JP4867424B2 - コンテンツ記録装置、コンテンツ再生装置またはコンピュータプログラム - Google Patents

コンテンツ記録装置、コンテンツ再生装置またはコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、コンテンツデータを暗号化して記録するコンテンツ記録装置、暗号化されて記録されているコンテンツデータを再生するコンテンツ再生装置、およびこれらの装置に適用されるコンピュータプログラムに関する。
従来から、例えば、下記特許文献1に示されているように、サーバコンピュータから入手した音楽コンテンツデータを暗号化して記録媒体に記録するとともに、記録媒体に暗号化されて記録されている音楽コンテンツデータを復号化して再生する音楽コンテンツデータ記録再生装置は知られている。この音楽コンテンツデータの暗号化および復号化においては、例えば、記録媒体の識別情報IDと、記録時ごとに変化する情報(例えば、日時を用いて生成した情報)とを用いている。これにより、音楽コンテンツデータの不正な複製が行われないようにしている。
特開2004−46452号公報
しかし、上記従来技術においては、音楽コンテンツデータを暗号化して記録した記録媒体から音楽コンテンツデータを読み出して再生しようとする場合、記録時ごとに変化する情報が取得できないと、音楽コンテンツデータを復号化することができない。そのために、音楽コンテンツデータの記録時とは異なる再生装置を用いて、前記記録媒体に記録された音楽コンテンツデータを再生できないことがあり、記録媒体に暗号化されて記録されている音楽コンテンツデータを正当に再生しようとするユーザにとっても不便である。また、第1の記録媒体に暗号化されて記録されている音楽コンテンツデータを第2の記録媒体に複製しても、第1の記録媒体の識別情報と記録時ごとに変化する情報とを用いて暗号化された音楽コンテンツデータが第1の記録媒体には記録されているので、第2の記録媒体に複製された音楽コンテンツデータを再生するためには、前記第1の記録媒体の識別情報と記録時ごとに変化する情報とが必要となり、音楽コンテンツデータを正当に複製しようとするユーザにとって不便であった。
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、著作権の保護を図るとともに、ユーザにとって便利なコンテンツ記録装置、コンテンツ再生装置および両装置に適用されるコンピュータプログラムを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、コンテンツデータを暗号化して記録媒体に記録するコンテンツ記録装置において、入手したコンテンツデータをコンテンツ鍵情報で暗号化して前記記録媒体に記録するコンテンツ記録手段と、しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数および同関数によって特定される暗号化鍵情報を決定する暗号化情報決定手段と、前記コンテンツ鍵情報と、前記コンテンツ鍵情報を特定するための前記コンテンツ鍵情報から導出されるコンテンツ鍵固有情報とを、前記決定された暗号化鍵情報で暗号化して前記記録媒体に記録するコンテンツ鍵情報記録手段と、前記関数に従って特定される複数の座標情報であって前記所定次数に「1」を加算した値よりも大きな数の座標情報を決定するとともに、コンテンツ記録装置に含まれるデバイスの識別情報、コンテンツデータが記録される記録媒体の識別情報、コンテンツデータの記録時ごとに変化する値、およびユーザに与えられたユーザ固有情報からなる複数の部分要素情報のうちから前記座標情報の数に等しい複数の部分要素情報を取得して、前記取得した複数の部分要素情報で前記決定した複数の座標情報をそれぞれ暗号化して前記記録媒体に記録する座標情報記録手段とを備えたことにある。この場合、前記コンテンツ鍵固有情報は、例えば、前記コンテンツ鍵情報のチェックサムである。
また、コンテンツデータを再生する観点から見れば、本発明の特徴は、コンテンツ鍵情報で暗号化されたコンテンツデータと、しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数によって特定される暗号化鍵情報で暗号化された前記コンテンツ鍵情報と、前記コンテンツ鍵情報を特定するための前記コンテンツ鍵情報から導出されるコンテンツ鍵固有情報であって前記暗号化鍵情報で暗号化されたコンテンツ鍵固有情報と、前記関数に従って特定される複数の座標情報であって前記所定次数に「1」を加算した値よりも大きな数の決定された座標情報を、コンテンツデータの記録時にコンテンツ再生装置に含まれるデバイスの識別情報、コンテンツデータが記録される記録媒体の識別情報、コンテンツデータの記録時ごとに変化する値、およびユーザに与えられたユーザ固有情報からなる複数の部分要素情報のうちから前記座標情報の数に等しい数の取得された複数の部分要素情報でそれぞれ暗号化して得た複数の座標情報とを記録した記録媒体から、前記暗号化されたコンテンツデータを読み出して復号化するコンテンツ再生装置において、前記記録媒体に記録されている暗号化された複数の座標情報を、前記複数の部分要素情報のうちの一部の部分要素情報でそれぞれ繰り返し復号化する座標情報復号手段と、前記複数の復号化された座標情報を用いて、しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数を繰り返し導出し、前記導出した関数によって特定される暗号化鍵情報を繰り返し導出する暗号化鍵情報導出手段と、前記記録媒体に記録されている暗号化された前記コンテンツ鍵情報および前記コンテンツ鍵固有情報を、前記導出された暗号化鍵情報を用いて繰り返し復号化するコンテンツ鍵情報復号手段と、前記復号化されたコンテンツ鍵情報から導出されたコンテンツ鍵固有情報と、前記復号化されたコンテンツ鍵固有情報とを繰り返し比較して、前記両コンテンツ鍵固有情報の一致を判定する判定手段と、前記判定手段によって前記両コンテンツ鍵固有情報の一致が判定されたとき、前記記録媒体に記録されている暗号化されたコンテンツデータを、前記復号化されたコンテンツ鍵情報で復号化するコンテンツデータ復号手段とを備えたことにある。
上記のように構成した本発明においては、複数の部分要素情報のうちの一部の部分要素情報が入手できれば、コンテンツデータを復号化することができて、同コンテンツの再生が可能になる。この場合、しきい値秘密分散法に従った関数の次数を適当に設定すれば、無秩序な再生を禁止できるとともに、ユーザは異なる装置による再生も可能となって、ユーザにとって便利になる。また、復号化されたコンテンツ鍵情報から導出されたコンテンツ鍵固有情報と、復号化されたコンテンツ鍵固有情報との判定手段による比較は、的確のコンテンツ鍵情報の取得の判定を意味し、コンテンツ鍵情報の情報量はそれほど多くはないので、この判定処理を短時間で簡単に行うことができる。
また、本発明の他の特徴は、しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数によって特定される暗号化鍵情報で暗号化されたコンテンツ鍵情報と、前記コンテンツ鍵情報を特定するための前記コンテンツ鍵情報から導出されるコンテンツ鍵固有情報であって前記暗号化鍵情報で暗号化されたコンテンツ鍵固有情報と、前記関数に従って特定される複数の座標情報であって前記所定次数に「1」を加算した値よりも大きな数の決定された座標情報を、コンテンツデータの記録時にコンテンツ再生装置に含まれるデバイスの識別情報、コンテンツデータが記録される記録媒体の識別情報、コンテンツデータの記録時ごとに変化する値、およびユーザに与えられたユーザ固有情報からなる複数の部分要素情報のうちから前記座標情報の数に等しい数の取得された複数の部分要素情報でそれぞれ暗号化して得た複数の座標情報と共に、第1記録媒体に記録されていて前記コンテンツ鍵情報で暗号化されているコンテンツデータを第2記録媒体に複製するコンテンツ記録装置において、前記第1記録媒体に記録されているコンテンツ鍵情報、コンテンツ鍵固有情報、複数の座標情報およびコンテンツデータを前記第2記録媒体に複製する複製手段と、前記第1または第2記録媒体に記録されている暗号化された複数の座標情報を、前記複数の部分要素情報のうちの一部の部分要素情報でそれぞれ繰り返し復号化する座標情報復号手段と、前記復号化された複数の座標情報を用いて、しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数を繰り返し導出し、前記導出した関数によって特定される暗号化鍵情報を繰り返し導出する暗号化鍵情報導出手段と、前記第1または第2記録媒体に記録されている暗号化された前記コンテンツ鍵情報および前記コンテンツ鍵固有情報を、前記導出された暗号化鍵情報を用いて繰り返し復号化するコンテンツ鍵情報復号手段と、前記復号化されたコンテンツ鍵情報から導出されるコンテンツ鍵固有情報と、前記復号化されたコンテンツ鍵固有情報とを繰り返し比較して、前記両コンテンツ鍵固有情報の一致を判定する判定手段と、前記判定手段によって前記両コンテンツ鍵固有情報の一致が判定されたとき、前記暗号化鍵情報導出手段によって導出された関数に従って特定される1つの座標情報を、前記第2記録媒体の識別情報で暗号化して前記第2記録媒体に記録する追加座標情報記録手段とを備えたことにある。そして、この場合も、前記コンテンツ鍵固有情報は、例えば、前記コンテンツ鍵情報のチェックサムである。
上記本発明の他の特徴においては、第1記録媒体に記録されているコンテンツデータを第2記録媒体に複製できる。そして、この複製においては、新たな第2記録媒体の識別情報で暗号化した座標情報も部分要素情報として加えられるので、第2記録媒体に複製されたコンテンツデータに関しても、第1記録媒体に記録されているコンテンツデータと同様に、上述した著作権保護が図られるとともに、ユーザにとっても便利となるまた、復号化されたコンテンツ鍵情報から導出されたコンテンツ鍵固有情報と、復号化されたコンテンツ鍵固有情報との判定手段による比較は、的確な関数式の取得の判定を意味し、コンテンツ鍵情報の情報量はそれほど多くはないので、この判定処理を短時間で簡単に行うことができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、コンテンツデータ記録装置およびコンテンツデータ再生装置の発明に限定されることなく、前記両装置に適用されるコンピュータプログラムおよび方法の発明としても実施し得るものである。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明すると、図1は、サーバコンピュータ10から、通信ネットワーク20(例えば、インターネット)を介して、音楽コンテンツデータを入手する電子音楽装置30の全体ブロック図である。この場合、音楽コンテンツデータは、一連の演奏データからなる曲データ(例えば、スタンダードMIDIファイル:SMF)、楽譜データ、電子音楽装置30における楽音信号生成のための音源波形データ、音色制御パラメータ、レジストレーションデータ、音楽効果付加用のコンピュータプログラムなどである。サーバコンピュータ10は、音楽コンテンツデータを蓄積したデータベース、内蔵のコンピュータプログラムによって音楽コンテンツデータの配信を制御するコンピュータ部を備えている。
電子音楽装置30は、音楽コンテンツデータを記録および再生する装置であり、例えば電子楽器である。この電子音楽装置30は、演奏操作子31、設定操作子32、表示器33、音源回路34および効果回路35を備えている。演奏操作子31は、演奏者によって操作されてそれぞれ発生楽音の音高を指定するための、例えば複数の鍵からなる鍵盤である。設定操作子32は、操作パネル上に設けられ、演奏者によって操作されて電子音楽装置30の動作を指示する。演奏操作子31および設定操作子32の操作は、バス37に接続された検出回路31a,32aによってそれぞれ検出される。
表示器33は、操作パネル上に設けられた液晶ディスプレイ、CRTなどで構成され、文字、数字、図形などを表示する。この表示器33の表示内容は、バス37に接続された表示制御回路33aによって制御される。音源回路34は、バス37に接続されていて、後述するコンピュータ部41の制御のもとに供給される演奏データおよび各種楽音制御パラメータに基づいてディジタル楽音信号を生成して、生成したディジタル楽音信号を効果回路35に出力する。効果回路35は、バス37に接続されて、コンピュータ部41の制御のもとに、ディジタル楽音信号にコーラス、リバーブなどの各種効果を付与してサウンドシステム36に出力する。サウンドシステム36は、D/A変換器、アンプおよびスピーカなどからなり、供給されるディジタル楽音信号に対応した楽音を放音する。
また、この電子音楽装置30は、バス37にそれぞれ接続されていてコンピュータ部41を構成するCPU41a、タイマ41b、ROM41cおよびRAM41dを備えているとともに、記録媒体インターフェース回路42,43、MIDIインターフェース回路44および通信インターフェース回路45も備えている。記録媒体インターフェース回路42,43は、記録媒体51,52に対して各種データおよびプログラムを読み出しおよび書き込むドライブ回路を備えている。なお、本実施形態においては、電子音楽装置30そのもの、または電子音楽装置30に含まれる各種デバイス(例えば、表示器33、音源回路34、CPU41a、記録媒体インターフェース回路42,43など)には、それらを特定するデバイス識別情報IDが与えられており、各デバイス識別情報IDは各デバイスに記録されている。そして、これらのデバイス識別情報IDは読み出し可能である。
記録媒体51,52としては、スマートメディア(登録商標)、SDメモリカード(登録商標)、メモリスティック(登録商標)、USBメモリ、MO、リムーバブルHD、DVD、CD、HD、FD(フレキシブルディスク)などが採用され得る。なお、記録媒体インターフェース回路42,43および記録媒体51,52として2つのみ例示したが、さらに多くの記録媒体インターフェース回路42,43および記録媒体51,52を採用できることは言うまでもない。また、記録媒体51,52の一部または全部にも、固有の記録媒体識別情報IDが与えられており、各記録媒体識別情報IDは各記録媒体51,52に記録されている。そして、これらの記録媒体識別情報IDも読み出し可能である。
これらの記録媒体51,52のいずれかには、図2〜4に示すプログラムが予め記録されているとともに、サーバコンピュータ10から配信された音楽コンテンツデータが記録されるようになっている。プログラムおよびデータの一部に関しては、記録媒体51,52に予め記録されていてもよいが、MIDIインターフェース回路44および通信インターフェース回路45を介して外部から取り込んでもよい。MIDIインターフェース回路44は、他の電子音楽装置、パーソナルコンピュータなどのMIDI対応の外部機器53に接続可能となっていて、この電子音楽装置30が外部機器53と各種プログラム及びデータを交信可能としている。通信インターフェース回路45は、通信ネットワーク20に接続可能となっていて、この電子音楽装置30が各種プログラム及びデータをサーバコンピュータ10から受信し、またはサーバコンピュータ10に送信できるようになっている。
次に、図2〜4に示すプログラムに従って、上記実施形態の動作について説明する。まず、サーバコンピュータ10から音楽コンテンツデータを入手して記録媒体51,52のいずれかに記録する場合について説明する。電子音楽装置30において、コンピュータ部41は、図2のステップS10にてコンテンツ記録プログラムの実行を開始する。このプログラムの実行開始後、コンピュータ部41は、ステップS11にて、暗号化されたクレジットカード番号およびユーザが要求したコンテンツデータをサーバコンピュータ10から取得して、暗号化されたクレジットカード番号およびコンテンツデータを復号化してRAM41dに書き込んでおく。
この場合、電子音楽装置30の所有者であるユーザと、サーバコンピュータ10の管理者との間には既にコンテンツデータに関する売買契約が成立しており、サーバコンピュータ10からは通信ネットワーク20を介してコンテンツデータが配信されるようになっている。クレジットカード番号は、ユーザが所有するクレジットカードの番号で、前記売買契約に関連してサーバコンピュータ10にも登録されている。また、前記サーバコンピュータ10による暗号化およびコンピュータ部41による復号化においては、予め両方に登録されている固定鍵情報が利用されるとともに、暗号化および復号化も一般的な方法により実行される。なお、前記クレジットカード番号が、ユーザに与えられたユーザ固有情報であり、このクレジットカード番号に代えて、ユーザが指定するユーザごとに固有の番号情報を利用できる。
次に、コンピュータ部41は、ステップS12にて、コンテンツ鍵情報を決定し、前記取得するとともに復号化したコンテンツデータを前記決定したコンテンツ鍵情報で暗号化して、記録媒体51(または52)上に作成した1つのコンテンツファイル中に書き込む(図6参照)。この場合、コンテンツ鍵情報は、コンピュータ部41によって適当に生成される情報であればよく、例えば乱数表を用いてランダムな値に設定される。また、コンテンツ鍵情報を用いた暗号方法も、特別なものでなく、一般的な方法を採用できる。
次に、コンピュータ部41は、ステップS13にて、電子音楽装置30に装着されたデバイスおよび記録媒体からそれらの識別情報を部分要素情報として取得する。そして、前記取得した識別情報の数に、「2」を加算した数を部分要素情報総数として導出し、前記部分要素情報(識別情報)をRAM41dに書き込む。「2」を加算する理由は、前記取得したクレジット番号情報、およびコンテンツファイルを作成した際に変化する値(例えば、日時によって決定されるランダムな値)も、部分要素情報の一部として含むためである。前記デバイスの識別情報とは、電子音楽装置30そのものを表す識別情報、または電子音楽装置30に含まれる各種デバイス(例えば、表示器33、音源回路34、CPU41a、記録媒体インターフェース回路42,43など)の各種デバイス識別情報IDである。記録媒体の識別情報とは、記録媒体51,52の記録媒体識別情報IDである。また、部分要素情報とは、後述するしきい値秘密分散法で用いられて、コンテンツデータの記録時に座標情報(分割情報)を暗号化するとともに、コンテンツデータの再生時に暗号化鍵情報を導出するためのものである。
なお、前記取得可能な識別情報を全て部分要素情報として採用する必要はなく、取得した識別情報の一部を部分要素情報としてもよい。その場合には、採用しなかった識別情報を考慮して部分要素情報総数を決定するようにすればよい。例えば、本実施形態においては、図5および図6に示すように、各一つずつのデバイス識別情報ID、記録媒体識別情報ID、クレジット番号情報、およびコンテンツファイルを作成するごとに変化する値からなる4つの部分要素情報を採用している。
しきい値秘密分散法の一例を、簡単に説明しておく。しきい値秘密分散法では、所定次数の関数式y=f(x)が想定されて、xの特定な値によって定まるyの値を暗号化鍵情報Sとする。また、前記次数よりも「1」だけ大きな数をしきい値情報とし、関数式y=f(x)によって規定されかつ前記特定な値に対応した座標位置以外の座標位置を示す座標情報(すなわち分割情報)であって、しきい値よりも多い数の座標情報を電子音楽装置30が入手可能な部分要素情報(前記ステップS13にてRAMに書き込んだ識別情報)で暗号化して記録しておく。再生時には、しきい値に等しい数の暗号化された座標情報を対応した部分要素情報で復号化し、復号化された座標情報を用いて関数y=f(x)を導出し、導出した関数y=f(x)を用いて暗号化鍵情報Sを導出するものである。これによれば、しきい値に等しい数の部分要素情報を入手できれば、暗号化鍵情報Sを取得できる。
簡単な具体例をあげると、図5に示すように、関数の次数を「1」とすると、関数式はy=ax+Sで定義される。そして、xの特定な値を「0」とすれば、暗号化鍵情報はSとなる。そして、x=0以外の座標位置に関する座標情報1〜4を部分要素情報で暗号化して記録しておく。この場合のしきい値は「2」であり、暗号化されている座標情報1〜4のうちの2個の座標情報を復号化できれば、関数を導出でき、しかも暗号化鍵情報Sを取得できる。
ふたたび図2の説明に戻ると、前記ステップS13の処理後、コンピュータ部41は、ステップS14にて、前記導出した部分要素情報総数よりも小さくかつ2以上の値をしきい値情報として決定して、前記記録媒体51(または52)上に作成したコンテンツファイル中に書き込む(図6参照)。そして、コンピュータ部41は、ステップS15にて、前記決定したしきい値よりも「1」だけ小さな次数の任意の関数式を決定し、同関数式に基づいて暗号化鍵情報Sを導出する。
次に、コンピュータ部41は、ステップS16にて、前記導出した暗号化鍵情報で前記ステップS12の処理によって決定したコンテンツ鍵情報およびそのチェックサムを暗号化して、暗号化されたコンテンツ鍵情報およびそのチェックサムを前記記録媒体51(または52)上に作成したコンテンツファイル中に書き込む(図6参照)。ここで、チェックサムとは、データを予め決めたビット数ずつの複数のブロックに分割し、各ブロックのデータを数値とみなして、それらの合計値を表すデータである。この場合、チェックサムは、コンテンツ鍵情報から導出されるコンテンツ鍵固有情報を意味するもので、コンテンツ鍵情報から導出されてコンテンツ鍵情報を特定することができる情報であれば他の情報でもよい。また、前記コンテンツ鍵情報およびそのチェックサムの暗号化も一般的な方法を用いればよい。
次に、コンピュータ部41は、ステップS17にて、前記決定した関数によって規定される座標情報であって、各部分要素情報に対応した座標情報(分割情報)、すなわち前記ステップS13の処理によって導出した部分要素情報総数分の座標情報を決定する。例えば、4つの座標情報1〜4を用意する。次に、ステップS18にて、前記ステップS13の処理によって取得した各部分要素情報で前記決定した各座標情報を暗号化して、暗号化された座標情報を前記記録媒体51(または52)上に作成したファイル中に記録する(図6参照)。なお、この暗号化も一般的な方法を用いればよい。そして、ステップS19にてコンテンツ記録プログラムの実行を終了する。このコンテンツ記録プログラムの実行により、図6に示すように、各種情報がファイル中に記録される。
次に、記録媒体51(または52)に記録されたコンテンツデータの再生について説明する。この場合、電子音楽装置30自体および記録媒体51(または52)が前記コンテンツデータの記録時とは異なる場合もある。コンテンツデータの再生においては、ユーザは、設定操作子32を操作することにより、記録媒体51(または52)上のいずれかのファイルを指定して、同ファイル中のコンテンツデータの再生を指示する。この指示に応答して、コンピュータ部41は、図3のコンテンツ再生プログラムの実行をステップS30にて開始する。
プログラムの実行開始後、コンピュータ部41は、ステップS31にて、記録媒体51(または52)上のファイルからしきい値情報を取得する。そして、コンピュータ部41は、ステップS32にて、前記ステップS13と同様な処理により、電子音楽装置30に装着されたデバイスおよび記録媒体からそれらの識別情報を部分要素情報として取得する。また、コンテンツファイルを作成するごとに変化する値(例えば、日時によって決定されるランダムな値)も取得可能であれば、取得する。次に、コンピュータ部41は、ステップS33〜S39の循環処理により、復号化したコンテンツ鍵情報を取得する。
ステップS33においては、前記取得した部分要素情報の中から、クレジット番号情報を除いて、前記取得したしきい値情報によって表された数に等しい数の部分要素情報を選択する。ステップS34においては、選択された部分要素情報に対応した座標情報(暗号化されている座標情報)をファイルから読み出して、各部分要素情報で各座標情報を復号化する。この場合、前記図2のステップS18の暗号化方法に対応した復号化方法が採用される。ステップS35においては、しきい値情報により表された値より「1」だけ小さな関数式を復号化された複数の座標情報を用いて導出する。例えば、しきい値が「2」であって、関数式がy=ax+Sであれば、2つの座標情報を取得することにより、関数式を導出できる(図5参照)。ステップS36においては、前記導出した関数式によって規定される暗号化鍵情報を取得する。例えば、導出した関数式がy=ax+Sであれば、暗号化鍵情報は「S」である。そして、ステップS37にて、ファイル中のコンテンツ鍵情報およびそのチェックサム(いずれも暗号化されている)を読み出して、コンテンツ鍵情報およびそのチェックサムを、前記導出した暗号化鍵情報Sを用いて復号化する。この場合、前記図2のステップS16の暗号化方法に対応した復号化方法が採用される。
次に、ステップS38にて、前記復号化したコンテンツ鍵情報からチェックサムを導出し、導出したチェックサムと前記復号化したチェックサムとを比較して、両チェックサムが一致するかを判定する。このチェックサムの一致判定は、的確な暗号化鍵情報Sを取得できたか否かを判定するものである。両チェックサムが一致しなければ、すなわち的確な暗号化鍵情報Sが取得されていなければ、ステップS39にて、前記ステップS32に取得した部分要素情報の中から選択した部分要素情報の組み合わせであって、しきい値情報によって表された数に等しい部分要素情報の全ての組み合わせ(ただし、クレジット番号情報を除く)に関するステップS33〜S38の処理(チェック処理)を完了したかを判定する。全ての組み合わせに関するチェック処理が終了していなければ、ステップS39にて「No」と判定して、ステップS33に戻る。ステップS33においては、前記部分要素情報の異なる組み合わせを選択して、ステップS34以降の処理を実行する。このようなステップS33〜S38からなる循環処理中、両チェックサムが一致すれば、すなわち的確な暗号化鍵情報Sが取得されれば、ステップS38にて「Yes」と判定して、プログラムをステップS48に進める。
ステップS48においては、前記ファイルからコンテンツデータ(コンテンツ鍵情報で暗号化されているコンテンツデータ)を読み出して、同コンテンツデータを、前記取得した暗号化鍵情報Sで復号化する。この場合、図2のステップS11の暗号化方法に対応した復号化方法が採用される。そして、コンピュータ部41は、ステップS49にて前記復号化したコンテンツデータを再生して、ステップS51にてこのコンテンツ再生プログラムの実行を終了する。
このようなコンテンツ再生プログラムの実行により、クレジット番号情報を除く、複数の部分要素情報のうちのしきい値情報に等しい数の部分要素情報が入手できれば、コンテンツデータを復号化することができて、同コンテンツの再生が可能になる。したがって、記録時の電子音楽装置30以外の装置によっても、コンテンツデータの再生が可能になる。この場合、しきい値秘密分散法に従った関数の次数を適当に設定すれば、無秩序な再生を禁止できるとともに、ユーザは異なる装置による再生も可能となって、ユーザにとって便利になる。また、図3のステップS38,S46における的確なコンテンツ鍵情報の取得に関する判定においては、情報量のあまり多くないコンテンツ鍵情報およびそのチェックサムを利用するので、判定処理が簡単になる。
一方、しきい値情報によって表された数に等しい部分要素情報(ただし、クレジット番号情報を除く)の全ての組み合わせに対する前記ステップS33〜S38の繰り返し処理によっても的確な暗号化鍵情報Sが取得できなかった場合には、コンピュータ部41は、ステップS39にて「Yes」と判定して、ステップS40に進む。ステップS40において、表示器33に、「クレジット番号を入力する」旨の指示を表示する。そして、ユーザが、設定操作子32を用いてクレジット番号を入力すると、コンピュータ部41は、クレジット番号をクレジット番号情報として取得する。
そして、コンピュータ部41は、ステップS41〜S47からなる循環処理により、クレジット番号情報を複数の部分要素情報の一部として採用し、前記ステップS33〜S39と同様な方法で、的確な暗号化鍵情報Sの取得を試みる。この場合、ステップS41において、クレジット番号情報を部分要素情報の一部として含み、前記ステップS31の処理によって取得したしきい値情報によって表された数に等しい数の部分要素情報の組み合わせを次々と選択する。このステップS41の処理が前記ステップS33の処理と若干異なる点を除き、ステップS41〜S47の処理はステップS33〜S39の処理と同じである。このようなステップS41〜S46からなる循環処理中、的確な暗号化鍵情報Sが取得されれば、前述したステップS48の復号化処理およびステップS49に再生処理を実行する。
しかし、クレジット番号情報を含み、かつしきい値情報によって表された数に等しい部分要素情報の全ての組み合わせに対する前記ステップS41〜S46の繰り返し処理によっても的確な暗号化鍵情報Sが取得できなかった場合には、コンピュータ部41は、ステップS47にて「Yes」と判定して、ステップS50に進む。ステップS50において、コンピュータ部41は、表示器33に、「コンテンツデータを復号化できなかった」旨を表示することにより、ユーザにコンテンツデータの復号化が不能であることを通知する。そして、ステップS51にて、このコンテンツ再生プログラムの実行を終了する。
このようなステップS40〜S47の処理により、ユーザがクレジット番号を入力すれば、コンピュータ部41が入手する必要のある部分要素情報の数を減らしても、コンテンツデータの復号化が可能になる。したがって、例えば、記録時の電子音楽装置30以外の装置によっても、コンテンツデータの再生の可能性が高くなるので、ユーザにとって便利になる。しかも、クレジット番号は、ユーザによって所有されている固有情報であるので、コンテンツデータの不正な複製を助長するものではなく、著作権の保護においても問題はない。
次に、記録媒体の1つに記録されているコンテンツデータを、新規な記録媒体に複製する動作について説明する。以下の説明では、記録媒体51に記録されているコンテンツデータのファイルを、新規な記録媒体52に複製するものとして説明する。この場合、ユーザは、設定操作子32の操作により、コンピュータ部41にコンテンツ複製プログラムを実行させる。このコンテンツ複製プログラムの実行は、図4のステップS60にて開始される。
このプログラムの実行開始後、コンピュータ部41は、ステップS61にて、記録媒体51に記録されているファイル(図6参照)を、記録媒体52に複製する。次に、ステップS62にて、記録媒体52から同記録媒体52の識別情報IDを新たな部分要素情報として取得するとともに、前記図3のステップS32の処理と同様にして装着されているデバイス、記録媒体、記録時ごとに変化する値などからなる部分要素方法を取得する。そして、ステップS63以降の処理を実行する。ステップS63〜S77の処理は、前記図3のステップS33〜S47の処理と同じである。そして、この場合におけるステップS68,S76のチェックサムに関する判定条件は、ステップS65、S73の処理によって導出した関数式が的確なものであるかの判定を意味する。すなわち、導出した関数式が的確なものであれば、ステップS68,S76にて「Yes」と判定して、プログラムをステップS78に進める。
ステップS78においては、前記ステップS65,S73にて導出した関数式によって規定される任意の1点を決め、その座標情報を取得する。次に、ステップS79にて、前記ステップS62の処理によって取得された新規な記録媒体52の識別情報IDで、前記取得した座標情報を暗号化する。この暗号化においては、前記図2のステップS18で用いた暗号化方法が採用される。そして、ステップS80にて、前記暗号化された座標情報を、記録媒体52に複製したファイル内に追加記録して、ステップS83にてこのコンテンツ複製プログラムの実行を終了する。また、この追加記録に代え、前記複製したファイル内の記録媒体に既に記録されていて、複製元の記録媒体(例えば、記録媒体51)の識別情報ID(部分要素情報)で暗号化されている座標情報を、前記ステップS79の処理によって暗号化した座標情報に変更してファイル中に記録するようにしてもよい。
一方、前記ステップS63〜S69およびステップS71〜S77の繰り返し処理によっても的確な関数式が見つからない場合、すなわち全ての部分要素情報の組み合わせによっても両チェックサムの一致が判定されない場合、ステップS77にて「Yes」と判定して、ステップS81の処理を実行する。ステップS81において、コンピュータ部41は、表示器33に、「コンテンツデータを複製できない」旨を表示することにより、ユーザにコンテンツデータの復号化が不能であることを通知する。次に、ステップS82にて、前記ステップS60の処理によって新規な記録媒体52に複製したファイルを消去する。
このようなコンテンツ複製プログラムの実行により、コンテンツデータが新規な記録媒体に複製される。そして、この複製においては、新規な記録媒体の識別情報IDが部分要素情報として加えられ、ファイルにはこの部分要素情報で暗号化された座標情報が記録される。したがって、前記図3のコンテンツ再生プログラムの実行により、複製されたコンテンツデータも支障なく再生される。また、図4のステップS68,S76における的確な関数式の取得に関する判定においては、情報量のあまり多くないコンテンツ鍵情報およびそのチェックサムを利用するので、判定処理が簡単になる。
なお、上記とは別の実施形態として、コンテンツ鍵情報として、ランダムな値の代わりにコンテンツデータから導かれるハッシュ値を用い、コンテンツ鍵情報のチェックサムを省略し、コンテンツデータを復号できたかどうかの確認をこのハッシュ値を用いて行うようにしてもよい。すなわち、コンテンツ記録プログラムの動作として暗号化鍵情報を得る方法は、上記実施形態では、例えば乱数表を用いてランダムな値を暗号化鍵情報としているが、それに代えて、暗号化するコンテンツデータからハッシュ手法によって導き出されるハッシュ値を暗号化鍵情報とする。そして、上記実施形態はコンテンツ鍵情報とそのチェックサムとを暗号化鍵情報で暗号化して記録媒体に書き込んでいたのに代えて、コンテンツ鍵情報のみを暗号化鍵情報で暗号化して記録媒体に書き込む。コンテンツ再生プログラムの動作として、上記実施形態でコンテンツ鍵情報とそのチェックサムとを暗号化鍵情報で復号していたのに代えて、ハッシュ値を用いたコンテンツ鍵情報のみを復号する。そして、上記実施形態で復号化されたコンテンツ鍵情報が正しく復号されたかどうかをチェックサムで判断してからコンテンツデータを復号化していたのに代えて、復号化されたコンテンツ鍵情報でまずコンテンツデータの復号化を試み、復号されたデータからハッシュ値を導き、その値とコンテンツ鍵情報を比較し、一致するときには正しく復号されていると判断する。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、ユーザに与えられたユーザ固有情報として、ユーザのクレジットカード番号を採用した。しかし、これに代えまたは加えて、前記ユーザ固有情報として、電子音楽装置30の購入時の伝票番号、電子音楽装置30に印刷されている製造番号、ユーザの携帯電話番号、ユーザのメールアドレスなどを採用してもよい。また、ユーザしか知らない情報、例えば出身地、身内の名前、任意のパスワードなどを採用してもよい。
また、上記実施形態における図4のステップS64,S67,S72,S75の処理においては、暗号化された座標情報、コンテンツ鍵情報およびそのチェックサムを記録媒体51から読み出すようにした。しかし、ステップS61の処理によって記録媒体52に複製された前記ファイルにも、前記暗号化された座標情報、コンテンツ鍵情報およびそのチェックサムが含まれているので、ステップS64,S67,S72,S75にて、これらの暗号化された座標情報、コンテンツ鍵情報およびそのチェックサムをファイルの複製された新規な記録媒体52から読み出して用いるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、暗号化処理および復号化処理を含む全ての処理を電子音楽装置30で行うようにしたが、通信ネットワーク20を介したサーバコンピュータ10との協働により、一部の処理をサーバコンピュータ10に行わせるようにしてもよい。また、コンテンツデータの製作者、コンテンツデータの配給者などの方針により、種々のしきい値および関数式を利用できるとともに、一旦決められたしきい値および関数式を変更するようにしてもよい。しきい値を固定して、電子音楽装置30に予め記憶させておき、ファイル内に埋めこまないようにしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、演奏操作子31として鍵盤を備えた電子楽器を電子音楽装置30として採用したが、鍵盤に代えて、単なる押圧スイッチ、タッチスイッチなどを音高を指定する演奏操作子を採用した電子楽器に本発明を適用してもよい。さらに、サーバコンピュータ10との交信機能を有するものであれば、シーケンサ、カラオケ装置などの電子音楽装置30を採用してもよい。さらに、コンテンツデータに関しても音楽コンテンツデータである必要がなく、本発明はあらゆるコンテンツデータの記録および再生にも利用できる。この場合、電子音楽装置30に代えて、単なるパーソナルコンピュータなどのコンテンツデータを記録および再生可能な装置を採用してもよい。
本発明の一実施形態に係る電子音楽装置のブロック図である。 図1の電子音楽装置で実行されるコンテンツ記録プログラムを示すフローチャートである。 図1の電子音楽装置で実行されるコンテンツ再生プログラムを示すフローチャートである。 図1の電子音楽装置で実行されるコンテンツ複製プログラムを示すフローチャートである。 しきい値秘密分散法に用いられる関数式、座標情報および暗号化鍵情報を説明するための図である。 コンテンツファイルの一例を示す図である。
符号の説明
10…サーバコンピュータ、20…通信ネットワーク、30…電子音楽装置、31…鍵盤、32…設定操作子、34…音源回路、41…コンピュータ部、42,43…記録媒体インターフェース回路、44…MIDIインターフェース回路、45…通信インターフェース回路、51,52…記録媒体

Claims (7)

  1. コンテンツデータを暗号化して記録媒体に記録するコンテンツ記録装置において、
    入手したコンテンツデータをコンテンツ鍵情報で暗号化して前記記録媒体に記録するコンテンツ記録手段と、
    しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数および同関数によって特定される暗号化鍵情報を決定する暗号化情報決定手段と、
    前記コンテンツ鍵情報と、前記コンテンツ鍵情報を特定するための前記コンテンツ鍵情報から導出されるコンテンツ鍵固有情報とを、前記決定された暗号化鍵情報で暗号化して前記記録媒体に記録するコンテンツ鍵情報記録手段と、
    前記関数に従って特定される複数の座標情報であって前記所定次数に「1」を加算した値よりも大きな数の座標情報を決定するとともに、コンテンツ記録装置に含まれるデバイスの識別情報、コンテンツデータが記録される記録媒体の識別情報、コンテンツデータの記録時ごとに変化する値、およびユーザに与えられたユーザ固有情報からなる複数の部分要素情報のうちから前記座標情報の数に等しい複数の部分要素情報を取得して、前記取得した複数の部分要素情報で前記決定した複数の座標情報をそれぞれ暗号化して前記記録媒体に記録する座標情報記録手段と
    を備えたことを特徴とするコンテンツ記録装置。
  2. コンテンツ鍵情報で暗号化されたコンテンツデータと、
    しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数によって特定される暗号化鍵情報で暗号化された前記コンテンツ鍵情報と、
    前記コンテンツ鍵情報を特定するための前記コンテンツ鍵情報から導出されるコンテンツ鍵固有情報であって前記暗号化鍵情報で暗号化されたコンテンツ鍵固有情報と、
    前記関数に従って特定される複数の座標情報であって前記所定次数に「1」を加算した値よりも大きな数の決定された座標情報を、コンテンツデータの記録時にコンテンツ再生装置に含まれるデバイスの識別情報、コンテンツデータが記録される記録媒体の識別情報、コンテンツデータの記録時ごとに変化する値、およびユーザに与えられたユーザ固有情報からなる複数の部分要素情報のうちから前記座標情報の数に等しい数の取得された複数の部分要素情報でそれぞれ暗号化して得た複数の座標情報とを記録した記録媒体から、
    前記暗号化されたコンテンツデータを読み出して復号化するコンテンツ再生装置において、
    前記記録媒体に記録されている暗号化された複数の座標情報を、前記複数の部分要素情報のうちの一部の部分要素情報でそれぞれ繰り返し復号化する座標情報復号手段と、
    前記復号化された複数の座標情報を用いて、しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数を繰り返し導出し、前記導出した関数によって特定される暗号化鍵情報を繰り返し導出する暗号化鍵情報導出手段と、
    前記記録媒体に記録されている暗号化された前記コンテンツ鍵情報および前記コンテンツ鍵固有情報を、前記導出された暗号化鍵情報を用いて繰り返し復号化するコンテンツ鍵情報復号手段と、
    前記復号化されたコンテンツ鍵情報から導出されたコンテンツ鍵固有情報と、前記復号化されたコンテンツ鍵固有情報とを繰り返し比較して、前記両コンテンツ鍵固有情報の一致を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記両コンテンツ鍵固有情報の一致が判定されたとき、前記記録媒体に記録されている暗号化されたコンテンツデータを、前記復号化されたコンテンツ鍵情報で復号化するコンテンツデータ復号手段と
    を備えたことを特徴とするコンテンツ再生装置。
  3. しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数によって特定される暗号化鍵情報で暗号化されたコンテンツ鍵情報と、
    前記コンテンツ鍵情報を特定するための前記コンテンツ鍵情報から導出されるコンテンツ鍵固有情報であって前記暗号化鍵情報で暗号化されたコンテンツ鍵固有情報と、
    前記関数に従って特定される複数の座標情報であって前記所定次数に「1」を加算した値よりも大きな数の決定された座標情報を、コンテンツデータの記録時にコンテンツ再生装置に含まれるデバイスの識別情報、コンテンツデータが記録される記録媒体の識別情報、コンテンツデータの記録時ごとに変化する値、およびユーザに与えられたユーザ固有情報からなる複数の部分要素情報のうちから前記座標情報の数に等しい数の取得された複数の部分要素情報でそれぞれ暗号化して得た複数の座標情報と共に、
    第1記録媒体に記録されていて前記コンテンツ鍵情報で暗号化されているコンテンツデータを第2記録媒体に複製するコンテンツ記録装置において、
    前記第1記録媒体に記録されているコンテンツ鍵情報、コンテンツ鍵固有情報、複数の座標情報およびコンテンツデータを前記第2記録媒体に複製する複製手段と、
    前記第1または第2記録媒体に記録されている暗号化された複数の座標情報を、前記複数の部分要素情報のうちの一部の部分要素情報でそれぞれ繰り返し復号化する座標情報復号手段と、
    前記復号化された複数の座標情報を用いて、しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数を繰り返し導出し、前記導出した関数によって特定される暗号化鍵情報を繰り返し導出する暗号化鍵情報導出手段と、
    前記第1または第2記録媒体に記録されている暗号化された前記コンテンツ鍵情報および前記コンテンツ鍵固有情報を、前記導出された暗号化鍵情報を用いて繰り返し復号化するコンテンツ鍵情報復号手段と、
    前記復号化されたコンテンツ鍵情報から導出されるコンテンツ鍵固有情報と、前記復号化されたコンテンツ鍵固有情報とを繰り返し比較して、前記両コンテンツ鍵固有情報の一致を判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記両コンテンツ鍵固有情報の一致が判定されたとき、前記暗号化鍵情報導出手段によって導出された関数に従って特定される1つの座標情報を、前記第2記録媒体の識別情報で暗号化して前記第2記録媒体に記録する追加座標情報記録手段と
    を備えたことを特徴とするコンテンツ記録装置。
  4. コンテンツデータを暗号化して所定の記録媒体に記録するコンテンツ記録装置に適用され、同コンテンツ記録装置内のコンピュータに、
    入手したコンテンツデータをコンテンツ鍵情報で暗号化させて前記記録媒体に記録させるコンテンツ記録機能と、
    しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数および同関数によって特定される暗号化鍵情報を決定させる暗号化情報決定機能と、
    前記コンテンツ鍵情報と、前記コンテンツ鍵情報を特定するための前記コンテンツ鍵情報から導出されるコンテンツ鍵固有情報とを、前記決定させた暗号化鍵情報で暗号化させて前記記録媒体に記録させるコンテンツ鍵情報記録機能と、
    前記関数に従って特定される複数の座標情報であって前記所定次数に「1」を加算した値よりも大きな数の座標情報を決定させるとともに、コンテンツ記録装置に含まれるデバイスの識別情報、コンテンツデータが記録される記録媒体の識別情報、コンテンツデータの記録時ごとに変化する値、およびユーザに与えられたユーザ固有情報からなる複数の部分要素情報のうちから前記座標情報の数に等しい複数の部分要素情報を取得させて、前記取得させた複数の部分要素情報で前記決定した複数の座標情報をそれぞれ暗号化させて前記記録媒体に記録させる座標情報記録機能と
    を実現させるコンピュータプログラム。
  5. コンテンツ鍵情報で暗号化されたコンテンツデータと、
    しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数によって特定される暗号化鍵情報で暗号化された前記コンテンツ鍵情報と、
    前記コンテンツ鍵情報を特定するための前記コンテンツ鍵情報から導出されるコンテンツ鍵固有情報であって前記暗号化鍵情報で暗号化されたコンテンツ鍵固有情報と、
    前記関数に従って特定される複数の座標情報であって前記所定次数に「1」を加算した値よりも大きな数の決定された座標情報を、コンテンツデータの記録時にコンテンツ再生装置に含まれるデバイスの識別情報、コンテンツデータが記録される記録媒体の識別情報、コンテンツデータの記録時ごとに変化する値、およびユーザに与えられたユーザ固有情報からなる複数の部分要素情報のうちから前記座標情報の数に等しい数の取得された複数の部分要素情報でそれぞれ暗号化して得た複数の座標情報とを記録した記録媒体から、
    前記暗号化されたコンテンツデータを読み出して復号化するコンテンツ再生装置に適用され、同コンテンツ再生装置内のコンピュータに、
    前記記録媒体に記録されている暗号化された複数の座標情報を、前記複数の部分要素情報のうちの一部の部分要素情報でそれぞれ繰り返し復号化させる座標情報復号機能と、
    前記復号化させた複数の座標情報を用いて、しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数を繰り返し導出させ、前記導出させた関数によって特定される暗号化鍵情報を繰り返し導出させる暗号化鍵情報導出機能と、
    前記記録媒体に記録されている暗号化された前記コンテンツ鍵情報および前記コンテンツ鍵固有情報を、前記導出させた暗号化鍵情報を用いて繰り返し復号化させるコンテンツ鍵情報復号機能と、
    前記復号化させたコンテンツ鍵情報から導出させたコンテンツ鍵固有情報と、前記復号化させたコンテンツ鍵固有情報とを繰り返し比較させて、前記両コンテンツ鍵固有情報の一致を判定させる判定機能と、
    前記判定機能によって前記両コンテンツ鍵固有情報の一致が判定されたとき、前記記録媒体に記録されている暗号化されたコンテンツデータを、前記復号化させたコンテンツ鍵情報で復号化させるコンテンツデータ復号機能と
    を実現させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  6. しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数によって特定される暗号化鍵情報で暗号化されたコンテンツ鍵情報と、
    前記コンテンツ鍵情報を特定するための前記コンテンツ鍵情報から導出されるコンテンツ鍵固有情報であって前記暗号化鍵情報で暗号化されたコンテンツ鍵固有情報と、
    前記関数に従って特定される複数の座標情報であって前記所定次数に「1」を加算した値よりも大きな数の決定された座標情報を、コンテンツデータの記録時にコンテンツ再生装置に含まれるデバイスの識別情報、コンテンツデータが記録される記録媒体の識別情報、コンテンツデータの記録時ごとに変化する値、およびユーザに与えられたユーザ固有情報からなる複数の部分要素情報のうちから前記座標情報の数に等しい数の取得された複数の部分要素情報でそれぞれ暗号化して得た複数の座標情報と共に、
    第1記録媒体に記録されていて前記コンテンツ鍵情報で暗号化されているコンテンツデータを第2記録媒体に複製するコンテンツ記録装置に適用され、同コンテンツ記録装置内のコンピュータに、
    前記第1記録媒体に記録されているコンテンツ鍵情報、コンテンツ鍵固有情報、複数の座標情報およびコンテンツデータを前記第2記録媒体に複製させる複製機能と、
    前記第1または第2記録媒体に記録されている暗号化された複数の座標情報を、前記複数の部分要素情報のうちの一部の部分要素情報でそれぞれ繰り返し復号化させる座標情報復号機能と、
    前記復号化させた複数の座標情報を用いて、しきい値秘密分散法に従った所定次数の関数を繰り返し導出させ、前記導出させた関数によって特定される暗号化鍵情報を繰り返し導出させる暗号化鍵情報導出機能と、
    前記第1または第2記録媒体に記録されている暗号化された前記コンテンツ鍵情報および前記コンテンツ鍵固有情報を、前記導出させた暗号化鍵情報を用いて繰り返し復号化させるコンテンツ鍵情報復号機能と、
    前記復号化させたコンテンツ鍵情報から導出させたコンテンツ鍵固有情報と、前記復号化させたコンテンツ鍵固有情報とを繰り返し比較して、前記両コンテンツ鍵固有情報の一致を判定させる判定機能と、
    前記判定機能によって前記両コンテンツ鍵固有情報の一致が判定されたとき、前記暗号化鍵情報導出機能によって導出させた関数に従って特定される1つの座標情報を、前記第2記録媒体の識別情報で暗号化させて前記第2記録媒体に記録させる追加座標情報記録機能と
    を実現させるコンピュータプログラム。
  7. 前記コンテンツ鍵固有情報は、前記コンテンツ鍵情報のチェックサムである前記請求項1ないし6のうちのいずれか一つに記載されたコンテンツ記録装置、コンテンツ再生装置またはコンピュータプログラム。
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