JP4466267B2 - フィレットロール加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フィレットロール加工装置に関し、具体的には、大きさの異なるワークを加工してもフィレットローラを回転自在に保持する保持部材が偏摩耗しないフィレットロール加工技術に関する。
例えば、自動車などのエンジンを構成する部品のうちクランクシャフトには大きな負荷が掛かることから疲労破壊しないように、クランクピンやクランクジャーナルの隅部に形成されたフィレット溝に超鋼やハイス材からなるフィレットローラを数KN以上の押圧力で押し付け、クランクシャフトを回転させながらロール加工(塑性加工)することにより、フィレット溝に圧縮残留応力を与えるフィレットロール加工がなされている(例えば、特許文献1、2、3、4など参照)。
フィレットロール加工装置は、例えば特許文献1に記載されるように、固定アームにアーム支持ピンを介して揺動自在にクランプアームを取り付け、そのクランプアームの先端に一対の把持ローラを回転自在に支持した把持ローラカセットを取り付けると共に、固定アームの先端に一対のフィレットローラを回転自在に取り付けたフィレットローラカセットを取り付け、固定アームとクランプアームとの間に揺動可能に設けた油圧シリンダを伸縮させて、フィレットローラと把持ローラとでクランクシャフトをクランプまたはアンクランプさせるように構成している。
また、このフィレットロール加工装置においては、フィレットローラは、加工時にワークから受ける荷重をバックアップローラによって受け止めるようにバックアップされ、さらにフィレット溝にフィレットローラが整合するようにローラホルダ(リテーナ)にて傾斜保持されている。
特開2002−301658号公報(第4頁、第1図および第2図) 特開平3−10766号公報(第2頁および第3頁、第2図) 特開昭63−127871号公報(第2頁および第3頁、第2図および第3図) 特開平11−179653号公報(第3頁および第4頁、第1図および第2図)
ところで、実際の生産加工ライン上では、例えば排気量の違いなどの理由により同じ型式のエンジンでもピン径やジャーナル径が違うクランクシャフトを混流させて生産しているため、同じフィレットロール加工装置でこれら径の異なるクランクシャフトを加工している。
しかしながら、前記した特許文献1に記載のフィレットロール加工装置では、フィレット溝をフィレットロール加工する際の把持ローラカセットとフィレットローラカセットの姿勢が、ピン径またはジャーナル径が大きくなればなる程傾くため、無理な姿勢でフィレットローラによって加工がなされる。本来、把持ローラカセットとフィレットローラカセットは、常に平行であることが望ましいが、ランダム生産の中では色々な径のクランクシャフトが投入されるので、平行にならないのが実情である。
把持ローラカセットとフィレットローラカセットが平行でないと、フィレットローラは、バックアップローラとフィレット溝との接線方向のバランスによってどちらかに寄せられる可能性があり、その際にフィレットローラがローラホルダに押し付けられる。これにより、フィレットローラを回転自在に保持するローラホルダの摩耗が早まり、寿命が短くなる。
そこで、本発明は、如何なる大きさのワークを加工してもフィレットローラを回転自在に保持するローラホルダに偏荷重が掛からないようにしてフィレットロール加工することのできるフィレットロール加工装置を提供することを目的とする。
本発明は、相対向して設けたフィレットローラと把持ローラとでワークを把持し、該ワークを回転させながら該フィレットローラを所定の押圧力で該ワークの所望箇所に押し付けてフィレットロール加工を施すフィレットロール加工装置である。
このフィレットロール加工装置では、フィレットローラを回転自在に保持すると共に、ワークからフィレットローラに作用する荷重を受け止めるバックアップローラを収容保持する第1ローラ保持部材と、把持ローラを回転自在に保持する第2ローラ保持部材と、第1ローラ保持部材と第2ローラ保持部材を略平行に相対的に移動させ、前記ワークをフィレットローラと把持ローラとで把持するクランプ状態と該ワークの把持を開放するアンクランプ状態とする、4節リンク機構部及びこの4節リンク機構部を可動させる可動手段とからなるローラ保持部材移動機構とを備える。
そして、4節リンク機構部は、第1ローラ保持部材をスライド自在に保持する第1ローラ保持アームと、第2ローラ保持部材を固定する第2ローラ保持アームと、これら両アームを所定間隔を置いて平行に配置連結し且つ両アームを相対的にほぼ平行に移動自在に支持する2本の第1アーム及び第2アームと、第1ローラ保持部材に取り付けられた第1可動アームと、第2ローラ保持部材に取り付けられた第2可動アームと、第1可動アームと第2可動アームを連結し且つ前記第1及び第2アームに対してスライド自在に取り付けられて該第1可動アームと該第2可動アームとのなす角度を可変させる連結アームと、からなるリンク機構と、このリンク機構全体をワークの回転と同期して揺動自在に支持する機構支持アームとから構成する。
本発明のフィレットロール加工装置によれば、第1ローラ保持部材と第2ローラ保持部材を常に略平行に相対的に移動させるようにしたので、ワークの大きさが異なっても常にフィレットローラのワークに対する押圧状態が変わらず、当該フィレットローラを回転自在に保持する第1ローラ保持部材に偏荷重が作用することはない。したがって、フィレットローラを回転自在に保持する第1ローラ保持部材の摩耗を抑制でき、その寿命を大幅に延ばすことができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。本実施の形態は、自動車エンジンの一部を構成するクランクシャフトのフィレット溝をフィレットロール加工するフィレットロール加工装置に、本発明を適用した例である。
[フィレットロール加工装置の構成]
図1はクランクシャフトの平面図、図2はクランクシャフトをクランプしたときのフィレットロール加工装置の正面図、図3はクランクシャフトをアンクランプしたときのフィレットロール加工装置の正面図、図4はクランクシャフトのクランプ状態の要部拡大正面図、図5はクランクシャフトのアンクランプ状態の要部拡大正面図である。
本実施の形態のフィレットロール加工装置は、クランクシャフト1のクランクピン2やクランクジャーナル3の隅部に形成されたフィレット溝2a、3aをフィレットロール加工することにより圧縮残留応力を発生させて当該クランクシャフト1の疲労強度を向上させる装置である。
本実施の形態では、図1に示すように、4気筒エンジンに使用されるクランクシャフト1のクランクピン2およびクランクジャーナル3のフィレット溝2a、3aを、本実施の形態のフィレットロール加工装置でフィレットロール加工する。このクランクシャフト1には、クランク軸4に偏心した4箇所にクランクピン2が形成され、それらクランクピン2の間にクランクジャーナル3が形成されている。なお、本実施の形態では、クランクピン2のフィレット溝2aをフィレットロール加工する例とする。
本実施の形態のフィレットロール加工装置は、図2及び図3に示すように、フィレットローラ4とバックアップローラ5を収容保持する第1ローラ保持部材である上カセット6と、フィレットローラ4とでクランクシャフト1のクランクピン2を把持する把持ローラ7を回転自在に保持する第2ローラ保持部材である下カセット8と、上カセット6と下カセット8を略平行に相対的に移動させ、クランクピン2をフィレットローラ4と把持ローラ7とで把持するクランプ状態と該クランクピン2の把持を開放するアンクランプ状態とするローラ保持部材移動機構9とから構成される。
上カセット6は、図4及び図5に示すように、フィレットローラ4を回転自在に保持するリテーナからなるローラホルダ10と、このローラホルダ10を取り付けると共にバックアップローラ5を回転自在に保持する上ローラカセット11とからなる。
ローラホルダ10は、フィレットローラ4を回転自在に保持すると共に、そのフィレットローラ4をクランクピン2の隅部に形成されたフィレット溝2aに所定の角度を持たせて押し付けるように保持している。かかるローラホルダ10は、フィレットローラ4の一部を下端面より突出させるようにして、ローラホルダ10に固定されている。
上ローラカセット11は、フィレットロール加工時にフィレットローラ4に作用する荷重を受け止めるバックアップローラ5を、該フィレットローラ4に接してこのフィレットローラ4と同期回転するように収容保持させている。このバックアップローラ5は、例えばニードルベアリングにて回転自在とされる。そして、このローラカセット11には、後述する4節リンク機構部に設けられたレールに対してスライド自在とされるLMガイドなどのスライド部材12が取り付けられている。
下カセット8は、図4及び図5に示すように、把持ローラ7を回転自在に収納保持させる下ローラカセット13を有している。把持ローラ7は、フィレットローラ4とでクランクピン2を3点支持して回転自在となるように所定間隔を置いて二つ設けられている。
ローラ保持部材移動機構9は、図2及び図3に示すように、4節リンク機構部13と、この4節リンク機構部を可動させる可動手段である駆動リンダ14とからなる。
4節リンク機構部13は、上カセット6をスライド自在に保持する第1ローラ保持アームである上アーム15と、下カセット8を固定する第2ローラ保持アームである下アーム16と、これら上アーム15と下アーム16を所定間隔を置いて平行に配置連結する2本の第1アーム17及び第2アーム18と、上カセット6に固定した上連結片19に取り付けられた第1可動アームである上可動アーム20と、下カセット8に固定した下連結片21に取り付けられた第2可動アームである下可動アーム22と、上可動アーム20と下可動アーム22を連結する連結アーム23と、下アーム16の略中央付近に取り付けられた機構支持アームである垂直アーム24とから構成される。
上アーム15は、長尺状のアームとして形成され、一端部に上カセット6をスライド自在とするレール25を有している。このレール25には、上カセット6に設けたスライド部材12が係合することにより、該上カセット6がスライド自在とされている。また、上アーム15の他端部には、駆動リンダ14のロッド26の先端部27と連結する連結部材28が取り付けられている。この連結部材28は、上アーム15に対して略垂直に下方へ向かって設けられ、該上アーム15の他端部に固定されている。
下アーム16は、上アーム15よりも長さが短い長尺状のアームとして形成されている。この下アーム16の一端部には、下カセット8が固定されている。また、下アーム16の他端部には、駆動リンダ14の本体取付部29を取り付ける連結部材30が取り付けられている。この連結部材30は、下アーム16に対して略垂直に上方に向かって設けられ、該下アーム16の他端部に固定されている。
第1アーム17と第2アーム18は、上アーム15と下アーム16にそれぞれ設けられた支持軸31、32を中心として可動自在に取り付けられ、これら上アーム15と下アーム16を相対的にほぼ平行に移動自在に支持する。第1アーム17と第2アーム18は、何れも垂直アーム24と、下アーム16に固定された連結部材30との間に設けられている。より具体的には、第1アーム17は、前記した垂直アーム24の近傍に設けられ、第2アーム18は連結部材30の近傍に設けられている。
上可動アーム20は、上連結片19に設けた支持軸33に一端部を回動自在に取り付けると共に、連結アーム23の一端部に設けた支持軸34に他端部を回動自在に取り付けている。下可動アーム22は、上可動アーム20と同じように、下連結片21に設けた支持軸35に一端部を回動自在に取り付けると共に、連結アーム23の一端部に設けた支持軸34に他端部を回動自在に取り付けている。
連結アーム23は、上アーム15と下アーム16の略中間位置に配置されると共に、第1アーム17及び第2アーム18と連結されてほぼ平行とされる。この連結アーム23には、第1アーム17の略中央に固定した第1係合軸(係合ピン)36を挿入させる第1長孔37と、第2アーム18の略中央に固定した第2係合軸(係合ピン)38を挿入させる第2長孔39とが形成されている。
垂直アーム24は、ベース基台40上の固定部41に取り付けられた支持軸42に一端部を回動自在に取り付けると共に、下アーム16に取り付けられた支持軸43に他端部を回動自在に取り付けている。かかる垂直アーム24は、クランクシャフト1を回転してフィレットロール加工したときに、フィレット溝2aを押圧する上カセット6と下カセット8がこのクランクシャフト1の回転に追従して大きく旋回して追従することを許容するリンク機構全体を揺動自在に支持する役目をする。
駆動リンダ14は、下アーム16の連結部材30に固定した支持軸43に本体取付部29を回動自在に取り付けると共に、上アーム15の連結部材28に固定した支持軸44にロッド26の先端部27を回動自在に取り付けている。
このように構成された4節リンク機構部13においては、上アーム15と下アーム16は、これら上アーム15と下アーム16にそれぞれ設けた支持軸31、32に回動自在に取り付けられた第1アーム17と第2アーム18とにより、これら4箇所の支持軸31、32を中心として相対的に略平行に移動自在とされる。また、これら上アーム15と下アーム16は、下アーム16の連結部材30に対して駆動リンダ14を可動自在に取り付けているため、相対的に接近する方向と離反する方向に移動する。
「フィレットロール加工動作」
次に、前述のフィレットロール加工装置を使用したフィレットロール加工動作について説明する。先ず、図3に示すように、クランクシャフト1のクランクピン2を挟み込むようにして上カセット6と下カセット8を上下に対向配置させる。次に、駆動リンダ14を作動させてロッド26をシリンダ本体側へ没入させる。すなわち、駆動リンダ14のロッド26を後退させる。
すると、このロッド26に連結された連結部材28に固定された上アーム15は、図2に示すように、前方に押し出されながら下カセット8に対して接近する方向に移動する。また、駆動リンダ14は、支持軸43を中心として可動自在に下アーム16の連結部材30に取り付けられていることから、図3のアンクランプ状態で斜め上方に傾いた状態から図2のクランプ状態で水平状態に移行する。
上アーム15が前方に押し出されると、該上アーム15に連結された第1アーム17及び第2アーム18は、この上アーム15の移動に伴ってクランクシャフト1側へ向かって次第に傾いて行く。そして、上アーム15がさらに前方に押し出されると、上カセット6には、該上アーム15のスライド方向とは反対方向の力が作用する。この上カセット6に作用する力は、上可動アーム20を介して連結アーム23へ伝達され、当該連結アーム23を駆動リンダ14側へとスライドさせる。
そして、この連結アーム23が駆動リンダ14側へスライドすることで、下可動アーム22が引っ張られ、上可動アーム20と下可動アーム22とのなす角度θが次第に狭まって行く。また、このとき、上アーム15、下アーム16、第1アーム17及び第2アーム18からなる4節リンク機構部13全体が左斜めに傾く。その結果、クランクピン2は、上カセット6に設けられたフィレットローラ4と下カセット8に設けられた把持ローラ7とで挟み込まれてクランプされる。
そして、フィレットローラ4と把持ローラ7とでクランクピン2をクランプし、そのクランクピン2に形成したフィレット溝2aに所定の押圧力を与えながらクランクシャフト1を回転させる。すると、上カセット6と下カセット8は、垂直アーム24を揺動起点として、4節リンク機構部13全体が大きく揺動してクランクシャフト1の回転と同期して追従する。このフィレットローラ4によってフィレット溝2aに押圧力が与えられると、圧縮残留応力がクランクピン2に残り、当該クランクピン2の疲労強度が向上することになる。
以上のように構成されたフィレットロール加工装置によれば、4節リンク機構部13により上アーム15と下アーム16がほぼ平行に移動し上カセット6と下カセット8もほぼ平行移動するため、エンジンの種類によってクランクピン2の大きさ(直径)が異なっても上カセット6と下カセット8をクランクピン2を挟んで平行に配置することができることからフィレットローラ4がローラホルダ10に無理に押し付けられることを防止できる。その結果、フィレットローラ4を回転自在に保持するローラホルダ10の寿命を大幅に延ばすことができる。
また、本実施の形態のフィレットロール加工装置によれば、ローラ保持部材移動機構9を4節リンク機構部13とこの4節リンク機構部13を可動させる駆動リンダ14とから構成しているので、単純なリンク機構で装置を構成することができる。
また、本実施の形態のフィレットロール加工装置によれば、上アーム15に設けたレール25に上カセット6をスライド自在に取り付けているので、当該上カセット6を平行にスライドさせることができる。
また、本実施の形態のフィレットロール加工装置によれば、上カセット6には、フィレットローラ4に作用する荷重を受け止めるバックアップローラ5を設けているので、フィレット溝2aに所望の押圧力をフィレットローラ4にて与えることができる。
[その他の実施の形態]
以上、本発明を適用した具体的な実施の形態について説明したが、本発明は、上述の実施の形態に制限されることなく種々の変更が可能である。
上述の実施の形態では、エンジン部品の一つであるクランクシャフトをワークとし、このクランクシャフトのフィレット溝にフィレットローラを押し付けてフィレットロール加工を行ったが、ワークとしてはクランクシャフトに制限されることはない。
クランクシャフトの平面図である。 クランクシャフトをクランプしたときのフィレットロール加工装置の正面図である。 クランクシャフトをアンクランプしたときのフィレットロール加工装置の正面図である。 クランクシャフトのクランプ状態の要部拡大正面図である。 クランクシャフトのアンクランプ状態の要部拡大正面図である。
符号の説明
1…クランクシャフト(ワーク)
2…クランクピン
2a,3a…フィレット溝
3…クランクジャーナル
4…フィレットローラ
5…バックアップローラ
6…上カセット(第1ローラ保持部材)
7…把持ローラ
8…下カセット(第2ローラ保持部材)
9…ローラ保持部材移動機構
10…ローラホルダ
14…駆動リンダ(可動手段)
15…上アーム(第1ローラ保持アーム)
16…下アーム(第2ローラ保持アーム)
17…第1アーム
18…第2アーム
20…上可動アーム(第1可動アーム)
22…下可動アーム(第2可動アーム)
23…連結アーム
24…垂直アーム(機構支持アーム)

Claims (3)

  1. 相対向して設けたフィレットローラと把持ローラとでワークを把持し、該ワークを回転させながら該フィレットローラを所定の押圧力で該ワークの所望箇所に押し付けてフィレットロール加工を施すフィレットロール加工装置において、
    前記フィレットローラを回転自在に保持すると共に、前記ワークからフィレットローラに作用する荷重を受け止めるバックアップローラを収容保持する第1ローラ保持部材と、
    前記把持ローラを回転自在に保持する第2ローラ保持部材と、
    前記第1ローラ保持部材と前記第2ローラ保持部材を略平行に相対的に移動させ、前記ワークをフィレットローラと把持ローラとで把持するクランプ状態と該ワークの把持を開放するアンクランプ状態とする、4節リンク機構部及びこの4節リンク機構部を可動させる可動手段とからなるローラ保持部材移動機構とを備え、
    前記4節リンク機構部は、前記第1ローラ保持部材をスライド自在に保持する第1ローラ保持アームと、前記第2ローラ保持部材を固定する第2ローラ保持アームと、これら両アームを所定間隔を置いて平行に配置連結し且つ両アームを相対的にほぼ平行に移動自在に支持する2本の第1アーム及び第2アームと、第1ローラ保持部材に取り付けられた第1可動アームと、第2ローラ保持部材に取り付けられた第2可動アームと、第1可動アームと第2可動アームを連結し且つ前記第1及び第2アームに対してスライド自在に取り付けられて該第1可動アームと該第2可動アームとのなす角度を可変させる連結アームと、からなるリンク機構と、このリンク機構全体をワークの回転と同期して揺動自在に支持する機構支持アームとから構成される
    ことを特徴とするフィレットロール加工装置。
  2. 請求項に記載のフィレットロール加工装置であって、
    前記第1ローラ保持部材は、前記4節リンク機構部に設けられたレールに対してスライド自在に取り付けられている
    ことを特徴とするフィレットロール加工装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のフィレットロール加工装置であって、
    前記第1ローラ保持部材は、前記フィレットローラを回転自在に保持するローラホルダと、このローラホルダを取り付けると共に前記バックアップローラを回転自在に保持するローラカセットとからなる
    ことを特徴とするフィレットロール加工装置。
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