JP4458836B2 - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP4458836B2
JP4458836B2 JP2003419882A JP2003419882A JP4458836B2 JP 4458836 B2 JP4458836 B2 JP 4458836B2 JP 2003419882 A JP2003419882 A JP 2003419882A JP 2003419882 A JP2003419882 A JP 2003419882A JP 4458836 B2 JP4458836 B2 JP 4458836B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
reinforcing layer
layer
belt reinforcing
tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003419882A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005178478A (ja
Inventor
和紀 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP2003419882A priority Critical patent/JP4458836B2/ja
Publication of JP2005178478A publication Critical patent/JP2005178478A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4458836B2 publication Critical patent/JP4458836B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、空気入りラジアルタイヤに関し、より詳しくはコーナリング性能及び操縦安定性の向上に関する。
空気入りラジアルタイヤにおいて、一対のビードコアと、前記ビードコアを巻回しトロイダル形状のカーカスと、前記カーカスのクラウン部にタイヤ半径方向外側に配置されたベルト層と、前記ベルト層よりタイヤ半径方向外側に配置されたトレッドゴムと、前記トレッドゴムと一対のサイドウォールを備えている。
かかる従来のタイヤにおいて、タイヤトレッドの剛性が不十分なことがあった。特に、タイヤ周方向に連なる主溝が刻まれている場合、トレッドの主溝の両側付近はタイヤ幅方向に変形しやすく、タイヤ幅方向の剛性が低下する。その結果、コーナリング性能や操縦安定性が低下することがあった。
そのため、ベルト層より半径方向外側にナイロンなどの有機繊維製のベルト補強層を設けてトレッドの剛性を高める工夫がなされてきた。また、主溝溝底部に対応する部位に更に追加プライを配置した空気入りラジアルタイヤが知られている(特許文献1)。
特開平4−100704号公報
かかる従来の空気入りラジアルタイヤにおいては、補強ベルト層が配置されているため、既にタイヤの重量が増加している。そのため、トレッドの剛性を高めるため補強ベルト層の枚数を追加させることは、更なる重量増加となってしまう。また、重量増加を抑えるため、主溝溝底部に対応する部位にのみ追加プライを追加できず、トレッドの剛性を十分に高めることができなかった。
本発明の目的は、タイヤ重量の増加を伴うことなくトレッドの剛性を高め、コーナリング性能及び操縦安定性の高めることにある。
上記課題を解決するため、鋭意検討した結果、本願発明は、一対のビードコアと、前記ビードコアを巻回しトロイダル形状を成すカーカスと、前記カーカスのクラウン部にタイヤ半径方向外側に配置された少なくとも1枚のベルト層と、前記ベルト層よりタイヤ半径方向外側に配置されたトレッドゴムと、前記トレッドゴムと連結する一対のサイドウォールを備えた空気入りラジアルタイヤにおいて、
前記ベルト層の端部に密着して配置された第1のベルト補強層と、タイヤ半径方向内側に隣接する前記ベルト層又は前記第1のベルト補強層から間隔をおいて前記トレッドゴム内に配置された第2のベルト補強層とを更に備えた空気入りラジアルタイヤとした。
第2のベルト補強層がタイヤ半径方向内側に隣接するベルト層などから間隔をおいて配トレッドゴム内に配置されているので、トレッドゴムの剛性が高められるので、コーナリング性能及び操縦安定性が向上する。また、第1のベルト補強層は、ベルト層の端部に密着して配置されているので、特に補強が必要とするベルト層端部が補強されている。なお、ベルト補強層として、ナイロン66などのナイロン製の有機繊維が好適に使用できる。
本願発明は、前記トレッドゴムの表面にタイヤ周方向に延びる主溝が刻まれた空気入りラジアルタイヤとした。
トレッドゴム表面にタイヤ周方向の主溝が刻まれていると、当該主溝溝底の近傍の剛性が低下しやすいが、第2のベルト補強層が主溝溝底に近接して配置されている。その結果、タイヤ幅方向のトレッド剛性が高められ、コーナリング性能及び操縦安定性が向上する。
本願発明は、前記第1のベルト補強層は、少なくとも前記ベルト層の端部を密着して覆いタイヤ幅方向内側に延びて終端する一対のベルト補強層であり、前記第2のベルト補強層は、前記第1のベルト補強層のタイヤ幅方向外側端部の一方の上方から他方の上方まで延びるベルト補強層である空気入りラジアルタイヤ。
第1のベルト補強層はベルト層の端部を密着して覆っているので、ベルト層端部を補強している。また、第2のベルト補強層は、第1のベルト補強層のタイヤ幅方向外側端部の一方の上方から他方の上方まで延びているので、トレッドゴムの幅全体に渡って剛性が高められている。したがって、実質的にベルト層を覆い、ベルト補強層がベルト層端部近傍で折り返し部を有し2層となっている従来構造と比べてタイヤ重量の増加を伴わず、効果的にトレッド剛性が高められコーナリング性能などが向上する。
本願発明は、前記第1のベルト補強層は前記ベルト層の端部を密着して覆い、前記ベルト層のタイヤ幅方向外側端部の一方から他方に延びるベルト補強層であり、前記第2のベルト補強層は前記第1のベルト補強層のタイヤ幅方向外側端部の一方の上方から他方の上方まで延びるベルト補強層である空気入りラジアルタイヤとした。
第1のベルト補強層は、ベルト層の端部を密着して覆い、ベルト層のタイヤ幅方向外側端部の一方から他方に延びているので、端部を含むベルト層全体を補強している。また、第2のベルト補強層は、第1のベルト補強層のタイヤ幅方向外側端部の一方の上方から他方の上方まで延びているので、トレッドゴムの幅全体に渡って剛性が高められている。したがって、実質的にベルト層を覆い、ベルト補強層が2層となっている従来構造と比べてタイヤ重量の増加を伴わず、効果的にトレッド剛性が高められコーナリング性能などが向上する。
本願発明は、第1のベルト補強層は、少なくとも前記ベルト層の端部を密着して覆いタイヤ幅方向内側に延びて終端する一対のベルト補強層であり、前記第2のベルト補強層は前記第1のベルト補強層の終端部の一方の上方から他方の上方まで延びるベルト補強層であり、前記終端部はタイヤ幅方向最外主溝の溝底よりも15mm〜30mmだけタイヤ幅方向外側にある空気入りラジアルタイヤとした。
第1のベルト補強層はベルト層の端部を密着して覆っているので、ベルト層端部を補強している。第2のベルト補強層は第1のベルト補強層の終端部の一方の上方から他方の上方まで延びるベルト補強層であり、しかも終端部はタイヤ幅方向最外主溝の溝底よりも15mm〜30mmだけタイヤ幅方向外側にあるので、少なくともトレッドのタイヤ幅方向最外主溝間の部分の剛性が高められている。したがって、実質的にベルト層を覆い、ベルト補強層が1層となっている従来構造と比べてタイヤ重量の増加を伴わず、効果的にトレッド剛性が高められコーナリング性能などが向上する。
本願発明は、前記第2のベルト補強層と前記主溝溝底までの距離d1が0.5mm以上であって、前記第1のベルト補強層が少なくとも前記ベルト層の端部を密着して覆いタイヤ幅方向内側に延びて終端する一対のベルト補強層である場合は、前記第2のベルト補強層からタイヤ半径方向内側に隣接する前記ベルト層までの距離d2が1.0mm以上であって、あるいは、前記第1のベルト補強層は前記ベルト層の端部を密着して覆い、前記ベルト層のタイヤ幅方向外側端部の一方から他方に延びるベルト補強層であり、前記第2のベルト補強層は前記第1のベルト補強層のタイヤ幅方向外側端部の一方の上方から他方の上方まで延びるベルト補強層である場合は、前記第2のベルト補強層からタイヤ半径方向内側に隣接する前記第1のベルト補強層までの距離d2が1.0mm以上であって、d1+d2が8mm以下である空気入りラジアルタイヤとした。
距離d1が0.5mm未満であると、主溝の溝底部のトレッドゴムの厚さが不十分となる。また、距離d2が1.0mm未満であると、第2のベルト補強層が主溝の溝底部に近づかず、トレッドゴムの剛性を十分に高めることができない。d1+d2が8mmを超えてしまうと、トレッドの厚さが厚くなりすぎて剛性を十分に高めることができない。
本発明の空気入りラジアルタイヤは、第1のベルト補強層がベルト層端部を補強し、タイヤ半径方向最外側の第2のベルト補強層が他のベルト層又はベルト補強層から間隔をおいてトレッドゴム内に配置されているので、第2のベルト補強層がトレッドの剛性を高める。その結果、コーナリング性能及び操縦安定性が向上する。しかも、従来構造からベルト補強層を追加していない構造であるのでタイヤ重量の増加を伴わず、ベルト層端部の耐久性も維持される。
以下、図面を用いて、本発明に係る空気入りラジアルタイヤの実施形態を説明する。図1(a)は、本発明に係る空気入りラジアルタイヤの半断面を、図1(b)は従来例の空気入りラジアルタイヤの断面図をそれぞれ示す。図1(a)において、一対のビードコア(図示しない)を巻回するトロイダル形状を成すカーカス1、カーカス1のクラウン部にタイヤ半径方向外側に配置された2枚のベルト層2、ベルト層2よりタイヤ半径方向外側に配置されたトレッドゴム3と、トレッドゴム3と連結する一対のサイドウォール4を備えた空気入りラジアルタイヤが示されている。また、トレッドゴム3の表面には、タイヤ周方向に延びる主溝5が刻まれている。
第1のベルト補強層11は、ベルト層2の端部2aよりタイヤ幅方向外側にある端部11aからタイヤ幅方向内側に延び終端部11bで終端している。すなわち、少なくともベルト層2の端部2aを密着して覆い補強している。タイヤ中心線CLに関して反対側のベルト層2の端部(図示しない)においても同様である。
第2のベルト補強層12は、第1のベルト補強層11の端部の一方11aの上方12aから他方の上方(図示しない)まで延びて、しかもトレッドゴム3の内部にトレッド幅全体に渡って配置されているので、トレッド剛性が高められている。特に、主溝5の近傍のトレッド剛性が高まる。その結果、コーナリング性能や操縦安定性が向上し、ベルト層2の端部2aの補強は維持される。
また、図1(b)に示すような、実質的に端部2aを含むベルト層2を覆い、ベルト補強層21がベルト層2の端部2a近傍で折り返し部21aを有し2層となっている従来構造と比べて、タイヤ重量の増加を伴わず効果的にトレッド剛性が高められコーナリング性能などが向上する。
図2(a)は、本発明に係る他の実施形態を示す。第1のベルト補強層11は、ベルト層2の端部2aよりタイヤ幅方向外側にある端部11aからタイヤ幅方向内側に延びタイヤ中心線CLに関して反対側のベルト層2の端部(図示しない)の外側まで延びている。すなわち、第1のベルト補強層11はベルト層2の端部2aを密着して覆い補強している。
第2のベルト補強層12は、第1のベルト補強層11の端部の一方11aの上方12aから他方の上方(図示しない)まで延びて、しかもトレッドゴム3の内部にトレッド幅全体に渡って配置されているので、トレッド剛性が高められている。特に、主溝5の近傍のトレッド剛性が高まる。その結果、コーナリング性能や操縦安定性が向上し、ベルト層2の端部2aの補強は維持される。
また、図2(b)に示すような、実質的に端部2aを含むベルト層2を覆い、ベルト補強層21、22が2層となっている従来構造と比べて、タイヤ重量の増加を伴わず効果的にトレッド剛性が高められコーナリング性能などが向上する。
図3(a)は、本発明に係る他の実施形態を示す。ベルト層2の端部2aよりタイヤ幅方向外側にある端部11aからタイヤ幅方向内側に延び終端部11bで終端している。すなわち、少なくともベルト層2の端部2aを密着して覆い補強している。タイヤ中心線CLに関して反対側のベルト層2の端部(図示しない)においても同様である。
第2のベルト補強層12は、第1のベルト補強層11の終端部の一方11bから他方の上方(図示しない)まで延びて、しかもトレッドゴム3の内部にほぼトレッド幅全体に渡って配置されている。しかも、タイヤ幅方向最外主溝5aの溝底から、第2のベルト補強層12の終端部12a(第1のベルト補強層11の終端部11bの上方)までの距離Lが15mm〜30mmであるので、少なくともトレッドのタイヤ幅方向最外主溝5a間の部分の剛性が高められている。その結果、コーナリング性能や操縦安定性が向上し、ベルト層2の端部2aの補強は維持される。
ここで、Lが15mm未満であると、タイヤ幅方向最外主溝5aの近傍部分の剛性が不十分となる。また、第2のベルト補強層12の端部12aが第1のベルト補強層11の端部11bよりタイヤ幅方向外側にあり、第1のベルト補強層11と第2のベルト補強層12とがオーバラップしてもよいが、タイヤ重量増加を抑制する観点からオーバラップしない方が好ましい。Lが30mmを超えると、第1のベルト補強層11の幅が短くなり、ベルト層2の端部2aを十分に補強できないことがある。
また、図3(b)に示すような、実質的に端部2aを含むベルト層2を覆い、ベルト補強層21が1層となっている従来構造と比べて、タイヤ重量の増加を伴わず効果的にトレッド剛性が高められコーナリング性能などが向上する。
図1(a)、図2(a)及び図3(a)において、第2のベルト補強層12と主溝5の溝底までの距離d1は0.5mm以上であることが好ましい。距離d1が0.5mm未満であると、主溝5の溝底部のトレッドゴムの厚さが不十分となる。また、図1(a)、図3(a)において第2のベルト補強層12からタイヤ半径方向内側に隣接するベルト層2までの距離d2、あるいは図2(a)において第2のベルト補強層12からタイヤ半径方向内側に隣接する第1のベルト補強層11までの距離d2は1.0mm以上であることが好ましい。距離d2が1.0mm未満であると、第2のベルト補強層12が主溝5の溝底部に近づかず、トレッドの剛性を十分に高めることができない。また、d1+d2が8mm以下が好ましく、8mmを超えてしまうとトレッドの厚さが厚くなりすぎて剛性を十分に高めることができない。
なお、トレッドゴム3は1種類のゴムで構成される他、キャップゴム、ベースゴム、クッションゴムなど物性の異なる複数種類のゴム層で構成されることがある。後者の場合、いずれのゴム層あるいはいずれのゴム層の間にも第2のベルト補強層を配置することができる。
本発明に係る空気入りタイヤ及び従来例に係る空気入りタイヤをそれぞれ試作して性能評価を行った。実施例1〜6は表2に示す構造を有するタイヤであり、従来例1〜3は各実施例に対応する従来構造を有するタイヤであり、d1+d2に相当するトレッドゴムの主溝溝底からの厚さは3mmである。また、実施例及び従来例でのカーカスなどの材質及び構造は表1のとおりである。
Figure 0004458836
表2において、コーナリングパワーは台上試験でスリップ角1度での測定値である。ドライ操縦安定性は、2000cc前輪駆動車にタイヤを装着し、時速80km〜時速140kmでのレーンチェンジ時のフィーリング評価値である。いずれも従来例を100とした指数であり、数字が大きいほど良いことを示す。なお、タイヤサイズは195/65R15で、リムサイズは15×6JJで、空気圧は200kPaである。
Figure 0004458836
表2に示す結果によれば、本発明に係る空気入りラジアルタイヤでは、従来構造に比べて重量増加を伴わずにトレッドの剛性が高められ、その結果、コーナリング性能及び操縦安定性が向上されている。
(a)は本発明に係る空気入りラジアルタイヤの半断面図、(b)は従来例に係る空気入りラジアルタイヤの半断面図である。 (a)は本発明に係る空気入りラジアルタイヤの半断面図、(b)は従来例に係る空気入りラジアルタイヤの半断面図である。 (a)は本発明に係る空気入りラジアルタイヤの半断面図、(b)は従来例に係る空気入りラジアルタイヤの半断面図である。
符号の説明
1 カーカス
2 ベルト層
3 トレッドゴム
4 サイドウォール
5 主溝
11 第1のベルト補強層
12 第2のベルト補強層
21、22 ベルト補強層

Claims (4)

  1. 一対のビードコアと、前記ビードコアを巻回しトロイダル形状を成すカーカスと、前記カーカスのクラウン部にタイヤ半径方向外側に配置された少なくとも1枚のベルト層と、前記ベルト層よりタイヤ半径方向外側に配置されたトレッドゴムと、前記トレッドゴムと連結する一対のサイドウォールを備え、前記トレッドゴムの表面にタイヤ周方向に延びる主溝が刻まれた空気入りラジアルタイヤにおいて、
    前記ベルト層の端部に密着して配置された第1のベルト補強層と、タイヤ半径方向内側に隣接する前記ベルト層又は前記第1のベルト補強層から間隔をおいて前記トレッドゴム内に配置された第2のベルト補強層とを更に備え
    前記第1のベルト補強層は、少なくとも前記ベルト層の端部を密着して覆いタイヤ幅方向内側に延びて終端する一対のベルト補強層であり、前記第2のベルト補強層は、前記第1のベルト補強層のタイヤ幅方向外側端部の一方の上方から他方の上方まで延びるベルト補強層である空気入りラジアルタイヤ。
  2. 一対のビードコアと、前記ビードコアを巻回しトロイダル形状を成すカーカスと、前記カーカスのクラウン部にタイヤ半径方向外側に配置された少なくとも1枚のベルト層と、前記ベルト層よりタイヤ半径方向外側に配置されたトレッドゴムと、前記トレッドゴムと連結する一対のサイドウォールを備え、前記トレッドゴムの表面にタイヤ周方向に延びる主溝が刻まれた空気入りラジアルタイヤにおいて、
    前記ベルト層の端部に密着して配置された第1のベルト補強層と、タイヤ半径方向内側に隣接する前記ベルト層又は前記第1のベルト補強層から間隔をおいて前記トレッドゴム内に配置された第2のベルト補強層とを更に備え、
    前記第1のベルト補強層は、少なくとも前記ベルト層の端部を密着して覆いタイヤ幅方向内側に延びて終端する一対のベルト補強層であり、前記第2のベルト補強層は前記第1のベルト補強層の終端部の一方の上方から他方の上方まで延びるベルト補強層であり、前記終端部はタイヤ幅方向最外主溝の溝底よりも15mm〜30mmだけタイヤ幅方向外側にある空気入りラジアルタイヤ。
  3. 前記第2のベルト補強層と前記主溝溝底までの距離d1が0.5mm以上、前記第2のベルト補強層からタイヤ半径方向内側に隣接する前記ベルト層までの距離d2が1.0mm以上であって、d1+d2が8mm以下である請求項1又は2に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  4. 一対のビードコアと、前記ビードコアを巻回しトロイダル形状を成すカーカスと、前記カーカスのクラウン部にタイヤ半径方向外側に配置された少なくとも1枚のベルト層と、前記ベルト層よりタイヤ半径方向外側に配置されたトレッドゴムと、前記トレッドゴムと連結する一対のサイドウォールを備え、前記トレッドゴムの表面にタイヤ周方向に延びる主溝が刻まれた空気入りラジアルタイヤにおいて、
    前記ベルト層の端部に密着して配置された第1のベルト補強層と、タイヤ半径方向内側に隣接する前記ベルト層又は前記第1のベルト補強層から間隔をおいて前記トレッドゴム内に配置された第2のベルト補強層とを更に備え、
    前記第1のベルト補強層は前記ベルト層の端部を密着して覆い、前記ベルト層のタイヤ幅方向外側端部の一方から他方に延びるベルト補強層であり、前記第2のベルト補強層は前記第1のベルト補強層のタイヤ幅方向外側端部の一方の上方から他方の上方まで延びるベルト補強層であって、
    前記第2のベルト補強層と前記主溝溝底までの距離d1が0.5mm以上、前記第2のベルト補強層からタイヤ半径方向内側に隣接する前記第1のベルト補強層までの距離d2が1.0mm以上であって、d1+d2が8mm以下である空気入りラジアルタイヤ。
JP2003419882A 2003-12-17 2003-12-17 空気入りラジアルタイヤ Expired - Fee Related JP4458836B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003419882A JP4458836B2 (ja) 2003-12-17 2003-12-17 空気入りラジアルタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003419882A JP4458836B2 (ja) 2003-12-17 2003-12-17 空気入りラジアルタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005178478A JP2005178478A (ja) 2005-07-07
JP4458836B2 true JP4458836B2 (ja) 2010-04-28

Family

ID=34781630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003419882A Expired - Fee Related JP4458836B2 (ja) 2003-12-17 2003-12-17 空気入りラジアルタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4458836B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007253698A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りラジアルタイヤ
WO2016001994A1 (ja) * 2014-06-30 2016-01-07 コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン 空気入りタイヤ
JP7392711B2 (ja) * 2019-03-01 2023-12-06 住友ゴム工業株式会社 タイヤ用ゴム組成物及び空気入りタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005178478A (ja) 2005-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4950552B2 (ja) レース用空気入りタイヤ
JP7298622B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6720539B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4723198B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2015174569A (ja) 二輪自動用空気入りタイヤ
JP4706676B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP6764336B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2002337509A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP6003106B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法
JP4583891B2 (ja) 自動二輪車用タイヤ
JP4458836B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP6852092B2 (ja) 自動二輪車用空気入りタイヤ
JP6822170B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4367914B2 (ja) タイヤ用ビードコア及び空気入りタイヤ
JP2000016032A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2009090742A (ja) 空気入りタイヤ
JP2014172421A (ja) ソリッドタイヤ
JP6001514B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5654868B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4334945B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2011105100A (ja) 空気入りタイヤ
JP2008055962A (ja) 空気入りタイヤ
JP7419047B2 (ja) タイヤ
JP7024827B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4410545B2 (ja) 自動二輪車用タイヤの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090716

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160219

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees