JP4459337B2 - 加圧成形装置 - Google Patents
加圧成形装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4459337B2 JP4459337B2 JP30992199A JP30992199A JP4459337B2 JP 4459337 B2 JP4459337 B2 JP 4459337B2 JP 30992199 A JP30992199 A JP 30992199A JP 30992199 A JP30992199 A JP 30992199A JP 4459337 B2 JP4459337 B2 JP 4459337B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- frame
- molding
- arm
- molding apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、加圧成形装置に関し、さらに詳しくは、被成形物を収容する成形型を圧力伝達用弾性体により加圧成形処理をした後、前記成形型を前記圧力伝達用弾性体の外に強制的に離脱させることができる加圧成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
加圧成形装置は、一般に図9に示す構造を有する。すなわち、加圧成形装置71は、ボディ部72に上蓋73及び下蓋74を装着してなる圧力容器75と、圧力容器75内に収容される円筒状の加圧用ゴム型76と、圧力容器75内でボディ部72、上蓋73、下蓋74および加圧用ゴム型76により形成される圧力空間77と、加圧成形時に前記上蓋73及び下蓋74がボディ部72から突出しないようにこれらを規制する規制部材78とを有し、加圧処理に際しては、被処理物79を収容した円筒状の成形型80を加圧用ゴム型76内に収納し、前記圧力空間77に圧力媒体を圧入することにより、加圧用ゴム型76を介して成形型80をその側面方向から加圧し、側面方向からの加圧力により圧力容器75から突出しようとする上蓋73及び下蓋74が突出不可能に規制されることにより、結果的に成形型80にその軸芯方向に加圧力を発生させて、等方圧により被処理物79を加圧成形する。そして、前記加圧処理が終了すると、圧力空間77から圧力媒体を除き、また、規制部材78を圧力容器75から外れた位置に移動させてから、圧力容器75の上蓋73、下蓋74等を外し、成形型80が加圧成形装置71から取り出される。
【0003】
図10(a)に、加圧成形前の成形型80及び加圧用ゴム型76の状態を、また図10(b)に、加圧成形時における成形型80および加圧用ゴム型76の状態を、それぞれ模式的に示す。加圧用ゴム型76は、加圧成形時に、圧力容器75内で、圧力空間77に圧入された圧力媒体による圧力を受けて、成形型80を締め付けるように加圧用ゴム型76が内側方向に変形する(図10(b))。加圧成形後に圧力を除去すると、この加圧用ゴム型76が弾性復帰して元の円筒形状に戻る(図10(a))。元の円筒形となった加圧用ゴム型76の内壁と成形型80の外周面との間にわずかのクリアランスがあるので、加圧処理後、成形型80は加圧成形装置71から抵抗なく容易に取り出すことができる。
【0004】
しかし加圧用ゴム型76は、使用に伴い弾性が劣化し、加圧処理後、元の形状に復帰しなくなる。すなわち、加圧用ゴム型76は、加圧処理を繰り返すうちに、次第に両端の縁から周側面中央部に向かって凹状に湾曲し始め、この湾曲が次第に増大していく。そして加圧処理回数が多くなると、この湾曲により、圧力を除去した後も図10(b)に示した状態のままとなり、加圧処理後、成形型80が加圧用ゴム型76内に挟まれて加圧成形装置から取り出せなくなるという不都合が生じる。
【0005】
前記の問題は、加圧用ゴム型76の硬度の変更、材質等の改良を行っても解決することはできない。また、永久歪量を低く抑えるために加圧用ゴム型76を肉厚にすることは、装置の大型化につながり不経済である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、従来の加圧成形装置が有する前記欠点を解消することを目的とする。すなわち、この発明は、加圧型内に挟まれた成形型を加圧型の外に強制的に離脱させる手段を有し、加圧型の使用耐用時間を延長することができる加圧成形装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、この発明は、
(1)圧力媒体が圧入される空間を形成するように圧力容器本体内に装着され、被成形物を収容する成形型に圧力を伝達する圧力伝達用弾性体と、加圧成形後に、前記圧力伝達用弾性体に隣接する前記成形型を強制的に前記圧力伝達用弾性体から離脱させる強制離脱手段とを有して成り、前記強制離脱手段は、前記圧力容器本体上を移動可能なフレーム又はアームと、前記フレーム又はアームに装着された押しシリンダーと、前記押しシリンダーに装着され、前記成形型を押出し可能となるように駆動するピストンとを備えて成り、前記ピストンの駆動によって前記成形型を前記加圧型から押出すことを特徴とする加圧成形装置であり、
(2)前記フレーム又はアームは、前記圧力容器本体上を水平に移動可能なフレームであることを特徴とする前記(1)に記載の加圧成形装置であり、
(3)前記圧力容器本体の上端面に設置されたレールと、前記フレームに設けられ、前記レールに係合するガイドと、前記レールに隣接して設けられ、自身の駆動と連動して前記フレームを移動させる移動シリンダーとを有することを特徴とする前記(2)に記載の加圧成形装置であり、
(4)前記フレーム又はアームは、前記圧力容器本体上を往復回転運動可能なアームであることを特徴とする前記(1)に記載の加圧成形装置であり、
(5)前記アームは、水平部とその端部に連設された垂直部とを有するL字型部材であり、前記垂直部の軸線を中心にして前記アームを回転させる回転手段を有することを特徴とする前記(4)に記載の加圧成形装置であり、
(6)前記フレーム又はアームは、前記圧力容器本体上を上下方向に移動可能なフレームであることを特徴とする前記(1)に記載の加圧成形装置であり、
(7)前記フレームの両端に形成された足部の側面に設けられたガイドと、前記足部に隣接して設置され、前記ガイドに係合するレールと、前記足部に隣接して設けられ、自身の駆動と連動して前記フレームを移動させる移動シリンダーとを有することを特徴とする前記(6)に記載の加圧成形装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の加圧成形装置の一具体例である加圧成形装置1について、図1および図2を用いて説明する。図1は、加圧成形装置1の正面説明図、図2は、加圧成形装置1の平面説明図を示す。
【0009】
加圧成形装置1は、圧力容器本体2と、強制離脱手段3と、ヨークフレーム4とを有する。
圧力容器本体2の、図2におけるC−C正面断面説明図を図3に示す。圧力容器本体2は、ボディ部5と、容器上蓋部6と、容器下蓋部7と、加圧型8と、圧力空間9と、成形型10とを有する。
【0010】
ボディ部5は、圧力容器本体2の外周部を形成する肉厚の円筒状の部材であり、上端面から下端面に貫通する円筒状開口部を有する。ボディ部5には、その周側面から内部に貫通する圧力媒体導入孔(図示せず)が設けられており、圧力媒体供給装置(図示せず)によりボディ部5内に圧力媒体を圧入することができるようになっている。なお、この圧力媒体導入孔は、圧力媒体をボディ部5内に導入することができるように形成されていればよく、したがって、ボディ部5に設けられた貫通孔である必要はなく、場合によっては、容器上蓋部6に設けても良い。
【0011】
図3に示すように、容器上蓋部6は、上蓋筒11と、上パンチ12と、上蓋13とを有する。
上蓋筒11は、細径部11aと太径部11bとからなり、細径部11aの外周面はボディ部5の内周面に嵌合し、細径部11aが結合した方の太径部11bの端面は、ボディ部5の上面に当接している。また、上蓋筒11の下端部外周面には、環状凹陥部11cが設けられている。
【0012】
上パンチ12は円柱状の部材であって、その下端部の外周面がテーパ状に削られて、テーパ面が形成されている。上パンチ12の、テーパ状になっていない外周面は、上蓋筒11に設けられた円形の貫通開口部の内周面に嵌合しており、上パンチ12の底面、上面はそれぞれ、上蓋筒11の底面、上面よりも下位に位置している。また、上パンチ12には、その上面から底面に貫通する円孔12aが中心軸上に設けられ、上パンチ12の上面の周縁には、環状突起部12bが設けられている。
【0013】
上蓋13は、細径円盤部13aと太径円盤部13bとからなり、細径円盤部13aは上蓋筒11に設けられた貫通開口部の内部空間に嵌合し、細径円盤部13aに結合してなる太径部11bの下端面は、上蓋筒11の上面に当接している。また、上蓋13には、その上面から底面に貫通する円孔13cが設けられ、円孔12aと共に、上蓋13の上面から上パンチ12の底面に貫通する1つの円孔を形成している。さらに、上蓋13の底面には、環状突起部12bに嵌合する環状凹陥部13dが設けられている。つまり、環状突起部12bと環状凹陥部13dとは、はめ合いの関係になっている。また上記上蓋筒11、上パンチ12及び上蓋13により、ボディ部5における円筒状開口部の上部を覆蓋する覆蓋部が形成される。
【0014】
容器下蓋部7は、下蓋筒14と、下パンチ調整座15、下パンチ16と、支持台17と、支持基盤18を有する。
下蓋筒14は、上蓋筒11と同じ構造を有し、細径部14aの外周面は圧力容器本体5の内周面に嵌合し、細径部14aが結合した方の太径部14bの端面は、圧力容器本体5の底面に当接している。また、下蓋筒14の上端部外周面には環状凹陥部14cが設けられている。
【0015】
下パンチ調整座15は円柱状の部材であって、その上部の外周面がテーパ状に削られて、テーパ面が形成されている。下パンチ調整座15の、テーパ状になっていない外周面は、下蓋筒14に設けられた円形の貫通開口部の内周面に嵌合しており、下パンチ調整座15の底面、上面はそれぞれ、下蓋筒14の底面、上面よりも上位に位置している。また、下パンチ調整座15の上面の周縁には、環状突起部15aが設けられ、下パンチ調整座15の底面の周縁には、環状突起部15bが設けられている。
【0016】
下パンチ16は、細径円盤部16aと太径円盤部16bとからなり、細径円盤部16aは下蓋筒14の内部空間に位置し、細径円盤部16aが結合した方の、太径部16bの端面は、下蓋筒14の底面に当接している。また、下パンチ16の上面には、環状突起部15bに嵌合する環状凹陥部16cが設けられている。この環状凹陥部16cと環状突起部15bとは、はめ合いの関係になっている。また、下パンチ16には、下パンチ16および下パンチ調整座15を下方に移動可能なシリンダー(図示せず)が設けられている。
【0017】
下パンチ16の下には、容器下蓋部7を支える支持台17と、その支持台17を保持する支持基盤18が設置されている。
【0018】
加圧型8は、円筒形の部材であって、上端部および下端部の内周面がテーパ状に削られており、その上面(上端面)および底面(下端面)はそれぞれ、上蓋筒11の底面(下端面)および下蓋筒14の上面(上端面)と同じ形状を有する。加圧型8は、その上面および底面がそれぞれ上蓋筒11の底面および下蓋筒14の上面に当接させて、ボディ部5の内部空間に設置されている。加圧型8の材質としては、弾性および耐圧性を有し、圧力を成形型10に有効に伝達可能なものであれば特に制限はないが、通常はウレタンゴムが用いられる。
【0019】
圧力容器本体2、上蓋筒11、下蓋筒14および加圧型8により形成される空間には、シール部材19と、Oリング20とが設けられている。
【0020】
シール部材19は、弾性および耐圧性を有する、円筒状に形成された部材である。シール部材19は、その両周縁部が外側に折り返されて、折り返し部19aを形成している。そしてシール部材19は、その内周面が加圧型8の外周面全面を覆うように配置され、さらに、折り返し部19aの外周部がボディ部5の内周面に接着されている。つまり、シール部材19は、圧力容器本体2の内部空間を、ボディ部5に設けられた圧力媒体導入孔に通じる空間と、前記圧力媒体導入孔に通じない空間とに分割している。そして、前記圧力媒体導入孔に通じる空間であって、シール部材19とボディ部5とで形成される空間が圧力空間9である。加圧成形時には、圧力媒体導入孔を通じてこの圧力空間9に圧力媒体が供給され、シ−ル部材19および加圧型8を介して圧力を成形型10に伝達する。すなわち、加圧成形装置1においては、加圧型8およびシール部材19が圧力伝達用弾性体に相当する。シール部材19の材質としては、圧力媒体による圧力を加圧型8に伝達可能であれば特に制限はないが、通常はゴムが使用される。
【0021】
Oリング20は、シール部材19を挟むように、環状凹陥部11cおよび環状凹陥部14cに装着された、加圧成形時に弾性変形可能な部材である。
【0022】
成形型10は、その内部に被成形物31を収容可能な空間を有する円柱状の部材である。成形型10は、加圧型8の内部空間に収容可能な大きさであり、かつ加圧成形時に加圧型8から受ける圧力を被成形物31に有効に伝達することができる大きさを有する。成形型10は、円筒状の外殻材10aと、円盤状の蓋部材10bと、円盤状の底部材10cとを有する。蓋部材10bの底面周縁部、底部材10cの上面周縁部には、それぞれ環状凹陥部10d、環状凹陥部10eが設けられており、その環状凹陥部にそれぞれ外殻材10aの上端部、下端部が嵌合している。さらに底部材10cの底面周縁には、環状突起部15aに係合する環状凹陥部10fを有する。成形型10は、蓋部材10bの上面を上パンチ12の底面に当接させ、環状凹陥部10fを環状突起部15aに係合させた状態で圧力容器本体2内に収容されている。成形型10の材質としては、弾性および耐圧性を有し、圧力を被成形物31に有効に伝達可能な材質のものであれば特に制限はないが、通常はゴムが使用される。
【0023】
強制離脱手段3は、ボディ5の上面に設置された押しシリンダー21と、移動シリンダー22と、フレーム23と、ガイド24と、レール25と、基板26aおよび基板26bとを有する。
【0024】
フレーム23は、押しシリンダー21を設置する部材であって、水平に設置される軸部27と、軸部27の両端に垂直に形成される足部28aおよび足部28bとを有する。
足部28a、足部28bはそれぞれ、その下端部に一対の断面コ字状のガイド24a、ガイド24bを有し、基板26a、基板26b上に相対向して水平に敷設された一対のレール25a、レール25bに係合している。さらに、基板26a、基板26bはそれぞれボディ部5の上端面に設置されている。
【0025】
すなわち、押しシリンダー21を備えたフレーム23は、圧力容器本体2上を、図2に示すX1、X2方向に水平に移動可能となっている。
【0026】
押しシリンダー21は、軸部27の中央に垂直に、取付金具29により固定
されており、押しシリンダー21に具備されるピストン30が下向きに駆動するようになっている。ピストン30は、円孔12aおよび円孔13aに挿入可能な外径を有し、また、ピストン30を下方に駆動させたときに、ピストン30の先端の位置が、圧力容器本体2内に収容された成形型10の中心点に達する長さを有する。
【0027】
また、フレーム23をX1方向に最大限に移動させたときに、すなわち図2に示す位置Aにフレーム23を配置したときに、押しシリンダー21に具備されるピストン30の軸線と円孔13cの軸線とが一致し、またフレーム23をX2方向に最大限に移動させたときに、すなわち図2に示す位置Bにフレーム23を配置したときに、押しシリンダー21が上蓋13および上蓋筒11の上面の直上空間外に位置するように、レール25aおよびレール25bは設計されている。したがって、フレーム23を位置Aに配置して押しシリンダー21を駆動させると、ピストン30の先端部は、円孔12aおよび円孔13cを通って加圧型8の内部空間に達するので、ピストン30で、加圧型8の内部に収容した成形型10を下方に押すことが可能である。
【0028】
さらに、基板26a上には移動シリンダー22が、レール25aに対しレール25bとは反対側に、レール25aに隣接して設けられており、移動シリンダー22の駆動と連動してフレーム23が運動するように設計されている。そして、フレーム23のX1、X2方向の移動距離、すなわちA−B間の距離と、移動シリンダー22の駆動距離とが等しくなるように、移動シリンダー22は設計されている。
【0029】
強制離脱手段3は以上の構造を有することにより、移動シリンダー22の駆動によって、位置Aにあるフレーム23を位置Bに、また位置Bにあるフレーム23を位置Bに的確に移動させることができる。
【0030】
ヨークフレーム4は、圧力容器本体2を中に通すことのできる大きさの略長方形の内部空間4aを有し、圧力容器本体2を内部空間4a内に収容した状態で、加圧成形時に上パンチ12、上蓋13等が上方に移動するのを防止する機能を有する。また、ヨークフレーム4は、移動手段を有しており(図示せず)、図2に示すX1、X2方向に移動可能になっている。
【0031】
また、ヨークフレーム4のX1、X2方向の移動とフレーム23のX1、X2方向の移動とは連動している。すなわち、ヨークフレーム4が、図2における2点鎖線で示した位置から実線で示した位置に移動するときは、これに連動して、フレーム23は位置Bから位置Aに移動し、ヨークフレーム4が、図2における実線で示した位置から2点鎖線で示した位置に移動するときは、これに連動して、フレーム23は位置Aから位置Bに移動する。
【0032】
次に、加圧成形装置1の作用を図2、図3および図4を用いて説明する。
まず初期状態として、フレーム23は位置Bに配置されている。ヨークフレーム4は、図2の2点鎖線で示す位置に配置されている。このとき、フレーム23は、上蓋13および上蓋筒11の上面の直上空間外に位置しているので、ヨークフレーム4は前記位置への配置が可能となる。圧力容器本体2内には、内部に被成形物が充填された成形型10が配置されている。図4は、圧力容器本体2内における加圧型8および成形型10の断面図を示し、図4(a)は、初期状態における加圧型8および成形型10の状態を示す。
この状態で加圧成形を行う。
【0033】
圧力媒体供給装置(図示せず)によりボディ部5に設けられた圧力媒体導入孔(図示せず)を通じて圧力空間9内に圧力媒体を圧入する。圧力媒体の圧入によりシール部材19および加圧型8を介して成形型10に圧力が負荷され、成形型10内の被成形物31は側面から圧力を受ける。このとき、被成形物31には上下方向への膨張力が働くが、成形型10の上面、底面はそれぞれ、上パンチ12、下パンチ調整座15等により規制されているので、上下方向に膨張しようとする被成形物31は結果として上下から圧縮力を受けることになり、全体として等方圧を受け加圧成形される。
【0034】
このとき、シール部材19および加圧型8は弾性変形可能であり、また加圧型8の上端部の内部、下端部の内部にはそれぞれ、剛体である上パンチ12、下パンチ調整座15が存在するので、加圧型8は、図4(b)に示すように、両端の縁から周側面中央部に向かって凹状に湾曲している。
【0035】
所定の加圧成形処理時間の経過後、圧力媒体を圧力空間9から除去し、成形型10への加圧を終了する。このとき、加圧型は弾性復帰し、図4(b)の状態から図4(a)の状態に戻る。そして、ヨークフレーム4を図2に示す実線の位置に移動させ、下パンチ16および下パンチ調整座15を下降させることによって、成形型10を圧力容器本体2から取り出すことができる。
【0036】
しかし、前記加圧成形処理を繰り返すうちに、加圧型8の弾性が劣化し、圧力を除去しても加圧型8は図4(b)の状態から図4(a)の状態に復帰しなくなる。すなわち、加圧型8は内側に湾曲したままの状態になるので、成形型10は、加圧型8の内周面によって挟持された状態になる。こうなると、下パンチ16および下パンチ調整座15を下降させても、成形型10を圧力容器本体2から取り出すことができない。そこで以下の操作を行う。
【0037】
ヨークフレーム4の、図2に示す実線の位置への移動に連動させて移動シリンダー22を駆動させ、フレーム23を位置Aに移動させる。次に、押しシリンダー21を駆動させ、ピストン30を下降させる。位置Aにおいては、ピストン30の軸線と円孔13cおよび円孔12aの軸線とが一致しており、またピストン30は、円孔13cおよび円孔12aに挿入可能な外径を有するので、ピストン30は、円孔13cおよび円孔12a内を下降する。そして、ピストン30は、その先端部が、圧力容器本体2内に収容された成形型10の中心点に達する長さを有するので、円孔13cおよび円孔12a内を下降するピストン30は、成形型10の上面に当接し、さらに成形型10を下方に押す。このとき、ピストン30の下降に同期して、下パンチ16および下パンチ調整座15を下降させる。そうすると、加圧型8の内周面によって挟持された成形型10は、内側に湾曲した加圧型8を外向に押し戻しながら下降する。ピストン30は、その先端部が、下降する前における成形型10の中心点の位置に達するまで成形型10を押す。このようにして、成形型10を加圧型8から押出し、圧力容器本体2から取り出すことができる。このように、強制離脱手段3は、加圧型8に挟持された成形型10を強制的に加圧型8から離脱させる機能を有する。
【0038】
ピストン30を引き上げ、再びフレーム23を位置Bに移動させ、成形型10内に被成形物を充填し、この成形型10を下パンチ16および下パンチ調整座15と共に圧力容器本体に装着し、ヨークフレーム4を図2の2点鎖線で示す位置に移動することによって、加圧成形装置1は初期状態に戻る。
【0039】
以上のように、加圧成型装置1は、被成形物を加圧成型処理することができ、さらに長時間の使用による加圧型8の変形が生じた場合でも、スムースに成形型10を装置外に取り出すことができる。
【0040】
なお、この発明の加圧成形装置においては、強制離脱装置の構造は、ヨークフレームの運動に連動して、押しシリンダー21を円孔13cの直上に移動させ、押しシリンダー21に具備されるピストンを円孔31c内に挿入させることができれば、前記強制離脱装置3の構造に制限されることはない。
【0041】
以下に、強制離脱装置3とは構造の異なる強制離脱装置を有する、この発明の加圧成形装置の他の具体例である加圧成形装置41および加圧成形装置51について説明する。
【0042】
加圧成形装置41の正面説明図、平面説明図をそれぞれ図5、図6に示す。加圧成形装置41は、強制離脱装置の構造のみが加圧成形装置1と相違しており、他の部分は加圧成形装置41と同じである。
加圧成形装置41の強制離脱装置42は、押しシリンダー45と、アーム43と、回転手段44とを有する。
【0043】
アーム43は、L字型の部材であって、水平部43aと垂直部43bとからなる。アーム43の、水平部43a側の先端上部には、ピストン46を備えた押しシリンダー45が水平部43aに対して直角となるように設置されている。すなわち、ピストン46は垂直方法に運動可能になっている。水平部43aの長さは、アーム43を図6の点線で示した位置に置き、ピストン46を下降させたときに、ピストン46が円孔3c内に挿入されるように設計されている。アーム43の、垂直部43b側の先端部は、ボディ部5の上面に設置された回転手段44に接続されている。
【0044】
回転手段44は、アーム43を、垂直部43bの軸線を中心にして一定の角度回転させる機能を有する。すなわち回転手段44は、図6において、アーム43を、実線で示した位置と点線で示した位置との間で往復回転運動させることができる。ここで、前記実線で示した位置は、加圧成形の際にヨークフレーム4が圧力容器本体2を覆うときにヨークフレーム4が存在する空間(図6において、2点鎖線で示した範囲)外の位置であり、前記点線で示した位置は、押しシリンダー45を駆動させて、ピストン46を下降させた場合に、ピストン46を円孔3c内に挿入可能となる位置である。
【0045】
さらに、回転手段44の作動は、ヨークフレーム4の運動と連動している。すなわち図6において、ヨークフレーム4が2点鎖線で示す位置にあるときには、アーム43は実線で示す位置にあり、ヨークフレーム4が実線で示す位置に移動したときには、これに連動して回転手段44が作動し、アーム43は点線で示す位置に移動する。そして、ヨークフレーム4が2点鎖線で示す位置に移動したときには、同様に回転手段44の作動により、アーム43も実線で示す位置に移動する。
【0046】
加圧成型装置41は、以下のように作用する。加圧成型処理時においては、ヨークフレーム4は2点鎖線で示した位置に、アーム43は実線で示した位置に存在する。加圧成型処理が終了すると、ヨークフレーム4は実線で示した位置に移動し、これに連動してアーム43は、点線で示した位置に移動する。以下、加圧成型装置1の場合と同様にして、圧力容器本体2内の成形型10を強制的に圧力容器本体2の外部に押出すことができる。
【0047】
以上のように、強制離脱手段42を装備した加圧成型装置41は、加圧成型装置1と同様に、加圧成型処理、および、その後に加圧型8に挟持された成形型10を強制的に加圧型8から離脱させることができる。
【0048】
次に、加圧成形装置51の正面説明図を図7(a)および図7(b)に、平面説明図を図8に示す。加圧成形装置51は、強制離脱装置の構造およびヨークフレームの構造が加圧成形装置1および加圧成型装置41と相違しており、圧力容器本体については加圧成形装置1および加圧成型装置41と同じである。
【0049】
加圧成形装置51の強制離脱装置52は、ボディ部5の上面に設置された押しシリンダー60と、移動シリンダー62と、フレーム53と、ガイド54と、レール55と、基板56aおよび基板56bとを有する。このうち、押しシリンダー60、移動シリンダー62、ガイド54およびレール55は、垂直方向に設けられている。
【0050】
フレーム53は、水平に設置される軸部57と、軸部57の両端に垂直に形成される足部58aおよび足部58bとを有し、軸部57の中央上部に、押しシリンダー60を垂直に設置してある。そして、押しシリンダー60に装着されたピストン61の軸線と円孔13cの軸線とが一致する位置に、フレーム53は設置されている。
【0051】
足部58a、足部58bの側面にはそれぞれ、断面コ字状のガイド54a、ガイド54bが設けられ、足部58a、足部58bに隣接して設置されたレール25a、レール25bに係合している。さらに、足部58aに対し、ガイド54aとは反対側に、足部58aに隣接して移動シリンダー62が設けられており、移動シリンダー62の駆動と連動してフレーム23が運動するように設計されている。すなわち、フレーム23は、レール25aおよびレール25bに沿って、図7(a)に示す最上位である位置Dと、図7(b)に示す最下位である位置Eとの間を往復運動可能になっている。なお、最上位である位置Dにフレーム53があるとき、軸部57は、ヨークフレーム59の上面よりも上位に位置するように設計されている。
【0052】
ヨークフレーム59は、足部58a、ガイド54aおよび移動シリンダー62と、足部58aおよびガイド54aとの位置にそれぞれ合わせて、凹陥部59aと凹陥部59bとを有する。すなわち、加圧処理の際にヨークフレーム59で加圧容器本体2上面を覆ったとき、図8に示すように、ヨークフレーム59と強制離脱手段52とが衝突しないように設計されている。
【0053】
さらに、また、ヨークフレーム59の、図8におけるX1、X2方向の移動と、フレーム53の、図7(a)および図7(b)におけるD、E方向の移動とは連動している。すなわち、ヨークフレーム59が、図8における2点鎖線で示した位置から実線で示した位置に移動するときは、これに連動して、フレーム53は位置Dから位置Eに移動し、ヨークフレーム59が、図8における実線で示した位置から2点鎖線で示した位置に移動するときは、これに連動して、フレーム53は位置Eから位置Dに移動する。
【0054】
加圧成型装置51は、以下のように作用する。加圧成型処理時においては、ヨークフレーム59は、図8における2点鎖線で示した位置に存在する。このとき、フレーム53は、図7(a)に示した最上位である位置Dに位置している。加圧成型処理が終了すると、ヨークフレーム59は、図8における実線で示した位置に移動し、これに連動してフレーム53は、図7(b)に示した最下位である位置Eに移動する。以下、加圧成型装置1の場合と同様にして、圧力容器本体2内の成形型10を強制的に圧力容器本体2の外部に押出すことができる。
【0055】
以上のように、強制離脱手段52を装備した加圧成型装置51は、加圧成型装置1と同様に、加圧成型処理、および、その後に加圧型8に挟持された成形型10を強制的に加圧型8から離脱させることができる。
【0056】
【発明の効果】
従来の加圧成形装置は、加圧成形操作を繰り返すうちに加圧型が変形し、成形型が加圧成形装置から取り出せなく不都合があったが、この発明の加圧成形装置は、成形型に対する強制離脱手段を有するので、加圧成形装置から成形型を容易に取り出すことができ、作業性が大幅に向上する。
【0057】
この発明の加圧成形装置は、既存の加圧成形装置に強制離脱手段を設置するだけで製造することができ、加圧成形装置本体自体に対する特殊な加工は不要であり、コスト高になることがない。
【0058】
この発明の加圧成形装置においては、加圧型の使用可能回数が増加するので、加圧型の交換の労力が削減され、また経済性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、加圧成形装置1の正面説明図を示す。
【図2】図2は、加圧成形装置1の平面説明図を示す。
【図3】図3は、圧力容器本体部2の、図2におけるC−C正面断面説明図を示す。
【図4】図4(a)は、不加圧成形時における、加圧成形装置1内での加圧型8および成形型10の状態を示す説明図である。図4(b)は、加圧成形時および加圧型8の弾性復帰不能時における、加圧成形装置1内での加圧型8および成形型10の状態を示す説明図である。
【図5】図5は、加圧成形装置41の正面説明図を示す。
【図6】図6は、加圧成形装置41の平面説明図を示す。
【図7】図7(a)は、フレーム53が位置Dにある場合における加圧成形装置51の正面説明図を示す。図7(b)は、フレーム53が位置Eにある場合における加圧成形装置51の正面説明図を示す。
【図8】図8は、加圧成形装置51の平面説明図を示す。
【図9】図9は、加圧成形装置71の縦断面説明図である。
【図10】図10(a)は、不加圧成形時における、加圧成形装置71内での成形型80および加圧用ゴム型76の状態を示す説明図である。図10(b)は、加圧成形時および加圧用ゴム型76の弾性復帰不能時における、加圧成形装置71内での成形型80および加圧用ゴム型76の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・加圧成形装置、2・・圧力容器本体、3・・強制離脱手段、4・・ヨークフレーム、4a・・内部空間、5・・ボディ部、6・・容器上蓋部、7・・容器下蓋部、8・・加圧型、9・・圧力空間、10・・成形型、10a・・外殻部材、10b・・蓋部材、10c・・底部材、10d・・環状凹陥部、10e・・環状凹陥部、10f・・環状凹陥部、11・・上蓋筒、11a・・細径部、11b・・太径部、11c・・環状凹陥部、12・・上パンチ、12a・・円孔、12b・・環状突起部、13・・上蓋、13a・・細径円盤部、13b・・太径円盤部、13c・・円孔、13d・・環状凹陥部、14・・下蓋筒、14a・・細径部、14b・・太径部、14c・・環状凹陥部、15・・下パンチ調整座、15a・・環状突起部、15b・・環状突起部、16・・下パンチ、16a・・細径円盤部、16b・・太径円盤部、16c・・環状凹陥部、17・・支持台、18・・支持基盤、19・・シール部材、19a・・折り返し部、20・・Oリング、21・・押しシリンダー、22・・移動シリンダー、23・・フレーム、24a・・ガイド、24b・・ガイド、25a・・レール、25b・・レール、26a・・基板、26b・・基板、27・・軸部、28a・・足部、28b・・足部、29・・取付金具、30・・ピストン、31・・被成形物、41・・加圧成形装置、42・・強制離脱手段、43・・アーム、43a・・水平部、43b・・垂直部、44・・回転手段、45・・押しシリンダー、46・・ピストン、51・・加圧成形装置、52・・強制離脱手段、53・・フレーム、54a・・ガイド、54b・・ガイド、55a・・レール、55b・・レール、56a・・基板、56b・・基板、57・・軸部、58a・・足部、58b・・足部、59・・ヨークフレーム、59a・・凹陥部、59b・・凹陥部、60・・押しシリンダー、61・・ピストン、62・・移動シリンダー、71・・加圧成形装置、72・・ボディ部、73・・上蓋、74・・下蓋、75・・圧力容器、76・・加圧用ゴム型、77・・圧力空間、78・・規制部材、79・・被処理物、80・・成形型、A・・位置、B・・位置、D・・位置、E・・位置、X1・・方向、X2・・方向
Claims (7)
- 圧力媒体が圧入される空間を形成するように圧力容器本体内に装着され、被成形物を収容する成形型に圧力を伝達する圧力伝達用弾性体と、
加圧成形後に、前記圧力伝達用弾性体に隣接する前記成形型を強制的に前記圧力伝達用弾性体から離脱させる強制離脱手段とを有して成り、
前記強制離脱手段は、
前記圧力容器本体上を移動可能なフレーム又はアームと、
前記フレーム又はアームに装着された押しシリンダーと、
前記押しシリンダーに装着され、前記成形型を押出し可能となるように駆動するピストンとを備えて成り、
前記ピストンの駆動によって前記成形型を前記加圧型から押出すことを特徴とする加圧成形装置。 - 前記フレーム又はアームは、前記圧力容器本体上を水平に移動可能なフレームであることを特徴とする請求項1に記載の加圧成形装置。
- 前記圧力容器本体の上端面に設置されたレールと、
前記フレームに設けられ、前記レールに係合するガイドと、
前記レールに隣接して設けられ、自身の駆動と連動して前記フレームを移動させる移動シリンダーとを有することを特徴とする請求項2に記載の加圧成形装置。 - 前記フレーム又はアームは、前記圧力容器本体上を往復回転運動可能なアームであることを特徴とする請求項1に記載の加圧成形装置。
- 前記アームは、水平部とその端部に連設された垂直部とを有するL字型部材であり、
前記垂直部の軸線を中心にして前記アームを回転させる回転手段を有することを特徴とする請求項4に記載の加圧成形装置。 - 前記フレーム又はアームは、前記圧力容器本体上を上下方向に移動可能なフレームであることを特徴とする請求項1に記載の加圧成形装置。
- 前記フレームの両端に形成された足部の側面に設けられたガイドと、
前記足部に隣接して設置され、前記ガイドに係合するレールと、
前記足部に隣接して設けられ、自身の駆動と連動して前記フレームを移動させる移動シリンダーとを有することを特徴とする請求項6に記載の加圧成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30992199A JP4459337B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 加圧成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30992199A JP4459337B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 加圧成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001129690A JP2001129690A (ja) | 2001-05-15 |
JP4459337B2 true JP4459337B2 (ja) | 2010-04-28 |
Family
ID=17998951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30992199A Expired - Lifetime JP4459337B2 (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | 加圧成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4459337B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109333770A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-02-15 | 怀化市嘉星陶艺文化科技有限公司 | 龙门式可调节刀压陶瓷成型机及其成型方法 |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP30992199A patent/JP4459337B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001129690A (ja) | 2001-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2739984C (en) | Method and apparatus for forming a can shell | |
CA2811693C (en) | Method and apparatus for forming a can shell | |
EP0978334B1 (en) | Hemming apparatus | |
CN101849114B (zh) | 球节的制造装置及其制造方法 | |
JP4459337B2 (ja) | 加圧成形装置 | |
CN1296278A (zh) | 按键开关 | |
JP4181984B2 (ja) | 圧縮成形装置 | |
KR101072305B1 (ko) | 피어싱 프레스 | |
JP3367817B2 (ja) | 粉末成形プレス | |
JP2002239675A (ja) | 閉塞鍛造金型装置 | |
JP6730306B2 (ja) | 支持プレート上に取付け可能な少なくとも1つの圧縮ロールステーションを備えるロータリープレス、及び圧縮ロールステーションを着脱する方法 | |
JP2895769B2 (ja) | パンチング金型 | |
JPH0748604A (ja) | 圧粉成型体成型装置 | |
JP2005246463A (ja) | 粉末成形装置の粉末充填機構 | |
KR20050030044A (ko) | 복합 캠형 프레스 장치 | |
JPH09295196A (ja) | 粉末成形プレス | |
JP3531336B2 (ja) | 薄板の成形方法及び成形装置 | |
CN221336357U (zh) | 一种冲压模具自动下料机构 | |
CN100581675C (zh) | 模压成型装置和模压成型方法 | |
KR920004184Y1 (ko) | 프레스금형의 스트리퍼 복귀장치 | |
JP2523920Y2 (ja) | バルジ成形用金型装置 | |
JP4453994B2 (ja) | パンチ金型 | |
JPH11323405A (ja) | 粉末成形方法および成形装置 | |
JP2525259B2 (ja) | バルジ成形装置 | |
JPH0666823U (ja) | プレス成形装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060316 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090706 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100122 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4459337 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160219 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |