JP2000092042A - 楽曲データ提供システム及び楽曲データ復号装置 - Google Patents

楽曲データ提供システム及び楽曲データ復号装置

Info

Publication number
JP2000092042A
JP2000092042A JP10268915A JP26891598A JP2000092042A JP 2000092042 A JP2000092042 A JP 2000092042A JP 10268915 A JP10268915 A JP 10268915A JP 26891598 A JP26891598 A JP 26891598A JP 2000092042 A JP2000092042 A JP 2000092042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
music data
key
encrypted
data
encryption key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10268915A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Kawabata
成人 河端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP10268915A priority Critical patent/JP2000092042A/ja
Publication of JP2000092042A publication Critical patent/JP2000092042A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽曲データを暗号化キーにより暗号化する場
合に解読を困難にして不正利用を防止する 【解決手段】 暗号化側では、曲データ(x0、x1〜
xn)に基づいて一方向の変換fにより曲データに固有
のキーf(x0−xi)(i=1〜n)を抽出し、次い
で抽出キーf(x0−xi)と秘密キーgに基づいて一
方向の変換eにより暗号化キーhを作成し、さらに曲デ
ータ(x0、x1〜xn)を暗号化キーhにより暗号化
して暗号化曲データD3を作成する。復号側では秘密キ
ーgとカラオケ楽曲データD内のキーf(x0−xi)
=D2に基づいて変換eにより暗号化キーhを作成し、
次いで暗号化キーhによりカラオケ楽曲データD内の暗
号化曲データD3を復号する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽曲データを暗号
化キーにより暗号化する場合にその暗号化データの解読
を困難にするための楽曲データ提供システム及び楽曲デ
ータ復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のカラオケでは業務中心の形態か
ら、ネットワークが進んでインターネットを利用したカ
ラオケに代表されるように個人が楽しむ形態に普及しつ
つある。また、CDなどの媒体を介して流通している歌
付きの楽曲も、インターネットなどで配信することが考
えられている。しかしながら、個人ユーザがこのような
楽曲データをネットワークを介してダウンロードするこ
とが可能になると、個人ユーザの再生手段(楽曲データ
復号装置)がパーソナルコンピュータ上のソフトウエア
であることが多く、また、曲データ自体がパーソナルコ
ンピュータ上のデータであるので、コピーやデータ解析
が容易であり、楽曲の提供者にとってその不正利用が問
題となる。
【0003】そこで、このような問題点を解決する方法
としては、曲データを特定の暗号化キーにより暗号化
し、鍵情報により復号化して再生する方法が考えられ
る。なお、この種の他の従来例としては、例えば特開平
8−214090号公報に示されるように暗号化した曲
データと、その復号化プログラムを異なる通信網を介し
て配信する方法が提案されている。また、特開平8−1
01694号公報には、比較的小容量のCDを記録媒体
として用いるために、曲データを暗号化キーにより圧縮
する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、曲デー
タを特定の暗号化キーにより暗号化する方法では、暗号
化キーが一定であるので暗号化パターンも一定となり、
したがって、多数の暗号化データが解析されると暗号化
方法が解読されやすいという問題点がある。さらに、暗
号化キーが流出すると多数の曲(コンテンツ)の暗号化
データの全てが解読され、その目的を失うという問題点
がある。
【0005】本発明は上記従来例の問題点に鑑み、楽曲
データを暗号化キーにより暗号化する場合にその暗号化
データの解読を困難にして不正利用を防止することがで
きる楽曲データ提供システム及び楽曲データ復号装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、楽曲データから固有の抽出キーを抽出し、
この抽出キーと秘密キーにより暗号化キーを作成するよ
うにしたものである。すなわち本発明によれば、暗号化
キーを用いて楽曲データを暗号化する暗号化側と、前記
暗号化された楽曲データを前記暗号化キーを用いて復号
する復号側とからなる楽曲データ提供システムであっ
て、前記暗号化側は、前記楽曲データから抽出される前
記楽曲データ固有の抽出キーと、前記楽曲データの種類
に関係なく共通で使用される秘密キーとから暗号化キー
を生成し、この暗号化キーを用いて前記楽曲データを暗
号化し、暗号化された前記楽曲データと共に前記抽出キ
ーを出力し、前記復号側は、前記秘密キーと、暗号化さ
れた前記楽曲データと共に供給される前記抽出キーとか
ら前記暗号化キーを生成し、この暗号化キーを用いて暗
号化された前記楽曲データを復号することを特徴とする
楽曲データ提供システムが提供される。
【0007】また本発明によれば、楽曲データから抽出
される前記楽曲データ固有の抽出キーと、前記楽曲デー
タの種類に関係なく共通で使用される秘密キーとから生
成された暗号化キーを用いて暗号化された前記楽曲デー
タを復号する楽曲データ復号装置であって、前記秘密キ
ーと、暗号化された前記楽曲データと共に供給される前
記抽出キーとから前記暗号化キーを生成し、この暗号化
キーを用いて暗号化された前記楽曲データを復号するこ
とを特徴とする楽曲データ復号装置が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係る楽曲提供シス
テムの一実施形態を示す説明図、図2は本発明に係る楽
曲復号装置の一実施形態を示す構成図である。そして、
本実施の形態では、カラオケ楽曲データを配信する場合
について説明するが、歌の入った楽曲データの場合も、
全く同様に実施することができる。
【0009】図1において楽曲復号装置であるカラオケ
端末装置に配信される1つのカラオケ楽曲データDは、
曲情報データD1と、オリジナルの曲データ(x0、x
1〜xn)から抽出されたキーD2=f(x0−xi)
と、オリジナルの曲データ(x0、x1〜xn)を暗号
化した暗号化曲データD3により構成されている。暗号
化曲データD3はMIDI(Musical Instrument Digit
al Interface)データにより構成され、楽音発生情報の
他に、歌詞データや歌詞の色変わりタイミング、表示タ
イミングを含む。曲情報データD1は曲データ(x0、
x1〜xn)に関する歌手名、曲名、曲制作会社、曲再
生許可などの各フィールドにより構成されている。
【0010】次に上記のカラオケ楽曲データDを生成す
る暗号化側の処理について説明する。まず、オリジナル
の曲データ(x0、x1〜xn)に基づいて、一方向の
変換fによりキーf(x0−xi)(i=1〜n)を抽
出する(図示)。そして、この抽出キーf(x0−x
i)と秘密キーgに基づいて、一方向の変換eにより次
のように暗号化キーhを作成する(図示)。 h=e{f(x0−xi)、g}
【0011】次いで暗号化装置は、オリジナルの曲デー
タ(x0、x1〜xn)をこの暗号化キーhにより暗号
化し、暗号化曲データD3を作成する(図示)。そし
て、この暗号化曲データD3と、オリジナルの曲データ
(x0、x1〜xn)に基づいて抽出されたキーf(x
0−xi)=D2と、曲情報データD1をフォーマット
化して1つのカラオケ楽曲データDを作成して、これを
インターネットなどの通信媒体や、光ディスクなどの記
録媒体を介してユーザ(復号側)に伝送する。
【0012】本発明の楽曲復号装置であるカラオケ端末
装置(復号側)は例えば図2に示すようなパソコンによ
り構成され、図1に示すように制作装置(暗号化側)1
00により作成されてダウンロードされた曲ファイルを
蓄積するためのHDD(ハードディスクドライブ)18
と、このパソコンで起動する端末プレーヤソフトを有す
る。端末プレーヤソフト(ユーザパソコン16)はシー
ケンサ24と、画像処理部26と、楽曲解析部28と、
画面表示制御部32と、音楽再生制御部34とGUI
(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)36を有す
る。画面表示制御部32にはディスプレイ38が接続さ
れ、音楽再生制御部34にはスピーカ42が接続された
り、外部音源40を介してスピーカ44が接続される。
【0013】GUI36は不図示のマウスやキーボード
を使用して、ユーザがディスプレイ38の表示画面を見
ながら、端末プレーヤ16に指示を与えるためのインタ
フェースである。画像処理部26はCD−ROM20に
記録されている多数の静止画データとHDD18に記憶
されている差し替え画データを処理して画面表示制御部
32に出力することにより、その画像をディスプレイ3
8に表示させる。楽曲解析部28はHDD18に記憶さ
れているMIDIデータを解析して音楽再生制御部34
に出力することにより、その曲を音楽再生制御部34の
内部音源とスピーカ42や、外部音源40とスピーカ4
4により再生させる。
【0014】そして、この端末装置においてはカラオケ
再生を行う場合には、図1に示すように、まず、復号側
の復号プログラムにあらかじめ組み込まれている秘密キ
ーgと、カラオケ楽曲データD内のキーf(x0−x
i)=D2に基づいて、変換eにより暗号化キーhを作
成する(図示’)。 h=e{f(x0−xi)、g} 次いでこの暗号化キーhにより、カラオケ楽曲データD
内の暗号化曲データD3を復号化してオリジナルの曲デ
ータ(x0、x1〜xn)を復元する(図示’)。
【0015】したがって、このような暗号化方法によれ
ば、暗号化キーhがオリジナルの曲データ(x0、x1
〜xn)に依存して曲(コンテンツ)毎に異なるので、
曲データを暗号化キーにより暗号化する場合に解読を困
難にして不正利用を防止することができる。また、秘密
キーgが流出しても暗号化キーhが特定されないので、
解読を更に困難にすることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、楽
曲データから固有の抽出キーを抽出し、この抽出キーと
秘密キーにより暗号化キーを作成するようにしたので、
暗号化キーが楽曲データに依存して曲毎に異なり、した
がって、楽曲データを暗号化キーにより暗号化する場合
にその解読を困難にして不正利用を防止することができ
る。また、秘密キーが流出しても暗号化キーが特定され
ないので、解読を更に困難にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る楽曲提供システムの一実施形態を
示す説明図である。
【図2】本発明に係る楽曲復号装置の一実施形態を示す
構成図である。
【符号の説明】
16 ユーザパソコン(復号側、楽曲復号装置) 100 制作装置(暗号化側)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 341 G11B 20/10 341Z H04L 9/28 H04L 9/00 661

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗号化キーを用いて楽曲データを暗号化
    する暗号化側と、前記暗号化された楽曲データを前記暗
    号化キーを用いて復号する復号側とからなる楽曲データ
    提供システムであって、 前記暗号化側は、前記楽曲データから抽出される前記楽
    曲データ固有の抽出キーと、前記楽曲データの種類に関
    係なく共通で使用される秘密キーとから暗号化キーを生
    成し、この暗号化キーを用いて前記楽曲データを暗号化
    し、暗号化された前記楽曲データと共に前記抽出キーを
    出力し、 前記復号側は、前記秘密キーと、暗号化された前記楽曲
    データと共に供給される前記抽出キーとから前記暗号化
    キーを生成し、この暗号化キーを用いて暗号化された前
    記楽曲データを復号することを特徴とする楽曲データ提
    供システム。
  2. 【請求項2】 楽曲データから抽出される前記楽曲デー
    タ固有の抽出キーと、前記楽曲データの種類に関係なく
    共通で使用される秘密キーとから生成された暗号化キー
    を用いて暗号化された前記楽曲データを復号する楽曲デ
    ータ復号装置であって、 前記秘密キーと、暗号化された前記楽曲データと共に供
    給される前記抽出キーとから前記暗号化キーを生成し、
    この暗号化キーを用いて暗号化された前記楽曲データを
    復号することを特徴とする楽曲データ復号装置。
JP10268915A 1998-09-07 1998-09-07 楽曲データ提供システム及び楽曲データ復号装置 Pending JP2000092042A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10268915A JP2000092042A (ja) 1998-09-07 1998-09-07 楽曲データ提供システム及び楽曲データ復号装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10268915A JP2000092042A (ja) 1998-09-07 1998-09-07 楽曲データ提供システム及び楽曲データ復号装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000092042A true JP2000092042A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17465052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10268915A Pending JP2000092042A (ja) 1998-09-07 1998-09-07 楽曲データ提供システム及び楽曲データ復号装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000092042A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002017294A1 (fr) * 2000-08-18 2002-02-28 Yamaha Corporation Generateur de son musical, terminal portatif, procede de generation de son musical et support d'enregistrement
KR20020036486A (ko) * 2000-11-10 2002-05-16 김부성 노래데이터의 선택적 사용권 부여방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002017294A1 (fr) * 2000-08-18 2002-02-28 Yamaha Corporation Generateur de son musical, terminal portatif, procede de generation de son musical et support d'enregistrement
US7247784B2 (en) 2000-08-18 2007-07-24 Yamaha Corporation Musical sound generator, portable terminal, musical sound generating method, and storage medium
KR20020036486A (ko) * 2000-11-10 2002-05-16 김부성 노래데이터의 선택적 사용권 부여방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7324974B1 (en) Digital data file encryption apparatus and method
US7351904B2 (en) Information processing apparatus and method, program and recording medium
JP4561146B2 (ja) コンテンツ流通システム、暗号化装置、暗号化方法、情報処理プログラム、及び記憶媒体
JP2003308252A (ja) 情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2002537584A (ja) 符号化された波形のディジタルサンプリングを使用するオーディオ合成
JP4391056B2 (ja) 情報管理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2001203686A (ja) データ処理装置、データ処理方法およびデータ検証値付与方法、並びにプログラム提供媒体
US7274789B2 (en) Information recording/reproducing apparatus with security measure
JP2004140757A (ja) コンテンツの暗号化方法及び暗号化されたデータを復号化する復号化方法並びにその装置
KR100320181B1 (ko) 디지탈 데이터 파일 암호화 방법
JP4201624B2 (ja) コンテンツ記録装置、コンテンツ利用装置、コンテンツ記録方法、コンテンツ利用方法、コンテンツ記録プログラム、およびコンテンツ利用プログラム
JP2000092042A (ja) 楽曲データ提供システム及び楽曲データ復号装置
CN1637854A (zh) 音乐内容使用装置及其方法
JP3180788B2 (ja) 電子情報付与及び検出のための装置及び方法
JPH11249670A (ja) カラオケ装置及びカラオケ端末装置
JP3870700B2 (ja) 電子情報処理方法及び装置
JP2001209309A (ja) データ処理装置、コンテンツデータ生成方法、およびデータ処理方法、並びにプログラム提供媒体
JP2001211148A (ja) データ処理装置、データ処理システム、およびデータ処理方法、並びにプログラム提供媒体
US7334134B2 (en) System and method for playback of copying-and-use-protected acoustic and image media
JP4370725B2 (ja) 電子情報処理方法及び装置
JP2001209312A (ja) データ処理システム、記録デバイス、およびデータ処理方法、並びにプログラム提供媒体
JP3180789B2 (ja) 電子情報処理方法及び装置
JP4867424B2 (ja) コンテンツ記録装置、コンテンツ再生装置またはコンピュータプログラム
JP2001156772A (ja) 暗号化情報再生方法及び暗号化情報再生装置
JP4788736B2 (ja) 音楽コンテンツ利用装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040220

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040903