JP4457309B2 - 伸縮自在シャフトを製造する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、内軸および外軸を軸方向に相対移動可能に且つトルク伝達可能に連結してなる伸縮自在シャフトを製造する方法に関する。
上記の伸縮自在シャフトには、ボールスプライン構造を有しているものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、シャフトからなる内軸およびスリーブからなる外軸のそれぞれに形成された軸方向溝間に、列をなす複数のボールが介在している。ボールは所定の大きさを有しており、内軸および外軸に挟持されている。外軸と内軸はそれぞれ弾性変形して弾性復元力を発生しており、ボールに予圧が付与されている。
独国特許出願公開第DE3513340A1号公報
上記の伸縮自在シャフトを製造する際、例えば、内軸および外軸を互いに同心となるように保持し、且つ内軸および外軸の対応する軸方向溝の位相を互いに一致させた状態で、これら対向する軸方向溝間にボールを強い力で押し込むことが考えられる。しかし、ボールがこれらの軸方向溝に強く擦れて軸方向溝に傷がつくおそれがある。軸方向溝に傷が付くと、ボールと軸方向溝との間の滑らかな接触が阻害され、好ましくない。
本発明は、かかる背景のもとでなされたもので、製造時に傷が生じることを防止することのできる伸縮自在シャフトの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、互いに嵌め合わされた内軸(13)および中空の外軸(14)の対応する1対の軸方向溝(16,17)間に列(19)をなす複数のボール(15)が介在し、ボールが介在する1対の軸方向溝は複数設けられ、各列のボールは外軸の弾性変形の復元力により予圧が付与された伸縮自在シャフト(5)を製造する方法において、外軸の周方向に隣接する軸方向溝間の部分を押圧治具(32)により径方向内方へ押圧することにより、外軸の軸方向溝(17)を径方向外方へ弾性的に変位させることで、各1対の軸方向溝間にボールが介在し外軸の弾性変形の復元力によりボールに予圧が付与されているときよりも大きな隙間を各1対の軸方向溝間に同時に形成し、この状態で、内軸および外軸の対応する軸方向溝間にボールを挿入するボール挿入工程を含むことを特徴とするものである。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
本発明によれば、外軸の軸方向溝を径方向外方へ弾性的に変位させることで、内軸および外軸の軸方向溝間の距離を広げることができる。この状態で両軸の軸方向溝間にボールを挿入するので、ボールが各軸方向溝に強く擦られることを防止でき、これらの軸方向溝に傷が付くことを防止できる。
また、本発明において、上記ボール挿入工程において挿入されたボールを内軸および外軸に対して軸方向(S)に位置決めするボール位置決め工程と、上記押圧治具による外軸に対する押圧を解除することにより、上記位置決めされたボールに外軸の弾性変形の復元力により予圧を付与する予圧付与工程とを含む場合がある。この場合、外軸から押圧治具を取り外すという簡易な動作で、ボールへの予圧の付与を容易に行うことができる。
また、本発明において、上記ボール位置決め工程では、内軸および外軸のそれぞれに設けられた抜け止め(20,21)によって列をなすボールを挟持することで、ボールを内軸および外軸の軸方向に位置決めする場合がある。
また、互いに嵌め合わされた内軸および中空の外軸の対応する少なくとも1対の軸方向溝間に、それぞれ列をなす複数のボールが介在し、各列のボールは外軸の弾性変形の復元力により予圧が付与された伸縮自在シャフトを製造する方法において、外軸の周方向に隣接する軸方向溝間の部分を押圧治具により径方向内方へ押圧することにより、外軸の軸方向溝を径方向外方へ弾性的に変位させた状態で、内軸および外軸の対応する軸方向溝間にボールを挿入するボール挿入工程と、上記ボール挿入工程において挿入されたボールを内軸および外軸に対して軸方向に位置決めするボール位置決め工程と、上記押圧治具による外軸に対する押圧を解除することにより、上記位置決めされたボールに外軸の弾性変形の復元力により予圧を付与する予圧付与工程と、上記ボール位置決め工程の前に、ボール挿入工程で軸方向溝に挿入されたボールの抜脱を防止するための抜け止め(21)を外軸に設ける工程と、を含み、上記ボール位置決め工程では、内軸を外軸から引き抜く方向に相対的に移動させて、内軸および外軸のそれぞれに設けられた抜け止め(20,21)間に列をなすボールを挟持することで、ボールを内軸および外軸の軸方向に位置決めする場合がある。
この場合、内軸および外軸を相対的に移動させるという簡易な動作で、列をなす複数のボールの位置決めを一括して容易に行うことができる。また、内軸および外軸の抜け止め
を、ボールの位置決め用の治具として兼用することができるため、ボール位置決め用の専用の治具を取り付ける工程を設けなくて済み、伸縮自在シャフトの製造に掛かる時間をより短くすることができる。
また、本発明において、上記ボール挿入工程では、内軸および外軸の対応する軸方向溝間にグリースを注入する場合がある。この場合、内軸および外軸の軸方向溝間に挿入されたボールと、これらの軸方向溝との間にグリースを確実に介在させることができる。したがって、伸縮自在シャフトの使用時において、ボールと対応する軸方向溝との接触部分を確実に潤滑することができる。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施の形態にかかる伸縮自在シャフトが中間軸に適用されたステアリング装置の模式図であり、図2は中間軸の要部の断面図であり、図3は図2のIII−III線に沿う断面図である。
なお、以下では、伸縮自在シャフトを車両のステアリング装置の中間軸に適用した場合を説明するが、本発明は、ステアリングシャフト等の他の用途に用いられる伸縮自在シャフトに適用することができる。
図1を参照して、ステアリング装置1は、一端に図示しないステアリングホイール等の操舵部材2が固定されたステアリングシャフト3と、このステアリングシャフト3と自在継手4を介して一体回転可能に連結された伸縮自在シャフトとしての中間軸5と、この中間軸5と自在継手6を介して一体回転可能に連結されたピニオン軸7と、このピニオン軸7に設けられたピニオン7aに噛み合うラック8aを有して車両の左右方向に延びるラック軸8とを有している。ラック軸8の両端部にはそれぞれタイロッド9が結合されており、各タイロッド9は対応するナックルアーム10を介して対応する操向輪11に連結されている。
ラック軸8は図示しない軸受を介してハウジング12により軸方向に移動自在に支持されている。ピニオン軸7、ラック軸8、タイロッド9、ナックルアーム10および操向輪11を含むステアリング機構Aが構成されている。
操舵部材2が操作されて操舵トルクが発生し、ステアリングシャフト3が回転されると、この回転がピニオン7aおよびラック8aによって、車両の左右方向に沿ってのラック軸8の直線運動に変換される。これにより、操向輪11の転舵が達成される。
図1および図2を参照して、中間軸5は、例えば、保持器を持たない総ボール型のボールスプラインシャフトであり、棒状の内軸13と、内軸13に嵌め合わされた中空筒状の外軸14と、内軸13と外軸14との間に介装された複数の転動体としてのボール15とを含んでいる。内軸13と外軸14とは、複数のボール15を介して、内軸13(外軸14)の軸方向Sに相対移動可能に且つトルク伝達可能に連結されている。
なお、中間軸5を、保持器を有するボールスプラインシャフトにより構成してもよい。
内軸13は、軸方向Sに細長に形成されており、一端部が自在継手4に接続されている。なお、内軸13は、例えば数mmの肉厚を有する中空軸によって形成されていてもよい。外軸14は、軸方向Sに細長に形成されており、一端部が自在継手6に接続されている。外軸14の肉厚は例えば2mm、外径の最大値は例えば28mmとされており、外力を受けたときに弾性変形できるようになっている。
図2および図3を参照して、内軸13と外軸14とは、互いの他端部側の一部が嵌め合わされている。内軸13の外周面131および外軸14の内周面141には、それぞれ、他端部から一端部側に向かって軸方向Sに延びる断面円弧状の軸方向溝16,17が形成されている。内軸13の軸方向溝16および外軸14の軸方向溝17は、互いに同数(少なくとも一対、本実施の形態では、2対)が周方向に等間隔に配置されており、互いに対向している。
内軸13および外軸14の互いに対向する軸方向溝16,17間に軌道路18が区画されている。各軌道路18には、上記複数のボール15が軸方向S(軸方向溝16,17の延びる方向)に並ぶ1つの列19をなして配置されている。
各列19において、ボール15は複数(例えば、5つ)設けられており、対応する軸方向溝16,17間において軸方向Sに整列されている。対応する軸方向溝16,17間には、潤滑剤としてのグリースが注入されており、各ボール15と対応する軸方向溝16,17との接触部分が潤滑されるようになっている。各ボール15はそれぞれ、軸方向Sに隣接するボール15と接触可能となっている。
内軸13と外軸14とが軸方向Sに相対移動する際、ボール15がこれら内軸13および外軸14のそれぞれに対して転がり運動するようになっている。これにより、スライド抵抗(中間軸5の伸縮に伴って内軸13と外軸14とを相対移動させるときに発生する抵抗荷重。)が小さくされている。
内軸13の他端部および外軸14の他端部のそれぞれには、ストッパとしての抜け止め突起20,21が設けられている。抜け止め突起20,21は、ボール15が対応する軸方向溝16,17から軸方向Sに抜脱するのを防止するためのものである。
一方の抜け止め突起20は、内軸13の他端面の一部を軸方向に窪ませて塑性変形させることにより、軸方向溝16の溝底を径方向外方へ隆起させた突部からなる。他方のストッパは、外軸14の他端部の外周面の周方向の一部を径方向内方に塑性変形させることにより、軸方向溝17の溝底を径方向内方へ隆起させた突部からなる。
一方の抜け止め突起20は、中間軸5の伸張時に、各列19の一端にあるボール15と接触して当該ボール15のさらなる軸方向移動を規制するようになっており、他方の抜け止め突起21は、中間軸5の伸張時に、各列19の他端にあるボール15と接触して当該ボール15のさらなる軸方向移動を規制するようになっている。
対応する軸方向溝16,17にボール15が負のすきまを有して嵌合するようにして、各ボール15に予圧を付与することにより、ボール15を介した内軸13と外軸14との間の回転方向の遊びを規制するとともに、中間軸5の捩り剛性を高くしている。
具体的には、対向する軸方向溝16,17間にボール15を介在させることで、外軸14を径方向外方に弾性変形させ(すなわち、弾性的に拡径させ)、外軸14に弾性復元力による収縮力を発生させている。これにより、内軸13および外軸14の互いに対向する軸方向溝16,17間に、ボール15を弾性的に挟持している。すなわち、予圧用の弾性体としての外軸14を用いて、ボール15を、互いに対向する軸方向溝16,17間に弾性的に挟持して、ボール15に予圧を付与している。内軸13と外軸14との間にボール15が介在することによる外軸14の軸方向溝17の径方向外方への移動量は、例えば数μm〜数10μmである。
内軸13の断面形状は、軸方向溝16,16の対向部分が細長となるように形成されており、内軸13の外周面131には、軸方向溝16,16を挟んで相対向する一対の平坦部22,23が設けられている。一対の平坦部22,23は、互いの間に二面幅を形成している。一対の軸方向溝16,16が相対向する方向と、一対の平坦部22,23が相対向する方向とは、互いに直交している。
また、外軸14の断面形状は、内軸13に近接して内軸13を取り囲む形状とされている。すなわち、軸方向溝17,17の対向部分が細長となるように形成されており、外軸14の内周面141には、軸方向溝17,17を挟んで相対向する一対の平坦部24,25が設けられている。一対の平坦部24,25は、互いの間に二面幅を形成している。一対の軸方向溝17,17が相対向する方向と、一対の平坦部24,25が相対向する方向とは、互いに直交している。
外軸14の各平坦部24,25は、内軸13の対応する平坦部22,23に対向している。外軸14の周方向に関して、外軸14の平坦部24,25の一方の端部がそれぞれ一方の規制部26とされており、他方の端部がそれぞれ他方の規制部27とされている。
また、外軸14のうち、規制部26が形成されている部分50と、軌道溝17が形成されている部分51との間のそれぞれに、互いに逆向きに屈曲する屈曲部28,29が形成されている。同様に、外軸14のうち、規制部27が形成されている部分52と、軌道溝17が形成されている部分51との間のそれぞれに、互いに逆向きに屈曲する屈曲部28,29が形成されている。これら波形状を呈する屈曲部28,29は、外軸14の変形を促進する変形促進部として設けられている。
また、中間軸5にトルクが作用していないとき、すなわち内軸13と外軸14との間にトルクが作用していないとき、内軸13と外軸14との間には隙間が設けられており、内軸13と外軸14とは直接接触しないようにされている。内軸13の平坦部22,23と、外軸14の対応する平坦部24,25との間の隙間Dは、例えば、0.3mm程度に設定されている。
上記の構成により、常用トルクでは、内軸13と外軸14との間でボール15を介してトルクが伝達される一方、高トルク負荷時には、内軸13の一対の平坦部22,23が、外軸14の対応する規制部26,27に当接することにより、内軸13と外軸14との相対回転量が規制されるので、ボール15や軸方向溝16,17の損傷の発生を未然に防ぐことができる。
また、変形促進部としての屈曲部28,29を設けてあるので、外軸14を撓み易くして、外軸14やボール15に負荷される応力を緩和することができ、その結果、長期に亘ってボール15への予圧力を維持することができ、耐久性に優れた中間軸5を実現することができる。
以上の概略構成を有するステアリング装置1において、中間軸5は、以下のようにして製造される。すなわち、図4を参照して、まず、内軸13を保持するための第1の保持治具30によって、内軸13の一端部を保持し、内軸13を、その他端部が下向きとなるように鉛直に立てる。
外軸14を保持するための第2の保持治具31によって、外軸14の一端部を外側から保持し、外軸14を、その他端部が上向きとなるように鉛直に立てる。そして、内軸13の軸線と外軸14の軸線とが一致するように、両軸13,14を向かい合わせる。このとき、内軸13の各軸方向溝16と外軸14の対応する軸方向溝17とは、互いの周方向の位相が合わされている。
次に、図5を参照して、第1の保持治具30と第2の保持治具31とを軸方向Sに相対移動させて、内軸13と外軸14とを、軸線を一致させた状態で互いに嵌め合わせる。これにより、内軸13の他端部側の一部と、外軸14の他端部側の一部とが、互いに嵌め合わされる。
次に、図6(A)および図6(B)を参照して、押圧治具32を用いて、外軸14のうち内軸13と対向している部分を弾性的に変形させることで、内軸13および外軸14の対応する軸方向溝16,17間の隙間を広げる。
押圧治具32は、互いに平行な一対の挟持部材33,34を有しており、互いに近づく方向と互いに離れる方向とに相対移動可能となっている。これら一対の挟持部材33,34は、外軸14の周方向に隣接する軸方向溝17間の部分、より具体的には、外軸14の平坦部24,25(二面幅)を形成している部分の外周面を、外軸14の径方向内方へ押圧している。
これにより、外軸14の各平坦部24,25と、内軸13の対応する平坦部22,23との間の隙間を詰めつつ、外軸14の軸方向溝17を、外軸14の径方向外方へ弾性的に変位させている。
このとき、外軸14の径方向に関して、各軸方向溝16,17間の隙間は、例えば、0.2mm程度広がる。この拡がり量(変位量)は、内軸13および外軸14の対応する各軸方向溝16,17間にボール15を介在することに伴う内軸13および外軸14間の隙間の広がり量(変位量、例えば数10μm程度)よりも大きくされている。
屈曲部28,29が設けられていることにより、押圧治具32を用いた外軸14の弾性変形を容易に行うことができる。すなわち、押圧治具32を用いた各軸方向溝17の径方向外方への変位を容易に行うことができる。
図7を参照して、外軸14の軸方向溝17を、外軸14の径方向外方へ弾性的に変位させた状態で、内軸13および外軸14の対応する軸方向溝16,17間にボール15を挿入するボール挿入工程を行う。
具体的には、ボール供給装置35を用いて、内軸13および外軸14の対応する軸方向溝16,17間にボール15を挿入する。ボール供給装置35は、軸方向溝16(軸方向溝17)の数に対応する数(本実施の形態において、2つ)のチューブ36を有している。各チューブ36の一端部に開口が設けられており、当該開口はボール15を供給するための供給口37とされている。
各チューブ36の供給口37は、対応する軸方向溝16,17の一端に臨んでいる。各チューブ36内を通ってきたボール15は、対応する供給口37から対応する軸方向溝16,17間に送られる。対応する軸方向溝16,17間に送られたボール15は、その自重によって当該対応する軸方向溝16,17間を落下していく。これらのボール15は、内軸13の抜け止め突起20によって受けられる。
また、各チューブ36内には、グリースが収容されており、ボール15と同時にグリースが内軸13および外軸14の対応する軸方向溝16,17間に注入されるようになっている。
なお、グリースは、ボール15を内軸13および外軸14の対応する軸方向溝16,17間に挿入する前に、これらの軸方向溝16,17間に注入されてもよいし、ボール15の挿入後に注入されてもよい。グリースの注入は、例えば定量ポンプを用いて行うことができる。
図8を参照して、ボール挿入工程の次は(後述するボール位置決め工程の前に)、ボール挿入工程で対応する軸方向溝16,17間に挿入されたボール15の抜脱を防止するための抜け止め突起21を外軸14に設ける工程を行う。
具体的には、凸部を有する工具38を用いて、外軸14の他端の外周面の一部を径方向内方に押圧して塑性変形させ、軸方向溝17の底面の一部を外軸14の径方向内方に隆起させる。この時、外軸14と内軸13との間には、工具38からの押圧力を受けるバックアップ部材60が介在している。工具38の押圧により抜け止め突起20以外の部分が変形してしまうことを防止できる。なお、バックアップ部材60を用いなくてもよい。内軸13の抜け止め突起20は、内軸13を外軸14に挿入する前に予め形成されている。
次に、図9を参照して、ボール挿入工程において内軸13および外軸14の対応する軸方向溝16,17間に挿入された各ボール15を、内軸13および外軸14に対して軸方向Sに位置決めするボール位置決め工程を行う。
具体的には、第1および第2の保持治具30,31を相対移動させることにより、内軸13を外軸14から引く抜く方向に相対的に移動させて、内軸13および外軸14のそれぞれに設けられた抜け止め突起20,21間に、対応する列19の各ボール15を挟持する。これにより、各ボール15を内軸13および外軸14の軸方向Sに位置決めする。
次に、押圧治具32による外軸14に対する押圧を解除することにより、図10に示すように、軸方向Sに位置決めされた各ボール15に対し、外軸14の弾性変形の復元力により予圧を付与する予圧付与工程を行う。この工程では、上記押圧治具の一対の挟持部材を互いに離れる方向に移動させることで、外軸14の周方向に隣接する軸方向溝16,17間の部分の押圧を解除することにより行われる。これにより、各ボール15は、外軸14および内軸13に弾性的に挟持され、中間軸5が完成する。
次に図11を参照して、第1および第2の保持治具30,31を相対移動させることにより、中間軸5の内軸13を、外軸14に差し入れる方向に相対的に移動させて、中間軸5を収縮させる。これにより、中間軸5の全長を短くして保管・輸送を行い易くする。
収縮された中間軸5は、第1および第2の保持治具30,31から取り外され、保管・輸送等される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、中間軸5の製造の際、押圧治具32を用いて、外軸14の軸方向溝17を径方向外方へ弾性的に変位させることで、内軸13および外軸14の対応する軸方向溝16,17間の距離を広げることができる。
この状態で両軸13,14の対応する軸方向溝16,17間にボール15を挿入するので、ボール15が各軸方向溝16,17に強く擦られることを防止でき、これらの軸方向溝16,17に傷が付くことを防止できる。
また、ボール15を対応する軸方向溝16,17間に挿入する際に、ボール15を強く押し込む必要が無いので、複数のボール15を各チューブ36から対応する軸方向溝16,17間に連続的に送り込むことができ、ボール15の挿入作業にかかる時間を短くできる。したがって、中間軸5の製造に掛かる時間を短くすることができる。
さらに、外軸14から押圧治具32を取り外すという簡易な動作で、ボール15への予圧の付与を容易行うことができる。
また、抜け止め突起21を外軸14に設けた後に、内軸13を外軸14から引き抜く方向に相対的に移動させて、抜け止め突起20,21間に列19をなすボール15を挟持することで、ボール15を軸方向Sに位置決めしている。
このように、内軸13および外軸14を相対的に移動させるという簡易な動作で、列19をなす複数のボール15の位置決めを一括して容易に行うことができる。また、内軸13および外軸14の抜け止め突起20,21を、ボール15の位置決め用の治具として兼用することができるため、ボール位置決め用の専用の治具を取り付ける工程を設けなくて済む。したがって、中間軸5の製造に掛かる時間をより短くすることができる。
さらに、ボール挿入工程では、内軸13および外軸14の対応する軸方向溝16,17間にグリースを注入している。これにより、内軸13および外軸14の対応する軸方向溝16,17間に挿入されたボール15と、これらの軸方向溝16,17との間にグリースを確実に介在させることができる。したがって、中間軸5の使用時において、ボール15と対応する軸方向溝16,17との接触部分を確実に潤滑することができる。
図12は、本発明の別の実施の形態を説明するための要部の断面図であり、ボール位置決め工程を示している。図13は、図12のXIII−XIII線に沿う断面図であり、図14は、図12のXIV−XIV線に沿う断面図である。
なお、以下では、図1〜図11に示す実施の形態と異なる点を主に説明し、図1〜図11に示す実施の形態と同様の構成には、図に同様の符号を付してその説明を省略する。
図12〜図14を参照して、本実施の形態の特徴とするところは、中間軸を製造する際において、ボール挿入工程(図7に示す工程)の後に(内軸13および外軸14の対応する軸方向溝16,17間にボール15を挿入した後に)、ボール位置決め工程を行うようにされており、当該ボール位置決め工程では、位置決め治具39を用いて各ボール15を軸方向Sに位置決めしている点にある。
また、ボール位置決め工程の後に、図15に示すように予圧付与工程を行い、予圧付与工程の後に、図17に示すように、抜け止め突起21を外軸14に設ける工程を行う。
図12〜図14を参照して、ボール位置決め工程で用いられる位置決め治具39は、第1の部材40と、第2の部材41とを備えている。
第1の部材40は、外軸14の一端部から外軸14の他端部側に挿通された部材であり、ベース40aと、アーム40bとを含んでいる。ベース40aは、その外周面が外軸14の内周面141に弾力的に接触しており、内軸13および外軸14のそれぞれに対して位置決め(仮保持)されている。アーム40bは、軸方向溝16(軸方向溝17)の数に対応する数(本実施の形態では、2つ)設けられており、それぞれベース40aから内軸13側に突出している。各アーム40bは、内軸13および外軸14の対応する軸方向溝16,17間を挿通しており、各アーム40bの先端部は、対応する列19の一端のボール15を受けている。
第2の部材41は、内軸13の外周に沿って配置された部材であり、ベース41aと、アーム41bとを含んでいる。ベース41aは、例えば断面略C字形形状に形成されて、内軸13の外周面131の略半周に沿っており、内軸13を締め付けている。ベース41aは内軸13および外軸14のそれぞれに対して位置決め(仮保持)されている。
なお、軸方向Sに関するベース41aの一端部が、外軸14の他端部に受けられるようにすることで、第2の部材41を内軸13および外軸14のそれぞれに対して位置決めするようにしてもよい。
アーム41bは、軸方向溝16(軸方向溝17)の数に対応する数(本実施の形態では、2つ)設けられており、それぞれベース41aから外軸14側に突出している。各アーム41bは、内軸13および外軸14の対応する軸方向溝16,17間を挿通しており、各アーム41bの先端部は、対応する列19の他端のボール15を受けている。
上記のように、内軸13および外軸14のそれぞれに位置決めされた位置決め治具39の、第1および第2の部材40,41のそれぞれのアーム40b,41b間に、列19をなすボール15を挟持することで、各ボール15を軸方向Sに位置決めしている。
なお、各ボール15の軸方向Sに関する位置決めは、第1および第2の部材40,41を、対応する内軸13および外軸14と独立して軸方向Sに相対移動させることにより行ってもよいし、第1および第2の部材40,41を、対応する内軸13および外軸14と一体的に軸方向Sに相対移動させることにより行ってもよい。
例えば、第1および第2の部材40,41のそれぞれを、対応する内軸13および外軸14のそれぞれに対して軸方向Sに位置決めし、その後、内軸13および外軸14を軸方向Sに相対移動することにより、ボール15を軸方向Sに位置決めすることができる。
各ボール15を軸方向Sに位置決めした後に、押圧治具32による外軸14の押圧を解除することにより、これらのボール15に、外軸14の弾性変形の復元力により予圧を付与する予圧付与工程を行う。この工程では、押圧治具32の一対の挟持部材33,34を互いに離れる方向に移動させることで、外軸14の周方向に隣接する軸方向溝16,17間の部分の押圧を解除することにより行われる。これにより、図15に示すように、各ボール15は、外軸14および内軸13に弾性的に挟持されて予圧が付与される。
次に、図15および図16を参照して、位置決め治具39を、内軸13および外軸14から取り外す工程を行う。具体的には、位置決め治具39の第1の部材40を、外軸14に対して軸方向Sの一方(白抜き矢符方向)に移動し、第1の部材40を外軸14から引き抜く。また、位置決め治具39の第2の部材41のアーム41bを、内軸13および外軸14の対応する軸方向溝16,17間から黒塗り矢印方向に引き抜いた後に、第1の部材40を内軸13から取り外す。
次に、図17を参照して、ボール15の抜脱を防止するための抜け止め突起21を外軸14に設ける工程を行う。これにより、中間軸5が完成する。
次に、第1および第2の保持治具30,31を相対移動させることにより、中間軸5の内軸13を、外軸14に差し入れる方向に相対的に移動させて、中間軸5を収縮させ、その後、中間軸5を第1および第2の保持治具30,31から取り外す。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ボール位置決め工程において、位置決め治具39でボール15を挟み込むという簡易な動作で、列19をなす複数のボール15の位置決めを一括して容易に行うことができる。また、内軸13および外軸14に対する位置決め治具39の第1および第2の部材40,41の位置を変えることにより、ボール15を任意の位置に位置決めすることができる。
なお、本発明の実施の形態についていくつか説明したが、本発明は、上記各実施の形態に限定されるものではない。例えば、外軸14の抜け止め突起21に代えて、外軸14に固定されるピン部材を用いてもよい。さらに、内軸13および外軸14のそれぞれの断面形状を略円形形状に形成してもよい。
また、中間軸5を製造する際に、内軸13の他端面に形成されるセンタ孔に内軸保持用の治具を通して内軸13を両端支持してもよい。さらに、内軸13および外軸14のそれぞれに3つ以上の軸方向溝が設けられていてもよい。この場合、外軸の周方向に隣接する軸方向溝間の部分のそれぞれを押圧治具により同時に径方向内方へ押圧することにより、これらの軸方向溝を径方向外方へ弾性的に変位することができる。
本発明の一実施の形態にかかる伸縮自在シャフトが中間軸に適用されたステアリング装置の模式図である。 中間軸の要部の断面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 中間軸を製造する方法について説明するための要部の断面図であり、内軸および外軸をそれぞれ立てて互いに対向させた状態を示している。 中間軸を製造する方法について説明するための要部の断面図であり、内軸および外軸を互いに嵌め合わせた状態を示している。 中間軸を製造する方法について説明するための要部の断面図であり、(A)は、押圧治具により外軸の軸方向溝を径方向外方へ弾性的に変位させた状態を示しており、(B)は、(A)のB−B線に沿う断面図である。 中間軸を製造する方法について説明するための要部の断面図であり、ボール挿入工程を示している。 中間軸を製造する方法について説明するための要部の断面図であり、抜け止め突起を外軸に設ける工程を示している。 中間軸を製造する方法について説明するための要部の断面図であり、ボール位置決め工程を示している。 中間軸を製造する方法について説明するための要部の断面図であり、予圧付与工程を示している。 中間軸を製造する方法について説明するための要部の断面図であり、製造された中間軸を収縮した状態を示している。 本発明の別の実施の形態を説明するための要部の断面図であり、ボール位置決め工程を示している。 図12のXIII−XIII線に沿う断面図である。 図12のXIV−XIV線に沿う断面図である。 本発明の別の実施の形態を説明するための要部の断面図であり、予圧付与工程を示している。 本発明の別の実施の形態を説明するための要部の断面図であり、位置決め治具を取り外した状態を示している。 本発明の別の実施の形態を説明するための要部の断面図であり、抜け止め突起を外軸に設ける工程を示している。
符号の説明
5…中間軸(伸縮自在シャフト)、13…内軸、14…外軸、15…ボール、16,17…軸方向溝、19…列、20,21…抜け止め突起(抜け止め)、32…押圧治具、39…位置決め治具、S…軸方向。

Claims (5)

  1. 互いに嵌め合わされた内軸および中空の外軸の対応する1対の軸方向溝間に列をなす複数のボールが介在し、ボールが介在する1対の軸方向溝は複数設けられ、各列のボールは外軸の弾性変形の復元力により予圧が付与された伸縮自在シャフトを製造する方法において、
    外軸の周方向に隣接する軸方向溝間の部分を押圧治具により径方向内方へ押圧することにより、外軸の軸方向溝を径方向外方へ弾性的に変位させることで、各1対の軸方向溝間にボールが介在し外軸の弾性変形の復元力によりボールに予圧が付与されているときよりも大きな隙間を各1対の軸方向溝間に同時に形成し、この状態で、内軸および外軸の対応する軸方向溝間にボールを挿入するボール挿入工程を含むことを特徴とする伸縮自在シャフトを製造する方法。
  2. 請求項1において、上記ボール挿入工程において挿入されたボールを内軸および外軸に対して軸方向に位置決めするボール位置決め工程と、
    上記押圧治具による外軸に対する押圧を解除することにより、上記位置決めされたボールに外軸の弾性変形の復元力により予圧を付与する予圧付与工程とを含むことを特徴とする伸縮自在シャフトを製造する方法。
  3. 請求項2において、上記ボール位置決め工程では、内軸および外軸のそれぞれに設けられた抜け止めによって列をなすボールを挟持することで、ボールを内軸および外軸の軸方向に位置決めすることを特徴とする伸縮自在シャフトを製造する方法。
  4. 互いに嵌め合わされた内軸および中空の外軸の対応する少なくとも1対の軸方向溝間に、それぞれ列をなす複数のボールが介在し、各列のボールは外軸の弾性変形の復元力により予圧が付与された伸縮自在シャフトを製造する方法において、
    外軸の周方向に隣接する軸方向溝間の部分を押圧治具により径方向内方へ押圧することにより、外軸の軸方向溝を径方向外方へ弾性的に変位させた状態で、内軸および外軸の対応する軸方向溝間にボールを挿入するボール挿入工程と、
    上記ボール挿入工程において挿入されたボールを内軸および外軸に対して軸方向に位置決めするボール位置決め工程と、
    上記押圧治具による外軸に対する押圧を解除することにより、上記位置決めされたボールに外軸の弾性変形の復元力により予圧を付与する予圧付与工程と、
    上記ボール位置決め工程の前に、ボール挿入工程で軸方向溝に挿入されたボールの抜脱を防止するための抜け止めを外軸に設ける工程と、を含み、
    上記ボール位置決め工程では、内軸を外軸から引き抜く方向に相対的に移動させて、内軸および外軸のそれぞれに設けられた抜け止め間に列をなすボールを挟持することで、ボールを内軸および外軸の軸方向に位置決めすることを特徴とする伸縮自在シャフトを製造する方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、上記ボール挿入工程では、内軸および外軸の対応する軸方向溝間にグリースを注入することを特徴とする伸縮自在シャフトを製造する方法。
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