JP2005226761A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 長手方向に直線運動する軸と、前記軸を挿通して支持する筒状の軸支持手段と、前記軸と前記軸支持手段との間に介在する複数の転動体と、前記軸支持手段に嵌入され、前記複数の転動体を保持する筒状の保持手段と、を備え、前記保持手段に、前記複数の転動体を走行させるための無限軌道溝を形成し、前記軸支持手段の内周面に、前記無限軌道溝と対向する対向溝を形成し、前記軸の外周面に、前記無限軌道溝の一部と対向して長手方向に延在する軸溝を形成した直動軸受機構であって、
   前記軸支持手段の周方向の断面形状が略輪形であることを特徴とする直動軸受機構。
2. 請求項１に記載の直動軸受機構において、
   前記保持手段の周方向の断面形状が略輪形であることを特徴とする直動軸受機構。
3. 請求項１又は請求項２に記載の直動軸受機構において、
   前記無限軌道溝の一部が、前記軸支持手段の内周面から前記軸の外周面に貫通した貫通溝であり、前記貫通溝に対向する前記対向溝及び前記軸溝がゴシックアーチ溝であることを特徴とする直動軸受機構。
4. 請求項３に記載の直動軸受機構において、
   前記ゴシックアーチ溝をサーキュラーアーク溝又はＶ溝で置換したことを特徴とする直動軸受機構。
5. 請求項１から請求項４のいずれか１項に記載の直動軸受機構において、
   前記保持手段が、分割された保持部材からなることを特徴とする直動軸受機構。
6. 長手方向に直線運動する軸と、前記軸を挿通して支持する筒状の外筒と、前記軸と前記外筒との間に介在する複数の転動体と、前記外筒に嵌入され、前記複数の転動体を保持する筒状の保持器とを備えた直動軸受機構であって、
   前記軸の外周面に前記転動体を走行させる複数条の軸側転動溝を、前記外筒の内周面に前記転動体を走行させる複数条の外筒側転動溝を、前記軸の外周面又は前記外筒の内周面に前記軸側転動溝又は前記外筒側転動溝の間に設けられた逃げ溝を、それぞれ長手方向に沿って形成して、
   前記保持器に、前記複数の転動体を案内する複数条の無限軌道溝を形成し、且つ、前記無限軌道溝は、前記軸側転動溝と前記外筒側転動溝との双方に対向して貫通する貫通溝と、前記逃げ溝に対向して開口する開口溝と、前記保持器の両端部に形成され、前記貫通溝と前記開口溝との間を連通して前記転動体を循環させる旋回部とからなり、
   前記旋回部の形成された前記保持器の両端部の少なくとも一方が、前記保持器の本体と独立に形成されたことを特徴とする直動軸受機構。
7. 請求項６に記載の直動軸受機構において、
   前記保持器の両端部の前記旋回部に、前記軸側転動溝と前記外筒側転動溝とを連通する傾斜部を有することを特徴とする直動軸受機構。
8. 請求項６又は請求項７に記載の直動軸受機構において、
   前記軸側転動溝と前記外筒側転動溝との間に、前記転動体が嵌入されていることを特徴とする直動軸受機構。