JP4474182B2 - モジュール用把持装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

モジュール用把持装置及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置本体をベースとし、本体に着脱可能な複合機能を有する各種オプション装置を装着する画像形成装置におけるユニット装置に関するものである。
近年、1台の複写機、プリンタ、ファックス等の電子写真プロセスを有する画像形成装置本体をベースとし、本体に着脱可能な各種オプション装置を増設することにより様々な複合機能を付与することができる画像形成装置の重要性が高まっている。例えば、イメージスキャナ等の原稿読取装置と組み合わせることにより、コピー機能、ファックス機能、プリンタ機能、スキャナ機能等を搭載したものが提供されている。
このような複合機能を有する画像形成装置であれば、各機能の対応した個別の装置を配置する必要がなく、オフィス内でのOA機器の占有面積を格段に減らすことができ、狭いオフィスでの使用も可能になる。その代表的な製品例がマルチファンクションコピア(以下、MFC)、マルチファンクションプリンタ(以下、MFP)である。
また、画像形成後のシートを加工する後処理装置の充実も眼を見張るものがあり、出力シートの仕分けや丁合い(ソート、スタック)、綴じ(ステープル)機能などの多機能化、および装置小型化が進んでいる。多機能化、小型化された後処理装置を画像形成装置本体に増設することによって付加価値の向上が図られている。
一方、画像形成装置にシートを供給するシート給送装置も実用化が進み、500枚程度の小型のものから2000枚程度の大容量を供給する多様な製品が揃うと同時に、それらを積み重ねて使用可能に構成し多様なユーザニーズに応えている。
原稿読取装置や後処理装置及びシート給送装置などのオプション装置を画像形成装置本体に増設する構成において、画像形成装置本体をベースとして上下に積み重ねて配置する構成がある。特に、画像形成装置本体下にシート給送装置を重ねて配置し、画像形成装置の排出部を装置上部に設け、増設するオプション装置を排出部の上に設ける構成が知られている。この構成の利点は、装置の設置面積を最小限に抑えることができる点であり、画像形成装置の排出部(排出トレイ)やオプション装置を装置の外側に設ける構成に比べて設置面積を格段に減らすことができる。
上述のような構成は、従来比較的大型の画像形成装置に用いられた構成であるが、近年では小型から中型の画像形成装置においても多種多様なオプション装置が上下に重ねて配置され、扱う紙のサイズを除けば大型機に見劣りしない複合機能を有する製品が出現している。
図17は、小型プリンタのプリンタ部101をベースとし、上下にオプション装置を増設した構成の概略図である。図17(a)は下方に大小のシート給送装置(201,301,401)を3段に重ね、上方に原稿読取装置601を増設したものであり、図17(b)は図17(a)の構成の原稿読取装置上部に読取原稿給送装置(以下、ADFと称す)651を配置したものである。図17(c)は下方に大小のシート給送装置(201,301,401)を3段に重ね、上方に排紙整列装置701を配置したものである。501は装置の置き台である。
以下に、図17(a)の構成を用いて詳細に説明する。図18は図17(a)の構成の主断面図であり、図19は外観を説明する斜視図である。図20は図18におけるA−A断面図である。図18においては装置右側を正面とする。
まず、全体構成について説明する。画像形成装置(以下、プリンタ部)101の上に原稿読取装置(以下、イメージスキャナ部)601が置かれ、プリンタ部101とイメージスキャナ部601の間に排出部111が配置されるように構成されている。プリンタ部101の下には標準的な用紙が多数枚収容可能な小型シート給送装置(以下、ペーパーフィーダ部)201、301が2段上下に重ねて配置され、更にその下には標準的な用紙がより大量収容可能な大容量シート給送装置(以下、ペーパーデッキ)401が装着されている。接地する最も下段には置き台(以下、ペディスタル)501が置かれている。
ここに示した事例は、小型のプリンタをベースにしていることから、上下にオプション装置を増設すると縦長の格好となる。ペディスタル501は縦長の装置のバランスを考慮し、倒れ防止のためプリンタ部101の接地面への投影面積よりも広く構成されている。
ペーパーフィーダ部201,301は標準的な用紙がおよそ500枚程度、より大容量収納可能なペーパーデッキ401はおよそ2000枚程度収容可能なものを想定する。
続いて、個々の装置について説明する。まずはプリンタ部101について説明する。102は給紙カセット、103は給紙ローラ、104a,104bは分離・搬送ローラ、106はレジストローラ、107は画像形成プロセスユニット(以下、カートリッジ)で107aは画像形成ドラムである。108は加熱定着器、109a,109bは排紙ローラ、110は排紙トレイである。105は搬送経路を示す。また、100はレーザイメージスキャナ部である。112は後述するシート給送装置が下段に装着された場合に、シート給送装置から搬送されたシートを搬送経路105へ合流させるためのオプション装置用搬送経路である。
プリンタ部101は、所望の画像をレーザイメージスキャナ部100から画像形成ドラム107aに書き込み、カートリッジ107で画像形成ドラム107a上の画像をトナーで現像し、給紙カセット102から取り出したシートやペーパーフィーダ部201,301、ペーパーデッキ401から送られてきたシートに対して、現像画像の転写を行う。そして、現像画像の転写後のシートは加熱定着器108に送られ、加熱加圧によりトナーが溶融定着され、排紙トレイ110に排出される。
ペーパーフィーダ部201,301は同じ構成のものを2段に重ねて配置しているものである。203,303は給紙ローラであり、204a,204b,304a,304bは分離・搬送ローラである。取り出され分離されたシートは搬送路112,202を通り、プリンタ部101の搬送経路105に合流する。
ペーパーデッキ401において、403は給紙ローラ、404a,404bは分離・搬送ローラである。405は昇降トレイであり、積載された高さに応じて昇降し、分離するシートの高さが一定になるように調節される。取り出され分離されたシートは搬送路302,202、オプション装置用搬送路112を経由して、プリンタ部101の搬送経路105に合流する。
続いて、イメージスキャナ部601について説明する。図20は、図18におけるA−A断面図である。602は原稿台ガラス、603は原稿抑え圧板、604は原稿抑え圧板の回動ヒンジ、600は原稿読取キャリッジである。画像読取キャリッジ600は、不図示のモータ、ギア、ベルト606によって駆動を受け、図面横方向にガイド軸605に沿
って移動しながら原稿台ガラス602上に平置きされた原稿を読み取る。607はランプ、608a,608b,608cは反射ミラー、609はレンズであり、610は光電変換素子である。ランプ607は白色光であり、ランプ607により照射された原稿画像は反射ミラー608a,608b,608cを介し、レンズ609を経て光電変換素子610に導かれる。
(装着方法)
図21は、各装置の装着方法を説明する概略図であり、図22(a)、図22(b)は、図21におけるC部、D部の拡大図である。C部はイメージスキャナ部601とプリンタ部101との接合部であり、D部はプリンタ部101とペーパーフィーダ部201との接合部である。
ペディスタル501、ペーパーデッキ401、ペーパーフィーダ部201,301及びプリンタ部101の接続方法は同様の構成であることから、プリンタ部101とペーパーフィーダ部201との接続方法を例にとり説明する。
作業者はプリンタ部101の両側面に設けられた把持部113を持ち、ペーパーフィーダ部201の上方からプリンタ部101を装着する。206,207はペーパーフィーダ部201に設けられた位置決め用ピンであり、プリンタ部101に設けられた位置決め用嵌合穴117に挿入される。作業者はプリンタ部101の位置決め用嵌合穴117を位置決め用ピン206,207に沿って位置を決めながら装着すると同時に、プリンタ部101とペーパーフィーダ部201双方に設けられた電気コネクタ116,208が接続され、プリンタ部101とペーパーフィーダ部201が電気的に接続される。
このとき、プリンタ部101の把持部113はペーパーフィーダ部201に装着した状態においても装置間で手を挟むことないように広く切り欠かれた形状になっている。この把持部113によりプリンタ部101の運搬及び装着の作業性の向上を図っている。このような把持部113はプリンタ部101のみならず、ペーパーフィーダ部201,301、ペーパーデッキ401、イメージスキャナ部601にも設けられており、同様の作業性で装着することができる。
続いて、イメージスキャナ部601のプリンタ部101への接続方法について説明する。
作業者はイメージスキャナ部601の左右に設けられた把持部611を持ち、イメージスキャナ部601の底部に設けられたガイドピン612a,612bをプリンタ部101の天面に設けられた嵌合穴114a,114bに差し込むように装着する。イメージスキャナ部601はガイドピン612a,612bと嵌合穴114a,114bに案内されることによって位置決めされると同時に、プリンタ部101天面に設けられた電気コネクタ115とイメージスキャナ部601底面に設けられた電気コネクタ613が接続され、プリンタ部101とイメージスキャナ部601が電気的に接続される。
特開平10−247789号公報 特開平9−325548号公報
しかしながら、上述のようなプリンタをベースにして、その上下にオプション装置を積み重ねて増設する構成の画像形成装置において、運搬及び装着の作業性向上のために設けられた画像形成装置本体及びオプション装置のそれぞれの把持部が、図19に示すように、装置に装着された場合においても外装面に露出するような構成では以下のような問題が
ある。
各装置の把持部が外装面に露出している状態では、ユーザはどの装置の把持部からでも積み重ねられた装置を持ち上げようとすることができる。例えば、ユーザが1段目のペーパーフィーダ部201に設けられた把持部213を持って、その上に積み重ねて装着された装置を一度に持ち上げようと試みた場合、イメージスキャナ部601、プリンタ部101、ペーパーフィーダ部201をあわせた重たい重量物を持ちながら、その下段のペーパーフィーダ部301との位置決めを解除して分離させる作業は大変困難である。また、イメージスキャナ部601、プリンタ部101、ペーパーフィーダ部201を持ち上げた場合においても、各装置の接合部が動くことによって重量バランスが悪くなり運搬しづらい。
上述のような各装置の接合部が動いてしまうことの対策や装置の倒れ防止を図るために、図23に示すように各装置の接合部にラッチ式のロック機構を設けたものがある。ロック部20は、左右対称形状であるため、装置右側を例にとり説明する。
左右に設けられたロック部20は、20aがラッチレバー、20bが回動軸、20cが解除レバー、20dがバネである。ラッチレバー20aと回動軸20bと解除レバー20cが連結され、作業者により解除レバー20cを回動されることによりロック/解除状態が切り替えられる。
このようなロック機構を用いた場合、各装置の接合部が動くことはなくなるものの、ユーザが各装置に設けられた把持部をもって、積み重ねられた装置を一度に持ち上げようとする場合が想定される。ユーザが手をかけた装置の把持部の下に重たい装置が装着されている状態で持ち上げた場合、重たいプリンタ部をぶらさげる格好となり、重量バランスが悪く、運搬しづらい。
上述のような小型プリンタをベースにして、その上下にオプション装置を積み重ねて増設する構成の画像形成装置において、装置を移動したり、分解したりするときには、装置の重量バランスや作業性を考え、最上段の装置から順々に取り外して分解したのち、運搬・移動・設置することをマニュアル等で推奨する。しかしながら、積み重ねられた装置の把持部が露出した状態のままでは、必ずしもユーザに推奨する分解方法を促すことにはならず、ユーザビリティの観点からも好ましくない。
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、画像形成装置本体をベースにして、その上下にオプション装置を積み重ねて増設する構成の画像形成装置のモジュールにおいて、装置の分解作業性を向上させたモジュール用の把持装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
上下に積み重なって構成されるモジュール用把持装置において、
前記モジュール単体を持ち上げる際に把持される把持部、個々の前記モジュールの側面にそれぞれ設けられ
前記把持部を露出させる第1位置と、前記把持部を覆う第2位置との間を移動可能な第1部材と、
前記モジュール上に搭載される他のモジュールの着脱動作に連動して移動する第2部材であって、前記モジュール上に搭載される他のモジュールの装着により移動することで前記第1部材を前記第2位置に保持するとともに前記第1部材の移動を規制する位置をとる第2部材と、
が前記モジュール単体にそれぞれ設けられており、
前記モジュール上に他のモジュールが装着されると、前記第2部材により前記第1部材が前記第2位置に位置した状態で保持され移動が規制されることにより、前記モジュールの前記把持部が把持不可能状態になることを特徴とする。
前記モジュールの上に上段モジュール、下に下段モジュールが重ねて装着された状態において、
上下に積み重ねられて装着されたモジュール間を接続ロックするロック機構を有し、
前記モジュールに設けられた前記第1部材と連動して、前記第1部材が前記第2位置をとる状態では、前記モジュールと前記下段モジュールとの前記ロック機構をロック状態とし、前記第1部材が前記第1位置をとる状態では、前記モジュールと前記下段モジュールとの前記ロック機構ロック解除状態とることが好ましい。
前記第1部材は、モジュール単体状態では前記把持部を外装面に露出しないように覆っており、前記モジュール単体持ち上げられる際にユーザの手によって退避位置に退避させられることによって前記把持部を外装面に露出させるカバー部材であることが好ましい。
上下に積み重なって構成されるモジュール用把持装置において、
前記モジュール単体を持ち上げる際に前記モジュールの側面において突出していることで把持可能な把持部が、個々の前記モジュールの側面にそれぞれ設けられており、
前記把持部は、前記側面から突出した第3位置と、把持不可能な状態となるように前記側面から前記モジュール内部に引っ込んだ第4位置との間を移動可能に構成され、
前記モジュール上に搭載される他のモジュールの着脱動作に連動して移動する第3部材であって、前記モジュール上に搭載される他のモジュールの装着により移動することで前記第3位置から前記第4位置に前記把持部を移動させる第3部材が前記モジュール単体にそれぞれ設けられており、
前記モジュール上に他のモジュールが装着されると、前記把持部が前記第4位置に移動することで、前記モジュールの前記把持部が把持不可能状態になることを特徴とす
本発明の画像形成装置にあっては、前記モジュールは、シートに画像を形成する画像形成装置本体、もしくは原稿読取装置、読取原稿給送装置、排紙装置、シート給送装置といった画像形成装置に装着されるオプション装置のいずれかであり、上記の把持装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置本体をベースにして、その上下にオプション装置を積み重ねて増設する構成の画像形成装置のモジュールにおいて、最上段に積載されたモジュールの把持部のみ出現させ、その下段に設置された他のモジュールの把持部を隠すことにより、最上段のモジュールから順々に取り外す分解作業をユーザに対して促すことができ、装置の分解作業性を向上させることができる。
また、各モジュール間のロック機構と各モジュールの把持部の出現/隠蔽のメカニズムを連動させることにより、取り外しを行うモジュールの下段に配置されたモジュール間の接合部が動くことないため、更に装置の分解作業性を高めることができる。
以下に図面を参照して、この発明の最良な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
尚、以下に説明する図面において、従来例を説明した図17〜図23と同一部材、同一
機能のものは同一符号で示している。特に、プリンタ部、イメージスキャナ部、ペーパーフィーダ部、ペーパーデッキ、ペディスタルの内部構成、機能については従来例で説明した内容とほぼ同じであることから、同一部材、同一機能のものは説明を省略し、従来例との相違点を重点的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図であり、図1(a)は左側側面図、図1(b)は後方からの斜視図である。
第1の実施形態に係る画像形成装置は、従来例で説明した画像形成装置同様、プリンタ部101の上にイメージスキャナ部601が置かれ、プリンタ部101とイメージスキャナ部601の間に排出部111が配置されるように構成されている。プリンタ部101の下にはペーパーフィーダ部201,301が2段上下に重ねて配置され、更にその下にはペーパーデッキ401が装着されている。接地する最も下段にはペディスタル501が置かれている。
従来例と大きく異なり、第1の実施形態において特徴的な点は、プリンタ部101、ペーパーフィーダ部201,301、ペーパーデッキ401のそれぞれの装置に設けられた把持部(113,213,313,413)を外装面に露出しないように覆うシャッター部材(第1部材に相当、以下、グリップシャッターと称す)120,220,320,420が設けられている点である。
このグリップシャッター120,220,320,420は各装置において左右対称に設けられている。グリップシャッター120,220,320,420の構成、メカニズムはプリンタ部101、ペーパーフィーダ部201,301、ペーパーデッキ401においてほぼ共通であることから、プリンタ部101の装置左側に設けられたグリップシャッター120を使用して説明する。
図2は、図1におけるイメージスキャナ部601、プリンタ部101、ペーパーフィーダ部201を抽出した拡大図である。図3は、図2の状態からイメージスキャナ部601がプリンタ部101から取り外された状態を説明する概略図である。
120はプリンタ部101に設けられ、プリンタ部の把持部113を外装面に露出し、また隠す役割を担うグリップシャッターである。プリンタ部101に設けられたグリップシャッター120は、上部にイメージスキャナ部601が搭載された状態では把持部113を外装面から露出するのを防ぎ、イメージスキャナ部601が取り外された状態では把持部113を外装面に出現、露出する動きをする。
そのメカニズムについて説明する。121はグリップシャッター120を下方に押し下げ、把持部113を外装面から隠すためのグリップシャッター用ロッド(第2部材に相当)であり、122はグリップシャッター120を上方に押し上げるように付勢されたバネである。
プリンタ部101上部にイメージスキャナ部601が装着された状態では、イメージスキャナ部601底面によりグリップシャッター用ロッド121が下方に押され、それと同時にグリップシャッター用ロッド121がグリップシャッター120を下方に押し下げる。下方に押し下げられたグリップシャッター120はプリンタ部101の把持部113を覆い、ユーザはプリンタ部101の把持部113を持って装置を持ち上げることが不可能になる。
また、イメージスキャナ部601が取り外された状態では、バネ122によりグリップ
シャッター120及びグリップシャッター用ロッド121は上方に付勢されており、プリンタ部101の把持部113が露出するようにグリップシャッター120が上方に退避する。
上述のようなグリップシャッター120の動作により、プリンタ部101は上にイメージスキャナ部601が搭載されている状態ではグリップシャッター120が下がり(第2位置に位置し)把持部113を覆い、イメージスキャナ部601が取り外されている状態ではグリップシャッター120が上方に退避し(第1位置に位置し)把持部113が露出される。
すなわち、プリンタ部101の把持部113はイメージスキャナ部601が取り外されてはじめて外装面に現れ把持可能になるため、ユーザに対しイメージスキャナ部601が装着されている状態でプリンタ部101の把持部113を持って装置を持ち上げることを防ぎ、イメージスキャナ部601を取り外した後で現れたプリンタ部101の把持部113を持ってプリンタ部101を取り外す動作を促すことができる。
図4は、図3の状態からプリンタ部101がペーパーフィーダ部201に対して取り外された状態を説明する概略図である。ペーパーフィーダ部201に設けられたグリップシャッター220は、プリンタ部101に設けられたグリップシャッター120と同様の構成である。
221はグリップシャッター用ロッドであり、222はグリップシャッター220及びグリップシャッター用ロッド221を上方に付勢するバネである。
ペーパーフィーダ部201に設けられたグリップシャッター220は、プリンタ部101が上方に装着された状態ではプリンタ部101底面によりグリップシャッター用ロッド221を介して把持部213を隠すように下方に押し下げられている。
ユーザが把持部113をもってプリンタ部101を持ち上げると同時に、グリップシャッター220及びグリップシャッター用ロッド221は上方に退避し、ペーパーフィーダ部201に設けられた把持部213が露出され把持可能になる。
上述のように説明したグリップシャッター120,220の構成をペーパーフィーダ部301、ペーパーデッキ401及び各モジュールに展開することにより、上下にモジュールが積み重ねられて構成された画像形成装置において、最上段のモジュールの把持部のみが外装面に露出していることになり、最上段のモジュールから順々に取り外すようにユーザに促すことができる。
さらに、個々のモジュールが画像形成装置に搭載されていない状態では常に把持部が露出した状態になっていることから、モジュール単体の運搬及び画像形成装置への装着などの作業性を損なうことがない。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図であり、図5(a)は正面図、図5(b)は後方からの斜視図である。
第2の実施形態に係る画像形成装置は、従来例で説明した画像形成装置同様、プリンタ部101の上にイメージスキャナ部601が置かれ、プリンタ部101とイメージスキャナ部601の間に排出部111が配置されるように構成されている。プリンタ部101の下にはペーパーフィーダ部201,301が2段上下に重ねて配置され、更にその下にはペーパーデッキ401が装着されている。接地する最も下段にはペディスタル501が置
かれている。
第2の実施形態では、第1の実施形態で説明したグリップシャッターと同様に、プリンタ部101、ペーパーフィーダ部201,301、ペーパーデッキ401それぞれの装置に設けられた把持部(113,213,313,413)を(第2位置に位置することで)外装面に露出しないように覆う、あるいは(第1位置に位置することで)開放させるカバー部材(第1部材に相当、以下、グリップカバーと称す)130,230,330,430が設けられている。
このグリップカバー130,230,330,430の目的は、第1の実施形態と同様に、最上段に配置されたモジュールの把持部だけを開放し、その下段に配置された把持部を把持不可能にすることによって、最上段のモジュールから順々に取り外させることである。
このグリップカバー130,230,330,430は各装置において左右対称に設けられている。グリップカバー130,230,330,430の構成、メカニズムはプリンタ部101、ペーパーフィーダ部201,301、ペーパーデッキ401においてほぼ共通であることから、プリンタ部101の装置左側に設けられたグリップカバー130を使用して説明する。
図6は、図5におけるイメージスキャナ部601、プリンタ部101、ペーパーフィーダ部201を抽出した拡大図である。図7は、図6の状態からイメージスキャナ部601がプリンタ部101から取り外された状態を説明する概略図である。
130はプリンタ部101に設けられたグリップカバーであり、130aを回動中心と
して回動可能に取り付けられている。133のバネは回動中心130aを中心に取り付けられ、把持部113を覆うように、グリップカバー130を装置外側に向けて付勢している。詳細は後述するが、ユーザは自らの手を把持部113に差し込むことによりグリップカバー130をバネ133に抗して装置内側に向けて回動させて退避位置へ退避させ、把持部113を開放させてプリンタ部101を持ち上げることができる仕組みになっている。131はグリップカバー130の回動を規制/解除するグリップカバー用ロッド(第2部材に相当)であり、132のバネによって上方に付勢されている。
プリンタ部101上部にイメージスキャナ部601が装着された状態では、イメージスキャナ部601底面によりグリップカバー用ロッド131が下方に押され、グリップカバー用ロッド131がグリップカバー130の回動を規制するようにグリップカバー130の内側に降りてくる。この状態では、グリップカバー130の内側にグリップカバー用ロッド131が存在し、グリップカバー130を内側に向けて回動させることができない。
従って、ユーザはプリンタ部101上部にイメージスキャナ部601が装着された状態では、グリップカバー130を内側に回動させてプリンタ部101を把持することが不可能になる。
また、イメージスキャナ部601が取り外された状態では、バネ132によりグリップカバー用ロッド131がグリップカバー130の上方に退避することによって、グリップカバー130が内側の退避位置に向けて回動可能になる。従って、イメージスキャナ部601が取り外された状態において、ユーザは自らの手によってグリップカバー130を回動し、把持部113を開放させて、プリンタ部101を持ち上げることができる。図8は、グリップカバー130を装置内側に向けて回動させ、把持部113を開放させた状態を示す概略図である。
上述のように説明したグリップカバー130の構成をペーパーフィーダ部201,301、ペーパーデッキ401及び各モジュールに展開することにより、上下にモジュールが積み重ねられて構成された画像形成装置において、最上段のモジュールの把持部のみが把持可能となり、最上段のモジュールから順々に取り外すようにユーザに促すことができる。
さらに、個々のモジュールが画像形成装置に搭載されていない状態では常にグリップカバーが回動可能であり、把持部が把持可能状態になっていることから、モジュール単体の運搬及び画像形成装置への装着などの作業性を損なうことがない。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図であり、図9(a)は正面図、図9(b)は後方からの斜視図である。
第3の実施形態に係る画像形成装置も、従来例、第1、第2の実施形態で説明した画像形成装置同様、プリンタ部101の上にイメージスキャナ部601が置かれ、プリンタ部101とイメージスキャナ部601の間に排出部111が配置されるように構成されている。プリンタ部101の下にはペーパーフィーダ部201,301が2段上下に重ねて配置され、更にその下にはペーパーデッキ401が装着されている。接地する最も下段にはペディスタル501が置かれている。
第3の実施形態では、各モジュールの把持部として、各装置の側面にハンドル(140,240,340,440)が設けられ、このハンドル140,240,340,440が装置側面から突出する/引っ込むことにより、ユーザによる把持可能/不可能状態が切り替えられる仕組みになっている。ハンドルの構成、メカニズムはプリンタ部101、ペーパーフィーダ部201,301、ペーパーデッキ401において共通であり、かつ左右対称であることから、プリンタ部101の装置左側に設けられたハンドル140を使用して説明する。
図10は、図9におけるイメージスキャナ部601、プリンタ部101、ペーパーフィーダ部201を抽出した拡大図である。図11は、図10の状態からイメージスキャナ部601がプリンタ部101から取り外された状態を説明する概略図である。
140はプリンタ部101に設けられたハンドルであり、装置横方向にスライドする構成になっており、装置側面から突出する位置(第3位置)と、装置側面から引っ込む位置(第4位置)とに移動可能である。141はハンドル用ロッド(第3部材に相当)であり、142はハンドル用ロッド141とハンドル140をつなぐリンクであり、143はハンドル用ロッド141を上方に付勢するバネである。
ハンドル用ロッド141が上下方向にスライドすることにより、ハンドル140を装置横方向にスライドさせる仕組みになっている。従って、プリンタ部101上にイメージスキャナ部601が装着された状態では、イメージスキャナ部601底面によりハンドル用ロッド141が下方に押されることに伴って、ハンドル140は装置内部へ引っ込み、ユーザはハンドル140を持つことができない。
また、イメージスキャナ部601が取り外された状態では、バネ143によりハンドル用ロッド141が上方に退避することによって、ハンドル140が装置側面より突出し、ユーザによりハンドル140をもってプリンタ部101を持ち上げることが可能となる。
上述のように説明したハンドルの構成をペーパーフィーダ部201,301、ペーパー
デッキ401及び各モジュールに展開することにより、上下にモジュールが積み重ねられて構成された画像形成装置において、最上段のモジュールのハンドルのみが把持可能となり、最上段のモジュールから順々に取り外すようにユーザに促すことができる。
さらに、個々のモジュールが画像形成装置に搭載されていない状態では常にハンドルが突出し、把持可能状態になっていることから、モジュール単体の運搬及び画像形成装置への装着などの作業性を損なうことがない。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、従来例でも説明した、各モジュール間の接合部が動いてしまうことの対策や装置の倒れ防止を図るためのラッチ式のロック機構と、第1の実施形態で説明したグリップシャッター機構を併用したものである。
積み重ねられて構成された画像形成装置において、第1の実施形態で説明したような、グリップシャッターが上方に退避することによって把持可能状態になることに連動して、その下段に搭載されているモジュールとのロック機構を解除する仕組みになっている。すなわち、最上段に搭載されたモジュールのみ把持部が把持可能、且つロック解除状態となり、最上段に搭載されたユニットのみ持ち上げ可能となる。
この実施形態の目的は、最上段のモジュールから分離作業を促すことができるといった第1〜第3の実施形態の効果、及びモジュール間の接合部の動き、倒れ防止のためのロック機構の効果に加えて、持ち上げるモジュールの下段モジュールはロック状態であることから、分解する際にモジュール間の接合部がぐらつかず安定しており、分解作業性を向上させることができる点である。
以下に、グリップシャッター機構とロック機構とを連動させたメカニズムについて説明する。グリップシャッター機構とロック機構とを連動させたメカニズムは各モジュールにおいて共通であり、且つ左右対称に設けられていることから、プリンタ部101左側を例にとり説明する。
図12は、プリンタ部101上にイメージスキャナ部601が搭載されている状態、すなわちグリップシャッター120が下がっている状態におけるプリンタ部左側に設けられた把持部付近の拡大図であり、図12(a)が側面図、図12(b)が斜視図である。図13は、プリンタ部101からイメージスキャナ部601が取り外された状態、すなわちグリップシャッター120が上方に退避した状態におけるプリンタ部101左側に設けられた把持部113付近の拡大図であり、図13(a)が側面図、図13(b)が斜視図である。
150はプリンタ部101に設けられたラッチレバーであり、回転中心軸151を中心に回転可能に軸支されている。123はグリップシャッター120に固定されたピンであり、グリップシャッター120の上下方向の動きに伴い、ラッチ解除用リンク152、ラッチ解除軸153を介して、ラッチレバー150を回転中心軸151中心に回転させる仕組みになっている。
図12に示すように、プリンタ部101上にイメージスキャナ部601が搭載されていて、グリップシャッター120が下がっている状態では、ラッチレバー150がペーパーフィーダ部201のラッチ用溝214にかみ合い、プリンタ部101とペーパーフィーダ部201はロックされる。
また、図13に示すように、プリンタ部101からイメージスキャナ部601が取り外
され、グリップシャッター120が上方に退避している状態では、グリップシャッター120の上方移動に伴い、ラッチレバー150が回動され、ロックが解除される。
上述のようなグリップシャッター機構とロック機構とを連動させたメカニズムをペーパーフィーダ部201,301、ペーパーデッキ401及び各モジュールに展開することにより、上下にモジュールが積み重ねられて構成された画像形成装置において、最上段のモジュールの把持部のみが把持可能となると同時に、最上段のモジュールのみロックが解除される。すなわち、下段に配置されたモジュール間のロック機構はロック状態となっていることから、下段のモジュール間の接合部が動くことなく、最上段のモジュールを容易に取り外すことができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態では、第2の実施形態で説明したグリップカバーと、ラッチ式のロック機構とを併用したものである。この実施形態においても、第4の実施形態同様、持ち上げるモジュールの下段モジュールはロック状態であることから、分解する際にモジュール間の接合部がぐらつかず安定しており、分解作業性を向上させることができる。
以下に、グリップカバー機構とロック機構とを連動させたメカニズムについて説明する。グリップカバー機構とロック機構とを連動させたメカニズムは各モジュールにおいて共通であり、且つ左右対称であることから、プリンタ部右側を例にとり説明する。
図14は、第5の実施形態におけるグリップカバー機構とロック機構とを連動させたメカニズムを説明する概略図であり、プリンタ部101上にイメージスキャナ部601が搭載されている状態図である。図14(a)は正面図、図14(b)は斜視図である。図15は、図14における拡大図であり、図15(a)はE部拡大図、図15(b)はF部拡大図である。図16はプリンタ部101からイメージスキャナ部601が取り外された状態における拡大図であり、図16(a)はE部拡大図、図16(b)はF部拡大図である。
第4の実施形態とは異なり、第5の実施形態のラッチレバー260はペーパーフィーダ部201に設けられている。261は解除レバーであり、262の回転軸を介して、ラッチレバー260と連結されている。263はラッチレバー260をロック方向に付勢するバネである。160はプリンタ部101に設けられたロック解除用スライド部材であり、グリップカバー130の開閉に伴って装置内側に向けてスライドする。
第2の実施形態で説明したように、プリンタ部101よりイメージスキャナ部601が取り外されると、グリップカバー用ロッド131が上方に退避し、グリップカバー130が回動可能状態となる。ユーザによりグリップカバー130が回動されると、グリップカバー130に設けられたピン130bによりロック解除用スライド部材160が装置内側に向けてスライドされる。その動作に伴い、ロック解除用スライド部材160の設けられたレバーピン160aが解除レバー261を押し、ラッチレバー260が回動し、ロックが解除される仕組みになっている。
上述のようなグリップカバー機構とロック機構とを連動させたメカニズムをペーパーフィーダ部201,301、ペーパーデッキ401及び各モジュールに展開することにより、上下にモジュールが積み重ねられて構成された画像形成装置において、最上段のモジュールの把持部のみが把持可能となると同時に、最上段のモジュールのみロックが解除される。第4の実施形態同様、下段のモジュール間の接合部が動くことなく、最上段のモジュールを容易に取り外すことができる。加えて、第5の実施形態では、ユーザがモジュールを持ち上げようとグリップカバーを回動させて初めてロックが解除されることから、倒れ
防止などのロック機構の安全性をより高めることができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置を示す左側面図及び斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置を部分拡大した左側面図及び斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置において原稿読取装置を取り外した状態を説明する左側面図及び斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置において画像形成装置本体を取り外した状態を説明する左側面図及び斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置を示す正面図及び斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置を部分拡大した正面図及び斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置において原稿読取装置を取り外した状態を説明する正面図及び斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置においてグリップカバーの回動の様子を説明する正面図及び斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置を示す正面図及び斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置を部分拡大した正面図及び斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置において原稿読取装置を取り外した状態を説明する正面図及び斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る画像形成装置を部分拡大した左側面図及び斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係る画像形成装置において原稿読取装置を取り外した状態を説明する部分拡大した左側面図及び斜視図である。 本発明の第5の実施形態に係る画像形成装置を説明する正面図及び斜視図である。 図14の部分を拡大したE部拡大図及びF部拡大図である。 本発明の第5の実施形態に係る画像形成装置においてグリップカバーを回動させた状態のE部拡大図及びF部拡大図である。 従来の画像形成装置の3つ例を説明する概略図である。 従来の画像形成装置の1例を説明する主断面図である。 従来の画像形成装置の1例を説明する斜視図である。 図18におけるA−A断面図である。 従来の画像形成装置の1例であって、その装着方法を説明する概略図である。 図21の部分を拡大したC部拡大図及びD部拡大図である。 従来の画像形成装置の他の例であって、モジュール間をロックするロック機構について説明する概略図である。
符号の説明
20 ロック部
20a ラッチレバー
20b 回動軸
20c 解除レバー
20d バネ
100 レーザイメージスキャナ部
101 画像形成装置本体(プリンタ部)
102 給紙カセット
103 給紙ローラ
104a,104b 分離・搬送ローラ
105 搬送経路
106 レジストローラ
107 画像形成プロセスユニット(カートリッジ)
108 加熱定着器
109a,109b 排紙ローラ
110 排紙トレイ
111 排紙部
112 オプション装置用搬送経路
113 把持部
114a,114b 嵌合穴
115,116 電気コネクタ
117 位置決め用嵌合穴
120 グリップシャッター
121 ロッド
122 バネ
130 グリップカバー
130a グリップカバー回動中心
130b ピン
131 グリップカバー用ロッド
132,133 バネ
140,240,340,440 ハンドル
141 ハンドル用ロッド
143 バネ
150 ラッチレバー
151 回動中心軸
152 ラッチ解除用リンク
153 ラッチ解除軸
160 ロック解除用スライド部材
160a レバーピン
201,301 シート給送装置(ペーパーフィーダ部)
202,302 搬送路
203,303 給紙ローラ
204a,204b,304a,304b 分離・搬送ローラ
206,207,306,307 位置決め用ピン
208,308 電気コネクタ
213,313 把持部
214 ラッチ用溝
220,320 グリップシャッター
221,321 グリップシャッター用ロッド
222,322 バネ
230,330 グリップカバー
230a,330a グリップカバー回動中心
231,331 グリップカバー用ロッド
232,233,332,333 バネ
260 ラッチレバー
261 解除レバー
262 回転軸
263 バネ
401 大容量シート給送装置(ペーパーデッキ)
403 給紙ローラ
404a,404b 分離・搬送ローラ
405 昇降トレイ
413 把持部
420 グリップシャッター
421 グリップシャッター用ロッド
422 バネ
430 グリップカバー
431 グリップカバー用ロッド
432,433 バネ
501 置き台(ペディスタル)
600 原稿読取キャリッジ
601 原稿読取装置(イメージスキャナ部)
602 原稿台ガラス
603 原稿押え板
604 回動ヒンジ
605 ガイド軸
606 ベルト
607 ランプ
608a,608b,608c 反射ミラー
609 レンズ
610 光電変換素子
611 把持部
612a,612b ガイドピン
613 電気コネクタ
651 読取原稿給送装置(ADF)

Claims (5)

  1. 上下に積み重なって構成されるモジュール用把持装置において、
    前記モジュール単体を持ち上げる際に把持される把持部、個々の前記モジュールの側面にそれぞれ設けられ
    前記把持部を露出させる第1位置と、前記把持部を覆う第2位置との間を移動可能な第1部材と、
    前記モジュール上に搭載される他のモジュールの着脱動作に連動して移動する第2部材であって、前記モジュール上に搭載される他のモジュールの装着により移動することで前記第1部材を前記第2位置に保持するとともに前記第1部材の移動を規制する位置をとる第2部材と、
    が前記モジュール単体にそれぞれ設けられており、
    前記モジュール上に他のモジュールが装着されると、前記第2部材により前記第1部材が前記第2位置に位置した状態で保持され移動が規制されることにより、前記モジュールの前記把持部が把持不可能状態になることを特徴とする把持装置。
  2. 前記モジュールの上に上段モジュール、下に下段モジュールが重ねて装着された状態において、
    上下に積み重ねられて装着されたモジュール間を接続ロックするロック機構を有し、
    前記モジュールに設けられた前記第1部材と連動して、前記第1部材が前記第2位置をとる状態では、前記モジュールと前記下段モジュールとの前記ロック機構をロック状態とし、前記第1部材が前記第1位置をとる状態では、前記モジュールと前記下段モジュールとの前記ロック機構ロック解除状態とることを特徴とする請求項記載の把持装置。
  3. 前記第1部材は、モジュール単体状態では前記把持部を外装面に露出しないように覆っており、前記モジュール単体持ち上げられる際にユーザの手によって退避位置に退避させられることによって前記把持部を外装面に露出させるカバー部材であることを特徴とする請求項1又は2記載の把持装置。
  4. 上下に積み重なって構成されるモジュール用把持装置において、
    前記モジュール単体を持ち上げる際に前記モジュールの側面において突出していること
    で把持可能な把持部が、個々の前記モジュールの側面にそれぞれ設けられており、
    前記把持部は、前記側面から突出した第3位置と、把持不可能な状態となるように前記側面から前記モジュール内部に引っ込んだ第4位置との間を移動可能に構成され、
    前記モジュール上に搭載される他のモジュールの着脱動作に連動して移動する第3部材であって、前記モジュール上に搭載される他のモジュールの装着により移動することで前記第3位置から前記第4位置に前記把持部を移動させる第3部材が前記モジュール単体にそれぞれ設けられており、
    前記モジュール上に他のモジュールが装着されると、前記把持部が前記第4位置に移動することで、前記モジュールの前記把持部が把持不可能状態になることを特徴とする把持装置。
  5. 前記モジュールは、シートに画像を形成する画像形成装置本体、もしくは原稿読取装置、読取原稿給送装置、排紙装置、シート給送装置といった画像形成装置に装着されるオプション装置のいずれかであり、請求項1乃至のいずれか1つに記載の把持装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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