JP4453393B2 - 音楽コンテンツを再生し得る電子音楽装置及びそのプログラム - Google Patents

音楽コンテンツを再生し得る電子音楽装置及びそのプログラム Download PDF

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Description

この発明は、複数種類の音楽コンテンツを1つのファイルにまとめた複合音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツを効率よく再生し得るようにした電子音楽装置に関し、更にはそれに関連するコンピュータプログラムに関する。なお、この発明で、電子音楽装置とは、電子楽器、自動演奏装置、オーディオ再生装置、エフェクタ、自動作曲装置、楽譜作成・表示装置、何らかの音楽又は音響再生ソフトウェアを搭載したコンピュータなど、音楽に関連する再生/表示機能を持つ汎ゆる電子機器のことをいう。
音楽に関連するコンテンツ(以下、音楽コンテンツという)には、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)楽曲データ、楽譜データ、静止画像データ、動画像データ、設定情報(例えばレジストレーションデータ等)、音声データ(可聴波形サンプルデータ)、など様々な種類のデータがあり、それらはそれぞれ単体の音楽コンテンツとして流通している。また、それを利用して再生/表示等を行うソフトウェアあるいは装置機能も、それぞれのデータ種類に合ったものが用いられる。例えば、MIDI楽曲データならシーケンス・ソフトウェアまたはシーケンサー機能により再生し、楽譜データなら楽譜表示ソフトウェアまたは楽譜表示機能により表示し、画像データなら画像表示ソフトウェアまたは画像表示機能装置により表示し、レジストレーションデータなら自動取り込みソフトウェアまたは取り込み機能により本体に取り込む、というように、各種の音楽コンテンツにそれぞれ対応したソフトウェアまたは機能を立ち上げて再生/表示等を行っている。
このように音楽に関連する各種のソフトウェア等にとっては、それぞれに対応するデータまたはコンテンツの種類が予め決まっているので、該ソフトウェア等で利用可能なコンテンツからなるファイルを所定のアイコンを用いて表示したり、該ソフトウェア等で利用可能な対応するデータのみがユーザに見えるような形で表示することができた。
また、従来より、1つのアプリケーションソフトウェアを実行する過程で、複数種類の音楽コンテンツが取り扱えるようにしたものがある。例えば、1つのアプリケーションソフトウェアの中に複数種の音楽ソフトウェアをプラグインで組み込み、該アプリケーションソフトウェアを実行する過程で、特定の種類の音楽コンテンツのファイルを再生又は表示する必要性が生じた場面で、それに対応するプラグインソフトウェアを立ち上げる、といったような構成からなっている。その場合、各種の音楽ソフトウェアで利用可能な各種の音楽コンテンツはそれぞれ個別のファイルとして存在し、管理されていた。
ところで、パソコンやインターネットが広く普及している昨今では、ユーザの多様なニーズに応え、また、多機能性及び使い易さを追及するために、複数種類の音楽コンテンツを1つのファイルにまとめた複合音楽ファイルや、そのような複合音楽ファイルを取り扱える(その再生/表示等が行える)ようにした統合ソフトウェアの出現が望まれるが、今のところ、そのような複合音楽ファイルは存在しておらず、またそのような複合音楽ファイルの再生/表示等を行えるようにした本格的な統合ソフトウェアも存在していない。
そのような複合音楽ファイルを想定した場合、そのファイル名に付加される拡張子(例えば「.cxx」)が1種類のみでは、その複合音楽ファイルが、どのような種類の音楽コンテンツを含んでいるのかが分からない。それが分かるようにするには、当該複合音楽ファイルが含んでいる音楽コンテンツ種類の各組み合わせ毎に異なる拡張子を用意しなければならない。例えば、拡張子「.cxx」のxの部分に適宜の数字を割り当てることで、複数の異なる拡張子を用意することができる。また、各異なる拡張子毎に異なるアイコンを割り当ててファイルを視覚認識し易くするようにもできる。しかし、そうすると、有りうる音楽コンテンツ種類の組み合わせが多様であるため、該組み合わせ毎に異なる拡張子や異なるアイコンを対応付けようとすると、膨大な数になり、管理が難しくなり、また、ユーザにとってもかえって使いにくくなる。
一方、多様な組み合わせて複数種類の音楽コンテンツを含みうる複合音楽ファイルにおいて、異なる拡張子でその構成内容を識別させるようにしなくても、ユーザが該複合音楽ファイルを開いてその構成内容を見てみることで、どのような種類の音楽コンテンツが含まれているかを認識することができる。しかし、最近では、音楽コンテンツの著作権保護の観点から、ほとんどの音楽コンテンツは暗号化された状態でユーザに提供されるので、復号化前にはその内容を確認することができない。復号化するには、公開鍵などの情報に基づいて当該複合音楽ファイルを復号化処理する必要があるので、処理に時間が掛かる。従って、暗号化された複合音楽ファイルを開いてその構成内容を見て、どのような種類の音楽コンテンツがそこに含まれているかを認識するには、面倒な復号化処理が必要であるため、不便である。
また、インターネット等を介してダウンロードしたコンテンツがそのような複合音楽ファイルからなっていたとすると、ユーザは、どのようなアプリケーションソフトウェアを使用してその再生等を行ってよいのか、すぐには分からず、不便である。
この発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、任意の複数種類の音楽コンテンツを含みうる複合音楽ファイルにおいて、そこに含まれる音楽コンテンツの種類を容易に認識しうるようにし、また、その再生のために使用すべき音楽ソフトウェアが容易に準備できるようにした装置を提供しようとするものであり、更には、それに関連するコンピュータプログラムを提供しようとするものである。
この発明に係る電子音楽装置は、複数種類の音楽コンテンツを含むコンテンツ部と該コンテンツ部に含まれる複数種類の音楽コンテンツの種類情報を含むヘッダ部とからなる複合音楽ファイルを入力する入力手段と、複数種類の音楽コンテンツを利用して再生又は表示を行う音楽ソフトウェアを複数種記憶する記憶手段と、前記入力手段を介して前記複合音楽ファイルが入力された場合、該入力された複合音楽ファイルの前記ヘッダ部に含まれる前記種類情報を読み出す種類情報読出手段と前記記憶手段に記憶された複数種の音楽ソフトウェアのうち、前記読み出した種類情報により示される複数種類の音楽コンテンツのうち少なくとも一部の音楽コンテンツを再生可能である音楽ソフトウェアを検出する音楽ソフトウェア検出手段と、該検出された音楽ソフトウェアの中から1つを選択して立ち上げる制御手段とを備え、前記複合音楽ファイルにおいて少なくとも前記ヘッダ部の前記音楽コンテンツの種類情報は暗号化されていないことを特徴とする。
この発明によれば、複数種類の音楽コンテンツを含む複合音楽ファイルは、該複数種類の音楽コンテンツを含むコンテンツ部と、該音楽コンテンツの種類情報を含むヘッダ部とからなり、少なくともヘッダ部の音楽コンテンツの種類情報は暗号化されていないものとしている。従って、その複合音楽ファイルがどのような種類の音楽コンテンツで構成されているかが、コンテンツ部にアクセスすることなく、ヘッダ部にアクセスするだけですぐに分かり、また、ヘッダ部の音楽コンテンツの種類情報は暗号化されていないので、復号化処理の手間を要することなく、素早くそのことが分かる。また、入力手段を介して複合音楽ファイルが入力された場合、該入力された複合音楽ファイルのヘッダ部に含まれる音楽コンテンツの種類情報を読み出し、該読み出した種類情報より示される複数種類の音楽コンテンツのうち少なくとも一部の音楽コンテンツを再生可能である音楽ソフトウェアを検出し、該検出された音楽ソフトウェアの中から1つを選択して自動的に立ち上げるようになっているので、どの音楽ソフトウェアを使用すべきかをユーザがいちいち判断しなければならないというような煩わしさがなく、また、ユーザの手動操作によって必要な音楽ソフトウェアを立ち上げる手間を省くこともでき、更に、入力された複合音楽ファイルに含まれる複数種類の音楽コンテンツのうちすべてが再生できなくても、一部分でも再生可能な音楽コンテンツがあれば、これを自動的に判定して再生することができる。従って、複合音楽ファイルを複数種類の音楽コンテンツの組み合わせを識別しうるように異なる拡張子を割り当てる必要がなくなり、拡張子数が徒に増すことを防ぐことができ、また、1ファイル中に多種多様な音楽コンテンツを含み得る複合音楽ファイルに対する効率的な適応を図ることができる。なお、複合音楽ファイルを複数種類の音楽コンテンツの組み合わせを適宜識別しうるように異なる拡張子を割り当てるようにした場合でも、本発明を実施することができる。
以下、添付図面を参照して、この発明の実施の形態につき詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施例に係る電子音楽装置のハード構成を略示するものであり、この電子音楽装置は例えば音楽演奏用の鍵盤10を備えた電子楽器1からなっている。電子楽器1は、CPU(中央処理ユニット)11、ROM(リードオンリメモリ)12、RAM(ランダムアクセスメモリ)13を含むマイクロコンピュータ部を具備する。CPU11は、この電子楽器1全体の動作を制御する。このCPU11に対して、バス14を介して、ROM12、RAM13、鍵盤10、操作部15、表示装置16、可搬媒体読み書き装置17、ハードディスク(HDD)18、音源装置19、サウンドシステム20、フラッシュメモリ21、通信インタフェース(I/F)22、がそれぞれ接続されている。電子楽器内に内臓された可搬媒体読み書き装置17には、メモリカード17Aのような可搬式記憶媒体が着脱式にセット可能である。通信I/F22には、例えばUSB規格等の適宜の通信規格に従ってCD−ROMドライブ23のような外部記憶装置若しくは別の可搬媒体読み書き装置が接続可能であり、また、通信I/F22を介してインターネットX等の通信ネットワークに接続可能である。この電子楽器1では、通常の楽器機能(手動演奏機能、自動演奏機能、楽音設定機能等)に加えて、楽譜作成/表示機能あるいは音楽教習機能等の音楽関連機能、更には、インターネットX上のサイトにアクセスしてデータ(コンテンツ)やプログラムを取得する機能など、通常のパソコンで行いうる種々の機能を実行できるように構成されている。
この電子楽器1においては、1又は複数種類の音楽コンテンツを利用して再生又は表示を行うタイプの音楽ソフトウェア(アプリケーションソフト)が、適宜の記憶手段例えばハードディスク18に複数種記憶されている。そのような各種の音楽ソフトウェアは、始めからハードディスク18に記憶されて(インストール)されていてもよいし、CD−ROM23Aに記憶されているものをドライブ23を介してハードディスク18内にロードしてインストールするようにしてもよいし、あるいはインターネットX等の通信ネットワークを介してハードディスク18内にダウンロードしインストールするようにしてもよい。そのようなタイプの音楽ソフトウェアのいくつかの例につき、該ソフトウェアで再生又は表示可能な音楽コンテンツの種類との関係を表にして示すと、図2のようである。
図2に示す表中の音楽コンテンツの種類の欄において、「MIDI」はMIDI楽曲データ、「楽譜」は楽譜データ、「静止画」は静止画像データ、「動画」は動画像データ、「音声」は音声データ(可聴波形サンプルデータ)、「設定」は楽音や演奏等を設定するための設定情報(例えばレジストレーションデータ等)を示す。これらは、それぞれデータ形式が異なっており、その再生手段(再生エンジン)もそれぞれ異なっていることは、公知の通りである。また、該表中のソフトの種類の欄には、音楽ソフトウェアの種類が示されており、各音楽ソフトウェアの行における各音楽コンテンツの種類に該当する箇所に記された「o」と「−」は、当該音楽ソフトウェアにおいて当該種類の音楽コンテンツが再生(又は表示)可能か否かを示しており、「o」は可能、「−」は不可能を示すマークである。つまり、当該音楽ソフトウェアを立ち上げれば、「o」マークに対応する種類の音楽コンテンツの再生手段(再生エンジン)を起動しうるようになる。
図2に示す表中に例示した各種の音楽ソフトウェアの概要につき、公知ではあるが、以下簡単に説明する。
A)音楽教習ソフト
音楽教習に関連するソフトウェアであり、MIDI楽曲データに基づいて、自動演奏を行うこと、また楽譜を表示することが行え、また、自動演奏に同期して現在の再生位置を表示したり、演奏パート練習のために指定された演奏パートをミュートして自動演奏したりすることが行える。また、ビデオカメラで撮影された(実写の)又はコンピュータグラフィック等で作成された(アニメの)演奏操作手法を示す動画像データに基づき、自動演奏に関連づけて、演奏操作手法を示す動画像を表示することができる。また、音声データ(可聴波形サンプルデータ)を外部から取り込んで、再生演奏音の音源波形として使用できるようにすることができる。また、楽音設定情報(例えばレジストレーションデータ等)の授受を他の電子楽器等との間で行うこともできる。そのため、上記表で「o」マークを付したような複数種類の音楽コンテンツが利用可能である。
B)楽譜表示・自動演奏ソフト
主に楽譜表示を行うことを目的とするソフトウェアであり、MIDI楽曲データだけに基づいて簡易的な楽譜を作成し表示するタイプのソフトウェアと、MIDI楽曲データに匹敵する音符情報等に加えて楽譜表示のための専用データを有する楽譜表示データに基づいて高度な楽譜を作成し表示するタイプのソフトウェアとがある。MIDI楽曲データに基づいて、自動演奏する際には、表示した楽譜上の現在演奏位置を指摘表示できる。そのため、上記表で「o」マークを付したような複数種類の音楽コンテンツが利用可能である。
C)マルチメディアソフト
音楽、音声、静止画、動画等を含むマルチメディアに対応するソフトウェアであり、よって上記表で「o」マークを付したような様々な種類の音楽コンテンツが利用可能である。しかし、一般に、広く浅く対応しているだけであり、特定の種類の音楽コンテンツを高度な品質で取り扱うには向いていない。
D)自動演奏・歌唱ソフト
楽曲の自動演奏に加えて、人声音での歌唱合成も可能なソフトウェアであり、MIDI楽曲データに基づいて自動演奏を行うことが行え、また、音声データ(可聴波形サンプルデータ)を外部から取り込んで再生演奏音(歌唱音等)の音源波形として使用できるようにすることができる。そのため、上記表で「o」マークを付したような複数種類の音楽コンテンツが利用可能である。
E)設定情報交換ソフト
レジストレーションデータ等の各種の設定情報を他の電子楽器等との間で交換するソフトウェアである。そのため、上記表で「o」マークを付したような種類の音楽コンテンツが利用可能である。
F)サンプリングソフト
音声データ(可聴波形サンプルデータ)を外部から取り込んで、楽音の音源波形として使用できるようにするソフトウェアである。そのため、上記表で「o」マークを付したような種類の音楽コンテンツが利用可能である。
G)シーケンサソフト
シーケンサ(自動演奏機能)のためのソフトウェアである。そのため、上記表で「o」マークを付したような複数種類の音楽コンテンツが利用可能である。
次に、上述のような各種の音楽ソフトウェアのいずれかで再生又は表示可能な複数種類の音楽コンテンツを含む複合音楽ファイルの一例につき説明する。
図3は、本実施例で提案するそのような複合音楽ファイルの構成例を示す。この複合音楽ファイルは、大別して、複数種類の音楽コンテンツを含むコンテンツ部(コンテンツ本体)31と、該音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツの種類情報を含むヘッダ部32とからなる。この複合音楽ファイルのファイル名には、複合音楽ファイルであることを示す所定の拡張子、例えば「.c**」が付加される。拡張子中の「*」の部分は、例えば適当な数字等を割り当ててよい。この拡張子は、当該複合音楽ファイル内に含まれる複数種類の音楽コンテンツの組み合わせ毎に異ならせる必要はなく、従って、当該複合音楽ファイルの拡張子(.c**)からは、当該複合音楽ファイル内に含まれる音楽コンテンツの種類が分からない。ヘッダ部32は、非暗号化領域32aと暗号化領域32bとを持ち、当該音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツの種類情報は非暗号化領域32aに含まれる。当該音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツの種類情報とは、例えば、音楽コンテンツの各種類毎の拡張子などであってよい。例えば、MIDI楽曲データは「.mid」、楽譜データは「.sxf」、静止画像データは「.jpg」、「.tif」、「.bmp」など、動画像データは「.mpg」、音声データは「.wav」、レジストレーションデータは「.rst」など、各種コンテンツ毎に公知の拡張子が有るので、それらの拡張子情報を、当該音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツの種類情報として、暗号化しない状態で、非暗号化領域32aに配置するとよい。勿論、拡張子情報に限らず、その他の適宜の識別情報を音楽コンテンツの種類情報として、非暗号化領域32aに配置するようにしてよい。このように、当該音楽ファイルに含まれる個々の音楽コンテンツの種類情報を非暗号化状態でヘッダ部32に配置することで、当該音楽ファイルの内容を機械的に読み取ろうとするときに、格別の復号化(暗号解除)処理を行うことなく、ヘッダ部32の非暗号化領域32aから該種類情報を即座に読み取ることができる。なお、ヘッダ部32の非暗号化領域32aには、その他に、ファイル名情報や、データサイズ情報、セキュリティ方式を示す情報などが配置されていてよい。ヘッダ部32の暗号化領域32bには、不正コピーから保護することが要求されるタイプのヘッダ情報、例えば当該セキュリティ方式に対応する暗号情報(暗号方式、暗号鍵など)が配置される。
コンテンツ部31に記憶する音楽コンテンツは、不正コピーから保護するために、所定の暗号化処理が施されている。図3の例では、MIDI楽曲データ、静止画像データ、動画像データ、音声データ、設定情報という5種の音楽コンテンツが当該複合音楽ファイルのコンテンツ部31に含まれている。各コンテンツの具体的内容は、任意であるため、その詳細説明は省略するが、少し説明すると、一般的には、1つの当該複合音楽ファイル内に含まれる各コンテンツは関連する内容を含む。例えば、静止画像データには、MIDI楽曲データとして記憶した楽曲の作曲者や作詞者や代表的な演奏者などの写真などが含まれていてよい。また、動画像データには、当該楽曲の模範演奏シーンなどの動画が含まれていてよい。また、音声データには、当該複合音楽ファイルの使用方法や注意などを説明するナレーション音声データが含まれていてよい。また、設定情報には、当該楽曲の演奏テンポ、音色、伴奏スタイル(リズム)、エフェクト、鍵域分割情報等が含まれていてよい。なお、コンテンツ部31に記憶する各種音楽コンテンツの暗号化方式は共通であってもよいし、異なっていてもよい。また、必要に応じて、一部のコンテンツのみを暗号化処理し、他は暗号化処理しないようにしたり、当該複合音楽ファイル内のすべてのデータ及びコンテンツを暗号化処理しないようにしてもよい。
次に、電子楽器1が具備するコンピュータ(CPU11)で実行される本発明の一実施例に関連する処理プログラムの一例を、図4〜図6により説明する。図4はメインフローを示す。メインフローでは電子楽器で通常行われる一般的処理(起動時の初期設定処理、パネル操作及び表示処理、鍵盤演奏検出及びそれに応じた発音処理、自動演奏処理、押鍵ガイド表示処理など)に加えて、本発明実施例に関連する処理を実行する。
本発明実施例に関連する処理について説明すると、所望の音楽コンテンツを外部から電子楽器1内に取り込むことが指示されたとき(S1)、対応ソフト自動立ち上げ処理(S2)を行う。例えば、通信ネットワークを介して所望の音楽コンテンツを電子楽器1内にダウンロードしようとするとき、この対応ソフト自動立ち上げ処理(S2)が実行される。この対応ソフト自動立ち上げ処理(S2)の詳細例は図5に示されている。
図5において、まず、ダウンロードしようとする音楽コンテンツのファイル名に付された拡張子から、該音楽コンテンツが既知の単独の音楽ファイルであるかどうかを判定する(S11)。例えば、その音楽ファイルのデータ種類がMIDI楽曲データである場合は、MIDIの拡張子である「.mid」が該ファイル名に付されているので、すぐに分かる。また、その音楽ファイルのデータ種類が楽譜データである場合は、楽譜データの拡張子である「.sxf」が該ファイル名に付されているので、すぐに分かる。このように既知の単独の音楽ファイルである場合は、ステップS19に行き、その拡張子に基づき、再生すべき音楽ソフトウェアの種類を特定した後、ステップS17にジャンプする。
一方、ダウンロードしようとする音楽コンテンツが本実施例で採用する新規な複合音楽ファイルである場合、あるいはその他のものである場合、ステップS11でNOと判定され、ステップS12で、当該ダウンロードしようとする音楽コンテンツのファイルのヘッダ部の情報を読みに行き、当該ファイルが図3に示したような本実施例に係る複合音楽ファイルであるものとしてそのヘッダ部32に保持されている該音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツの種類情報(仮にこれをXで示す)を読み出す。当該ファイルが本実施例に係る複合音楽ファイルである場合は、前述の通り、ヘッダ部32には、該音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツの種類情報(X)が暗号化されずに保持されているので、このステップS12において格別の復号化処理を行うことなく、該種類情報(X)を直ちに読み出すことができ、読み出せたかどうかを確認するステップS13でYESに分岐し、次のステップS14に行く。他方、当該ファイルが本実施例に係る複合音楽ファイルでない場合は、音楽コンテンツの種類情報(X)を首尾よく読み出すことはできないので、ステップS13でNOに分岐し、ステップS20にジャンプする。
ステップS14,S15,S16では、読み出された音楽コンテンツの種類情報(X)に基づき、該複合音楽ファイルに含まれるすべての種類の音楽コンテンツを再生/表示することができる音楽ソフトウェアを決定する。例えば、図2に示すような、当該電子楽器1で利用可能な複数種の音楽ソフトウェア(A〜G)と該各音楽ソフトウェアで再生/表示することができる音楽コンテンツの種類との関係を、テーブル形式で記憶してなるものをハードディスク18等の記憶手段に記憶してなり、ステップS14では、ステップS13で読み出した音楽コンテンツの種類情報(X)と、該テーブルにおける各音楽ソフトウェア(A〜G)で取り扱える種類情報(仮にこれをYで示す)とをそれぞれ比較する。ステップS15では、この比較結果に基づき、当該ダウンロードしようとする複合音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツのすべての種類(X)を再生可能な音楽ソフトウェア(A〜G)が存在するかどうかを判定する。YESであれば、ステップS16に行き、当該再生可能な音楽ソフトウェアの中から当該ダウンロードしようとする複合音楽ファイルを再生するために使用する1つの音楽ソフトウェアを特定し、それからステップS17に進む。この場合、ステップS15で当該ダウンロードしようとする複合音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツのすべての種類(X)を再生可能な音楽ソフトウェア(A〜G)が複数存在していると判定された場合は、ステップS16では、適宜の基準又は条件に従い1つの音楽ソフトウェアを優先選択するものとする(例えば適合度のより高い音楽ソフトウェアを優先して選択する)。例えば、音楽コンテンツの種類(X)が、「MIDIデータ」と「音声データ」の2種である場合、図2の表に示されるように、音楽教習ソフト(A)、マルチメディアソフト(C)、自動演奏・歌唱ソフト(D)、シーケンサソフト(G)の4種の音楽ソフトウェアが再生可能なソフトウェアとしてステップS15でリストアップされるが、対応数が最も少ない自動演奏・歌唱ソフト(D)とシーケンサソフト(G)を、適合度のより高い音楽ソフトウェアとして、優先選択する。なお、この設例のように、2以上の音楽ソフトウェアが優先選択された場合は、更に、予め定めた序列に従い、そのうちの1つを優先選択するものとする(例えば、自動演奏・歌唱ソフトの方を優先選択する)。
ステップS15がNOの場合は、ステップS21に行き、当該ダウンロードしようとする複合音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツの一部の種類を再生可能な音楽ソフトウェア(A〜G)が存在するかを判定する。一部の種類の音楽コンテンツでも再生可能な音楽ソフトウェア(A〜G)があれば、ステップS22に行き、一部の種類を再生可能な当該音楽ソフトウェアの中から当該ダウンロードしようとする複合音楽ファイルを再生するために使用する1つの音楽ソフトウェアを特定する。この場合も、ステップS21で当該ダウンロードしようとする複合音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツの一部の種類(X)を再生可能な音楽ソフトウェア(A〜G)が複数存在していると判定された場合は、ステップS22では、上述したステップS16と同様に、適宜の基準又は条件に従い1つの音楽ソフトウェアを優先選択するものとする。また、当該ダウンロードしようとする複合音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツの一部の種類(X)のみを再生可能な音楽ソフトウェアを特定したことに伴い、該特定した音楽ソフトウェアでは再生できない音楽コンテンツが特定されることになり、ステップS22では、そのような再生できない音楽コンテンツの種類がどれであるかをユーザに明示するための処理(例えば、特定した1つの音楽ソフトウェアが何であるかを表示し、かつ、それによって再生できない音楽コンテンツの種類が何であるかを表示する)も実行する。ユーザは、そのような明示を確認して、その音楽ソフトウェアを使用することに同意するか否かを回答する。ステップS23では、ユーザの回答が同意を示しているかどうかを判定し、同意であればステップS17に進み、不同意であればステップS24に分岐する。
ステップS24では、当該ダウンロードしようとする複合音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツの一部の種類(X)を再生可能な音楽ソフトウェア(A〜G)のうち、ユーザに提示すべき次の候補となるものがまだあるかを判定する。あれば、ステップS25に行き、当該次の候補となる1つの音楽ソフトウェアをユーザに対して提示する。ユーザは、そのような提示を確認して、その音楽ソフトウェアを使用することに同意するか否かを回答する。ステップS26では、ユーザの回答が同意を示しているかどうかを判定し、同意であればステップS17に進み、不同意であればステップS24に戻る。そして、ステップS24〜S26の繰り返しにより、ユーザの同意が得られるまで、更に次の候補となる音楽ソフトウェアを提示する。ユーザの同意が得られることなく、次の候補となる音楽ソフトウェアが存在しなくなれば、ステップS24はNOであり、ステップS20に分岐する。ステップS13,S21,S24の各NOからステップS20に分岐した場合、ステップS20では、「音楽コンテンツを再生できるソフトがありません」というような所定の不可能メッセージをユーザに対して発して、処理を終了する。
前述のようにステップS16、S19、S22あるいはS25の処理により1つの音楽ソフトウェアが特定されると、ステップS17に処理が進む。ステップS17では、当該特定の音楽ソフトウェアを自動的に立ち上げる準備として、当該ダウンロードしようとする複合音楽ファイルの暗号化を解除し、コンテンツ部31に含まれる各種の音楽コンテンツ毎に、暗号化解除されたデータをRAM13に一時記憶する。勿論、当該ダウンロードしようとする複合音楽ファイルが暗号化されていないものであれば、ステップS17における暗号化解除は不要である。次に、ステップS18では、上記のように特定された1つの音楽ソフトウェアを自動的に立ち上げ(起動させ)、ユーザの入力操作等に応じて該音楽ソフトウェアが実行されるようにする。こうして、自動的に立ち上げられた音楽ソフトウェアを実行することにより、当該複合音楽ファイルに含まれる複数種の音楽コンテンツの再生/表示が行われるようになる。勿論、ダウンロードした複合音楽ファイルを不揮発的に保存できるようにするには、ステップS17又はS18において、適宜の不揮発的記憶手段にこれを保存するように処理すればよい。ステップS27では、当該音楽ソフトウェアによる処理を終了させる操作が行われたかどうかを判定する。終了操作が行われるまで、ステップS18で立ち上げた当該音楽ソフトウェアによる処理が続行される。
図4のメインフローの説明に戻ると、ダウンロードしようとする(又はダウンロードした)音楽コンテンツのファイル表示をさせたい場合は、マウスクリック操作等によって所定のファイル表示指示を行えばよい。ステップS3では、そのようなファイル表示指示操作が行われたことを判定し、行われたならば、ステップS4でファイル表示処理を行う。このファイル表示処理(S4)の詳細例は図6に示されている。
図6において、ステップS31、S32、S33は、図5のステップS11、S12、S13と同様の処理である。すなわち、ダウンロードしようとする(又はダウンロードした)音楽コンテンツのファイル名に付された拡張子から、該音楽コンテンツが既知の単独の音楽ファイルであるかどうかを判定する(S31)。既知の単独の音楽ファイルである場合は、ステップS35に分岐し、当該既知の音楽ファイルに対して予め定められている所定のアイコンを該音楽コンテンツのファイル名に付加して表示する。一方、既知の単独の音楽ファイルでない場合は、ステップS32に進み、当該ダウンロードしようとする(又はダウンロードした)音楽コンテンツのファイル(複合音楽ファイル)のヘッダ部から該音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツの種類情報(X)を読み出す。当該ファイルが本実施例に係る複合音楽ファイルである場合は、ヘッダ部32から該音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツの種類情報(X)が読み出せるので、次のステップS33のYESからステップS34に進む。音楽コンテンツの種類情報が読み出せない場合は、ステップS33のNOからステップS36に分岐し、この電子楽器1においては、それに対応する再生ソフトウェアを具備していないので、何も表示せずに、処理を終了する。
ステップS34では、ステップS33で読み出した音楽コンテンツの種類情報(X)から、当該ダウンロードしようとする(又はダウンロードした)複合音楽ファイルに含まれる音楽コンテンツの種類の組み合わせを特定し、それに対応するアイコンを該複合音楽ファイルのファイル名に付加して表示する。この場合のアイコンの付加の仕方としては、例えば2通りの仕方がある。1例は、音楽コンテンツのデータ種類の組み合わせに対応してアイコンを付加する手法である。例えば、MIDIデータと楽譜データの組み合わせに対して特定のアイコン(a)を予め定め、また、MIDIデータと音声データの組み合わせに対して特定のアイコン(b)を予め定め、また、MIDIデータと楽譜データと音声データの組み合わせに対して特定のアイコン(c)を予め定めておく、といったように、音楽コンテンツのデータ種類の組み合わせすべてに対応して異なるアイコンを予め定めておいて、その中からデータ種類の組み合わせに対応するアイコンを選択して付加する。もう1例は、図2に示したような各音楽ソフトウェア(A〜G)に対応してアイコンを付加する手法である。その場合は、図5におけるステップS14〜S16,S21〜S26と同様の手順を実行して、ステップS33で読み出した音楽コンテンツの種類情報(X)の組み合わせに適当と思われる1つの音楽ソフトウェア(A〜G)を特定し、該特定した音楽ソフトウェア(A〜G)に対応して予め定められたアイコンを該複合音楽ファイルのファイル名に付加して表示する。この場合、音楽教習ソフト(A)が最適のソフトウェアとして特定された場合は、それに対応する所定のアイコンを付加する。
図4に戻ると、所定の終了操作がなされるまで、メインフローが繰り返される。従って、対応ソフト自動立ち上げ処理(S2)と、ファイル表示処理(S4)が実際に実行される順序は、図示のフロー順とは限らず、ファイル表示処理(S4)が先に実行されることも当然ある。つまり、ユーザは、これからダウンロードしようとする音楽コンテンツについてメインフローのステップS3,S4の処理を実行することにより、そこに含まれるコンテンツのファイル名と種類を表示させることができる。また、ユーザは、ダウンロード済みの音楽コンテンツについてメインフローのステップS3,S4の処理を実行することにより、そこに含まれるコンテンツのファイル名と種類を確認表示させることもできる。
この発明の一実施例に係る電子音楽装置である電子楽器のハード構成を略示するブロック図。 複数種の音楽ソフトウェアと該各種音楽ソフトウェアで再生又は表示可能な1又は複数の異なる種類の音楽データ(コンテンツ)の組み合わせとの関係を示す表。 図2に示したような各種の音楽ソフトウェアのいずれかで再生又は表示可能な複数種類の音楽コンテンツを含む複合音楽ファイルの構成例を示す図。 本発明の一実施例に関連する処理プログラムのメインフローの一例を示す図。 図4における対応ソフト自動立ち上げ処理の一例を示すフロー図。 図4におけるファイル表示処理の一例を示すフロー図。
符号の説明
1 電子楽器
10 鍵盤
11 CPU(中央処理ユニット)
12 ROM(リードオンリメモリ)
13 RAM(ランダムアクセスメモリ)
16 表示装置16
17 可搬媒体読み書き装置
18 ハードディスク(HDD)
31 コンテンツ部
32 ヘッダ部
32a 非暗号化領域
32b 暗号化領域

Claims (5)

  1. 複数種類の音楽コンテンツを含むコンテンツ部と該コンテンツ部に含まれる複数種類の音楽コンテンツの種類情報を含むヘッダ部とからなる複合音楽ファイルを入力する入力手段と、
    複数種類の音楽コンテンツを利用して再生又は表示を行う音楽ソフトウェアを複数種記憶する記憶手段と、
    前記入力手段を介して前記複合音楽ファイルが入力された場合、該入力された複合音楽ファイルの前記ヘッダ部に含まれる前記種類情報を読み出す種類情報読出手段と
    前記記憶手段に記憶された複数種の音楽ソフトウェアのうち、前記読み出した種類情報により示される複数種類の音楽コンテンツのうち少なくとも一部の音楽コンテンツを再生可能である音楽ソフトウェアを検出する音楽ソフトウェア検出手段と、
    該検出された音楽ソフトウェアの中から1つを選択して立ち上げる制御手段と
    を備え、前記複合音楽ファイルにおいて少なくとも前記ヘッダ部の前記音楽コンテンツの種類情報は暗号化されていないことを特徴とする音楽コンテンツを再生し得る電子音楽装置。
  2. 前記制御手段は、前記音楽ソフトウェア検出手段にて複数の音楽ソフトウェアが検出された場合は、予め定められた優先度に従って該検出された複数の音楽ソフトウェアのうちから1を選択的に立ち上げることを特徴とする請求項1に記載の電子音楽装置。
  3. 前記記憶手段は、前記複数種の音楽ソフトウェア毎に、それによって再生可能な音楽コンテンツの種類情報を記憶しており、
    前記音楽ソフトウェア検出手段は、前記入力手段を介して入力された前記複合音楽ファイルの前記音楽コンテンツの種類情報と前記記憶手段に記憶された各音楽ソフトウェア毎の音楽コンテンツの種類情報とを比較することにより、前記入力された複合音楽ファイルのコンテンツ部に含まれる複数種類の音楽コンテンツのうち少なくとも一部の音楽コンテンツを再生可能な音楽ソフトウェアを検出することを特徴とする請求項1に記載の電子音楽装置。
  4. 記入力された複合音楽ファイルの前記ヘッダ部から読み出した種類情報に基づき、該入力した複合音楽ファイルに所定のアイコンを対応付けて表示させる手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子音楽装置。
  5. 複数種類の音楽コンテンツを利用して再生又は表示を行う音楽ソフトウェアを複数種記憶する記憶手段を用いて音楽コンテンツを再生し得る電子音楽装置に具備されたコンピュータに、
    複数種類の音楽コンテンツを含むコンテンツ部と該コンテンツ部に含まれる複数種類の音楽コンテンツの種類情報を含むヘッダ部とからなる複合音楽ファイルを入力する手順と、ここで、前記複合音楽ファイルにおいて少なくとも前記ヘッダ部の前記音楽コンテンツの種類情報は暗号化されておらず、
    前記複合音楽ファイルが入力された場合、該入力された複合音楽ファイルの前記ヘッダ部に含まれる前記種類情報を読み出す手順と
    前記記憶手段に記憶された複数種の音楽ソフトウェアのうち、前記読み出した種類情報により示される複数種類の音楽コンテンツのうち少なくとも一部の音楽コンテンツを再生可能である音楽ソフトウェアを検出する手順と、
    該検出された音楽ソフトウェアの中から1つを選択して立ち上げる手順と
    を実行させるためのプログラ
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