JP4475446B2 - 遠隔スプレー器具用格納ブロック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプレー缶のノズル部分に取着可能なコネクタと、伸縮可能なパイプロッドと、該ロッドの先端部分に取付けられた噴射ヘッドと、該噴射ヘッドと前記コネクタとを接続する中空の可撓性チューブとから構成される遠隔スプレー器具のための格納ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遠隔スプレー器具は、1つの代表的な例として、実開平6−27652号公報が挙げられるが、図10に従ってこの従来技術を説明すると、スプレー缶107のノズル押圧キャップ105から伸びるキャピラリー管104を伸縮可能なパイプロッド102の先端に取着された噴射ヘッド106に接続したスプレーノズル延長装置が開示されている。その収納に当たり、スプレー缶107の本体下部で該本体を把持する把持部101に該缶本体と平行に設けたロッド支持部103内に縮小されたロッド下端部を挿入すると言った形態が示されている。使用に際しては、該ロッド102をそのまま引き出して延長し、噴射ヘッド106を所望の噴射位置に持ち来たし、次いでノズル押圧キャップ105を押すことで、スプレー缶内の液体を噴射ヘッド106から散布することが可能であり、使用後の収納に際してはロッド102をそのまま押し込んで縮小すると言った使い勝手の良さを利点とするものである。
【0003】
しかしながら、かかる従来技術における遠隔スプレー器具は、上記した如き使い勝手及び仕舞い勝手の良さを備えている反面、ロッド102の先端部分及び噴射ヘッド106、更にはキャピラリー管104がノズル押圧キャップ105から上方に突出しているので嵩張り、不使用時における収納に場所を取り、それゆえこれら各構成部品を個々に分解して保管せねばならず、構成部品が散逸してしまうと言った不都合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
更に、このような延長装置を備えた遠隔スプレー器具は、スプレー缶と別個に流通及び販売されれば問題はないが、一般的に、スプレー缶と一緒に包装されて流通及び販売されるので、上記した問題は無視し難いものとなってくる。そこで本発明は、従来の遠隔スプレー器具におけるこのようなスペースの問題並びに部品散逸の問題を一挙に解決することを目的としており、その上、スプレー缶への取付けが容易でしかも各スプレー器具の組付け及び取り外しが容易な簡単な構成の遠隔スプレー器具用格納ブロックを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した目的は、本発明によれば、上記した遠隔スプレー器具用格納ブロックにおいて、前記噴射ヘッド並びにパイプロッド先端部分を該ブロックの一方の側面に設けた形状溝内に着脱可能に嵌合し、更に、前記パイプロッドをスプレー缶に近接してその長さ方向に沿って垂下するように、前記スプレー缶上部の周縁リムに係止するための係止手段を前記ブロックの下端部に設けたことにより達成される。
【0006】
本発明による上記した構成の遠隔スプレー器具用格納ブロックは、格納ブロックの一方の側面に、これら噴射ヘッド並びにパイプロッド先端部分とが嵌合可能な形状溝を穿設されており、使用時以外はこの形状溝内に嵌合し、さらに、このブロック下端部に設けられた係止手段により、スプレー缶上部の周縁リムに係止することで、パイプロッドをスプレー缶に出来るだけ近接させてその長さ方向に沿って垂下させているので、上記した省スペース化及び器具散逸防止と言う2つの課題が一気に解決される。その上、スプレー缶への取付けが容易でしかも各スプレー器具の組付け及び取り外しが容易であり、格納ブロック自体の構成も簡単である。
【0007】
本発明による遠隔スプレー器具用格納ブロックの1つの実施の形態によれば、前記係止手段が、前記周縁リムに対し上方より係合可能な一対の把持爪から成り、更に、該把持爪の少なくとも一方が、前記周縁リムに沿って円弧状に伸びている。この場合、一対の把持爪は、実質的に互いに平行に下向きに伸びることとなるが、この構成により、スプレー缶上部の周縁リムの外側に伸びた方の把持爪を互いに周方向に離間せしめて複数個形成し、他方、周縁リムの内側に位置する把持爪を長めの円弧状に形成することで、前記ブロックを上から押し込む操作のみで、即ち、「ワンタッチ」で格納ブロックを簡単かつ確実に缶に係止することが可能となる。勿論、このような把持爪は、逆の配置、或いは、双方が円弧状の場合でも、同様の好ましい係止作用が得られる。さらに、外側の円弧状の爪をブロック下端部内に食い込ませた湾曲壁の形で設けることにより、パイプロッドはスプレー缶により一層近接した位置において垂下させることが可能となり、格納ブロックのスプレー缶外周面からの突出部分が少なくなり、従って全体的に嵩張らない一体化した状態が得られる。
【0008】
本発明による遠隔スプレー器具用格納ブロックの1つの実施の形態によれば、前記係止手段が、前記周縁リムに対し側方より係合可能な一対の把持爪から成り、更に、該把持爪の少なくとも一方が、前記周縁リムに沿って円弧状に伸びている。この構成において、把持爪の配置は、上記した場合と同様に、実質的にスプレー缶上部の周縁リムの内側及び外側に位置付けられることとなるが、2つの把持爪は上下に離間しており、円弧状に伸びる把持爪は、係合に要する押圧力の大きさを考慮すると、周縁リムの外側に位置する下側の方のみに限定されるか、或いは、内側のものより円弧長を長くすることが好ましい。このような一対の把持爪は、格納ブロックの他方の側面から横方向に張出して設けることも可能であるが、格納ブロック下端部、特に底面内に半径方向に大きく食い込ませて周縁リムの外周面に密接する湾曲壁として形成することで大きな係止強度が得られる。
【0009】
更に、本発明による遠隔スプレー器具用格納ブロックのもう1つの実施の形態によれば、前記可撓性チューブを巻き付けるためのスプールが、前記ブロックの他方の側面に突設されかつ前記スプレー缶の中央部に立設されたノズル釦との間に位置付けられており、更に、前記コネクタが、一方の側面に設けられた形状溝内に着脱可能に嵌合した構成を備えている。この事により、長尺で収納し難い可撓性チューブが、噴射ヘッドに取着されたままの状態でコネクタ共々格納ブロックに収納される。この結果、遠隔スプレー器具全体が一体的に格納ブロックに集積されかつスプレー缶共々保管されることとなり、部品の散逸は完全に防止され、また、可撓性チューブがノズル釦に近接配置されたスプールに巻き付けられて保管されるので嵩張らず、透明樹脂薄膜による一体的包装も容易となる。
【0010】
本発明による遠隔スプレー器具用格納ブロックのもう1つの実施の形態によれば、前記可撓性チューブが、前記パイプロッドに螺旋状に巻回されており、前記コネクタが、該ロッド後端に着脱可能な止め具により固定されている。この構成により、格納ブロックは、可撓性チューブを巻回するためのスプールを設ける必要が無く、単なる板状体の形態となるので、成形は容易となり、しかも全ての器具は1本のパイプロッドに沿って一体的に格納されるので、器具の散逸は完全に防止される。また、可撓性チューブもパイプロッドに沿って実質的にキャピラリー管の形状を採りながら螺旋状に巻回されてスプレー缶本体に沿ってチューブの外径分の距離を置いて並置されるので、コンパクトな一体的包装も可能となる。更に、この実施の形態においては、使用に際し、可撓性チューブをスプールから解きほぐす手間が不要であり、実質的にはノズル部分にコネクタを装着するのみで良いために、作業準備を迅速に行えると言った副次的効果が得られる。
【0011】
以下、本発明による遠隔スプレー器具用格納ブロックを添付図面を参照して幾つかの実施の形態について以下詳細に説明する。
【0012】
【実施例】
添付図面において、図1はスプレー缶に本発明による遠隔スプレー器具用格納ブロックを取付けた使用状態を示す斜視図であり、図2は、図1に示された格納ブロックの左側面図であり、図3は、図2と同様の右側面図であり、図4は、同格納ブロックの正面図であり、更に、図5は、同じく本発明による格納ブロックの底面図であり、図6は、図5におけるA−A矢視図であって、図1乃至5に示された格納ブロックに設けられた係止手段の好ましい実施の形態を示す部分断面を示している。図7は、スプレー缶に本発明の遠隔スプレー器具用格納ブロックの別の実施の形態の使用状態を示す右側面図であり、図8は、図7に示された使用状態の正面図であって、図7における格納ブロックのB−B断面を同時に示している。図9は、図8に示された係止手段を示す、格納ブロックの部分拡大断面図であり、図10は、本発明に関連する従来技術の説明図である。
【0013】
図1において、本発明による遠隔スプレー器具用格納ブロック1が全体的に示されている。そして、遠隔スプレー用器具として、スプレー缶Sのノズル部分Tに取着可能なコネクタ2と、伸縮可能なパイプロッド3と、このロッド3の先端部分に取付けられた噴射ヘッド4と、この噴射ヘッド4とコネクタ2とを接続する中空の可撓性チューブ5とから構成される。噴射ヘッド4の先端部分には、特に1つの実施形態としてT字形の噴口ユニット6が取付けられており、その水平方向にに伸びる両端においては、各々噴口が穿設されている。
【0014】
従って、ノズル部分Tから霧状液体(ミスト)を噴霧するにはトリガUを指先で引くだけで、霧状液体は、コネクタ2、可撓性チューブ5及び噴射ヘッド4を通って最後に噴口ユニット6から外界へ拡散噴射される。このT字形の噴口ユニット6は、噴射されるミストを左右の異なった方向に噴射するので、人手の入り難い狭い箇所或いはパイプロッド3を引き伸ばして、高い樹木等に薬剤を極めて広い範囲に散布することが可能である。
【0015】
更に、図1を参照すると、パイプロッド3はスプレー缶Sに出来る限り近接してスプレー缶の長さ方向と平行に垂下するように、ロッド3の先端部分に取付けられた噴射ヘッド4は、格納ブロック1の一方の側面に形成された噴射ヘッド4の輪郭に一致する形状で穿設された凹所である形状溝内7に着脱可能に嵌合される。
【0016】
さらに、図2〜6を参照すると、格納ブロック1は、その下端部においてスプレー缶Sの上部周縁リムVに係止するための係止手段20を一体的に備えており、この係止手段は、上部周縁リムVに対し上方より係合可能な一対の把持爪21及び22から成っている。図5及び6に明確に示されているように、これら一対の把持爪は、実質的に互いに平行に格納ブロック1の底面から下向きに伸びており、その一方21は、スプレー缶Sの上部周縁リムVに沿って円弧状に伸びている。そして、他方の把持爪22は、周縁リムVの外側に互いに周縁リムの周方向に離間して2個に別れて形成されている。
【0017】
周縁リムの内側に位置する把持爪を長めの円弧状に形成することで係止時の安定性を増し、前記ブロックを上から押し込む操作のみで、格納ブロックを簡単かつ確実に缶の周縁リムに係止することが可能となる。勿論、このような把持爪は、双方が円弧状に形成することも可能であり、同様の好ましい係止作用が得られる。
【0018】
図2〜6に示した実施の形態において、外側の2つの把持爪22は、ブロック底面内に大きく食い込んでいるが、このような把持爪に代えて、垂直な湾曲壁の形で格納ブロック下端部内に凹設することにより、パイプロッドはスプレー缶により近接した位置において垂下させることが可能となり、格納ブロックのスプレー缶外周面からの半径方向に突出する部分が一層減少され、全体的に嵩張らない一体化した構成が得られる。この事は、全体の外径寸法を縮小することに成ると同時に、透明樹脂フィルムによる一体化包装を容易にし、商品としての流通段階において或いは展示においての省スペースという観点からも極めて有益である。
【0019】
更に、図1〜5に示された格納ブロック1の構成において、可撓性チューブを巻き付けるための環状フランジ9を備えたスプール8が、格納ブロック1の他方の側面に横方向に突出して一体的に設けられており、スプレー缶Sの中央部に立設されたノズル釦Wとの間に位置付けられている。そして、可撓性チューブの一端が取着されたコネクタ2は、格納ブロック1のスプール8が設けられた側とは反対側の一方の側面に、上記した噴射ヘッド4のための形状溝7の上方において横方向に設けられた形状溝10内に着脱可能に嵌合している。
【0020】
上記した構成の格納ブロックによって、格納ブロックの一方の側に穿設された形状溝7内に格納された先端部にT字形の噴口ユニット6を備えた噴射ヘッド4には、一端にコネクタ2が接続された可撓性チューブ5の他端が予め取着されており、この噴射ヘッド4から伸びる可撓性チューブ5はこの形状溝7に連成された貫通溝11を通って格納ブロック1を横断してその他方の側面に出てスプール8に巻き付けられ、最後に再度格納ブロック1を横断してコネクタ2を格納するための形状溝10に連成された貫通溝12に入り、他端部もコネクタ2と共に貫通溝12内に格納される。
【0021】
使用に際しては、格納ブロック1を上方に引っ張ることでスプレー缶から取り外し、コネクタ2及び噴射ヘッド4を格納ブロック1の各々の形状溝7及び10から取り外し、次いで、コネクタ2をノズル部分Tに接続し、可撓性チューブ5をスプール8から解きほぐし、パイプロッド3を所望の長さに引き出し、ノズル釦WのトリガUを指で引くことによって、スプレー缶S内の液体は噴口ユニット6から外界に霧状になって噴霧される。なお、これら器具を格納ブロック1に格納するためには、以上述べた手順を逆に行えばよい。
【0022】
次に、図7〜9に示された本発明による遠隔スプレー器具用格納ブロックのもう1つの実施の形態に就いて説明する。図7および8において、上記した図1〜6に示された実施の形態と同様な部材には同じ参照符号を使用しており、使用方法並びに手順に関しては、コネクタ2の着脱以外は略同じであるのでこれらに関する詳細な説明はここでは省略する。
【0023】
この実施の形態において構成上の特徴は、可撓性チューブ5がパイプロッド3に螺旋状に巻回されており、実質的にキャピラリチューブを構成している。そして、コネクタ2は、パイプロッド3の後端に着脱可能な止め具21により固定されており、係止手段20が、スプレー缶Sの周縁リムVに対し、上下に配置された一対の把持爪21及び22により側方より係合される点である。そして、把持爪の一方21は、周縁リムVの外周面に沿って覆うように円弧状に格納ブロックの下端部から伸びている。
【0024】
このような構成の格納ブロック1は、可撓性チューブ5を巻回するためのスプールを設ける必要が無く、単なる板状体の形態となるので、成形は容易となり、しかも全ての器具は1本のパイプロッド3に沿って一体的に格納されるので、器具の散逸は完全に防止される。また、可撓性チューブもパイプロッドに沿って実質的にキャピラリー管の形状を採りながら螺旋状に巻回されてスプレー缶本体に沿ってチューブの外径分の距離を置いて並置されるので、コンパクトな一体的包装も可能となる。更に、この実施の形態においては、使用に際し、可撓性チューブをスプールから解きほぐすと言った上記した実施の形態におけるような手間が不要であり、実質的にはノズル部分にコネクタを装着するのみで良いために、作業準備が極めて迅速に行えると言った副次的効果が得られる。
【0025】
図9に詳細に示されているように、把持爪20の配置は、上記した実施の形態における場合と同様に、実質的にスプレー缶Sの上部周縁リムVの内側及び外側に位置付けられることとなるが、2つの把持爪21及び22の作用部はそれぞれ上下に離間している。円弧状に伸びる把持爪は、係合に要する押圧力の大きさを考慮すると、周縁リムVの外側に位置する下側の方の把持爪21のみに限定されるか、或いは、内側の把持爪22より円弧長を長くしてある。このような一対の把持爪21及び22は、図示はしていないが、格納ブロック1の他方の側面から横方向に張出して設けることも可能であるが、図9に示したように、外側の把持爪21を格納ブロック下端部、特に底面内に、周縁リムVの外周面に密接するように半径方向に大きく食い込ませて湾曲壁として形成することで大きな係止強度が得られる。
【0026】
【発明の効果】
叙上のごとく、本発明による遠隔スプレー器具用格納ブロックは、スプレー缶のノズル部分に取着可能なコネクタと、伸縮可能なパイプロッドと、該ロッドの先端部分に取付けられた噴射ヘッドと、該噴射ヘッドと前記コネクタとを接続する中空の可撓性チューブとから構成される遠隔スプレー器具のための格納ブロックであって、噴射ヘッドを格納ブロックの一方の側面に設けた形状溝内に着脱可能に嵌合し、更に、パイプロッドをスプレー缶に近接してその長さ方向に沿って垂下するように、スプレー缶上部の周縁リムに係止するための係止手段を格納ブロックの下端部に設けた構成としたので、遠隔スプレー用器具を不使用時に分解する必要も無く、従ってこれら各器具が散逸してしまうと言った不都合が回避され、その上、パイプロッドのような長尺物もスプレー缶と一体的に係止されるので嵩張らず、薄膜樹脂フィルム等による一体包装が容易となると言った効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遠隔スプレー器具用格納ブロックの使用状態を示す斜視図、
【図2】図1に示された格納ブロックの左側面図、
【図3】図1に示された格納ブロックの右側面図、
【図4】図1に示された格納ブロックの正面図、
【図5】図1に示された格納ブロックの底面図、
【図6】図5におけるA−A部分断面矢視図、
【図7】本発明による遠隔スプレー器具用格納ブロックの別の実施の形態の使用状態を示す右側面図、
【図8】図7に示された遠隔スプレー器具用格納ブロック実施状態の正面図、
【図9】図8に示された係止手段を示す格納ブロックの部分拡大断面図、
【図10】従来技術の説明図。
【符号の説明】
1 遠隔スプレー器具用格納ブロック、
2 コネクタ、
3 パイプロッド、
4 噴射ヘッド、
5 可撓性チューブ、
6 噴口ユニット、
7 形状溝、
8 スプール、
9 環状フランジ、
10 形状溝、
11 貫通溝、
12 貫通溝、
20 係止手段、
21 把持爪、
22 把持爪、
S スプレー缶、
T ノズル部分、
U トリガ、
V 周縁リム、
W ノズル釦。

Claims (5)

  1. スプレー缶のノズル部分に取着可能なコネクタと、伸縮可能なパイプロッドと、該ロッドの先端部分に取付けられた噴射ヘッドと、該噴射ヘッドと前記コネクタとを接続する中空の可撓性チューブとから構成される遠隔スプレー器具のための格納ブロックであって、
    前記噴射ヘッドを該ブロックの一方の側面に設けた形状溝内に着脱可能に嵌合し、
    更に、前記パイプロッドをスプレー缶に近接してその長さ方向に沿って垂下するように、前記スプレー缶上部の周縁リムに係止するための係止手段を前記ブロックの下端部に設けたことを特徴とする遠隔スプレー器具用格納ブロック。
  2. 前記係止手段が、前記周縁リムに対し上方より係合可能な一対の把持爪から成り、更に、該把持爪の少なくとも一方が、前記周縁リムに沿って円弧状に伸びていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔スプレー器具用格納ブロック。
  3. 前記係止手段が、前記周縁リムに側方より係合可能な一対の把持爪から成り、更に、該把持爪の少なくとも一方が、前記周縁リムに沿って円弧状に伸びていることを特徴とする請求項1に記載の遠隔スプレー器具用格納ブロック。
  4. 前記可撓性チューブを巻き付けるためのスプールが、前記ブロックの他方の側面に突設されかつ前記スプレー缶の中央部に立設されたノズル釦との間に位置付けられており、更に、前記コネクタが、一方の側面に設けられた形状溝内に着脱可能に嵌合していることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の遠隔スプレー器具用格納ブロック。
  5. 前記可撓性チューブが、前記パイプロッドに螺旋状に巻回されており、前記コネクタが、該ロッド後端に着脱可能な止め具により固定されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の遠隔スプレー器具用格納ブロック。
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