JP4470778B2 - 高圧水銀ランプ - Google Patents

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Description

この発明は、光化学産業分野、半導体デバイスの製造分野などで使用するショートアーク型高圧水銀ランプに関するものであり、特に大電流用に適した封止構造を有する高圧水銀ランプに関する。
高圧水銀ランプは、一般にこれより放射される紫外線を利用する分野、すなわち光化学産業分野、半導体デバイスの製造分野、その他の分野で広く用いられている。
上記技術分野で使用される高圧水銀ランプは、発光の主成分である水銀の封入量が多いために点灯時の発光管内部のガス圧が非常に高く、しかも発熱量が大きい。そのため、特に気密封止管部分の耐熱性、耐圧性が大きいことが必要とされてきた。このようなことから、高圧水銀ランプにおいては金属箔を用いた、いわゆる箔シール構造が採用されている。
箔シール構造に関する技術として、例えば実開平6−60960号公報、および、特開平10−284001号公報に記載されたものがある。これらに係る高圧水銀ランプを、図面を用いて説明する。図6は高圧水銀ランプの概略断面図、図7は図6に示す封止管部11aの拡大断面図である。発光管1の両端部に封止管部11a、11bが連接され、発光管1内で一対の電極2a、2bが対向配置される。この電極2aをその先端に有する芯棒3aは、封止管部11aの内部に配置された芯棒固定用の石英ガラス管である保持用筒体4aに支持される。円板状の第一の集電板5aは、円柱状のガラス部材7aの発光管側前端面に沿って配置され、端面の中央部に貫通穴51aを有し、芯棒3aを挿入して、芯棒3aと溶接されている。さらに、ガラス部材7aは、発光管側端部の周囲にテーパ部73aが形成され、発光管側端面の中心に第一の嵌挿孔71aが軸方向に形成され、外部リード棒側端面の中心に第二の嵌挿孔72aが軸方向に形成されている。芯棒3aは後端をガラス部材7aの第一の嵌挿孔71aに嵌挿され、この芯棒3aの嵌挿部分をガラス部材嵌挿部31aと呼ぶ。また、芯棒3aのガラス部材嵌挿部31aが第一の嵌挿孔71aの側部で保持されることにより、電極2を確実に固定する構造となっている。そして、外部リード棒9aはその先端をガラス部材7aの第二の嵌挿孔72aに嵌挿されている。
電極2aは芯棒3aから第一の集電板5a、金属箔6a、第二の集電板8aを通り、外部リード棒9aに電気的に接続される。電極2aに続く芯棒3aは第一の集電板5aと電気的に溶接されている。ガラス部材7aの外周面には金属箔6aが配置されている。金属箔6aはその外部リード棒側端面において第二の集電板8aに溶接され、発光管側端面においては金属箔6の先端を折り曲げて第一の集電板5aの片面52aに溶接されている。また、ガラス部材7aはその外部リード棒側端面において第二の集電板8aと外部リード棒9aとが接続されている。なお、対向配置された電極2bの封止管部11bは同様の構造なので、説明を省略した。
ところで、光化学産業分野、半導体デバイスの製造分野などで使用される装置においては、処理能力の向上が求められ、装置全体の速やかな起動が要求されている。光源である高圧水銀ランプにおいては、点灯始動時における定常点灯への早期移行が要求される。そのためには、高圧水銀ランプの発光管内部に封入された水銀が、完全に蒸発して熱平衡に至り、速やかに定常状態に移行することが望まれる。しかし、ランプ発光管内面に温度が上昇しづらい箇所が存在すると、そこに液体状態の水銀が溜まって蒸発しないため、定常状態に至るまでの時間が長くなる。特に、保持用筒体4aの発光管側端面41aは、放電空間からの輻射熱が電極2によって遮られて届かず、発光管内に封入された気体からの対流熱伝達も発光管中心部に比べて小さく、さらに保持用筒体4a、4bの熱容量が大きいため、主に芯棒3a、3bと第一の集電板5a、5bからの熱伝導によってのみ加熱されるので、温度上昇が遅い。また、電極2aが上方、保持用筒体4aが下方、もしくは電極2bが上方、保持用筒体4bが下方になるように配置してランプを使用した場合、ランプ点灯直後では保持用筒体の発光管側端面41aもしくは他方の発光管側端面41bに液体水銀が溜まっている。このような場合は、保持用筒体の発光管側端面41aもしくは41bの温度上昇が遅く、そこに溜まった多量の液体水銀の蒸発が遅れることにより、定常点灯への移行に時間がかかってしまうという問題がある。
実開平6−60960 特開平10−284001
光化学産業分野、半導体デバイスの製造分野などで使用される装置においては、処理能力の向上が求められ、装置全体の速やかな起動が要求されている。このため、光源である高圧水銀ランプにおいては、点灯始動時における定常点灯への早期移行が要求される。
そこで本発明は、高圧水銀ランプの封止管部構造における上記の問題を解決するためになされたものである。すなわち、本発明の目的は、発光管内部に封入された水銀の蒸発が円滑に行われて、定常点灯への移行が早い高圧水銀ランプを提供することにある。
本発明に係る高圧水銀ランプは、発光管内に配置された一対の電極と、先端に電極を有する芯棒と、電極および芯棒を支持する保持用筒体と、保持用筒体に隣接配置され芯棒に電気的に接続された集電板と、集電板に隣接するガラス部材と、ガラス部材の発光管側端面に芯棒の後端を嵌挿する孔を備えた高圧水銀ランプにおいて、前記芯棒は、少なくともガラス部材嵌挿部の表面の一部を除去されていることを特徴とする。
もしくは、少なくとも前記ガラス部材嵌挿部の径が、ガラス部材に嵌挿されてない箇所の径に比して、細くなっていることを特徴とする。
本発明に係る高圧水銀ランプによれば、ガラス部材への熱伝達を低く抑えられるので、保持用筒体の発光管側端面部域への熱伝達を高めることができる。これより、発光管内部に封入された水銀の蒸発が円滑に行われて、熱平衡に至るまでの時間が短く、速やかに定常状態に移行する、立ち上がりの早い高圧水銀ランプを提供できる。
以下、本発明の高圧水銀ランプの実施形態の構成を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の高圧水銀ランプの概略断面図、図2は図1に示す封止管部11aの拡大断面図である。
高圧水銀ランプは、内部に発光空間を有する略球状の発光管1と、発光管1の両端部に封止管部11a、11bが連接されて構成される。発光管1内には一対の電極2a、2bが対向配置される。封止管部11a内には、芯棒3a、保持用筒体4a、第一の集電板5a、金属箔6a、ガラス部材7a、第二の集電板8a、外部リード棒9aを備えて構成される。発光管1内の電極2aをその先端に有する芯棒3aは、例えばタングステンからなり、芯棒固定用の石英ガラス管である保持用筒体4aに支持される。保持用筒体4aに隣接して配置された円板状の第一の集電板5aは、例えばモリブデンからなり、円柱状のガラス部材7aの発光管側前端面に沿って配置され、端面の中央部に貫通穴51aを有し、芯棒3aを挿入して、芯棒3aと溶接されている。さらに、ガラス部材7aは、発光管側端部の周囲にテーパ部73aが形成され、発光管側端面の中心に第一の嵌挿孔71aが軸方向に形成され、外部リード棒側端面の中心に第二の嵌挿孔72aが軸方向に形成されている。芯棒3aは後端をガラス部材7aの第一の嵌挿孔71aに挿入され、この芯棒3aの嵌挿部分をガラス部材嵌挿部31aと呼び、芯棒3aのガラス部材嵌挿部31a以外の箇所をガラス部材に嵌挿されてない箇所32aと呼ぶ。芯棒3aのガラス部材嵌挿部31aが第一の嵌挿孔71aの側部で保持されることにより、電極2を確実に固定する構造となっている。そして、外部リード棒9aはその先端をガラス部材7aの第二の嵌挿孔72aに嵌挿されている。
電極2aは芯棒3aから第一の集電板5a、金属箔6a、第二の集電板8aを通り、外部リード棒9aに電気的に接続される。電極2aに続く芯棒3aは第一の集電板5aと電気的に溶接されている。ガラス部材7aの外周面には軸方向に沿って伸びる金属箔6aが配置されている。金属箔6aはその外部リード棒側端面において第二の集電板8aに溶接され、発光管側端面においては金属箔6aの先端を折り曲げて第一の集電板5aの片面52aに溶接されている。このように金属箔6aを介して第一の集電板5aと第二の集電板8aは導通したものになっている。さらに、ガラス部材7aはその外部リード棒側端面において隣接して配置された第二の集電板8aと外部リード棒9aとが電気的に接続されている。なお、対向配置された電極2bの封止管部11bは同様の構造なので、説明を省略した。
図2に示すように、本実施形態に係る芯棒3aは、ガラス部材7aの先端から外部リード棒9側の末端に亘って、ガラス部材嵌挿部31aの表面に溝311を施して、ガラス部材嵌挿部31aの表面の一部を除去された構成にしたものである。溝加工には例えば旋盤を使用する。芯棒3aの後端部側で1mm以上溝311を施さない領域を設ける。そうすることによって、製造工程内における芯棒3aの取り扱い時に溝311を形成する残存部312が直接他の部品や治具または作業台に触れて折れたり曲がったりすることを防止できる。
なお、溝加工はYAGレーザによる加工の他にダイヤモンドカッターのブレードによる加工や電子ビームによる加工も可能である。溝311は各々の溝が独立したものでも、らせん状に連続して形成された溝であってもよい。
このようにガラス部材嵌挿部31aの表面に溝311を施して、芯棒3aがガラス部材7aに嵌挿された部分の表面の一部を除去された構成にされることにより、芯棒3aがガラス部材7aと接触する表面積が小さくなり、ガラス部材7aに伝達する熱量が従来よりも減少し、芯棒3aから保持用筒体4aに移行する熱量が増加するようになる。その結果、保持用筒体4aの温度を従来よりも早く上昇させることができるようになり、発光管1内部の温まりにくい部分とされていた保持用筒体4aの発光管側端面41aにおいても、速やかに温度が上昇し、水銀の蒸発を促進して、熱的平衡な状態に早期に移行し、定常点灯状態への移行を早く達成できるようになる。
続いて図3は、本発明の別の実施形態であり、図3(a)は高圧水銀ランプにおける封止管部11aの構造を示す断面図であり、図3(b)は芯棒3aのガラス部材嵌挿部31aの斜視図である。同図のように、ガラス部材嵌挿部31aの表面に無作為に形成した任意の大きさの突起部321を有するようにして、芯棒3aはガラス部材7aに嵌挿された部分の表面の一部を除去された構成にしてもよい。突起部321の芯棒3aの径方向の高さ322は任意であるが、突起部321が形成されている部分のガラス部材嵌挿部31aの最大外径323が突起部321の形成されていない部分の最大外径323よりも小さくなるように構成している。
このようにして、芯棒3aはガラス部材に嵌挿された部分の表面の一部を除去された構成にされることにより、芯棒3aがガラス部材7aと接触する表面積が小さくなり、ガラス部材7aに伝達する熱量が従来よりも減少し、芯棒3aから保持用筒体4aに移行する熱量が増加するようになる。その結果、保持用筒体4aの温度を従来よりも早く上昇させることができるようになり、発光管1内部の温まりにくい部分とされていた保持用筒体4aの発光管側端面41aにおいても、速やかに温度が上昇し、水銀の蒸発を促進して、熱的平衡な状態に早期に移行し、定常点灯状態への移行を早く達成できるようになる。
続いて図4は、本発明の別の実施形態であり、高圧水銀ランプにおける封止管部11aの構造を示す断面図である。同図のように、ガラス部材嵌挿部31aの径がガラス部材に嵌挿されていない箇所32aである胴部34aの径よりも細くなるように芯棒3aに縮径部33aが構成されている。胴部34aおよび縮径部33aを設ける場合は、胴部34aの径が6mmのときは例えば縮径部33aの径を2mmとし、胴部34aの径が10mmのときは例えば縮径部33aの径を6mmとする。これより、胴部34aの径が6〜10mmであるとき、縮径部33aの径を2〜6mmとすることが一般的である。このとき、ガラス部材7aの芯棒3aが嵌挿される孔71aの径はガラス部材嵌挿部31aの縮径部33aと嵌合するように、胴部32aの接触するガラス部材に嵌挿されていない箇所32aの径より細く形成されている。ガラス部材嵌挿部31aの縮径部33aの加工には、例えば旋盤を使用する。
このようにして、ガラス部材に嵌挿された部分の径が、ガラス部材に嵌挿されていない箇所の径に比して、細くなるように縮径部33aを構成しても、芯棒3aがガラス部材7aと接触する表面積が小さくなり、ガラス部材7aに伝達する熱量が従来よりも減少し、芯棒3aから保持用筒体4aに移行する熱量が増加するようになる。その結果、保持用筒体4aの温度を従来よりも早く上昇させることができるようになり、発光管1内部の温まりにくい部分とされていた保持用筒体4aの発光管側端面41aにおいても、速やかに温度が上昇し、水銀の蒸発を促進して、熱的平衡な状態に早期に移行し、定常点灯状態への移行を早く達成できるようになる。ガラス部材嵌挿部31aの芯棒径をより小さくすることによって本発明の効果は高まるが、ガラス部材嵌挿部31aの縮径部33aの径を細くし過ぎるとガラス部材嵌挿部31aで電極2aを固定できず、芯棒3aが折れる恐れがある。よって、縮径部33aの径はφ1mm以上であることが好ましい。
続いて図5は、本発明の別の実施形態であり、高圧水銀ランプにおける封止管部11aの構造を示す断面図である。同図のように、芯棒3aの径を、第一の集電板5aに嵌挿される位置からガラス部材7aに嵌挿された部分に亘って細くなるようにして縮径部33aを構成しても、上記と同様の効果が奏される。なおこの場合は、第一の集電板5aの貫通孔51aは、その径を小さくして芯棒3aの縮径部33aと嵌合するように形成される。これより、芯棒3aを第一の集電板5aの貫通穴51aに付き合わせるだけで芯棒3aの第一の集電板5aとの嵌挿端面53aの位置を決めることができるので、溶着固定が容易にできるという利点をさらに有している。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記構成に限定されることなく適宜変更可能である。例えば、封止管部11a側に限定されず、封止管部11b側において本発明の芯棒構成を採用しても同様の効果があることは言うまでもない。また、本発明の芯棒構造は必ずしも両側に設ける必要はなく、片側のみに形成してもよい。また、芯棒3aの形状は円柱に限られるものでなく、四角柱などの多角柱を含む。さらに、封止管部の構造は、ガラス部材7aにテーパ部73aがなく、ガラス部材7aの外径と保持用筒体4aの外径が等しい大きさの形状のとしても同様の効果がある。なお、図面は各構成部材の関係をわかりやすく説明するために記載しているものであり、金属箔6aの厚み、第一の集電板5a、第二の集電板8aの厚み、各構成部材間の隙間の大きさなどはやや誇張して記載しているものである。
次に、従来の芯線構造をもつ高圧水銀ランプと本発明の芯線構造をもつ高圧水銀ランプについて、保持用筒体(4a)の発光管側端面(41a)における温度の時間変化を温度シミュレーションにより検証した。本発明に係る高圧水銀ランプモデルは、芯棒の径を第一の集電板に嵌挿される位置からガラス部材に嵌挿された部分に亘って細くなるようにして縮径部を構成した。
実験例に使用した本発明に係る高圧水銀ランプモデルを下記条件で作成し、ランプAとした。ランプ定格消費電力8kW、封入水銀量30mg/cc。発光管は石英ガラス製、全長140mm、最大径部外径φ110mm。電極はタングステン製、径φ30mm、全長45mm。芯棒はタングステン製、電極側の胴部の外径φ8.0mm、全長90mm、ガラス部材挿入部および第一の集電板嵌挿部の縮径部の外径φ3.0mm、縮径部長さ8.0mm。保持用筒体は石英ガラス製、外径φ13.3mm、内径φ8.3mm、全長25mm。第一の集電板はモリブデン製、外径φ13.3mm、内径φ3.2mm、厚さ0.5mm。ガラス部材の材質は石英ガラス、最大径φ16mm、全長45mm。金属箔はモリブデン製、厚さ30μm、4枚。ただし、両封止部側においてその構成要素は同形状とする。
また比較のため、芯棒構成において、本発明の構成を有さない、ガラス部材挿入部および第一の集電板嵌挿部が、溝や突起部のない平らな表面をした、外径φ8.0mmであることを除いて、上記ランプAと同様の構成の、従来技術に係るランプBを作成した。
保持用筒体の発光管側端部と当接する発光管外表面(42a)の温度の時間変化を測定した。高圧水銀ランプの発光管内に封入されている水銀が全て蒸発する温度である520℃に達するまでの時間を温度上昇時間として計測した。表1に本発明の高圧水銀ランプであるランプAと従来技術の高圧水銀ランプBの温度上昇時間の計算結果と、ランプBにおける温度上昇時間を1として規格化した場合のランプAにおける温度上昇時間を示す。
Figure 0004470778
芯棒(3a、3b)とガラス部材(7a、7b)との嵌挿部の芯棒径をφ3.0mmとして縮径部を構成したほうが6%程度温度上昇が速くなり、より速やかに水銀が蒸発し熱平衡に至り定常状態に移行させることができた。これによりランプAでは、高圧水銀ランプの立ち上がり時間が短縮した。
本発明の高圧水銀ランプの概略断面図を表す。 本発明の高圧水銀ランプの封止管部の断面図を表す。 本発明の高圧水銀ランプの封止管部の断面図を表す。 本発明の高圧水銀ランプの封止管部の断面図を表す。 本発明の高圧水銀ランプの封止管部の断面図を表す。 従来の高圧水銀ランプの概略断面図を表す。 従来の高圧水銀ランプの封止管部の断面図を表す。
符号の説明
1 発光管
2a、2b 電極
3a、3b 芯棒
4a、4b 保持用筒体
5a、5b 第一の集電板
6a、6b 金属箔
7a、7b ガラス部材
8a、8b 第二の集電板
9a、9b 外部リード棒
11a、11b 封止管部
31a ガラス部材嵌挿部
32a ガラス部材に嵌挿されてない箇所
33a 縮径部
34a 胴部
41a 発光管側端面
42a 発光管側端面と封止管部の当接部
51a 貫通穴
52a 片面
53a 嵌挿端面
71a、71b 第一の嵌挿孔
72a、71b 第二の嵌挿孔
73a テーパ部
311 溝
312 残存部
321 突起部
322 径方向の高さ
323 最大外径

Claims (1)

  1. 発光管内に配置された一対の電極と、先端に電極を有する芯棒と、電極および芯棒を支持する保持用筒体と、保持用筒体に隣接配置され芯棒に電気的に接続された集電板と、集電板に隣接するガラス部材と、ガラス部材の発光管側端面に芯棒の後端を嵌挿する孔を備えた高圧水銀ランプにおいて、
    前記芯棒は、少なくともガラス部材嵌挿部の表面の一部を除去されるか、もしくは、少なくとも該ガラス部材嵌挿部の径が、ガラス部材に嵌挿されてない箇所の径に比して、細くなっていることを特徴とする高圧水銀ランプ。
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