JP3012548U - 傘用石突き - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 傘収納用カバーを傘用軸に収納することがで
きる傘用石突きを提供することである。 【構成】 内部が中空になった石突き本体（１）の一端
に、傘用ろくろと接合可能な固定手段（２）を設け、他
端にキャップ（３）を設けたことを特徴とする傘用石突
き。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は傘用石突き、特に傘用軸内部に傘収納用カバーを収納できる傘に使 用する傘用石突きに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来の傘用石突きは、傘用軸自身の先端が石突きになっているもの、また軸に 別物の石突きを叩き込みや釘等で固定をしたものが知られている。さらに、石突 きの内部が中空になっているもの、先端にキャップを設けるものはなかった。

【０００３】 したがって、傘用軸に傘収納用カバーを収納するとき、該カバーを石突きの内 部に通し傘用軸に収納することができないという課題を有した。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】

本考案の目的は、このような従来の課題を解決することにあり、傘収納用カバ ーを傘用軸に収納することができる傘用石突きを提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

この傘用石突きは内部が中空になった石突き本体の一端に、傘用ろくろと接合 可能な固定手段を設け、他端にキャップを設けたことを特徴とする。

【０００６】

【作用】

石突きは傘用ろくろに固定手段により固定される。傘にカバーが装着する場合 は、キャップを石突きから取り外し、傘軸に沿って握り部の方向に引っ張る。す ると、傘軸内に収納されていた傘用カバーが、フックにより、石突きの中空部を 通過し傘の外へ引き出され、傘にカバーが装着される。

【０００７】

【実施例】 本考案に係わる石突きの実施例を図１から図４により説明する。

【０００８】 （１）は石突き本体である。内部の中空部分の一端にネジ部（２）を設け、ネ ジ部（２）は傘用軸（６）、または傘用ろくろ（５）と接合される。

【０００９】 （３）は引き出しつまみである。引き出しつまみ（３）にはフック（３０１） を設ける。フック（３０１）は二分割されており、常に外側に付勢される。フッ ク（３０１）が石突きの中空部内壁（４）に圧接することにより引き出しつまみ （３）が石突きに係止される。フック（３０１）は引き出し紐（１１）により傘 用カバー（８）と接続される。

【００１０】 次に、実施例の作用について説明する。

【００１１】 傘用カバー（８）を装着するときは、まず一方の手で傘の握り部（７）を握り 、他の一方の手で引き出しつまみ（３）を石突き本体（１）から取りはずし、傘 用カバー（８）を折り返して、傘を包み込んで傘軸に沿って引くと、傘用カバー （８）が表裏反転された状態で引き出され、傘本体を覆うことができる。

【００１２】 次に、本体カバー（８）を傘用軸（６）内に収納するには、収納つまみ（１０ ）を握り部（７）から外し、石突き本体（１）の方向に引っ張る。すると、カバ ー（８）は石突き本体（１）の中空部を通過して傘用軸（６）内に表裏反転され た状態で収納される。次に、収納つまみを（４）を握り部（７）に接続する。

【００１３】

【効果】

以上の説明のように、本考案によれば石突き内部を中空にし、傘用ろくろに固 定し、先端にキャップを設けたので、カバーを石突き本体の中空部を通して傘軸 内に容易に収納することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案に係わる実施例の外観をを示す斜視図
である。

【図２】図１のＡ−Ａ断面を示す。

【図３】収納つまみを示す斜視図である。

【図４】本考案に関わる石突きを使用した傘の断面図で
ある。

【符号の説明】

１ …石突き本体 ２ …ネジ部 ３ …引き出し用つまみ ５ …傘用ろくろ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】内部が中空になった石突き本体の一端に、
   傘用ろくろと接合可能な固定手段を設け、他端にキャッ
   プを設けたことを特徴とする傘用石突き。