息技术有限公司 一种家装管线设计方法及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Clark et al. BRITICE Glacial Map, version 2: a map and GIS database of glacial landforms of the last British–Irish Ice Sheet
Johnson Geographic information systems in water resources engineering
Yan et al. From underground utility survey to land administration: An underground utility 3D data model
CN106522187A (zh) 基坑监测信息管理系统
JP2002324096A (ja) 3次元埋設管渠総合システム
JP2002339410A (ja) 災害復旧用3次元埋設管渠設計システム
João Use of geographic information systems in impact assessment
JP4416698B2 (ja) 防災情報管理装置、防災情報管理用プログラム及びこの防災情報管理用プログラムを記録した記録媒体
Fernie et al. The CARARE metadata schema, v. 2.0
AU2005217987A1 (en) House Siting and Costing System
Mukhopadhyay et al. Developing the hydrological dependency structure between streamgage and reservoir networks
Arnalich Epanet and Development. How to Calculate Water Networks by Computer
JP2008191763A (ja) データ処理方法
Balogun et al. Developing a framework for the 3D visualization of underground petroleum pipelines
JP2001325310A (ja) 下水道敷設設計支援システム及び記録媒体
JP6568989B1 (ja) 固定資産管理システム
Raymond et al. Using analytic element models to delineate drinking water source protection areas
Sudarshana et al. Developing the hydrological dependency structure between streamgage and reservoir networks
JP2006048281A (ja) 設計図面作成システム及び積算システム及び工事管理システム
Piotte et al. Collection, storage and management of high-water marks data: praxis and recommendations
Keneflick et al. Photogrammetry and computer-aided piping design
JP2006268765A (ja) 土木工事支援システム
Hengesh et al. A systematic approach for mitigating geohazards in pipeline design and construction
JP2938718B2 (ja) 流体供給施設管理図面の作成装置
Michel et al. Remote sensing and GIS paves the way for depth of cover pipeline analysis

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040713