JPH0619531U - 洋傘における柄の支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】傘の重量を無重量にし、腕、手の負担を軽減
する。 【構 成】中空の筒傘柄部 （７） 内側面に中空螺旋
部 （６） を形成し、本体支持柄 （１） の上端部
に形成した螺子棒 （２） を接合する。そして本体支
持柄 （１）の下端に設けた、Ｖ字状支持狭部 （３）
の開口部 （４） をベルト部 （８） の側面上よ
り差し込む。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、片手で持つ傘の重量を無重量にすることができる、洋傘における 柄の支持装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、左右の手を交互で、柄を握りながら傘を差すていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには、次のような欠点があった。 （イ） 腕の疲れから傘の柄を左右の手で交互に握りながら肩に当てたりし て差すていた。 （ロ） 片手では、風雨に耐えることが困難で両手を使用する欠点があり、 片手で物を持った場合使用上不便であった。 本案は、これらの欠点を解消するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

支持柄 （１） 上端部に螺子棒 （２） を形成し、上記支持柄 （１） 下端に支持狭部 （３） をＶ字形くぼみに形状している。 以上の構成からなる洋傘における柄の支持装置である。

【０００５】

【作用】

中空の筒柄部 （７） の中空螺旋部 （６） に支持柄 （１） 上端部に 形成した螺子棒 （２） を回しながら接合する。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ） 細長い稍くねる弾力性板部 （５） からなる支持柄 （１） の 上端部に螺子棒 （２） を形成し、上記支持柄下端に、二枚重ねの小形ベロ支 持狭部 （３） からなる、開口部 （４） を有するＶ字状に構成する。 （ロ） 支持柄 （１） の上端部螺子棒 （２） を、中空の柄部 （７ ） の中空螺旋部 （６） 内側面に嵌め込み回しながら接合する。 本案は、以上のような構成で、これを使用するときは、ベルト部 （８） に 向け、上方から支持狭部 （３） の開口部 （４） を差し込むことにより傘 の柄部 （７）を軽く握りしめ完全に保持でき、弾力性板部 （５） により自 在に傘を傾けることができる。また、支持柄 （１） 傘共に輸送したり、保管 する場合など、必要に応じ支持柄 （１） を容易に取り外すことができる。

【０００７】

【考案の効果】

炎天下における長時間の屋外立ち見観覧席等においては、手、腕に傘の重量が 皆無に等しく楽しく過ごすことができる。 また、支持狭部 （３） のＶ字形状の中にベルト部 （８） が収納される ので、ベルト部 （８） を痛めることなく実用上極めて大なる効果を有するも のである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の使用状態を示す斜視図である。

【符号の説明】

（１） は、支持柄 （２） は、螺子棒 （３） は、支持狭部 （４） は、開口部 （５） は、弾力性板部 （６） は、中空螺旋部 （７） は、柄部 （８） は、ベルト部 （９） は、スカート

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】合成樹脂製主体の支持柄 （１） 上端部
   に、螺子棒 （２）を形成し上記支持柄 （１） の下
   端には支持狭部 （３） をＶ字形くぼみに形状してな
   る洋傘における柄の支持装置。