JP4454336B2 - 直動軸受機構 - Google Patents

直動軸受機構 Download PDF

Info

Publication number
JP4454336B2
JP4454336B2 JP2004036641A JP2004036641A JP4454336B2 JP 4454336 B2 JP4454336 B2 JP 4454336B2 JP 2004036641 A JP2004036641 A JP 2004036641A JP 2004036641 A JP2004036641 A JP 2004036641A JP 4454336 B2 JP4454336 B2 JP 4454336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
shaft
region
support means
shaft support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004036641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005226761A (ja
JP2005226761A5 (ja
Inventor
玲治 岩間
恭樹 大川原
壮作 木村
久寿弥 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hephaist Seiko Co Ltd
Original Assignee
Hephaist Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hephaist Seiko Co Ltd filed Critical Hephaist Seiko Co Ltd
Priority to JP2004036641A priority Critical patent/JP4454336B2/ja
Publication of JP2005226761A publication Critical patent/JP2005226761A/ja
Publication of JP2005226761A5 publication Critical patent/JP2005226761A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4454336B2 publication Critical patent/JP4454336B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings
    • F16C29/06Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
    • F16C29/068Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with the bearing body fully encircling the guide rail or track
    • F16C29/0692Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with the bearing body fully encircling the guide rail or track the bearing body encircles a guide rail or track of non-circular cross-section, e.g. with grooves or protrusions, i.e. the linear bearing is suited to transmit torque
    • F16C29/0695Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with the bearing body fully encircling the guide rail or track the bearing body encircles a guide rail or track of non-circular cross-section, e.g. with grooves or protrusions, i.e. the linear bearing is suited to transmit torque with balls

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

本発明は、軸、筒状の軸支持手段、転動体、筒状の保持手段を備えた直動軸受機構に関するものである。
従来の直動軸受機構は、軸と、外筒(筒状の軸支持手段)と、軸と外筒の間に介在する転動体と、転動体を保持するリテーナ(筒状の保持手段)と、を備え、外筒においては、リテーナを介して軸を挿通する挿通孔の内面に、転動体の転動溝としての直線平行リブが形成され、軸においては、直線平行リブに対向して直線溝が形成されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、外筒にリテーナを装着するときは、直線平行リブにリテーナの軌道溝を合わせて挿入し、リテーナが外筒から一部露出した状態で、ラジアル方向から無限軌道溝に転動体を装填し、さらにリテーナをスライドさせ、リテーナ両端に止め輪を嵌入している。
特開2002−323043号公報(第2頁右欄中段、第5図等)
しかしながら、従来の直動軸受機構においては、外筒に転動溝としての直線平行リブを形成しているために加工量が増加する点について配慮がなされておらず、さらに改善の余地がある。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、容易に加工することのできる直動軸受機構を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る本発明の直動軸受機構は、長手方向に直線運動する軸と、前記軸を挿通して支持する筒状の軸支持手段と、前記軸と前記軸支持手段との間に介在する複数の転動体と、前記軸支持手段に嵌入され、前記複数の転動体を保持する筒状の保持手段と、を備え、前記保持手段に、前記複数の転動体を走行させるための無限軌道溝を形成し、前記軸支持手段の内周面に、前記無限軌道溝と対向する対向溝を形成し、前記軸の外周面に、前記無限軌道溝の一部と対向して長手方向に延在する軸溝を形成した直動軸受機構であって、前記軸支持手段が、長手方向に沿った中央の領域に形成された周方向の断面形状が略輪形で内径が長手方向に変動しない中央領域Aと、長手方向に沿った両端部に形成された周方向の断面形状が略輪形で内径が中央領域Aの内径より大きく、かつ長手方向に変動しない端部領域B、B′と、中央領域Aと各端部領域B、B′とを接続するように形成された周方向の断面形状が略輪形で、かつ内径が長手方向に傾斜した傾斜領域C、C′と、を含み、前記保持手段が、前記軸支持手段の中央領域Aに転動体を介して接触している周方向の断面形状が略輪形で外径が長手方向に変動しない中央領域Dと、前記軸支持手段の各端部領域B、B′に接触している周方向の断面形状が略輪形で外径が中央領域Dの外径より大きく、かつ長手方向に変動しない端部領域E、E′と、前記軸支持手段の各傾斜領域C、C′と接触している周方向の断面形状が略輪形で、かつ外径が長手方向に傾斜した傾斜領域F、F′と、を含み、
前記保持手段が、図6に示すように一方の端部領域E′と一方の端部領域E′に接続する傾斜領域F′とが形成された第1の保持部材と、中央領域Dと他方の端部領域Eと他方の端部領域Eに接続する傾斜領域Fとが形成された第2の保持部材と、に分割されているか、あるいは
図7に示すように各端部領域E、E′と各端部領域E、E′に接続する傾斜領域F、F′とが形成された第3の保持部材と、中央領域Dが形成された第4の保持部材と、に分割されている構成を有している。
また、請求項2に係る本発明の直動軸受機構は、請求項1において、前記保持手段が、樹脂の射出成形により製造された成型体である構成を有している。
また、参考として本発明の直動軸受機構は、前記無限軌道溝の一部が、前記軸支持手段の内周面から前記軸の外周面に貫通した貫通溝であり、前記貫通溝に対向する前記対向溝及び前記軸溝がゴシックアーチ溝である構成を有している。
また、参考として本発明の直動軸受機構は、前記ゴシックアーチ溝をサーキュラーアーク溝又はV溝で置換した構成を有している。
また、参考として本発明の直動軸受機構は、前記保持手段が、分割された保持部材からなる構成を有している。
本発明は、少なくとも軸を挿通して支持する筒状の軸支持手段を備え、この軸支持手段の周方向の断面形状が略輪形であることにより、軸支持手段の内周面の加工量が軽減されて加工が容易となるという効果を有する直動軸受機構を提供することができる。
また、本発明は、長手方向に直線運動する軸と、前記軸を挿通して支持する筒状の軸支持手段と、前記軸と前記軸支持手段との間に介在する複数の転動体と、前記軸支持手段に嵌入され、前記複数の転動体を保持する筒状の保持手段と、を備え、前記保持手段に、前記複数の転動体を走行させるための無限軌道溝を形成し、前記軸支持手段の内周面に、前記無限軌道溝と対向する対向溝を形成し、前記軸の外周面に、前記無限軌道溝の一部と対向して長手方向に延在する軸溝を形成した直動軸受機構であって、前記軸支持手段が、長手方向に沿った中央の領域に形成された周方向の断面形状が略輪形で内径が長手方向に変動しない中央領域と、長手方向に沿った両端部に形成された周方向の断面形状が略輪形で内径が中央領域の内径より大きく、かつ長手方向に変動しない端部領域と、中央領域と各端部領域とを接続するように形成された周方向の断面形状が略輪形で、かつ内径が長手方向に傾斜した傾斜領域と、を含み、前記保持手段が、前記軸支持手段の中央領域に転動体を介して接触している周方向の断面形状が略輪形で外径が長手方向に変動しない中央領域と、前記軸支持手段の各端部領域に接触している周方向の断面形状が略輪形で外径が中央領域の外径より大きく、かつ長手方向に変動しない端部領域と、前記軸支持手段の各傾斜領域と接触している周方向の断面形状が略輪形で、かつ外径が長手方向に傾斜した傾斜領域と、を含み、前記保持手段が、一方の端部領域と一方の端部領域に接続する傾斜領域とが形成された第1の保持部材と、中央領域と他方の端部領域と他方の端部領域に接続する傾斜領域とが形成された第2の保持部材と、に分割されているか、あるいは各端部領域と各端部領域に接続する傾斜領域とが形成された第3の保持部材と、中央領域が形成された第4の保持部材と、に分割されていることにより、前記保持手段を一体成形した場合に比べ、前記無限軌道溝に対する前記転動体の入出が自由になり、組立が容易になるという効果を有する直動軸受機構を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係る直動軸受機構について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係る直動軸受機構を図1に示す。また、図1の直動軸受機構1の周方向の断面形状を図2に示す。さらに、図1の軸支持手段11のゴシックアーチ溝112を拡大したものを図3(a)に示し、同じく軸16のゴシックアーチ溝161を拡大したものを図3(b)に示す。なお、軸方向とは、軸16の長手方向(スラスト方向)であり、図1においては軸線lの延在する方向である。
図1、図2において、直動軸受機構1は、筒状の保持手段(リテーナ)13を介して挿通された軸16を支持する筒状の軸支持手段11と、軸支持手段11の内面に嵌入され、複数の転動体15を保持する筒状の保持手段13と、軸支持手段11の内周面に嵌入され、保持手段13の移動を規制する2つの止め輪12と、軸支持手段11に挿通、支持されて直線運動する円柱状の軸16と、を有する構成である。ここでは、軸支持手段11の周方向断面が略輪状となっており、保持手段13の周方向断面も略輪状となっている。また、保持手段13の内径が軸16より大きく、外径が軸支持手段11の内径より小さくなるようにしている。
さらに、軸16の外周面には、軸方向に延在する平行な4条のゴシックアーチ溝(軸溝)161が、周方向に等角度(90度)で形成されている。
保持手段13には、複数の転動体15を転動自在に保持するための無限軌道溝132が外周面に4条列、周方向に等角度(90度)で形成されている。それぞれの無限軌道溝132は、一対の旋回部132aと一対の直線部132bとからなり、さらに直線部132bの一部は、保持手段13の内周面を貫通している。この貫通している箇所は、貫通溝132b2に相当し、転動体15が軸16と接触する負荷領域Lである。また、直線部132bの非貫通箇所は、非貫通溝132b1に相当する。
一方、軸支持手段11には、保持手段13に形成された無限軌道溝132に対向する溝が、内周面に4条列、周方向に等角度(90度)で形成されている。この溝は、転動体15と非接触の非接触溝(R溝部を含む)111と、転動体15と接触するよう、軸方向に延在するゴシックアーチ溝112と、からなる。すなわち、複数の転動体15は、保持手段13の無限軌道溝132と軸支持手段11の上記溝とによって転動自在に保持されている。
図3(a)において、転動体15は、軸支持手段11のゴシックアーチ溝112における縁部(境界部)112a、112bと2点で接触し、底部(中央部)112cでは離間している。ここで、ゴシックアーチ溝112の断面形状は、径の等しい偏心円弧(縁部112aを含む第1の円弧、縁部112bを含む第2の円弧)からなり、双方の円弧と軸支持手段11との接線のなす角として所定の値が設定されている。
図3(b)において、転動体15は、軸16のゴシックアーチ溝161における縁部(境界部)161a、162bと2点で接触し、底部(中央部)161cでは離間している。ここで、ゴシックアーチ溝161の断面形状は、径の等しい偏心円弧(縁部161aを含む第1の円弧、縁部161bを含む第2の円弧)からなり、双方の円弧と保持手段13との接線のなす角として所定の値が設定されている。
なお、保持手段13は、樹脂等の射出成形によって一体形成されたものである。また、ゴシックアーチ溝161の底部を通る同心円の外径(図8(b)のr1に相当する)が、軸16の外径(図8(b)のr0に相当する)の90〜96%となるように設定している。さらに、旋回部132aのR溝の周方向断面の形状は、転動体15の半径をさらに5〜20%程度大きくした半径を有する円弧状としている。また、転動体15としては、例えばスチール製ボール、ステンレススチール製ボール、セラミックス製ボール等を用いることができる。
以上のように構成された直動軸受機構1について、その作用を説明する。
例えば、軸16に対して軸方向(図1中、左右方向)の荷重がかかったとき、無限軌道溝132に保持されている複数の転動体15は、軸支持手段11におけるゴシックアーチ溝112の縁部112a、112b、及び軸16におけるゴシックアーチ溝161の縁部161a、161bに接して転動する。ここでは、転動体15の転がり(転動)を利用して荷重による力の損失を抑えている。このとき、転動体15は、軸支持手段11の非接触溝111と非接触状態を保っている。この転動過程で、転動体15が、例えば軸支持手段11のゴシックアーチ溝161に沿って転動して一端部に到達すると、軸支持手段11及び保持手段13のR溝部及び傾斜部の作用で、ゴシックアーチ溝161、貫通溝132b2から掬い上げられて非貫通溝132b1に誘導され、再び他端部のR溝部及び傾斜部の作用で非貫通溝132b1から貫通溝132b2、ゴシックアーチ溝161に誘導され、循環する。従って、軸16は、複数の転動体15の転動により、軸方向に保持手段13を介して軸支持手段11と相対直線運動することになる。
また、軸16に対して例えば、図2中、時計方向のモーメント荷重がかかったとき、軸16のゴシックアーチ溝161に転動体15が2点で接しているために、転動体15における縁部161aとの接触面(縁部161aとの接点を中心とする円形領域)が変形する。また、軸支持手段11のゴシックアーチ溝112に転動体15が2点で接しているために、転動体15における縁部112bとの接触面(縁部112bとの接点を中心とする円形領域)が変形する。これに対し、転動体15の双方の接触面により、モーメント荷重による変形に対抗する接触応力が生じるために軸16の回転が規制される。一方、軸16に対して反時計方向のモーメント荷重がかかったときは、転動体15における縁部161b、縁部112aとの接触面が変形し、この変形に対抗する接触応力が生じて軸16の回転が規制される。従って、時計方向、反時計方向のいずれのモーメント荷重がかかっても、軸支持手段11に対する軸16の周方向回転を規制することとなる。なお、軸16に対してラジアル荷重がかかったとき、転動体15が、軸16のゴシックアーチ溝161及び軸支持手段11のゴシックアーチ溝112に4点で接しているために、転動体15の接触面(4点のそれぞれを中心とする円形領域)により、ラジアル荷重による変形に対抗する接触応力が生じる。
本実施形態では、軸支持手段11に保持手段13を嵌入するとき、まず軸支持手段11の所定部位に無限軌道溝132の直線部132bの負荷領域Lを合わせる。次いで、保持手段13を嵌入し、旋回部132aを嵌入し残した状態で、この旋回部132aから複数の転動体15を無限軌道溝132内に装填する。さらに、保持手段13を軸支持手段11の所定位置まで嵌入した後、保持手段13両端に止め輪12を合わせ、止め輪12を嵌入する。次いで、保持手段13に保持された転動体15に、ゴシックアーチ溝161を合わせ、軸16を軸支持手段11に挿入する。
このような本発明の実施の一形態に係る直動軸受機構1によれば、長手方向に直線運動する軸16と、この軸16を挿通して支持する筒状の軸支持手段11と、軸16と軸支持手段11との間に介在する複数の転動体15と、軸支持手段11に嵌入した、複数の転動体15を保持する筒状の保持手段13と、を備え、この保持手段13に、複数の転動体15を走行させるための無限軌道溝132を形成し、軸支持手段11の内周面に、無限軌道溝132と対向する非接触溝111及びゴシックアーチ溝112を形成し、軸16の外周面に、無限軌道溝132の一部と対向して長手方向に延在するゴシックアーチ溝161を形成し、軸支持手段11の周方向の断面形状が略輪形であるようにしたので、従来技術に比べて加工が容易である。すなわち、軸支持手段11の内周面に直線平行リブを形成しないために、周方向断面が略輪形となり、軸支持手段11の内周面の加工量が軽減されて加工が容易となる。また、周方向断面が略輪形であるために、加工時に熱処理を施しても歪が発生しにくく、外力が作用しても変形しにくい。よって、大量生産に好適である。
また、本実施形態によれば、軸支持手段11の内周面の形状に応じて保持手段13の周方向の断面形状が略輪形であることにより、樹脂等を用いて保持手段13を射出成形するとき、内周が熱変形しにくく、略円形に保つことができる。よって、保持手段13の射出成形時における変形に起因する、保持手段13と軸16との干渉を低減できるという効果も得られる。
また、本実施形態によれば、無限軌道溝132の一部が、軸支持手段11の内周面から軸16の外周面に貫通した貫通溝132b2であり、この貫通溝132b2に対向する、軸支持手段11の溝及び軸16の溝がゴシックアーチ溝112及びゴシックアーチ溝161であることにより、軸16と軸支持手段11との間に介在する複数の転動体15がゴシックアーチ溝内を転動走行するので、例えばV溝とした場合に比べ、軸16、軸支持手段11と転動体15との間隙が狭まる。よって、ラジアル荷重、モーメント荷重の負荷容量が増加し、ラジアル剛性、モーメント剛性が向上するという効果も得られる。
なお、上述した実施形態では、無限軌道溝132を4条列、軸16のゴシックアーチ溝161を4条、形成した場合について説明したが、本発明はこのほかに、無限軌道溝132をn条列、軸16のゴシックアーチ溝161をn条、形成しても同様の効果が得られるものである。ここで、nは、「4」を除外した「2以上の整数」である。
また、上述した実施形態では、軸16の外周面にゴシックアーチ溝161を形成した場合について説明したが、本発明はこのほかに、V溝、サーキュラーアーク溝等を形成してもよい。V溝を形成した構成を図4に示し、サーキュラーアーク溝を形成した構成を図5に示す。なお、軸16の溝形状を除き、上述した実施形態と概ね同様の構成を有しているために、同一構成には同一符号を付与して説明を一部省略する。図4において、軸16′の外周面には、V溝161′が形成されている。ここで、転動体15は、V溝161′の縁部(境界部)161a′、161b′、底部(中央部)161c′と離間し、縁部と底部の中間の2点でV溝161′と接触している。なお、V溝161′の双方の縁部を含む平面のなす角が、所定の値となるように設定されている。この構成によれば、ゴシックアーチ溝161を形成した場合に比べて径方向、周方向の荷重がかかったときの接触面積が小さいために、直動軸受機構のラジアル剛性、モーメント剛性は劣るものの、軸16及び軸支持手段11の溝加工が容易であるという効果も得られる。また、図5において、軸16″の外周面には、転動体15の径に近似させた円弧状のサーキュラーアーク溝161″が形成されている。ここで、転動体15は、サーキュラーアーク溝161″の縁部(境界部)161a″、161b″と離間し、底部(中央部)161c″と1点で接触している。この構成によれば、ゴシックアーチ溝161を形成した場合に比べて径方向、周方向の荷重がかかったときの接触面積が小さいために、直動軸受機構のラジアル剛性、モーメント剛性は劣るものの、軸16及び軸支持手段11の溝加工が容易であるという効果も得られる。
また、上述した実施形態では、保持手段13を一体形成した場合について説明したが、本発明はこのほかに、保持手段13を2分割あるいは3分割して用いても同様の効果が得られるものである。2分割した構成を図6に示し、3分割した構成を図7に示す。なお、保持手段の形状を除き、上述した実施形態と概ね同様の構成を有しているために、説明を一部省略する。図6において、保持手段13′は、第1の保持部材13a′と第2の保持部材13b′とを有している。なお、非貫通溝132b1′は、非貫通溝132b1に相当し、貫通溝132b2′は、貫通溝132b2に相当する。この構成によれば、軸支持手段11に保持手段13′を嵌入するとき、軸支持手段11に第1の保持部材13a′を完全に嵌入し、この状態でスラスト方向から複数の転動体15を無限軌道溝132に装填し、さらに第2の保持部材13b′を軸支持手段11に嵌入することにより、いわゆる片側エンドキャップ方式による組み立てを実現できる。よって、保持手段を一体形成した場合に比べ、無限軌道溝132に対する転動体15の入出が自由になり、組立が容易になる。特に、保持手段13′を嵌入するとき、特に留意しなくても、転動体15が保持手段13′から脱離することはないという効果も得られる。また、図7において、保持手段13″は、第1の保持部材13a″と第2の保持部材13b″と第3の保持部材13c″とを有している。なお、非貫通溝132b1″は、非貫通溝132b1に相当し、貫通溝132b2″は、貫通溝132b2に相当する。この構成によれば、軸支持手段11に保持手段13″を嵌入するとき、軸支持手段11に第1の保持部材13a″又は第2の保持部材13b″を完全に嵌入し、次いで第3の保持部材13c″を完全に嵌入し、この状態でスラスト方向から複数の転動体15を無限軌道溝132に装填し、さらに第2の保持部材13b″又は第1の保持部材13a″を軸支持手段11に嵌入することにより、いわゆる両側エンドキャップ方式による組み立てを実現できる。よって、保持手段を一体形成した場合に比べ、無限軌道溝132に対する転動体15の入出が自由になり、組立が容易になる。特に、保持手段13″を嵌入するとき、特に留意しなくても、転動体15が保持手段13″から脱離することはないという効果も得られる。
また、上述した実施形態では、無限軌道溝132における貫通溝132b2を循環する転動体15が、軸16に形成されたゴシックアーチ溝161に沿って転動するようにした場合について説明したが、本発明はこのほかに、1条列の無限軌道溝132に2条の貫通溝を形成し、かつ軸16に、この2条の貫通溝と対向する2条の溝を形成して、この2条の溝に沿って転動体15が転動するようにしても同様の効果が得られるものである。この構成を図8に示す。なお、軸支持手段11内周の断面形状、保持手段13の断面形状、軸16の溝数を除き、上述した実施形態と概ね同様の構成を有しているために、同一構成には同一符号を付与して説明を一部省略する。図8(a)において、保持手段13に形成された無限軌道溝(図1の132に相当する)の直線部(図1の132bに相当する)には、軸方向に延在する第1の貫通溝132b2と、同じく軸方向に延在する第2の貫通溝132b3と、が含まれている。一方、軸16の外周面には、貫通溝132b2及び貫通溝132b3に対向して軸方向に延在するゴシックアーチ溝162及び転動溝163を形成している。また、軸支持手段11の内周面には、貫通溝132b2に対向して軸方向に延在するゴシックアーチ溝112を形成している。ここでは、軸支持手段11に、貫通溝132b3に対向する逃げ溝(図2の非接触溝111に相当する)を形成していない。また、図8(b)に示すように、軸16の外径r0に対し、ゴシックアーチ溝162の底部を通る同心円の外径r1が、90〜96%であり、同じく、転動溝163の底部を通る同心円の外径r2が、84〜89%であるように設定している。この構成により、軸16が軸支持手段11に対して相対的に直線運動するとき、転動体15はゴシックアーチ溝162及び転動溝163に沿って転動する。転動体15は、例えばゴシックアーチ溝162に沿って転動して軸支持手段11の一端部に到達すると、軸支持手段11及び保持手段13のR溝部、傾斜部(不図示)の作用でゴシックアーチ溝162から転動溝163に誘導され、再び他端部のR溝部、傾斜部(不図示)の作用で転動溝163からゴシックアーチ溝162に誘導され、循環するようにしている。この構成によれば、上述した実施形態に比べ、軸支持手段11の内周面に非接触溝111を形成しないために、軸支持手段11の加工量をさらに削減することができるという効果も得られる。なお、転動溝163は、ゴシックアーチ溝、サーキュラーアーク溝、V溝のいずれであってもよい。また、ゴシックアーチ溝162を、サーキュラーアーク溝又はV溝に置換してもよい。
以上のように、本発明に係る直動軸受機構は、少なくとも軸を挿通して支持する筒状の軸支持手段(「外筒」に相当する)を備え、この軸支持手段の周方向の断面形状が略輪形であるように構成したことにより、軸支持手段の内周面の加工量が軽減されて加工が容易となるという効果を有し、軸、軸支持手段、転動体、保持手段を備えた直動軸受機構等として有用である。
本発明の実施の一形態に係る直動軸受機構の軸方向断面図である。 本発明の実施の一形態に係る直動軸受機構の周方向断面図である。 本発明の実施の一形態に係る軸支持手段及び軸の溝部の周方向断面を示す拡大図である。 本発明の他の実施形態に係る軸の溝部(V溝)の周方向断面を示す拡大図である。 本発明の他の実施形態に係る軸の溝部(サーキュラーアーク溝)の周方向断面を示す拡大図である。 本発明の他の実施形態に係る保持手段の取付(片側エンドキャップ方式)を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る保持手段の取付(両側エンドキャップ方式)を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る直動軸受機構の軸方向断面及び軸断面を示す図である。
1 直動軸受機構
11 筒状の軸支持手段(「外筒」に相当する)
12 止め輪
13、13′、13″ 筒状の保持手段(「リテーナ」に相当する)
13a′、13b′、13a″、13b″、13c″ 保持部材
15 転動体
16 軸
111 軸支持手段の非接触溝(「対向溝」に相当する)
112 軸支持手段のゴシックアーチ溝(「対向溝」に相当する)
112a、112b 軸支持手段のゴシックアーチ溝の縁部
112c 軸支持手段のゴシックアーチ溝の底部
132 無限軌道溝
132a 無限軌道溝の旋回部
132b 無限軌道溝の直線部
132b1、132b1′、132b1保持手段の非貫通溝
132b2、132b2′、132b2保持手段の貫通溝
132b3 保持手段の貫通溝
161 軸のゴシックアーチ溝(「軸溝」に相当する)
161a、161b 軸のゴシックアーチ溝の縁部
161c 軸のゴシックアーチ溝の底部
161′ 軸のV溝(「軸溝」に相当する)
161a′、161b′ 軸のV溝の縁部
161c′ 軸のV溝の底部
161″ 軸のサーキュラーアーク溝(「軸溝」に相当する)
161a″、161b″ 軸のサーキュラーアーク溝の縁部
161c″ 軸のサーキュラーアーク溝の底部
162 軸のゴシックアーチ溝
163 転動溝

Claims (2)

  1. 長手方向に直線運動する軸と、前記軸を挿通して支持する筒状の軸支持手段と、前記軸と前記軸支持手段との間に介在する複数の転動体と、前記軸支持手段に嵌入され、前記複数の転動体を保持する筒状の保持手段と、を備え、前記保持手段に、前記複数の転動体を走行させるための無限軌道溝を形成し、前記軸支持手段の内周面に、前記無限軌道溝と対向する対向溝を形成し、前記軸の外周面に、前記無限軌道溝の一部と対向して長手方向に延在する軸溝を形成した直動軸受機構であって、
    前記軸支持手段が、長手方向に沿った中央の領域に形成された周方向の断面形状が略輪形で内径が長手方向に変動しない中央領域と、長手方向に沿った両端部に形成された周方向の断面形状が略輪形で内径が中央領域の内径より大きく、かつ長手方向に変動しない端部領域と、中央領域と各端部領域とを接続するように形成された周方向の断面形状が略輪形で、かつ内径が長手方向に傾斜した傾斜領域と、を含み、
    前記保持手段が、前記軸支持手段の中央領域に転動体を介して接触している周方向の断面形状が略輪形で外径が長手方向に変動しない中央領域と、前記軸支持手段の各端部領域に接触している周方向の断面形状が略輪形で外径が中央領域の外径より大きく、かつ長手方向に変動しない端部領域と、前記軸支持手段の各傾斜領域と接触している周方向の断面形状が略輪形で、かつ外径が長手方向に傾斜した傾斜領域と、を含み、
    前記保持手段が、一方の端部領域と一方の端部領域に接続する傾斜領域とが形成された第1の保持部材と、中央領域と他方の端部領域と他方の端部領域に接続する傾斜領域とが形成された第2の保持部材と、に分割されているか、あるいは各端部領域と各端部領域に接続する傾斜領域とが形成された第3の保持部材と、中央領域が形成された第4の保持部材と、に分割されている
    ことを特徴とする直動軸受機構。
  2. 前記保持手段が、樹脂の射出成形により製造された成型体である請求項1に記載の直動軸受機構。
JP2004036641A 2004-02-13 2004-02-13 直動軸受機構 Expired - Lifetime JP4454336B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004036641A JP4454336B2 (ja) 2004-02-13 2004-02-13 直動軸受機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004036641A JP4454336B2 (ja) 2004-02-13 2004-02-13 直動軸受機構

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005226761A JP2005226761A (ja) 2005-08-25
JP2005226761A5 JP2005226761A5 (ja) 2007-03-22
JP4454336B2 true JP4454336B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=35001638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004036641A Expired - Lifetime JP4454336B2 (ja) 2004-02-13 2004-02-13 直動軸受機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4454336B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110100106A (zh) * 2016-12-16 2019-08-06 Hephaist精工株式会社 重心移动管及内置它的钓鱼用诱饵

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5312986B2 (ja) * 2009-02-27 2013-10-09 ヒーハイスト精工株式会社 直動軸受
JP2010203466A (ja) * 2009-02-27 2010-09-16 Hiihaisuto Seiko Kk 直動案内装置
JP5353373B2 (ja) * 2009-03-31 2013-11-27 株式会社ジェイテクト ボールスプライン
JP5794756B2 (ja) * 2009-10-05 2015-10-14 ヒーハイスト精工株式会社 直動軸受付きボールねじ
JP5733280B2 (ja) * 2011-08-24 2015-06-10 日本精工株式会社 リニアガイド用潤滑剤供給機構、それを備えたリニアガイド及びリニアガイド用潤滑剤供給方法
JP2014122648A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Ntn Corp ボールランプ機構及び直動アクチュエータ並びに電動式ディスクブレーキ装置
CN112210961A (zh) * 2019-06-24 2021-01-12 青岛海尔洗衣机有限公司 一种滚动轴承及具有该滚动轴承的洗衣机内桶锁止机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110100106A (zh) * 2016-12-16 2019-08-06 Hephaist精工株式会社 重心移动管及内置它的钓鱼用诱饵
CN110100106B (zh) * 2016-12-16 2022-05-10 Hephaist精工株式会社 重心移动管及内置它的钓鱼用诱饵

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005226761A (ja) 2005-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013051696A1 (ja) 転がり軸受
JP2008025608A (ja) ころ軸受用保持器
JP4454336B2 (ja) 直動軸受機構
JP2008133894A (ja) 玉軸受用保持器
JP2001317550A (ja) リニアベアリング
JP2007120591A (ja) カムフォロアおよびローラフォロア
JP2008240831A (ja) 転がり軸受及び転がり軸受の組立て方法
JP2015102144A (ja) 自動調心ころ軸受
JP2005214330A (ja) 四点接触玉軸受およびその製造方法
CN109210074B (zh) 用于滚动轴承的分段式保持架
CN108884865B (zh) 多列圆筒滚子轴承
JPH11280769A (ja) ころ軸受
JP2020070857A (ja) 旋回軸受
JP2006112555A (ja) 調心輪付きころ軸受
JP2008064151A (ja) ラジアルころ軸受
JP2006153200A (ja) ころ軸受用保持器およびころ軸受
JP4454383B2 (ja) 直動軸受機構
JP2010133508A (ja) ころ軸受用保持器
JP2009092162A (ja) ころ軸受
JP2008095910A (ja) 自動調心型玉軸受及びその製造方法
JP2009210091A (ja) 自動調心ころ軸受
JP5218231B2 (ja) 転がり軸受用保持器、並びにこれを備えた内輪組立体、外輪組立体、および転がり軸受
JP4577125B2 (ja) 転がり軸受
JP2006144815A (ja) ころ軸受
JP2007205455A (ja) 転がり軸受

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070202

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090811

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20090807

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090911

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100122

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4454336

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250