JP4454403B2 - ネットワークプリントシステム、 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークプリントシステムに関し、さらに詳しくは、ネットワークに接続された情報処理端末から画像形成装置の電源を制御する方法に関するものである。
従来、プリンタの電源はプリンタ本体面にあるスイッチを用いて手動で電源オン/オフを行っている。また複数の情報処理端末と複数のプリンタで構成されるネットワーク環境下においても、同様に各プリンタの電源を手動でオン/オフを行っているため、ユーザーが1台ずつプリンタの電源を入れなければならず手間がかかり、それによりプリンタの電源オフのし忘れが発生した場合、無駄な電力を消費するといった問題が発生している。
この問題を解決するために、ネットワークに接続されるプリンタを、接続される情報処理端末の状況により電源制御を行い、自動的に電源のオン/オフを行う装置が提案されている。例えば、従来技術として、特開2000−20179公報には、複数のクライアントコンピュータと、この複数のクライアントコンピュータに接続可能な1台のネットワークプリンタとがサーバコンピュータを介して接続されるプリンタシステムにおいて、前記ネットワークプリンタは、前記複数のクライアントコンピュータからのリモートコントロールにて電源のオン/オフを制御する電源制御手段と、この電源制御手段により前記複数のクライアントコンピュータのうちの任意の1台のクライアントコンピュータから電源オフの指示がある場合、前記任意の1台のクライアントコンピュータ以外の他のクライアントコンピュータとの接続状況を確認する接続状況確認手段とを有し、前記電源制御手段は、前記接続状況確認手段により確認された接続状況の情報に基づいて電源オフ可能な状態と判断した時にのみ電源をオフするように制御することが開示されている。
また、他の従来技術として、特開2002−63006公報には、複数の端末装置とネットワークで接続され、前記複数の端末装置のうち特定の端末装置からのアクセスのみ許可して印刷処理を行うネットワークプリンタにおいて、前記アクセスを許可する前記端末装置の電源のオン/オフ状態を検出する検出手段と、前記ネットワークプリンタの電源のオン/オフを制御する電源制御手段と、前記アクセスを許可する前記端末装置の全てが電源オフ状態であることを前記検出手段が検出すると、前記電源制御手段に電源をオフさせる制御手段と、を備えたことを特徴とするネットワークプリンタについて開示されている。
特開2000−20179公報 特開2002−63006公報
しかし、特許文献1、特許文献2に開示されている従来技術では、自動的に電源をオン/オフする手段と、画像形成装置本体から手動で電源をオン/オフする手段とが同時に動作する場合の問題について触れていない。即ち、プリンタ等の画像形成装置では、機器の設定や、機器単体の機能を得るために、プリンタ本体付属の電源スイッチは必須である。この本体付属のスイッチと、自動電源制御手段と、複数の電源切り替え手段が同時に存在することにより、様々な問題が発生してくる。
まず第一に、複数のユーザーが同一のプリンタを使用している状況で、せっかく自動電源制御手段を用いて、最適な電源状態を制御しているにも関わらず、あるユーザーがプリンタ本体の電源を落としてしまうことで、別のユーザーが印刷することが不可能になり、最適な電源状態が維持できなくなるといった問題がある。
また、機密印刷や時刻指定印刷のような、何らかの印刷処理の予約がなされている場合に、ユーザーがプリンタ本体の電源を落としてしまうことで、その印刷処理が実行できなくなってしまう。
また、家庭で複数のPCをネットワークで繋ぎ、プリンタを共有して使用するホームネットワーク環境では、プリンタとPCが1階と2階、もしくは別々の部屋に存在する場合がある。このような状況では、プリンタを使用しているユーザーがプリンタから見えないところにいるので、プリンタ自体の電源のオン/オフの判断に困ってしまう。
しかし、これらの問題があるからといって、自動電源制御を行っている最中にプリンタ本体の電源をオフすることできないようにすると、プリンタの保守を行う管理者にとって都合が悪くなり、ユーザーがPCを消し忘れてしまった時などにプリンタが無駄に電力を消費するといった問題が発生してしまう。その他にも、自動電源制御手段を用いて、最適な電源状態を制御していても、実際には、ユーザーは印刷する意思が無い状態である可能性もあるなど、様々な問題が存在する。
本発明は、かかる課題に鑑み、同一のネットワークに接続されている画像形成装置とPCを一つの集合体として捉え、連結して電源のオン/オフを行うことを可能とするネットワークプリントシステムにおいて、同時に複数の電源切り替え手段が存在しても、所定の条件が揃わなければプリントシステムの電源をオフしないようにして、従来から存在する諸問題を解決して最適な電源制御を行えるネットワークプリントシステムを提供することを目的としている。
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、複数の情報処理端末と、所定の作像プロセスにより記録用シートに画像を形成する画像形成装置と、前記情報処理端末と画像形成装置とを接続するネットワークと、を備えたネットワークプリントシステムにおいて、前記画像形成装置は、各情報処理端末が前記画像形成装置を起動するか停止するかの情報を通知する情報通知手段と、該情報通知手段により通知された起動・停止情報を記憶する情報記憶手段と、記憶した起動・停止情報に基づいて前記画像形成装置の電源をオン/オフする自動電源制御手段と、手動により前記電源をオン/オフする電源スイッチと、を備え、前記画像形成装置は、前記情報記憶手段に記憶されている起動・停止情報の全てが停止情報であることを確認した場合、当該画像形成装置の自動電源制御手段により当該電源をオフし、前記画像形成装置は、前記情報記憶手段に記憶されている起動・停止情報のうち少なくとも一つが起動情報であって前記電源スイッチをオフするように操作された場合、現在稼動中の情報処理端末が存在する旨を報知するか、或いは当該画像形成装置の電源制御を行うかが選択可能に構成されており、現在稼動中の情報処理端末が存在する旨を報知するように選択された場合には、現在稼動中の情報処理端末が存在する旨を報知すると共に、当該画像形成装置の電源をオフしないように制御することを特徴とする。
本発明はネットワークに接続された複数の情報処理端末と、その情報処理端末からの印刷データを受信して画像を形成する画像形成装置とからなるネットワークプリントシステムであって、特に、画像形成装置の電源を各情報処理端末からオン、オフ可能とするように構成されている場合、電源オフの制御を全ての情報処理端末が停止したときに行うようにするために、各情報処理端末が画像形成装置を起動するか停止するかの情報を通知する情報通知手段を設けたところに特徴がある。そしてこの起動・停止情報の全てが停止情報であることを確認した場合、画像形成装置の電源をオフするものである。
また、画像形成装置には手動により電源をオン、オフする電源スイッチが備えられているのが通常である。従って、ユーザーによりこの電源スイッチを操作されて電源をオフされる可能性がある。そこで本発明では、情報記憶手段に記憶されている起動・停止情報のうち少なくとも一つが起動情報であるときは、現在起動中の情報処理端末があると判断されるので、電源スイッチを操作された場合は、現在稼動中の情報処理端末がある旨を通知して、電源がオフしないようにするものである。
また本発明は、現在稼動中の情報処理端末が存在する旨を報知するか、或いは画像形成装置の電源制御を行うかを選択できるようにしたものである。即ち、緊急事態が発生して電源をオフしなければならない状況が発生した場合、起動・停止情報のうち少なくとも一つが起動情報であると、緊急事態に即応できなくなる虞がある。それを防止するために何らかの処置を行うことにより手動による電源スイッチを優先させるものである。
請求項は、前記画像形成装置は、前記情報記憶手段に記憶されている起動・停止情報のうち少なくとも一つが起動情報であるとき、前記電源スイッチをオフするように操作された場合、現在稼動中の情報処理端末に対して当該画像形成装置の電源をオフしてもよいか否かの確認を行い、前記情報処理端末が電源オフを許可した場合、当該画像形成装置の電源をオフすることを特徴とする。
本発明は請求項の電源スイッチを優先させる条件の一つとして、あまり緊急性がなければ、現在稼動中の情報処理端末に対して画像形成装置の電源をオフしてもよいか否かを確認する方法である。その結果、情報処理端末が電源オフを許可した場合に手動の電源スイッチにより電源をオフするものである。
請求項は、前記画像形成装置は、前記情報記憶手段に記憶されている起動・停止情報のうち少なくとも一つが起動情報であるとき、前記電源スイッチをオフするように操作された場合、現在稼動中の情報処理端末に対して当該画像形成装置の電源をオフする確認を行うか否かを選択可能としたことを特徴とする。
本発明は、請求項の処理を行うか否かを選択できるようにしたものである。即ち、緊急事態が発生して電源をオフしなければならない状況が発生した場合、起動・停止情報のうち少なくとも一つが起動情報であると、緊急事態に即応できなくなる虞がある。それを防止するために何らかの処置を行うことにより手動による電源スイッチを優先させるものである。
請求項は、前記画像形成装置は、前記情報処理端末から遠隔操作により電源をオン/オフする遠隔操作手段を更に備え、前記情報記憶手段に起動情報を記憶している第一の情報処理端末が存在するときに、第二の情報処理端末から前記遠隔操作手段により前記画像形成装置の電源をオフするように操作された場合、前記第一の情報処理端末が存在する旨の報知を行うと共に、当該画像形成装置の電源をオフしないように制御することを特徴とする。
本発明は情報処理端末から遠隔操作により電源をオン/オフする遠隔操作手段を更に備え、起動中の情報処理端末が存在する場合で、且つ遠隔操作手段により画像形成装置の電源をオフするように操作された場合、稼動中の情報処理端末が存在する旨を通知すると共に、画像形成装置の電源をオフしないものである。
請求項は、前記画像形成装置は、前記第一の情報処理端末が存在するときに、前記第二の情報処理端末から前記遠隔操作手段により前記画像形成装置の電源をオフするように操作された場合、前記第一の情報処理端末が存在する旨の報知を行うか否かを選択可能としたことを特徴とする。
本発明は、請求項の処理を行うか否かを選択できるようにしたものである。
請求項は、前記画像形成装置は、前記第一の情報処理端末が存在するときに、前記第二の情報処理端末から前記遠隔操作手段により前記画像形成装置の電源をオフするように操作された場合、前記第一の情報処理端末に対して当該画像形成装置の電源をオフしてもよいか否かの確認を行い、前記第一の情報処理端末が電源オフを許可した場合、当該画像形成装置の電源をオフすることを特徴とする。
本発明は、起動中の情報処理端末が存在する場合で、且つ遠隔操作手段により画像形成装置の電源をオフするように操作された場合、稼動中の情報処理端末に電源をオフしても良いかを確認してオフする許可を得たときは、画像形成装置の電源をオフするものである。
請求項は、前記画像形成装置は、前記第一の情報処理端末が存在するときに、前記第二の情報処理端末から前記遠隔操作手段により前記画像形成装置の電源をオフするように操作された場合、前記第一の情報処理端末に対して当該画像形成装置の電源をオフする確認を行うか否かを選択可能としたことを特徴とする。
本発明は、請求項の処理を行うか否かを選択できるようにしたものである。
請求項は、前記画像形成装置は、前記情報記憶手段に起動情報を記憶している情報処理端末が存在するときに、前記画像形成装置が所定の動作を行わないまま所定の時間が経過した場合、前記情報処理端末に対して当該画像形成装置の電源をオフしてもよいか否かの確認を行い、前記情報処理端末が電源オフを許可することにより、当該画像形成装置の電源をオフすることを特徴とする。
本発明は、起動している情報処理端末が存在するにもかかわらず、画像形成装置が所定の時間経過しても何の動作も行わないことがある。このような場合、画像形成装置は使用可能であるにもかかわらず情報処理端末が使用しないと見なして、起動中の情報処理端末が電源オフを許可することにより、画像形成装置の電源をオフするものである。
請求項は、前記画像形成装置は、前記情報記憶手段に起動情報を記憶している情報処理端末が存在するときに、前記電源スイッチをオフするように操作されたとき、既に所定の処理が予約されている場合には、前記電源をオフせず、前記予約処理を完了してから改めて前記電源のオフが可能か否かを判断し、該判断結果に基づいて前記電源を制御することを特徴とする。
起動情報を記憶している情報処理端末が存在するときに、手動により電源スイッチング手段をオフするように操作されたとき、処理の予約がされている場合は、画像形成装置の電源をオフすることはできない。従って、そのような場合は予約処理が完了後に、改めて電源オフが可能か否かを判断して電源を制御するものである。
請求項10は、前記画像形成装置は、パスワード入力による認証手段を更に備え、該認証手段により認証された場合、前記電源スイッチをオフする操作により当該画像形成装置の電源をオフできるようにすることを特徴とする。
緊急事態が発生して電源をオフしなければならない状況が発生した場合、緊急事態に即応するために、特定の利用者にパスワードを与えて、そのパスワードが入力された場合は、手動の電源スイッチにより電源をオフすることができるようにするものである。
請求項11は、前記パスワード入力による認証手段は、管理者用のパスワード及び一般ユーザー用のパスワードの何れか一方又は両方を設定可能としたことを特徴とする。
パスワードにレベルを設けることにより、そのレベルに応じて処理内容を変えることができる。即ち、パスワードを管理者用と一般ユーザー用に分け、それらの何れか一方又は両方を設定可能とするものである。
請求項12は、前記管理者用のパスワードの入力を行うことにより、複数の情報処理端末が稼動している状況でも、前記自動電源制御手段による電源のオフ、または前記電源スイッチによる電源のオフを可能としたことを特徴とする。
管理者用のパスワードは優先度が高い。即ち、このパスワードが入力された場合は、情報処理端末が起動している状況においても、画像形成装置の電源をどのような方法においてもオフすることができる。
請求項13は、前記画像形成装置に障害が発生している場合は、複数の情報処理端末が稼動している状況であっても、強制的に当該画像形成装置の電源をオフすることを可能としたことを特徴とする。
画像形成装置は、紙詰まりや装置の障害が発生する場合がある。特に、紙詰まりの場合は、電源をオフして紙を取り除く必要がある。そこで本発明では、このような障害が発生した場合に、情報処理端末が稼動している状況であっても、強制的に画像形成装置の電源をオフするものである。
請求項14は、前記画像形成装置が前記情報処理装置から起動通知を受けた場合、前記画像形成装置は前記起動通知を発した前記情報処理装置を前記情報記憶手段に登録するとともに、低電力モードで待機することを特徴とする。
本発明では、低電力モードで待機することで余計な電力消費を抑えることができる。
請求項1の発明によれば、画像形成装置の電源オフの制御を全ての情報処理端末が停止したときに行うために、各情報処理端末が画像形成装置を起動するか停止するかの情報を通知する情報通知手段を設け、そしてこの起動・停止情報の全てが停止情報であることを確認した場合に限り、画像形成装置の電源をオフするので、稼動中の情報処理端末が画像形成装置を使用できなくなる不都合を回避することができると共に、効率良く画像形成装置の電源をオフすることができる。
た、情報記憶手段に記憶されている起動・停止情報のうち少なくとも一つが起動情報であるときは、現在稼動中の情報処理端末があると判断されるので、そのとき電源スイッチが操作された場合は、現在稼動中の情報処理端末がある旨を通知して、電源がオフしないようにすることにより、無意味に手動の電源スイッチにより電源がオフされることを防止することができる。
また、現在稼動中の情報処理端末が存在する旨を報知するか、或いは画像形成装置の電源制御を行うかを選択できるようにしたので、臨機応変に画像形成装置の電源スイッチのモードを変更することができる。
また請求項では、起動中の情報処理端末が電源オフを許可した場合に、手動の電源スイッチにより電源をオフすることができるので、稼動中の情報処理端末の処理を邪魔することなく電源スイッチをオフすることができる。
また請求項では、請求項の処理を行うか否かを選択できるようにしたので、緊急性を要する事態が発生した場合に、即座に対応が可能となる。
また請求項では、起動中の情報処理端末が存在して、且つ遠隔操作手段により画像形成装置の電源をオフするように操作された場合、稼動中の情報処理端末が存在する旨を通知すると共に、画像形成装置の電源をオフしないように制御するので、無意味に遠隔操作手段により電源がオフされることを防止することができる。
また請求項では、請求項の処理を行うか否かを選択できるようにしたので、臨機応変に遠隔操作手段による画像形成装置の電源スイッチのモードを変更することができる。
また請求項では、起動中の情報処理端末に電源をオフしても良いかを確認し、その結果、オフしてもよいとの許可を得たときに画像形成装置の電源をオフするので、稼動中の情報処理端末の処理を邪魔することなく電源スイッチをオフすることができる。
また請求項では、請求項の処理を行うか否かを選択できるようにしたので、臨機応変に画像形成装置の電源スイッチのモードを変更することができる。
また請求項では、画像形成装置が所定の時間経過しても何の動作も行わない場合は、稼動中の情報処理端末が電源オフを許可することにより、画像形成装置の電源をオフするので、画像形成装置が使用可能であるにもかかわらず情報処理端末が使用しないと見なして無駄な電力を削減することができる。
また請求項では、手動により電源スイッチング手段をオフするように操作されたとき処理の予約がされている場合は、予約処理が完了後に、改めて電源オフが可能か否かを判断して電源を制御するので、予約処理を確実に処理することができる。
また請求項10では、パスワードが入力された場合は、手動の電源スイッチにより電源をオフすることができるので、手動の電源スイッチによる電源オフの許可条件を変更することができる。
また請求項11では、認証手段は、管理者用のパスワード及び一般ユーザー用のパスワードの何れか一方又は両方を設定できるので、パスワードのレベルを変更することができる。
また請求項12では、管理者用のパスワードが入力された場合は、情報処理端末が稼動している状況においても、画像形成装置の電源をどのような方法においてもオフすることができるので、管理者が優先権を持ってシステムを制御することができる。
また請求項13では、画像形成装置に障害が発生した場合に、情報処理端末が稼動している状況であっても、強制的に画像形成装置の電源をオフするので、障害の発生に伴う画像形成装置の他の部分への波及を最小限にすることができる。
また請求項14では、情報処理装置から起動通知を受けた場合に情報記憶手段に登録して低電力モードで待機するので、余計な電力消費を抑えることができる。

以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
以下、各図面を参照して実施例ごとに説明する。
《実施例1》
図1は、本発明のネットワークプリントシステムの一例を示す図である。このネットワークプリントシステム100は、複数のクライアントPC(以下、単にPCと記す)(情報処理端末)1〜5と、所定の作像プロセスにより記録用シートに画像を形成するプリンタ(画像形成装置)7、8と、PC1〜5とプリンタ7、8とを接続するLAN(ネットワーク)6とを備えて構成される。複数のPC1〜5が、それぞれのプリンタ7、8に印刷データを送信し、印刷または、蓄積、書き込み等の処理ができる。また本実施例では、このような同一のネットワーク印刷環境下で、プリンタ7、8とPC1〜5を一つの集合体として捉え、自動的にプリンタの起動制御(電源のオン/オフ等)を行うプリンタシステムにおいて、プリンタ本体に付属する電源スイッチと、起動制御との、二つの電源切り替え手段が同時に作用する事により発生する弊害を解消するものである。
次に、実施例1における自動電源制御の仕組みを説明する。まず、同一LAN6上に存在するPCであればどのPCでも起動し、起動を始めたことをプリンタに登録できる。プリンタは、現在起動しているPCの情報を保持できる。起動時に起動登録する対象プリンタは、PC毎に複数(個別もしくは全て)設定することもでき、各PCは起動時に対象プリンタに起動したことを通知する。図1では、PC1、PC2、PC3、プリンタ7をグループ1とし、PC3、PC4、PC5、プリンタ8をグループ2とする。そしてグループ1とグループ2がそれぞれプリンタ7、プリンタ8に起動登録を行う集合となっている。この図で対象プリンタが複数ある場合(図1ではPC3)は、その全ての対象プリンタ(プリンタ7、プリンタ8)に対して起動したことを通知する。停止しているプリンタは、自分の管理するPCの一つでも起動し登録されると、自動的に電源が入り起動する。この際、プリンタは低電力モードで待機する。また、プリンタが起動している状態でも、他のPCが起動するとその通知を受け、プリンタは管理するPCに追加する。また、PCは終了時に、対象プリンタに終了を通知する。起動しているプリンタは、自分が管理するPCが全て終了してしまうと、自動的に電源がOFFされ停止する。
図2は、同一ネットワーク13上に存在するプリンタ14とPC11、12のやり取りを示している図である。図5のフローチャートを参照して説明する。図5はネットワーク上に存在する一つのプリンタが自動的にプリンタの起動制御行うときの、起動から終了までの基本的なフローチャートである。例えば、PC11から起動通知15を受けると(S1)、PC11の登録を行い(S2)電源をONにして起動する(S3)。この際、プリンタは低電力モードで待機する(S4)。起動後も他のPC12から起動通知16を受け付けることができ(S5)、ステップS6でPC12から起動通知16を受けると(S6で起動通知)、PC12の登録を行い(S10)ステップS4に進んで待機状態に移る。また、起動時にPC11から終了通知17を受けると(S6で終了通知)、終了したPC11の登録解除を行う(S7)。この時、ネットワークで接続されプリンタに登録しているPCが存在していれば(S8でYESのルート)、ステップS4に戻ってプリンタは起動状態のままである。逆にネットワークで接続されプリンタに登録しているPCが存在しない場合は(S8でNOのルート)、電源がOFFされ(S9)、自動的に起動を停止する。
また、プリンタ14の本体には、本体の電源をオン/オフする電源スイッチもしくはパネルからの終了ボタンが備えられている。この場合、複数のユーザーがプリンタを使用して自動的に電源の制御を行っている際に、一人のユーザーがプリンタ14の本体に付属の電源スイッチで、手動で電源を落とそうとする場合が考えられる。このような場合、電源スイッチを押しても、PCと同様に内部のソフトウェアで何らかの処理を行ってから電源を落とす仕組みを提供する事で、プリンタ14が記憶しているPCの起動状況の情報を確認して、もし起動しているPCが存在すれば、その旨を伝え、プリンタ14の電源を落とさない。これにより、プリンタ14を使用中のユーザーが存在するにも関わらず、プリンタの電源を落としてしまうことを防ぐことができ、ユーザーが再度プリンタの電源を投入する必要が無くなる。
またホームネットワーク等で、プリンタを使用しているユーザーが見えないなどの状況でも、プリンタ本体スイッチを触ることで、使用中のユーザーが存在するか分かるので、安心して電源オフを試みることができる。また、起動しているPCが存在するかしないかに関わらず、上記処理を行うか否かの選択ができるようにしても構わない。
また、上記、複数のユーザーがプリンタを使用して自動的に電源の制御を行っている際に、一人のユーザーがプリンタ本体に付属の電源スイッチで、手動で電源を落とそうとする場合に、別のユーザーがプリンタに起動登録を行っているが、実際にはもうプリンタを使用するつもりは無い場合も有り得る。このような場合は、電源を切らずに維持している必要は無いために、手動で電源を落とす際に、起動登録をしているPCに対し、電源を落として良いかの確認を行い、了承が得られると実際に電源がオフされる。これにより、プリンタを使用中のユーザーが存在するにも関わらず、プリンタの電源を落としてしまう事態を防ぐ事ができ、かつ、余計な電力消費を抑えることができる。
また、上記処理中における、PCに電源オフの確認を行う際、待ち時間を設定することも可能で、これにより、PCユーザーが席を離れる等の理由で、処理が滞るのを防ぐこともできる。また、起動登録しているPCが複数の場合も同様である。また、上記処理を行うかの選択ができるようにしても構わない。
図6は自動電源制御を開始して待機中に、プリンタ本体から電源を手動で落とそうとした場合の、処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、起動しているPCのあるなしを判定し、起動PCが存在する場合において、さらにPCユーザーにプリンタの電源を落としてよいか確認する設定がされている場合は、確認してから電源を落とす作業について示してある。即ち、PCから起動通知を受信して自動電源制御が開始されると(S11)、プリンタは待機状態となる(S12)。ユーザーがプリンタ本体の電源スイッチ等により電源OFFの操作がなされると(S13)、現在起動中のPCが存在するか否かをチェックし(S14)、起動中のPCが無ければプリンタの電源をOFFにする(S15)。ステップS14で起動中のPCが有れば、そのPCに対して終了確認のチェックを行い(S16)、終了確認をするのであればPCにプリンタ終了してよいか確認通知を送信し(S17)、その返事が終了してよいとの返事であれば、電源をOFFにする(S15)。ステップS16で終了確認をしないのであれば、電源OFF不可通知を送信して(S19)、ステップS12に進む。またステップS18で返事が終了してはいけないとの返事であれば、電源OFF不可通知を送信して(S19)、ステップS12に進む。
さらに、PCから、リモートでプリンタの電源を落とす事ができるネットワークプリントシステムにおいて、複数のユーザーが同一プリンタを使用している場合、他のユーザーにとっては、プリンタの電源が落とされる事が好ましくない場合も存在する。このために、PCからリモートでプリンタの電源を落とす際に、もし起動しているPCが存在すればその旨を伝え、プリンタの電源を落とさない。これにより、プリンタを使用中のユーザーが存在するにも関わらず、プリンタの電源を落としてしまう事態を防ぐ事ができ、ユーザーが再度プリンタの電源を投入する必要が無くなる。
または、PCからリモートでプリンタの電源を落とす際に、起動登録をしているPCに対し、電源を落として良いか否かの確認を行い、了承が得られると実際に電源がオフされる。これにより、プリンタを使用中のユーザーが存在するにも関わらず、プリンタの電源を落としてしまう事態を防ぐ事ができ、かつ、余計な電力消費を抑えることができる。また、起動登録しているPCが複数の場合も同様である。また、上記処理を行うか否かの選択ができるようにしても構わない。
また、上記、複数のユーザーがプリンタを使用して自動的に電源の制御を行っている際に、ある一定の時間の間、プリンタが印刷等の動作を全く行わない場合に、起動しているPCにプリンタが使用されていない旨を、画面上に表示することでユーザーに通知し、プリンタの電源を落としてよいか確認ダイアログを表示し、ユーザーが許可するとプリンタは電源をオフする。また、この確認動作を行うまでの待ち時間はユーザーにより設定することができる。これにより、ユーザーがプリンタに起動登録を行っているが、実際にはもうプリンタを使用するつもりは無い場合に、電源を切ることで消費する電力を抑えることができる。これにより、より円滑で消費電力の少ない自動電源制御が行えるようになる。
また、プリンタは試し印刷または機密印刷等で、印刷データがプリンタのHDDに蓄積される場合がある。このような場合は、PCもしくはプリンタから直接操作して印刷の確定を行う。また、時刻指定で印刷の依頼を行う等の予約がされている場合も存在する。このような場合でも、一人のユーザーがプリンタ本体に付属の電源スイッチで、手動で電源を落とそうとする場合に、上記のジョブによる印刷データが残っているので、プリンタをオフすることはせず、その旨をユーザーに伝え、プリンタは電源オン状態のまま待機する。そして、予約されている処理が完了した時に、改めてPCの起動状況から判断して、電源オフするべきであれば起動を終了する。
図7は予約処理を追加した場合の処理の流れを示すフローチャートである。
PCから起動通知を受信して自動電源制御が開始されると(S21)、プリンタは待機状態となる(S22)。ユーザーがプリンタ本体の電源スイッチ等により電源OFFの操作がなされると(S23)、予約処理があるかをチェックし(S30)、予約が無ければ現在起動中のPCが存在するか否かをチェックし(S24)、起動中のPCが無ければプリンタの電源をOFFにする(S25)。ステップS30で予約処理があれば、電源OFF不可通知を送信して(S29)、ステップS22に進む。ステップS24で起動中のPCが有れば、そのPCに対して終了確認のチェックを行い(S26)、終了確認をするのであればPCにプリンタ終了してよいか確認通知を送信し(S27)、その返事が終了してよいとの返事であれば、電源をOFFにする(S25)。ステップS26で終了確認をしないのであれば、電源OFF不可通知を送信して(S29)、ステップS22に進む。またステップS28で返事が終了してはいけないとの返事であれば、電源OFF不可通知を送信して(S29)、ステップS22に進む。
また、本発明機能を利用すると、たとえ自らがプリンタをPCから利用しており、電源の自動制御を行っている場合でも、プリンタ本体のスイッチを使用して電源をオフする事ができない場合がある。例えばホームネットワーク等では、プリンタとPCが、別の階、別の部屋に存在することも考えられる。このような場合、プリンタ本体から直接電源を落とす事ができなくて、PCのあるところまで移動するのは煩わしい。このような場合に、プリンタにパスワードによる認証手段を設け、認証を行ったユーザーに対しては、強制的に電源をオフすることを可能とする事で、PCがあるところまで移動せずに、本体から強制的に電源をオフすることができる。
また、上記パスワードによる認証は、管理者用の認証と、一般ユーザーの認証とで複数区別して認証することが出来る。このことにより、一般ユーザーとしての認証権限では、自分のPCのみが起動していて他のユーザーはプリンタを使用していない場合に限り電源のオフを行う事が出来る。管理者権限の認証を行えば、どれだけPCが接続している状況であっても、プリンタの電源をオフすることが出来る。これにより、プリンタの設定変更・ユーザーの誤操作・自動電源制御の故障等により電源のオフ/オンが必要になる場合に、強制的に電源を切り替えることができ、システムをより円滑に活用する事が出来る。
また、プリンタに紙詰まりや、紙無し等のエラーが発生している場合もある。この時に電源をオフオンして、再起動する必要があっても、本発明機能により電源の自動制御を行っていて、プリンタを終了することが出来ない場合がある。このようなエラー発生時には、電源管理を行っているいないにかかわらず、強制的に電源オフすることが可能である。またこの際は、ネットワークを介して接続されているPCにメール等の手段を用いて、発生しているエラーの内容を通知して終了することも可能である。
図8は障害処理を追加した場合の本発明における処理の流れを示すフローチャートである。PCから起動通知を受信して自動電源制御が開始されると(S31)、プリンタは待機状態となる(S32)。ユーザーがプリンタ本体の電源スイッチ等により電源OFFの操作がなされると(S33)、プリンタエラー発生中かをチェックし(S40)、エラーでなければ現在起動中のPCが存在するか否かをチェックし(S34)、起動中のPCが無ければプリンタの電源をOFFにする(S35)。ステップS40でプリンタエラーがあれば、プリンタの電源をOFFにする(S35)。ステップS34で起動中のPCが有れば、そのPCに対して終了確認のチェックを行い(S36)、終了確認をするのであればPCにプリンタ終了してよいか確認通知を送信し(S37)、その返事が終了してよいとの返事であれば、電源をOFFにする(S35)。ステップS36で終了確認をしないのであれば、電源OFF不可通知を送信して(S39)、ステップS32に進む。またステップS38で返事が終了してはいけないとの返事であれば、電源OFF不可通知を送信して(S39)、ステップS32に進む。
《実施例2》
また図3は、複数のプリンタ27、29を管理するホストPC28が存在する場合の実施例を示す図である。このように、ホストPC28を用いて、各PC21〜25の起動状況を管理し、プリンタ27、29の電源をオン/オフする手段を備えていることでも本発明は実現できる。
図4はホストPC34が存在する場合の各装置間のやり取りを示す図である。PC31、32はホストPC34に対して起動登録・解除を行い、ホストPC34において、PC31、32の起動状況を記憶する手段を備えている。プリンタ35は電源をオフする際、ホストPC34に終了の確認を行う。
図9は自動電源制御を開始して待機中にプリンタ本体の電源を手動で落とそうとした場合の、プリンタ本体における処理の流れを示すフローチャートである。PCから起動通知を受信して自動電源制御が開始されると(S41)、プリンタは待機状態となる(S42)。ユーザーがプリンタ本体の電源スイッチ等により電源OFFの操作がなされると(S43)、プリンタエラー発生中かをチェックし(S44)、エラーでなければ予約処理があるかをチェックし(S45)、予約が無ければホストPCに終了を確認して(S46)、その返事が終了してよいとの返事であれば(S47で可)、電源をOFFにする(S48)。ステップS45で予約処理があれば、電源OFF不可通知を送信して(S49)、ステップS42に進む。またステップS47で返事が終了してはいけないとの返事であれば、電源OFF不可通知を送信して(S49)、ステップS42に進む。
図10はホストPCにおけるプリンタから終了確認を受けてからプリンタに返事を返すまでの処理の流れを示すフローチャートである。プリンタから終了確認通知を受けると(S51)、現在起動中のPCが存在するか否かをチェックし(S52)、起動中のPCが無ければプリンタの電源をOFFにする(S53)。ステップS52で起動中のPCが有れば、そのPCに対して終了確認のチェックを行い(S54)、終了確認をするのであればPCにプリンタ終了してよいか確認通知を送信し(S55)、その返事が終了してよいとの返事であれば、電源をOFFにする(S53)。ステップS54で終了確認をしないのであれば、電源OFF不可通知を送信して(S57)終了する。
このように、複数のユーザーがプリンタを使用して自動的に電源の制御を行っている際に、一人のユーザーがプリンタ本体に付属の電源スイッチで、手動で電源を落とす場合、プリンタはホストPC28に対して、電源をオフしてよいかの確認通知を行う。ホストPC28においては、LAN26に接続されているPCの起動状況が実施例1と同様に登録されており、その状況により、プリンタを電源オフしてよいか判断を行い、その結果電源オフして良いと判断した場合にプリンタに許可を与え、プリンタの電源はオフされる。ホストPC28はプリンタを電源オフしてよいか判断する際、必要に応じてLAN26に接続されているPCに対しプリンタ終了の確認を求めるか、または状況の通知等を行う。
また、プリンタに機密印刷や時刻指定印刷など処理の予約がなされている場合は、ホストPC28に終了確認を行うまでも無く、電源オフを行わない。そして、予約されている処理が完了した時に、改めてホストPC28に対して終了確認を行い電源オフするべきであれば、起動を終了する。また、プリンタにエラー等障害が発生している場合は、ホストPCに終了確認を行うまでも無く、電源オフを行う。
本発明のネットワークプリントシステムの一例を示す図。 同一ネットワーク上に存在するプリンタとPCのやり取りを示している図。 複数のプリンタを管理するホストPCが存在する場合の実施例を示す図。 ホストPC34が存在する場合の各装置間のやり取りを示す図。 ネットワーク上に存在する一つのプリンタが自動的にプリンタの起動制御行うときの、起動から終了までの基本的なフローチャート。 自動電源制御を開始して待機中に、プリンタ本体から電源を手動で落とそうとした場合の処理の流れを示すフローチャート。 予約処理を追加した場合の処理の流れを示すフローチャート。 障害処理を追加した場合の本発明における処理の流れを示すフローチャート。 自動電源制御を開始して待機中にプリンタ本体の電源を手動で落とそうとした場合のプリンタ本体における処理の流れを示すフローチャート。 ホストPCにおけるプリンタから終了確認を受けてからプリンタに返事を返すまでの処理の流れを示すフローチャート。
符号の説明
1〜5 クライアントPC、6 LAN、7、8 プリンタ

Claims (14)

  1. 複数の情報処理端末と、所定の作像プロセスにより記録用シートに画像を形成する画像形成装置と、前記情報処理端末と画像形成装置とを接続するネットワークと、を備えたネットワークプリントシステムにおいて、
    前記画像形成装置は、各情報処理端末が前記画像形成装置を起動するか停止するかについての情報を通知する情報通知手段と、該情報通知手段により通知された起動・停止情報を記憶する情報記憶手段と、記憶した起動・停止情報に基づいて前記画像形成装置の電源をオン/オフする自動電源制御手段と、手動により前記電源をオン/オフする電源スイッチと、を備え、
    前記画像形成装置は、前記情報記憶手段に記憶されている起動・停止情報の全てが停止情報であることを確認した場合、当該画像形成装置の自動電源制御手段により当該電源をオフし、
    前記画像形成装置は、前記情報記憶手段に記憶されている起動・停止情報のうち少なくとも一つが起動情報であって前記電源スイッチをオフするように操作された場合、現在稼動中の情報処理端末が存在する旨を報知するか、或いは当該画像形成装置の電源制御を行うかが選択可能に構成されており、現在稼動中の情報処理端末が存在する旨を報知するように選択された場合には、現在稼動中の情報処理端末が存在する旨を報知すると共に、当該画像形成装置の電源をオフしないように制御することを特徴とするネットワークプリントシステム。
  2. 前記画像形成装置は、前記情報記憶手段に記憶されている起動・停止情報のうち少なくとも一つが起動情報であるとき、前記電源スイッチをオフするように操作された場合、現在稼動中の情報処理端末に対して当該画像形成装置の電源をオフしてもよいか否かの確認を行い、前記情報処理端末が電源オフを許可した場合、当該画像形成装置の電源をオフすることを特徴とする請求項1に記載のネットワークプリントシステム。
  3. 前記画像形成装置は、前記情報記憶手段に記憶されている起動・停止情報のうち少なくとも一つが起動情報であるとき、前記電源スイッチをオフするように操作された場合、現在稼動中の情報処理端末に対して当該画像形成装置の電源をオフする確認を行うか否かを選択可能としたことを特徴とする請求項に記載のネットワークプリントシステム。
  4. 前記画像形成装置は、前記情報処理端末から遠隔操作により電源をオン/オフする遠隔操作手段を更に備え、前記情報記憶手段に起動情報を記憶している第一の情報処理端末が存在するときに、第二の情報処理端末から前記遠隔操作手段により前記画像形成装置の電源をオフするように操作された場合、前記第一の情報処理端末が存在する旨の報知を行うと共に、当該画像形成装置の電源をオフしないように制御することを特徴とする請求項1に記載のネットワークプリントシステム。
  5. 前記画像形成装置は、前記第一の情報処理端末が存在するときに、前記第二の情報処理端末から前記遠隔操作手段により前記画像形成装置の電源をオフするように操作された場合、前記第一の情報処理端末が存在する旨の報知を行うか否かを選択可能としたことを特徴とする請求項に記載のネットワークプリントシステム。
  6. 前記画像形成装置は、前記第一の情報処理端末が存在するときに、前記第二の情報処理端末から前記遠隔操作手段により前記画像形成装置の電源をオフするように操作された場合、前記第一の情報処理端末に対して当該画像形成装置の電源をオフしてもよいか否かの確認を行い、前記第一の情報処理端末が電源オフを許可した場合、当該画像形成装置の電源をオフすることを特徴とする請求項1に記載のネットワークプリントシステム。
  7. 前記画像形成装置は、前記第一の情報処理端末が存在するときに、前記第二の情報処理端末から前記遠隔操作手段により前記画像形成装置の電源をオフするように操作された場合、前記第一の情報処理端末に対して当該画像形成装置の電源をオフする確認を行うか否かを選択可能としたことを特徴とする請求項に記載のネットワークプリントシステム。
  8. 前記画像形成装置は、前記情報記憶手段に起動情報を記憶している情報処理端末が存在するときに、前記画像形成装置が所定の動作を行わないまま所定の時間が経過した場合、前記情報処理端末に対して当該画像形成装置の電源をオフしてもよいか否かの確認を行い、前記情報処理端末が電源オフを許可することにより、当該画像形成装置の電源をオフすることを特徴とする請求項1に記載のネットワークプリントシステム。
  9. 前記画像形成装置は、前記情報記憶手段に起動情報を記憶している情報処理端末が存在するときに、前記電源スイッチをオフするように操作されたとき、既に所定の処理が予約されている場合には、前記電源をオフせず、前記予約処理を完了してから改めて前記電源のオフが可能か否かを判断し、該判断結果に基づいて前記電源を制御することを特徴とする請求項1に記載のネットワークプリントシステム。
  10. 前記画像形成装置は、パスワード入力による認証手段を更に備え、該認証手段により認証された場合、前記電源スイッチをオフする操作により当該画像形成装置の電源をオフできるようにすることを特徴とする請求項1に記載のネットワークプリントシステム。
  11. 前記パスワード入力による認証手段は、管理者用のパスワード及び一般ユーザー用のパスワードの何れか一方、又は両方を設定可能としたことを特徴とする請求項10に記載のネットワークプリントシステム。
  12. 前記管理者用のパスワードの入力を行うことにより、複数の情報処理端末が稼動している状況でも、前記自動電源制御手段による電源のオフ、または前記電源スイッチによる電源のオフを可能としたことを特徴とする請求項10に記載のネットワークプリントシステム。
  13. 前記画像形成装置に障害が発生している場合は、複数の情報処理端末が稼動している状況であっても、強制的に当該画像形成装置の電源をオフすることを可能としたことを特徴とする請求項1に記載のネットワークプリントシステム。
  14. 前記画像形成装置が前記情報処理装置から起動通知を受けた場合、前記画像形成装置は前記起動通知を発した前記情報処理装置を前記情報記憶手段に登録するとともに、低電力モードで待機することを特徴とする請求項1に記載のネットワークプリントシステム。
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