JPH0551209U - 繰り出し棒状化粧料容器 - Google Patents
繰り出し棒状化粧料容器Info
- Publication number
- JPH0551209U JPH0551209U JP11402691U JP11402691U JPH0551209U JP H0551209 U JPH0551209 U JP H0551209U JP 11402691 U JP11402691 U JP 11402691U JP 11402691 U JP11402691 U JP 11402691U JP H0551209 U JPH0551209 U JP H0551209U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- stick
- shaped cosmetic
- container
- guide cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転繰り出し操作をすると、棒状化粧料1を
保持する中皿2の昇降動と同調して、容器長が伸縮する
繰り出し棒状化粧料1容器に於いて、棒状化粧料1を1
/3〜2/3繰り出した所で容器長が目的ストローク伸
長し、その後の回転繰り出しでは容器長は変化しない容
器とする。 【構成】 棒状化粧料1及び中皿2と摺動自在に収納す
るガイド筒4と、該ガイド筒4より抜脱不能に回動自在
に被嵌する螺旋筒8が主たる構成部品となる繰り出し構
造体Aを、回転操作筒14及び中筒15と主たる構成部
品とする保持体B内で上下動させる伸縮螺旋溝11aを
1/3〜2/3回転で、目的ストローク上下し残り2/
3〜1/3回転は空転溝11bとする。
保持する中皿2の昇降動と同調して、容器長が伸縮する
繰り出し棒状化粧料1容器に於いて、棒状化粧料1を1
/3〜2/3繰り出した所で容器長が目的ストローク伸
長し、その後の回転繰り出しでは容器長は変化しない容
器とする。 【構成】 棒状化粧料1及び中皿2と摺動自在に収納す
るガイド筒4と、該ガイド筒4より抜脱不能に回動自在
に被嵌する螺旋筒8が主たる構成部品となる繰り出し構
造体Aを、回転操作筒14及び中筒15と主たる構成部
品とする保持体B内で上下動させる伸縮螺旋溝11aを
1/3〜2/3回転で、目的ストローク上下し残り2/
3〜1/3回転は空転溝11bとする。
Description
【0001】
本考案は、口紅等の繰り出し棒状化粧料容器に関する。
【0002】
棒状化粧料容器は、より小さく、持ち運びし易い形状としたものが好まれ、容 器を小さくし、使用時には大きくする事ができる容器が提案されている。
【0003】
上記使用時に容器長が長くなる容器には、棒状化粧料の繰り出し操作とは関係 なく、手で引き伸ばすタイプのものと、棒状化粧料の繰り出し操作に同調して容 器長が伸縮するタイプのものとがある。前者は、繰り出し操作の他に引き伸ばし たり、押し縮めたりという操作が加わるという欠点があった。また後者は、容器 長が使い易い長さにするには、棒状化粧料を全て繰り出す必要があった。全ち、 使用者は棒状化粧料を折ったり、汚したりするのを防ぐ為、棒状化粧料を半分位 しか繰り出さずに使用する事が多くあり、容器長の伸長は使用し易い長さへの半 分位までしかなされないというものであった。
【0004】
回転繰り出し操作をすると、棒状化粧料1を保持する中皿2の昇降動に同調し て容器長が伸縮する繰り出し螺旋溝10と伸縮螺旋溝11aを有する構成に於い て、棒状化粧料1及び中皿2を摺動自在に収納するガイド筒4と、該ガイド筒4 に抜脱不能に回動自在に被嵌する螺旋筒8が主たる構成部品とする繰り出し構造 体Aを、回転操作筒14及び中筒15を主たる構成部品とする保持体Bより上下 動させる第2の螺旋溝10の1/3〜2/3回転で目的ストローク上下動し、残 り2/3〜1/3回転は空転溝11bとする。
【0005】
【作用】 棒状化粧料1を繰り出すべく回転操作すると、繰り出し構造体Aも上昇する。 そして、棒状化粧料1を保持した中皿2が1/3〜2/3ほど繰り出された位置 で、繰り出し構造体Aは目的ストローク上昇する。その後も棒状化粧料1を繰り 出しすべく回動操作を続けた場合、繰り出し横造体Aを上昇させる螺旋溝10は 空転溝11bとなっている為、空転し上下動する事はない。尚、棒状化粧料1を 収納する中皿2を上死点より繰り下げる場合は、繰り出し構造体Aが空転溝11 bで空転し、中皿2が2/3〜1/3繰り下がった時点より保持体Bへ降下する 。
【0006】
棒状化粧料1を収嵌保持する中皿2は、側壁に繰り出し螺合片3が突出してい る。
【0007】 この中皿2を上下摺動自在に内装するガイド筒4は、側壁に中皿2の繰り出し 螺合片3が貫通して中皿2の回動を阻止するガイド孔5が縦方向に穿設されてい る。また、ガイド筒4の下端外側壁には、外径が太くなった膨出部6が突出して いる。この膨出部6の外側壁には、回り止め片7が突出している。更に、ガイド 孔5が穿設された外側壁は、螺旋筒8を回動自在に保持する保持部9となってい る。
【0008】 螺旋筒8は内側壁に、中皿2の繰り出し螺合片3が螺合する右ネジ状の繰り出 し螺旋溝10を螺設している。この螺旋筒8の下方は、前記ガイド筒4の膨出部 6と同径となった膨出部6’になっている。
【0009】 この膨出部6’の外側壁には、左ネジ状の伸縮螺旋溝11aがほぼ1/2回転 で目的ストローク分刻設され、残り1/2回転分は空転溝11bとなっている。
【0010】 また、膨出部6’の上方は、スリーブ12に下方より圧入され、スリーブ12 とガイド筒4が回動自在に連結した状態となっている。このスリーブ12の上端 には棒状化粧料1が出没する出没口13を穿設している。上記中皿2、ガイド筒 4、螺旋溝10、スリーブ12とで繰り出し構造体Aを構成している。
【0011】 回転操作筒14には、中筒15が挿入止着されている。この中筒15の上方は 回転操作筒14より露出して、キャップ16が抜脱可能に嵌合する嵌合部17に なっている。また、中筒15の下方の圧入部18は内壁上方に、前記螺旋筒8の 伸縮螺旋溝11aと螺合する伸縮螺合片19が突出している。該伸縮螺合片19 の周囲をU字状に切り欠き、舌片状にしておくと組立て時、便利なものとなる。 また、中筒15の下端よりは、前記ガイド筒4の回り止め片7が係合して、ガイ ド筒4の回動を阻止する回り止め溝20が上方に向かって穿設されている。以上 回転操作筒14、中筒15とで保持体Bを構成している。
【0012】 尚、スリーブ12の全長は容器長が伸長した時、中筒15の上端よりわずかに 下方に位置する長さとなっている。尚、他の実施例として膨出部6’を設けず、 螺旋筒8下方に直接伸縮螺合片19を突設するか、もしくはスリーブ12下方に 伸縮螺合片19’を突設し、中筒15もしくは中筒15に装着する伸縮螺旋筒2 1に1/2回転で目的ストローク分が刻設された伸縮螺旋溝11’aと残り1/ 2回転分の空転溝11’bを連続して刻設しても良い。
【0013】
本考案は以上のように、スリーブ12を保持して回転操作筒14を回転操作を すると、棒状化粧料1の繰り出しに伴って回転操作体も保持体Bより上昇するの みでなく、通常使用者が新規に購入した時など、棒状化粧料1を折ったりしない よう半分程度しか繰り出し操作をしない場合でも、容器長を目的ストローク伸長 させ、使用し易い長さにできる効果を有する。また、空転溝11bが用意されて いる為、棒状化粧料1を全部繰り出す事ももちろん可能である。
【図1】本考案実施例の分解斜視図。
【図2】本考案実施例の収納時の正面断面図。
【図3】本考案実施例に於いて、半分程繰り出し容器長
が伸長した状態の正面断面図。
が伸長した状態の正面断面図。
【図4】本考案他の実施例の部分分解斜視図。
1 棒状化粧料 2 中皿 4 ガイド筒 8 螺旋筒 10 螺旋溝 11a 伸縮螺旋溝 11b 空転溝 14 回転操作筒 15 中筒 A 繰り出し構造体 B 保持体
Claims (1)
- 回転繰り出し操作をすると、棒状化粧料(1)を保持す
る中皿(2)の昇降動と同調して容器長が伸縮する、繰
り出し螺旋溝(10)と伸縮螺旋溝(11a)を有する
構成に於いて、棒状化粧料(1)及び中皿(2)を摺動
自在に収納するガイド筒(4)と、該ガイド筒(4)よ
り抜脱不能に回動自在に被嵌する螺旋筒(8)が主たる
構成部品とする繰り出し構造体(A)を、回転操作筒
(14)及び中筒(15)を主たる構成部品とする保持
体(B)内で上下動させる伸縮螺旋溝(11a)は、1
/3〜2/3回転で目的ストローク上下し、残り2/3
〜1/3回転は空転溝(11b)とする事を特徴とする
繰り出し棒状化粧料容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11402691U JPH0551209U (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 繰り出し棒状化粧料容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11402691U JPH0551209U (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 繰り出し棒状化粧料容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0551209U true JPH0551209U (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=14627185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11402691U Pending JPH0551209U (ja) | 1991-12-11 | 1991-12-11 | 繰り出し棒状化粧料容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0551209U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995023747A1 (fr) * | 1994-03-01 | 1995-09-08 | Ota Etsuji | Recipient pour substance et substance |
WO2011002265A3 (ko) * | 2009-09-18 | 2011-07-14 | Kim Tae Jin | 원 핸드 립스틱 용기 |
JP2021075314A (ja) * | 2019-11-12 | 2021-05-20 | 象印マホービン株式会社 | 飲料容器 |
-
1991
- 1991-12-11 JP JP11402691U patent/JPH0551209U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995023747A1 (fr) * | 1994-03-01 | 1995-09-08 | Ota Etsuji | Recipient pour substance et substance |
WO2011002265A3 (ko) * | 2009-09-18 | 2011-07-14 | Kim Tae Jin | 원 핸드 립스틱 용기 |
JP2013505053A (ja) * | 2009-09-18 | 2013-02-14 | テ ジン キム | ワンハンド・リップスティック容器 |
KR101335300B1 (ko) * | 2009-09-18 | 2013-12-02 | 김태연 | 원 핸드 립스틱 용기 |
JP2021075314A (ja) * | 2019-11-12 | 2021-05-20 | 象印マホービン株式会社 | 飲料容器 |
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