JP4478316B2 - 外囲体改修工法及び改修外囲体 - Google Patents

外囲体改修工法及び改修外囲体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は既存の建築物の屋根や外壁あるいはベランダなどの凸部と凹面が交互に形成された瓦棒葺外囲体の改修工法及び改修外囲体に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開2000−54569号公報には、折板の凸部に力板を掛架固定し、この力板に外囲板を支持する吊子を固定して折板上に外囲面を構築するようにした外囲体が開示されている。上記折板の凹面に断熱材を嵌合配置することにより既存の外囲面を断熱効果のある付加価値の高い外囲面に改修することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
既存の外囲面の凸部に力板などの金属垂木を掛架固定した構成は、この既存の外囲面が老朽化しているとその凸部で金属垂木をしっかりと支持できないという問題点があった。また、金属垂木をしっかりと固定するには、金属垂木を下地材にビスなどによって固定する構成が望ましいが、金属垂木を外囲面の凸部に掛架した場合、金属垂木と下地材との距離が大きくなるため、金属垂木を下地材に固定するには長いビスを用いなければならず、外囲体改修作業が容易でないという問題点がある。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、下地材(6)上に凸部(28)と凹面(30)が交互に複数形成された金属製の溝板(22)が配設された既存の外囲体を改修するための工法において、下位水平部(32a)と垂直部(32b)と前記凸部(28)の高さと略同一の高さの上位水平部(32c)とが一体的に形成された金属製の細長板状部材から成る金属垂木(32)を複数用意し、前記金属垂木(32)を前記凹面(30)上に配置し、前記金属垂木(32)の下位水平部(32a)を前記凹面(30)の上から前記下地材(6)にビスなどの止着具で固定し、前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)上に複数の金属製の外囲板(8)を並列に互いに接続して配置し、前記金属垂木(32)上の外囲板(8)を支持するための吊子を前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)に固定し、前記既存の溝板(22)とその上に配置された外囲板(8)との間に前記凸部(28)(28)と前記金属垂木(32)とで仕切られた空間部(36)を形成したものである。
また本発明は、下地材(6)上に凸部(28)と凹面(30)が交互に複数形成された金属製の溝板(22)が配設された既存の外囲体の凹面(30)上に、下位水平部(32a)と垂直部(32b)と前記凸部(28)の高さと略同一の高さの上位水平部(32c)とが一体的に形成された金属製の細長板状部材から成る金属垂木(32)を配置し、前記金属垂木(32)の下位水平部(32a)を前記凹面(30)の上から前記下地材(6)にビスなどの止着具で固定し、前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)上に複数の金属製の外囲板(8)を並列に互いに接続して配置し、前記金属垂木(32)上の外囲板(8)を支持するための吊子を前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)に固定し、前記既存の溝板(22)とその上に配置された外囲板(8)との間に前記凸部(28)(28)と前記金属垂木(32)とで仕切られた空間部(36)を形成したものである。
また本発明は、前記空間部(36)に断熱材(34)を嵌合配置したものである。
また本発明は、前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)に前記凸部(28)の直上に延びる延長部(32d)を設けたものである。
また本発明は、前記金属垂木(32)の垂直部(32b)の形状を前記空間部(36)の断面形状と略一致させ、前記垂直部(32b)に前記空間部(36)内の空気を流通させるための通気孔(38)を設けたものである。
また本発明は、前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)上に下地ボード(40)を配置し、該下地ボード(40)を前記上位水平部(32c)に固定し、前記下地ボード(40)上に前記外囲板(8)を配置し、該外囲板(8)を支持する吊子を前記下地ボード(40)を介して前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)に固定するようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
図1において、(2)は建築物の上部の覆い部分を構成するコンクリート下地であり、これに硬質木片セメント板や各種のボード等の野地板からなる2層構造の下地材(6)が固着されている。
【0006】
前記下地材(6)の上面には既存の瓦棒葺屋根(18)が敷設されている。前記瓦棒葺屋根(18)は、図3に示すように、下地材(6)上に複数配置され、それぞれ両側に立ちあがり部(22a)(22a)が形成された金属製の溝板(22)と、下地材(6)にビス止めされた横コ字状の吊子(24)と、キャップ(26)とから構成されている。
【0007】
互いに隣接する一対の溝板(22)(22)の立ち上り部(22a)は吊子(24)をはさんで対向し、それぞれの上部は、吊子(24)の上部にはぜ締めされ、凸部(28)を形成している。前記瓦棒葺屋根(18)は、雨水の流れる方向に延びる複数の幅広の凹面(30)と該凹面(30)の境界に形成された凸部(28)とを有する外囲面を構成している。
【0008】
(32)は金属垂木であり、同じ構造のものが複数用意されている。前記金属垂木(32)は、図2に示すように、前記凹面(30)の横幅と略同一の長さを有する帯板状の下位水平部(32a)と、前記凸部(28)の高さと略同一の高さを有する板状の垂直部(32b)と、前記下位水平部(32b)と略同一の長さを有する帯状の上位水平部(32c)と、該上位水平部(32c)の一方に形成され、前記凸部(28)の横幅と略同一の長さを有する延長部(32d)とが一体的に形成されている。
【0009】
前記延長部(32d)は、外囲板(8)を接合するとき、外囲板(8)のビス止め部あるいは吊子のビス止め部が外囲面の凸部(28)上に位置した場合に、外囲板(8)あるいは吊子のビス止め用として用いられるものである。(34)は断熱材であり、押出し発泡ポリスチレンあるいは発泡ウレタンフォーム、あるいはグラスウールあるいはロックウール等から構成されている。
【0010】
前記断熱材(34)は、前記既存の外囲面の凹面(30)にその長手方向に複数直列に嵌合配置するのに適した直方体形状に成型されている。外囲板(8)は屋根や外壁板として用いられ、ステンレスなどの横幅約40センチメートルの長尺帯状の金属板により構成されている。図4に示すように、外囲板(8)の平板部(8a)の一側には、略45度の傾斜部分(8b)を介して、平板部(8a)に対して直角な高さ約5センチメートルの立ち上り部(8c)が外囲板(8)の全長にわたって形成されている。
【0011】
この立ち上り部(8c)の上端には、該立ち上り部(8c)に対して外側に90度屈折した略2センチメートル幅の上位水平部(8d)が一体的に外囲板(8)の全長にわたって形成されている。前記上位水平部(8d)の側端には、この上位水平部(8d)に対して、下向きに略60度傾斜した傾斜部(8e)が一体的に形成され、該傾斜部(8e)の下端には、U字状に内側に屈曲された引掛部(8f)が一体的に形成されている。
【0012】
外囲板(8)の他方の側部には、二重構造の立ち上り部(8g)が前記立ち上り部(8c)よりも約1ミリメートル低い高さで前記平板部(8a)に対して直角に形成されている。該立ち上り部(8g)の上端には、該立ち上り部(8g)に対して内側に90度屈折した二重構造の上位水平部(8h)が一体的に外囲板(8)の全長にわたって形成されている。前記上位水平部(8h)の横幅は、一方の上位水平部(8d)の横幅よりも若干(約3ミリメートル)短く設定されている。
【0013】
前記上位水平部(8h)には、その中央部に全長にわたって凹溝(10)が屈曲形成されている。前記立ち上り部(8g)の内側部分(8g1)の下部には、前記傾斜部分(8b)と対称的に傾斜部分(8b)が形成されている。前記上位水平部(8h)の側端には、この上位水平部(8h)に対して下向きに略60度傾斜した二重構造の傾斜部(8i)が形成され、該傾斜部(8i)の開放側端部において、外囲板(8)が360度折り返されている。
【0014】
前記傾斜部(8e)(8i)の上位水平部(8d)(8h)に対する傾斜角度は、90度を超えない範囲で任意の値を選択することができる。
前記立ち上り部(8g)の外側部分(8g2)の下端には、これに対して外側に90度屈折され、前記平板部(8a)と同一延長平面上に位置する取付平板部(8j)が一体的に形成されている。
【0015】
前記外囲板(8)の取付平板部(8j)、上位水平部(8h)、傾斜部(8i)は、吊子を構成している。吊子は外囲板(8)(8)の接合部を支持するためのものであり、外囲板(8)とは別体の部材で構成してもよい。図4は吊子一体型の外囲板(8)を示している。
次に既存の外囲面に新しい外囲板を敷設する工程について説明する。
【0016】
まず、既存の外囲面の凹面(30)にその手前側から断熱材(34)を嵌合配置する。そして、この断熱材(34)の後部側端に位置させて、金属垂木(32)を、凸部(28)の長手方向に対して直角に、前記下地材(6)上に載置し、その上位水平部(32c)を隣接する断熱材(34)の後部側端近傍の上面に被せる。更にその上位水平部(32c)の一方の延長部(32d)を凸部(28)上に位置させる。
【0017】
次にビス(図示省略)によって金属垂木(32)の下位水平部(32a)を下地材(6)にしっかりと固定する。次にこの固定した金属垂木(32)の垂直部(32b)に隣接させて凹面(30)上に次の断熱材(34)を嵌入配置し、その後部側端部に位置させて、次の金属垂木(32)を、凹面(30)上に配置する。このとき、凸部(28)の長手方向に対して直角となるように、断熱材(34)の後部側端部に金属垂木(32)の垂直部(32b)を当接し、上位水平部(32c)を、隣接する断熱材(34)の後部側端近傍の上面に被せる。
【0018】
次にこの金属垂木(32)の下位水平部(32a)を下地材(6)にビス止めする。このようにして、既設外囲面の凹面(30)に断熱材(34)を順次密嵌配置し、各断熱材(34)の境界に金属垂木(32)を配置し、各金属垂木(32)の下位水平部(32a)を凹面(30)の上から下地材(6)に固定する。
【0019】
該状態において、各断熱材(34)の上面と凸部(28)の上端は略同一平面上に位置し、金属垂木(32)の上位水平部(32c)の下面が、断熱材(34)の上面に当接し、延長部(32d)が凸部(28)の直上に位置する。
次に断熱材(34)上面及び凸部(28)の上に跨ってこれらの上に外囲板(8)を載置し、取付平板部(8j)を、ビスなどの止着具(14)によって、金属垂木(32)の上位水平部(32c)又は延長部(32d)に固定する。
【0020】
次に、接合すべき他の外囲板(8)を、下地材(4)に固定された外囲板(8)の隣に配置し、その平板部(8a)を傾かせた状態で引掛部(8f)を、固定側外囲板(8)の傾斜部(8i)に引掛ける(図5A参照)。引掛部(8f)を、固定側外囲板(8)の傾斜部(8i)に引掛けた状態で、フリー側の外囲板(8)を、その平板部(8a)が、下地材(4)に接近する方向に、回動し(図5b参照)、フリー側外囲板(8)を、その平板部(8a)が下地材(4)の上面に載置するまで下降すると、フリー側の外囲板(8)の傾斜部(8e)、上位水平部(8d)及び立ち上り部(8c)は、それぞれ、対応する固定側外囲板(8)の、傾斜部(8i)、上位水平部(8h)及び立ち上り部(8g)に接合する(図5C参照)。
【0021】
上記の動作によって、複数の外囲板(8)を、断熱材(34)上に順次接合する。一対の外囲板(8)(8)の接合部分は、傾斜部(8i)と引掛部(8f)が係合しているため、互いに強固に結合する。引掛部(8f)のU字状のわん曲部分は、接合部分からの雨水の浸入を防ぐ。なお、上記断熱材(34)の代わりに、図6,7に示すように、既存外囲面の凹面(30)に、溝板(22)上面と凸部(28)(28)と外囲板(8)とで囲まれた、断熱用の空間部(36)を形成し、金属垂木(32)の垂直部(32b)に通気孔(38)を設けるようにしても良い。
【0022】
空間部(36)によって外囲板(8)の下方に形成された断熱用の空気層は、通気孔(38)を通って空間部(36)内を流通し、空気層に熱がこもるのを防止する。また、図8に示すように、金属垂木(32)の上位水平部(32c)に下地ボード(40)をビス止めし、この下地ボード(40)上に複数の外囲板(8)を並列に配置し、該外囲板(8)の取付平板部(8j)即ち吊子をビスにより、下地ボード(40)に固定し、吊子を下地ボード(40)を介して金属垂木(32)の上位水平部(32c)に固定するようにしても良い。
【0023】
又、本発明は、図1に示す既存の瓦棒葺屋根の外囲面の改修に特に限定されるものでなく、図9に示すように、下地材(42)にタイトフレーム(44)(吊子)を固定し、このタイトフレーム(44)に緊定金具(46)をボルト止めし、凸部(28)と、凹面(30)が交互に形成された折板(48)を緊定金具(46)を介してタイトフレーム(44)に結合した丸馳折版型の外囲面にも適用することができる。
【0024】
又、本発明は、図10に示すように、下地材(50)にタイトフレーム(52)を固定し、このタイトフレーム(52)に吊子(54)をビス止めし、下地材(50)上の溝板(56)の立ち上り部を吊子(54)に係合し、吊子(54)にカバー(58)を被せて凸部(28)を形成した瓦棒葺屋根の改修にも応用することができる。
【0025】
図9及び図10中、(32)は金属垂木であり、下地材(50)に載置され、これにビス止めされる下位水平部と、凹面(30)上に形成される空気室の断面形状に合わせた垂直部(32b)と、上位水平部(32c)と、延長部(32d)とを備え、一枚の金属板により一体的に形成されている。図9,10において、凹面(30)上の空気室には断熱材(図示省略)が嵌合配置されている。
【0026】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成したので、既存の外囲面を強度の高い外囲面に簡単に改修することができ、しかも、断熱効果の高い快適な外囲面に簡単に改修することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一部切欠外観図である。
【図2】本発明の一部の分解斜視図である。
【図3】本発明の断面図である。
【図4】外囲板の一部の外観図である。
【図5】外囲板接合作業の説明図である。
【図6】本発明の他の実施形態を示す外観図である。
【図7】A−A線断面図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示す断面図である。
【図9】本発明の他の実施形態を示す断面図である。
【図10】本発明の他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
2 コンクリート下地材
6 下地材
8 外囲板
10 凹溝
12 防水シート
14 取付金具
16 外囲板
18 瓦棒葺屋根
22 溝板
24 吊子
26 キャップ
28 凸部
30 凹面
32 金属垂木
34 断熱材
36 空間部
38 通気孔
40 下地ボード
42 下地材
44 タイトフレーム
46 緊定金具
48 折版
50 下地材
52 タイトフレーム
54 吊子
56 溝板
58 カバー

Claims (8)

  1. 下地材(6)上に凸部(28)と凹面(30)が交互に複数形成された金属製の溝板(22)が配設された既存の外囲体を改修するための工法において、前記凹面(30)の横幅と略同一の長さを有する固定用の帯板状の下位水平部(32a)と板状の垂直部(32b)と前記凸部(28)の高さと略同一の高さの帯状の上位水平部(32c)と該上位水平部の(32c)の一方に形成され前記凸部(28)の横幅と略同一の長さを有する延長部(32d)とが一体的に形成された金属製の細長板状部材から成る金属垂木(32)を複数用意し、前記金属垂木(32)を前記凹面(30)上に配置し、前記金属垂木(32)の固定用の下位水平部(32a)を前記凹面(30)の上から前記下地材(6)にビスなどの止着具で固定し、前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)上に複数の金属製の外囲板(8)を並列に互いに接続して配置し、前記金属垂木(32)上の外囲板(8)を支持するための吊子を前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)に固定し、前記既存の溝板(22)とその上に配置された外囲板(8)との間に前記凸部(28)(28)と前記金属垂木(32)とで仕切られた空間部(36)を形成したことを特徴とする外囲体改修工法。
  2. 前記空間部(36)に断熱材(34)を嵌合配置したことを特徴とする請求項1に記載の外囲体改修工法。
  3. 前記金属垂木(32)の垂直部(32b)の形状を前記空間部(36)の断面形状と略一致させ、前記垂直部(32b)に前記空間部(36)内の空気を流通させるための通気孔(38)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の外囲体改修工法。
  4. 前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)上に下地ボード(40)を配置し、該下地ボード(40)を前記上位水平部(32c)に固定し、前記下地ボード(40)上に前記外囲板(8)を配置し、該外囲板(8)を支持する吊子を前記下地ボード(40)を介して前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)に固定するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の外囲体改修工法。
  5. 下地材(6)上に凸部(28)と凹面(30)が交互に複数形成された金属製の溝板(22)が配設された既存の外囲体の凹面(30)上に、前記凹面(30)の横幅と略同一の長さを有する固定用の帯板状の下位水平部(32a)と板状の垂直部(32b)と前記凸部(28)の高さと略同一の高さの上位水平部(32c)と該上位水平部の(32c)の一方に形成され前記凸部(28)の横幅と略同一の長さを有する延長部(32d)とが一体的に形成された金属製の細長板状部材から成る金属垂木(32)を配置し、前記金属垂木(32)の固定用の下位水平部(32a)を前記凹面(30)の上から前記下地材(6)にビスなどの止着具で固定し、前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)上に複数の金属製の外囲板(8)を並列に互いに接続して配置し、前記金属垂木(32)上の外囲板(8)を支持するための吊子を前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)に固定し、前記既存の溝板(22)とその上に配置された外囲板(8)との間に前記凸部(28)(28)と前記金属垂木(32)とで仕切られた空間部(36)を形成したことを特徴とする改修外囲体。
  6. 前記空間部(36)に断熱材(34)を嵌合配置したことを特徴とする請求項5に記載の改修外囲体。
  7. 前記金属垂木(32)の垂直部(32b)の形状を前記空間部(36)の断面形状と略一致させ、前記垂直部(32b)に前記空間部(36)内の空気を流通させるための通気孔(38)を設けたことを特徴とする請求項5に記載の改修外囲体。
  8. 前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)上に下地ボード(40)を配置し、該下地ボード(40)を前記上位水平部(32c)に固定し、前記下地ボード(40)上に前記外囲板(8)を配置し、該外囲板(8)を支持する吊子を前記下地ボード(40)を介して前記金属垂木(32)の上位水平部(32c)に固定するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の改修外囲体。
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