JP4478610B2 - 締結具 - Google Patents

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本発明は、被取付部材を取付部材に取り付ける締結具に関する。
車両の装飾部材をボディパネルに固定するとき、雌部材と雄部材とで構成された締結具としてのクリップが用いられる場合がある。例えば、特許文献1では、図6に示すように、略U字状を成す雌部材100の幅方向の中央部に、それぞれ矩形穴102を形成し、矩形穴102の下縁部からは、雌部材100の自由端部側へ向かって延出する係合片104がそれぞれ形成されている。この係合片104の先端部には、内側へ向かって逆U字状に折れ曲がった係合部106が設けられている。
一方、雄部材107の軸部108の先端部は先細となっており、雌部材100内へ挿入しやすくなっている。また、軸部108の外壁には、一対の係合凹部110が凹設されている。この係合凹部110は、軸部108が挿入された状態で、係合片104と対面し、係合凹部110の下壁面110Aには係合部106の先端部が当接可能となっている。
このような構成により、軸部108を雌部材100内へ挿入すると、軸部108の先端部によって係合片104が徐々に押し広げられ、係合凹部110が係合片104の係合部106に到達すると、係合部106の先端部が下壁面110Aに当接し、雄部材107が雌部材100に係止される。
この状態で、雄部材107を雌部材100から抜き出す方向へ力を加える(いわゆる抜去力を加える)と、抜去力は直接係合部106に作用するため、係合部106が塑性変形し、装飾部材とボディパネルとの間でガタが生じる恐れがある。
特開2003−72508号公報
本発明は上記事実を考慮して、雌部材の塑性変形を防止し、軸部を挿入しやすく、抜去力が大きい締結具を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、取付部材に形成された取付穴に係合可能な雌部材と、被取付部材に設けられた軸体を前記雌部材と係合させ、前記被取付部材を前記取付部材に取り付ける締結具において、前記雌部材は、前記取付穴に挿入され、前記軸体が挿入可能な略U字状に形成された挿入部と、前記挿入部の基部から外側へ張り出し、前記取付穴の周縁部に当接可能な当接片と、前記挿入部を構成し、前記当接片から前記取付穴に沿って延び、外側へ張り出す張出部と、前記張出部と連結されて内側へ曲がる連結部と、前記挿入部を切り込み、中央部へ押し出され、前記連結部と同一面上とされた脚部と、前記脚部の先端に形成され、前記軸体の外壁に凹設された係合凹部と係合可能な係合片と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、雌部材には、取付穴に挿入され、軸体が挿入可能な挿入部が略U字状に形成されている。挿入部の基部からは、取付穴の周縁部に当接可能な当接片が張り出しており、取付穴内へ挿入部を挿入すると、当接片が取付穴の周縁部に当接して雌部材が移動規制される。
また、挿入部の基部側には、取付穴に沿って延び、当接片から外側へ張り出す張出部を備えており、張出部には内側へ曲がる連結部が連結している。挿入部を縮径させた状態で取付穴内へ挿入部を挿入させる。そして、挿入部が取付穴を通過すると、挿入部は復元し、当接片が取付穴の周縁部に当接した状態で、当接片と張出部とで、取付穴の周縁部が挟持される。
挿入部には、挿入部を切り込み、中央部へ押し出された脚部を備えており、連結部と同一面上とされている。この脚部の先端には、軸体の外壁に凹設された係合凹部と係合可能な係合片が形成されている。挿入部を切り込んで形成された脚部は弾性変形可能であるため、挿入部内へ軸体を挿入するとき、軸体の外壁によって係合片を介して脚部が押し広げられ、軸体の外壁の係合凹部が係合片に到達すると、脚部が復元し、係合片が係合凹部と係合する。
以上のような構成により、挿入部内に軸体が挿入された状態で軸体に抜去力が作用すると、軸体の係合凹部を介して脚部の係合片へ該抜去力が伝達され、脚部の根元部を支点にして脚部が回転し、連結部を介して張出部が軸体を押圧する。
これにより、張出部は軸体からの反力を受けることとなり、この反力によって連結部を介して脚部の根元部を支点にして脚部が回転し、該反力は係合片が係合凹部を押圧する力へ変換される。これにより、軸体の抜去が防止される。
このように、軸体の抜去力に対して反力を利用して該抜去力に抗する力を働かせることで、軸体を抜け難くして抜去力を高めることができ、軸体が挿入しやすいにも拘わらず抜け難い締結具を得ることができる。また、軸体の抜去力を係合片を介して他の部分に伝達させることで、係合片の塑性変形を防止し、取付部材と被取付部材との間でガタが生じないようにしている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の締結具において、前記挿入部内に前記軸体が挿入された状態で抜去力が作用し前記係合凹部を介して前記係合片へ該抜去力が伝達されると、前記脚部の根元部を支点に脚部が回転し、前記連結部を介して前記張出部が前記軸体を押圧することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の締結具において、前記係合片と前記張出部が平行に形成されたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、係合片と張出部を平行に形成することで、係合片と張出部とで伝達される力を略同一にすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか1項に記載の締結具において、前記挿入部内に前記軸体が挿入された状態で、前記係合片が前記係合凹部を付勢することを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、挿入部内に軸体が挿入された状態で、係合片が係合凹部を付勢するようにすることで、寸法のバラツキが生じたとしても、係合片が確実に係合凹部と係合するようにしている。これにより、軸体の抜去力を向上させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載の締結具において、前記雌部材が金属製であり、曲げ加工で形成したことを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、雌部材が金属製とし、曲げ加工で形成することで、複雑な形状でも簡単に、安く形成することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか1項に締結具において、前記軸体が前記被取付部材と別部材で形成され、軸体から上部フランジ及び下部フランジが張り出し、被取付部材に形成された係止長穴の周縁部を前記上部フランジと下部フランジで挟持し軸体を被取付部材に係止させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明では、軸体を被取付部材と別部材で形成することで、寸法の大きな被取付部材の形状を簡単にして、金型費用を削減することができる。
本発明は、上記構成としたので、請求項1又は2に記載の発明では、軸体の抜去力に対して反力を利用して該抜去力に抗する力を働かせることで、軸体を抜け難くして抜去力を高めることができ、軸体が挿入しやすいにも拘わらず抜け難い締結具を得ることができる。また、脚部のばね力を利用して係合片が係合凹部を押圧するため、取付部材と被取付部材との間でガタが生じ難い。
請求項3に記載の発明では、係合片と張出部を平行に形成することで、係合片と張出部とで伝達される力を略同一にすることができる。
請求項4に記載の発明では、寸法のバラツキが生じたとしても、係合片が確実に係合凹部と係合するようにしている。これにより、軸体の抜去力を向上させることができる。
請求項5に記載の発明では、雌部材が金属製とし、曲げ加工で形成することで、複雑な形状でも簡単に、安く形成することができる。
請求項6に記載の発明では、軸体を被取付部材と別部材で形成することで、寸法の大きな被取付部材の形状を簡単にして、金型費用を削減することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態に係る締結具としてのクリップについて説明する。
図1及び図4に示すように、車両用の装飾部材10(被取付部材)がクリップ12を介してボディパネル14(取付部材)に固定される。クリップ12は、略角柱状のピン16(軸体)と、ピン16と係合する略U字状のグロメット18(雌部材)と、で構成されている。
ピン16は略角柱状の軸部20を備えており、軸部20の対向する一対の外壁20Aの先端部には、互いに近接する傾斜部22が形成されており、先細形状となっている。また、軸部20の外壁20Aには、それぞれ係合凹部24が凹設されている。この係合凹部24の底面は傾斜しており、軸部20の端部側へ行くに従って、係合凹部24の深さが徐々に浅くなっている。そして、係合凹部24の、軸部20の先端部側の周壁には、傾斜面24A(係合面)が設けられている。
一方、軸部20の後端部には、角板状の上フランジ26及び下フランジ28が所定の間隔を空けて形成されている。そして、上フランジ26の方が下フランジ28よりも外形寸法が小さく形成され、上フランジ26と下フランジ28の間には、軸部20の外径寸法と略同一の角柱状の首部27が設けられている。
ここで、装飾部材10には大きさの異なる矩形穴30、32が一体となって形成された係止長穴34が形成されている。矩形穴32は矩形穴30よりも外形寸法が小さくなっており、矩形穴32は首部27が挿入可能となっている。
また、矩形穴30は上フランジ26が斜め方向に挿入可能であり、ピン16を斜めに傾斜させた状態で上フランジ26を矩形穴30内へ挿入させ、矩形穴30内へ首部27が到達すると、ピン16を起こすようにする。この状態で、ピン16をスライドさせ、首部27を矩形穴32に挿入し、上フランジ26と下フランジ28とで装飾部材10の矩形穴32の周縁部を挟持する。
これにより、装飾部材10に対して回り止めされた状態でピン16が固定される。また、ピン16を斜めにした状態で矩形穴30へ上フランジ26を挿入させるようにすることで、ピン16が矩形穴30から容易に抜け落ちないようにする。なお、矩形穴30の内形寸法を上フランジ26の外形寸法よりも若干大きくして、ピン16を起立させた状態で上フランジ26を矩形穴30内へ挿入できるようにしても良い。
一方、グロメット18は、金属の板材を曲げ加工して形成されている。このグロメット18は、ボディパネル14に形成された取付穴14Aへ挿入される挿入部38を備えている。挿入部38は、ピン16の軸部20が挿入可能な略U字状に形成され、挿入部38が取付穴14A内へ挿入された状態で、軸部20が挿入部38内へ挿入可能となる。挿入部38の基部からは、外側へ向かって当接片40が張り出しており、当接片40は、挿入部38が取付穴14A内へ挿入された状態で、取付穴14Aの周縁部に当接可能としている。
また、当接片40は上下に大きなうねりを持っており、当接片40自体にばね性を持たせている。このため、当接片40が取付穴14Aの周縁部に当接し、ピン16の下フランジ28が当接片40に当接させるとき、取付穴14Aの周縁部及び下フランジ28に当接片40を確実に当接させ、寸法誤差によるガタが生じないようにしている。
一方、挿入部38の基部側には、当接片40から取付穴14に沿って延び外側へ張り出す張出部42を備えており、取付穴14Aの幅寸法よりも拡径した状態で形成されている。また、挿入部には、張出部42と連結されて内側へ曲がる連結部48を備えている。
ここで、挿入部38の中央部には、連結部48と連結部48の間に、長穴38Aが形成されており、この長穴38Aの端部からは連結部48と同一面上に設けられ、中央部へ押し出された略L字状の脚部44を設けている。連結部48と連結部48に沿った脚部44の長さは略同一となっている。
そして、脚部44の先端には、外側へ向かって屈曲し軸部20の係合凹部24の傾斜面24Aと係合可能な係合片46を設けており、傾斜面24Aと係合片46とは同じ傾斜角度となるようにしている。また、係合片46同士の距離は、係合凹部24同士の傾斜面24Aの離間距離よりも小さくなっており、挿入部38内に軸部20が挿入された状態で、係合片46が傾斜面24Aを付勢するようにしている。
本発明の実施の形態に係るクリップの作用について説明する。
まず、図2に示すように、ボディパネル14にグロメット18を取り付ける。このとき、挿入部38を縮径させた状態で取付穴14A内へ挿入部38を挿入させる。そして、挿入部38が取付穴14Aを通過すると、挿入部38は復元し、当接片40が取付穴14Aの周縁部に当接した状態で、取付穴14Aの周縁部は当接片40と張出部42とで挟持され、グロメット18がボディパネル14に取り付けられることとなる。
次に、図3に示すように、グロメット18の挿入部38内へピン16の軸部20を挿入すると、軸部20の傾斜部22が、グロメット18の脚部44の係合片46に当接する。挿入部38の長穴38Aの端部に設けられた脚部44は弾性変形可能であるため、外壁20Aの傾斜部22の傾斜面に沿って、係合片46を介して脚部44が押し広げられる。
そして、図4に示すように、軸部20の外壁20Aの係合凹部24が係合片46に到達すると、脚部44が復元し、係合片46が係合凹部24の傾斜面24Aと面接触すると共に、下フランジ28によって当接片40は取付穴14Aの周縁部側へ押圧され、下フランジ28及び取付穴14Aの周縁部に確実に当接した状態となる。
つまり、グロメット18にピン16が係合された状態であり、クリップ12を介して装飾部材10がボディパネル14に固定されたこととなる。
このような状態で、図5(A)に示すように、グロメット18からピン16を外そうとする抜去力(矢印A方向)が作用すると、ピン16の係合凹部24の傾斜面24Aを介して、グロメット18の脚部44の係合片46へ該抜去力(矢印B方向)が伝達される。そして、この抜去力は、脚部44の根元部44Aを支点にして、脚部44が回転し、連結部48を介して張出部42がピン16の外壁20Aを押圧する(矢印C方向)。
これにより、張出部42はピン16からの反力(矢印D方向)を受けることとなり、この反力によって、連結部48を介して脚部44の根元部44Aを支点にして,脚部44が回転し、該反力は係合片46が係合凹部24の傾斜面24Aを押圧する力(矢印E方向)へ変換される。これにより、ピン16の抜去が防止される。
このように、ピン16の抜去力に対して反力を利用して該抜去力に抗する力を働かせることで、ピン16を抜け難くして抜去力を高めることができ、ピン16が挿入しやすいにも拘わらず抜け難いクリップ12を得ることができる。また、ピン16の抜去力を係合片46を介して他の部分に伝達させることで、係合片46の塑性変形を防止し、ボディパネル14と装飾部材10との間でガタが生じないようにしている。
ここで、連結部48と連結部48に沿った脚部44の長さは略同一となるようにしており、係合片46と張出部42を平行に形成している。これにより、抜去力により係合片46に伝達される力と、張出部42がピン16を押圧する力を略同一にすることができ、ピン16からの反力と、係合片46が係合凹部24の傾斜面24Aを押圧する力を略同一にすることができる。なお、連結部48と連結部48に沿った脚部44の長さを変え、係合片46に伝達される力と、張出部42に伝達される力の割合を変えても良いのは勿論のことである。
また、係合片46同士の距離を、係合凹部24同士の傾斜面24Aの離間距離よりも小さくして、挿入部38内に軸部20が挿入された状態で、係合片46が傾斜面24Aを付勢するようにすることで、係合片46或いは係合凹部24の傾斜面24Aにおいて、寸法のバラツキが生じたとしても、係合片46が確実に該傾斜面24Aと係合するようにしている。これにより、ピン16の抜去力を向上させることができる。
さらに、グロメット18を金属製とし、曲げ加工で形成することで、このように複雑な形状でも簡単に、安く形成することができる。
なお、ここでは、装飾部材10とピン16とを別部材とすることで、装飾部材10の形状が簡単になり、金型費用を削減することができるが、装飾部材10とピン16とが一体に形成されていても良いのは勿論のことである。この場合、装飾部材10にはピン16の軸部20のみが突設された状態となる。
また、本形態はあくまでも一実施例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
本発明の実施の形態に係るクリップを示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るクリップを用いて装飾部材をボディパネルに固定する方法を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るクリップを用いて装飾部材をボディパネルに固定する方法を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るクリップを用いて装飾部材をボディパネルに固定した状態を示す断面図である。 (A)、(B)は、本発明の実施の形態に係るクリップのピンに抜去力が作用したときの力の伝達を説明する断面図である。 従来のクリップを示す分解斜視図である。
符号の説明
10 装飾部材(被取付部材)
12 クリップ(締結具)
14 ボディパネル(取付部材)
16 ピン(軸体)
18 グロメット(雌部材)
20 軸部(軸体)
24 係合凹部
26 上フランジ
28 下フランジ
34 係止長穴
38 挿入部
40 当接片
42 張出部
44 脚部
46 係合片
48 連結部

Claims (6)

  1. 取付部材に形成された取付穴に係合可能な雌部材と、被取付部材に設けられた軸体を前記雌部材と係合させ、前記被取付部材を前記取付部材に取り付ける締結具において、
    前記雌部材は、
    前記取付穴に挿入され、前記軸体が挿入可能な略U字状に形成された挿入部と、
    前記挿入部の基部から外側へ張り出し、前記取付穴の周縁部に当接可能な当接片と、
    前記挿入部を構成し、前記当接片から前記取付穴に沿って延び、外側へ張り出す張出部と、
    前記張出部と連結されて内側へ曲がる連結部と、
    前記挿入部を切り込み、中央部へ押し出され、前記連結部と同一面上とされた脚部と、
    前記脚部の先端に形成され、前記軸体の外壁に凹設された係合凹部と係合可能な係合片と、
    を有することを特徴とする締結具。
  2. 前記挿入部内に前記軸体が挿入された状態で抜去力が作用し前記係合凹部を介して前記係合片へ該抜去力が伝達されると、前記脚部の根元部を支点に脚部が回転し、前記連結部を介して前記張出部が前記軸体を押圧することを特徴とする請求項1に記載の締結具。
  3. 前記係合片と前記張出部が平行に形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の締結具。
  4. 前記挿入部内に前記軸体が挿入された状態で、前記係合片が前記係合凹部を付勢することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の締結具。
  5. 前記雌部材が金属製であり、曲げ加工で形成したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の締結具。
  6. 前記軸体が前記被取付部材と別部材で形成され、軸体から上部フランジ及び下部フランジが張り出し、被取付部材に形成された係止長穴の周縁部を前記上部フランジと下部フランジで挟持し軸体を被取付部材に係止させることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の締結具。
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