JP4453990B2 - 炭焼きコンロ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、備長炭などを燃料とする炭焼き用のコンロに関し、特に着火、消火が簡単で持ち運びが容易な卓上タイプの炭焼きコンロに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、炭焼き用のコンロは、レジャー用を中心として各種開発され、商品化されている。また、一般家庭においても、炭焼き調理が見なおされるようになってきており、串焼き料理などでは、ガスや電気コンロなどによる調理よりも炭焼きによる調理の方が美味しく焼けると言われている。
【0003】
特に、備長炭は、火力の強さや安定性が良いことから、焼肉料理や蒲焼料理の専門店で広く使用されている。これは、遠赤外線効果で火のとおりが良く、均一に美味しく焼け、かつ適度な焦げ目が付き、外観的にも食欲を誘う、良好な焼き上がりとなるためである。
【0004】
炭焼き用のコンロにおいては、各種考案され実用化しているものも多い。特にレジャー用の炭焼きコンロは、数多く製品化されており、キャンプなどに広く使用されている。
【0005】
これらのものは、持ち運びしやすいように、箱状に折りたたんだり、脚部が取り外しできる構造などの工夫がなされている。
【0006】
実開平6−79434号では、戸外で使用の際には展開して炭火上に焼き金網又は焼肉プレート等を載置できると共に、調理材料台としても利用できるエプロンが形成でき、使用しない状態においてはコンパクトに畳んで箱型にし、又、着火性や燃焼性を高められるようにした送風機を取り付けたポータブル式レジャー用木炭コンロである。
【0007】
また、卓上で使用可能のものもある。実開平6−10703号では、箱型のコンロの下部に引き出しタイプの水皿を設け、コンロの下面の断熱性を高め、卓上でも使用できるようにし、携帯性にも優れ屋内での使用が可能であり、かつ後始末が簡単な炭火焼コンロである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、多くの炭焼きコンロが開発されている。しかしながら、このような従来の炭焼きコンロにおいては、以下の問題があった。
【0009】
1)器具の掃除が面倒である。
2)炭への着火がしにくい。
3)なかなか消火できない。
4)炭の燃え滓が捨てられ、周囲を汚し環境問題となる。
などである。
【0010】
前記の実開平6−79434号においては、送風機で着火しやすくなっているが、消火するためには、炭が完全に燃えきるまで待つか、あるいは炭焼きコンロから取りだし、水をかけて消さなければならない。この場合には、燃え滓がそのままキャンプ場などの砂地に捨てられてしまうことが多く、環境汚染の問題ともなっている。
【0011】
また、実開平6−10703号では、低部に水皿が設けられ、卓上での使用が可能となり、調理後の掃除もしやすい。さらに、上部に蓋をすることにより、窒息状態とし、炭火の消火ができるものである。
【0012】
しかしながら、着火においては、ガスコンロなどで予め着火させた炭火を使用しなければならない。また、水皿は引き出し構造であり、密閉度が低く、消火に時間がかかり、備長炭などの消え難い炭には適さない。
【0013】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、コンロ内に炭を入れたままで着火、消火が確実で簡単に行え、かつ、卓上での使用が可能でありコンパクトでどこでも使用でき、さらに、遠赤外線効果の高い備長炭を使用することができる炭焼きコンロを提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の問題を解決するために、上部が開放され、内部に断熱層が設けられた円筒容器本体と、該円筒容器本体の側面下部に設けられる開閉自在の空気取入口と、該円筒容器本体内の底部に設けられ、固形燃料と該固形燃料を載置して燃焼させるための固形燃料燃焼台とからなる炭着火手段と、該円筒容器本体内の炭着火手段の上部に設けられ、炭を載置して燃焼させるための炭燃焼台と、該円筒容器の上部を密閉するための蓋体とからなる炭焼きコンロを提供するものである。
【0015】
該円筒容器本体は、内壁面に断熱層を形成させたものであり、底部に水を貯めることができる耐熱製容器であればいずれでも良い。例えば、グラスウールなどの不燃断熱材を底面と側壁面に取り付けたステンレス鋼製円筒状容器でも良い。
【0016】
該空気取入口は、円筒容器本体の側面下部に設けられ、開閉ができる構造のものであり、例えば、該口の取付位置は、円筒容器本体低部より数センチ上方の位置とし、スライド式扉が設けられた空気取入口としても良い。
【0017】
該着火手段は、前記円筒容器本体の低部に設けられ、固形燃料と該固形燃料を燃焼させるための燃焼台とからなり、該固形燃料は、炭に確実にかつ簡単に着火するために使用するものであり、例えばキャンプ用品の一つとして着火用に市販されているエタノールを主成分とする小型の固形燃料などでも良い。
【0018】
該燃焼台は、該固形燃料が円筒容器本体底部に注入される水と接触しない程度の所定の高さを維持できるものであれば良い。例えば、ステンレス鋼製皿に脚部が設けられたものでも良い。
【0019】
該炭燃焼台は、該円筒容器本体内部で炭を燃焼させるための台であり、例えば、円筒容器本体内壁に係止部材を取り付け、該係止部材にステンレス鋼製の網や多孔プレートなどを係止させ棚状の台としたものでも良い。
【0020】
該蓋体は、炭の消火時に使用するものであり、該円筒容器本体の上部を密閉し、窒息状態として消火できるものであればいずれでも良い。例えば、該円筒容器本体の上部を塞ぐ大きさの径のステンレス鋼製円板に取っ手を設けたものでも良く、該円筒容器本体の上縁部との接触部には、密閉度を高めるために、不燃材などによるシール層を設けると良い。
【0021】
また、本発明では、さらに前記の円筒容器本体が、上下共に開放された円筒状枠体と、底部容器とからなる組合せ構造であることを特徴とする炭焼きコンロを提供するものである。
【0022】
該円筒状枠体には、その内壁面に断熱層が取り付けられ、また、炭燃焼台が設けられる。
【0023】
該底部容器は、該筒状枠体の径よりわずかに大きい径の浅底容器であり、その内壁面に断熱層が設けられ、また、底部に炭着火手段が設置される。
【0024】
該円筒状枠体の下縁部と、該底部容器の上縁部との隙間が開くように組み合わせることにより、該円筒状枠体の側面下部に空気取入口を設ける必要がなくなる。
【0025】
例えば、該底部容器に支柱を設け、該支柱に対応する筒状のホルダーを該円筒状枠体の下部に設け、嵌め合わせて支柱の長さを調整し、該円筒状枠体の下縁部と、該底部容器の上縁部との隙間が開くように設けたものでも良い。
【0026】
さらにまた、本発明では、前記円筒状枠体と、前記底部容器とによる組合せ構造となっている円筒容器本体において、該円筒状枠体と、該底部容器との隙間を調整することによる空気取入量調整手段が設けられている炭焼きコンロを提供するものである。
【0027】
該空気取入量調整手段は、該円筒状枠体と該底部容器との隙間を調整できるものであればいずれでも良く、該底部容器に対して該円柱状枠体の高さを調整する手段を設けたものでも良い。
【0028】
例えば、該円筒状枠体に伸縮手段を有する脚部を設けたものでも良く、また、該底部容器に支柱を設け、該円筒状枠体の支柱の受け部側の高さを調整する手段を設けたものでも良い。
【0029】
さらに、該円筒状容器の下部側面に開口部を設け、該底部容器にも該開口部に対応する高さの位置に、開口部を設け、該底部容器に対して該円筒状枠体を周方向に回動させることにより、各々の開口部の重なり具合により隙間を調整するようにしたものでも良い。
【0030】
さらにまた、本発明では、中央が凸状に湾曲した形状の金属製円板に多数の孔が設けられ、該孔の周端部分が凸状側に盛り上がっていることを特徴とする燃焼プレートを提供するものである。
【0031】
該燃焼プレートは、ステンレス鋼製又はセラミックス製円板を緩やかな傾斜の円錐形状に製作し、同心円状に多数の孔を開け、かつ、該孔は、円錐の頂部方向に打ち抜いて開け、ばりが発生するように加工したものでも良い。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に本発明による実施の形態を図面を用いて説明する。
【0033】
図1は、本発明による炭焼きコンロの一実施例を示す概略斜視図であり、(1)は、円筒容器本体を示しており、上部のステンレス鋼製の円筒状枠体1と、下部のステンレス鋼製の底部容器2とで構成されている。該円筒状枠体1の内部に備長炭などの木炭3をセットする、燃焼網4が設けられている。
【0034】
該底部容器2には、円筒状枠体1を支える支柱2bが取り付けられ、底部中央には、着火手段が設置される。(2)は蓋体5を示す。該蓋体5は、ステンレス鋼製の底浅の容器であり、取っ手5aが設けられている。
【0035】
図2は、本実施例の円筒容器本体の部品構成図を示す。底部容器2の底部内壁面には、断熱材としてグラスウール2aが張りつけられている。また、内部の外周底部には、円筒状枠体1を支えるための支柱2bが4箇所配置されている。底部容器2の下部には、脚部2cが設けられている。
【0036】
また、該底部容器2の内部中央に、着火手段として、固形燃料6が設けられ、該固形燃料6は、着火台6aに載置される。6bは、着火台の脚部である。
【0037】
前記の底部容器2に設けられた支柱2bに支持されて、円筒状枠体1が載置されてセットされる。該円筒状枠体の内壁面には、グラスウール1aが張られている。該円筒状枠体1の下縁部には、該支柱2bに対応した位置に筒状ホルダー1bが固定されており、支柱2bと嵌め合わされて結合される。
【0038】
該円筒状枠体の内壁部の下部と上部に、係止部材1cが複数箇所設けられており、該下部の係止部材1cには、炭の燃焼網4が周囲を係止されて載置され、該上部の係止部材1cには、調理用の焼き網や、バーベキュー用の鉄板などが載置される。
【0039】
上記のように構成された炭焼きコンロの炭への着火手順について、図3(1)を用いて説明する。
【0040】
1)円筒状枠体1に燃焼網4をセットし、木炭3を適量入れる。
【0041】
2)底部容器2の内部に水7を約深さ1センチ程度入れる。
【0042】
3)中央に着火台6bを置き、その上に固形燃料6を数個置く。
【0043】
4)固形燃料6にマッチ6cなどで点火する。
【0044】
5)固形燃料6に火がついたら、木炭3をセットした円筒状枠体1を底部容器2に被せて、底部容器2の支柱2bと円筒状枠体1の筒状ホルダー1bを嵌め合わせる。
【0045】
6)固形燃料6の火力で木炭3に着火する。
【0046】
このように、固形燃料6に点火して、円筒状枠体1を被せるだけで簡単に木炭3に着火することができる。従来のように、木炭を別途ガスコンロなどで着火してから、炭焼きコンロに移動する必要はない。
【0047】
固形燃料6は、市販のエタノールを主成分とするもので十分であり、5~10分程度で確実に着火できる。また、着火し難いと言われている備長炭においても、約20分程度、市販の固形燃料が燃え尽きる頃には、確実に着火している。
【0048】
尚、本実施例の円筒状枠体1には、空気取入口は設けられていないが、前記支柱2bにより円筒状枠体1の下縁部と、底部容器2との隙間が開き、この隙間が空気の流入口となり、図3の(2)に示す矢印8のように空気が流入することとなる。
【0049】
該支柱2bは、図3(2)のA部詳細に示すように、底部容器2の外周部に固定されており、円筒状枠体1の下縁部に設けられる筒状ホルダー1bに嵌め込まれて結合するようになっている。
【0050】
尚、本実施例では、この支柱2bは、底部容器2に固定されているが、該底部容器2側にも筒状ホルダーを設け、着脱自在に取り付けるようにしても良い。この場合には、長さの異なる支柱を使い分けることにより、空気の流入量を調節することが可能となる。
【0051】
また、図4は、本発明による炭焼きコンロの空気調整手段を有する他の実施例を示す概略斜視図であり、円筒状枠体10の下縁部に、傾斜面を有する箱型支柱ホルダー12を設けたものである。
【0052】
この箱型支柱ホルダー12は、図4(3)に示すように、箱上部が傾斜面で構成され、複数の係止孔12aが開けられている。この係止孔12aに底部容器11に設けられている先端が尖ったピン型支柱11aの先端が挿入され、結合する。
【0053】
円筒状枠体10を一端持ち上げて周方向13に回動させ、他の係止穴12aに移動させることにより、円筒状枠体10の高さが変化し、該円筒状枠体10の下縁部と、底部容器11の上縁部とで形成される隙間が変化し、空気の流入量を調整することが可能となる。
【0054】
また、図5は、本発明によるさらに他の空気流入量調整手段を有する実施例である。この炭焼きコンロは、円筒状枠体20の下部に空気口20aが複数箇所設けられている。また、底部容器21には、円筒状枠体を支える支持部材21aが内壁面下部に固定されており、かつ、前記の空気口20aに対応した位置に切欠部21bが各々設けられている。
【0055】
空気の流入量を調整するには、図5(2)に示すように、円筒状枠体20を周方向に矢印22のように回動させる。該円筒状枠体20の回動により、該円筒状枠体20に設けられた空気口20aと、底部容器21に設けられた切欠部21bとの重なり具合で空気の流入量を調整することができる。(3)は、(2)のC−C断面図である。
【0056】
図6は、本発明による炭焼きコンロを用いた焼き調理に使用する焼き部材の実施例を示す図である。(1)は、本実施例の炭焼きコンロ30に金網32を使用した状態を示す図であり、円筒状枠体31の上部の内壁面に設けられた係止部材31aに丸型金網32を載置して使用する。
【0057】
(2)は、円形金網32であり、(3)は、円錐形焼きプレート33である。該焼きプレート33は、傾斜の緩やかな円錐形状であり、放射状に多数の孔33aが開けられている。該孔33aは、(4)に示すように、上部側に向かってばり33bがでるように、加工されている。
【0058】
この円錐形焼きプレート33を本実施例の炭焼きコンロ30に用いると、(5)に示すようになる。すなわち、焼肉34などを炭焼きすると、脂が出てくるが、この脂は、金網32などでは、そのまま垂れ落ちて炭にかかってしまい、脂が燃えて煙が発生する。この煙がでることから、室内での使用を敬遠することが多いのである。
【0059】
この円錐形焼きプレート33の場合には、(3)に示すように孔33aにはばり33bが出ているために、該孔33aを避けるように、脂は流れて(5)に示すように、円筒枠体31の外周壁を伝って流れ、底部容器36へ流れ落ちる。このため、炭35に脂が垂れ落ちることがなくなる。
【0060】
図7は、本実施例の炭焼きコンロを用いて鍋料理を行う場合の使用例を示す図である。本炭焼きコンロ30は円筒状枠体31を使用しており、上部が円形であるため、鍋40などをそのまま載置して使用することができる。また、確実に着火ができ、火力が安定しており、遠赤外線効果の高い備長炭なども使用できるため、煮込み料理などの鍋40を使用した調理を行うことが可能である。
【0061】
備長炭は、図7の(2)に示す燃焼特性図のように、一般の木炭に比較して、長時間安定した火力を提供することができる。一般の木炭の場合には、調理途中での木炭の追加や、温度の上がりすぎを調整するなど火力を安定して供給することが難しい。このため、専門の焼肉店や蒲焼店などでは、備長炭が多く用いられている。本発明による炭焼きコンロは、備長炭においても簡単で確実に着火することができる。
【0062】
次ぎに、本発明による炭焼きコンロの炭の消火手順を図8を用いて説明する。1)蓋体53を裏返して置き、内部に水54を張る。
【0063】
2)炭焼きコンロ50の上部側、すなわち円筒状枠体51を底部容器52より分離し、蓋体53に載せる。円筒状枠体の下部が水に水没し、密封される。
【0064】
3)底部容器52内の水を捨て、着火台を取り外す。
【0065】
4)底部容器52をひっくり返して円筒状枠体51の上部に被せる。
【0066】
5)図8(3)に示すように、円筒状枠体の上下両側ともに密封状態となる。
【0067】
6)上部の底部容器52と円筒状枠体51とのわずかな隙間より、水蒸気が発生する。
【0068】
7)約15分程度で水蒸気が収まり、消火が完了する。
【0069】
このように、円筒状枠体51の上部と下部に蓋をすることにより簡単に、かつ確実に消火することができる。本発明の炭焼きコンロでは、下部は水没し、上部は濡れたグラスウールで密閉され、消火時の密封度が非常に高くなるなるため、消火しにくい、備長炭においても、約30分で完全に消火する。
【0070】
また、消火時に、炭焼きコンロより、炭を取り出す必要がなく、水をかける必要もないため、操作はいたって簡単であり、周辺を汚す心配もない。さらに、そのまま持ちかえり、次回の使用もそのままですぐに使用できる。
【0071】
【発明の効果】
以上詳細に説明した本発明では、以下に示すような効果がある。
【0072】
(1)固形燃料に点火することで、確実簡単に炭に着火することができる。
【0073】
(2)着火および消火のし難い備長炭を使用できる。
【0074】
(3)蓋体を円筒容器本体の上部に被せることにより、確実、簡単に、しかも短時間にコンロ内で炭の消火を行うことができる。
【0075】
(4)消火した炭を持ちかえることができ、環境を汚さない。
【0076】
(5)コンロ内で消火した炭をそのままの状態でいつでも再使用できる。
【0077】
(6)円筒容器本体の上縁部が円形であるため、煮込み調理などにも使用でき、鍋や釜などを使用できる。
【0078】
(7)底部に水を注入して効果的に断熱することができ、卓上でも使用でき、簡易テーブルなどの上でも気軽に使用できる。
【0079】
(8)炭を取り出さずに底部容器内の掃除及び水の取り替えが簡単にできる。
【0080】
(9)炭を取り出さずに炭の着火手段の取り替え及び補充ができ、炭の再着火が簡単である。
【0081】
(10)組立て式であるため、コンパクトになり、持ち運びが容易となる。
【0082】
(11)空気取入量調整手段を設けることにより、火力を自由に調整でき、好みに応じた焼き加減を実現でき、焼き料理だけではなく、他の煮込み料理など各種の料理に使用することが可能となる。
【0083】
(12)焼き調理中に発生する脂や水が炭に垂れ落ちるのを防止でき、焼き調理中に煙の発生が少ないため、室内など一般家庭でも使用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による炭焼きコンロの実施例を示す図である。
【図2】本発明による炭焼きコンロの部品構成を示す図である。
【図3】本発明による炭焼きコンロを用いた着火手順の実施例を示す図である。
【図4】本発明による炭焼きコンロの空気取入量調整手段の実施例を示す図である。
【図5】本発明による炭焼きコンロの他の空気取入量調整手段の実施例を示す図である。
【図6】本発明による炭焼きコンロの焼き部材の実施例を示す図である。
【図7】本発明による炭焼きコンロの他の調理例を示す図である。
【図8】本発明による炭焼きコンロの消火手順の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 円筒状枠体
1a グラスウール
1b 筒状ホルダー
2 底部容器
2a グラスウール
2b 支柱
3 木炭
4 燃焼網
5 蓋体
6 固形燃料
6a 着火台
7 水
11a ピン型支柱
12 箱型支柱ホルダー
20a 空気口
21b 切欠部
33 円錐形焼きプレート

Claims (3)

  1. 上下共に開放されたステンレス製円筒状枠体と、ステンレス製底部容器とからなる組合せ構造であり、内部にグラスウールによる断熱層が設けられた円筒容器本体と、
    該円筒容器本体内の底部に設けられ、固形燃料と該固形燃料を載置して燃焼させるための固形燃料燃焼台とからなる炭着火手段と、
    該円筒容器本体内の炭着火手段の上部に設けられ、炭を載置して燃焼させるための炭燃焼台と、
    該円筒容器の上部を密閉するための蓋体とからなり、
    該円筒状枠体と、該底部容器との隙間を調整することによる空気取入量調整手段が設けられており、
    該空気取入量調整手段は、底部容器の内部の外周底部に、円筒状枠体を支えるための支柱が複数個所に設けられ、円筒状枠体の下縁部には、該支柱に対応した位置に筒状ホルダーが固定されており、該支柱と嵌め合わされて結合され、該支柱の高さを調整することにより、該円筒状枠体と、該底部容器との隙間を調整することを特徴とする炭焼きコンロ。
  2. 前記の空気取入量調整手段は、円筒状枠体の下縁部に、箱上部が傾斜面を有する箱型支柱ホルダーが設けられ、この箱型支柱ホルダーの傾斜面に、複数の係止孔が開けられ、この係止孔に底部容器に設けられる先端が尖ったピン型支柱の先端が挿入されて結合されており、
    該円筒状枠体を一端持ち上げて周方向に回動させ、他の係止穴に移動させることにより、円筒状枠体の高さが変化し、該円筒状枠体の下縁部と、底部容器の上縁部とで形成される隙間が変化し、空気の流入量を調整することを特徴とする請求項1に記載の炭焼きコンロ。
  3. 前記の空気取入量調整手段は、円筒状容器の下部側面に開口部を設け、底部容器にも該開口部に対応する高さの位置に、開口部を設け、該底部容器に対して該円筒状枠体を周方向に回動させることにより、各々の開口部の重なり具合により隙間を調整することを特徴とする請求項1に記載の炭焼きコンロ。
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