JP4452651B2 - 逐次3点法における零点誤差補正方法及び零点誤差補正装置 - Google Patents

逐次3点法における零点誤差補正方法及び零点誤差補正装置 Download PDF

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Description

本発明は、逐次3点法における零点誤差補正方法及び零点誤差補正装置に関する。
従来から、被測定物の表面の真直度を測定する測定法として逐次3点法が知られている。以下に、逐次3点法の原理を図12及び図13を参照して説明する。
逐次3点法は、被測定面形状と走査(測定)の際の運動誤差を、3個の変位センサ31〜33を用いて同時に、一定間隔(変位センサの間隔分)で検出し、各変位センサの変位出力を処理することにより、被測定物の形状情報と、運動誤差を分離させる方法である。図12に示すように、被測定物の被測定面に関するz方向の変位を測定する3個の変位センサ31〜33は、センサヘッド30Aにそれぞれ間隔dで固定されている。センサヘッド30Aの基準点は、中央の変位センサ32とする。被測定物はg(x)なるz方向の被測定面形状を有するものとし、該被測定物を載せたテーブル25をz方向と直交するx方向に移動させて、センサヘッド30Aをdだけ送る毎に、各変位センサからの変位出力を取り込むようにする。
なお、この場合、センサヘッド30Aと被測定物を載せたテーブル25は、どちらを移動させても良いが、被測定物を載せたテーブル25を移動させた場合は、変位センサは移動方向と逆向きに変位出力を取り込んでいくことになる。
このとき、被測定面の情報を先に読み取る前方の変位センサ31からの出力をS3Fとし、中央の変位センサ32からの出力をS30とし、後方の変位センサ33からの出力をS3Rとする。テーブル25の運動は、通常、運動誤差を持っている。この運動誤差のうち、z方向の並進運動誤差成分をe、y軸まわりの回転運動誤差成分(ピッチング誤差)をeθとする。
被測定物を載せたテーブル25を移動させ、基準とする中央の変位センサ32がある点xの位置に来た時の各変位センサの出力は、下記の式の通りとなる。
S30(x)=g(x)+e(x) …(1−1)
S3F(x)=g(xi+1)+e(x)+deθ(x) …(1−2)
S3R(x)=g(xi−1)+e(x)−deθ(x) …(1−3)
中央の変位センサ32と、後方の変位センサ33との出力差をΔS3R(x)とすると、式(1−1)−式(1−2)より、下記式となる。
ΔS3R(x)=S30(x)−S3R(x)
=g(x)−g(xi−1)+deθ(x) …(1−4)
g(x)−g(xi−1)はxとxi−1の間の真の形状差であるため、これをΔg(xi−1)とすると、式(1−4)は下記式(1−5)となる。
ΔS3R(x)=Δg(xi−1)+deθ(x) …(1−5)
一方、中央の変位センサ32と前方の変位センサ31との出力差をΔS3F(x)とすると、式(1−2)−式(1−1)より、下記式となる。
ΔS3F(x)=S3F(x)−S30(x)
=g(xi+1)−g(x)+deθ(x) …(1−6)
g(xi+1)−g(x)はxとxi+1の間の真の形状差であるため、これをΔg(x)とすると、式(1−6)は下記式(1−7)となる。
ΔS3F(x)=Δg(x)+deθ(x) …(1−7)
ここで、式(1−5)を移項すると、y軸まわりの回転運動誤差は、下記式(1−8)で表される。
deθ(x)=ΔS3R(x)−Δg(xi−1) …(1−8)
この式(1−8)を式(1−7)に代入して、xとxi+1の間の真の形状差Δg(x)は下記式で表される。
Δg(x)=ΔS3F(x)−ΔS3R(x)+Δg(xi−1)
…(1−9)
又、一方、図13に示すように、ある点xの位置での表面形状g(x)は、1つ前の点xi−1の位置(ステップ)での表面形状g(xi−1)と、中央の変位センサ32が、点xi−1の位置に来た時の各変位センサの出力から求めたΔg(xi−1)を足したものである。
g(x)=g(xi−1)+Δg(xi−1) …(1−10)
そして、1つ先の点xi+1の位置(ステップ)での表面形状は、式(1−9)+式(1−10)より、下記式(1−11)で表すことができる。
g(xi+1)=g(x)+Δg(x) …(1−11)
従って、現在得られた情報である式(1−9)と、既に分かっている情報である式(1−10)を足していくことにより、1つ先の位置での情報を求めて行くことができる。
次に、ある点xの位置のi=1,2,3,…,nというように各位置(ステップ)での表面形状を測定していくとき、測定開始点から、点xまでの表面形状g(x)がどのように算出されるかについて説明する。
(i=1の場合)
i=1の場合は、式(1−10)、式(1−9)より、下記の通りとなる。
g(x)=g(x)+Δg(x) …(1−12)
Δg(x)=ΔS3F(x)−ΔS3R(x)+Δg(x) …(1−13)
ここで、g(x)は、被測定面の基準高さである直流成分であるため、Gとおき、又、Δg(x)は測定開始時のxとxの間の真の形状差であり、これをΔGとおくと、式(1−12)と式(1−13)は下式となる。
g(x)=G+ΔG …(1−14)
Δg(x)=ΔS3F(x)−ΔS3R(x)+ΔG …(1−15)
(i=2の場合)
i=2の場合は、式(1−10)、式(1−9)より、下記の通りとなる。
g(x)=g(x)+Δg(x) …(1−16)
Δg(x)=ΔS3F(x)−ΔS3R(x)+Δg(x) …(1−17)
ここで、式(1−14)と式(1−15)を式(1−16)に代入すると、下式(1−18)になる。
g(x)=G+2ΔG+{ΔS3F(x)−ΔS3R(x)} …(1−18)
又、式(1−15)を式(1−17)に代入すると、下式(1−19)になる。
Δg(x)={ΔS3F(x)−ΔS3R(x)}+{ΔS3F(x)−ΔS3R(x)}+ΔG …(1−19)
(i=3の場合)
i=3の場合においても、i=2の場合と同様に、式(1−10)、式(1−9)を使用して、g(x),Δg(x)に関する式を得て、該式に対して、式(1−18)、式(1−19)を代入することにより、下式が得られる。
g(x)=G+3ΔG+2{ΔS3F(x)−ΔS3R(x)}
+{ΔS3F(x)−ΔS3R(x) …(1−20)
Δg(x)={ΔS3F(x)−ΔS3R(x)}+{ΔS3F(x)−ΔS3R(x)}
+{ΔS3F(x)−ΔS3R(x)}+ΔG …(1−21)
(i=nの場合)
i=nの場合は、上述したことと同様にして、g(x),Δg(x)に関して、下記式(1−22)、式(1−23)を得ることができる。
Figure 0004452651
Figure 0004452651
従って、式(1−22)、式(1−23)からも分かるように、g(x),Δg(x)は、並進運動誤差成分や、y軸まわりの回転運動誤差成分を含む運動誤差を含まず、被測定物の表面形状情報を、変位センサの出力に基づいて逐次求めることができる。
ところで、上記のような逐次3点法において、複数の変位センサを使用することから、各変位センサ間に生じる測定誤差要因として、零点誤差がある。図11は、3個の変位センサを配置した場合における零点誤差がある場合を示しており、中央の変位センサ32の零点を基準とした場合、隣接する他の変位センサ31,33は、それぞれα、αの零点誤差がある。このように、零点誤差とは、複数の変位センサ間におけるそれぞれの零点のずれのことである。
この場合、通常、複数の変位センサの零点を合わせるためには、何か基準となる直線を有する基準物(すなわち、実体基準)に当ててみて、その読みがゼロになるように調整する。しかし、厳密にはこの基準物が理想的な直線を有しておらず、実際の高精度形状測定において、逐次3点法を使用する場合、3個の変位センサの零点を合わせることは極めて困難である。
本発明の目的は、上記課題を解決して、逐次3点法において、実体基準を用いずに、複数の変位センサによって、形状情報と、走査(測定)の際の運動誤差を同時に検出し、演算処理でそれらを分離し取り出すことができる逐次3点法における零点誤差補正方法、及び零点誤差補正装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1の発明は、逐次3点法により、第1被測定物と3個の第1変位検出手段を相対移動させて、該第1変位検出手段の検出出力に基づき、逐次3点法による前記第1被測定物の表面形状を演算し、前記第1被測定物とともに配置した第2被測定物単独、又は、第2被測定物と第2変位検出手段を反転する前及び反転した後のそれぞれにおいて、第1及び第2被測定物と、前記第2変位検出手段、及び前記第1変位検出手段を相対移動させて、前記第2変位検出手段と、該第1変位検出手段の検出出力に基づいて、反転法による前記第1被測定物の表面形状を演算し、前記逐次3点法及び前記反転法による前記第1被測定物の表面形状の演算結果に基づいて零点誤差補償量を算出し、該零点誤差補償量により、逐次3点法による零点誤差補正を行うことを特徴とする逐次3点法における零点誤差補正方法を要旨とするものである。
請求項2の発明は、第1被測定物と第2被測定物とを平行に配置し、前記第1被測定物の表面を逐次3点法により検出可能に3個の第1変位検出手段を配置し、前記第2被測定物を、間にするように位置させた一対の第2変位検出手段と、前記3個の第1変位検出手段のうち特定の第1変位検出手段とを直線上に配置し、逐次3点法により、第1被測定物と前記3個の第1変位検出手段を相対移動させて、該第1変位検出手段の検出出力に基づき、逐次3点法による前記第1被測定物の表面形状を演算し、前記第2被測定物を反転する前及び反転した後のそれぞれにおいて、第1及び第2被測定物と、前記一対の第2変位検出手段、及び前記特定の第1変位検出手段を相対移動させて、前記一対の第2変位検出手段と、該特定の第1変位検出手段の検出出力に基づいて、反転法による前記第1被測定物の表面形状を演算し、前記逐次3点法及び前記反転法による前記第1被測定物の表面形状の演算結果に基づいて零点誤差補償量を算出し、該零点誤差補償量により、逐次3点法による零点誤差補正を行うことを特徴とする逐次3点法における零点誤差補正方法を要旨とするものである。
請求項3の発明は、請求項2において、逐次3点法は、前記第2被測定物を反転する前及び反転した後のそれぞれにおいて、第1及び第2被測定物と、前記一対の第2変位検出手段、及び前記特定の第1変位検出手段を相対移動させたときに、同時に行うことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項において、前記一対の第2変位検出手段により検出される前記第2被測定物の表面が、重力方向に向かないように、反転前、及び反転後に配置されることを特徴とする。
請求項5の発明は、第1被測定物及び第2被測定物と、前記第1被測定物の表面を検出する3個の第1変位検出手段及び前記第2被測定物の表面を検出する第2変位検出手段とを相対移動自在に支持する支持手段と、前記第1被測定物と前記3個の第1変位検出手段を相対移動したときの第1変位検出手段の検出出力に基づき、逐次3点法による前記第1被測定物の表面形状を演算する第1演算手段と、前記第2被測定物、又は、第2変位検出手段を反転する前及び反転した後のそれぞれにおいて、第1及び第2被測定物と、前記第2変位検出手段、及び前記第1変位検出手段が相対移動したときの前記第2変位検出手段と、該第1変位検出手段の検出出力に基づき、反転法による前記第1被測定物の表面形状を演算する第2演算手段と、前記逐次3点法及び前記反転法による前記第1被測定物の表面形状の演算結果に基づいて零点誤差補償量を算出する零点誤差補償量算出手段と、前記零点誤差補償量により、逐次3点法による零点誤差補正を行う補正手段とを備えたことを特徴とする零点誤差補正装置を要旨とするものである。
請求項6の発明は、請求項5において、前記第2変位検出手段は、前記第2被測定物を、間にするように一対配置されているとともに、前記3個の第1変位検出手段のうち特定の第1変位検出手段と直線上に配置されていることを特徴とする。
請求項1、請求項2の発明によれば、零点誤差補償量を容易に得ることができる。そして、一旦、零点誤差補償量が求まれば、逐次3点法において、実体基準を用いずに、複数の変位センサによって、形状情報と、走査(測定)の際の運動誤差を同時に検出し、演算処理でそれらを分離し取り出すことができる。
請求項3の発明によれば、逐次3点法を、第2被測定物を反転する前及び反転した後のそれぞれにおいて、一対の第2変位検出手段や、特定の第1変位検出手段を相対移動させたときに、同時に行うことにより、反転法と、逐次3点法を個別に行う場合よりも、零点誤差補償量を算出する処理に早く移行できる。この結果、効率的に零点誤差補正を行うことができる。
請求項4の発明によれば、第2被測定物の表面が、重力方向に向かないように、反転前、及び反転後に配置されることにより、該表面が被測定物の重力により撓まない状態で、一対の第2変位検出手段により検出することができる。このことによって、特に被測定物が大型のように重量がある場合における撓みの影響を排除でき、高精度の測定を行うことができる。
請求項5の発明によれば、零点誤差補正装置において、請求項1の方法を容易に実現できる。
請求項6の発明によれば、零点誤差補正装置において、請求項3の効果を容易に実現できる。
以下、本発明を具体化した一実施形態の真直度測定装置を図1〜10を参照して説明する。なお、従来例で説明した構成に相当する構成は、同一符号を付す。
真直度測定装置10は、リニアテーブル20、及び、門形の支持台30を備えている。リニアテーブル20は、ACモータM(図3参照)の回転を図示しないボールねじを介してテーブル25を直線移動させる。テーブル25上面は、水平面とされており、テーブル25の移動方向(本実施形態では、図1に示すx方向)に沿うように第1被測定物としての長尺の被測定物100と、第2被測定物としての長尺の被測定物200がそれぞれ取付け取り外し可能に載置可能である(図1,図2参照)。被測定物100の一つの側面100aは、零点補償用基準面となるとともに、真直度測定対象の面とされる。
又、被測定物200の横断面形状は、正方形、或いは、長方形であることが好ましい。被測定物200の一つの側面200aは、逐次3点法に使用される変位センサ31〜33の零点の基準面となるものである。側面200aは、補助基準面に相当する。本実施形態では、被測定物100,200の側面100a,200aは、テーブル25上面に対して垂直となるように配置される。又、側面100a,200aが、互いに平行となるように被測定物100,200はテーブル25上に配置される。すなわち、被測定物100,200の側面100a,200aは、重力方向に向かないように配置されている。
支持台30は、3個の変位センサ31,32,33を支持するセンサヘッド30Aと、零点補償用に使用される一対の変位センサ41,42をそれぞれ支持する一対のセンサヘッド30Bとを備えている。支持台30と、テーブル25を移動自在に支持するリニアテーブル20は、被測定物100,200、変位センサ31〜33,41,42を相対移動自在に支持する支持手段に相当する。変位センサ41,42は、被測定物200を間にして、対向して配置されている。変位センサ41,42は、第2変位検出手段に相当する。
変位センサ31,32,33は、テーブル25の移動方向に沿って一列に並ぶように、且つ、等間隔d離間して配置されており、被測定物100の側面100aに対向して離間配置される。
又、3個の変位センサ31,32,33のうち、中央の変位センサ32と、一対の変位センサ41,42は、その軸心が水平面内においてz方向に延びる一直線上に位置するように配置されている。変位センサ31〜33は、第1変位検出手段に相当する。
本実施形態では、前記変位センサ31〜33,41,42は、非接触式のセンサであって、静電容量型センサからなる。なお、変位センサは、非接触式や、静電容量型センサに限定されるものではなく、接触式でもよく、或いは、非接触式の場合、静電容量型センサに代えて、例えば、光学センサとしてもよい。
真直度測定装置10の電気的構成について説明すると、図3に示すように真直度測定装置10は、コンピュータからなるCPU(中央処理装置)11を備えている。CPU11は,変位センサ31〜33,41,42を図示しないA/D変換器を介して接続されており、各センサの出力信号を入力する。本実施形態では、第1変位検出手段である変位センサ32からの出力信号は、第1出力情報とされている。又、第2変位検出手段である変位センサ41,42からの出力信号は、第2出力情報とされている。
CPU11は、零点誤差補償量演算のための処理プログラム等を格納する、図示しないROMを備えており、該プログラムに従って各種の演算処理を行う。
リニアスケール12は、テーブル25が移動する際に、テーブル移動を検出するためのものであり、テーブル移動に応じたパルス信号を、CPU11が備える図示しないパルスカウンタに入力する。前記パルスカウンタは入力したパルス信号をカウントし、CPU11は、そのカウント値に基づいてテーブル25の移動量を検知する。又、CPU11は,ドライバ15を介して、ACモータMを駆動制御することが可能である。そして、CPU11のACモータMに対する駆動制御により、テーブル25の定速度制御が可能である。そして、本実施形態では、前記テーブル25の移動量の検知に基づいて、テーブル25が、図1、図5、図6に示すx方向に一定距離D(=d)で移動する毎に、CPU11は、変位センサ31〜33,41,42からの出力信号を取り込んで、演算処理等を行うようにしている。
(反転法)
ここで、零点誤差補正方法として、反転法を応用した改良逐次3点法の原理について説明する。
零点誤差補正を行う場合、2回に亘って変位センサ31〜33を使用して逐次3点法を実行するが、2回目では、1回目とは異なり、被測定物200の被測定面を180度反転した後、逐次3点法を実行する。そして、反転法の場合、一対の変位センサ41,42と、逐次3点法で使用する3個の変位センサのうち、中央の変位センサ32の出力を用いて測定する。この中央の変位センサ32は、3個の変位センサ31〜33の基準となる。
具体的には、1回目の形状測定(図5参照)を行う場合は、補助基準面である側面200aを変位センサ42に対向する側に向けて行い、1回目の形状測定が終了した後は、該側面200aを変位センサ41に対向するように、180度反転し、2回目の形状測定を行う(図6参照)。
この測定を行う際、図1,図2に示すように、被測定物100,200を互いにテーブル25上面に配置した状態で、CPU11は、テーブル25をx方向に移動制御する。そして、テーブル25が、図1、図5、図6に示すx方向に一定距離D(=d)で移動する毎に、取り込んだ変位センサ41,42からの出力をS,Sとし、3個の変位センサ31〜33の出力を、それぞれS3F,S30,S3Rとする。
1回目に3点逐次法により測定する場合、中央の変位センサ32が、被測定物100の側面100aに対してある点xの位置に来たとき、変位センサ41,42,32からの出力S(x)、S(x)、S30(x)は、下記の通りとなる。なお、h(x)(図5,6では、h(x)としている)は、被測定物200の側面200aの表面形状、f(x)(図5,6では、f(x)としている)は、被測定物200の側面200aとは180度反対側の側面200bの表面形状、g(x)(図5,6では、g(x)としている)は、被測定物100の側面100aの表面形状を表す。
S(x) =f(x)−e(x) …(1)
S(x) =h(x)+e(x) …(2)
S30(x)=g(x)+e(x) …(3)
次に、2回目の測定の場合、3個の変位センサのうち、中央の変位センサ32がある点xの位置に来たとき、各変位センサからの出力S1r(x)、S2r(x)、S3r0(x)は、下記の通りとなる。
S1r(x) =h(x)−ezr(x) …(4)
S2r(x) =f(x)+ezr(x) …(5)
S3r0(x)=g(x)+ezr(x) …(6)
ここで、1回目の測定においてのz方向の並進運動誤差をe(図5では、e(x)で図示)、2回目の測定においてのz方向の並進運動誤差をezr(図6では、ezr(x)で図示)とおく。
h(x)に着目して、補償用に使用される変位センサ42の出力S(x)から、2回目の測定における変位センサ41の出力S2r(x)を引くと、テーブル25の運動誤差が残る。この運動誤差は、式(7)で表す。
S(x)−S2r(x)
=h(x)+e(x)−{h(x)−ezr(x)}
=e(x)+ezr(x) …(7)
又、1回目の測定と2回目の測定での中央の変位センサ32の出力S30(x)とS3r0(x)とを加算する。この加算の結果を式(8)で表す。
S30(x)+S3r0(x)
=g(x)+e(x)+g(x)+ezr(x)
=2g(x)+e(x)+ezr(x) …(8)
そして、1回目、2回目の測定での、中央の変位センサ32による出力を足した式(8)からテーブル25の運動誤差を表す式(7)を引いて2で割ると、被測定物100の被測定面である側面100aの表面形状g(x)を求めることができる。これを式(7)、式(8)より、下記式(9)で表すことができる。
Figure 0004452651
このように、反転前後で検出した出力を式(9)を使用して、CPU11で演算処理することにより、各点xの位置での表面形状g(x)を求めることができる。この式(9)から分かるように、ここで説明した反転法では、逐次3点法と異なり、前の位置(ステップ)での形状情報に影響されることがなく表面形状g(x)を求めることができる。
(実施形態の作用)
さて、上記のように構成された真直度測定装置10の作用を説明する。図4(a)には、真直度測定装置10のCPU11が各種処理を行う際の順序が示されている。
S100では、1回目の形状測定が行われる。この場合、逐次3点法で、CPU11により、被測定物100の側面100aの測定が行われ、変位センサ31〜33の検出出力が第1出力情報としてCPU11に入力され、図示しないハードディスク等の記憶装置に格納される。
前記逐次3点法が実行されている際、変位センサ31〜33の入力がされていることと合わせて、被測定物200の側面200aの測定が行われ、変位センサ42の検出出力がCPU11に入力され、図示しないハードディスク等の記憶装置に格納される。このときの、変位センサ42の検出出力は、第2出力情報として入力される。
1回目の形状測定が終了した場合、再び、作業者の図示しない、操作盤からのキー入力等に基づいて、ACモータMを駆動制御して、テーブル25を戻す。この後、作業者により、被測定物200を180度反転した後、S110において、2回目の形状測定が行われる。この場合も、逐次3点法で、CPU11により、被測定物100の側面100aの測定が行われる。このとき、変位センサ31〜33の出力がCPU11に入力され、図示しないハードディスク等の記憶装置に格納される。又、このとき、変位センサ32の出力は、第1出力情報として入力される。
又、前記逐次3点法が実行されている際、変位センサ31〜33が入力されていることと合わせて、被測定物200の側面200aの測定が行われ、変位センサ41の出力が第2出力情報としてCPU11に入力され、図示しないハードディスク等の記憶装置に格納される。
S110の2回目の形状測定が終了すると、以後、S120〜S150の順序で、CPU11は、零点誤差補償量演算のための処理プログラムに従って演算を行う。
S120では、CPU11は、反転前後で変位センサが検出した出力を、すなわち、前記図示しないハードディスク等の記憶装置内に格納されたデータ(反転法により得られた変位センサの検出出力)に基づいて、式(9)を使用して表面形状g(x)を演算する。
S130では、CPU11は式(1−22)を使用して、逐次3点法により得られた変位センサの検出出力に基づいてg3(x)を演算する。なお、この場合、式(1−22)で使用する変位センサ31〜33の検出出力は、反転前後のいずれの検出出力、すなわち、S100又はS110で得られた検出出力のいずれであってもよい。
次に、S140では、CPU11は、S120で算出された値から、S130で算出された値を減算することにより、零点誤差補償量を算出し、図示しない、ハードディスク等の記憶装置に格納する。
零点誤差補償量=g(x)−g(x) …(10)
このようにして、得られた零点誤差補償量は、新たな被測定物200を逐次3点法により、形状測定する場合に使用される。
図4(b)は、既に零点誤差補償量が算出された真直度測定装置10において、被測定物の形状測定する場合の形状測定演算を行う場合の順序を示している。
この場合、S200では、新たな被測定物100をテーブル25に載置した状態で、逐次3点法で、形状測定を行い、変位センサ31〜33からの検出出力を、CPU11は、図示しないハードディスク等の記憶装置に格納する。
S210では、CPU11はROMに格納した演算プログラムに従い、式(1−22)を使用して、逐次3点法により得られた変位センサの検出出力に基づいて表面形状g3(x)を演算する。
S230では、既に算出され、図示しないハードディスク等の記憶装置に格納されている零点誤差補償量により、S210で算出された表面形状g3(x)の零点補正を行う。
このようにして、一旦、零点誤差補償量が得られた場合、新たな被測定物に対して、逐次3点法を使用して形状測定を行うことにより、該零点誤差補償量に基づいて、算出された表面形状g3(x)の零点補正を行うことができる。
(測定シミュレーション)
ここでは、測定シミュレーションを行った結果を、図7〜10を参照して説明する。
測定シミュレーション条件は下記の通りである。
被測定物100,200の測定長:2m
変位センサ31〜33の間隔d:50mm
変位センサ31〜33,41,42の分解能:1nm
又、被測定物100の側面100a、被測定物200の側面200a,200bを被測定面形状としてsinカーブとし、その振幅[μm]、1波長[mm]を、下記の通りとした。
側面100aの表面形状:g(x) 振幅0.01 1波長500
側面200aの表面形状:h(x) 振幅0.05 1波長250
側面200bの表面形状:f(x) 振幅0.1 1波長1000
上記側面100a,200a,200bの表面形状は、図7に示されている。
変位センサ31〜33の零点誤差は、図11に示すように、中央の変位センサ32の零点0を基準として、α=0.002μm、α=−0.001μmとした。
図8は、本実施形態の反転法を応用した形状測定によるシミュレーション結果であり、零点補償用基準面の表面形状(単に零点補償用基準面形状ということがある)、すなわち、側面100aの表面形状:g(x)と、シミュレーションで算出した結果とが一致していることが分かる。
図9は、変位センサ31〜33の零点不一致によって生じた零点誤差を解消するため、演算(図4(a)のS140参照)された零点誤差補償量が示されている。
上記のように算出された、零点誤差補償量を使用して、他の新たな被測定物100の側面100aを測定した。ここで、新たな被測定物100の側面100aの被測定面形状としてsinカーブとし、その振幅を0.1[μm]、1波長500[mm]とした(図10(a)参照)。
そして、逐次3点法を行って、真直度測定装置10の変位センサ31〜33の出力結果に基づいて、零点誤差を含む側面100aの表面形状を演算した(図10(b)参照)。そして、零点誤差を含む側面100aの表面形状から、前記零点誤差補償量により補正することにより、新たな被測定物100の側面100aの表面形状(図10(b)に示す零点補償用基準面形状)が、零点補償用基準面である側面100aの表面形状:g(x)と一致することが分かる。
本実施形態では、下記の特徴を有する。
(1) 本実施形態では、変位センサ41,42と、3個の変位センサ31〜33のうち、中央の変位センサ32とを直線上に配置し、逐次3点法により、被測定物100と変位センサ31〜33を相対移動させた。そして、変位センサ31〜33の検出出力に基づき、逐次3点法による被測定物100の側面100aの表面形状を演算するようにした。そして、側面200aを側面100aと平行になるように配置した被測定物200を180度反転する前及び反転した後のそれぞれにおいて、被測定物100,200と、変位センサ41,42,31〜33を相対移動させて、変位センサ41,42と、32の検出出力に基づいて、反転法による前記第1被測定物の表面形状を演算するようにした。そして、逐次3点法及び反転法による被測定物100の表面形状の演算結果に基づいて零点誤差補償量を算出し、該零点誤差補償量により、逐次3点法による零点誤差補正を行うようにした。
この結果、零点誤差補償量を容易に得ることができ、一旦、零点誤差補償量が求まれば、逐次3点法において、実体基準を用いずに、複数の変位センサによって、形状情報と、走査(測定)の際の運動誤差を同時に検出し、演算処理でそれらを分離し取り出すことができる。
(2) 本実施形態では、被測定物200を反転する前及び反転した後のそれぞれにおいて、被測定物100,200を移動させたときに、逐次3点法を、同時に行うことにより、反転法と、逐次3点法を個別に行う場合よりも、零点誤差補償量を算出する処理に早く移行できる。この結果、効率的に零点誤差補正を行うことができる。
(3) 本実施形態では、被測定物200の側面200aが、重力方向に向かないように、反転前、及び反転後に配置されることにより、該表面が被測定物の重力により撓まない状態で、一対の第2変位検出手段により検出することができる。このことによって、特に被測定物200が大型のように重量がある場合における撓みの影響を排除でき、高精度の測定を行うことができる。
(4) このように、本実施形態では、反転法を応用して求めた測定の結果と、逐次3点法用の変位センサのみで求めた測定結果を比較して、零点誤差を検出し、補償することができる。
改良逐次3点法用の3個の変位センサ31〜33に零点誤差がある場合、該変位センサ間の零点補償を1度行えば、これらの3個の変位センサを用いて、他の被測定面を測定することも可能である。
又、改良逐次3点法用の3個の変位センサ31〜33は、水平と垂直の配置で零点が不変であれば、3個の変位センサ31〜33を固定したセンサヘッドを垂直にした状態で、改良逐次3点法の測定が可能である。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように変更してもよい。
○ 前記実施形態では、補助基準面は、側面200aとしているが、被測定物200の側面とは、180度反対側の側面200bとしてもよいことは勿論のことである。この場合、被測定物200は横断面形状が、正方形や、或いは、長方形であることが好ましい。この場合においても、上記実施形態と同様の効果を実現することができる。
○ 前記実施形態では、前記実施形態では、テーブル25を移動自在に構成したが、テーブル25を移動する代わりに、支持台30を移動自在にしてもよい。
○ 前記実施形態では、被測定物200を単独反転するようにしたが、被測定物200単独でなく、例えば、変位センサ41を省略して、被測定物200を反転する際に、変位センサ42を、変位センサ41の位置に反転するようにしてもよい。そして、反転後の変位センサ42の検出出力を、前記実施形態の変位センサ41の検出出力の代わりに利用しても、前記実施形態と同様の効果を実現できる。
真直度測定装置の全体概略斜視図。 同じく、真直度測定装置の概略平面図。 真直度測定装置の電気的構成のブロック図。 (a)、(b)は、各種処理の順序を示す説明図。 真直度測定装置の作用の説明図。 真直度測定装置の作用の説明図。 シミュレーシヨンにおける形状の説明図。 零点補償用基準面形状の説明図。 零点誤差補償量の説明図。 (a)は別の被測定面形状の説明図、(b)は、零点補償した場合の説明図。 零点誤差の説明図。 逐次3点法の原理の説明図。 g(x)、g(xi−1)、g(xi+1)の関係を示す説明図。
符号の説明
11…CPU(第1演算手段、第2演算手段、零点誤差補償量算出手段、補正手段)、20…リニアテーブル(支持手段)、25…テーブル、30…支持台30(支持手段)、
31〜33…変位センサ(第1変位検出手段)、41,42…変位センサ(第2変位検出手段)、100…被測定物(第1被測定物)、200…被測定物(第2被測定物)

Claims (6)

  1. 逐次3点法により、第1被測定物と3個の第1変位検出手段を相対移動させて、該第1変位検出手段の検出出力に基づき、逐次3点法による前記第1被測定物の表面形状を演算し、
    前記第1被測定物とともに配置した第2被測定物単独、又は、第2被測定物と第2変位検出手段を反転する前及び反転した後のそれぞれにおいて、第1及び第2被測定物と、前記第2変位検出手段、及び前記第1変位検出手段を相対移動させて、前記第2変位検出手段と、該第1変位検出手段の検出出力に基づいて、反転法による前記第1被測定物の表面形状を演算し、
    前記逐次3点法及び前記反転法による前記第1被測定物の表面形状の演算結果に基づいて零点誤差補償量を算出し、該零点誤差補償量により、逐次3点法による零点誤差補正を行うことを特徴とする逐次3点法における零点誤差補正方法。
  2. 第1被測定物と第2被測定物とを平行に配置し、前記第1被測定物の表面を逐次3点法により検出可能に3個の第1変位検出手段を配置し、前記第2被測定物を、間にするように位置させた一対の第2変位検出手段と、前記3個の第1変位検出手段のうち特定の第1変位検出手段とを直線上に配置し、
    逐次3点法により、第1被測定物と前記3個の第1変位検出手段を相対移動させて、該第1変位検出手段の検出出力に基づき、逐次3点法による前記第1被測定物の表面形状を演算し、
    前記第2被測定物を反転する前及び反転した後のそれぞれにおいて、第1及び第2被測定物と、前記一対の第2変位検出手段、及び前記特定の第1変位検出手段を相対移動させて、前記一対の第2変位検出手段と、該特定の第1変位検出手段の検出出力に基づいて、反転法による前記第1被測定物の表面形状を演算し、
    前記逐次3点法及び前記反転法による前記第1被測定物の表面形状の演算結果に基づいて零点誤差補償量を算出し、該零点誤差補償量により、逐次3点法による零点誤差補正を行うことを特徴とする逐次3点法における零点誤差補正方法。
  3. 逐次3点法は、前記第2被測定物を反転する前及び反転した後のそれぞれにおいて、第1及び第2被測定物と、前記一対の第2変位検出手段、及び前記特定の第1変位検出手段を相対移動させたときに、同時に行うことを特徴とする請求項2に記載の逐次3点法における零点誤差補正方法。
  4. 前記一対の第2変位検出手段により検出される前記第2被測定物の表面が、重力方向に向かないように、反転前、及び反転後に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の逐次3点法における零点誤差補正方法。
  5. 第1被測定物及び第2被測定物と、前記第1被測定物の表面を検出する3個の第1変位検出手段及び前記第2被測定物の表面を検出する第2変位検出手段とを相対移動自在に支持する支持手段と、前記第1被測定物と前記3個の第1変位検出手段を相対移動したときの第1変位検出手段の検出出力に基づき、逐次3点法による前記第1被測定物の表面形状を演算する第1演算手段と、前記第2被測定物、又は、第2変位検出手段を反転する前及び反転した後のそれぞれにおいて、第1及び第2被測定物と、前記第2変位検出手段、及び前記第1変位検出手段が相対移動したときの前記第2変位検出手段と、該第1変位検出手段の検出出力に基づき、反転法による前記第1被測定物の表面形状を演算する第2演算手段と、前記逐次3点法及び前記反転法による前記第1被測定物の表面形状の演算結果に基づいて零点誤差補償量を算出する零点誤差補償量算出手段と、前記零点誤差補償量により、逐次3点法による零点誤差補正を行う補正手段とを備えたことを特徴とする零点誤差補正装置。
  6. 前記第2変位検出手段は、前記第2被測定物を、間にするように一対配置されているとともに、前記3個の第1変位検出手段のうち特定の第1変位検出手段と直線上に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の零点誤差補正装置。
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