JP4474959B2 - ハンズフリー通話異常時のリカバリ方法及びそのシステム、ハンズフリー電話装置並びに制御プログラム - Google Patents
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Description
これは、特に、携帯電話機で通話をしながら、何らかの操作、例えば、自動車等の車両の運転操作をしなければならない使用環境においては、不都合を来たすばかりでなく、運転の安全性を確保する上からも好ましくない。
したがって、ハンズフリー電話装置は、今後、広く普及することが予想される。
その理由としては、携帯電話装置とハンズフリー装置との接続は無線で行われることから携帯電話装置及びハンズフリー装置で使用するコネクタに制限が無くなること、利用者が携帯電話装置をカバンやポケットに入れたまま通話ができること等が挙げられる。
このような無線通信回線の切断は、通話中の当事者の通話を途切れさせてしまうので、何らかの処置を採る必要がある。
このようにして、絶え間のない通話を上記通話装置と相手側の通話装置との間に維持させるというのが上記技術である。
特に、自動車等で利用者がその操作に注意を集中しなければならない作業環境においては、利用者による上述の通信回線の再確立に支障を来たすばかりでなく、相手側も通話異常で焦燥感に駆られることにもなる。
スピーカ104は、入力されるアナログ音声信号を音声に変換するものである。
符号化装置106は、マイク102からのアナログ音声信号をディジタル音声信号(音声データ)に符号化するものである。その音声データは、近距離無線装置120を径由して携帯電話装置200へ送信される。
復号化装置108は、入力される音声データをアナログ音声信号に復号化するものである。その音声データは、携帯電話装置200から近距離無線装置120で受信される。
ハンズフリー装置制御手段112は、携帯電話装置200との間の接続に際して、近距離無線通信制御手段114に指示を行う。
近距離無線装置120は、近距離無線通信制御手段114の制御の下に、携帯電話装置200との間の接続のための通信及び携帯電話装置200との間に形成される近距離無線通信回線を介しての通話のための送受信を行う装置である。
近距離無線装置202は、後述する近距離無線通信制御手段211の制御の下に、ハンズフリー装置100との間の接続のための通信及びハンズフリー装置100との間に形成される近距離無線通信回線を介しての通話のための送受信を行う装置である。
符号化装置206は、携帯電話装置においてスピーカ(図示せず)に供給されるアナログ音声信号を音声データに符号化するものである。この装置206は、電話網400から受信する音声データを一旦復号化した後、その復号化された音声信号をハンズフリー装置100に対して送信する際に符号化するのに用いられる。
復号化装置208は、ハンズフリー装置100から受信される音声データをアナログ音声信号に復号化するものである。このアナログ音声信号は、マイク230から出力される信号に相当する。
なお、電話網400との通信においても、信号の符号化及び復号化が必要になるが、この発明に直接関係しない事項なので、その説明は省略する。
近距離無線通信制御手段211は、携帯電話装置制御手段216から指示を受けてハンズフリー装置100と携帯電話装置200との間の近距離無線通信の制御を行うものである。
電話網無線通信制御手段212は、呼制御手段215の制御の下に、携帯電話装置200と電話網400との間の無線通信の制御を行うものである。
メール送信手段214は、携帯電話装置制御手段216から渡されるメールの送信を行うものである。
呼制御手段215は、携帯電話装置制御手段216から指示を受けて携帯電話装置200と電話網400との接続を制御するものである。
携帯電話装置制御手段216は、携帯電話装置200を制御するもので、ハンズフリー通話時の発信(発呼)及び電話網400からの着信許可等の操作については、通常、ハンズフリー装置100側から近距離無線通信によってその指示を受ける。
リカバリ処理方法として、例えば、「自動的にリダイヤルを行う」場合の処理手順、「自動的にメールを送信する」場合の処理手順、「自動的に音声認識操作モードに切り替える」場合の処理手順、「自動的にリカバリを行わない」場合の処理手順である。これらの処理手順は、リカバリ処理手順の例である。
リカバリ処理方法としての自動リダイヤルは、相手に自動的に電話を掛け直すものであり、例えば、通話相手が、商談、取引等の相手のような重要な相手である場合に、ハンズフリー通話時に何らかの理由で通話が途切れてしまったとき、作業中、運転中であっても、相手に電話を掛け直す方が望ましく、途絶した通話の放置から生ずる不利益、例えば、相手の心象、相手に与える焦燥感を回避するためである。
マイク230は、利用者10Uが発声するアナログ音声信号を取り込むものである。
先ず、リカバリ処理方法の設定について図2を参照して説明する。図2に示すフローチャートは、リカバリ処理方法の設定手順を示しているが、この設定手順の処理は、主として、携帯電話装置制御手段216及び記憶装置217で行われ、この処理にユーザインターフェィス装置220が関連付けられて行われる。
利用者10Uが電話番号の選択の代わりに、リカバリ処理方法の設定終了を選択した場合には(A2のYES)、その設定を終了する(リカバリ処理方法の設定終了)。
この読み込みに続いて、リカバリ処理方法の設定処理を有効にするか又は無効にするかを選択する(A4)。その設定処理の無効を選択する場合には(A5のNO)、電話帳データを記憶装置217に書き戻す(A12)。
設定処理の有効を選択している場合には(A5のYES)、いずれかのリカバリ処理方法を選択する(A6)。リカバリ処理方法として、例えば、「自動的にリダイヤルを行う」という処理手順、「自動的にメールを送信する」という処理手順、「自動的に音声認識操作モードに切り替える」という処理手順が選択可能であるとする。
また、リカバリ処理方法として、「自動的にメールを送信する」という処理手順が選択されると(A7のメール)、メールの内容を編集する(A9、A11)。
なお、このリカバリ処理方法の選択の前提として、その相手のメールアドレスが電話帳に電話番号で検索可能に登録されていることが必要である。
このような定型文と、選択した処理手順と、メールアドレスとをセットにした内容を電話帳データとして記憶装置217に書き戻す(A12)。
なお、携帯電話装置200が音声認識による操作ができない場合には、このリカバリ処理方法を選択することはできない。
必要とするすべての設定処理の終了時に、利用者10Uが終了操作を行い(A2のYES)、リカバリ処理方法の設定処理を終了する(リカバリ処理方法の設定処理終了)。
このハンズフリー装置100では、ハンズフリー装置制御手段112が、近距離無線通信制御手段114に指示を行い、近距離無線装置120を径由して携帯電話装置200と接続する。
その通信回線の接続は、常に、チェックされる。その接続中にない、すなわち、何らかの異常で上記接続が切断されていることを検出したならば(B2のNO)、再度、通信回線の接続を試行する(B1)。
ハンズフリー通話時に、携帯電話装置200から上記通信回線を介して音声データを受信し(B6)、その音声データを復号化装置108で復号化してアナログ音声信号にし(B7)、スピーカ104から音声を利用者10Uに聴取させる。
また、音声の符号化及び復号化は、DSPのような専用装置でもよいし、コンピュータ110上で動作するプログラムによる処理であってもよい。
図4に示される処理は、主として、携帯電話装置制御手段216及び記憶装置217で行われ、この処理に近距離無線装置202、電話網無線装置204、符号化装置206、復号化装置208、近距離無線通信制御手段211、電話網無線通信制御手段212、音声認識手段213、メール送信手段214及び呼制御手段215が関連付けられて行われる。
この実施例では、携帯電話装置制御手段216が、近距離無線通信制御手段211に指示を行い、近距離無線装置202を径由してハンズフリー装置100との接続を行う。
この発明は、その接続方法にあるのではないので、いずれの方法でもよい。
したがって、この動作状態において、後述する音声認識操作等の利用も可能であるが、その利用の仕方は、後述するステップC13(図8)と同様なので、ここでは省略する。
接続されていない場合には(C2のNO)、その非接続が正常に切断されたのか、又は異常によって切断されたのかを判断する(C3)。この正常か異常かの判断は、ハンズフリー通話のための通信回線が正常な手続きを踏んで切断されたかどうかによって判断することができる。
正常に切断された場合には(C3のYES)、携帯電話装置200のハンズフリー通話に関する処理を終了する(結合子A、携帯電話装置の動作終了)。
この再接続の試行回数、時間等に対する制限を設ける必要もあるが、この発明は、この技術的事項にあるのではないのでその具体的説明は省略する。
この通話の発生は、利用者10Uが発信する場合と、電話網400からの着信を利用者10Uが許可する場合とがある。
利用者10Uが発信する場合には、その発信に応答して携帯電話装置制御手段216が呼制御手段215に指示を行い、電話網無線装置204を径由して電話網400との間に形成される通話回線を介して通話が行われる。
電話網400からの着信の場合には、利用者10Uがその着信を許可するとき、電話網400と携帯電話装置200との間及び携帯電話装置200とハンズフリー装置100との間に通信回線が形成され、この通信回線を介して通話が行われる。
通話が発生していない場合には(C5のNO)、ハンズフリー装置100との接続状態をチェックする(C2)。
このハンズフリー通話処理について図5を参照して説明する。
図5は、携帯電話装置200とハンズフリー装置100とが接続されている状態にあって、かつ、通話が発生している場合の処理を示している。この処理は、主として、携帯電話装置制御手段216及び記憶装置217で行われ、この処理に近距離無線装置202、電話網無線装置204、符号化装置206、復号化装置208、近距離無線通信制御手段211及び電話網無線通信制御手段212が関連付けられて行われる。
なお、通話の正常終了は、利用者10Uが意図的に通話を終了させる操作、又は相手側が意図的に通話を終了させる操作のいずれかが発生する場合に生ずる。
その接続が切れていると判断したならば(C6-2のNO)、携帯電話装置制御手段216は、呼制御手段212に指示を行い、電話網400側の通話を切断する(C6-10)。
この処置は、ハンズフリー装置100側の接続が切れている状態で、なお、電話網400との接続だけを維持して置くことは、通話が不能であるにも拘わらず、 電話料金の課金が継続されてしまうのを回避するべく、電話網400側の通話を意図的に切断することにある。
なお、携帯電話装置200は、電話網400からの音声データの受信には、その復号化が必要になるが、電話網400からの音声データの受信は、本発明に直接関係しないので、その説明をここでは省略してある。
電話網400から受信し、復号化したアナログ音声信号をハンズフリー装置100への送信に際し符号化装置206で符号化し(C6-4)、その音声データをハンズフリー装置100へ近距離無線通信回線を介して送信する(C6-5)。
なお,電話網400への音声データの送信には、その符号化が必要になるが、電話網400への音声データの送信は、本発明に直接関係しないので、その説明をここでは省略してある。
その送受信中に、利用者10Uが通話終了を選択したり、又は相手側が通話を終了したために電話網400から通話終了の通知を受信したりする場合には(C9のYES)、通話を切断する(C6-10)。
ハンズフリー通話処理の終了が正常終了である場合には(C7のNO)、次の通話に備える(C4)。
先ず、相手の電話番号を記憶装置217の電話帳データから検索し、設定されているリカバリ処理方法を取得する(C8)。
この実施例では、通話していた相手の電話番号は、上述した登録手順に従って、記憶装置217に予め登録されているものとする。なお、そのような登録がない場合には、予め設定されているその他のリカバリ処理方法に従って復旧乃至応急処置を行うようにしてもよい。
リカバリ処理方法が有効である場合には(C9のYES)、取得した電話番号に関連付けられて設定され、登録されているリカバリ処理方法を判定する(C10)。
このリダイヤル処理を図6の参照の下に説明する。図6は、携帯電話装置200とハンズフリー装置100とが接続されている状態において、異常終了した通話に対するリカバリ処理方法としての、相手に自動的にリダイヤルする場合の処理を示している。この処理は、主として、携帯電話装置制御手段216及び記憶装置217で行われ、この処理に電話網無線装置204、電話網無線通信制御手段212及び呼制御手段215が関連付けられて行われる。
近距離無線通信回線が接続されていなければ(C11-1のNO)、携帯電話装置200は、ハンズフリー装置100との近距離無線通信回線の接続処理を行い(C11-2)、この接続処理により、近距離無線通信回線の接続が完了し、通信が可能になれば(C11-3のYES)、上述と同様のリダイヤルを行う(C11-4)。
逆に、近距離無線通信回線の接続が未完であるならば(C11-3のNO)、リダイヤルは行わない(リダイヤル処理終了)。
近距離無線通信回線が接続済みで、リダイヤルが実行されて通話が可能な状態にあるならば(C14の接続済み、通話あり)、ハンズフリー通話処理に戻る(C6)。
近距離無線通信回線が接続済みで、リダイヤルを実行できなかったならば(C14の接続済み、通話なし)、通話発生待ちに戻る(C4)。
近距離無線回線の接続ができなかったならば(C14の接続なし)、ハンズフリー通話を終了する(携帯電話装置の動作終了)。
このメールの送信は、メール送信手段214により相手との通信モードを通話通信モードからパケット通信モードに切り替える等の処置をした後、電話網無線通信制御手段212に制御を渡して電話網無線装置204径由で行われる。
近距離無線通信回線が接続されていなければ(C13-1のNO)、携帯電話装置制御手段216は、ハンズフリー装置100との接続を試みる(C13-2)。この試行による近距離無線通信回線の接続が成功しても、或るいは失敗に終わっても、携帯電話装置制御手段216は、音声認識手段213を起動する(C13-3)。
したがって、通常は、ハンズフリー装置100からの音声データを用いることになる。この実施例では、マイク230から得られる音声データについては説明しない。
音声データが入力される場合には(C13-5のYES)、その音声データを復号化装置208によって復号化し(C13-6)、音声認識手段213がその音声を解析して利用者10Uからの指示を判断する(C13-7)。
音声認識による操作を終了する場合は(C13-9のYES)、音声認識手段213を終了させて(C13-10)音声認識起動処理を終了する(音声認識起動処理終了)。
この実施例の構成が、実施例1のそれと大きく異なるところは、ハンズフリー通話の異常処理に複数のリカバリ処理方法を考慮した点である。
これら登録及び通話のリカバリ処理は、図9及び図10に示すように、実施例1と同様、プログラムの制御で行われる。
図9におけるステップA7-Aは、「メール送信後、自動的にリダイヤルする」というリカバリ処理方法と「音声指示による処理」のリカバリ処理方法とのいずれの選択であるかの判定を行い、ステップA8-Aは、選択されたリカバリ処理方法の設定を行い、ステップ10-Aは、選択されたリカバリ処理方法の設定を行う。
図10におけるステップC10-Aは、「メール送信後、自動的にリダイヤルする」というリカバリ処理方法と、「音声指示による処理」のリカバリ処理方法とのいずれであるかを判定し、ステップC11-Aは、リカバリ処理方法が「メール送信後、自動的にリダイヤルする」であるときメール送信と自動リダイヤルとの処理を行い、ステップC13-Aは、リカバリ処理方法が「音声指示による処理」であるとき音声指示の内容に応じた処理を行う。
この構成以外のこの実施例の構成は、実施例1と同じであるので、同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その逐一の説明は省略する。
図9において、ステップA1乃至A6の処理は、実施例1と同じである。
そのステップA7-Aにおいて、リカバリ処理方法として、「メール送信後、自動的にリダイヤルする」の選択と判定されると(図9のA7-Aのメール+リダイヤル)、そのリカバリ処理方法が設定されて(A8-A)記憶装置217に登録される(A12)。
このような登録を行った後に、ハンズフリー通話が、利用者10Uと相手との間で携帯電話装置200を介して行われ(図10のC1、C2、C4乃至C6)、その通話中に、その通話が異常終了したとする(C7のYES)。
その判定が「メール送信後、自動的にリダイヤルする」方法であると(C10-Aのメール+リダイヤル)、例えば、「電話を掛け直してほしい」というメールを相手に自動的に送信する。この送信後、所定の時間経過しても、相手から電話を掛け直し来ないとき、相手に対して自動的にリダイヤルする。
なお、メール送信及びリダイヤルは、実施例1において図7及び図6の参照の下に説明したところに準じて行う。
この実施例の構成が、実施例1のそれと大きく異なるところは、通話リカバリ処理方法の実行に条件を付加した点である。
これら登録及びハンズフリー通話のリカバリ処理は、図11及び図12に示すように、実施例1と同様、プログラムの制御で行われる。
図11におけるステップA7-Bは、「所定の条件成就で自動的にリダイヤルする」というリカバリ処理方法と「音声指示による処理」のリカバリ処理方法とのいずれかの選択を行い、ステップA8-Bは、選択されたリカバリ処理方法の設定を行い、ステップ10-Bは、選択されたリカバリ処理方法の設定を行う。
図12におけるステップC10-Bは、「所定の条件成就で、自動的にリダイヤルする」というリカバリ処理方法と、「音声指示による処理」のリカバリ処理方法とのいずれであるかを判定し、ステップC11-Bは、リカバリ処理方法が「所定の条件成就で、自動的にリダイヤルする」であるとき所定の条件が満たされているならば自動的にリダイヤルし、ステップC13-Bは、リカバリ処理方法が「音声指示による処理」であるとき音声指示の内容に応じた処理を行う。
この構成以外のこの実施例の構成は、実施例1と同じであるので、同一の構成部分には同一の参照符号を付して、その逐一の説明は省略する。
図11において、ステップA1乃至A6までの処理は、実施例1と同じである。そのステップA7-Bにおいて、リカバリ処理方法として、「所定の条件成就で、自動的にリダイヤルする」が選択されると(図11のA7-Bの条件付リダイヤル)、そのリカバリ処理方法が設定されて(A8-B)記憶装置217に登録される(A12)。
このような登録を行った後に、ハンズフリー通話が、利用者10Uと相手との間で携帯電話装置200を介して行われ(図12のC1、C2、C4乃至C6)、その通話中に、その通話が異常終了したとする(C7のYES)。
その判定が「所定の条件成就で、自動的にリダイヤルする」というリカバリ処理方法であると(C10-Bの条件付リダイヤル)、その条件が満たされているとき相手に自動的にリダイヤルする。
上記条件は、例えば、「開始されていた通話が自分で発信したことによるものか、又は相手からの着信であったものかのいずれであるか、当月の累計通話料金が当月の通話料金範囲内にあるか、電池残量が所定量以内にあるか等である。
なお、リダイヤルは、実施例1において図6を参照して説明したところに準じて行う。
例えば、上記実施例においては、ハンズフリー通話の異常終了に対する処理を無効にする設定を行う場合を例示したが、この設定が行われている場合であっても、上記異常終了時に、携帯電話装置200に装備してある他のリカバリ処理方法でその異常に対する処置を行うようにしてもよい。
このことは、電話帳に登録してない相手との通話での異常終了に対しても、また、同様である。
また、メール送信に代えて、FAX送信を行うようにしてもよい。
100 ハンズフリー装置
200 携帯電話装置
204 電話網無線装置(通信手段の一部)
212 電話網無線通信制御手段(通信手段の一部)
213 音声認識手段(通信手段の一部)
214 メール送信手段(通信手段の一部)
215 呼制御手段(通信手段の一部)
216 携帯電話装置制御手段(通信手段の残部、検出手段)
217 記憶装置(登録手段)
Claims (14)
- 携帯電話装置とハンズフリー装置とを無線で接続すると共に、前記携帯電話装置を前記通信網を介して相手側電話装置と接続して前記ハンズフリー装置と前記相手側電話装置との間で通話を行う際に発生する前記ハンズフリー装置と前記携帯電話装置との通信異常を検出し、
前記通信異常が検出されるとき、前記相手側電話装置対応に予め設定してあるリカバリ処理手順に従って前記携帯電話装置と前記相手側電話装置とを接続して所定のリカバリ処理を行うことを特徴とするハンズフリー通話異常時のリカバリ方法。 - 前記リカバリ処理手順は、予め記憶されており、前記検出時に記憶されている前記リカバリ処理手順が読み出され、読み出される前記リカバリ処理手順に基づいて前記リカバリ処理をプログラムの制御の下に行うことを特徴とする請求項1記載のハンズフリー通話異常時のリカバリ方法。
- 前記所定のリカバリ処理は、自動リダイヤル処理、自動メール送信処理又は自動的に音声認識機能を起動して音声認識による指示で行う処理であることを特徴とする請求項1記載のハンズフリー通話異常時のリカバリ方法。
- ハンズフリー装置と携帯電話装置との間に第1の通信回線を設定すると共に、通信網を介して携帯電話装置と相手側電話装置との間に第2の通信回線を形成して前記ハンズフリー装置と前記相手側電話装置との間で通話を行う際に発生する通話異常の処理を行うハンズフリー通話異常時のリカバリシステムであって、
前記携帯電話装置が、
前記通話中に発生する第1の前記通信回線の通信異常を検出する検出手段と、
前記相手側電話装置対応に前記通信異常に対するリカバリ処理手順を保持する保持手段と、
該検出手段によって前記通信異常が検出されるとき、前記保持手段の前記リカバリ処理手順に従って前記第1の前記通信回線及び前記第2の前記通信回線の設定を行って所定のリカバリ処理を行うリカバリ処理手段とを備えてなることを特徴とするハンズフリー通話異常時のリカバリシステム。 - ハンズフリー装置と携帯電話装置との間に第1の通信回線を形成すると共に、通信網を介して携帯電話装置と相手側電話装置との間に第2の通信回線を形成して前記ハンズフリー装置と前記相手側電話装置との間で通話を行う際に発生する通話異常の処理を行うハンズフリー通話異常時のリカバリシステムであって、
前記携帯電話装置が、
前記通話中に発生する第1の前記通信回線の通信異常を検出する検出手段と、
前記相手側電話装置対応に前記通信異常に対するリカバリ処理手順を保持する保持手段と、
該検出手段によって前記通信異常が検出されるとき、前記保持手段の前記リカバリ処理手順に従って前記携帯電話装置と前記相手側電話装置との間に通信回線を設定して所定のリカバリ処理を行うリカバリ処理手段とを備えてなることを特徴とするハンズフリー通話異常時のリカバリシステム。 - 前記保持手段は記憶手段であり、前記リカバリ処理手段はプログラムで構成され、前記検出時に前記記憶手段から読み出される前記リカバリ処理手順が前記プログラムの制御の下に行われることを特徴とする請求項4又は5記載のハンズフリー通話異常時のリカバリシステム。
- 前記リカバリ処理手段で行われる前記所定のリカバリ処理は、自動リダイヤル処理、自動メール送信処理又は自動的に音声認識機能を起動して音声認識による指示で行う処理であることを特徴とする請求項4又は5記載のハンズフリー通話異常時のリカバリシステム。
- ハンズフリー装置と、該ハンズフリー装置と第1の通信回線を介して接続される一方、相手側電話装置と第2の通信回線を介して接続される携帯電話装置とを有し、前記ハンズフリー装置と前記相手側電話装置との間で第1の前記通信回線及び第2の前記通信回線を介して通話を行うハンズフリー電話装置であって、
前記ハンズフリー装置と前記相手側電話装置との間で通話を行う際に発生する第1の前記通信回線の通信異常を検出する検出手段と、
前記相手側電話装置対応に前記通信異常に対するリカバリ処理手順を保持する保持手段と、
該検出手段によって前記通信異常が検出されるとき、前記保持手段の前記リカバリ処理手順に従って前記第1の前記通信回線と前記第2の前記通信回線とを接続して所定のリカバリ処理を行うリカバリ処理手段とを備えてなることを特徴とするハンズフリー電話装置。 - ハンズフリー装置と、該ハンズフリー装置と第1の通信回線を介して接続される一方、相手側電話装置と第2の通信回線を介して接続される携帯電話装置とを有し、前記ハンズフリー装置と前記相手側電話装置との間で第1の前記通信回線及び第2の前記通信回線を介して通話を行うハンズフリー電話装置であって、
前記ハンズフリー装置と前記相手側電話装置との間で通話を行う際に発生する第1の前記通信回線の通信異常を検出する検出手段と、
前記相手側電話装置対応に前記通信異常に対するリカバリ処理手順を保持する保持手段と、
該検出手段によって前記通信異常が検出されるとき、前記保持手段の前記リカバリ処理手順に従って前記携帯電話装置と前記相手側電話装置との間の通信回線を接続して所定のリカバリ処理を行うリカバリ処理手段とを備えてなることを特徴とするハンズフリー電話装置。 - 前記保持手段は記憶手段であり、前記リカバリ処理手段はプログラムで構成され、前記検出時に前記記憶手段から読み出される前記リカバリ処理手順が前記プログラムの制御の下に行われることを特徴とする請求項8又は9ハンズフリー電話装置。
- 前記リカバリ処理手段で行われる前記所定のリカバリ処理は、自動リダイヤル、自動メール送信又は自動的に音声認識機能を起動して音声認識による指示で行う処理であることを特徴とする請求項8又は9記載のハンズフリー電話装置。
- コンピュータに請求項1、2又は3記載のハンズフリー通話異常時のリカバリ方法を実行させることを特徴とする制御プログラム。
- コンピュータを、請求項4乃至7の何れか一に記載のハンズフリー通話異常時のリカバリシステムとして機能させることを特徴とする制御プログラム。
- コンピュータを、請求項8、9又は10記載のハンズフリー電話装置として機能させることを特徴とする制御プログラム。
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