JP4472050B2 - 造水装置および造水方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、残留塩素が含まれる被処理液を逆浸透膜を備えた造水カートリッジに供給することにより脱塩処理する造水装置および造水方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
水道水、工業用水等の残留塩素が含まれる被処理液を(以下、原水と呼ぶ)脱塩する際には、逆浸透膜(RO膜)を備えた造水カートリッジを有する造水装置により、原水を透過水と濃縮水に分離する。限られた規膜の造水装置において、必要十分な量の透過水を得る方法としては、造水装置に透過水貯溜タンクを設けて、透過水の未使用時に、その透過水貯溜タンクに透過水を貯めておく方法や、造水装置に加圧ポンプを設けて単位膜面積当たりの透過水量を大きくする方法がある。
【0003】
図8は、加圧ポンプを備えた従来の造水装置の一例を示す構成図である。
図8に示す造水装置においては、加圧ポンプ100および造水カートリッジ4が脱塩処理に用いられる。造水カートリッジ4は逆浸透膜を備える。逆浸透膜は長時間塩素にさらすと耐久性が乏しくなるので、原水に含まれる残留塩素を除去するために活性炭カートリッジ2が前処理に用いられる。
【0004】
原水は、原水供給配管1を通じて活性炭カートリッジ2に供給される。活性炭カートリッジ2の透過水は、前処理水として、加圧ポンプ100により前処理水供給配管3を通して造水カートリッジ4に供給される。逆浸透膜を備えた造水カートリッジ4により、前処理水は透過水および濃縮水に分離される。分離された透過水は、透過水取り出し配管5を通して処理水として外部へ取り出される。一方、濃縮水は、濃縮水取り出し配管7を通って外部へ排出される。なお、濃縮水取り出し配管7には圧力調整弁6が設けられており、濃縮水量を抑えるように設定されている。これにより、造水カートリッジ4における膜の透過が促進される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の造水装置においては、加圧ポンプ100を駆動するためにモータや発動機等の駆動装置(図示せず)が必要であるとともに、これらの駆動装置を制御するための制御装置(図示せず)が必要である。このため、造水コストが増加するとともに造水装置の価格が上昇する。また、加圧ポンプ100や駆動装置が発生する騒音も問題となる。
【0006】
さらに、造水装置による造水作業を長期間停止した場合には、造水カートリッジの内部に菌が繁殖し、造水作業の再開時に繁殖した菌が透過水に含有し、透過水質が劣化するという問題が生じる。
【0007】
本発明の目的は、菌の繁殖による透過液質の劣化を防止しつつ低コストで信頼性の高い運転を行うことができるとともに騒音の問題も生じない造水装置および造水方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
本発明者は、加圧ポンプを用いることなくかつ菌の繁殖を抑えつつ被処理液の脱塩処理を行うべく種々の実験および検討を行った結果、濃度0.05%のNaCl水溶液の阻止率が95%以上でかつ透過水量が0.1m3 /m2 ・日・kgf/cm2 以上の性能を有する逆浸透膜を使用すると、2kgf/cm2 以下の圧力を有する被処理液を加圧ポンプを用いることなく逆浸透膜を備えた造水カートリッジに供給して脱塩処理を行うことができることを見い出した。
【0009】
また、本発明者は、被処理液を残留塩素を除去するための前処理器を介して造水カートリッジに供給するとともに、前処理器をバイパスさせて被処理液を適宜造水カートリッジに供給することにより、造水カートリッジ内の菌の繁殖を抑制できることを見い出した。そして、本発明者は、これらの知見に基づいて以下の発明を案出した。
【0010】
本発明に係る造水装置は、逆浸透膜を備えた造水カートリッジにより被処理液を脱塩処理する造水装置において、所定の圧力を有する被処理液に含まれる残留塩素を除去するための前処理器が造水カートリッジの前段に設けられかつ被処理液を昇圧する昇圧手段を介することなく前処理器に被処理液を供給する供給系が設けられ、前処理器をバイパスするようにバイパス経路が設けられるとともに、造水カートリッジの逆浸透膜をフラッシングするフラッシング手段と、フラッシング手段によるフラッシングに連動してバイパス経路を開放する開閉手段とが設けられたものである。
【0011】
本発明に係る造水装置においては、所定の圧力を有する被処理液が前処理器に供給され、被処理液に含まれる残留塩素が除去される。前処理器から得られる被処理液は逆浸透膜を備えた造水カートリッジに供給され、脱塩処理が行われる。
【0012】
殺菌作用を有する残留塩素が除去された被処理液が造水カートリッジの内部に滞溜すると、菌が繁殖しやすくなる。そこで、開閉手段によりバイパス経路を開くことにより、残留塩素を含む被処理液を造水カートリッジに供給することができる。それにより、造水カートリッジ内の菌の繁殖を抑制することができる。その結果、菌の繁殖による透過液質の劣化が防止される。
【0013】
また、この造水装置においては、昇圧手段として加圧ポンプを用いることなく無動力で所定の圧力を有する被処理液が前処理器を介して造水カートリッジに供給されるので、加圧ポンプを駆動するための駆動装置や駆動装置を制御するための制御装置が不要となる。したがって、造水コストが低減されるとともに、造水装置の価格の上昇も抑制される。また、加圧ポンプおよび駆動装置が発する騒音の問題も生じない。さらに、加圧ポンプ、駆動装置および制御装置が不要となるので、造水装置がコンパクトになるとともに、電気代も不要となる。
【0014】
ここで、フラッシングとは、水流により分離膜の膜面の洗浄を行うことである。フラッシング手段により造水カートリッジの逆浸透膜をフラッシングすることにより、造水カートリッジの逆浸透膜の膜面に滞溜した不純物を造水カートリッジの外部に放出することができる。その結果、逆浸透膜における膜面線速度の不足から生じる短期間での透過液質の劣化および透過液量の経時的な減少が防止される。
【0015】
また、残留塩素を含む被処理液をバイパス経路を通して造水カートリッジに供給する時間が5秒間よりも短いと、造水カートリッジ内の菌の繁殖を十分に抑制することができない。一方、残留塩素を含む被処理液をバイパス経路を通して造水カートリッジに供給する時間が5分間よりも長いと、逆浸透膜に損傷を与えるおそれがある。したがって、残留塩素を含む被処理液をバイパス経路を通して造水カートリッジに供給する時間は、5秒間以上5分間以下であることが好ましく、15秒間以上2分間以下であることがより好ましい。
【0016】
被処理液が0.3kgf/cm2 以上3kgf/cm2 以下の圧力を有してもよい。この場合には、加圧ポンプを用いることなく脱塩処理を行うことができる。
【0017】
開閉手段は、バイパス経路を定期的に開いてもよい。この場合、殺菌作用を有する残留塩素を含む被処理液が造水カートリッジに定期的に供給されることにより、造水カートリッジ内の菌の繁殖が定期的に抑制される。
【0018】
開閉手段は、造水カートリッジによる造水作業開始時にバイパス経路を一旦開いた後、バイパス経路を閉じてもよい。この場合、造水作業開始時に殺菌作用を有する残留塩素を含む被処理液が造水カートリッジに供給され、造水作業停止中において造水カートリッジ内で繁殖した菌を殺菌および滅菌することが可能となる。それにより、造水作業中における造水カートリッジ内での菌の繁殖が抑制され、菌の繁殖による透過液質の劣化が防止される。
【0019】
また、開閉手段は、造水カートリッジによる造水作業中にバイパス経路を開いてもよい。この場合、造水作業中に殺菌作用を有する残留塩素を含む被処理液が造水カートリッジに供給され、造水作業中において造水カートリッジ内で繁殖した菌を殺菌および滅菌することが可能となる。それにより、造水作業中における造水カートリッジ内での菌の繁殖が抑制され、菌の繁殖による透過液質の劣化が防止される。なお、この場合、造水作業中に定期的にバイパス経路を開いてもよく、あるいは不定期的にバイパス経路を開いてもよい。
【0020】
さらに、開閉手段は、造水カートリッジによる造水作業停止と同時にバイパス経路を開いてもよい。この場合、造水作業停止と同時に殺菌作用を有する残留塩素を含む被処理液が造水カートリッジに供給され、造水作業中において造水カートリッジ内で繁殖した菌を殺菌および滅菌することが可能となる。それにより、造水作業停止中における造水カートリッジ内での菌の繁殖が抑制され、菌の繁殖による透過液質の劣化が防止される。
【0021】
開閉手段は、造水カートリッジによる造水作業停止中にバイパス経路を開いてもよい。この場合、造水作業停止中に殺菌作用を有する残留塩素を含む被処理液が造水カートリッジに供給されることにより、造水作業停止中に造水カートリッジ内で菌が繁殖することが抑制される。それにより、造水作業再開時に透過液中に繁殖した菌が含有して透過液質が劣化することが防止される。
【0022】
造水カートリッジに供給される被処理液の量aと造水カートリッジから得られる透過液の量bとの比率b/aが、b/a>0.5であってもよい。
【0023】
逆浸透膜を備えた造水カートリッジによる脱塩処理では、被処理液が造水カートリッジに供給されると、被処理液は不純物が除去された透過液と不純物が濃縮された濃縮液とに分離される。逆浸透膜における膜面線速度を高くして膜性能を維持するためには、透過液の量bをできるだけ少なくし、濃縮液の量(a−b)を被処理液の量aに近づければよい。例えば、透過液の量bと被処理液の量aとの比率を0.1または0.2のようにできるだけ小さくすれば、逆浸透膜における膜面線速度は被処理液の入口に近い状態で維持されることになる。しかし、通常、濃縮液は廃棄されるため、透過液の量bと被処理液の量aとの比率b/aの値が低いと、本来必要とする透過液の量bが少なくなり、不経済である。
【0024】
本発明に係る造水装置では、前処理器にバイパス経路を設けることにより、造水カートリッジ内で菌の繁殖を抑制することができるので、被処理液の量aと透過液の量bとの比率b/aを0.5よりも大きくしても透過液質を維持することができる。その結果、経済的な透過液量が得られる。
【0025】
開閉手段が開閉弁であってもよい。この場合、開閉弁を開くことにより残留塩素を含む被処理液をバイパス経路を通して造水カートリッジに供給することができ、開閉弁を閉じることにより残留塩素を含む被処理液を前処理器に供給することができる。
【0026】
造水カートリッジが複数台並列または/および直列に設けられてもよい。この場合には、菌の繁殖による透過液質の劣化を防止しつつ多量の透過液を得ることが可能となる。
【0027】
開閉弁が第1の自動弁であり、第1の自動弁の開閉動作を制御する第1の制御手段が設けられてもよい。この場合、第1の自動弁の開閉動作が第1の制御手段により自動的に制御される。
【0028】
第1の制御手段は、第1の自動弁が所定の時間間隔ごとに所定の時間ずつ開くように第1の自動弁を制御してもよい。それにより、残留塩素を含む被処理液がバイパス経路を通して造水カートリッジに定期的かつ自動的に供給される。その結果、造水カートリッジ内の菌の繁殖を自動的に抑制することができる。
【0031】
フラッシング手段は、造水カートリッジの逆浸透膜を定期的にフラッシングしてもよい。それにより、造水カートリッジの逆浸透膜の膜面に滞溜した不純物を、造水カートリッジの外部に定期的に放出することができる。
【0032】
フラッシング手段は、造水カートリッジによる造水作業開始時にフラッシングしてもよい。それにより、造水作業停止中に造水カートリッジ内において発生および堆積した菌体等の不純物を造水カートリッジの外部に放出することが可能となる。
【0033】
また、フラッシング手段は、造水カートリッジによる造水作業中にフラッシングしてもよい。それにより、造水作業中に造水カートリッジの逆浸透膜の膜面に滞溜した不純物を造水カートリッジの外部に放出することが可能となる。なお、この場合、造水作業中に定期的にフラッシングをしてもよく、あるいは不定期的にフラッシングしてもよい。
【0034】
また、フラッシング手段は、造水カートリッジによる造水作業停止と同時にフラッシングしてもよい。それにより、造水作業中に造水カートリッジの逆浸透膜の膜面に滞溜した不純物を造水カートリッジの外部に放出することが可能となる。
【0035】
さらに、フラッシング手段は、造水カートリッジによる造水作業停止中にフラッシングしてもよい。それにより、造水作業の停止中に造水カートリッジ内において発生および堆積した菌体等の不純物を造水カートリッジの外部に放出することが可能となる。
【0036】
フラッシング手段は、造水カートリッジに内蔵されたフラッシング弁であってもよい。また、フラッシング手段は、造水カートリッジの濃縮液経路に設けられたフラッシング弁であってもよい。これらの場合、フラッシング弁を開くことにより、濃縮液量が増加し、造水カートリッジの逆浸透膜における膜面線速度が高くなる。それにより、逆浸透膜の膜面に滞溜した不純物が造水カートリッジの外部に放出される。
【0037】
造水カートリッジが複数台並列または直列に設けられている場合には、各造水カートリッジにフラッシング弁が内蔵されてもよく、各造水カートリッジの濃縮液経路にフラッシング弁が設けられてもよい。また、複数の造水カートリッジの濃縮液経路の連結部の最後尾にフラッシング弁が設けられてもよい。さらに、並列または直列に配列された所定数の造水カートリッジの濃縮液経路の連結部の最後尾にフラッシング弁を設けられたものを1ユニットとし、複数のユニットを並列または直列に配列してもよい。
【0038】
フラッシング弁が第2の自動弁であり、第2の自動弁の開閉動作を制御する第2の制御手段が設けられてもよい。この場合、第2の制御手段により第2の自動弁の開閉動作が自動的に制御される。
【0039】
第2の制御手段は、第2の自動弁が所定の時間間隔ごとに所定の時間ずつ開くように第2の自動弁を制御してもよい。それにより、第2の自動弁が定期的かつ自動的に開かれ、造水カートリッジが定期的にフラッシングされる。その結果、逆浸透膜の膜面に滞溜した不純物が造水カートリッジの外部に定期的に放出される。
【0040】
開閉手段が第1の自動弁であり、フラッシング手段が第2の自動弁であり、第1の自動弁および第2の自動弁の開閉動作をそれぞれ独立にまたは同時に制御する制御手段が設けられてもよい。この場合、制御手段により第1の自動弁の開閉動作および第2の自動弁の開閉動作がそれぞれ独立にまたは同時に自動的に制御される。
【0043】
造水カートリッジにより脱塩処理された処理液を取り出す処理液取り出し経路が設けられるとともに処理液を外部に排出する処理液排出経路が設けられてもよい。この場合、処理液取り出し経路から取り出された処理液は、脱塩水として種々の用途で使用される。一方、処理液排出経路から排出された処理液は、使用されずに排水として排出される。
【0044】
このように処理液排出経路が設けられた造水装置においては、造水カートリッジ内に堆積した不純物を、処理液とともに処理液排出経路を通して外部に排出することが可能となる。ここで、不純物を多く含有する処理液は処理液排出経路から排出されるため、液質の高い処理液のみが処理液取り出し経路から取り出される。したがって、処理液取り出し経路から取り出される処理液への不純物の混入が防止され、透過液質の劣化が防止される。
【0045】
また、上記の造水装置においては、バイパス経路を通して造水カートリッジに供給された残留塩素を含む原水を造水カートリッジにより処理した後、処理液排出経路から排出することが可能となる。それにより、造水カートリッジ内および処理液出口側が殺菌され、菌の繁殖を抑制することが可能となる。
【0046】
処理液排出経路を通して定期的に処理液が外部に排出されてもよい。これにより、造水カートリッジ内に堆積した不純物を処理液とともに処理液排出経路を通して定期的に外部に排出することが可能となる。
【0047】
造水カートリッジによる造水作業開始時に、処理液排出経路を通して処理液が外部に排出されてもよい。あるいは、造水カートリッジによる造水作業停止中に、処理液排出経路を通して処理液が外部に排出されてもよい。この場合、造水作業停止中に造水カートリッジ内において堆積した不純物を処理液排出経路を通して外部に排出することが可能となる。
【0048】
本発明に係る造水方法は、所定の圧力を有する被処理液を昇圧手段を介することなく残留塩素を除去するための前処理器を介して逆浸透膜を備えた造水カートリッジに供給するとともに、造水カートリッジの逆浸透膜をフラッシングするとともに、フラッシングに連動して前処理器をバイパスさせて被処理液を造水カートリッジに供給するものである。
【0049】
本発明に係る造水方法においては、所定の圧力を有する被処理液が前処理器に供給され、被処理液に含まれる残留塩素が除去される。前処理器から得られる被処理液は逆浸透膜を備えた造水カートリッジに供給され、脱塩処理が行われる。
【0050】
殺菌作用を有する残留塩素が除去された被処理液が造水カートリッジの内部に滞溜すると、菌が繁殖しやすくなる。そこで、所定のタイミングで前処理器をバイパスさせて被処理液を造水カートリッジに供給することにより、残留塩素を含む被処理液を造水カートリッジに供給することができる。それにより、造水カートリッジ内の菌の繁殖を抑制することができる。その結果、菌の繁殖による透過液質の劣化が防止される。
【0051】
また、この造水方法においては、昇圧手段として加圧ポンプを用いることなく無動力で所定の圧力を有する被処理液が前処理器を介して造水カートリッジに供給されるので、加圧ポンプを駆動するための駆動装置や駆動装置を制御するための制御装置が不要となる。したがって、造水コストが低減されるとともに、造水装置の価格の上昇も抑制される。また、加圧ポンプおよび駆動装置が発する騒音の問題も生じない。
【0052】
さらに、造水カートリッジの逆浸透膜の膜面に滞溜した不純物を造水カートリッジの外部に排出することが可能となる。その結果、逆浸透膜における膜面線速度の不足から生じる短期間での透過液質の劣化および透過液量の経時的な減少が防止される。
【0053】
また、造水カートリッジにおいて脱塩処理した処理液を処理液排出経路を通して所定のタイミングで外部に排出してもよい。この場合、造水カートリッジ内および処理液出口側において堆積した不純物を、処理液とともに外部に排出することが可能となる。ここで、不純物を多く含有する処理液は処理液排出経路を通して排出されるため、処理液取り出し経路から取り出される処理液に排出された不純物が混入することはない。したがって、処理液の液質の劣化が防止され、液質の高い処理液を得ることが可能となる。また、バイパス経路を通して造水カートリッジに供給された残留塩素を含む原水を造水カートリッジにより処理した後、処理液排出経路から排出することが可能となるため、造水カートリッジ内および処理液出口側における菌の繁殖を抑制することができる。
【0054】
造水カートリッジから得られる透過液を洗浄用水、ボイラー用軟水、食品製造用軟水、水耕栽培用農業用水、実験室用純水、加湿器用水または飲料用水に使用してもよい。
【0055】
また、造水カートリッジから得られる透過液をイオン交換器または連続電気再生イオン交換装置に供給してもよい。この場合には、透過液の純度がイオン交換器または連続電気再生イオン交換装置によりさらに高められるので、超純水が得られる。
【0056】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る造水装置の第1の例を示す構成図である。
【0057】
図1に示す造水装置においては、活性炭カートリッジ2が前処理に用いられる。また、造水カートリッジ4が脱塩処理に用いられる。
【0058】
活性炭カートリッジ2の原水入口には、給水弁11を介して原水供給配管1が接続されている。活性炭カートリッジ2の透過水出口は、前処理水供給配管3を介して造水カートリッジ4の原水入口に接続されている。給水弁11および活性炭カートリッジ2をバイパスにするようにバイパス配管13が接続され、バイパス配管13にバイパス弁12が介挿されている。バイパス弁12は自動弁からなる。また、給水弁11は自動弁であってもよい。
【0059】
造水カートリッジ4の透過水出口に透過水取り出し配管5が接続され、濃縮水出口に濃縮水取り出し配管7が接続されている。
【0060】
濃縮水取り出し配管7には圧力調整弁6が介挿されており、圧力調整弁6と並列に、フラッシング弁9が洗浄水配管8を介して接続されている。フラッシング弁9は自動弁からなる。
【0061】
フラッシング弁9およびバイパス弁12の開閉動作はタイマ10によりそれぞれ独立にまたは同時に制御される。フラッシング弁9およびタイマ10は、造水カートリッジ4の洗浄処理に用いられる。また、給水弁11も、タイマ10により、フラッシング弁9またはバイパス弁12と独立にまたは同時に制御されてもよい。
【0062】
造水カートリッジ4として、例えば逆浸透膜モジュールが用いられる。逆浸透膜モジュールは、圧力容器内に逆浸透膜スパイラル型エレメントを装填してなる。ここでは、濃度0.05%のNaCl水溶液の阻止率が95%以上でかつ透過水量が0.1m3 /m2 ・日・kgf/cm2 以上の性能を有する逆浸透膜モジュールを用いる。
【0063】
なお、供給水の対象溶質の濃度をCfとし、透過水のその対象溶質の濃度をCpとすると、阻止率R(%)は以下の式(1)で定義される。
【0064】
R(%)=(1−Cp/Cf)×100 ・・・(1)
このような逆浸透膜モジュールにおける透過水量は、通常の膜分離操作に用いられる逆浸透膜モジュールの透過水量と比べて非常に大きい。造水カートリッジ4に用いる逆浸透膜モジュールでは、例えば水温25℃、操作圧力7.5kgf/cm2 の条件下において、濃度0.05%のNaCl水溶液の阻止率は95%以上であり、その透過水量は0.8m3 /m2 ・日以上である。一方、通常の膜分離操作に用いられる逆浸透膜モジュールでは、濃度0.05%のNaCl水溶液の阻止率は95%以上であり、透過水量は0.6m3 /m2 ・日以下である。
【0065】
まず、図1に示す造水装置の前処理および脱塩処理について説明する。なお、前処理および脱塩処理の際には、給水弁11を開き、バイパス弁12およびフラッシング弁9を閉じておく。
【0066】
原水としては、水道水や工業用水のように所定の圧力で供給される水や汲み上げポンプの圧力が残留する井戸水を用いる。
【0067】
前処理では、原水供給配管1により供給された原水が活性炭カートリッジ2の内部に供給される。活性炭カートリッジ2において、供給された原水に含まれる残留塩素が除去される。活性炭カートリッジ2の透過水は、前処理水として、前処理水供給配管3を通して造水カートリッジ4の内部に供給される。
【0068】
前処理水は、造水カートリッジ4により脱塩され、不純物が除去された透過水と不純物が濃縮された濃縮水とに分離される。透過水は、造水カートリッジ4の透過水出口に接続された透過水取り出し配管5を通り、処理水として外部へ取り出される。濃縮水は、造水カートリッジ4の濃縮水出口に接続された濃縮水取り出し配管7を通り外部へ排出される。
【0069】
濃縮水取り出し配管7に設けられた圧力調整弁6は、濃縮水が所定量以下になるように設定されている。これにより、濃縮水量が抑制されるとともに透過水量が増加する。
【0070】
ここでは、造水カートリッジ4に供給される原水の量aと造水カートリッジ4から得られる透過水の量bとの比率b/aが、b/a>0.5となるように圧力調整弁6を設定する。この場合、供給した原水に対して、50%より高い回収率で透過水が得られるため、効率がよく経済的である。
【0071】
上記の造水装置においては、0.3kgf/cm2 以上3kgf/cm2 以下の圧力を有する原水を加圧ポンプを用いることなく無動力で造水カートリッジ4に供給し、効率よく脱塩処理することが可能である。
【0072】
バイパス弁12はタイマ10により制御されており、造水作業の中断の間(造水装置の運転停止中)に所定の時間バイパス弁12が自動的に開くように、または、造水作業中(造水装置の運転中)に所定の時間間隔ごとに所定の時間ずつバイパス弁12が自動的に開くように設定される。バイパス弁12が開いているときには、給水弁11は閉じられていても、開いていてもよい。造水作業の中断時のみ給水弁11が閉じられるという制御は単純であるため、好ましい。
【0073】
それにより、殺菌効果を有する残留塩素を含む原水がバイパス配管13を通して造水カートリッジ4の内部に供給される。その結果、造水カートリッジ4内の菌の繁殖を抑制することができる。
【0074】
造水装置の運転停止中に定期的にバイパス弁12を開く場合、造水カートリッジ4内が殺菌および滅菌され、造水装置の運転停止中における造水カートリッジ4内での菌の繁殖を抑制することが可能となる。
【0075】
一方、造水装置の運転中に定期的にバイパス弁12を開く場合においては、造水カートリッジ4内が殺菌および滅菌され、造水装置の運転中における造水カートリッジ4内での菌の繁殖を抑制することが可能となる。
【0076】
なお、造水装置の運転中に不定期的にバイパス弁12を開いてもよい。この場合、例えば菌の繁殖による透過水質の劣化が生じた際にバイパス弁12を開く。それにより、造水カートリッジ4内を殺菌および滅菌し、透過水質の劣化を抑制することが可能となる。
【0077】
また、上記以外に、中断していた造水作業の再開と同時(造水装置の運転再開時)にバイパス弁12を開いてもよい。あるいは、造水作業の中断と同時(造水装置の運転停止と同時)にバイパス弁12を開いてもよい。なお、この場合の造水装置の運転再開時とは、造水装置の主電源をオンにして制御回路を作動させる時点でもよく、または、主電源をオンにした後に運転スイッチをオンにする時点であってもよい。ここで、制御回路とは、図1のタイマ10を含み、バイパス弁12、フラッシング弁9およびその他の自動弁を制御する回路である。また、運転スイッチは、制御回路に運転の開始を指令するために用いる。なお、運転の停止は、停止スイッチにより制御回路に指示される。
【0078】
造水装置の運転再開時にバイパス弁12を開く場合、造水装置の運転停止中において造水カートリッジ4内で繁殖した菌を殺菌および滅菌することが可能となる。このようにして、造水装置の運転再開時にバイパス弁12を開いた状態で運転を行った後、バイパス弁12を閉じて通常の運転を行うこと。それにより、造水装置の運転中における造水カートリッジ4内での菌の繁殖を抑制することが可能となる。
【0079】
また、造水装置の運転停止と同時にバイパス弁12を開く場合、造水装置の運転中において造水カートリッジ4内で繁殖した菌を殺菌および滅菌することが可能となる。このようにして、造水装置の運転停止と同時にバイパス弁12を開いた状態で原水を供給した後、バイパス弁12を閉じ、造水装置を停止状態とすること。それにより、造水装置の運転停止中における造水カートリッジ4内での菌の繁殖を抑制することが可能となる。
【0080】
なお、造水装置の運転停止中または運転停止と同時にバイパス弁12を開いて造水カートリッジ4内に残留塩素を含む原水を供給する場合、供給された原水は造水カートリッジ4を経た後、濃縮水取り出し配管7を通して外部へ排出される。この場合、例えば、透過水側経路を閉じることにより、この原水が濃縮水取り出し配管7へ導出される。
【0081】
バイパス弁12を開く時間間隔は10分以上12時間以下であることが好ましい。この時間間隔が12時間よりも長いと、バイパス配管13を通して造水カートリッジ4に供給される原水に含まれる残留塩素の効果がなくなり、菌の繁殖が促される。一方、この時間間隔が10分よりも短いと、無駄に排水する原水の量が多くなり、不経済となる。
【0082】
また、バイパス弁12を開く時間は5秒間以上5分間以下であることが好ましく、15秒間以上2分間以下であることがより好ましい。バイパス弁11を開く時間が5秒間よりも短いと、造水カートリッジ4内の菌の繁殖を十分に抑制することができない。一方、バイパス弁12を開く時間が5分間よりも長いと、造水カートリッジ4内の逆浸透膜に損傷を与えるおそれがある。
【0083】
次に、造水カートリッジ4の洗浄処理について説明する。造水カートリッジ4の洗浄には、以下に示すフラッシングが行われる。
【0084】
洗浄に際しては、まず、洗浄水配管8に設けられたフラッシング弁9を開く。これにより、前述の脱塩処理の際には圧力調整弁6により水量が抑制されていた濃縮水が、洗浄水配管8を通して大量に外部に排出される。それにより、造水カートリッジ4の逆浸透膜における膜面線速度が高くなり、膜面に滞溜した不純物を造水カートリッジ4の外部に放出することが可能となる。図1においては、フラッシング弁9はタイマ10により制御されており、所定の時間間隔ごとに所定の時間ずつフラッシング弁9が自動的に開くように設定されている。
【0085】
例えば、中断していた造水作業を再開する際(造水装置の運転再開時)に所定の時間フラッシング弁9が自動的に開くように設定されてもよい。この場合、造水装置の運転再開時にフラッシングを行った後、フラッシング弁9を閉じて通常の運転を行う。または、造水作業の中断の間(造水作業の運転停止中)に所定の時間間隔ごとに所定の時間ずつフラッシング弁9が自動的に開くように設定されてもよい。
【0086】
造水装置の運転再開時にフラッシング弁9を開く場合、および運転停止中に定期的にフラッシング弁9を開く場合においては、造水装置の運転停止中において造水カートリッジ4内で発生および堆積した菌体、膜面に滞溜した不純物等の汚染成分をフラッシングにより外部へ排出することが可能となる。
【0087】
なお、上記以外にも、造水装置の運転中に定期的にフラッシング弁9を開いてもよい。あるいは、造水装置の運転停止と同時にフラッシング弁9を開いてフラッシングを行った後、フラッシング弁9を閉じて運転停止状態としてもよい。これらの場合においては、造水装置の運転中において造水カートリッジ4内で発生および堆積した菌体、膜面に滞溜した不純物等の汚染成分をフラッシングにより外部へ排出することが可能となる。また、造水装置の運転中において、透過水質の劣化が生じた際にフラッシング弁9を開いてもよい。このように造水装置の運転中において不定期的にフラッシング弁9を開く場合においても、前述と同様の効果が得られる。
【0088】
バイパス弁12を開く時間間隔cとフラッシング弁9を開く時間間隔dとの比率c/dが1よりも小さいと、残留塩素を含む原水が頻繁に造水カートリッジ4に供給され、透過水の水質の劣化が生じる。したがって、バイパス弁12を開く時間間隔cとフラッシング弁9を開く時間間隔との比率c/dが1以上であることが好ましい。
【0089】
上記の造水装置においては、バイパス弁12を開くことにより、残留塩素を含む原水が造水カートリッジ4に供給されるので、造水カートリッジ4内の菌の繁殖を抑制することができる。その結果、菌の繁殖による透過水の水質の劣化が防止される。
【0090】
また、フラッシングにより造水カートリッジ4の逆浸透膜の膜性能を維持することが可能となるため、脱塩処理の際の膜面線速度が小さくても透過水の水質は劣化せず、また、透過水量の経時的な減少も生じない。それゆえ、前述のように、造水カートリッジ4に供給される原水の量aと造水カートリッジ4から得られる透過水の量bとの比率b/aを、b/a>0.5とすることができる。
【0091】
一方、図8に示した従来の造水装置では、造水カートリッジ4による脱塩処理の際の膜面線速度を高くすることにより膜性能を維持するため、透過水の量bをできるだけ少なくし、濃縮水の量(a−b)を原水の量aに近づける必要がある。例えば、透過水の量bと原水の量aとの比率b/aを0.1または0.2のようにできるだけ小さくすれば、逆浸透膜における膜面線速度は原水の入口に近い状態で維持されることになる。しかしながら、通常、濃縮水は排水として排出されるため、透過水の量bと原水の量aとの比率b/aが小さいと、目的とする透過水の量bが少なくなり、不経済である。
【0092】
これに対し、図1に示す造水装置は、前述のように透過水の量bと原水の量aとの比率b/aを0.5よりも大きくすることができるため、経済的な透過水量が得られる。
【0093】
以上のように、上記の造水装置においては、加圧ポンプが不要となるため、造水コストおよび造水装置の価格を抑えることができるとともに、効率のよい脱塩処理を長期間にわたり安定して行うことが可能となる。したがって、騒音を発生することなく低コストで造水を行うことが可能である。
【0094】
図2は本発明に係る造水装置の第2の例を示す構成図である。
図2に示す造水装置においては、活性炭カートリッジ2が前処理に用いられる。また、10台の造水カートリッジ4が脱塩処理に用いられる。
【0095】
10台の造水カートリッジ4を2台ずつ直列に接続し、直列に接続された各2台の造水カートリッジ4を1ユニットとすることにより、5組のユニット101〜105が構成される。5組のユニット101〜105は並列に配列される。
【0096】
原水供給配管1は、給水弁11、活性炭カートリッジ2および前処理水供給配管3を介して各ユニット101〜105の前段の造水カートリッジ4の原水入口に接続されている。給水弁11および活性炭カートリッジ2をバイパスするようにバイパス配管13が接続され、バイパス配管13にバイパス弁12が介挿されている。バイパス弁12は自動弁からなる。各ユニット101〜105の前段の造水カートリッジ4の濃縮水出口は、濃縮水取り出し配管7aを介して、各ユニット101〜105の後段の造水カートリッジ4の原水入口に接続されている。各ユニット101〜105の後段の造水カートリッジ4の濃縮水出口は、濃縮水取り出し配管7bを介して、濃縮水取り出し配管7に接続されている。各々の濃縮水取り出し配管7bには圧力調整弁6が介挿されている。また、各圧力調整弁6に並列に、各フラッシング弁9が洗浄水配管8を介して接続されている。5つのフラッシング弁9およびバイパス弁12の開閉動作は、共通のタイマ10によりそれぞれ独立または同時に制御される。各ユニット101〜105の前段および後段の造水カートリッジ4の透過水出口は、透過水取り出し配管5a,5bを介して透過水取り出し配管5に接続されている。
【0097】
造水カートリッジ4としては、図1の造水装置において説明した逆浸透膜モジュールが用いられる。
【0098】
以下に、図2に示す造水装置の前処理および脱塩処理について説明する。なお、前処理および脱塩処理の際には、給水弁11を開き、バイパス弁12および各フラッシング弁9を閉じておく。また、原水としては、図1の造水装置において説明した原水を用いる。
【0099】
前処理では、原水供給配管1により供給された原水が活性炭カートリッジ2の内部に供給される。各々の活性炭カートリッジ2において、供給された原水に含まれる残留塩素が除去される。活性炭カートリッジ2の透過水は、前処理水として、前処理水供給配管3を通り、各ユニット101〜105の前段の造水カートリッジ4の内部に供給される。前処理水は、各ユニット101〜105の前段の造水カートリッジ4において脱塩され、不純物が除去された透過水と不純物が濃縮された濃縮水とに分離される。その濃縮水は、各ユニット101〜105の前段の造水カートリッジ4の濃縮水出口に接続された各々の濃縮水取り出し配管7aを通り、各ユニット101〜105の後段の造水カートリッジ4の内部に供給される。一方、透過水は、各ユニット101〜105の前段の造水カートリッジ4の透過水出口に接続された各々の透過水取り出し配管5aを通り、さらに透過水取り出し配管5を通って、処理水として外部へ取り出される。
【0100】
各ユニット101〜105の後段の造水カートリッジ4において、前段の造水カートリッジ4の濃縮水はさらに脱塩され、不純物が除去された透過水と不純物が濃縮された濃縮水とに分離される。その透過水は、各ユニット101〜105の後段の造水カートリッジ4の透過水出口に接続された各々の透過水取り出し配管5bを通り、さらに透過水取り出し配管5を通って、処理水として外部へ取り出される。一方、濃縮水は、各ユニット101〜105の後段の造水カートリッジ4の濃縮水出口に接続された各々の濃縮水取り出し配管7bを通り、さらに濃縮水取り出し配管7を通って外部へ排出される。各々の濃縮水取り出し配管7bに設けられた各圧力調整弁6は、各ユニット101〜105の前段および後段の造水カートリッジ4の濃縮水が所定量以下になるように設定されている。これにより、濃縮水量が抑制されるとともに透過水量が増加する。
【0101】
ここでは、各ユニット101〜105の前段の造水カートリッジ4に供給される原水の量aと前段の造水カートリッジ4および後段の造水カートリッジ4から得られる透過水の量bとの比率b/aが、b/a>0.5となるように各圧力調整弁6を設定する。この場合、供給した原水に対して、50%より高い回収率で透過水が得られるため、効率がよく経済的である。
【0102】
上記の造水装置においては、3kgf/cm2 以下の圧力を有する原水を、加圧ポンプを用いることなく無動力で各ユニット101〜105の前段および後段の造水カートリッジ4に供給し、効率よく脱塩処理することが可能である。
【0103】
バイパス弁12はタイマ10により制御されており、造水作業の中断の間に所定の時間バイパス弁12が自動的に開くように、または、造水作業中に所定の時間間隔ごとに所定の時間ずつバイパス弁12が自動的に開くように設定される。バイパス弁12が開いているときには、給水弁11は閉じられる。
【0104】
それにより、殺菌効果を有する残留塩素を含む原水がバイパス配管13を通して造水カートリッジ4の内部に供給される。その結果、造水カートリッジ4内の菌の繁殖を抑制することができる。
【0105】
造水作業の中断の間(造水装置の運転停止中)に定期的にバイパス弁12を開く場合、造水カートリッジ4内が殺菌および滅菌され、造水装置の運転停止中における造水カートリッジ4内での菌の繁殖を抑制することが可能となる。
【0106】
一方、造水作業中(造水装置の運転中)に定期的にバイパス弁12を開く場合においては、造水カートリッジ4内が殺菌および滅菌され、造水装置の運転中における造水カートリッジ4内での菌の繁殖を抑制することが可能となる。
【0107】
なお、造水装置の運転中に不定期的にバイパス弁12を開いてもよい。この場合、例えば菌の繁殖による透過水質の劣化が生じた際にバイパス弁12を開く。それにより、造水カートリッジ4内を殺菌および滅菌し、透過水質の劣化を抑制することが可能となる。
【0108】
また、上記以外に、中断していた造水作業の再開時(造水装置の運転再開時)にバイパス弁12を開いてもよく、あるいは、造水作業の中断と同時(造水作業の運転停止と同時)にバイパス弁12を開いてもよい。なお、この場合の造水作業の再開時とは、図1に示した造水装置において前述した通りである。
【0109】
造水装置の運転再開時にバイパス弁12を開く場合、造水装置の運転停止中において造水カートリッジ4内で繁殖した菌を殺菌および滅菌することが可能となる。このようにして造水装置の運転開始時にバイパス弁12を開いた状態で運転を行った後、バイパス弁12を閉じて通常の運転を行うこと。それにより、造水装置の運転中における造水カートリッジ4内での菌の繁殖を抑制することが可能となる。
【0110】
また、造水装置の運転停止と同時にバイパス弁12を開く場合、造水装置の運転中において造水カートリッジ4内で繁殖した菌を殺菌および滅菌することが可能となる。このようにして造水装置の運転停止と同時にバイパス弁12を開いた状態で原水を供給した後、バイパス弁12を閉じ、造水装置を停止状態とすること。それにより、造水装置の運転停止中における造水カートリッジ4内での菌の繁殖を抑制することが可能となる。
【0111】
なお、造水装置の運転停止中または運転停止と同時にバイパス弁12を開いて造水カートリッジ4内に残留塩素を含む原水を供給する場合、供給された原水は造水カートリッジ4を経た後、濃縮水取り出し配管7を通して外部へ排出される。この場合、例えば、透過水側経路を閉じることにより、この原水が濃縮水取り出し配管7へ導出される。
【0112】
次に、各ユニット101〜105の前段および後段の造水カートリッジ4の洗浄処理について説明する。造水カートリッジ4の洗浄には、フラッシングが行われる。
【0113】
洗浄に際しては、まず、各洗浄水配管8に設けられたフラッシング弁9を同時に開く。これにより、前述の脱塩処理の際には圧力調整弁6により水量が抑制されていた濃縮水が、各々の洗浄水配管8および濃縮水取り出し配管7を通して大量に外部に排出される。それにより、各ユニット101〜105の前段および後段の造水カートリッジ4の逆浸透膜における膜面線速度が高くなり、膜面に滞溜した不純物を前段および後段の造水カートリッジ4の外部に放出することが可能となる。図2においては、各フラッシング弁9は共通のタイマ10により制御されており、所定の時間間隔ごとに所定の時間ずつ各フラッシング弁9が同時に開くように設定されている。
【0114】
例えば、中断していた造水作業を再開する際(造水装置の運転再開時)に、所定の時間、各フラッシング弁9が自動的に開くように設定されてもよい。このようにして、造水装置の運転再開時にフラッシングを行った後、各フラッシング弁9を閉じて通常の運転を行う。あるいは、造水作業の中断の間(造水装置の運転停止中)に所定の時間間隔ごとに所定時間ずつ各フラッシング弁9が自動的に開くように設定されてもよい。
【0115】
運転再開時に各フラッシング弁9を開く場合および運転停止中に定期的に各フラッシング弁9を開く場合、造水装置の運転停止中において造水カートリッジ4内で発生および堆積した菌体、膜面に滞溜した不純物等の汚染成分を、フラッシングにより外部へ排出することが可能となる。
【0116】
なお、上記以外にも、造水装置の運転中に定期的に各フラッシング弁9を開いてもよい。あるいは、造水装置の運転停止と同時に各フラッシング弁9を開いてフラッシングを行った後、各フラッシング弁9を閉じて運転停止状態としてもよい。これらの場合においては、造水装置の運転中において造水カートリッジ4内で発生および堆積した菌体、膜面に滞溜した不純物等の汚染成分をフラッシングにより外部へ排出することが可能となる。また、造水装置の運転中において、透過水質の劣化が生じた際にフラッシング弁9を開いてもよい。このように造水装置の運転中において不定期的にフラッシング弁9を開く場合においても、前述と同様の効果が得られる。
【0117】
なお、バイパス弁12を開く時間間隔、バイパス弁を開く時間およびバイパス弁12を開く時間間隔cとフラッシング弁9を開く時間間隔dとの比率c/dについては、図1に示した造水装置において前述した通りである。
【0118】
上記の造水装置においては、バイパス弁12を開くことにより、残留塩素を含む原水が10台の造水カートリッジ4に供給されるので、造水カートリッジ4内の菌の繁殖を抑制することができる。その結果、菌の繁殖による透過水の水質の劣化が防止される。
【0119】
また、フラッシングにより各ユニット101〜105の前段および後段の造水カートリッジ4の逆浸透膜の膜性能を維持することが可能となるため、脱塩処理の際の膜面線速度が小さくても透過水の水質は劣化せず、また、透過水量の経時的な減少も生じない。それゆえ、前述のように、各ユニット101〜105の前段の造水カートリッジ4に供給される原水の量aと前段および後段の造水カートリッジ4から得られる透過水の量bとの比率b/aを、b/a>0.5とすることができる。
【0120】
以上のように、上記の造水装置においては、加圧ポンプが不要となるため、造水コストおよび造水装置の価格を抑えることができるとともに、効率のよい脱塩処理を長期間にわたり安定して行うことが可能となる。したがって、騒音を発生することなく低コストで造水を行うことが可能である。
【0121】
なお、図2に示す造水装置は、造水カートリッジ4が複数台設けられた場合の構成の一例であり、これ以外の構成も可能である。造水カートリッジ4が複数台並列または直列に設けられている場合、各造水カートリッジ4にフラッシング弁が内蔵されてもよく、各造水カートリッジ4の濃縮水取り出し配管の連結部の最後尾にフラッシング弁が設けられてもよい。さらに、並列または直列に配列された所定数の造水カートリッジ4の濃縮水取り出し口配管の連絡部の最後尾にフラッシング弁が設けられたものを1ユニットとし、複数のユニットを並列または直列に配列してもよい。
【0122】
例えば、本発明に係る造水装置の第3の例として、図3に示すように、5つのユニット101〜105の前段の造水カートリッジ4の原水入口がそれぞれ開閉弁15を介して共通の活性炭カートリッジ2に接続され、5つのユニット101〜105の後段の造水カートリッジ4の濃縮水出口に共通の圧力調整弁6およびフラッシング弁9が設けられてもよい。また、本発明に係る造水装置の第4の例として、図4に示すように、各ユニット101〜105の2つの造水カートリッジ4が並列に接続され、並列に接続された各2つの造水カートリッジ4の原水入口がそれぞれ活性炭カートリッジおよび共通の給水弁11を介して共通の原水供給配管1に接続されてもよい。さらに、本発明に係る造水装置の第5の例として、図5に示すように、各ユニット101〜105の2つの造水カートリッジ4が並列に接続され、並列に接続された各2つの造水カートリッジ4の原水入口が開閉弁15を介して共通の活性炭カートリッジ2に接続され、5つのユニット101〜105の造水カートリッジ4の濃縮水出口に共通の圧力調整弁6およびフラッシング弁9が設けられてもよい。また、本発明に係る造水装置の第6の例として、図6に示すように、各ユニット101〜105において前段の造水カートリッジ4の透過水取り出し配管5aが後段の造水カートリッジ4の原水入口に接続されて各ユニット101〜105の2つの造水カートリッジ4が直列に接続され、5つのユニット101〜105の前段の造水カートリッジ4の原水入口が共通の活性炭カートリッジ2に接続され、5つのユニット101〜105の前段の造水カートリッジ4の濃縮水出口に共通の圧力調整弁6およびフラッシング弁9が設けられ、5つのユニット101〜105の後段の造水カートリッジ4の濃縮水出口に共通の圧力調整弁6およびフラッシング弁9が設けられてもよい。
【0123】
図7は本発明に係る造水装置の第7の例を示す構成図である。図7に示す造水装置は、以下の点を除いて、図1に示した造水装置と同様の構成を有する。
【0124】
図7に示す造水装置においては、透過水排出弁52が介挿された透過水排出配管51が、透過水取り出し配管5に接続されている。また、透過水取り出し配管5には、透過水取り出し弁50が介挿されている。この場合、透過水取り出し弁50および透過水排出弁52は自動弁であってもよく、開閉動作がタイマ等によりそれぞれ独立にまたは同時に制御される。
【0125】
図7に示す造水装置においては、図1に示した造水装置と同様にして前処理および脱塩処理が行われる。なお、前処理および脱塩処理の際には、透過水取り出し配管5の透過水取り出し弁50を開くとともに、透過水排出配管51の透過水排出弁52を閉じる。
【0126】
上記の造水装置においては、0.3kgf/cm2 以上3kgf/cm2 以下の圧力を有する原水を加圧ポンプを用いることなく無動力で造水カートリッジ4に供給し、効率良く脱塩処理することが可能である。
【0127】
また、造水カートリッジ4に供給される原水の量aと造水カートリッジ4から得られる透過水の量bとの比率b/aが、b/a>0.5となるように圧力調整弁6が設定されるため、供給した原水に対して、50%より高い回収率で透過水が得られる。したがって、効率が良く経済的である。
【0128】
また、造水装置においては、図1に示した造水装置と同様にして残留塩素を含む原水がバイパス配管13を通して造水カートリッジ4内に供給され、造水カートリッジ4内の殺菌および滅菌が行われる。その結果、造水カートリッジ4内の菌の繁殖を抑制することができる。
【0129】
ここで、造水装置の運転停止と同時にバイパス弁12を開く場合、および造水装置の運転停止中に定期的にバイパス弁12を開く場合、バイパス配管13を通して供給された原水は、造水カートリッジ4を経た後、透過水取り出し配管5および透過水排出配管51を通して外部へ排出されてもよい。この場合、透過水取り出し配管5の透過水取り出し弁50を閉じるとともに、透過水排出配管51の透過水排出弁52を開く。それにより、透過水取り出し配管5が残留塩素を含む原水により滅菌および殺菌される。その結果、造水装置の運転停止中における透過水取り出し配管5での菌の繁殖を抑制することが可能となり、透過水取り出し配管5から取り出す透過水に汚染成分が混入するのを防止することが可能となる。
【0130】
なお、バイパス弁12を開く時間間隔およびバイパス弁12を開く時間については、図1に示した造水装置において前述した通りである。
【0131】
また、上記の造水装置においては、図1に示した造水装置と同様にして洗浄水配管8を通してフラッシングが行われる。それにより、造水カートリッジ4の膜面に滞溜した不純物を造水カートリッジ4の外部に放出することが可能となる。
【0132】
なお、バイパス弁12を開く時間間隔cとフラッシング弁9を開く時間間隔dとの比率c/dについては、図1に示した造水装置において前述した通りである。
【0133】
さらに、上記の造水装置においては、中断していた造水作業を再開する際(造水装置の運転再開時)、透過水排出弁52を開くとともに透過水取り出し弁50を閉じた状態で運転を行う。この場合、造水カートリッジ4の透過水は、透過水排出配管51を通して外部へ排出される。このようにして造水装置の運転再開時に透過水排出弁52を開いて透過水の放流を行った後、透過水排出弁52を閉じるとともに透過水取り出し弁51を開き、通常の運転を行う。
【0134】
上記のような透過水の放流により、造水装置の運転停止中において造水カートリッジ4内および透過水取り出し配管5内で発生および堆積した菌体等の汚染成分を、透過水とともに外部へ排出することができる。その結果、造水カートリッジ4内および透過水取り出し配管5内の汚染成分を除去することが可能になるとともに、透過水取り出し配管5を通して取り出される透過水に汚染成分が混入することを防止することが可能となる。
【0135】
上記の造水装置おいては、定期的にバイパス弁12を開くことにより、残留塩素を含む原水が造水カートリッジ4に供給されるので、造水カートリッジ4内の菌の繁殖を抑制することができる。その結果、菌の繁殖による透過水の水質の劣化が防止される。
【0136】
また、フラッシングにより造水カートリッジ4の逆浸透膜の膜性能を維持することが可能となるため、脱塩処理の際の膜面線速度が小さくても透過水の水質は劣化せず、また、透過水量の経時的な減少も生じない。それゆえ、前述のように、造水カートリッジ4に供給される原水の量aと造水カートリッジ4から得られる透過水の量bとの比率b/aを、b/a>0.5とすることができ、経済的な透過水量が得られる。
【0137】
さらに、上記の透過水放流により、造水カートリッジ4内および透過水取り出し配管5内の汚染成分を外部に排出することが可能となる。その結果、造水カートリッジ4の逆浸透膜の膜性能を維持することが可能となるとともに、透過水の水質の劣化が防止される。
【0138】
以上のように、上記の造水装置においては、加圧ポンプが不要となるため、造水コストおよび造水装置の価格を抑えることができるとともに、効率の良い脱塩処理を長期間にわたり安定して行うことが可能となる。したがって、騒音を発生することなく低コストで造水を行うことが可能である。
【0139】
なお、上記においては造水装置の運転再開時に透過水排出弁52を開く場合について説明したが、造水装置の運転停止中に定期的に透過水排出弁52を開いてもよい。この場合においても、造水装置の運転停止中において造水カートリッジ4内および透過水取り出し配管5内において発生および堆積した菌等の汚染成分を外部へ排出することが可能となる。
【0140】
さらに、上記においては1台の造水カートリッジ4から構成される造水装置について説明したが、造水カートリッジ4が複数台並列または直列に設けられた構成の造水装置も可能である。
【0141】
造水カートリッジ4が複数台並列または直列に設けられている場合、各造水カートリッジ4の透過水取り出し配管5の連結部の最後尾に、透過水排出弁52が介挿された透過水排出配管51が接続される。また、透過水排出配管51の連結部よりも下流側の透過水取り出し配管5に、透過水取り出し弁50が介挿される。さらに、並列または直列に配列された所定数の造水カートリッジ4の透過水取り出し配管5の連結部の最後尾に上述の透過水排出配管51、透過水排出弁52および透過水取り出し弁50が設けられたものを1ユニットとし、複数のユニットを並列または直列に配列してもよい。これらの場合においても、図7に示した造水装置と同様、加圧ポンプが不要となり、造水コストおよび造水装置の価格を抑えることができるとともに、効率のよい脱塩処理を長期間にわたり安定して行うことが可能となる。したがって、騒音を発生することなく、低コストで造水を行うことが可能となる。
【0142】
図1〜図7に示す造水装置により得られた処理水を洗浄用水に使用してもよい。ここで洗浄用水とは、洗浄効果の向上と洗浄後乾燥時の表面残留物の発生防止のために使用する。また、得られた処理水をボイラー用軟水、食品製造用軟水、水耕栽培用農業用水、実験室用純水、加湿器用水または飲料用水に使用してもよい。さらに、この処理水をイオン交換器または連続電気再生イオン交換装置に供給してもよい。この場合には、処理水の純度がさらに高められるため、超純水が得られる。なお、ここで述べた連続電気再生イオン交換装置とは、イオン交換膜を用いない電気透析やイオン交換膜を用いた電気透析等、外部から電流を与えてイオン交換を連続的に行う装置のことを意味する。
【0143】
【実施例】
以下に示す実施例1〜4および比較例1〜7の造水装置を運転し、原水の脱塩処理を行った。原水としては、滋賀県草津市水道水を用いた。この水道水の特性は表1に示す通りである。
【0144】
【表1】
【0145】
また、実施例1〜4および比較例1〜7においては、図1に示す造水装置を用いた。なお、造水カートリッジ4には、日東電工株式会社製逆浸透膜スパイラル型エレメントLES90−D8を使用した。この逆浸透膜スパイラル型エレメントの性能は表2に示す通りである。
【0146】
【表2】
【0147】
[比較例1]
上記の水道水を供給水量6.5L/分で活性炭カートリッジ2に供給して残留塩素を除去し、造水カートリッジ4で24時間造水作業を実施した。その後、給水弁11を閉じて水道水を活性炭カートリッジ2に供給することを停止し、48時間造水作業を中断した。造水作業の中断の間(造水装置の運転停止中)、4時間に1回の割合で30秒間ずつバイパス弁12を全開にし、残留塩素を含んだ水道水を造水カートリッジ4に供給し、造水カートリッジ4の内部に滞溜する水を造水カートリッジ4の系外へ放流した。
【0148】
48時間の造水作業の中断の後、バイパス弁12を閉じかつ給水弁11を開いて水道水を活性炭カートリッジ2に供給し、造水作業を再開したところ、造水カートリッジ4により得られる透過水の電導度は10μS/cmとなり、透過水量は4.5L/分であった。この透過水からJISK0101工業用水試験方法の63.2一般細菌の項に準じて菌を培養したところ、菌体検出数は0CFUであった。なお、CFUは、1個のコロニーが1個の菌から形成されたとした場合の計数である。
【0149】
[比較例2]
上記の水道水を供給水量6.5L/分で活性炭カートリッジ2に供給して残留塩素を除去し、造水カートリッジ4で24時間造水作業を実施した。この場合、造水作業の間(造水装置の運転中)に1時間に1回の割合で30秒間ずつバイパス弁12を全開にし、残留塩素を含んだ水道水を造水カートリッジ4に供給し、造水カートリッジ4の内部に滞溜する水を造水カートリッジ4の系外へ放流した。その後、バイパス弁12および給水弁11を閉じて水道水を活性炭カートリッジ2に供給することを停止し、3時間造水作業を中断した。
【0150】
3時間の造水作業の中断の後、給水弁11を開いて水道水を活性炭カートリッジ2に供給し、造水作業を再開したところ、造水カートリッジ4により得られる透過水の電導度は10μS/cmとなり、透過水量は4.5L/分であった。また、菌体検出数は0CFUであった。
【0151】
[比較例3]
上記の水道水を供給水量6.5L/分で活性炭カートリッジ2に供給して残留塩素を除去し、造水カートリッジ4で24時間造水作業を実施した後、給水弁11を閉じて水道水を活性炭カートリッジ2に供給することを停止した。この場合、造水作業の中断と同時(造水装置の運転停止と同時)に30秒間バイパス弁12を全開にし、残留塩素を含んだ水道水を造水カートリッジ4に供給し、造水カートリッジ4の内部に滞溜する水を造水カートリッジ4の系外へ放流した。その後、バイパス弁12を閉じ、3時間造水作業を中断した。
【0152】
3時間の造水作業の中断の後、給水弁11を開いて水道水を活性炭カートリッジ2に供給し、造水作業を再開したところ、造水カートリッジ4により得られる透過水の電導度は11μS/cmとなり、透過水量は4.5L/分であった。また、菌体検出数は0CFUであった。
【0153】
[比較例4]
上記の水道水を供給水量6.5L/分で活性炭カートリッジ2に供給して残留塩素を除去し、造水カートリッジ4で24時間造水作業を実施した。その後、給水弁11を閉じて水道水を活性炭カートリッジ2に供給することを停止し、48時間造水作業を中断した。
【0154】
48時間の造水作業の中断の後、造水作業の再開時(造水装置の運転再開時)にバイパス弁12を30秒間全開にして残留塩素を含んだ水道水を造水カートリッジ4に供給し、造水カートリッジ4の内部に滞溜する水を造水カートリッジ4の系外へ放流した。その後、バイパス弁12を閉じるとともに給水弁11を開き、通常の造水作業を実施した。この場合、造水カートリッジ4により得られる透過水の電導度は11μS/cmとなり、透過水量は4.3L/分であった。また、菌体検出数は0CFUであった。
【0155】
[実施例1]
上記の水道水を供給水量6.5L/分で活性炭カートリッジ2に供給して残留塩素を除去し、造水カートリッジ4で造水作業を実施した。造水作業の実施中(造水装置の運転中)、1時間に1回の割合で30秒間ずつフラッシング弁9を開放し、フラッシングを行った。また、フラッシング弁9を1回開放するごとにバイパス弁12を30秒間ずつ全開にし、残留塩素を含んだ水道水を造水カートリッジ4に供給した。すなわち、第1の時間間隔cが1時間であり、第2の時間間隔dも1時間であり、比率c/d=1である。
【0156】
造水作業の開始から1時間後、造水カートリッジ4により得られる透過水の電導度は12μS/cmとなり、透過水量は4.5L/分であった。造水作業の開始から500時間後では、透過水の電導度は15μS/cmとなり、透過水量は4.2L/分であった。また、このときの透過水の菌体検出数は0CFUであった。
【0157】
[実施例2]
上記の水道水を供給水量6.5L/分で活性炭カートリッジ2に供給して残留塩素を除去し、造水カートリッジ4で造水作業を24時間実施した。その後、給水弁11を閉じて水道水を活性炭カートリッジ2に供給することを停止し、48時間造水作業を中断した。この場合、造水作業の中断の間(造水装置の運転停止中)に4時間に1回の割合で30秒間ずつフラッシング弁9と給水弁11とを同時に開放し、フラッシングを行った。また、フラッシング弁9を1回開放するごとにバイパス弁12を30秒間ずつ全開にし、残留塩素を含んだ水道水を造水カートリッジ4に供給した。48時間の造水作業の中断の後、バイパス弁12およびフラッシング弁9を閉じかつ給水弁11を開いて水道水を活性炭カートリッジ2に供給し、造水作業を再開した。このような造水作業および中断を繰り返して運転を行った。すなわち、第1の時間間隔cが4時間であり、第2の時間間隔dも4時間であり、比率c/d=1である。
【0158】
造水作業の開始から1時間後、造水カートリッジ4により得られる透過水の電導度は11μS/cmとなり、透過水量は4.5L/分であった。造水作業の開始から500時間後では、透過水の電導度は16μS/cmとなり、透過水量は4.1L/分であった。また、このときの透過水の菌体検出数は0CFUであった。
【0159】
[実施例3]
上記の水道水を供給水量6.5L/分で活性炭カートリッジ2に供給して残留塩素を除去し、造水カートリッジ4で造水作業を24時間実施した。その後、給水弁11を閉じて水道水を活性炭カートリッジ2に供給することを停止した。この場合、造水作業の中断と同時(造水装置の運転停止と同時)に30秒間フラッシング弁9を全開にし、フラッシングを行った。また、フラッシング弁9を1回開放するごとにバイパス弁12を30秒間ずつ全開にし、残留塩素を含んだ水道水を造水カートリッジ4に供給した。その後、バイパス弁12およびフラッシング弁9を閉じ、3時間造水作業を中断した。
【0160】
3時間の造水作業の中断の後、給水弁11を開いて水道水を活性炭カートリッジ2に供給し、造水作業を再開した。このような造水作業および中断を繰り返して運転を行った。
【0161】
造水作業の開始から1時間後、造水カートリッジ4により得られる透過水の電導度は11μS/cmとなり、透過水量は4.5L/分であった。造水作業の開始から500時間後では、透過水の電導度は15μS/cmとなり、透過水量は4.2L/分であった。また、このときの透過水の菌体検出数は0CFUであった。
【0162】
[実施例4]
上記の水道水を供給水量6.5L/分で活性炭カートリッジ2に供給して残留塩素を除去し、造水カートリッジ4で造水作業を24時間実施した。その後、給水弁11を閉じて水道水を活性炭カートリッジ2に供給することを停止し、3時間造水作業を中断した。
【0163】
3時間の造水作業の中断の後、造水作業の再開時(造水装置の運転再開時)に30秒間フラッシング弁9を全開にし、フラッシングを行った。また、フラッシング弁9を1回開放するごとにバイパス弁12を30秒間ずつ全開にし、残留塩素を含んだ水道水を造水カートリッジ4に供給した。その後、フラッシング弁9およびバイパス弁12を閉じかつ給水弁11を開き、通常の造水作業を実施した。このような造水作業および中断を繰り返して運転を行った。
【0164】
造水作業の開始から1時間後、造水カートリッジ4により得られる透過水の電導度は12μS/cmとなり、透過水量は4.5L/分であった。造水作業の開始から500時間後では、透過水の電導度は15μS/cmとなり、透過水量は4.2L/分であった。また、このときの透過水の菌体検出数は0CFUであった。
【0165】
[比較例5]
上記の水道水を供給水量6.5L/分で活性炭カートリッジ2に供給して残留塩素を除去し、造水カートリッジ4で24時間造水作業を実施した後、給水弁11を閉じて水道水を活性炭カートリッジ2に供給することを停止し、48時間造水作業を中断した。
【0166】
48時間の造水作業の中断の後、給水弁11を開いて水道水を活性炭カートリッジ2に供給し、造水作業を再開したところ、造水カートリッジ4により得られる透過水の電導度は45μS/cmとなり、透過水量は2.5L/分であった。また、このときの透過水の膜モジュールの出口近傍の菌体検出数は0CFUであったが、透過水取り出し配管の取水口での菌体検出数は960CFUであった。
【0167】
[比較例6]
上記の水道水を供給水量6.5L/分で活性炭カートリッジ2に供給して残留塩素を除去し、造水カートリッジ4で造水作業を実施した。造水作業の実施中に、1時間に1回の割合で30秒間ずつフラッシング弁9を開放し、フラッシングを行った。その間、バイパス弁12は全閉のまま運転した。
【0168】
造水作業の開始から1時間後、造水カートリッジ4により得られる透過水の電導度は11μS/cmとなり、透過水量は4.4L/分であった。造水作業の開始から500時間後では、透過水の電導度は16μS/cmとなり、透過水量は4.1L/分であった。また、このときの透過水の膜モジュールの出口近傍での菌体検出数は0CFUであったが、透過水取り出し配管の取水口での菌体検出数は850CFUであった。
【0169】
[比較例7]
上記の水道水を供給水量6.5L/分で活性炭カートリッジ2に供給して残留塩素を除去し、造水カートリッジ4で造水作業を実施した。造水作業の実施中に、1時間に1回の割合で30秒間ずつフラッシング弁9を開放し、フラッシングを行った。造水作業中、バイパス弁12は全開のまま運転した。すなわち、第1の時間間隔cが0時間であり、第2の時間間隔dが1時間であり、比率c/d=0である。
【0170】
造水作業の開始から1時間後、造水カートリッジ4により得られる透過水の電導度は13μS/cmとなり、透過水量は4.4L/分であった。造水作業の開始から500時間後では、透過水の電導度は30μS/cmとなり、透過水量は4.1L/分であった。また、このときの透過水の菌体検出数は0CFUであった。
【0171】
比較例1〜4から、造水作業の中断の間、造水作業中、造水作業の中断と同時または造水作業の再開時にバイパス弁12を開放して残留塩素を含む水道水を造水カートリッジ4に供給すると、再開した造水作業において高い水質の透過水が得られ、透過水量も多く、菌が繁殖しないことがわかる。
【0172】
これに対して、比較例5のように、残留塩素を含む水道水を造水カートリッジ4に供給しないと、再開した造水作業において得られる透過水の水質が低く、透過水量が少なく、かつ菌が繁殖することがわかる。
【0173】
また、実施例1〜4から、造水作業中または造水作業の中断の間に定期的にフラッシング弁9を開放してフラッシングを行うか、造水作業の中断と同時あるいは造水作業の再開時にフラッシングを行うとともに、フラッシングごとにバイパス弁12を開放して残留塩素を含む水道水を造水カートリッジ4に供給すると、長時間にわたって高い水質の透過水が得られ、透過水量が多く、かつ菌が繁殖しないことがわかる。
【0174】
これに対して、比較例6のように、造水作業中にバイパス弁12を閉じたまま定期的にフラッシング弁9を開放してフラッシングを行うと、長期間にわたって高い水質の透過水が得られ、透過水量の低下が少なくなるが、菌が繁殖することがわかる。
【0175】
一方、比較例7のように、造水作業中にバイパス弁12を開いたまま定期的にフラッシング弁9を開放してフラッシングを行うと、長期間にわたって透過水量の低下が少なく、菌が繁殖しないが、透過水の水質が低下することがわかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る造水装置の第1の例を示す構成図である。
【図2】本発明に係る造水装置の第2の例を示す構成図である。
【図3】本発明に係る造水装置の第3の例を示す構成図である。
【図4】本発明に係る造水装置の第4の例を示す構成図である。
【図5】本発明に係る造水装置の第5の例を示す構成図である。
【図6】本発明に係る造水装置の第6の例を示す構成図である。
【図7】本発明に係る造水装置の第7の例を示す構成図である。
【図8】加圧ポンプを備えた従来の造水装置の一例を示す構成図である。
【符号の説明】
2 活性炭カートリッジ
4 造水カートリッジ
6 圧力調整弁
9 フラッシング弁
11 給水弁
12 バイパス弁
51 透過水排出配管
52 透過水排出弁
Claims (20)
- 逆浸透膜を備えた造水カートリッジにより被処理液を脱塩処理する造水装置において、所定の圧力を有する被処理液に含まれる残留塩素を除去するための前処理器が前記造水カートリッジの前段に設けられかつ前記被処理液を昇圧する昇圧手段を介することなく前記前処理器に前記被処理液を供給する供給系が設けられ、前記前処理器をバイパスするようにバイパス経路が設けられるとともに、前記造水カートリッジの逆浸透膜をフラッシングするフラッシング手段と、前記フラッシング手段によるフラッシングに連動して前記バイパス経路を開放する開閉手段が設けられたことを特徴とする造水装置。
- 前記被処理液が0.3kgf/cm2 以上3kgf/cm2 以下の圧力を有することを特徴とする請求項1記載の造水装置。
- 前記フラッシング手段は、前記造水カートリッジによる造水作業中にフラッシングをすることを特徴とする請求項1または2記載の造水装置。
- 前記フラッシング手段は、前記造水カートリッジによる造水作業停止中にフラッシングをすることを特徴とする請求項1または2記載の造水装置。
- 前記フラッシング手段は、前記造水カートリッジの逆浸透膜を定期的にフラッシングすることを特徴とする請求項3または4記載の造水装置。
- 前記フラッシング手段は、前記造水カートリッジによる造水作業開始時にフラッシングをすることを特徴とする請求項1または2記載の造水装置。
- 前記フラッシング手段は、前記造水カートリッジによる造水作業停止と同時にフラッシングをすることを特徴とする請求項1または2記載の造水装置。
- 前記造水カートリッジに供給される被処理液の量aと前記造水カートリッジから得られる透過液の量bとの比率b/aが、
b/a>0.5
であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の造水装置。 - 前記造水カートリッジが複数台並列または/および直列に設けられたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の造水装置。
- 前記開閉手段が開閉弁であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の造水装置。
- 前記開閉弁が第1の自動弁であり、前記第1の自動弁の開閉動作を制御する第1の制御手段が設けられたことを特徴とする請求項10記載の造水装置。
- 前記フラッシング手段はフラッシング弁であることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の造水装置。
- 前記フラッシング弁が第2の自動弁であり、前記第2の自動弁の開閉動作を制御する第2の制御手段が設けられたことを特徴とする請求項12記載の造水装置。
- 前記開閉手段が第1の自動弁であり、前記フラッシング手段が第2の自動弁であり、前記第1の自動弁および前記第2の自動弁の開閉動作をそれぞれ独立にまたは同時に制御する制御手段が設けられたことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の造水装置。
- 前記逆浸透膜は、濃度0.05%のNaCl水溶液の阻止率が95%以上でかつ透過水量が0.1m3/m2・日・kgf/cm2以上の性能を有することを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の造水装置。
- 所定の圧力を有する被処理液を昇圧手段を介することなく残留塩素を除去するための前処理器を介して逆浸透膜を備えた造水カートリッジに供給するとともに、前記造水カートリッジの逆浸透膜をフラッシングするとともに、前記フラッシングに連動して前記前処理器をバイパスさせて前記被処理液を前記造水カートリッジに供給することを特徴とする造水方法。
- 前記被処理液が0.3kgf/cm 2 以上3kgf/cm 2 以下の圧力を有することを特徴とする請求項16記載の造水方法。
- 前記逆浸透膜は、濃度0.05%のNaCl水溶液の阻止率が95%以上でかつ透過水量が0.1m3/m2・日・kgf/cm2以上の性能を有することを特徴とする請求項16または17記載の造水方法。
- 前記造水カートリッジから得られる透過液を洗浄用水、ボイラー用軟水、食品製造用軟水、水耕栽培用農業用水、実験室用純水、加湿器用水または飲料用水に使用することを特徴とする請求項16〜18のいずれかに記載の造水方法。
- 前記造水カートリッジから得られる透過液をイオン交換器または連続電気再生イオン交換装置に供給することを特徴とする請求項16〜19のいずれかに記載の造水方法。
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