JP4465322B2 - アームレスト - Google Patents

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本発明は、車両や椅子などの座席に取付けられるアームレストに関する。
この種のアームレストとして、例えば、自動車の座席の側部にアームレスト本体を座席の側部後方にほぼ垂直姿勢となる収納状態と、座席の側部にほぼ水平姿勢となる使用状態との間で回動可能に設置し、アームレスト本体の先端部に、カップホルダー等に使用可能な収納ボックスを組み込んだものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−213378号公報
しかるに、上記のような構成のアームレストでは、アームレスト本体の使用状態で上向きになる肘掛け面、収納ボックスの使用状態で上向きになる物載置面は、いずれも、一定の面積に形成されている。そのため、アームレスト本体の肘掛け面を、たとえば、隣り合って座る者と共同して使用するために広幅に形成するとなると、座席スペースが狭くなる。また、収納ボックスの物載置面を、たとえば、径大のカップを載置可能にするために広幅に形成すると、これ又、座席スペースが狭くなるという問題があった。
本発明の目的は、このような問題を解決するためになされたもので、アームレスト本体や物置台部材の使用面積を十分に確保でき、またそれらの不使用時には座席スペースでの占有スペースの減少を図れて座席スペースの有効利用を図れるアームレストを提供することにある。
また本発明の目的は、軽い手動操作力で使用状態と収納状態に姿勢切換えできて操作性、使い勝手の良好なアームレストを提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明のアームレストは、座席の側部に配置されたアームレスト本体の先端側に、広幅面と狭幅面とを有する形に形成された物置台部材が前記アームレスト本体の長手方向に沿うシャフトまわりに広幅面を上向きにする状態と、広幅面を側方に向ける状態との間で回動可能に設けられており、
前記アームレスト本体が前記座席の側部後方にほぼ垂直姿勢となる収納状態と前記座席の側部にほぼ水平姿勢となる使用状態との間でヒンジまわりに上下方向に回動可能に設置されており、
前記ヒンジは、前記アームレスト本体の回動基端側に備えられカム面を有するカム部材と、このカム部材にヒンジ軸回りに回動自在に枢支連結され、前記座席側に取付けられたばね収納ケースと、このばね収納ケース内に上下方向に摺動自在に収納され、前記カム面に摺接する突子を有するカムフォロアと、前記ばね収納ケース内に収納され、前記カムフォロアを常に前記カム面に向けて押付け付勢するばね部材と、を備え、前記カム部材、カムフォロア及びばね部材によって前記アームレスト本体の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクを生じさせてそのバランスにて前記アームレスト本体が所定の回動角度位置に停止保持するようにしてなり、
前記ばね収納ケースは、前記座席の背凭れ部の側部下部に別体に設けられ上面に取付穴を設けたアームレスト支持台の前記取付穴に抜差し可能に差し込まれていることに特徴を有するものである。
請求項2に係る発明のアームレストは、座席の側部に配置されて広幅面と狭幅面とを有する形に形成されたアームレスト本体と、該アームレスト本体の先端側に取付けられて広幅面と狭幅面とを有する形に形成された物置台部材とを備え、前記アームレスト本体および物置台部材がそれぞれ前記アームレスト本体の長手方向に沿うシャフトまわりに広幅面を上向きにする状態と、広幅面を側方に向ける状態との間で回動可能に設けられており、
前記アームレスト本体が前記座席の側部後方にほぼ垂直姿勢となる収納状態と前記座席の側部にほぼ水平姿勢となる使用状態との間でヒンジまわりに上下方向に回動可能に設置されており、
前記ヒンジは、前記アームレスト本体の回動基端側に備えられカム面を有するカム部材と、このカム部材にヒンジ軸回りに回動自在に枢支連結され、前記座席側に取付けられたばね収納ケースと、このばね収納ケース内に上下方向に摺動自在に収納され、前記カム面に摺接する突子を有するカムフォロアと、前記ばね収納ケース内に収納され、前記カムフォロアを常に前記カム面に向けて押付け付勢するばね部材と、を備え、前記カム部材、カムフォロア及びばね部材によって前記アームレスト本体の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクを生じさせてそのバランスにて前記アームレスト本体が所定の回動角度位置に停止保持するようにしてなり、
前記ばね収納ケースは、前記座席の背凭れ部の側部下部に別体に設けられ上面に取付穴を設けたアームレスト支持台の前記取付穴に抜差し可能に差し込まれていることに特徴を有するものである。
請求項3に係る発明のアームレストは、座席の側部に配置されて広幅面と狭幅面とを有する形に形成されたアームレスト本体が該アームレスト本体の長手方向に沿うシャフトまわりに広幅面を上向きにする状態と、広幅面を側方に向ける状態との間で回動可能に設けられており、前記アームレスト本体の先端側に物置台部材が一体に設けられており、
前記アームレスト本体が前記座席の側部後方にほぼ垂直姿勢となる収納状態と前記座席の側部にほぼ水平姿勢となる使用状態との間でヒンジまわりに上下方向に回動可能に設置されており、
前記ヒンジは、前記アームレスト本体の回動基端側に備えられカム面を有するカム部材と、このカム部材にヒンジ軸回りに回動自在に枢支連結され、前記座席側に取付けられたばね収納ケースと、このばね収納ケース内に上下方向に摺動自在に収納され、前記カム面に摺接する突子を有するカムフォロアと、前記ばね収納ケース内に収納され、前記カムフォロアを常に前記カム面に向けて押付け付勢するばね部材と、を備え、前記カム部材、カムフォロア及びばね部材によって前記アームレスト本体の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクを生じさせてそのバランスにて前記アームレスト本体が所定の回動角度位置に停止保持するようにしてなり、
前記ばね収納ケースは、前記座席の背凭れ部の側部下部に別体に設けられ上面に取付穴を設けたアームレスト支持台の前記取付穴に抜差し可能に差し込まれていることに特徴を有するものである。
請求項4に係る発明のアームレストは、請求項1ないし3のいずれかに記載のアームレストにおいて、前記カム面は、前記アームレスト本体が収納状態から使用状態への回動途上において開角40°付近から自動的に使用状態方向に回動作用を働く第1曲縁を有する形に形成することができる。
請求項5に係る発明のアームレストは、前記カム面は、前記アームレスト本体が使用状態から収納状態への回動途上において開角50°付近を越えると自動的に収納状態方向に回動作用を働く第2曲縁を有する形に形成することができる。
請求項1記載の発明によれば、広幅面と狭幅面とを有する形に形成された物置台部材がアームレスト本体の長手方向に沿うシャフトまわりに広幅面を上向きにする状態と、広幅面を側方に向ける状態との間で回動可能に設けられているので、物置台部材は使用時には広幅面が上向きになるように回動させることで、その広幅面をカップ、ドリンク缶立てや灰皿、あるいは小物置き等に広く使用することができ、特に径大のカップをも立てることができ、不使用時には広幅面が側方に向くように回動させることで狭い座席スペース内にもコンパクトに納めることができる。
また、アームレストの不使用時には該アームレストを座席の側部後方にほぼ垂直姿勢となるようにヒンジ回りに回動させて収納することにより座席スペースを座席にフルに使用できる。アームレストを収納状態から使用状態に切換えるときは、アームレスト本体の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクがカム部材、カムフォロア及びばね部材により生じてそのバランスにてアームレスト本体は所定回動角度位置で停止保持でき、つまり緩やかな速度で倒すことができる。また、カム部材、カムフォロア及びばね部材によってアームレスト本体の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクを発生させていることで、アームレスト本体を使用状態から手動で持ち上げて収納状態に起こすときに要する操作力を軽減でき、座席に座った姿勢のままでも容易にアームレスト本体を収納状態に収めることができて操作性、使い勝手が良い。
請求項2記載の発明によれば、アームレスト本体および物置台部材がそれぞれアームレスト本体の長手方向に沿うシャフトまわりに広幅面を上向きにする状態と、広幅面を側方に向ける状態との間で回動可能に設けられているので、アームレスト本体又は物置台部材は使用時にはそれぞれの広幅面が上向きになるように回動させることで、アームレスト本体の広幅面は隣り合って座る者と共同して肘掛けに使用することができ、物置台部材の広幅面はカップ立てや灰皿、あるいは小物置き等に使用することができる。そして、アームレスト本体又は物置台部材の不使用時にはそれぞれの広幅面が側方に向くように回動させることで狭い座席スペース内にもコンパクトに納めることができる。
また、請求項1記載の発明と同様に、アームレストの不使用時には該アームレストを座席の側部後方にほぼ垂直姿勢となるように収納することにより座席スペースを座席にフルに使用できる。アームレストを収納状態から使用状態に切換えるときは、アームレスト本体の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクがカム部材、カムフォロア及びばね部材により生じてそのバランスにてアームレスト本体は所定回動角度位置で停止保持でき、つまり緩やかな速度で倒すことができる。また、カム部材、カムフォロア及びばね部材によってアームレスト本体の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクを発生させていることで、アームレスト本体を使用状態から手動で持ち上げて収納状態に起こすときに要する操作力を軽減でき、座席に座った姿勢のままでも容易にアームレスト本体を収納状態に収めることができて操作性、使い勝手が良い。
請求項3記載の発明によれば、座席の側部に配置されて広幅面と狭幅面とを有する形に形成されたアームレスト本体が該アームレスト本体の長手方向に沿うシャフトまわりに広幅面を上向きにする状態と、広幅面を側方に向ける状態との間で回動可能に設けられているので、アームレスト本体は使用時には広幅面が上向きになるように回動させることで、その広幅面を隣り合って座る者と共同して肘掛けに使用することができ、不使用時には広幅面が側方に向くように回動させることで狭い座席スペース内にもコンパクトに納めることができる。
また、請求項1記載の発明と同様に、アームレストの不使用時には該アームレストを座席の側部後方にほぼ垂直姿勢となるように収納することにより座席スペースを座席にフルに使用できる。アームレストを収納状態から使用状態に切換えるときは、アームレスト本体の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクがカム部材、カムフォロア及びばね部材により生じてそのバランスにてアームレスト本体は所定回動角度位置で停止保持でき、つまり緩やかな速度で倒すことができる。また、カム部材、カムフォロア及びばね部材によってアームレスト本体の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクを発生させていることで、アームレスト本体を使用状態から手動で持ち上げて収納状態に起こすときに要する操作力を軽減でき、座席に座った姿勢のままでも容易にアームレスト本体を収納状態に収めることができて操作性、使い勝手が良い。
請求項4記載の発明によれば、カム面は、アームレスト本体が収納状態から使用状態への回動途上において開角40°付近から自動的に使用状態に回動作用を働く第1曲縁を有する形に形成しているので、アームレスト本体を収納状態から使用状態に手動で倒すときに開角40°付近を越える時点でアームレスト本体から手を離してもスムーズに使用状態にすることができ、座席に座ったままの姿勢でも小さい操作力で容易に使用状態に倒すことができる。
請求項5記載の発明によれば、カム面は、アームレスト本体が使用状態から収納状態への回動途上において開角50°付近を越えると自動的に収納状態に回動作用を働く第2曲縁を有する形に形成しているので、アームレスト本体を使用状態から収納状態に手動で起こすときに開角50°付近を越える時点でアームレスト本体から手を離してもばね部材の付勢力で自動的に収納させることができ、座席に座ったままの姿勢でも小さい操作力で容易に収納させることができる。
本発明の好適な実施形態を図面に基づき説明する。図1は本発明の一実施例(請求項1記載の発明に対応)のアームレストを座席に取付けた状態で示す一部破断側面図、図2は図1におけるアームレストのヒンジ部分の拡大断面図、図3は同アームレストの収納状態におけるヒンジ部分の拡大断面図、図4は同アームレストの斜視図、図5は同アームレストの物置台部材の使用状態を示す斜視図、図6は同アームレストのアームレスト本体と物置台部材を接続するシャフト部分の断面図、図7は同アームレストのシャフト部分の分解斜視図である。
図1〜図4において、アームレスト1は座席Sの側部に配置されたアームレスト本体2と、このアームレスト本体2の先端部2cに取付けられた物置台部材3とを備える。アームレスト本体2は座席Sの側部にほぼ水平姿勢となる使用状態(図1の実線P1で示す状態図参照)と座席Sの側部後方にほぼ垂直姿勢となる収納状態(図1の二点鎖線P2で示す状態図参照)との間でヒンジ5まわりに上下方向に回動可能に設置されている。
一方、物置台部材3は相対向する広幅面3a,3aと、この広幅面3a,3aと隣接して相対向する狭幅面3b,3bとを有する断面長方形や断面楕円形状など(図示例では断面長方形状)に形成される。そして、物置台部材3は、これの回動基端部3cとアームレスト本体2の先端部2cとを突き合せ、且つその突き合せ面間にアームレスト本体2の長手方向に沿うよう組み込まれたシャフト6まわりに広幅面3a,3aを上下向きに、狭幅面3b,3bを側方に向ける状態(図4に二点鎖線で示す状態図、図5参照)と、広幅面3a,3aを側方に向け、狭幅面3b,3bを上下向きにする状態(図1、図4の実線で示す状態図参照)との間で回動可能に設けている。物置台部材3の広幅面3aは、図示例ではカップや飲料缶などを立てられる凹部4を設けてカップホルダーに使用できるようにしてなるが、そのほかに、蓋付き灰皿を備えたり、あるいは小物置き等に使用できるように構成したりすることもできる。
シャフト6は、図6、図7に示すように、円周一部に平坦面7aが形成された取付部7と、この取付部7の一端にフランジ部8を介して一体に突出されかつ円周対向部に平坦面9a,9aが形成された小径軸部9と、この小径軸部9の先端に設けられた雄ねじ10とからなる。
そして、図6に示すように、シャフト6は取付部7をアームレスト本体2の先端部2cに該アームレスト本体2の長手方向に沿うよう挿入され、止めねじ11で固定される。シャフト6の小径軸部9はアームレスト本体2の先端部2cから突出され、物置台部材3の回動基端部3cの端面に止めねじ12で固定された軸受プレート13の軸受孔14に挿通される。シャフト6の小径軸部9にはフリクション機構15を備えるチルトヒンジとしてなり、物置台部材3をシャフト6まわりに回動させると、軸受プレート13が共に回動し、その際にフリクション機構15により生じる摩擦力によって、物置台部材3を任意の回動角度で停止保持することができるようになっている。
フリクション機構15は、図6、図7に示すように、シャフト6の小径軸部9に、その円周一部に係止爪16aを有する回動角規制座金16と座金17を回り止め状に挿通し、その座金17と軸受プレート13の一側面との間にステンレス鋼や燐青銅等の機械的強度及び耐摩耗性に優れる材料からなる第1フリクション座金18をその中心部に設けた挿通孔18aを小径軸部9に挿通させることで配置させている。回動角規制座金16の係止爪16aは、物置台部材3と共に軸受プレート13が所定角度(例えば、90度)だけ回動することにより該軸受プレート13の円周上に設けた切欠13a内の一端壁部13b又は他端壁部13dに衝当係合するようになしている。これにより、物置台部材3が広幅面3aを上下向きにする状態と、側方に向ける状態とにそれぞれ確実に停止保持できるようにしている。なお、第1フリクション座金18にはグリス溜りとなる小孔18bを設けてある。
そして、軸受プレート13よりその他側面に突出する小径軸部9には、ステンレス鋼や燐青銅等の機械的強度及び耐摩耗性に優れる材料からなる第2フリクション座金19をその中心部に設けた挿通孔19aを小径軸部9に挿通させるとともに、その円周一部に設けた係止爪19cを軸受プレート13に設けた係止孔13cに係合させることで第2フリクション座金19の一側面を軸受プレート13の他側面に一体的に重合固定している。さらに、第2フリクション座金19の他側面側には、第3フリクション座金20をその中心部に設けた挿通孔20aを小径軸部9に挿通させて配置させる。第2,3フリクション座金19,20には、第1フリクション座金18と同様に、それぞれにグリス溜りとなる小孔19b、20bを設けてある。
第3フリクション座金20から突出する小径軸部9の雄ねじ10には皿形ばね座金21,押さえ座金22を介して締付ナット23を締め付ける。この締付ナット23の締め付けにより第1フリクション座金18を軸受プレート13の一側面に、第3フリクション座金20を軸受プレート13の他側面上の第2フリクション座金19にそれぞれ圧接させている。
しかるときは、物置台部材3を軸受プレート13と共にシャフト6まわりに回動させることによって、第1フリクション座金18と軸受プレート13の一側面との間、および軸受プレート13の他側面上の第2フリクション座金19と第3フリクション座金20との間に摩擦力が発生し、この摩擦力によって物置台部材3を任意の回動角度で停止保持させることができる。
このように広幅面3aと狭幅面3bを有する形に形成された物置台部材3がシャフト6まわりに広幅面3aを上向きにする状態と、広幅面3aを側方に向ける状態との間で回動可能に設けられていると、物置台部材3は使用時には広幅面3aが上向きになるように回動させることで、その広幅面3aをカップやドリンク缶等を立てるカップホルダーに使用することができ、特に径大のカップをも立てることができる。広幅面3aは、そのほかに、既述したように灰皿あるいは小物置き等に使用できるように構成することもできる。そして、物置台部材3は、不使用時には広幅面3aが側方に向くように回動させることで狭い座席スペース内にもコンパクトに納めることができる。
次に、アームレスト1が座席Sの側部にほぼ水平姿勢となる使用状態(図1の実線P1で示す状態図参照)と座席Sの側部後方にほぼ垂直姿勢となる収納状態(図1の二点鎖線P2で示す状態図参照)とにわたって上下方向に回動するようにアームレスト本体2の回動基端部2dと座席S側とを接合するヒンジ5について説明する。
図1〜4に示すように、ヒンジ5は、アームレスト本体2の回動基端部2d下面に取付ビス30で取付けられてカム面31を有するカム部材32と、開口上端部35aにカム部材32をヒンジ軸34回りに回動自在に枢支連結した断面四角形の有底筒状のばね収納ケース35と、このばね収納ケース35内に上下方向に摺動自在に収納され、カム部材32のカム面31に摺接する突子36aを上端に有する断面四角形状のカムフォロア(スライダー)36と、ばね収納ケース35内のカムフォロア36の下側に収納され、カムフォロア36を常にカム部材32のカム面31に向けて押付け付勢する圧縮コイルばね等によるばね部材37とを備える。
上記カム部材32のカム面31はヒンジ軸34の軸心を略中心にして描かれる第1曲縁31aと、この第1曲縁31aに連続して描かれる第2曲縁31bとを有する形に形成されている。上記ばね部材37は、後述する説明で明らかなようにアームレスト1の自重による使用状態方向のモーメントに抗してカム部材32を含むアームレスト1に収納状態方向のモーメントを与える強さを有するものが使用される。
ヒンジ5のばね収納ケース35は座席S側に背凭れ部Bの側面下部に別体に設けられたアームレスト支持台38を介して取付けられる。すなわち、アームレスト支持台38の上面に取付穴39を設け、この取付穴39にばね収納ケース35を抜差し可能に差し込むことによりばね収納ケース38が座席S側に取付けられる。
次に、上記ヒンジ5の作動について図1〜図3を参照して説明する。
図1の仮想線P2及び図3はアームレスト1の収納状態を示している。この収納状態では、カム部材32の第2曲縁31bがカムフォロア36の突子36aに当接してばね部材37が伸長した状態にあり、これによりアームレスト1の収納状態が保持される。
アームレスト1をこの収納状態から図2に示す使用状態方向にヒンジ5回りに傾倒回動させて行くと、先ず、カム部材32の第2曲縁31bがカムフォロア36の突子36aに摺動しながら該突子36aを押圧することでカムフォロア36がばね部材37を縮小させながら押下げられ、引続いて第2曲縁31bと第1曲縁31aとの連続部、第1曲縁31aがカムフォロア36をばね部材37の力に抗して押下げて行くが、このときアームレスト1の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクがカム部材32、カムフォロア36及びばね部材37により生じてそのバランスにてアームレスト1は所定回動角度位置で停止保持でき、つまり緩やかな速度で使用状態に倒すことができる。
上記カム部材32の第1曲縁31aは、アームレスト1が使用状態に達する直前、すなわち開角40°付近(図1中、仮想線P3で示す状態)から自動的に使用状態方向(矢印M方向)に回動作用を働くような曲線に形成している。これにより開角40°付近を越える時点でアームレスト本体2から手を離してもスムーズに使用状態にすることができ、座席に座ったままの姿勢でも小さい操作力で容易に使用状態に倒すことができる。
アームレスト1の使用状態では、図2に示すように、カムフォロア36の突子36aがカム部材32の第1曲縁31aに位置してばね部材37が最も圧縮した状態で確実に保持される。
使用後に、アームレスト1を手で持ち上げて収納状態に戻すには、カム部材32、カムフォロア36及びばね部材37によって生じている使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクの作用により軽い操作力でアームレスト1を収納状態に戻すことができる。その際、カム部材32の第2曲縁31bは、アームレスト1が開角50°付近(図1中、仮想線P4で示す状態)を越える時点でアームレスト1から手を離してもばね部材37の付勢力で自動的に収納状態方向(矢印N方向)に回動作用を働くような曲線に形成している。このようにアームレスト1を使用状態に立ち上げるときに、大きな操作力を必要としないようにしてあるため、座席Sに座ったままでもアームレスト1を容易に収納させることができる。
アームレスト1の不使用時には該アームレスト本体2を座席Sの側部後方にほぼ垂直姿勢となるように収納することにより座席スペースを座席にフルに使用できる。
図8(a),(b)、図9は他の実施例(請求項2記載の発明に対応)を示すアームレストの斜視図である。この実施例では、アームレスト1は相対向する広幅面2a,2aと、この広幅面2a,2aと隣接して相対向する狭幅面2b,2bとを有する断面長方形や楕円形状など(図示例では断面長方形状)に形成されたアームレスト本体2と、同じく相対向する広幅面3a,3aと、この広幅面3a,3aと隣接して相対向する狭幅面3b,3bとを有する断面長方形や楕円形状など(図示例では断面長方形状)に形成された物置台部材3とを備える。
アームレスト本体2はこれの回動基端部2dをアームレスト本体2とは別体のアームレスト後部25とアームレスト本体2の長手方向に沿うシャフト26を介して突き合せ接合してなる。これによりアームレスト本体2はアームレスト後部25に対しシャフト26まわりに広幅面2a,2aを上下向きに、狭幅面2b,2bを側方に向ける状態(図8(b)参照)と、広幅面2a,2aを側方に向け、狭幅面2b,2bを上下向きにする状態(図8(a)参照)との間で回動可能に設けられている。
一方、物置台部材3はアームレスト本体2の先端部2cに該アームレスト本体長手方向に沿うシャフト27まわりに広幅面3a,3aを上下向きに、狭幅面3b,3bを側方に向ける状態(図8(b)参照)と、広幅面3a,3aを側方に向け、狭幅面3b,3bを上下向きにする状態(図8(a)参照)との間で回動可能に設けられている。
そして、アームレスト後部25は座席Sの背凭れ部Bの側面下部に別体に設けられたアームレスト支持台38にヒンジ24まわりに上下方向に回動するよう取付けられている。ヒンジ24は、図9に示すように、アームレスト後部25の下面にカム部材32を取付ビス30で取付ける以外は図2、図3に示す上記実施例のヒンジ5と同じものが使用されるため、同一部材に同一符号を付してその説明を省略する。シャフト26,27は上記実施例のヒンジ6と同じように図7に示すごときフリクション機構15を備えるものが使用される。
この実施例のアームレスト1によれば、アームレスト本体2又は物置台部材3は使用時には各広幅面2a,3aが上向きになるように回動させることで、アームレスト本体2の広幅面2aは隣り合って座る者と共同して肘掛けに使用することができ、物置台部材3の広幅面3aはカップ立てや灰皿、あるいは小物置き等に広く使用することができる。そして、アームレスト本体2又は物置台部材3の不使用時には各広幅面2a,3aが側方に向き、各狭幅面2b,3bが上下向きになるように回動させることで狭い座席スペース内にもコンパクトに納めることができる。
また、アームレスト後部25がヒンジ24まわりに上下方向に回動するよう取付けられているので、アームレスト本体2は物置台部材3ごと座席Sの側部後方にほぼ垂直姿勢となる収納状態と、座席Sの側部にほぼ水平姿勢となる使用状態(図8(a)の実線で示す状態図参照)とにヒンジ24まわりに切換えることができる。
その際、上記実施例の場合と同様に、アームレスト1をこの収納状態から使用状態方向にヒンジ24まわりに回動させて行くと、先ず、カム部材32の第2曲縁31bがカムフォロア36の突子36aに摺動しながら該突子36aを押圧することでカムフォロア36がばね部材37を縮小させながら押下げられ、引続いて第2曲縁31bと第1曲縁31aとの連続部、第1曲縁31aがカムフォロア36をばね部材37の力に抗して押下げて行くが、このときアームレスト1の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクがカム部材32、カムフォロア36及びばね部材37により生じてそのバランスにてアームレスト1は所定回動角度位置で停止保持でき、つまり緩やかな速度で使用状態に倒すことができる。
また、カム部材32の第1曲縁31aは、アームレスト1が使用状態に達する直前、すなわち開角40°付近から自動的に倒れる作用を働くような曲線に形成している。これにより開角40°付近を越える時点でアームレスト本体2から手を離してもスムーズに使用状態にすることができ、座席に座ったままの姿勢でも小さい操作力で容易に使用状態に倒すことができる。
また、上記実施例の場合と同様に、アームレスト1の使用状態では、カムフォロア36の突子36aがカム部材32の第1曲縁31aに位置してばね部材37が最も圧縮した状態で確実に保持される。
使用後に、アームレスト1を手で持ち上げて収納状態に戻すには、カム部材32、カムフォロア36及びばね部材37によって生じている使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクの作用により軽い操作力でアームレスト1を収納状態に戻すことができる。その際、カム部材32の第2曲縁31bは、アームレスト1が開角50°付近を越える時点でアームレスト1から手を離してもばね部材37の付勢力で自動的に収納状態に立ち上がる作用を働くような曲線に形成している。このようにアームレスト1を使用状態に立ち上げるときに、大きな操作力を必要としないようにしてあるため、座席に座ったままでも容易に収納させることができる。
図10は更に他の実施例(請求項3記載の発明に対応)を示すアームレストの斜視図である。この実施例では、アームレスト1は相対向する広幅面2a,2aと、この広幅面2a,2aと隣接して相対向する狭幅面2b,2bとを有する断面長方形や楕円形状など(図示例では断面長方形状)に形成されたアームレスト本体2を備え、物置台部材3はアームレスト本体2の先端側に一体に形成している。このアームレスト本体2は、図9に示す実施例の場合と同様に、その回動基端部2dが座席Sの背凭れ部Bの側面下部に別体に設けたアームレスト支持台38にヒンジ24まわりに上下方向に回動するよう取付けられたアームレスト後部25に、アームレスト本体2の長手方向に沿うシャフト26まわりに広幅面2a,2aを側方に向け、狭幅面2b,2bを上下向きにする状態(図10の実線状態図参照)と、広幅面2a,2aを上下向きに、狭幅面2b,2bを側方に向ける状態との間で回動可能に設けられている。なお、ヒンジ24は図9に示す上記実施例のヒンジ24と同じものが使用され、シャフト26は図7に示す上記実施例のヒンジ6と同じようにフリクション機構15を備えるものが使用される。
この実施例のアームレスト1においても、アームレスト本体2は使用時には広幅面2aが上向きになるように回動させることで、その広幅面2aを隣り合って座る者と共同して肘掛けに使用することができ、不使用時には広幅面2aが側方に向くように回動させることで狭い座席スペース内にもコンパクトに納めることができる。
また、上記実施例の場合と同様に、アームレスト1をこの収納状態から使用状態方向にヒンジ24まわりに回動させて行くとき、アームレスト1の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクがカム部材32、カムフォロア36及びばね部材37により生じてそのバランスにてアームレスト1は所定回動角度位置で停止保持でき、つまり緩やかな速度で使用状態に倒すことができる。その際、カム部材32の第1曲縁31aは、アームレスト1が使用状態に達する直前、すなわち開角40°付近から自動的に倒れる作用を働くような曲線に形成することによりアームレスト本体2から手を離してもスムーズに使用状態にすることができ、座席に座ったままの姿勢でも小さい操作力で容易に使用状態に倒すことができることは上記実施例の場合と同様である。
また、アームレスト1の使用状態では、カムフォロア36の突子36aがカム部材32の第1曲縁31aに位置してばね部材37が最も圧縮した状態で確実に保持されること、使用後に、アームレスト1を手で持ち上げて収納状態に戻すには、カム部材32、カムフォロア36及びばね部材37によって生じている使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクの作用により軽い操作力でアームレスト1を収納状態に戻すことができること、更に、その際、カム部材32の第2曲縁31bは、アームレスト1が開角50°付近を越える時点でアームレスト1から手を離してもばね部材37の付勢力で自動的に収納状態に立ち上がる作用を働くような曲線に形成することにより座席に座ったままでも容易に収納させることができることは上記実施例の場合と同様である。
なお、本発明のアームレストは自動車や電車の座席のみならず、その他に椅子等にも同様に適用できることは言うまでもない。
本発明の一実施例のアームレストを座席に取付けた状態で示す一部破断側面図である。 図1におけるアームレストのヒンジ部分の拡大図である。 同アームレストの収納状態におけるヒンジ部分の拡大断面図である。 同アームレストの斜視図である。 同アームレストの物置台部材の使用状態を示す斜視図である。 同アームレストのアームレスト本体と物置台部材を接続するシャフト部分の断面図である。 同アームレストのシャフト部分の分解斜視図である。 他の実施例を示すアームレストの斜視図であり、(a)はアームレスト本体と物置台部材をそれぞれの狭幅面を上向きにした状態図、(b)はアームレスト本体と物置台部材をそれぞれの広幅面を上向きにした状態図である。 図7におけるアームレストのヒンジ部分の拡大図である。 更に他の実施例を示すアームレストの斜視図であり、アームレスト本体と物置台部材をそれぞれの狭幅面を上向きにした状態図である。
S 座席
1 アームレスト
2 アームレスト本体
2a アームレスト本体の広幅面
2b アームレスト本体の狭幅面
3 物置台部材
3a 物置台部材の広幅面
3b 物置台部材の狭幅面
5,24 ヒンジ
26,27 シャフト
31 カム面
32 カム部材
34 ヒンジ軸
35 ばね収納ケース
36 カムフォロア
36a 突子
37 ばね部材
38 アームレスト支持台
39 取付穴

Claims (5)

  1. 座席の側部に配置されたアームレスト本体の先端側に、広幅面と狭幅面とを有する形に形成された物置台部材が前記アームレスト本体の長手方向に沿うシャフトまわりに広幅面を上向きにする状態と、広幅面を側方に向ける状態との間で回動可能に設けられており、 前記アームレスト本体が前記座席の側部後方にほぼ垂直姿勢となる収納状態と前記座席の側部にほぼ水平姿勢となる使用状態との間でヒンジまわりに上下方向に回動可能に設置されており、
    前記ヒンジは、前記アームレスト本体の回動基端側に備えられカム面を有するカム部材と、このカム部材にヒンジ軸回りに回動自在に枢支連結され、前記座席側に取付けられたばね収納ケースと、このばね収納ケース内に上下方向に摺動自在に収納され、前記カム面に摺接する突子を有するカムフォロアと、前記ばね収納ケース内に収納され、前記カムフォロアを常に前記カム面に向けて押付け付勢するばね部材と、を備え、前記カム部材、カムフォロア及びばね部材によって前記アームレスト本体の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクを生じさせてそのバランスにて前記アームレスト本体が所定の回動角度位置に停止保持するようにしてなり、
    前記ばね収納ケースは、前記座席の背凭れ部の側部下部に別体に設けられ上面に取付穴を設けたアームレスト支持台の前記取付穴に抜差し可能に差し込まれていることを特徴とする、アームレスト。
  2. 座席の側部に配置されて広幅面と狭幅面とを有する形に形成されたアームレスト本体と、該アームレスト本体の先端側に取付けられて広幅面と狭幅面とを有する形に形成された物置台部材とを備え、前記アームレスト本体および物置台部材がそれぞれ前記アームレスト本体の長手方向に沿うシャフトまわりに広幅面を上向きにする状態と、広幅面を側方に向ける状態との間で回動可能に設けられており、
    前記アームレスト本体が前記座席の側部後方にほぼ垂直姿勢となる収納状態と前記座席の側部にほぼ水平姿勢となる使用状態との間でヒンジまわりに上下方向に回動可能に設置されており、
    前記ヒンジは、前記アームレスト本体の回動基端側に備えられカム面を有するカム部材と、このカム部材にヒンジ軸回りに回動自在に枢支連結され、前記座席側に取付けられたばね収納ケースと、このばね収納ケース内に上下方向に摺動自在に収納され、前記カム面に摺接する突子を有するカムフォロアと、前記ばね収納ケース内に収納され、前記カムフォロアを常に前記カム面に向けて押付け付勢するばね部材と、を備え、前記カム部材、カムフォロア及びばね部材によって前記アームレスト本体の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクを生じさせてそのバランスにて前記アームレスト本体が所定の回動角度位置に停止保持するようにしてなり、
    前記ばね収納ケースは、前記座席の背凭れ部の側部下部に別体に設けられ上面に取付穴を設けたアームレスト支持台の前記取付穴に抜差し可能に差し込まれていることを特徴とする、アームレスト。
  3. 座席の側部に配置されて広幅面と狭幅面とを有する形に形成されたアームレスト本体が該アームレスト本体の長手方向に沿うシャフトまわりに広幅面を上向きにする状態と、広幅面を側方に向ける状態との間で回動可能に設けられており、前記アームレスト本体の先端側に物置台部材が一体に設けられており、
    前記アームレスト本体が前記座席の側部後方にほぼ垂直姿勢となる収納状態と前記座席の側部にほぼ水平姿勢となる使用状態との間でヒンジまわりに上下方向に回動可能に設置されており、
    前記ヒンジは、前記アームレスト本体の回動基端側に備えられカム面を有するカム部材と、このカム部材にヒンジ軸回りに回動自在に枢支連結され、前記座席側に取付けられたばね収納ケースと、このばね収納ケース内に上下方向に摺動自在に収納され、前記カム面に摺接する突子を有するカムフォロアと、前記ばね収納ケース内に収納され、前記カムフォロアを常に前記カム面に向けて押付け付勢するばね部材と、を備え、前記カム部材、カムフォロア及びばね部材によって前記アームレスト本体の使用状態への回動方向のトルクに反発するトルクを生じさせてそのバランスにて前記アームレスト本体が所定の回動角度位置に停止保持するようにしてなり、
    前記ばね収納ケースは、前記座席の背凭れ部の側部下部に別体に設けられ上面に取付穴を設けたアームレスト支持台の前記取付穴に抜差し可能に差し込まれていることを特徴とする、アームレスト。
  4. 前記カム面は、前記アームレスト本体が収納状態から使用状態への回動途上において開角40°付近から自動的に使用状態方向に回動作用を働く第1曲縁を有している、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のアームレスト。
  5. 前記カム面は、前記アームレスト本体が使用状態から収納状態への回動途上において開角50°付近を越えると自動的に収納状態方向に回動作用を働く第2曲縁を有している、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のアームレスト。
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