JP4478982B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のメモリセルからなるメモリセルアレイの単位ブロックのそれぞれに対してデータを書き換え可能に記憶保持する半導体記憶装置に関し、特に、複数のセンスアンプからなるセンスアンプ列をキャッシュメモリとして使用可能に構成された半導体記憶装置に関するものである。
一般に、DRAM等の半導体記憶装置においては、メモリセルアレイを複数のバンクに区分し、各バンクをさらに分割した単位ブロックを複数配置して構成されている。各々の単位ブロックにおいては、複数のワード線と複数のビット線の交点に形成されたメモリセルによりビット情報が記憶保持される。従来のDRAMでは、例えば、単位ブロックの両側に多数のセンスアンプからなるセンスアンプ列が配置されている。また、単位ブロックとセンスアンプ列の間にスイッチを設けた構成も提案されている(特許文献1参照)。このように、単位ブロックごとにセンスアンプ列を配置した構成により、任意のワード線を選択して活性化したときにメモリセルから読み出されたデータはセンスアンプ列に保持される状態になる。よって、各々の単位ブロックのセンスアンプ列をキャッシュメモリ(以下、センスアンプキャッシュと呼ぶ)として使用することも可能である。
特開2004−103657号公報
一般に、DRAMに記憶されるデータを保持するために所定の時間間隔でリフレッシュ動作を実行する必要がある。このリフレッシュ動作に関しては、センスアンプを含むビット線のプリチャージを行った後、リフレッシュ対象として選択されたワード線を活性化し、選択ワード線上のメモリセルから読み出したビット線上のビット情報をセンスアンプを用いて増幅し、前記メモリセルへ再書き込みするように制御される。そして、上述したようにセンスアンプキャッシュとして使用中のセンスアンプ列に接続される単位ブロックのリフレッシュ動作を行うと、その時点でセンスアンプキャッシュに保持されるデータは、リフレッシュ動作に先立つプリチャージを行うときに破壊されてしまう。これにより、センスアンプキャッシュにデータを保持し得る時間は、リフレッシュ間隔に制約されることになる。通常、DRAMでは数μ秒の短い間隔で順次ワード線を選択してリフレッシュ動作を実行するので、その度にセンスアンプキャッシュのデータを更新する必要があり、センスアンプキャッシュを有効に活用できなくなりキャッシュヒット率の低下を招くことが問題となる。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、半導体記憶装置のセンスアンプ列をキャッシュメモリとして使用する場合、キャッシュメモリにデータを保持した状態でリフレッシュ動作を行ってもデータが破壊されず、リフレッシュ動作による時間的な制約を受けることなく多数のセンスアンプ列をキャッシュメモリとして有効に使用でき、キャッシュヒット率の向上を図ることが可能な半導体記憶装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の半導体記憶装置は、複数のワード線と複数のビット線対との交点に形成される複数のメモリセルを含むメモリセルアレイの単位ブロックのそれぞれに対してデータを書き換え可能に記憶保持する半導体記憶装置であって、前記単位ブロックの一端側に配置され、前記複数のメモリセルのうち選択されたメモリセルのデータを増幅する第1のセンスアンプと、前記単位ブロックの他端側に配置され、前記複数のメモリセルのうち選択されたメモリセルのデータを増幅する第2のセンスアンプと、前記第1のセンスアンプと前記複数のビット線対の一端側との間に接続された第1のスイッチ手段と、前記第2のセンスアンプと前記複数のビット線対の他端側との間に接続された第2のスイッチ手段と、前記第1及び第2のセンスアンプの一方のセンスアンプにデータを保持する状態で前記複数のメモリセルのリフレッシュ動作を実行する場合、前記一方のセンスアンプを前記複数のビット線対から切り離し、前記第1及び第2のセンスアンプの他方のセンスアンプを用いて前記複数のビット線対の各々の組のビット線対を順次選択し、選択されたビット線対に接続されたメモリセルのリフレッシュ動作を順次実行するように前記第1及び第2のスイッチ手段を制御する制御手段と、を備え、前記メモリセルアレイは、前記単位ブロックが前記第1のセンスアンプを挟んで隣接する他の単位ブロックと当該第1のセンスアンプを共有する共有センスアンプ方式で構成され、前記制御手段は、前記第1及び第2のセンスアンプの双方がキャッシュメモリとしてデータを保持する状態で前記単位ブロックのリフレッシュ動作を実行する場合、データを保持すべき前記一方のセンスアンプとデータを廃棄すべき前記他方のセンスアンプとを選択的に設定し、前記一方のセンスアンプを前記複数のビット線対から切り離し、かつ、前記他方のセンスアンプのみを用いて前記リフレッシュ動作を実行するように前記第1及び第2のスイッチ手段を制御することを特徴とする。
このように構成された本発明によれば、メモリセルアレイを単位ブロックに分割して、その単位ブロックの両側にセンスアンプ列が設けられ、そのセンスアンプ列をキャッシュメモリとして使用するように制御が行われる。この場合、単位ブロックの一方の側のセンスアンプ列がキャッシュメモリとして使用されデータを保持する必要がある場合、リフレッシュ動作時に、そのセンスアンプ列をスイッチ制御によって単位ブロックから切り離した状態とし、反対側のセンスアンプ列を用いて一連のリフレッシュ動作を実行する。よって、リフレッシュ動作時にキャッシュメモリのデータは破壊されることなく保持される一方、リフレッシュ動作を確実に行うことができる。よって、リフレッシュ間隔に制約されることなく長時間にわたってセンスアンプ列をキャッシュメモリとして使用することができ、キャッシュヒット率を向上させて半導体記憶装置のアクセス性能を高めることが可能となる。
また、本発明の半導体記憶装置において、前記制御手段は、各々の前記第1及び第2のセンスアンプについてのキャッシュメモリとしての使用状態を判別する状態情報を保持し、当該状態情報に基づいて前記一方のセンスアンプと前記他方のセンスアンプとを選択的に設定することを特徴とする。
以上のように本発明によれば、単位ブロックの一方の側のセンスアンプ列だけでなく、両側のセンスアンプ列をキャッシュメモリとして使用する場合に有効な制御を行う。この場合、リフレッシュ動作時に、一方のセンスアンプ列のデータを保持した状態を保ちつつ、他方のセンスアンプ列については、データを破棄する制御、あるいは隣接単位ブロックに退避する制御のいずれも可能である。よって、メモリセルアレイの使用状態に応じて臨機応変にキャッシュメモリを設定でき、特に共有センスアンプ方式の構成に対して有効なキャッシュメモリを実現できる。
また、本発明の半導体記憶装置において、前記制御手段は、前記第1及び第2のセンスアンプの一方のセンスアンプにデータを保持する状態で前記複数のビット線対のプリチャージ動作を実行する場合、前記一方のセンスアンプを前記複数のビット線対から切り離し、前記第1及び第2のセンスアンプの他方のセンスアンプを前記複数のビット線対に接続し、前記他方のセンスアンプを用いて前記複数のビット線対のプリチャージ動作を実行するように前記第1の及び第2のスイッチ手段を制御することを特徴とする。
また、本発明の半導体記憶装置において、前記第1及び第2のセンスアンプの其々は、第1及び第2の入力端子を有し、前記複数のビット線対の其々の組は、一方のビット線が前記第1のスイッチ手段を介して前記第1のセンスアンプの第1の入力端子に接続されるとともに前記第2のスイッチ手段を介して前記第2のセンスアンプの第1の入力端子に接続され、他方のビット線が前記第1のスイッチ手段を介して前記第1のセンスアンプの第2の入力端子に接続されるとともに前記第2のスイッチ手段を介して前記第2のセンスアンプの前記第2の入力端子に接続されることを特徴とする。
また、本発明の半導体装置において、前記複数のビット線対が2組のビット線対であることを特徴とする。
また、本発明の半導体装置において、前記第1のスイッチ手段は、前記第1のセンスアンプの前記第1の入力端子と前記2組のビット線対のうちの一方の組のビット線対の一方のビット線との間に接続された第1のスイッチ素子と、前記第1のセンスアンプの前記第1の入力端子と前記2組のビット線対のうちの他方の組のビット線対の一方のビット線との間に接続された第2のスイッチ素子と、前記第1のセンスアンプの前記第2の入力端子と前記一方の組のビット線対の他方のビット線との間に接続された第3のスイッチ素子と、前記第1のセンスアンプの前記第2の入力端子と前記他方の組のビット線対の他方のビット線との間に接続された第4のスイッチ素子とを備え、前記第2のスイッチ手段は、前記第2のセンスアンプの前記第1の入力端子と前記2組のビット線対のうちの一方の組のビット線対の一方のビット線との間に接続された第5のスイッチ素子と、前記第2のセンスアンプの前記第1の入力端子と前記2組のビット線対のうちの他方の組のビット線対の一方のビット線との間に接続された第6のスイッチ素子と、前記第2のセンスアンプの前記第2の入力端子と前記一方の組のビット線対の他方のビット線との間に接続された第7のスイッチ素子と、前記第2のセンスアンプの前記第2の入力端子と前記他方の組のビット線対の他方のビット線との間に接続された第8のスイッチ素子とを備えることを特徴とする。
以上のように本発明によれば、複数のビット線の配置やメモリセルのパターン、あるいはセンスアンプの構成等に関し、多様な構成のメモリセルアレイに対して有用なキャッシュメモリを実現することができる。
本発明によれば、半導体記憶装置において単位ブロックの周囲にセンスアンプ列とスイッチ手段を設け、センスアンプ列をキャッシュメモリとして使用可能とし、センスアンプ列にキャッシュメモリとしてのデータを保持した状態でリフレッシュ動作を行ってもデータが破壊されず、データ保持状態を維持することができる。よって、リフレッシュ動作による時間的な制約を受けることなく多数のセンスアンプ列をキャッシュメモリとして有効活用し、キャッシュヒット率の向上を図って半導体記憶装置の良好なアクセス性能を実現することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ここでは、半導体記憶装置としてのDRAMに対し、本発明を適用する場合の形態を説明する。最初に本実施形態のDRAMにおける要部構成について図1〜図4を参照しながら説明する。
図1〜図4には、いずれも本実施形態のDRAMのメモリセルアレイを分割した単位ブロックとしてのマット10とその周辺部分に関し、4種の異なる構成をそれぞれ示している。図1と図2は、隣接配置されるマット10がセンスアンプを共有しない構成であり、図3及び図4は隣接配置されるマット10がセンスアンプを共有する共有センスアンプ方式を採用した構成である。また、図1と図3は1/4ピッチセルアレイ方式と呼ばれる構成であり、図2と図4は1/2ピッチセルアレイ方式と呼ばれる構成である。これら1/4ピッチセルアレイ方式、1/2ピッチセルアレイ方式の詳細については後述する。
まず、図1の構成について説明する。なお、一のマット10とその周辺部分に関しては、図1と図3の構成で基本的に共通するので、図3の構成に関しても以下の説明で代用する。図1においては、複数のワード線WLとそれに直交する複数のビット線BLを含む範囲にマット10が構成されている。ここで、図1〜図4においては説明の便宜上、一のマット10に8本のワード線WLと16本のビット線BLが含まれる例を示しているが、一般にはm本のワード線WLとn本のビット線BL数とを配列して、所望の大きさのマット10を構成することができる。
マット10の内部には、ワード線WLとビット線BLの交点のうち半数に相当する交点にメモリセルMCが形成されている。つまり、m本のワード線WLとn本のビット線BLによりm×n個の交点が存在する場合は、m×n/2個のメモリセルMCが形成され、マット10全体でm×n/2ビットの情報を担うことになる。それぞれのメモリセルMCは、1個のMOSトランジスタと1個のキャパシタを含み、蓄積電荷に応じて1ビットの情報を記憶保持する。マット10において、メモリセルMCが形成される交点と形成されない交点は、所定のパターンに従って規則的な配置となっている。
ワード線WLとビット線BLにおけるメモリセルMCの配置は、4本置きの同様のパターンを繰り返す配置になっている。ここで、図1に示すように、4種のパターンに対応するワード線WL0、WL1、WL2、WL3と、4種のパターンに対応するビット線BL0、BL1、BL2、BL3をそれぞれ区別可能に表記している。例えば、4つのビット線BLのうち図1の最上部に位置するビット線BL0の場合は、メモリセルMCが形成される2個の交点とメモリセルMCが形成されない2個の交点が繰り返すパターンとなっている。また、2番目に位置するビット線BL1は、ビット線BL0のパターンが1個右側にシフトする配置となり、以下、3番目、4番目に位置する各ビット線BL2、BL3についても順に1個ずつパターンがシフトしていく配置となる。ワード線WLに関しても同様であり、ワード線WL0〜WL3の順に1個ずつパターンがシフトする配置となる。
このように、図1の構成は、4本のワード線WLが繰り返し単位(1ピッチ)となって配置され、隣接するビット線BLが上記1ピッチに対して1/4だけずれた配置となるので、1/4ピッチセルアレイ方式と呼ばれている。
一方、マット10の周囲には、それぞれ所定数のセンスアンプSAからなる2つのセンスアンプ列11と、4本の選択制御線SLと、この選択制御線SLによってオン・オフを切り替え制御される多数のトランジスタスイッチからなるスイッチ制御部12が設けられている。このうち、マット10の一方の側(図中、左側)には、一のセンスアンプ列11と、選択制御線SL0、SL1と、所定数のトランジスタスイッチTS0、TS1が配置され、マット10の他方の側(図中、右側)には、一のセンスアンプ列11と、選択制御線SL2、SL3と、所定数のトランジスタスイッチTS2、TS3が配置されている。このように、マット10の両側は、対称的な配置となっている。
スイッチ制御部12は、センスアンプ列11に含まれる各センスアンプSAとビット線BLの間に接続される。この場合、図1の左側のセンスアンプ列11にはトランジスタスイッチTS0又はトランジスタスイッチTS1が接続されるとともに、図1の右側のセンスアンプ列11にはトランジスタスイッチTS2又はトランジスタスイッチTS3が接続される状態にある。そして、4本1組のビット線BLのうち、奇数番目のビット線BL0、BL2がトランジスタスイッチTS1、TS2の間に接続され、偶数番目のビット線BL1、BL3がトランジスタTS0、TS3の間に接続されている。
センスアンプ列11に含まれるセンスアンプSAは、いずれも2つの入力端子を有している。それぞれの入力端子は、スイッチ制御部12に含まれるトランジスタスイッチTS0〜TS3のいずれかに接続される。すなわち、左側のセンスアンプ列11の各センスアンプSAは、2つの入力端子がいずれも両方のトランジスタスイッチTS0、TS1に接続され、右側のセンスアンプ列11の各センスアンプSAは、2つの入力端子がいずれも両方のトランジスタスイッチTS2、TS3に接続されている。これにより、マット10の両側のセンスアンプ列11に含まれる全てのセンスアンプSAには、スイッチ制御部12を介して4本1組のビット線BLを選択的に接続可能となっている。
ここで、選択制御線SLに基づくスイッチ制御部12のオン・オフ制御について図5及び図6を用いて説明する。トランジスタスイッチTS0〜TS3の各ゲートには順に選択制御線SL0〜SL3が接続されているので、選択制御線SL0〜SL3に所望の制御信号を印加することでトランジスタスイッチTS0〜TS3を自在にオン・オフ制御することができる。図5には、4本の選択制御線SL0〜SL3の中から選択対象とすべき組合せに応じ、9通りの制御状態(状態A〜I)を示している。
状態A〜Iに対応して選択対象となる選択制御線SLはハイに制御され、それ以外の選択制御線SLはローに制御される。それぞれ、選択状態Aは、4つのトランジスタスイッチTS0〜TS3をいずれもオフにする制御状態であり、状態B〜Eは、トランジスタスイッチTS0〜TS3の中のいずれか一つのみをオンにする制御状態であり、状態F〜Iは、トランジスタスイッチTS0〜TS3の中の2つのみをオンにする制御状態である。ここで、左側のセンスアンプ列11に含まれる一のセンスアンプSAを例にとって、上記の制御状態に対応する接続状態の変化を図6に示している。
図6(a)は、選択制御線SL0、SL1がともに非選択に制御された図5の状態A(状態D、E、Gも同様)の接続状態を表している。この接続状態では、トランジスタスイッチTS0、TS1がともにオフとなって、センスアンプSAの2つの入力端子が4本のビット線BL0〜BL3から切り離された状態になる。後述するように、左側のセンスアンプ列11をセンスアンプキャッシュとして用いるときにデータの保持状態を維持する際に図6(a)の接続状態が設定される。
図6(b)及び図6(c)は、選択制御線SL0、SL1の一方が選択制御され、他方が非選択に制御されるときの接続状態を表している。図6(b)の接続状態は図5の状態B(状態Hも同様)に対応し、選択制御線SL0によりトランジスタスイッチTS0のみがオンとなって、センスアンプSAの2つの入力端子に偶数番目のビット線BL1、BL3が接続された状態になる。また、図6(c)の接続状態は図5の状態C(状態Iも同様)に対応し、選択制御線SL1によりトランジスタスイッチTS1のみがオンとなって、センスアンプSAの2つの入力端子に奇数番目のビット線BL0、BL2が接続された状態になる。
すなわち、センスアンプSAの2つの入力端子には奇数番目のビット線BL0、BL2からなるビット線対か、あるいは偶数番目のビット線BL1、BL3からなるビット線対のいずれかが接続される。この場合、1本置きの2本のビット線BLがビット線対を構成し、奇数番目と偶数番目の各ビット線BL同士はビット線対を構成しない。図1からわかるように、このような組合せでビット線対を構成すると、任意のワード線WLを選択したときにセンスアンプSAの一方の入力端子のみにメモリセルMCが接続される。
図6(d)は、選択制御線SL0、SL1がともに選択制御された図5の状態Fの接続状態を表している。この接続状態では、トランジスタスイッチTS0、TS1がともにオンとなって、センスアンプSAの一方の入力端子にビット線BL0、BL1の両方が接続され、他方の入力端子にビット線BL2、BL3の両方が接続された状態になる。後述するような特定の制御動作に伴い4本のビット線BL0〜BL3を同時にプリチャージする際に図6(d)の接続状態が設定される。
なお、図6においては、図1の左側のセンスアンプ列11に含まれるセンスアンプSAの接続状態を示したが、図1の右側のセンスアンプ列11に含まれるセンスアンプ列SAについても基本的に同様であり、図6と対称的な接続状態を想定すればよい。
次に、図2の構成について説明する。図2においても、図1と同様、複数のワード線WLと複数のビット線BLを含む範囲にマット20が形成されている。また、ワード線WLとビット線BLの交点のうち半数に相当する交点にメモリセルMCが形成される点は、図1と共通であるが、メモリセルMCの配置が異なっている。すなわち、図2の構成は、4本のワード線WLが繰り返し単位(1ピッチ)となって配置され、隣接するビット線BLが上記1ピッチに対して1/2(メモリセルMC2個分)だけずれた配置となるので、1/2ピッチセルアレイ方式と呼ばれている。
マット20の周囲には、それぞれ所定数のセンスアンプSAからなる2つのセンスアンプ列21と、4本の選択制御線SLと、この選択制御線SLによってオン・オフを切り替え制御される多数のトランジスタスイッチからなるスイッチ制御部22が設けられている。この場合、図2における各構成要素は図1と共通するが、マット20のメモリセルMCの配置の相違を反映して、図1とは異なった接続がなされている。
具体的には、4本1組のビット線BLのうち、隣接するビット線BL0、BL1がトランジスタスイッチTS1、TS2の間に接続され、隣接するビット線BL2、BL3がトランジスタスイッチTS0、TS3の間に接続されている。そして、左側のセンスアンプ列21の各センスアンプSAは、2つの入力端子がいずれも両方のトランジスタスイッチTS0、TS1に接続され、右側のセンスアンプ列21の各センスアンプSAは、2つの入力端子がいずれも両方のトランジスタスイッチTS2、TS3に接続されている。
このように、図2の構成を図1の構成と比較すると、スイッチ制御部22を介してセンスアンプSAの2つの入力端子に接続されるビット線BLの組合せが異なっている。一方、選択制御線SLに基づくスイッチ制御部12のオン・オフ制御については、図5と同様の9通りの制御状態で表され、図6においてビット線BLの位置(2本のビット線BL1、BL2)を入れ替えた接続状態を想定すればよい。この場合、センスアンプSAの2つの入力端子には、隣接するビット線BL0、BL1からなるビット線対か、あるいは隣接するビット線BL2、BL3からなるビット線対のいずれかが接続される。図2からわかるように、このような組合せでビット線対を構成したときも、図1の場合と同様、任意のワード線WLを選択したときにセンスアンプSAの一方の入力端子にのみメモリセルMCが接続される。
次に、図3及び図4の共有センスアンプ方式を採用した構成について説明する。基本的に、図3における各構成要素は図1と共通し、図4における各構成要素は図2と共通する。この場合の相違は、2つのセンスアンプ列11が、隣接配置される2つのマット10に共有される点にある。例えば、図3における左側のセンスアンプ列11は、右側の2つの入力端子に加えて左側の2つの入力端子を有し、左側で図示しない他のマット10にスイッチ制御部12を介して接続される。つまり、図3に示す構成の両側において同様の構成を繰り返すパターンとなる。これは図4についても同様である。このように構成することで、センスアンプ列11の両側のスイッチ制御部12を適宜に制御し、隣接配置される2つのマット10が両者の間のセンスアンプ列11を使い分けることができる。
次に、本実施形態を半導体チップ上に構成する場合のスイッチ制御部12のレイアウト例を説明する。図7は、図1又は図3の1/4ピッチセルアレイ方式に対応するスイッチ制御部12の第1のレイアウト例を示している。図7のレイアウトには、スイッチ制御部12のうち、図1の左側のセンスアンプ列11に含まれる2個のセンスアンプSAに接続されるトランジスタスイッチTS0、TS1とその周辺部が含まれる。一対のトランジスタスイッチスイッチTS0、TS1は、一体型のMOSトランジスタにより構成される。図7に示す範囲には、MOSトランジスタに対応して形成された矩形状の4つの拡散層31が一列に配置され、一対のトランジスタスイッチTS0、TS1を全部で4組構成することができる。
各々の拡散層31においては、平行に配置された2本の選択制御線SL0、SL1がゲート電極となり、選択制御線SL0、SL1の間のソースSとその両側の2つのドレインDが形成される。拡散層31のソースSには、センスアンプSAの一方の入力端子に接続される配線32がコンタクト33を介して接続されている。拡散層31の一方のドレインDには、奇数番目のビット線BL0、BL2がコンタクト34を介して接続される。また、拡散層31の他方のドレインDには、偶数番目のビット線BL1、BL3がコンタクト35を介して接続される。上述したように、1本置きに配置された2本のビット線BLが、一のセンスアンプSAに接続されるビット線対を構成する。
図7のレイアウトでは、各々の拡散層31は、ビット線BLの2本分の間隔で配置できるようなサイズに形成する必要がある。そのため、全体のレイアウト面積を小さくすることができるが、拡散層31のサイズに依存するMOSトランジスタのチャネル幅は制約を受けることになる。
一方、図8は、図1又は図3の1/4ピッチセルアレイ方式に対応するスイッチ制御部12の第2のレイアウト例を示している。図8のレイアウトには、スイッチ制御部12のうち、図7と同様の構成要素として、4つの拡散層41(41a、41b)と、4組の一対のトランジスタスイッチTS0、TS1を構成するMOSトランジスタが含まれるが、図7と比べて拡散層41の形状と配置に違いがある。すなわち、各々の拡散層41が一列に配置されずに、2つの拡散層41aと2つの拡散層41bが互いにずれた位置に形成され、2列の配置になっている。
選択制御線SL0、SL1は、一方の拡散層41aのゲート電極と他方の拡散層41bのゲート電極になるため、それぞれ2本ずつ併せて4本が平行に配置される。それぞれの拡散層41a、41bには、選択制御線SL0、SL1の間のソースSとその両側の2つのドレインDが形成される。拡散層41a、41bのソースSには、センスアンプSAの一方の入力端子に接続される配線42がコンタクト43を介して接続される。拡散層41a、41bの一方のドレインDには、奇数番目のビット線BL0、BL2がコンタクト44を介して接続される。また、拡散層41a、41bの他方のドレインDには、偶数番目のビット線BL1、BL3がコンタクト45を介して接続される。このように、図8におけるビット線対は図7と同様の組合せで構成される。
しかし、図8のレイアウトでは、図7のレイアウトとは異なり、各々の拡散層41a、41bをビット線BLの4本置きの間隔で配置できるようなサイズに形成することができる。拡散層41a、41bの配置が2列になった分だけビット線BLの延伸方向で必要なサイズが大きくなり、全体のレイアウト面積は大きくなるが、MOSトランジスタのチャネル幅を十分大きくすることができる。よって、スイッチ制御部12のMOSトランジスタに十分な電流を流すことができ、動作速度の面でも有利な構成となる。
次に図9は、図2又は図4の1/2ピッチセルアレイ方式に対応するスイッチ制御部22のレイアウト例を示している。図9のレイアウトには、スイッチ制御部22のうち、図2の左側のセンスアンプ列21に含まれる2個のセンスアンプSAに接続されるトランジスタスイッチTS0、TS1とその周辺部が含まれている。この場合、MOSトランジスタに対応する拡散層51a、51bの形状と配置及び選択制御線SL0、SL1の構成は、図8のレイアウトと共通している。
各々の拡散層51a、51bにおいては、選択制御線SL0、SL1がゲート電極となり、選択制御線SL0、SL1の間のソースSとその両側の2つのドレインDが形成される。拡散層51a、51bのソースSには、センスアンプSAの一方の入力端子に接続される配線52がコンタクト53を介して接続される。拡散層51a、51bの両側の2つのドレインDには、それぞれビット線BLがコンタクト54、55を介して接続され、その2本のビット線BLが互いに1本置きに配置される関係にある。このように、図8のレイアウトは、図2の構成を反映して、隣接する2本のビット線BLがビット線対を構成するレイアウトを実現している。
なお、図9のレイアウトにおいて、全体のレイアウト面積が大きくなるが、MOSトランジスタのチャネル幅を大きくすることができる点に関しては、図8のレイアウトと同様である。
次に、本実施形態のDRAMの動作について説明する。以下では、所定間隔でリフレッシュを実行するとともに、センスアンプキャッシュを使用する際の制御の流れを説明する。また以下では、図3における共有センスアンプ方式を採用した1/4ピッチセルアレイ方式の構成を前提として説明する。
以下、本実施形態におけるセンスアンプキャッシュの制御方法について、2つの実施例を説明する。第1の実施例は、図3のマット10の一方側のセンスアンプ列11のみをセンスアンプキャッシュとして使用する制御方法である。第2の実施例は、図1のマット10の両側の2つのセンスアンプ列11をセンスアンプキャッシュとして使用する制御方法である。以下では、図10〜図15を用いて第1の実施例を説明するとともに、図16〜図22を用いて第2の実施例を説明する。
第1の実施例に関し、その動作に応じて変化する接続状態図(図10、図11、図13〜図15)を制御の順に従って示す。なお、これらの接続状態図においては、共有センスアンプ方式の構成で隣接する2つのマット10a、10bと、その周囲の3つのセンスアンプ列11a、11b、11c及び6つのスイッチ制御部12a、12b、12c、12d、12e、12fを含む回路部分を模式的に示している。実際にはDRAMのメモリセルアレイは、より多くの構成要素を含んでいるが、上記の接続状態図に示す範囲のみで基本的な動作を理解することができる。
図10は、センスアンプ列11a、11b、11cをセンスアンプキャッシュとして使用しない状況でプリチャージ動作を行うときの接続状態図である。ここで、左側のマット10aに対するスイッチ制御に着目すると、マット10aの両側のスイッチ制御部12b、12cは、図5の状態Iに従って制御される。つまり、左側のセンスアンプ列11aには奇数番目のビット線BL0、BL2が接続され、右側のセンスアンプ列11bには偶数番目のビット線BL1、BL3が接続されるので、マット10aの全てのビット線BLはいずれかのセンスアンプSAに接続されることになる。
なお、マット10aに隣接するマット10bは、マット10aと逆方向のスイッチ制御(図5の状態H)となり、マット10aのビット線BLの奇数番目と偶数番目が入れ替わった接続状態となる。このように、メモリセルアレイに多数のマット10が配置されている場合には、スイッチ制御部12により2通りの接続状態を交互に繰り返すように制御すればよい。
図10の状態で、マット10a、10bの全てのビット線BLに対して一斉にプリチャージ動作が行われ、センスアンプSAに付随するプリチャージイコライズ回路(不図示)によりプリチャージ電位がスイッチ制御部12を通して供給される。このプリチャージ電位は、例えば電源電圧と接地電圧の中間電位とされる。
以下では、マット10aに着目するとともに右側のセンスアンプ列11bのみをセンスアンプキャッシュとして使用するときの動作を説明する。図11は、マット10aのリードアクセス動作を行うときの接続状態図である。リードアクセスで指定される行アドレスに応じて、マット10aの所定のワード線WLが選択される。選択されたワード線WLには、交差するビット線BLとの交点の半数にメモリセルMCが配置されている。
図11に示すように、アクセス対象のマット10aと両側のセンスアンプ列11a、11bとの間のスイッチ制御部12b、12cは、図10と同様の接続状態を保つが、これらのセンスアンプ列11a、11bの反対側に位置するスイッチ制御部12a、12dは、ビット線BLとの接続が切り離されるように制御される。選択されたワード線WLが活性化されると、そのワード線WL上の各メモリセルMCのビット情報は、センスアンプ列11a、11bの各センスアンプSAで増幅される。
このとき、偶数番目のビット線BL1、BL3をビット線対として活性化されたメモリセルMCのビット情報のみが、センスアンプキャッシュとしての右側のセンスアンプ列11bに保持されることになる。奇数番目のビット線BL0、BL2をビット線対として活性化されたメモリセルMCのビット情報は、左側のセンスアンプ列11aで一時的にラッチされるだけであり、データ保持の対象とはされない。よって、本実施形態のセンスアンプキャッシュのページサイズは、リードアクセス時の活性化ビット数の半数ということになる。
次に、図11に示したリードアクセス動作によってセンスアンプキャッシュがデータ保持状態にあるときに実行されるリフレッシュ動作について説明する。ここで、リフレッシュ動作の際の信号波形を図12に示す。以下では、図12の信号波形におけるタイミングとともにリフレッシュ動作の推移を順次説明する。
図13は、リフレッシュ動作に先立つプリチャージ動作を行うときの接続状態図である。マット10aの右側のセンスアンプ列11bはセンスアンプキャッシュとしてデータが保持されているため、スイッチ制御部12b、12cが図5の状態Fに従って制御される。すなわち、マット10aの全てのビット線BLは、左側のセンスアンプ列11aに接続される一方、右側のセンスアンプ列11bから切り離された状態になっている。なお、マット10aに隣接するマット10bについては、両側のスイッチ制御部12d、12eの状態がマット10aの側と対称的に制御されるものとする。
このとき、図12の初期時点に示されるように、選択制御線SL0、SL1をともにハイにした状態で、上述のセンスアンプSAに付随するプリチャージイコライズ回路のビット線イコライズ信号がハイ(導通レベル)になったときにプリチャージ動作が行われる。これにより、マット10aの全てのビット線BLに対してプリチャージ電位がスイッチ制御部12を通して供給される。その後、ビット線イコライズ信号がローとなってプリチャージ動作が終了する。
次に図14は、マット10aのリフレッシュ対象として選択されたワード線WLに対するリフレッシュ動作のうち、前半のリフレッシュサイクルの接続状態図である。図12及び図13に示したように、マット10aの右側のセンスアンプ列11bがセンスアンプキャッシュとして使用されデータ保持状態にあるので、リフレッシュ動作に用いることを避けるべく、以下のように前半と後半に分けて2サイクルのリフレッシュ動作を実行するものである。
図14に示すように、スイッチ制御部12b、12cは図5の状態Cに従って制御される。すなわち、図13と同様、マット10aが右側のセンスアンプ列11bから切り離された状態を保ちつつ、左側のセンスアンプ列11aに対して奇数番目のビット線BL0、BL2がビット線対として各センスアンプSAに接続されるように切り替えられる。このとき、図12において、初期状態の選択制御線SL0がハイからローに立ち下がるタイミングt0で、図13の接続状態から図14の接続状態に移行する。
一方、同様のタイミングt0で、リフレッシュ対象として選択されたワード線WLがハイに立ち上がって活性化される。このワード線WL上のメモリセルMCのうち、奇数番目のビット線BL0、BL2に位置するメモリセルMCは、そのビット情報がビット線対ごとに左側のセンスアンプ列11aに読み出される。このとき、図12に示すように、ビット線対の信号レベルは当初の微小レベルからセンスアンプSAによって増幅される。その後、各々のセンスアンプSAに読み出されたビット情報が元のメモリセルMCに再書き込みされる。
次に図15は、同様のワード線WLに対するリフレッシュ動作として、後半のリフレッシュサイクルの接続状態図である。この場合、スイッチ制御部12b、12cは、図5の状態Bに従って制御される。よって、図14の状態から、左側のセンスアンプ列11aに対して偶数番目のビット線BL1、BL3がビット線対として各センスアンプSAに接続されるように切り替えられる。
このとき、図12において、いったん選択制御線SL1がハイからローに立ち下がり、左側のセンスアンプ列11aをマット10aから切り離した状態として、ビット線イコライズ信号を所定期間ハイにする。これは、センスアンプ列11aの入力端子の側の配線にプリチャージ電位を供給して、後半のリフレッシュサイクル時にビット線BLを介して読み出すビット情報が、センスアンプSAに残っていた前半のリフレッシュサイクルのデータにより破壊するのを防止するためである。そして、タイミングt1で選択制御線SL0がローからハイに立ち上がり、図15の接続状態に移行する。
次いで、選択されたワード線WL上のメモリセルMCのうち、偶数番目のビット線BL1、BL3上のメモリセルMCは、そのビット情報がビット線対ごとに左側のセンスアンプ列11aに読み出される。この場合も、前半のリフレッシュサイクルと同様、図12に示すようにビット線対の信号レベルが変化し、センスアンプSAによる増幅を経てビット情報が元のメモリセルMCに再書き込みされる。その後、選択されたワード線WLがローに立下ってリフレッシュ動作が完了する。その後、ビット線イコライズ信号と選択制御線SL1がハイになることによって、センスアンプ部(のビット線対)とマット10aのビット線対にプリチャージ電位が供給されて、図12の最初の状態に戻る。
なお、上述の動作は、マット10aについて左側のセンスアンプ列11aと右側のセンスアンプ列11bの役割を入れ替えた場合(左側のセンスアンプ列11aをセンスアンプキャッシュとして使用し、右側のセンスアンプ列11bによりプリチャージ動作とリフレッシュ動作を行う場合)も同様に適用することができる
このように第1の実施例の構成では、一連のプリチャージ動作及びリフレッシュ動作を行う際、一方のセンスアンプ列11を用いる必要がなく、他方のセンスアンプ列11のみを用いて実行することができる。これにより、センスアンプキャッシュとして使用中の一方のセンスアンプ列11の保持データは、マット10のリフレッシュを行った後も破壊されることなく保持され続ける。従って、リフレッシュ動作の間隔に制約されることなくセンスアンプキャッシュを使用可能となり、長時間にわたって確実にデータを保持してセンスアンプキャッシュのヒット率を向上させることができる。
次に、第2の実施例に関し、図16〜図22を参照しながら説明する。第2の実施例におけるリフレッシュ動作時には既に説明した第1の実施例の図10、図11、図13、図14と同様の接続状態図を想定することができる。しかしながら、第2の実施例では、着目したマット10aに対してセンスアンプ列11a、11bの一方に限らず、両方のセンスアンプ列11a、11bをともにセンスアンプキャッシュとして使用可能な制御を行う。よって、通常のDRAMの構成に加えて、センスアンプキャッシュの使用状態を判別しながら制御するための構成を付加する必要がある。
図16は、第2の実施例に対応する制御を実現するための構成が付加されたDRAM要部のブロック構成図である。図16の構成においては、メモリセルアレイが複数のマット10に分割されている。なお、図示を省略しているが、実際にはメモリセルアレイは所定数のマットを含むバンクに区分されて構成され、バンク単位で動作が制御される。
図16において、隣接する2つのマット10の間には共有センスアンプ方式に対応する複数のセンスアンプ列11が配置されている。なお、各マット10と各センスアンプ列11の間には図示しないスイッチ制御部12が配置されている。また、マット10ごとに指定された行アドレスに対応するワード線WLを選択する行デコーダ60と、指定された列アドレスに対応するビット線BLを選択する列デコーダ61が設けられている。
第2の実施例のDRAMにおいてメモリセルアレイの周辺には、アレイ制御回路62と、入出力回路63と、リフレッシュアドレスカウンタ64と、センスアンプキャッシュフラグ65が設けられている。アレイ制御回路62は、メモリセルアレイ全体の動作を制御し、例えば、通常のリードアクセス動作やライトアクセス動作、あるいは所定間隔で実行するリフレッシュ動作を制御するとともに、センスアンプ列11をセンスアンプキャッシュとして使用する場合の動作を制御する。アレイ制御回路62は、行デコーダ60に対して行アドレスに基づくワード線選択信号を供給し、センスアンプ列11に対して動作を制御するための制御信号を供給する。
アレイ制御回路62は、外部からの制御コマンドに応じて動作を制御する。リードコマンド又はライトコマンドが発行されると、アレイ制御回路62の制御により、入出力回路63と外部との間で所定のマット10の読み出しデータ又は書き込みデータがセンスアンプ列11を介して入出力される。一方、メモリセルアレイのデータ保持のためのリフレッシュコマンドが発行されると、アレイ制御回路62は、リフレッシュアドレスカウンタ64が発生するリフレッシュアドレスに基づき、該当するマット10の選択されたワード線WL上においてリフレッシュ動作を制御する。
また、アレイ制御回路62は、通常動作時あるいはリフレッシュ動作時にセンスアンプキャッシュに関連する動作を制御する。そして、複数のセンスアンプ列11のそれぞれがセンスアンプキャッシュとして使用されているか否かを判別するための状態情報がセンスアンプキャッシュフラグ65に格納される。アレイ制御回路62は、リフレッシュ動作に際してセンスアンプキャッシュフラグ65を参照することで、複数のセンスアンプ列11に対して適切な制御が可能となる。また、後述するようにリフレッシュ動作時にセンスアンプキャッシュの保持データが廃棄された場合、センスアンプキャッシュフラグ65に格納される状態情報に基づき生成されたキャッシュ情報廃棄フラグが外部に送出される。
次に図17は、第2の実施例におけるリフレッシュ動作の概略の制御フローである。図17に示すように、アレイ制御回路62では、リフレッシュコマンドが入力されると(ステップS11)、リフレッシュアドレスカウンタ64から発生するリフレッシュアドレスに含まれるマット選択アドレスを抽出する(ステップS12)。このマット選択アドレスにより、リフレッシュ対象のマット10が判別できる。次いで、アレイ制御回路62では、センスアンプキャッシュフラグ65を参照する(ステップS13)。そして、ステップS13で得られたセンスアンプキャッシュの状態情報をステップS12のマット選択アドレスと比較することで、リフレッシュ対象のマット10の左右に位置するセンスアンプ列11についてセンスアンプキャッシュとしての使用状態が判別される(ステップS14)。
ステップS14においては3通りの判別結果に分かれ、それぞれ異なる制御が行われる。まず、リフレッシュ対象のマット10の左右のセンスアンプ列11が両方ともセンスアンプキャッシュとして使用されていない状態のときは、通常のリフレッシュ動作が実行される(ステップS15)。また、マット10の両側のうち一方のみセンスアンプキャッシュとして使用されている状態のときは、第1の実施例で説明した2サイクルのリフレッシュ動作が実行される(ステップS16)。このときの動作及び接続状態は、図13〜図15の場合と同様になる。
ここで、ステップS16のリフレッシュ動作に際し、センスアンプキャッシュの使用状態を変えることができる。すなわち、ステップS16の時点で使用されていない側のセンスアンプ列11を、それ以降センスアンプキャッシュとして使用することができる。図15の接続状態を例にとると、後半のリフレッシュサイクル時に左側のセンスアンプ列11aにビット線BL1、BL3が接続された状態でリフレッシュ動作が実行される。この時点で、リフレッシュに用いたセンスアンプ列11aについてもセンスアンプキャッシュとしての使用を開始し、この時点のワード線WL上のメモリセルMCのうちの半数のビット情報を保持した状態とする。
図18は、図15に示される後半のリフレッシュサイクルに続く接続状態図である。図18において、マット10aの両側のスイッチ制御部12b、12cは、図5の状態Aに従って制御される。よって、マット10aの全てのビット線BLが両側のセンスアンプ列11a、11bから切り離された状態となり、左右のセンスアンプ列11a、11bが両方ともセンスアンプキャッシュとしてデータ保持状態になる。
なお、図18に示すように、マット10aの両側のセンスアンプ列11a、11bのデータ保持状態を継続する場合、上述のプリチャージイコライズ回路をセンスアンプSA側ではなく、スイッチ制御部12b(又はスイッチ制御部12c)と各ビット線BLの間に設ける必要がある。これにより、マット10aの両側でセンスアンプ列11a、11bがともに切り離されていた場合でも、マット10aの各ビット線BLに対するプリチャージ動作が可能となる。
次に図17において、マット10の両側のセンスアンプ列11が両方ともセンスアンプキャッシュとして使用されている状態のとき、両側のセンスアンプ列11のうち一方を、保持データを廃棄する側のセンスアンプキャッシュとして選択する(ステップS17)。例えば、図18に示すように、センスアンプ列11a、11bの両方がセンスアンプキャッシュとして使用されていると、そのままではリフレッシュ動作ができなくなるので、一方のセンスアンプキャッシュの廃棄制御を行うものである。この場合、予め定められたルールに従ってステップS17において一方のセンスアンプ列11を選択すればよい。
そして、廃棄される側のセンスアンプ列11を用いて、上述の2サイクルのリフレッシュ動作が実行される(ステップS18)。このときの動作及び接続状態は、図13〜図15の場合と同様になる。リフレッシュ動作を終えると、センスアンプキャッシュフラグ65の状態情報が更新され、廃棄される側のセンスアンプキャッシュの位置情報とともにキャッシュ情報廃棄フラグが外部に出力される(ステップS19)。
このように、マット10の一方の側のセンスアンプ列11(例えば、左側)を、センスアンプキャッシュの保持データを廃棄する側として固定的に定めておけば、少なくとも他方の側のセンスアンプ列11はリフレッシュ動作に関わらず長期間にわたってデータ保持が可能となる。また、廃棄される側のセンスアンプ列11についても、少なくとも新たなリフレッシュ動作が行われるまでの間、センスアンプキャッシュとして使用可能である。
なお、第2の実施例における図16の構成と図17の制御フローは、センスアンプキャッシュの廃棄制御に関する点を除いて、第1の実施例に対しても適用される。すなわち、第1の実施例では、図17のステップS14でセンスアンプキャッシュの使用状態を判別し、その判別結果がステップS15、S16の2通りに分かれることになる。この場合、図16のセンスアンプキャッシュフラグ65には、複数のセンスアンプ列11がそれぞれセンスアンプキャッシュとして使用されているか否かを判別するための状態情報が格納されるが、第2の実施例のようなキャッシュ情報廃棄フラグの生成は行われない。
ここで、上述のセンスアンプキャッシュの廃棄制御を含むステップS17〜S19の処理については、リフレッシュ動作に用いる側のセンスアンプ列11の保持データを退避する変形例がある。この変形例の動作を図19〜図22を用いて説明する。図19は、リフレッシコマンドを受けたとき、マット10aの両側のセンスアンプ列11a、11bがともにセンスアンプキャッシュとして使用されている際、右側のセンスアンプ列11bをリフレッシュ動作に用いる状況の接続状態図である。マット10aの両側のスイッチ制御部12b、12cが図5の状態Aに従って制御され、両側のセンスアンプ列11a、11bから切り離されている。これに対し、右側のセンスアンプ列11bの保持データを退避するために、隣接するマット10bは、選択制御線SL1、SL2に基づき奇数番目のビット線BLを介して両側のセンスアンプ列11b、11cが接続される状態に制御される。
この状態で、センスアンプ列11bに保持されるデータは、スイッチ制御部12d、マット10bの奇数番目のビット線BL0、BL2、スイッチ制御部12eを順に経由して、センスアンプ列11cに退避される。次いで、マット10aのリフレッシュ対象として選択されたワード線WLに対して、2サイクルのリフレッシュ動作のうち、図20に示す接続状態で前半のリフレッシュサイクルが実行された後、図21に示す接続状態で後半のリフレッシュサイクルが実行される。この場合の動作は、図14及び図15と基本的に同様であるが、退避データを保持するセンスアンプ列11cのデータが破壊されないようなスイッチ制御の状態を保っている。
2サイクルのリフレッシュ動作が終了すると、図22に示すように、再び図19と同様の接続状態に制御され、退避先のセンスアンプ列11cに保持される退避データは、スイッチ制御部12e、マット10bの奇数番目のビット線BL0、BL2、スイッチ制御部12dを経由して、元のセンスアンプ列11bに書き戻される。これにより、マット10aについて、センスアンプ列11a、11bの両方をともにセンスアンプキャッシュとして使用する状態が継続し、途中でリフレッシュ動作が実行されてもデータを保ち続けることができる。ただし、この変形例の適用は、退避先の隣接するセンスアンプ列11がセンスアンプキャッシュとして使用されていない状態に限られる。
次に、データ保持状態にあるセンスアンプキャッシュのライトバック動作について説明する。本実施形態では、マット10の所定のワード線WL上のメモリセルMCからセンスアンプキャッシュに取り込まれたデータは、当初、マット10の所定のワード線WLの各メモリセルMCに保持されるデータに一致しているが、ある程度の時間が経過すると書き込み動作等によって両者のデータが一致しない状態になる。よって、所定のタイミングでセンスアンプキャッシュのデータをワード線WL上の元の各メモリセルMCに書き戻すライトバック動作が必要となる。
図23は、上記ライトバック動作を行うときの接続状態図である。このライトバック動作は、ライトバックコマンドが発行されたタイミングで実行されるとともに、ライトバック動作に先立って図14と同様の接続状態で対象のマット10aに対するプリチャージ動作が行われる。その後、図23に示すように、マット10aの両側のスイッチ制御部12b、12cが図5の状態Iに従って制御され、左側のセンスアンプ列11aには奇数番目のビット線BL0、BL2が接続され、右側のセンスアンプ列11bには偶数番目のビット線BL1、BL3が接続される状態にある。また、マット10aで書き戻すべき行アドレスに対応して選択されたワード線WLが活性化される。
このような状態で、データ保持状態にあるセンスアンプキャッシュとしての右側のセンスアンプ列11bのデータは、スイッチ制御部12cと偶数番目のビット線BL1、BL3を経由して、選択されたワード線WLのうち半数のメモリセルMCに書き戻される。この時点でワード線WLにおいて該当するメモリセルMCは、センスアンプキャッシュの保持データと一致する状態になる。かかるライトバック動作の後は、いったんセンスアンプキャッシュのデータがプリチャージ動作等により破壊されたとしても、所望のワード線WLでリードアクセスを行うことにより再びセンスアンプキャッシュにデータを取り込むことができる。
次に、データ保持状態にあるセンスアンプキャッシュのライトスルー動作について説明する。図24は、上記ライトスルー動作を行うときの接続状態図である。このライトスルー動作は、ライトスルーコマンドが発行されたタイミングで実行されるとともに、外部からのデータを、センスアンプ列11を経由して直接マット10のメモリセルMCに書き込むときに実行される。図24に示すように、マット10aの両側のスイッチ制御部12b、12cは、図23と同様の状態に制御される。このとき、実際に選択されたワード線WL上で、実際の書き込み対象のメモリセルMCwを示している。外部からの所定のビット情報は、右側のセンスアンプ列11bのうちの一のセンスアンプSAと、スイッチ制御部12cを経由して、1本のビット線BLのメモリセルMCwに書き込まれる。このように、図24に示されるライトスルー動作は、通常の書き込み動作と同様に行われる。
以上、本実施形態に基づいて本発明の内容を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことができる。本実施形態では、例えば、共有センスアンプ方式、1/4ピッチセルアレイ方式、1/2ピッチセルアレイ方式、あるいはセンスアンプ列11やスイッチ制御部12の様々な構成を例示したが、これらの方式・構成に限られず、オープンビット線セルアレイ方式等を含む多様な半導体記憶装置に対して本発明を広く適用することができる。
本実施形態のDRAMのマットの構成のうち、隣接配置されるマットがセンスアンプを共有せず1/4ピッチセルアレイ方式を採用した構成を示す図である。 本実施形態のDRAMのマットの構成のうち、隣接配置されるマットがセンスアンプを共有せず1/2ピッチセルアレイ方式を採用した構成を示す図である。 本実施形態のDRAMのマットの構成のうち、共有センスアンプ方式及び1/4ピッチセルアレイ方式を採用した構成を示す図である。 本実施形態のDRAMのマットの構成のうち、共有センスアンプ方式及び1/2ピッチセルアレイ方式を採用した構成を示す図である。 選択制御線に基づくスイッチ制御部のオン・オフ制御における9通りの制御状態を示す図である。 選択制御線に基づくスイッチ制御部のオン・オフ制御において、センスアンプの接続状態の変化を示す図である。 図1又は図3の1/4ピッチセルアレイ方式に対応するスイッチ制御部の第1のレイアウト例を示す図である。 図1又は図3の1/4ピッチセルアレイ方式に対応するスイッチ制御部の第2のレイアウト例を示す図である。 図2又は図4の1/2ピッチセルアレイ方式に対応するスイッチ制御部のレイアウト例を示す図である。 第1の実施例において、センスアンプ列をセンスアンプキャッシュとして使用しない状況でプリチャージ動作を行うときの接続状態図である。 第1の実施例において、マットのリードアクセス動作を行うときの接続状態図である。 第1の実施例における信号波形図である。 第1の実施例において、リフレッシュ動作に先立つプリチャージ動作を行うときの接続状態図である。 第1の実施例において、マットのリフレッシュ対象として選択されたワード線に対するリフレッシュ動作のうち前半のリフレッシュサイクルの接続状態図である。 第1の実施例において、マットのリフレッシュ対象として選択されたワード線に対するリフレッシュ動作のうち後半のリフレッシュサイクルの接続状態図である。 第2の実施例に対応する制御を実現するための構成が付加されたDRAM要部のブロック構成図である。 第2の実施例におけるリフレッシュ動作の概略の制御フローである。 第2の実施例において、図15に示される後半のリフレッシュサイクルに続く接続状態図である。 第2の実施例の変形例において、マットの両側のセンスアンプ列の一方のデータを退避するときの接続状態図である。 第2の実施例の変形例において、前半のリフレッシュサイクルの接続状態図である。 第2の実施例の変形例において、後半のリフレッシュサイクルの接続状態図である。 第2の実施例の変形例において、後半のリフレッシュサイクルに続いて退避データを元のセンスアンプ列に書き戻すときの接続状態図である。 データ保持状態にあるセンスアンプキャッシュのライトバック動作を行うときの接続状態図である。 センスアンプキャッシュのライトスルー動作を行うときの接続状態図である。
符号の説明
10、20…マット
11、21…センスアンプ列
12、22…スイッチ制御部
31、41a、41b、51a、51b…拡散層
32、42、52…配線
33、34、35、43、44、45、53、54、55…コンタクト
60…行デコーダ
61…列デコーダ
62…アレイ制御回路
63…入出力回路
64…リフレッシュアドレスカウンタ
65…センスアンプキャッシュフラグ
WL…ワード線
BL…ビット線
MC…メモリセル
SA…センスアンプ
SL…選択制御線
TS…トランジスタスイッチ

Claims (7)

  1. 複数のワード線と複数のビット線対との交点に形成される複数のメモリセルを含むメモリセルアレイの単位ブロックのそれぞれに対してデータを書き換え可能に記憶保持する半導体記憶装置であって、
    前記単位ブロックの一端側に配置され、前記複数のメモリセルのうち選択されたメモリセルのデータを増幅する第1のセンスアンプと、
    前記単位ブロックの他端側に配置され、前記複数のメモリセルのうち選択されたメモリセルのデータを増幅する第2のセンスアンプと、
    前記第1のセンスアンプと前記複数のビット線対の一端側との間に接続された第1のスイッチ手段と、
    前記第2のセンスアンプと前記複数のビット線対の他端側との間に接続された第2のスイッチ手段と、
    前記第1及び第2のセンスアンプの一方のセンスアンプにデータを保持する状態で前記複数のメモリセルのリフレッシュ動作を実行する場合、前記一方のセンスアンプを前記複数のビット線対から切り離し、前記第1及び第2のセンスアンプの他方のセンスアンプを用いて前記複数のビット線対の各々の組のビット線対を順次選択し、選択されたビット線対に接続されたメモリセルのリフレッシュ動作を順次実行するように前記第1及び第2のスイッチ手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記メモリセルアレイは、前記単位ブロックが前記第1のセンスアンプを挟んで隣接する他の単位ブロックと当該第1のセンスアンプを共有する共有センスアンプ方式で構成され、
    前記制御手段は、前記第1及び第2のセンスアンプの双方がキャッシュメモリとしてデータを保持する状態で前記単位ブロックのリフレッシュ動作を実行する場合、データを保持すべき前記一方のセンスアンプとデータを廃棄すべき前記他方のセンスアンプとを選択的に設定し、前記一方のセンスアンプを前記複数のビット線対から切り離し、かつ、前記他方のセンスアンプのみを用いて前記リフレッシュ動作を実行するように前記第1及び第2のスイッチ手段を制御することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 複数のワード線と複数のビット線対との交点に形成される複数のメモリセルを含むメモリセルアレイの単位ブロックのそれぞれに対してデータを書き換え可能に記憶保持する半導体記憶装置であって、
    前記単位ブロックの一端側に配置され、前記複数のメモリセルのうち選択されたメモリセルのデータを増幅する第1のセンスアンプと、
    前記単位ブロックの他端側に配置され、前記複数のメモリセルのうち選択されたメモリセルのデータを増幅する第2のセンスアンプと、
    前記第1のセンスアンプと前記複数のビット線対の一端側との間に接続された第1のスイッチ手段と、
    前記第2のセンスアンプと前記複数のビット線対の他端側との間に接続された第2のスイッチ手段と、
    前記第1及び第2のセンスアンプの一方のセンスアンプにデータを保持する状態で前記複数のメモリセルのリフレッシュ動作を実行する場合、前記一方のセンスアンプを前記複数のビット線対から切り離し、前記第1及び第2のセンスアンプの他方のセンスアンプを用いて前記複数のビット線対の各々の組のビット線対を順次選択し、選択されたビット線対に接続されたメモリセルのリフレッシュ動作を順次実行するように前記第1及び第2のスイッチ手段を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記第1及び第2のセンスアンプの双方がキャッシュメモリとしてデータを保持する状態で前記単位ブロックのリフレッシュ動作を実行する場合、データを保持すべき前記一方のセンスアンプとデータを廃棄すべき前記他方のセンスアンプとを選択的に設定し、前記一方のセンスアンプを前記複数のビット線対から切り離し、かつ、前記他方のセンスアンプのみを用いて前記リフレッシュ動作を実行するように前記第1及び第2のスイッチ手段を制御することを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 前記制御手段は、各々の前記第1及び第2のセンスアンプについてのキャッシュメモリとしての使用状態を判別する状態情報を保持し、当該状態情報に基づいて前記一方のセンスアンプと前記他方のセンスアンプとを選択的に設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1及び第2のセンスアンプの一方のセンスアンプにデータを保持する状態で前記複数のビット線対のプリチャージ動作を実行する場合、前記一方のセンスアンプを前記複数のビット線対から切り離し、前記第1及び第2のセンスアンプの他方のセンスアンプを前記複数のビット線対に接続し、前記他方のセンスアンプを用いて前記複数のビット線対のプリチャージ動作を実行するように前記第1の及び第2のスイッチ手段を制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1及び第2のセンスアンプの其々は、第1及び第2の入力端子を有し、前記複数のビット線対の其々の組は、一方のビット線が前記第1のスイッチ手段を介して前記第1のセンスアンプの第1の入力端子に接続されるとともに前記第2のスイッチ手段を介して前記第2のセンスアンプの第1の入力端子に接続され、他方のビット線が前記第1のスイッチ手段を介して前記第1のセンスアンプの第2の入力端子に接続されるとともに前記第2のスイッチ手段を介して前記第2のセンスアンプの前記第2の入力端子に接続されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記複数のビット線対が2組のビット線対であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記第1のスイッチ手段は、前記第1のセンスアンプの前記第1の入力端子と前記2組のビット線対のうちの一方の組のビット線対の一方のビット線との間に接続された第1のスイッチ素子と、前記第1のセンスアンプの前記第1の入力端子と前記2組のビット線対のうちの他方の組のビット線対の一方のビット線との間に接続された第2のスイッチ素子と、前記第1のセンスアンプの前記第2の入力端子と前記一方の組のビット線対の他方のビット線との間に接続された第3のスイッチ素子と、前記第1のセンスアンプの前記第2の入力端子と前記他方の組のビット線対の他方のビット線との間に接続された第4のスイッチ素子とを備え、
    前記第2のスイッチ手段は、前記第2のセンスアンプの前記第1の入力端子と前記2組のビット線対のうちの一方の組のビット線対の一方のビット線との間に接続された第5のスイッチ素子と、前記第2のセンスアンプの前記第1の入力端子と前記2組のビット線対のうちの他方の組のビット線対の一方のビット線との間に接続された第6のスイッチ素子と、前記第2のセンスアンプの前記第2の入力端子と前記一方の組のビット線対の他方のビット線との間に接続された第7のスイッチ素子と、前記第2のセンスアンプの前記第2の入力端子と前記他方の組のビット線対の他方のビット線との間に接続された第8のスイッチ素子とを備えることを特徴とする請求項に記載の半導体記憶装置。
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