JP4466157B2 - 湿式製版機 - Google Patents

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Description

本発明は湿式製版機に関し、特に無駄に消費される現像液を抑制するための構造に関する。
周知のように、現像液でマスターシートの表面の静電潜像を現像する湿式製版機においては、現像装置の現像液で静電潜像を現像した後、定着装置で現像画像をマスターシートの表面に定着・乾燥させる。
図5は従来の湿式製版機を示し、機体中に収納されるマスターシートロールX1の先端が繰出ローラユニット1及び給紙ローラユニット2により給紙パスに引き出され、図示を省略するシートカッタにより必要な長さに切断される。そして、切断後のマスターシートの感光面にはコロナ帯電器4を通過する間に帯電が行われ、画像レーザスキャン器5からの画像が走査される同期フィードローラ6を通過される際に前記感光面に静電潜像が形成される。なお、光学的な画像走査や露光を行う別構造の製版機においては、画像レーザスキャン器4及び同期フィードローラ6の代わりに、光学感光体ドラムまたはマスターシートを静止させる露光ステージが設けられる場合があるが、このような構造を含めて「露光潜像化装置」と総称する。
同期フィードローラ6を通過したマスターシートXは搬送ローラ7の回転運動により現像装置8に送られ、現像液ノズル9からの現像液の噴射で顕像化され、マスターシートXの表面の余剰の現像液が現像装置8の絞りローラ10の回転運動により現像槽11中に回収され、回収現像液及び補充現像液が現像液循環装置12により再循環される。
また、現像後のマスターシートXは現像装置8に隣り合った定着装置20に移行されてヒータパネル21の加熱により乾燥されるけれども、このヒータパネル21の両側には、一対の抑え送りローラ22,23が、また、同ヒータパネル21の上側には加温された機内空気を通過するマスターシートXの表面に吹き付けて乾燥を促進させる定着器ファン25が位置される。
このように必要な画像を印画処理されたマスターシートXは排出ローラ26の回転・排出運動により排紙トレー27上に取り出されるが、同排紙トレー27の上方又は下方には高温状態となった機内空気を機外に排出して機内温度上昇を防止する排気ファン28が配置される。
特許3395568号公報
したがって、従来の湿式製版機の構造では、矢印で示すように、主な熱源であるヒータパネル21からの熱は定着器ファン25により再循環され、最後は排気ファン28の吸引力で機外に排出されることになるけれども、ヒータパネル21の熱風の一部は絞りローラ10の周囲を通って現像装置8中へ到達する。
ところで、同現像装置8中では、現像液ノズル9から現像液が噴霧されているから、表面積の大きな液滴や現像液に定着装置20からの高温空気流が混じると、現像液滴や霧状現像液から溶剤が急速に失われる。
このような定着装置20からの流入高温空気により現像液の溶剤が急激に失われてしまうけれども、機内風に混じった蒸発現像液は、最後には、排気ファン28の作用で機外に排出さるため、従来構造では、比較的短時間の内に現像液が早期に消費されてしまいユーザの現像液費用負担が割高なものとなるばかりでなく、急速に現像液中のトナー濃度が急激に上昇してしまい、トナー濃度制御自体が難しくなることが多かった。
本発明の目的は、以上に述べたような従来の湿式製版機の問題に鑑み、現像液がいたずらに無理に消費されることがなく、比較的温度の低い室内空気により機内を適正な温度状態に維持し易い湿式製版機を得るにある。
この目的を達成するため、本発明は、マスターシートの感光面に静電潜像画像を形成する露光潜像化装置、同マスターシートの画像を現像液で現像する現像装置、現像画像を乾燥・定着する定着装置、高温の機内空気を機外へ排出する排気ファンを、マスターシートの送り方向に順に略水平方向に隣り合った状態に配置し、マスターシートの画像処理を行う湿式製版機において、機外空気を機体上側から機内に取り入れることができる樋状給気ダクトを前記露光潜像化装置と前記現像装置との間に設け、前記現像装置及び定着装置の上側をそれぞれ現像部密閉パネル及び定着部密閉パネルで密閉し、定着装置からの高温空気が現像装置中に流入しないように両者の間を仕切板で仕切り、前記給気ダクトから排気ファンに通じる機内風通路を形成することを提案するものである。
以下に説明する本発明の好ましい実施例の説明においては、
1)前記給気ダクトは外気を機内に吸入できる導入孔を少なくとも一方の端壁に形成された樋状部材からなり、同給気ダクトの露光潜像化装置側側壁には機内上部空気を取り込む導入孔が形成され、取り込んだ機外空気及び機内上部空気を排出する排出孔が前記機内風通路に臨んだ給気ダクトの残る側壁に形成された構造
2)前記定着部密閉パネルには、定着装置に内臓される定着器ファンの吸引力により前記機内風通路から空気を定着装置中に取り込む中間吸気孔及び前記排気ファンの吸引力により前記定着装置中の加熱空気を外部へ排出する直接排気孔が形成された構造
が説明される。
本発明によれば、高温状態の定着装置中の空気が現像装置中に流入して現像液中の溶剤が無駄に蒸散に原因して現像液の消費量が増大したり、トナー成分の濃度が濃くなるのを阻止できる。また、現像装置及び定着装置の上部に機内風通路を設け、機外空気を機内に導入しつつ、給気ダクトを通って高温状態の定着装置から切り離された機内空気を機外に排出するので、機内が異常に温度上昇することがなくなる。
以下、図1から図4について本発明の実施例による湿式製版機の詳細を説明する。
図1と前述した従来の図5との比較から理解されるように、本発明による湿式製版機の製版プロセスはほとんど同一である。
即ち、図1において、機体中に収納されるマスターシートロールX1の先端が繰出ローラユニット1及び給紙ローラユニット2により給紙パスに引き出され、図示を省略するシートカッタにより必要な長さに切断され、切断後のマスターシートXの感光面にはコロナ帯電器4を通過する間に帯電が行われ、画像レーザスキャン器5からの画像が走査される同期フィードローラ6を通過される際に前記感光面に静電潜像が形成されることになる。
この後、マスターシートXは搬送ローラ42の回転運動により現像装置8に送られ、現像液ノズル9からの現像液の噴射で現像される。この現像装置8では、マスターシートXの表面の余剰の現像液が現像装置8の絞りローラ10の回転運動により現像槽11中に回収され、回収現像液及び補充現像液が現像液循環装置12により再循環される。
また、現像後のマスターシートXは現像装置8に隣り合った定着装置20に移行されヒータパネル21の加熱により乾燥されるけれども、このヒータパネル21の両側には、一対の抑え送りローラ22,23が、また、同ヒータパネル21の上側には加温された機内空気を通過するマスターシートXの表面に吹き付けて乾燥を促進させる定着器ファン25が位置される。
このように必要な画像を印画処理されたマスターシートXは排出ローラ26の回転・排出運動により排紙トレー27上に取り出されるが、同排紙トレー27の上方には高温状態となった機内空気を機外に排出して機内温度上昇を防止する排気ファン28が配置される点では全く同様である。
図示実施例の主な特徴は、図2から図4に示すように、機外空気を機内に取り込む機体上部の給気ダクト30と、現像装置8及び定着装置20の上側部を密閉する現像部密閉パネル32及び定着部密閉パネル34にあり、前記給気ダクト30と排紙トレー27の上方にある排気ファン28との間は高温状態となった機内空気を機外に向かって導く機内風通路36が形成される点にある。
即ち、図1に示すように同期フィードローラ6と現像装置8との間の機体上部に配置される前記給気ダクト30は、図4に示されているように上面を解放たれた端面閉鎖の樋状部材からなり、同給気ダクト30の少なくとも一方の端壁30aには外気を機内に吸入できる多数の導入孔38が形成される。
また、給気ダクト30の露光潜像化装置側側壁30bには機内上部空気を取り込む導入孔39Aが形成され、同導入孔39Aからは同期フィードローラ6から現像装置8に掛けての高温機内空気が給気ダクト30の内部に吸入され、取り込んだ機内空気及び機内上部空気を排出する排出孔41が前記機内風通路36に臨んだ給気ダクト30の残る側壁30cに形成される。
そして、現像部密閉パネル32で上側部を密閉される現像装置8には、入口ローラ42と絞りローラ10との間にマスターシートXの静電潜像を形成する現像液ノズル9が設けられ、この現像液ノズル9からの現像液噴霧により送られるマスターシートXのトナー現像が行われるけれども、隣り合った定着装置20との間は仕切板44で空間的に仕切られるので、現像装置8の内部に定着装置20からの高温の機内空気が流入するのを確実に阻止できる。
定着部密閉パネル34で上側部を屋根型の定着部密閉パネル34で覆われた定着装置20の詳細は図3に示されており、同定着部密閉パネル34の内部にはヒータパネル21の表面に乾燥風を吹き付ける定着器ファン25が組み込んである。また、同定着器ファン25に対向した前記定着部密閉パネル34の表面には機内風通路36に面した中間吸気孔46が穿たれ、前記排紙トレー27に面した同定着部密閉パネル34の部分には直接排気孔48が形成される。
図示実施例による湿式製版機は、以上のような構造であるから、温度上昇を生じ易い現像装置8の現像部密閉パネル32及び定着装置20の定着部密閉パネル34の直上には、排気ファン28の吸入により給気ダクト30の導入孔38から取り込まれた低温の空気流が流れる機内風通路36が位置されているため、この機内風通路36の空気流からの奪熱により、現像装置8及び定着装置20の内部の温度上昇が抑えられる。
この場合、現像装置8の内部は仕切板44の存在により定着装置20からの高温空気の流入が防止されているため、同高温空気の流入による現像液の異常な蒸散が防止され、貴重な現像液の消費量を減らし、現像液蒸発によるトナー濃度の増大による補充液の補給頻度を低減できる。
これと同時に、内部が高温になりがちな定着装置20の内部には定着部密閉パネル34に形成する中間吸気孔46から低温空気が機内風通路36から吸入され、ヒータパネル21の加熱により温度上昇した空気の一部が定着部密閉パネル34に形成する直接排気孔48から排気ファン28の吸引力により機外に排除される。
前述した本発明の実施例の説明においては、マスターシートロールX1を用いかつ画像レーザスキャン器5によりマスターシートXの感光面に画像を形成する構成の湿式製版機を例示したけれども、本発明は、予めカットされたマスターシートXを用いるか、または、光学走査方式によりマスターシートXの感光面に画像を形成する形式に湿式製版機であってもよい。
本願発明による湿式製版機の全体断面図である。 図1の湿式製版機の要部拡大断面図である。 同湿式製版機の定着装置の分解斜視図である。 同湿式製版機の給気ダクトの斜視図である。 従来の湿式製版機内部の機内風の説明図である
符号の説明
X マスターシート
1 繰出ローラユニット
2 給紙ローラユニット
5 画像レーザスキャン器
6 同期フィードローラ
8 現像装置
9 現像液ノズル
10 絞りローラ
12 現像液循環装置
20 定着装置
21 ヒータパネル
25 定着器ファン
26 排出ローラ
27 排紙トレー
28 排気ファン
30 給気ダクト
32 現像部密閉パネル
34 定着部密閉パネル
36 機内風通路
38 導入孔
41 排出孔
46 中間吸気孔
48 直接排気孔

Claims (3)

  1. マスターシートの感光面に静電潜像画像を形成する露光潜像化装置、同マスターシートの画像を現像液で現像する現像装置、現像画像を乾燥・定着する定着装置、高温の機内空気を機外へ排出する排気ファンを、マスターシートの送り方向に順に略水平方向に隣り合った状態に配置し、マスターシートの画像処理を行う湿式製版機において、機外空気を機体上側から機内に取り入れることができる樋状給気ダクトを前記露光潜像化装置と前記現像装置との間に設け、前記現像装置及び定着装置の上側をそれぞれ現像部密閉パネル及び定着部密閉パネルで密閉し、定着装置からの高温空気が現像装置中に流入しないように両者の間を仕切板で仕切り、前記給気ダクトから排気ファンに通じる機内風通路を形成したことを特徴とする湿式製版機。
  2. 前記給気ダクトは外気を機内に吸入できる導入孔を少なくとも一方の端壁に形成された樋状部材からなり、同給気ダクトの露光潜像化装置側側壁には機内上部空気を取り込む導入孔が形成され、取り込んだ機外空気及び機内上部空気を排出する排出孔が前記機内風通路に臨んだ給気ダクトの残る側壁に形成されたことを特徴とする請求項1記載の湿式製版機。
  3. 前記定着部密閉パネルには、定着装置に内臓される定着器ファンの吸引力により前記機内風通路から空気を定着装置中に取り込む中間吸気孔及び前記排気ファンの吸引力により前記定着装置中の加熱空気を外部へ排出する直接排気孔が形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の湿式製版機。
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