JP4468748B2 - 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 - Google Patents
変倍光学系及びそれを用いた電子機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4468748B2 JP4468748B2 JP2004187341A JP2004187341A JP4468748B2 JP 4468748 B2 JP4468748 B2 JP 4468748B2 JP 2004187341 A JP2004187341 A JP 2004187341A JP 2004187341 A JP2004187341 A JP 2004187341A JP 4468748 B2 JP4468748 B2 JP 4468748B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens group
- lens
- optical system
- positive
- variable magnification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Lenses (AREA)
Description
正の屈折力を有する第4レンズ群とから構成された変倍光学系であって、
前記第2レンズ群は、前記第1レンズ群及び第3レンズ群に含まれる他のレンズの何れよりも屈折率が高い材料からなる1枚の正レンズからなり、
前記第4レンズ群の少なくとも1枚の正レンズが、以下の条件式を満たすことを特徴とするものである。
0.5<SF4 <10 ・・・(10−4)
ただし、SF4 :第4レンズ群の正レンズのシェイピングファクターであり、
SF4 =(r41+r42)/(r41−r42)で定義され、
r41:第4レンズ群の正レンズの物体側の面の曲率半径、
r42:第4レンズ群の正レンズの像側の面の曲率半径、
である。
第1の変倍光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折
力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とから構成された変倍光学系であって、
前記第2レンズ群は1枚の正レンズからなり、
前記正レンズは、前記第1レンズ群及び第3レンズ群に含まれる他のレンズの何れよりも屈折率が高い材料からなることを特徴とするものである。
以下、第1の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
変倍光学系としては、負正負正のパワー配置のものがある。この変倍光学系は、全長が固定された光学系を、少ないレンズ枚数かつ短い全長で実現できる。よって、負正負正のパワー配置の変倍光学系では、コンパクトかつ低コストな光学系が実現できる。
その場合に、第2レンズ群を正レンズ1枚で実現するのが好ましい。このようにすることで、より少ない枚数で光学系を構成できるため、小型化できる上に、低コストになる。また、第2レンズ群を移動させて変倍あるいは合焦を行う際にも、第2レンズ群を軽量化できる。そのため、レンズ群の移動のためのアクチュエーター等の移動機構も小型化でき、ユニット全体としてもコンパクト化できる。
第2レンズ群の正レンズが大きなパワーを持つことで、第2レンズ群の移動量が小さくなりコンパクトな光学系が実現できる。しかしながら、ペッツバール和が大きくなり、像面湾曲が大きくなってしまう。そのため、第2レンズ群の正レンズの屈折率を、第1レンズ群及び第3レンズ群に含まれる他のレンズの何れよりも高くすることが好ましい。このようにすると、ペッツバール和が小さくなり、コンパクトでありながら像面湾曲を効果的に抑えることができる。
第2の変倍光学系は、第1の変倍光学系において、前記第1レンズ群に含まれる少なくとも1枚の負レンズは、物体側の面に非球面を有することを特徴とするものである。
以下、第2の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
広角端では、第1レンズ群での光線高が高い。そこで、負レンズの物体側に非球面を設けることが好ましい。このようにすることで、コマ収差等の軸外収差を良好に補正できる。
また、望遠端では、第1レンズ群での光束径は大きい。そこで、負レンズの物体側に非球面を設けることが好ましい。このようにすることで、球面収差等を良好に補正できる。
第3の変倍光学系は、第1、第2の変倍光学系において、前記第1レンズ群に含まれる少なくとも1枚の負レンズは、像側の面に非球面を有することを特徴とするものである。
以下、第3の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
広角端では、第1レンズ群での光線高が高い。そこで、負レンズの像側に非球面を設けることが好ましい。このようにすることで、非点収差等の軸外収差を良好に補正できる。
また、望遠端では、第1レンズ群での光束径は大きい。そこで、負レンズの像側に非球面を設けることが好ましい。このようにすることで、球面収差等を良好に補正できる。
第4の変倍光学系は、第1〜第3の変倍光学系において、前記第1レンズ群に含まれる少なくとも1枚の負レンズは、樹脂材料で製作されたレンズであることを特徴とするものである。
以下、第4の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。樹脂材料のレンズは、ガラスより低コストで製作できる。よって、第1レンズ群に含まれる少なくとも1枚の負レンズは、樹脂材料で製作するのが良い。
第5の変倍光学系は、第1〜第4の変倍光学系において、前記第1レンズ群に含まれる少なくとも1枚の負レンズが、以下の条件式を満たす材料により製作されていることを特徴とするものである。
40<νd1<100 ・・・(1)
ただし、νd1:第1レンズ群の負レンズのアッベ数、
である。
以下、第5の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
第1レンズ群は負のパワーを有するので、特に広角端で大きな倍率色収差が発生する。しかも、第1レンズ群を負レンズ1枚で構成すると、コンパクト化の点で有利であるが、
第1レンズ群に正レンズを配置して倍率色収差の発生量を抑えることはできない。そこで、第1レンズ群の負レンズが(1)の条件式を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、倍率色収差の発生量を小さくできる。条件式(1)の上限値の100を越えると、材料が存在しない。下限値の40を下回る、第1レンズ群で発生する倍率色収差が大きくなりすぎる。そのため、全系で倍率色収差を抑制するには、多くのレンズ枚数が必要となってしまう。
さらに、次の条件式(1−2)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、倍率色収差の発生量を小さくできる。
50<νd1<100 ・・・(1−2)
さらに、次の条件式(1−3)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、倍率色収差の発生量をより小さくできる。
55<νd1<100 ・・・(1−3)
第6の変倍光学系は、第1〜第5の変倍光学系において、前記第1レンズ群に含まれる少なくとも1枚の負レンズが、以下の条件式を満たすことを特徴とするものである。
0.5<|f1 |/fw <5 ・・・(2)
ただし、f1 :第1レンズ群の負レンズの焦点距離、
fw :広角端における全系の換算焦点距離であり、
fw =(Yh ×0.6)/ tanωで定義され、
Yh :最大像高、
ω:最大像高の60%位置に入射する光線の半画角、
である。
以下、第6の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
第1レンズ群では、レンズ径が、第2レンズ群や第3レンズ群と比較して大きくなる。そこで、第1レンズ群にパワーを持たせることで、入射瞳位置はより物体側に位置させることができる。その結果、レンズ有効径を小さくできるだけでなく、レンズ全長も短くできる。このとき、(2)の条件式を満たすことで、性能を良好に保ったままレンズ有効径やレンズ全長を小さくできる。条件式(2)の上限値の5を越えると、負のパワーが強くなりすぎてしまい、広角端で発生するコマ収差や望遠端で発生する非点収差等が大きくなる。よって、上限値を越えることは、収差補正上好ましくない。条件式(2)の下限値の0.5を下回ると、負のパワーが弱くなってしまい、レンズ有効径やレンズ全長を十分に小さくできない。よって、下限値を下回るのは好ましくない。
さらに、次の条件式(2−2)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、性能を良好に保ったままレンズ有効径やレンズ全長を小さくできる。
1<|f1 |/fw <3 ・・・(2−2)
さらに、次の条件式(2−3)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、性能をより良好に保ったままレンズ有効径やレンズ全長をさらに小さくできる。
1.4<|f1 |/fw <2.5 ・・・(2−3)
第7の変倍光学系は、第1〜第6の変倍光学系において、前記第1レンズ群が少なくとも1枚の正レンズを有することを特徴とするものである。
以下、第7の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
第1レンズ群では、レンズ径が、第2レンズ群や第3レンズ群と比較して大きくなる。この場合、第1レンズ群の負の屈折力を大きくすることで、入射瞳位置をより物体側に位置させることができる。その結果、レンズ有効径を小さくできるだけでなく、レンズ全長を短くできる。しかし、第1レンズ群の負レンズのパワーが大きくなると、倍率色収差が大きくなる。これは、収差補正上好ましくない。そこで、第1レンズ群に正レンズを配置することが好ましい。このようにすることで、第1レンズ群の倍率色収差量を小さくできる。
第8の変倍光学系は、第7の変倍光学系において、前記正レンズは最も像側に配置されていることを特徴とするものである。
以下、第8の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。第1レンズ群
の最も像側を正レンズとすることで、変倍に伴う球面収差やコマ収差・倍率色収差等諸収差の変動を抑制できる。
第9の変倍光学系は、第1〜第8の変倍光学系において、前記第1レンズ群が、以下の条件式を満たすことを特徴とするものである。
−10<SFG1<3 ・・・(3)
ただし、SFG1:第1レンズ群のシェイピングファクターであり、
SFG1=(rG11 +rG12 )/(rG11 −rG12 )で定義され、
rG11 :第1レンズ群の最も物体側の面の曲率半径、
rG12 :第1レンズ群の最も像側の面の曲率半径、
である。
以下、第9の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
第1レンズ群では、レンズ径が、第2レンズ群や第3レンズ群と比較して大きくなる。このとき、第1レンズ群にパワーを持たせることで、入射瞳位置をより物体側に位置させることができる。その結果、レンズ有効径を小さくできるだけでなく、レンズ全長を短くできる。そして、(3)の条件式を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、性能を良好に保ったままレンズ有効径を小さくできる。条件式(3)の上限値の3を越えると、物体側の面の正のパワーが大きくなり、入射瞳位置はより像側に位置することになる。そのため、レンズ有効径が大きくなってしまう。よって、上限値を越えるのは好ましくない。条件式(3)の下限値の−10を下回ると、物体側の負のパワーが強くなりすぎてしまう。この場合、広角端で発生するコマ収差や望遠端で発生する非点収差等が大きくなる。よって、下限値を下回るのは、収差補正上好ましくない。
さらに、次の条件式(3−2)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、性能を良好に保ったままレンズ有効径を小さくできる。
−1<SFG1<1.5 ・・・(3−2)
さらに、次の条件式(3−3)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、より性能を良好に保ったまま、レンズ有効径をさらに小さくできる。
−0.5<SFG1<1 ・・・(3−3)
第10の変倍光学系は、第1〜第9の変倍光学系において、前記第2レンズ群の正レンズが、物体側に非球面を有することを特徴とするものである。
以下、第10の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。第2レンズ群での光束径は大きい。そこで、正レンズの物体側に非球面を設けることが好ましい。このようにすることにより、特に広角端での球面収差等を良好に補正できる。
第11の変倍光学系は、第1〜第10の変倍光学系において、前記第2レンズ群の正レンズが、像側に非球面を有することを特徴とするものである。
以下、第11の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
第2レンズ群での光束径は大きい。そこで、正レンズの像側に非球面を設けることが好ましい。このようにすることにより、特に広角端での球面収差等を良好に補正できる。
また、第2レンズ群の正レンズが大きなパワーを持つことで、第2レンズ群の移動量が小さくなる。この結果、コンパクトな光学系が実現できる。しかしながら、第2レンズ群での正レンズが大きなパワーを持つと、非点収差やコマ収差等が大きく発生してしまう。そこで、正レンズの像側に非球面を設けることが好ましい。このようにすることにより、特に広角端でのコマ収差や非点収差等を良好に補正できる。
第12の変倍光学系は、第1〜第11の変倍光学系において、前記第2レンズ群が以下の条件式を満たすことを特徴とするものである。
−5<SF2 <1 ・・・(4)
ただし、SF2 :第2レンズ群の正レンズのシェイピングファクターであり、
SF2 =(r21+r22)/(r21−r22)で定義され、
r21:第2レンズ群の正レンズの物体側の面の曲率半径、
r22:第2レンズ群の正レンズの像側の面の曲率半径、
である。
以下、第12の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
第2レンズ群の正レンズが条件式(4)を満たすと、像側の面の正の屈折力を小さくできるので、次の(1)(2)のような効果がある。(1)主点位置が第1レンズ群側に移動し、第1レンズ群と第2レンズ群の主点間隔が短縮でき、レンズ全長の短縮につながる。(2)第2レンズ群の倍率を大きくできるので、変倍に伴う第2レンズ群の移動量を小さくでき、全長の短縮につながる。
条件式(4)の上限値の1を越えると、像側の面の正の屈折力が大きくなる。この場合、第2レンズ群の倍率が小さくなるので、変倍比が小さくなってしまう。若しくは、同じ変倍比を得るには、変倍に伴う第2レンズ群の移動量が大きくなってしまう。下限値の−5を下回ると、物体側の面で発生する非点収差と像側の面で発生するコマ収差が共に大きくなりすぎしまう。そのため、補正により多くのレンズが必要となる。
さらに、次の条件式(4−2)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、光学系のコンパクト化が実現できる。
−1<SF2 <0.5 ・・・(4−2)
さらに、次の条件式(4−3)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、より光学系のコンパクト化が実現できる。
−0.5<SF2 <0 ・・・(4−3)
第13の変倍光学系は、第1〜第12の変倍光学系において、前記第2レンズ群の正レンズが、以下の条件式を満たす材料により製作されていることを特徴とするものである。
35<νd2<100 ・・・(5)
ただし、νd2:第2レンズ群の正レンズのアッベ数、
である。
以下、第13の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
第2レンズ群の正レンズが大きなパワーを持つことで、第2レンズ群の移動量が小さくなる。その結果、コンパクトな光学系が実現できる。しかしながら、第2レンズ群での正レンズが大きなパワーを持つと、それに伴い軸上色収差が大きく発生してしまう。そこで、第2レンズ群の正レンズが(5)の条件式を満たすことが好ましい。この条件を満足すると、軸上色収差の発生量を小さくできる。条件式(5)の上限値の100を越えると、材料が存在しない。下限値の35を下回ると、第2レンズ群で発生する軸上色収差が大きくなりすぎる。そのため、全系で軸上色収差を抑制するには、多くのレンズ枚数が必要となってしまう。よって、下限値を下回ることは、好ましくない。
さらに、次の条件式(5−2)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、軸上色収差の発生量を小さくできる。
40<νd2<100 ・・・(5−2)
さらに、次の条件式(5−3)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、軸上色収差の発生量をさらに小さくできる。
45<νd2<100 ・・・(5−3)
第14の変倍光学系は、第1〜第13の変倍光学系において、前記第2レンズ群の正レンズが、以下の条件式を満たすことを特徴とするものである。
0.3<|f2 |/fw <1.3 ・・・(6)
ただし、f2 :第2レンズ群の正レンズの焦点距離、
fw :広角端における全系の換算焦点距離であり、
fw =(Yh ×0.6)/ tanωで定義され、
Yh :最大像高、
ω:最大像高の60%位置に入射する光線の半画角、
である。
以下、第14の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
第2レンズ群の正レンズが大きなパワーを持つことで、第2レンズ群の移動量が小さくなる。その結果、コンパクトな光学系が実現できる。しかしながら、第2レンズ群での正レンズが大きなパワーを持つと、それに伴い軸上色収差やコマ収差、非点収差等が大きく
発生してしまう。そこで、(6)の条件式を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、性能を良好に保ったままコンパクトな光学系を実現できるので好ましい。条件式(6)の上限値の1.3を越えると、正のパワーが強くなりすぎてしまう。この場合、軸上色収差や広角端でのコマ収差・非点収差等が大きくなる。よって、上限値を越えることは、収差補正上好ましくない。条件式(6)の下限値の0.3を下回ると、正のパワーが弱くなってしまう。この場合、第2レンズ群の移動量が大きくなるので、レンズ全長を十分に小さくできない。よって、下限値を下回るのは好ましくない。
さらに、次の条件式(6−2)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、性能を良好に保ったままレンズ有効径やレンズ全長を小さくできる。
0.4<|f2 |/fw <1 ・・・(6−2)
さらに、次の条件式(6−3)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、性能を良好に保ったままレンズ有効径やレンズ全長をさらに小さくできる。
0.5<|f2 |/fw <0.9 ・・・(6−3)
第15の変倍光学系は、第1〜第14の変倍光学系において、前記第2レンズ群の正レンズが、以下の条件式を満たす材料により製作されていることを特徴とするものである。
−30×10-6<dn2 /dT<50×10-6 ・・・(7)
ただし、dn2 /dT:第2レンズ群の正レンズのd線における屈折率の温度係数[℃-1
]、
である。
以下、第15の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
第2レンズ群の正レンズが大きなパワーを持つと、第2レンズ群の移動量が小さくなる。その結果、コンパクトな光学系が実現できる。しかし、温度が変化したときの屈折率変化の影響も大きくなり、性能劣化を招いてしまう。ここで、屈折率変化をキャンセルできるように、第2レンズ群を複数のレンズで構成しようとすると、第2レンズ群の全長が長くなって光学系の小型化ができない。そこで、光学系が条件式(7)を満たすことが好ましい。この条件を満足すると、温度が変化したときの屈折率の変化量が小さくなり、性能劣化を有効に防ぎながら小型化を実現できる。条件式(7)の上限値の50×10-6 越えるか、あるいは下限値の−30×10-6を下回ると、何れも温度が変化したときの屈折率変化が大きくなり、良好な性能を得られなくなる。
さらに、次の条件式(7−2)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、温度が変化したときの屈折率の変化量をより小さく抑えられる。
−20×10-6<dn2 /dT<30×10-6 ・・・(7−2)
さらに、次の条件式(7−3)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、温度が変化した時の屈折率の変化量をさらに小さく抑えられる。
−10×10-6<dn2 /dT<10×10-6 ・・・(7−3)
第16の変倍光学系は、第1〜第15の変倍光学系において、前記第3レンズ群の少なくとも1枚の負レンズが、樹脂材料で製作されたレンズであることを特徴とするものである。
以下、第16の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。樹脂材料のレンズは、ガラスより低コストでレンズを製作できる。よって、第3レンズ群の少なくとも負レンズが樹脂で製作されているのが良い。
第17の変倍光学系は、第1〜第16の変倍光学系において、前記第3レンズ群の少なくとも1枚の負レンズが、以下の条件式を満たすことを特徴とするものである。
−1<SF3 <10 ・・・(8)
ただし、SF3 :第3レンズ群の負レンズのシェイピングファクターであり、
SF3 =(r31+r32)/(r31−r32)で定義され、
r31:第3レンズ群の負レンズの物体側の面の曲率半径、
r32:第3レンズ群の負レンズの像側の面の曲率半径、
である。
以下、第17の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
条件式(8)を満たすことで、第3レンズ群の負レンズの主点位置がより物体側となる。そのため、第2レンズ群と第3レンズ群との主点間隔が短縮できるので、レンズ全長の短縮につながる。条件式(8)の上限値の10を越えると、像側の面で発生する非点収差等諸収差の変動が大きくなる。よって、上限値を越えることは、収差補正上好ましくない。下限値の−1を下回ると、第3レンズ群の負レンズの主点位置が像側に位置する。そのため、第2レンズ群と第3レンズ群との主点間隔が長くなってしまい、レンズ全長も増大する。よって、下限値を下回ることは好ましくない。
さらに、次の条件式(8−2)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、光学系のコンパクト化が実現できる。
−0.5<SF3 <5 ・・・(8−2)
さらに、次の条件式(8−3)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、より光学系のコンパクト化が実現できる。
0<SF3 <2 ・・・(8−3)
第18の変倍光学系は、第1〜第17の変倍光学系において、前記第3レンズ群の少なくとも1枚の負レンズが、以下の条件式を満たす材料により製作されていることを特徴とするものである。
0<νd3<45 ・・・(9)
ただし、νd3:第3レンズ群の負レンズのアッベ数、
である。
以下、第18の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
コンパクト化のためには、第1レンズ群のレンズ枚数も少ない方がよい。特に、1枚の負レンズで第1レンズ群を構成するとよい。しかし、第1レンズ群を1枚の負レンズで構成すると、倍率色収差が大きく発生してしまう。また、第2レンズ群では軸上色収差が発生する。そこで、条件式(9)を満たすことで、第1レンズ群を1枚の負レンズで構成しても、良好に倍率色収差を補正できる。また、それだけではなく、第2レンズ群で発生した軸上色収差も良好に補正できる。条件式(9)の上限値の45を越えると、第1レンズ群で発生した倍率色収差及び第2レンズ群で発生した軸上色収差を良好に補正できなくなる。よって上限値を越えることは、収差補正上好ましくない。特に、第2レンズ群で発生した軸上色収差を補正できないと、変倍に伴う軸上色収差の変動が大きくなってしまう。そうなると、画像中心での画質が大きく劣化する。よって、上限値を越えることは好ましくない。下限値の0を下回ると、材料が存在しない。
さらに、次の条件式(9−2)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、第1レンズ群と第2レンズ群で発生した色収差をより良好に補正できる。
0<νd3<40 ・・・(9−2)
さらに、次の条件式(9−3)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、第1レンズ群と第2レンズ群で発生した色収差をさらに良好に補正できる。
0<νd3<35 ・・・(9−3)
第19の変倍光学系は、第1〜第18の変倍光学系において、前記第4レンズ群の少なくとも1枚の正レンズが、樹脂材料で製作されていることを特徴とするものである。
以下、第19の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。樹脂材料のレンズは、ガラスより低コストでレンズを製作できる。よって、第4レンズ群の少なくとも1枚の正レンズが樹脂材料で製作されているのが好ましい。
第20の変倍光学系は、第1〜第19の変倍光学系において、前記第4レンズ群の少なくとも1枚の正レンズが、以下の条件式を満たすことを特徴とするものである。
−1<SF4 <10 ・・・(10)
ただし、SF4 :第4レンズ群の正レンズのシェイピングファクターであり、
SF4 =(r41+r42)/(r41−r42)で定義され、
r41:第4レンズ群の正レンズの物体側の面の曲率半径、
r42:第4レンズ群の正レンズの像側の面の曲率半径、
である。
以下、第20の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
第3レンズ群で発生する収差量を小さくするには、第3レンズ群での光線高が小さいのが好ましい。このとき、第4レンズ群が条件式(10)を満たすことが良い。この条件を満足すると、物体側の面の正の屈折力が小さくなる。その結果、物体側の面でのコマ収差や非点収差等の発生量を小さくできる。条件式(10)の上限の10を越えると、物体側の面の負の屈折力が大きくなりすぎる。この場合、コマ収差や非点収差等が補正過剰となり、条件式(10)を満たす場合とは逆符号側に、これらの収差が大きく発生してしまう。また、偏心感度も大きくなり好ましくない。その下限値の−1を下回ると、物体側の面の正の屈折力が大きくなる。この場合、コマ収差や非点収差等諸収差の発生量が大きくなってしまう。そうなると、補正するにはより多くのレンズ枚数が必要となる。よって、下限値を下回ることは好ましくない。
さらに、次の条件式(10−2)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、諸収差の発生量をより小さくできる。
0<SF4 <7 ・・・(10−2)
さらに、次の条件式(10−3)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、諸収差の発生量をさらに小さくできる。
0.5<SF4 <4 ・・・(10−3)
第21の変倍光学系は、第1〜第20の変倍光学系において、前記第4レンズ群少なくとも1枚の正レンズが、以下の条件式を満たす材料により製作されていることを特徴とするものである。
40<νd4<100 ・・・(11)
ただし、νd4:第4レンズ群の正レンズのアッベ数、
である。
以下、第21の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
コンパクト化のためには、第1レンズ群のレンズ枚数も少ない方がよい。特に、1枚の負レンズで第1レンズ群を構成するとよい。しかし、第1レンズ群を1枚の負レンズで構成すると、特に広角端で倍率色収差が大きく発生する。ここで、第3レンズ群の負の屈折力でこの倍率色収差を補正するようにすると、望遠端で補正過剰となる。そこで条件式(11)を満たすのがよい。この条件を満足することで、望遠端での補正過剰による倍率色収差の発生を良好に抑制することができる。条件式(11)の上限値の100を越えると、材料が存在しない。下限値の40を下回ると、望遠端で発生する倍率色収差を抑制できなくなる。この場合、補正するには、より多くのレンズ枚数が必要となる。よって、下限値を下回ることは好ましくない。
さらに、次の条件式(11−2)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、倍率色収差の発生をより良好に抑制することができる。
45<νd4<100 ・・・(11−2)
さらに、次の条件式(11−3)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、倍率色収差の発生をさらに良好に抑制することができる。
50<νd4<100 ・・・(11−3)
第22の変倍光学系は、第1〜第21の変倍光学系において、前記第1レンズ群の光軸方向の位置が、変倍時に固定であることを特徴とするものである。
以下、第22の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。第1レンズ群の光軸方向の位置が変倍時に固定であると、アクチュエーター等の移動手段の数を減らすことができる。その結果、移動手段等を含む全体の小型化、及び、低コスト化がさらに可能となる。
第23の変倍光学系は、第1〜第22の変倍光学系において、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が、変倍時に一定であることを特徴とするものである。
以下、第23の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
第2レンズ群と第3レンズ群が大きなパワーを持つと、第2レンズ群と第3レンズ群の移動量が小さくなる。よって、この点で好ましい。しかしながら、偏心感度も大きくなっ
て、性能の劣化が起こりやすくなる。そこで、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔を変倍時に一定とするのが好ましい。このようにすると、第2レンズ群と第3レンズ群を一体で移動させるため、第2レンズ群と第3レンズ群の相対偏心の発生を抑えることができる。その結果、性能劣化を効果的に抑えることができる。
第24の変倍光学系は、第1〜第23の変倍光学系において、以下の条件式を満たすことを特徴とするものである。
−35<DTmin <20 ・・・(12)
ただし、DTmin :歪曲収差量[%]、
である。
以下、第24の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
歪曲収差を電気的に補正し広画角化する場合、条件式(12)を満たすのが好ましい。この条件を満足することで、電気的に歪曲収差を補正した際、良好な画質で広画角化が実現できる。条件式(12)の上限値の20%を越えると、広角端でプラスの歪曲収差が発生することになる。この場合、歪曲収差を電気的に補正しても広画角化は実現できない。下限値の−30%を下回ると、画像最周辺の引き伸ばし倍率が大きくなる。そのため、歪曲収差を電気的に補正した後の画像が粗くなる。よって、下限値を下回ることは好ましくない。なお、広角端でマイナスの歪曲収差を発生させるとよい。なお、図15(a)〜(d)に、DTmin の例を示す。図15(a)〜(d)は歪曲収差を示す収差図である。
さらに、次の条件式(12−2)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、画像を粗くしないままで広画角化できる。
−30<DTmin <0 ・・・(12−2)
さらに、次の条件式(12−3)を満たすことが好ましい。この条件を満足することで、画像を粗くしないままでより広画角化できる。
−27<DTmin <−5 ・・・(12−3)
第25の変倍光学系は、第1〜第24の変倍光学系において、光学系で発生する歪曲収差を電気的に補正することを特徴とするものである。
以下、第25の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
歪曲収差を光学系で良好に補正しようとすると、レンズ枚数が増え光学系が大型化する。光学系で補正し切れない歪曲収差を電気的に補正することで、光学系をよりコンパクトにすることができ好ましい。
レトロフォーカスタイプは広角端での負の歪曲収差が大きいので、電気的に像歪を補正する際に広画角化・高倍率化しやすい。よって、光学系としては、レトロフォーカスタイプが好ましい。
第26の変倍光学系は、第1〜第25の変倍光学系において、光学系で発生する倍率色収差を電気的に補正することを特徴とするものである。
以下、第26の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
第1レンズ群を1枚の負レンズで構成することにより、広角端で大きく倍率色収差が発生する。この時、光学系で倍率色収差を良好に補正しようとすると、レンズ枚数が増え光学系が大型化する。そこで、光学系で補正し切れない倍率色収差を、電気的に補正することが好ましい。このようにすることで、光学系をよりコンパクトにすることができる。なお、倍率の色収差を電気的に補正するには、各色ごとの像の大きさを一致させればよい。像の大きさの変更は、、像面湾曲の補正方法を利用すればよい。
第27の変倍光学系は、第1〜第26の変倍光学系において、光学系を構成する少なくとも1つの光学素子の光学材料として有機無機複合材料を用いることを特徴とするものである。
以下、第27の変倍光学系において上記構成をとる理由と作用を説明する。
光学素子の光学材料として有機無機複合材料を用いると、有機成分と無機成分の種類と存在量比率に応じて、種々の光学特性(屈折率、波長分散性)が発現するようになる(得られる)。このことから、有機成分と無機成分を任意の比率で配合することで、種々の光学特性が得られるようになり、より少ない枚数すなわち低コスト・小型で諸収差を補正で
きる。
第28の変倍光学系は、第27の変倍光学系において、前記有機無機複合体は、ジルコニアのナノ粒子を含むことを特徴とするものである。
第29の変倍光学系は、第27の変倍光学系において、前記有機無機複合体は、ジルコニアとアルミナのナノ粒子を含むことを特徴とするものである。
第30の変倍光学系は、第27の変倍光学系において、前記有機無機複合体は、ニオブ酸化物のナノ粒子を含むことを特徴とするものである。
第31の変倍光学系は、第27の変倍光学系において、前記有機無機複合体は、ジルコニウムアルコキシドの加水分解物とアルミナのナノ粒子を含むことを特徴とするものである。
第28〜第31の変倍光学系において、上記構成をとる理由とその作用を説明する。これらの材料のナノ粒子は、無機成分の例示である。そして、このようなナノ粒子を有機成分のプラスチック中に所定の存在量比率で分散させることにより、種々の光学特性(屈折率、波長分散性)を発現させることができる。
また、電子機器は、第1〜第31の変倍光学系と、その像側に配された電子撮像素子とを有することを特徴とするものである。
上記の電子機器において、上記構成をとる理由とその作用を説明する。以上の変倍光学系は、小型で低コストなものである。よって、このような変倍光学系を撮像光学系として搭載した電子機器において、機器の小型化・低コスト化を図ることができる。なお、電子機器としては、デジタルカメラ、ビデオカメラ、デジタルビデオユニット、パーソナルコンピュータ、モバイルコンピュータ、携帯電話、情報携帯端末等がある。
次に、以下に本発明の変倍光学系(ズームレンズ)の実施例1〜7について、図面を参照して説明する。実施例1〜7の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)の光軸に沿うレンズ断面図を、それぞれ図1〜図7に示す。各図中、G1は第1レンズ群、Sは開口絞り、G2は第2レンズ群、G3は第3レンズ群、G4は第4レンズ群、Fは近赤外カットフィルター、ローパスフィルター、電子撮像素子のカバーガラス等の平行平面板群、Iは像面を示す。また、実施例1〜7の無限遠物点合焦時の広角端(a)、中間状態(b)、望遠端(c)の球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)の収差図をそれぞれ図8〜図14に示す。なお、これら収差図中において、“FIY”は像高を表す。
+A4 y4 +A6 y6 +A8 y8
ただし、rは近軸曲率半径、Kは円錐係数、A4 、A6 、A8 はそれぞれ4次、6次、8次の非球面係数である。
実施例1
r1 = -6.183 (非球面) d1 = 0.50 nd1 =1.52542 νd1 =55.78
r2 = 5.256 (非球面) d2 = (可変)
r3 = ∞(絞り) d3 = 0.11
r4 = 2.506 (非球面) d4 = 1.40 nd2 =1.69350 νd2 =53.21
r5 = -3.911 (非球面) d5 = (可変)
r6 = -10.763 d6 = 0.69 nd3 =1.60687 νd3 =27.03
r7 = 2.550 (非球面) d7 = (可変)
r8 = -10.931 d8 = 0.93 nd4 =1.52542 νd4 =55.78
r9 = -3.297 (非球面) d9 = 1.47
r10= ∞ d10= 0.50 nd5 =1.51633 νd5 =64.14
r11= ∞
非球面係数
第1面
K = -8.832
A4 = -1.6811 ×10-2
A6 = 4.6095 ×10-3
A8 = -3.7318 ×10-4
第2面
K = 2.683
A4 = -1.7005 ×10-2
A6 = 4.8706 ×10-3
A8 = -8.7160 ×10-5
第4面
K = -1.446
A4 = 7.1820 ×10-3
A6 = -1.3597 ×10-3
A8 = -8.9543 ×10-4
第5面
K = 4.998
A4 = 3.1231 ×10-2
A6 = -3.7519 ×10-3
A8 = 3.3416 ×10-3
第7面
K = 0.398
A4 = -6.3058 ×10-3
A6 = 1.3348 ×10-2
A8 = -2.0305 ×10-3
第9面
K = -5.648
A4 = -1.2285 ×10-2
A6 = 1.4116 ×10-3
A8 = -1.5701 ×10-4
ズームデータ(∞)
WE ST TE
tanω 0.464 0.268 0.155
f (mm) 2.912 5.044 8.737
FNO 2.80 3.62 4.70
d2 3.80 2.08 0.29
d5 0.38 0.39 0.72
d7 0.99 2.71 4.17
Yh =2.25mm 。
実施例2
r1 = -32.606 (非球面) d1 = 0.50 nd1 =1.52542 νd1 =55.78
r2 = 2.845 (非球面) d2 = (可変)
r3 = ∞(絞り) d3 = -0.16
r4 = 1.761 (非球面) d4 = 1.00 nd2 =1.74320 νd2 =49.34
r5 = -3.652 (非球面) d5 = (可変)
r6 = -8.689 d6 = 0.50 nd3 =1.60687 νd3 =27.03
r7 = 1.972 (非球面) d7 = (可変)
r8 = -7.397 d8 = 0.90 nd4 =1.52542 νd4 =55.78
r9 = -2.804 (非球面) d9 = 1.04
r10= ∞ d10= 0.50 nd5 =1.51633 νd5 =64.14
r11= ∞
非球面係数
第1面
K = 339.509
A4 = -5.0584 ×10-2
A6 = 1.5427 ×10-2
A8 = -1.3268 ×10-3
第2面
K = -2.129
A4 = -5.2582 ×10-2
A6 = 1.7185 ×10-2
A8 = 1.0183 ×10-3
第4面
K = -0.740
A4 = 1.7275 ×10-2
A6 = -3.1227 ×10-3
A8 = 1.7476 ×10-2
第5面
K = -0.368
A4 = 6.5061 ×10-2
A6 = -2.4639 ×10-2
A8 = 4.5010 ×10-2
第7面
K = 1.724
A4 = -3.3630 ×10-2
A6 = 3.5465 ×10-2
A8 = -2.4462 ×10-2
第9面
K = 0.404
A4 = 1.3104 ×10-2
A6 = -2.7380 ×10-3
A8 = 3.2071 ×10-4
ズームデータ(∞)
WE ST TE
tanω 0.464 0.328 0.232
f (mm) 2.912 4.119 5.824
FNO 2.80 3.30 3.92
d2 2.03 1.23 0.36
d5 0.12 0.10 0.16
d7 0.73 1.55 2.36
Yh =2.25mm 。
実施例3
r1 = -9.655 (非球面) d1 = 0.50 nd1 =1.49700 νd1 =81.54
r2 = 4.784 (非球面) d2 = (可変)
r3 = ∞(絞り) d3 = 0.08
r4 = 2.585 (非球面) d4 = 1.21 nd2 =1.69350 νd2 =53.21
r5 = -3.456 (非球面) d5 = (可変)
r6 = -9.610 d6 = 1.01 nd3 =1.60687 νd3 =27.03
r7 = 2.239 (非球面) d7 = (可変)
r8 = -20.331 d8 = 1.08 nd4 =1.52542 νd4 =55.78
r9 = -3.315 (非球面) d9 = 1.20
r10= ∞ d10= 0.50 nd5 =1.51633 νd5 =64.14
r11= ∞
非球面係数
第1面
K = 0.000
A4 = -1.8649 ×10-2
A6 = 4.3938 ×10-3
A8 = -3.0112 ×10-4
第2面
K = 0.000
A4 = -2.1364 ×10-2
A6 = 4.9041 ×10-3
A8 = -5.0578 ×10-5
第4面
K = -2.226
A4 = 9.2902 ×10-3
A6 = -2.4966 ×10-3
A8 = 0
第5面
K = 0.000
A4 = 1.8077 ×10-2
A6 = -5.3925 ×10-3
A8 = 5.3371 ×10-4
第7面
K = -0.294
A4 = -2.2536 ×10-3
A6 = 1.2288 ×10-2
A8 = -1.1899 ×10-3
第9面
K = -0.992
A4 = 4.5567 ×10-3
A6 = -1.1044 ×10-3
A8 = 5.8436 ×10-5
ズームデータ(∞)
WE ST TE
tanω 0.464 0.271 0.155
f (mm) 2.912 4.982 8.737
FNO 2.80 3.66 4.83
d2 3.98 2.25 0.22
d5 0.28 0.22 0.39
d7 0.77 2.57 4.43
Yh =2.25mm 。
実施例4
r1 = -4.079 (非球面) d1 = 0.50 nd1 =1.49700 νd1 =81.54
r2 = 8.948 (非球面) d2 = 0.26
r3 = 6.961 d3 = 0.50 nd2 =1.58423 νd2 =30.49
r4 = 8.499 (非球面) d4 = (可変)
r5 = ∞(絞り) d5 = 0.05
r6 = 2.577 (非球面) d6 = 1.33 nd3 =1.69350 νd3 =53.21
r7 = -3.853 (非球面) d7 = (可変)
r8 = -7.684 d8 = 0.65 nd4 =1.60687 νd4 =27.03
r9 = 2.484 (非球面) d9 = (可変)
r10= -77.410 d10= 1.07 nd5 =1.52542 νd5 =55.78
r11= -3.896 (非球面) d11= 1.51
r12= ∞ d12= 0.50 nd6 =1.51633 νd6 =64.14
r13= ∞
非球面係数
第1面
K = -5.031
A4 = 9.1900 ×10-4
A6 = 2.3688 ×10-4
A8 = -2.0369 ×10-5
第2面
K = 0.000
A4 = 6.9305 ×10-3
A6 = -2.9645 ×10-4
A8 = 0
第4面
K = 3.002
A4 = -1.0237 ×10-4
A6 = 5.8425 ×10-4
A8 = 3.3321 ×10-5
第6面
K = -1.455
A4 = 7.1596 ×10-3
A6 = -7.5701 ×10-4
A8 = 7.2848 ×10-5
第7面
K = 4.302
A4 = 2.9455 ×10-2
A6 = -4.3530 ×10-3
A8 = 2.0768 ×10-3
第9面
K = 0.462
A4 = -9.8796 ×10-3
A6 = 1.1006 ×10-2
A8 = -4.9352 ×10-4
第11面
K = -2.202
A4 = 6.4804 ×10-4
A6 = -2.5619 ×10-4
A8 = -9.1878 ×10-6
ズームデータ(∞)
WE ST TE
tanω 0.464 0.268 0.155
f (mm) 2.912 5.044 8.737
FNO 2.80 3.64 4.70
d4 4.44 2.41 0.27
d7 0.30 0.29 0.51
d9 1.41 3.45 5.37
Yh =2.25mm 。
実施例5
r1 = -8.223 (非球面) d1 = 0.50 nd1 =1.52542 νd1 =55.78
r2 = 6.042 (非球面) d2 = (可変)
r3 = ∞(絞り) d3 = 0.00
r4 = 2.602 (非球面) d4 = 1.26 nd2 =1.74320 νd2 =49.34
r5 = -3.543 (非球面) d5 = (可変)
r6 = -8.926 d6 = 0.69 nd3 =1.68893 νd3 =31.07
r7 = 2.496 (非球面) d7 = (可変)
r8 = -13.204 d8 = 0.98 nd4 =1.52542 νd4 =55.78
r9 = -3.213 (非球面) d9 = 1.35
r10= ∞ d10= 0.50 nd5 =1.51633 νd5 =64.14
r11= ∞
非球面係数
第1面
K = -10.658
A4 = -1.3563 ×10-2
A6 = 2.8485 ×10-3
A8 = -1.7401 ×10-4
第2面
K = 1.931
A4 = -1.3665 ×10-2
A6 = 2.8113 ×10-3
A8 = 3.6936 ×10-5
第4面
K = -1.594
A4 = 6.3703 ×10-3
A6 = -1.4234 ×10-3
A8 = -8.5820 ×10-4
第5面
K = 3.729
A4 = 3.1487 ×10-2
A6 = -6.1491 ×10-3
A8 = 1.5899 ×10-3
第7面
K = 0.548
A4 = -9.0292 ×10-3
A6 = 1.2875 ×10-2
A8 = -1.1363 ×10-3
第9面
K = -3.124
A4 = -3.0035 ×10-3
A6 = 1.3365 ×10-4
A8 = -1.4921 ×10-5
ズームデータ(∞)
WE ST TE
tanω 0.464 0.268 0.155
f (mm) 2.912 5.044 8.737
FNO 2.80 3.67 4.80
d2 4.37 2.49 0.40
d5 0.22 0.16 0.29
d7 1.14 3.08 5.05
Yh =2.25mm 。
実施例6
r1 = 7.747 (非球面) d1 = 0.62 nd1 =1.49700 νd1 =81.54
r2 = 2.692 (非球面) d2 = (可変)
r3 = ∞(絞り) d3 = 0.00
r4 = 2.784 (非球面) d4 = 1.37 nd2 =1.69350 νd2 =53.21
r5 = -4.121 (非球面) d5 = (可変)
r6 = -8.694 d6 = 1.40 nd3 =1.60687 νd3 =27.03
r7 = 2.109 (非球面) d7 = (可変)
r8 = -583.06 d8 = 1.35 nd4 =1.52542 νd4 =55.78
r9 = -3.099 (非球面) d9 = 0.80
r10= ∞ d10= 0.50 nd5 =1.51633 νd5 =64.14
r11= ∞
非球面係数
第1面
K = 0.000
A4 = -3.1844 ×10-2
A6 = 4.5979 ×10-3
A8 = -2.2469 ×10-4
第2面
K = 0.000
A4 = -4.3997 ×10-2
A6 = 6.1072 ×10-3
A8 = -3.0480 ×10-4
第4面
K = -1.718
A4 = 6.1590 ×10-3
A6 = -3.5451 ×10-5
A8 = 0
第5面
K = 0.000
A4 = 1.4067 ×10-2
A6 = -1.3236 ×10-3
A8 = -4.0202 ×10-5
第7面
K = -0.880
A4 = 4.0675 ×10-3
A6 = 8.2640 ×10-3
A8 = 7.3958 ×10-4
第9面
K = -1.385
A4 = 7.2789 ×10-3
A6 = -1.6320 ×10-3
A8 = 1.0057 ×10-4
ズームデータ(∞)
WE ST TE
tanω 0.386 0.209 0.120
f (mm) 3.501 6.451 11.226
FNO 2.80 4.01 5.41
d2 5.14 2.76 0.30
d5 0.40 0.29 0.42
d7 0.73 3.22 5.56
Yh =2.25mm 。
実施例7
r1 = -10.830 (非球面) d1 = 0.50 nd1 =1.52542 νd1 =55.78
r2 = 5.001 (非球面) d2 = (可変)
r3 = ∞(絞り) d3 = 0.12
r4 = 2.379 (非球面) d4 = 1.40 nd2 =1.69350 νd2 =53.21
r5 = -4.330 (非球面) d5 = (可変)
r6 = -12.684 d6 = 0.50 nd3 =1.60687 νd3 =27.03
r7 = 2.616 (非球面) d7 = (可変)
r8 = -4.500 d8 = 0.89 nd4 =1.52542 νd4 =55.78
r9 = -2.437 (非球面) d9 = 0.80
r10= ∞ d10= 0.50 nd5 =1.51633 νd5 =64.14
r11= ∞
非球面係数
第1面
K = 1.353
A4 = -1.9133 ×10-2
A6 = 3.9701 ×10-3
A8 = -2.4010 ×10-4
第2面
K = -1.448
A4 = -2.0173 ×10-2
A6 = 4.1109 ×10-3
A8 = 1.4332 ×10-5
第4面
K = -1.242
A4 = 8.6803 ×10-3
A6 = -1.8366 ×10-3
A8 = 7.1887 ×10-4
第5面
K = 4.369
A4 = 3.0765 ×10-2
A6 = -9.1609 ×10-3
A8 = 3.5814 ×10-3
第7面
K = 0.376
A4 = -4.4877 ×10-3
A6 = 2.1909 ×10-2
A8 = -3.8175 ×10-3
第9面
K = -2.625
A4 = -7.2840 ×10-3
A6 = -3.3813 ×10-4
A8 = -2.7375 ×10-5
ズームデータ(∞)
WE ST TE
tanω 0.464 0.268 0.155
f (mm) 2.912 5.044 8.737
FNO 2.80 3.67 4.79
d2 4.15 1.89 0.28
d5 0.38 0.38 0.38
d7 1.06 2.32 4.73
Yh =2.25mm 。
実施例1 55.78 1.83 0.08 -0.22 53.21 0.83
実施例2 55.78 1.70 0.84 -0.35 49.34 0.60
実施例3 81.54 2.19 0.34 -0.14 53.21 0.80
実施例4 81.54 1.91 -0.35 -0.20 53.21 0.84
実施例5 55.78 2.25 0.15 -0.15 49.34 0.76
実施例6 81.54 2.47 2.07 -0.19 53.21 0.74
実施例7 55.78 2.21 0.37 -0.29 53.21 0.83
。
実施例1 3.2×10-6 0.62 27.03 1.86 55.78 -25.1
実施例2 6.2×10-6 0.63 27.03 2.22 55.78 -19.4
実施例3 3.2×10-6 0.62 27.03 1.39 55.78 -23.0
実施例4 3.2×10-6 0.51 23.78 1.11 55.78 -24.1
実施例5 6.2×10-6 0.56 31.07 1.64 55.78 -24.7
実施例6 3.2×10-6 0.61 27.03 1.01 55.78 -6.2
実施例7 3.2×10-6 0.66 27.03 3.36 55.78 -24.9
。
表1
┌────┬────┬────┬────┬────┬────┬─────┐
│ジルコニ│nd │νd │nC │nF │ng │ 備考 │
│ア含有量│ │ │ │ │ │ │
├────┼────┼────┼────┼────┼────┼─────┤
│ 0 │1.49236 │57.85664│1.48981 │1.49832 │1.50309 │アクリル │
│ │ │ │ │ │ │100 % │
├────┼────┼────┼────┼────┼────┼─────┤
│ 0.1 │1.579526│54.85037│1.57579 │1.586355│1.59311 │ │
├────┼────┼────┼────┼────┼────┼─────┤
│ 0.2 │1.662128│53.223 │1.657315│1.669756│1.678308│ │
├────┼────┼────┼────┼────┼────┼─────┤
│ 0.3 │1.740814│52.27971│1.735014│1.749184│1.759385│ │
├────┼────┼────┼────┼────┼────┼─────┤
│ 0.4 │1.816094│51.71726│1.809379│1.825159│1.836887│ │
├────┼────┼────┼────┼────┼────┼─────┤
│ 0.5 │1.888376│51.3837 │1.880807│1.898096│1.911249│ │
└────┴────┴────┴────┴────┴────┴─────┘
。
表2
┌───┬───┬────┬────┬────┬────┬────┬────┐
│AlsO3 │ZrOs │nd │νd │nC │nF │ng │ 備考 │
│存在率│存在率│ │ │ │ │ │ │
├───┼───┼────┼────┼────┼────┼────┼────┤
│0.1 │0.4 │1.831515│53.56672│1.824851│1.840374│1.851956│アクリレ│
│ │ │ │ │ │ │ │ート50%│
├───┼───┼────┼────┼────┼────┼────┼────┤
│0.2 │0.3 │1.772832│56.58516│1.767125│1.780783│1.790701│ │
├───┼───┼────┼────┼────┼────┼────┼────┤
│0.3 │0.2 │1.712138│60.97687│1.707449│1.719127│1.727275│ │
├───┼───┼────┼────┼────┼────┼────┼────┤
│0.4 │0.1 │1.649213│67.85669│1.645609│1.655177│1.661429│ │
├───┼───┼────┼────┼────┼────┼────┼────┤
│0.2 │0.2 │1.695632│58.32581│1.690903│1.702829│1.774891│ │
└───┴───┴────┴────┴────┴────┴────┴────┘
。
表3
┌───┬───┬────┬────┬────┬────┬────┐
│NbsO5 │AlsO3 │nd │νd │nC │nF │ng │
│含有量│含有量│ │ │ │ │ │
├───┼───┼────┼────┼────┼────┼────┤
│0.1 │ 0 │1.589861│29.55772│1.584508│1.604464│1.617565│
├───┼───┼────┼────┼────┼────┼────┤
│0.2 │ 0 │1.681719│22.6091 │1.673857│1.70401 │1.724457│
├───┼───┼────┼────┼────┼────┼────┤
│0.3 │ 0 │1.768813│19.52321│1.758673│1.798053│1.8251 │
├───┼───┼────┼────┼────┼────┼────┤
│0.4 │ 0 │1.851815│17.80818│1.839583│1.887415│1.920475│
├───┼───┼────┼────┼────┼────┼────┤
│0.5 │ 0 │1.931253│16.73291│1.91708 │1.972734│2.011334│
└───┴───┴────┴────┴────┴────┴────┘
。
表4
┌─────┬──────┬────┬────┬────┬────┐
│AlsOc(膜)│ジルコニアア│nd │νd │nC │nF │
│含有量 │ルコキシド │ │ │ │ │
├─────┼──────┼────┼────┼────┼────┤
│ 0 │ 0.3 │1.533113│58.39837│1.530205│1.539334│
├─────┼──────┼────┼────┼────┼────┤
│ 0.1 │ 0.27 │1.54737 │62.10192│1.544525│1.553339│
├─────┼──────┼────┼────┼────┼────┤
│ 0.2 │ 0.24 │1.561498│66.01481│1.558713│1.567219│
├─────┼──────┼────┼────┼────┼────┤
│ 0.3 │ 0.21 │1.575498│70.15415│1.572774│1.580977│
├─────┼──────┼────┼────┼────┼────┤
│ 0.4 │ 0.18 │1.589376│74.53905│1.586709│1.594616│
└─────┴──────┴────┴────┴────┴────┘
。
前記第2レンズ群は1枚の正レンズからなり、
前記正レンズは、前記第1レンズ群及び第3レンズ群に含まれる他のレンズの何れよりも屈折率が高い材料からなることを特徴とする変倍光学系。
ただし、νd1:第1レンズ群の負レンズのアッベ数、
である。
ただし、f1 :第1レンズ群の負レンズの焦点距離、
fw :広角端における全系の換算焦点距離であり、
fw =(Yh ×0.6)/ tanωで定義され、
Yh :最大像高、
ω:最大像高の60%位置に入射する光線の半画角、
である。
ただし、SFG1:第1ンズ群のシェイピングファクターであり、
SFG1=(rG11 +rG12 )/(rG11 −rG12 )で定義され、
rG11 :第1レンズ群の最も物体側の面の曲率半径、
rG12 :第1レンズ群の最も像側の面の曲率半径、
である。
ただし、SF2 :第2ンズ群の正レンズのシェイピングファクターであり、
SF2 =(r21+r22)/(r21−r22)で定義され、
r21:第2レンズ群の正レンズの物体側の面の曲率半径、
r22:第2レンズ群の正レンズの像側の面の曲率半径、
である。
ただし、νd2:第2レンズ群の正レンズのアッベ数、
である。
ただし、f2 :第2レンズ群の正レンズの焦点距離、
fw :広角端における全系の換算焦点距離であり、
fw =(Yh ×0.6)/ tanωで定義され、
Yh :最大像高、
ω:像面に配置される撮像素子の短辺端に入射する光線の半画角、
である。
ただし、dn2 /dT:第2レンズ群の正レンズのd線における屈折率の温度係数[℃-1 ]
である。
ただし、SF3 :第3ンズ群の負レンズのシェイピングファクターであり、
SF2 =(r31+r32)/(r31−r32)で定義され、
r31:第3レンズ群の負レンズの物体側の面の曲率半径、
r32:第3レンズ群の負レンズの像側の面の曲率半径、
である。
ただし、νd3:第3レンズ群の負レンズのアッベ数、
である。
ただし、SF4 :第4ンズ群の正レンズのシェイピングファクターであり、
SF4 =(r41+r42)/(r41−r42)で定義され、
r41:第4レンズ群の正レンズの物体側の面の曲率半径、
r42:第4レンズ群の正レンズの像側の面の曲率半径、
である。
ただし、νd4:第4レンズ群の正レンズのアッベ数、
である。
ただし、DTmin :歪曲収差量[%]
〔25〕 光学系で発生する歪曲収差を電気的に補正することを特徴とする上記1から24の何れか1項記載の変倍光学系。
G2…第2レンズ群
G3…第3レンズ群
G4…第4レンズ群
S…開口絞り
F…平行平面板群
I…像面
E…観察者眼球
1…ズームレンズ
2…CCD
3…撮像プロセス回路
4…A/D変換回路
5…画像メモリ
6…補間処理回路
7…D/Aコンバータ
8…TG(タイミング発生)回路
9…SSG(同期信号発生)回路
10…ライトコントロール回路
12A…リードコントロール回路
13A…補正量ROM
40…デジタルカメラ
41…撮影光学系
42…撮影用光路
43…ファインダー光学系
44…ファインダー用光路
45…シャッター
46…フラッシュ
47…液晶表示モニター
49…CCD
50…カバー部材
51…処理手段
52…記録手段
53…ファインダー用対物光学系
55…ポロプリズム
57…視野枠
59…接眼光学系
101…歪みのない状態の画面
102…光学歪みを持った画面
112…対物レンズ
113…鏡枠
114…カバーガラス
160…撮像ユニット
162…撮像素子チップ
166…端子
300…パソコン
301…キーボード
302…モニター
303…撮影光学系
304…撮影光路
305…画像
400…携帯電話
401…マイク部
402…スピーカ部
403…入力ダイアル
404…モニター
405…撮影光学系
406…アンテナ
407…撮影光路
Claims (3)
- 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とから構成された変倍光学系であって、
前記第2レンズ群は、前記第1レンズ群及び第3レンズ群に含まれる他のレンズの何れよりも屈折率が高い材料からなる1枚の正レンズからなり、
前記第4レンズ群の少なくとも1枚の正レンズが、以下の条件式を満たすことを特徴とする変倍光学系。
0.5<SF 4 <10 ・・・(10−4)
ただし、SF 4 :第4レンズ群の正レンズのシェイピングファクターであり、
SF 4 =(r 41 +r 42 )/(r 41 −r 42 )で定義され、
r 41 :第4レンズ群の正レンズの物体側の面の曲率半径、
r 42 :第4レンズ群の正レンズの像側の面の曲率半径、
である。 - 前記第4レンズ群の少なくとも1枚の前記正レンズが、以下の条件式を満たすことを特徴とする請求項1記載の変倍光学系。
0.5<SF 4 <4 ・・・(10−3) - 請求項1又は2記載の変倍光学系と、その像側に配された電子撮像素子とを有することを特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004187341A JP4468748B2 (ja) | 2004-06-09 | 2004-06-25 | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004171077 | 2004-06-09 | ||
JP2004187341A JP4468748B2 (ja) | 2004-06-09 | 2004-06-25 | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010005162A Division JP2010134473A (ja) | 2004-06-09 | 2010-01-13 | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006023323A JP2006023323A (ja) | 2006-01-26 |
JP2006023323A5 JP2006023323A5 (ja) | 2006-12-21 |
JP4468748B2 true JP4468748B2 (ja) | 2010-05-26 |
Family
ID=35796653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004187341A Expired - Fee Related JP4468748B2 (ja) | 2004-06-09 | 2004-06-25 | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4468748B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101990647B (zh) * | 2008-04-10 | 2012-07-04 | 株式会社腾龙 | 摄像透镜 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4794915B2 (ja) * | 2005-06-09 | 2011-10-19 | キヤノン株式会社 | ズームレンズおよびそれを有する撮像装置 |
JP4869704B2 (ja) * | 2005-11-14 | 2012-02-08 | 富士フイルム株式会社 | ズームレンズ |
JP2012203274A (ja) * | 2011-03-28 | 2012-10-22 | Sony Corp | 撮像装置および電子機器 |
JP6268792B2 (ja) * | 2013-08-02 | 2018-01-31 | 株式会社ニコン | ズームレンズ、光学装置、ズームレンズの製造方法 |
US9939621B2 (en) | 2013-08-02 | 2018-04-10 | Nikon Corporation | Zoom lens, optical apparatus, and method for manufacturing the zoom lens |
CN108061958A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-05-22 | 昆山慕藤光精密光学仪器有限公司 | 变倍镜头中的滑动变倍系统 |
-
2004
- 2004-06-25 JP JP2004187341A patent/JP4468748B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101990647B (zh) * | 2008-04-10 | 2012-07-04 | 株式会社腾龙 | 摄像透镜 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006023323A (ja) | 2006-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4938068B2 (ja) | 電子撮像装置 | |
JP5846792B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置 | |
JP5289922B2 (ja) | 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 | |
JP5084285B2 (ja) | 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 | |
JP5424553B2 (ja) | 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 | |
JP4477336B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを用いた電子撮像装置 | |
JP5450256B2 (ja) | 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 | |
JP2012003077A (ja) | 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 | |
JP2005156830A (ja) | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 | |
JP4839159B2 (ja) | 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 | |
JP4947990B2 (ja) | 撮像装置及びそれを備えた電子機器 | |
JP4468748B2 (ja) | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 | |
JP4839160B2 (ja) | 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 | |
JP4849514B2 (ja) | 変倍光学系及びそれを用いた撮像装置 | |
JP2006003544A (ja) | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 | |
JP2006003548A (ja) | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 | |
JP2006023438A (ja) | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 | |
JP2006023439A (ja) | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 | |
JP4499404B2 (ja) | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 | |
JP4615852B2 (ja) | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 | |
JP5778491B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを用いた撮像装置 | |
JP2005173313A (ja) | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 | |
JP2006023437A (ja) | 変倍光学系及びそれを用いた電子機器 | |
JP4722796B2 (ja) | 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 | |
JP4722444B2 (ja) | ズームレンズ及びそれを用いた電子撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061102 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061102 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091118 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100203 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100225 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4468748 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |