JP4474778B2 - 車両間通信装置及び車両間通信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に搭載された車両間通信装置に関し、特に、事故情報を受信する車両間通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平11−136748号公報にて提案されている自動車−自動車間通信システムがある。
【0003】
例えば、第1の自動車、第2の自動車、第3の自動車には、各々、無線通信機が搭載されており、第1の自動車、第2の自動車、第3の自動車が、縦列状態で走行しているとき、先頭の第1の自動車の無線通信装置が、送信内容に識別番号を付加して送信し、第2の自動車の無線通信装置は、送信内容とともに識別番号を受信し、この受信された識別信号と自局の識別番号とが不一致とき、送信内容を識別番号とともに再送信する。
【0004】
このものにおいて、最後尾である第3の自動車の無線通信機が、第2の自動車の無線通信装置の中継にて、送信内容とともに識別番号を受信できる。従って、第1の自動車の無線通信装置が、隣接する第2自動車の無線通信機以外の遠方に位置する自動車の無線通信機にも、送信内容を送信できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した自動車−自動車間通信システムでは、先頭である第1の自動車が交通事故を起こしたとき、交通事故情報に識別番号を付加して送信し、第2の自動車の無線通信装置が、交通事故情報を受信して再送信すれば、最後尾である第3の自動車の無線通信装置にとって、交通事故情報が受信できるものの、何台前の自動車に交通事故が発生したかを判定することができないといった問題がある。
【0006】
本発明は、上記点に鑑み、交通事故が生じたとき、車両の乗員にとって、何台前の車両に交通事故が発生したかが分かるようにした車両間通信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、車両に搭載された車両間通信装置であって、交通事故を生じた事故車両の車両間通信装置から送信された車両事故情報を、他の車両の車両間通信装置の中継によって受信するとともに、中継毎に加算された中継回数を受信する受信手段(S200)と、受信手段により受信された中継回数と車両事故情報とを車両の乗員に通知する通知手段(S210)と、受信手段により受信された中継回数を加算する加算手段(S220)と、加算手段により加算された中継回数と車両事故情報とを周囲の車両に繰り返し送信する送信手段(S230)とを有し、周囲の車両の車両間通信装置は、送信手段から送信された中継回数と車両事故情報とを受信した場合には、この受信された中継回数を加算した中継回数と車両事故情報とを送信するようになっており、
周囲の車両の車両間通信装置から中継回数と車両事故情報とを受信したか否かを判定する受信判定手段と、周囲の車両の車両間通信装置から中継回数と車両事故情報とを受信したと受信判定手段が判定した場合において、周囲の車両の車両間通信装置から受信した中継回数が送信手段から送信した中継回数よりも大きいか否かを判定する中継回数判定手段(S250)と、周囲の車両の車両間通信装置から受信した中継回数が送信手段から送信した中継回数よりも大きいと中継回数判定手段(S250)が判定したときには、車両事故情報が周囲の車両に伝達されて周囲の車両の車両間通信装置が受信された中継回数を加算した中継回数を送信しているとして、送信手段による中継回数と車両事故情報との送信を停止する停止手段(S260)とを有することを特徴とする。
【0008】
このように、交通事故が生じたとき、受信手段は、車両事故情報を他の車両の車両間通信装置の中継によって受信するとともに、中継毎に加算された中継回数を受信し、通知手段によって中継回数と車両事故情報とを車両の乗員に通知するので、車両の乗員にとって、何台前の車両に交通事故が発生したかが分かる。
また、請求項2に記載の発明では、車両の速度を検出する車速センサ(2)の出力信号に基づいて、車両の速度が所定速度以上であるか否かを判定する速度判定手段(S290)を有し、周囲の車両の車両間通信装置からの中継回数と車両事故情報とを一定期間の間に受信していないと受信判定手段が判定し、かつ車両の速度が所定速度以上であると速度判定手段(S290)が判定したときには、交通事故による車両の渋滞が解消したとして、送信手段による中継回数と車両事故情報との送信を停止するようになっていることを特徴とする
【0009】
請求項に記載の発明では、第1の車両(C)の通信装置が、第2の車両(B)の通信装置にて中継された車両事故情報と中継毎に加算された中継回数と受信するとともに、中継回数を加算してその加算された中継回数と車両事故情報とを送信する第1の送信ステップ(S230)を有し、
第3の車両の通信装置は、
送信された中継回数と車両事故情報とを受信する受信ステップ(200)と、
受信ステップにより受信された中継回数と車両事故情報とを第3の車両の乗員に通知する通知ステップ(S210)と、
受信ステップにより受信された中継回数を加算する加算ステップ(S220)と、
加算ステップにより加算された中継回数と車両事故情報とを第4の車両に繰り返し送信する第2の送信ステップ(S230)と、を有し、
第4の車両の通信装置は、第2の送信ステップにより送信された中継回数と車両事故情報とを受信した場合には、この受信された中継回数を加算した中継回数と車両事故情報とを送信するようになっており、
第3の車両の通信装置は、
第4の車両の通信装置から中継回数と車両事故情報とを受信したか否かを判定する受信判定ステップと、
第4の車両の通信装置から中継回数と車両事故情報とを受信したと受信判定ステップが判定した場合において、第4の車両の通信装置から受信した中継回数が第2の送信ステップにより送信した中継回数よりも大きいか否かを判定する中継回数判定ステップ(S250)と、
第4の車両の通信装置から受信した中継回数が第2の送信ステップにより送信した中継回数よりも大きいと中継回数判定ステップ(S250)が判定したときには、車両事故情報が第4の車両に伝達されて第4の車両の通信装置が受信された中継回数を加算した中継回数を送信しているとして、第2の送信ステップによる中継回数と車両事故情報との送信を停止する停止ステップ(S260)と、を有することを特徴とする。
【0010】
このように、交通事故が生じたとき、上記送信された中継回数と車両事故情報とを第3の車両の乗員に通知するので、請求項1に記載の発明と実質的に同様に、第3の車両の乗員にとって、何台前の車両に交通事故が発生したかが分かる。具体的には、第1〜4の車両の通信装置としては、Bluetooth方式の無線通信装置を採用してもよい。
【0011】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1に本発明に係る自動車−自動車間通信システムの一実施形態を示す。図1は、自動車−自動車間通信システムの構成を示す図である。本実施形態では、図1に示すように、自動車Aが自動車B及び自動車Cとともに縦列で走行している例を示す。なお、自動車Aは、自動車A〜Cのうち先頭車で、自動車Cは、自動車A〜Cのうち最後尾車で、自動車Bは、自動車Aと自動車Cとの中間に位置する。
【0013】
図1に示す自動車Aは、加速度センサ(G senser)1、車速センサ2、電子制御装置(CAR ECU)3、Bluetooth無線装置4、ディスプレイ5、アンテナ6、及び、外部スイッチ(SW)7を有する。加速度センサ1は、自動車Aの加速度を検出して加速度信号を出力し、車速センサ2は、自動車Aの車速を検出して車速信号を出力する。電子制御装置3は、加速度センサ1の加速度信号、車速センサ2の車速信号、及び外部スイッチ7のスイッチ信号に応じて、Bluetooth無線装置4及びディスプレイ(液晶ディスプレイ)5を制御する。
【0014】
Bluetooth無線装置4は、Bluetooth方式が適用された無線装置であって、Bluetooth無線装置4は、電子制御装置3に制御されて、アンテナ6から無線通信用に緊急信号を変調してアンテナ6から電波を媒体として送信させるとともに、アンテナ6を通して電波を媒体として緊急信号を受信して復調する。
【0015】
また、アンテナ6としては、指向性として広い角度を有するアンテナ(モノポールアンテナ)が採用されている。なお、アンテナ6は、自動車Aの屋根に配設されている。また、外部スイッチ7は、自動車Aの乗員の操作に応じて、リセット信号を電子制御装置3に送信する。また、自動車B、自動車Cには、それぞれ、自動車Aと同様に、加速度センサ1、車速センサ2、電子制御装置3、Bluetooth無線装置4、ディスプレイ5、アンテナ6、及び、外部スイッチ7が採用されている。
【0016】
以下、本実施形態の作動について図2、図3を参照して説明する。自動車Aの電子制御装置3は、図2に示すフローチャートに従って処理を行い、自動車B、Cの電子制御装置3は、図3に示すフローチャートに従って処理を行う。
【0017】
先ず、自動車Aの作動について説明すると、自動車Aが、走行中にて、衝突事故を起こした場合、電子制御装置3は、加速度センサ1の加速度信号が所定閾値以上になることにより、事故発生を判定する(S100)。すると、電子制御装置3は、事故の発生を示す事故発生信号に、車両番号「0」を示す車両番号零番情報を付加してその付加された事故発生信号(以下、緊急信号という)をBluetooth無線装置4に送信する。よって、Bluetooth無線装置4は、緊急信号を無線通信用に変調してアンテナ6から送信させる。但し、車両番号零番情報は、自動車Aが事故発生車である旨を示す。
【0018】
次に、自動車B(自動車Aの後続車である)では、そのアンテナ6で自動車Aからの緊急信号を受信すると、その受信されたを緊急信号は、Bluetooth無線装置4によって復調されてその復調信号が電子制御装置3に送られる。すると、電子制御装置3は、復調信号を受けその復調信号に基づいて事故の発生を判定する(S200)。
【0019】
ここで、自動車Bの電子制御装置3は、復調信号(緊急信号)中にて車両番号「0」を読みとり、この車両番号「0」に対して「1」を加算して、その加算された車両番号「1」を示す車両番号1番情報に事故発生信号を付加し(S220)、その付加された事故発生信号を緊急信号として一定期間間隔でBluetooth無線装置4を通してアンテナ6を通して送信させる(ステップ230)。
【0020】
ここで、自動車Aにおいて、自動車Bからの緊急信号をアンテナ6で受信すると、その受信された緊急信号は、Bluetooth無線装置4を通して電子制御装置3に送られる。すると、電子制御装置3は、自身の車両番号「0」と、上記受信された緊急信号の車両番号(車両番号「1」)とを比較し(S130)、自身の車両番号「0」に比べて、上記受信された緊急信号の車両番号(車両番号「1」)が大きいとき、緊急信号が周囲車両に伝達できたとして、緊急信号の送信を停止する(S140)。
【0021】
因みに、自動車Aの電子制御装置3が、後続車両への緊急信号の送信を停止する機能を有しないと、事故車両(自動車A)が道路脇等に移動して後続車の走行を再開するような場合においても、事故発生信号が引き続いて送信されることになり、事故発生信号が後続車の運転者に通知されるため、その後続車の運転者に余分な注意を促すことになりなねない。また、自動車Aでは、その運転者が外部スイッチ7を操作すると、その操作信号を電子制御装置3に送信されて、電子制御装置3がリセットされて、緊急信号の送信を停止する(S150)。
【0022】
しかし、自動車Aの電子制御装置3による緊急信号の送信停止後、後続車(自動車B)が自動車Aを通り抜けたような場合において、緊急信号を送信していないと、自動車B以外の後続車が自動車Aに衝突する恐れがあるため、自動車Aの電子制御装置3は、緊急信号の送信停止後にて、ある時間経過して周囲の自動車からの緊急信号が受信できないとき、再度、緊急信号(車両番号零番情報)の送信を行う(S160)。
【0023】
以下、自動車Bの作動について図3を参照して説明する。自動車Bでは、電子制御装置3が自動車Aからの緊急信号を受信して事故発生を判定すると、ディスプレイ5にて、事故発生の旨を表示させる(S210)。すなわち、電子制御装置3は、上記受信された緊急信号の車両番号に基づいて、「何台前の自動車に交通事故が発生したか」といった表示内容をディスプレイ5に表示させて、乗員に対して注意を促す。なお、運転者への注意として警告音を発生させるようにしてもよい。
【0024】
すると、電子制御装置3は、上述の如く、上記受信された緊急信号の車両番号に「1」を加算した車両番号に事故発生信号を付加して(S220)、その付加された事故発生信号を緊急信号として一定時間間隔にてBluetooth無線装置4を通してアンテナ6から送信させる(S230)。これにより、自動車Bの通信装置による緊急信号の中継が行われて、その中継毎に車両番号(中継回数)が加算されることになる。その後、事故発生モード1の状態に入る。但し、上記受信された緊急信号の車両番号に「1」を加算した車両番号を自車の車両番号としてメモリに記憶しておく。
【0025】
先ず、事故発生モード1では、他の自動車からの緊急信号がアンテナ6を通してBluetooth無線装置4を経て受信されたか否かを判定し(S240)、他の自動車からの緊急信号が受信されたとき、その緊急信号の車両番号が、上記メモリの自車の車両番号と比較して(S250)、緊急信号の車両番号が、上記メモリの自車の車両番号に比べて大きいとき、周囲の自動車へ緊急信号を伝達できたと判定して緊急信号の送信を停止する(S260)。
【0026】
しかし、自動車Bの電子制御装置3による緊急信号の送信停止後、後続車(自動車C)が自動車Bを通り抜けたような場合が考えられるため、ある時間経過後、周囲の自動車からの緊急信号が受信できないとき、上記メモリの自車の車両番号に事故情報を付加した緊急信号を送信して(S280)、その後、ステップ240に戻り、事故発生モード1の初期状態になる。
【0027】
次に、事故発生モード1において、ある一定期間、周囲の自動車からの緊急信号が受信されず、車速センサ2の車速信号に応じて車速がある範囲(例えば、50km/h)以上であると判定したとき(S290)、自動車Aの事故による渋滞が解消されて、自動車Bの通行が再開したと判定しリセットの処理を行う。
【0028】
次に、自動車Bの後続車である自動車Cにおいても、自動車Bの通信装置により中継された緊急信号を受信して、自動車Cの電子制御装置3は、図3に示すフローチャートに従って処理を行う。ここで、自動車Cの電子制御装置3は、自動車Bの通信装置により中継された緊急信号を受けると、その緊急信号のうちの車両番号に応じて、図4に示すように、「何台前の自動車に交通事故が発生したか」といった表示内容をディスプレイ5に表示させる。このため、自動車Cの乗員は、「何台前の自動車に交通事故が発生したか」かが分かる。なお、図4中の「0」、「1」、「2」、「3」…「N」は、車両番号を示し、車両番号「0」は、事故車両の番号を示す。
【0029】
以下、本実施形態の特徴を述べる。すなわち、自動車Cの電子制御装置3は、自動車Bの通信装置により中継された緊急信号を受け、その緊急信号のうちの車両番号に応じて、「何台前の自動車に交通事故が発生したか」といった内容を乗員に通知する。従って、自動車Cの乗員は、交通事故が生じたとき、「何台前の自動車に交通事故が発生したか」が分かる。但し、緊急信号内の車両番号が、自動車Cから事故車両迄の車両台数(中継回数)を示す。
【0030】
例えば、図5に示すように、二車線道路で、対向車同士の衝突事故が発生したときであっても、車線毎に緊急信号が自動車毎で中継されてその後続車に伝達できるため、二車線道路であっても、事故車の後続車両の乗員に「何台前の自動車に交通事故が発生したか」を伝えることができる。
【0031】
但し、図6に示すように、二車線道路で、複数の自動車の電子制御装置3が、それぞれ、同一の緊急信号を受信してその車両番号を加算するとともに、その加算された車両番号を有する緊急信号を送信させると、複数の自動車の電子制御装置3は、それぞれ、同一の車両番号を有する緊急信号を送信することになる。
【0032】
このため、後続車両の電子制御装置3が緊急信号を受信しても、事故発生場所を把握できなくなるため、GPS受信機を採用してそのGPS信号を緊急信号に付加して送信し、そのGPS信号付の緊急信号を受信した後続車において、その電子制御装置3が、上記受信した緊急信号の車両番号とGPS信号とに基づいてディスプレイ5に事故発生場所を表示させれば、その事故発生場所を正確に乗員に通知できる。
【0033】
なお、本発明の実施にあたり、エアバックの開閉を示すエアバック開閉信号を緊急信号内に挿入するようにしてもよい。例えば、エアバック開閉信号としてはは、事故車両以外の後続車両が、緊急信号内に挿入し、その挿入された緊急信号を事故車両が受信すると、その事故車両は、後続車両の衝突事故の発生の有無の情報を得られる。従って、事故車両の乗員は、後続車両が衝突事故を起こすことなく無事停止できたか否かが分かる。さらに、本発明の実施にあたり、自動車に搭載された無線通信装置としては、Bluetooth方式以外の方式を採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車−自動車間通信システムの一実施形態を示す図である。
【図2】図1に示す自動車Aの電子制御装置の作動を示すフローチャートである。
【図3】図1に示す自動車Bの電子制御装置の作動を示すフローチャートである。
【図4】自動車−自動車間通信システムの作動を示す図である。
【図5】自動車−自動車間通信システムの作動を示す図である。
【図6】自動車−自動車間通信システムの作動を示す図である。
【符号の説明】
3…電子制御装置、A、B、C…自動車。

Claims (3)

  1. 車両に搭載された車両間通信装置であって、
    交通事故を生じた事故車両の車両間通信装置から送信された車両事故情報を、他の車両の車両間通信装置の中継によって受信するとともに、前記中継毎に加算された中継回数を受信する受信手段(S200)と、
    前記受信手段により受信された前記中継回数と前記車両事故情報とを前記車両の乗員に通知する通知手段(S210)と、
    前記受信手段により受信された中継回数を加算する加算手段(S220)と、
    前記加算手段により加算された中継回数と前記車両事故情報とを周囲の車両に繰り返し送信する送信手段(S230)とを有し、
    前記周囲の車両の車両間通信装置は、前記送信手段から送信された中継回数と前記車両事故情報とを受信した場合には、この受信された中継回数を加算した中継回数と前記車両事故情報とを送信するようになっており、
    前記周囲の車両の車両間通信装置から中継回数と車両事故情報とを受信したか否かを判定する受信判定手段と、
    前記周囲の車両の車両間通信装置から中継回数と車両事故情報とを受信したと前記受信判定手段が判定した場合において、前記周囲の車両の車両間通信装置から受信した中継回数が前記送信手段から送信した中継回数よりも大きいか否かを判定する中継回数判定手段(S250)と、
    前記周囲の車両の車両間通信装置から受信した中継回数が前記送信手段から送信した中継回数よりも大きいと前記中継回数判定手段(S250)が判定したときには、前記車両事故情報が前記周囲の車両に伝達されて前記周囲の車両の車両間通信装置が前記受信された中継回数を加算した中継回数を送信しているとして、前記送信手段による前記中継回数と前記車両事故情報との送信を停止する停止手段(S260)と、
    を有することを特徴とする車両間通信装置。
  2. 前記車両の速度を検出する車速センサ(2)の出力信号に基づいて、前記車両の速度が所定速度以上であるか否かを判定する速度判定手段(S290)を有し、
    前記周囲の車両の車両間通信装置からの中継回数と車両事故情報とを一定期間の間に受信していないと前記受信判定手段が判定し、かつ前記車両の速度が所定速度以上であると前記速度判定手段(S290)が判定したときには、前記交通事故による車両の渋滞が解消したとして、前記送信手段による前記中継回数と前記車両事故情報との送信を停止するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の車両間通信装置。
  3. 第1の車両(C)の通信装置が、第2の車両(B)の通信装置にて中継された車両事故情報と前記中継毎に加算された中継回数と受信するとともに、前記中継回数を加算してその加算された中継回数と前記車両事故情報とを送信する第1の送信ステップ(S230)を有し、
    第3の車両の通信装置は、
    前記送信された中継回数と前記車両事故情報とを受信する受信ステップ(200)と、
    前記受信ステップにより受信された前記中継回数と前記車両事故情報とを前記第3の車両の乗員に通知する通知ステップ(S210)と、
    前記受信ステップにより受信された中継回数を加算する加算ステップ(S220)と、
    前記加算ステップにより加算された中継回数と前記車両事故情報とを第4の車両に繰り返し送信する第2の送信ステップ(S230)と、を有し、
    前記第4の車両の通信装置は、前記第2の送信ステップにより送信された中継回数と前記車両事故情報とを受信した場合には、この受信された中継回数を加算した中継回数と前記車両事故情報とを送信するようになっており、
    前記第3の車両の通信装置は、
    前記第4の車両の通信装置から中継回数と車両事故情報とを受信したか否かを判定する受信判定ステップと、
    前記第4の車両の通信装置から中継回数と車両事故情報とを受信したと前記受信判定ステップが判定した場合において、前記第4の車両の通信装置から受信した中継回数が前記第2の送信ステップにより送信した中継回数よりも大きいか否かを判定する中継回数判定ステップ(S250)と、
    前記第4の車両の通信装置から受信した中継回数が前記第2の送信ステップにより送信した中継回数よりも大きいと前記中継回数判定ステップ(S250)が判定したときには、前記車両事故情報が前記第4の車両に伝達されて前記第4の車両の通信装置が前記受信された中継回数を加算した中継回数を送信しているとして、前記第2の送信ステップによる前記中継回数と前記車両事故情報との送信を停止する停止ステップ(S260)と、を有することを特徴とする車両間通信方法。
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