JP4450461B2 - ハンドホールの接続構造及び固定板用拡張バンド - Google Patents

ハンドホールの接続構造及び固定板用拡張バンド Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報通信ケーブル用内管を接続する固定板をハンドホールの削孔面に固定する際に採用されるハンドホールの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は、情報ボックス管路とハンドホールとの接続状態を示す部分断面図である。図9に示すような情報ボックスの管路51の内部には、情報伝達等に利用される光ケーブル52を敷設するために用いられる内管が内蔵されている。この情報ボックス管路51は、ハンドホール53に接続される。
【0003】
ハンドホール53の内部には、配線の分岐等に用いるクロージャー54等が設置されている。情報ボックス管路51とハンドホール53との接続部55には、内管を固定するために固定板が用いられる。
【0004】
情報ボックス管路とハンドホールの接続部には、地盤の不同沈下や地震による地盤のひずみが発生しても変位に追従し、水密性も維持できる可とう継手の利用が進んでいる。かかる接続部に可とう継手を使用した例としては、図8がある。
【0005】
図8は、従来のハンドホール接続構造の断面図である。かかる接続構造41では、可とう継手42が、削孔されたハンドホール43の削孔面43aに、ハンドホール43の外側から取り付けられ、筒状のクサビ44を押し込むことにより固定されている。この可とう継手42には、外管45が接続され、締付バンド46で固定され、外管45の内部には、内管47が複数本配設され、内管47はコネクター48により固定板49に連結固定されている。
【0006】
図8の接続構造では、固定板49は、削孔部周囲にドリル等で穴あけして設けたアンカープラグ50,50′により、ハンドホール43の内壁に固定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図8に示すように、固定板49をアンカープラグ50,50′でハンドホール43の内壁に固定する方法では、アンカープラグを挿入するための穴あけを行う際、ハンドホール43の内壁に配設された鉄筋にあたって、穴あけが困難となる。また、穴あけ時にハンドホール43の内壁にクラックが発生して、このクラックから地下水が浸入したり、さらに、穴あけにより、ハンドホール43自体の強度が低下するという問題があった。
【0008】
本発明は、上述した従来の問題点を解決し、情報通信ケーブル用内管を接続するための固定板を、固定板用拡張バンドによって、ハンドホールの削孔面に固定し、ハンドホール内壁への穴あけ及びアンカープラグでの固定を回避し、ハンドホールのクラック発生や強度低下を防止することを課題とする。
【0009】
また、本発明は、固定板と可とう継手とをともに、ハンドホールの外側から脱着可能に取付けることができ、固定板の固定強度や水密性に優れたハンドホールの接続構造を得ることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ハンドホールと、情報通信ケーブル用内管と、固定板と、連結部材と、固定板用拡張バンドとを備えており、前記固定板が前記内管挿入用の接続孔を有しており、前記固定板が前記連結部材によって前記固定板用拡張バンドと連結されており、前記固定板が前記固定板用拡張バンドによって前記ハンドホールの削孔面に固定されている、ハンドホールの接続構造であって、前記固定板用拡張バンドが剛性を有する材料から形成されており、前記固定板用拡張バンドがリングの形状に形成されており、前記固定板用拡張バンドが前記固定板用拡張バンドの円周の1箇所で切断されており、前記固定板用拡張バンドが1対の切断端を有しており、前記固定板用拡張バンドが、前記固定板用拡張バンドを横断面で見たとき、前記固定板用拡張バンドの両側部から前記削孔面側に向かって突出している1対の脚状部を有しており、前記両切断端の間に、前記固定板用拡張バンドを拡張した状態で固定しているスペーサが設けられており、前記固定板用拡張バンドの拡張によって、前記両脚状部の間が拡がるように、前記固定板用拡張バンドが弾性変形しており、前記両脚状部が前記削孔面に押しつけられていることを特徴とする、ハンドホールの接続構造及びかかる接続構造に用いる固定板用拡張バンドである。
【0011】
また、本発明は、ハンドホールと、情報通信ケーブル用内管と、固定板と、連結部材と、固定板用拡張バンドと、外管と、可とう継手と、可とう継手用拡張バンドとを備えている、ハンドホールの接続構造であって、前記固定板が前記内管挿入用の接続孔を有しており、前記固定板が前記連結部材によって前記固定板用拡張バンドと連結されており、前記固定板が前記固定板用拡張バンドによって前記ハンドホールの削孔面に固定されており、前記情報通信ケーブル用内管が前記外管内に収納されており、前記外管と前記ハンドホールの前記削孔面とが、前記固定板用拡張バンドの外側で、前記可とう継手によって接続されており、前記可とう継手が、筒状部と、拡張部と、前記筒状部と前記拡張部とを接続する連結部とを有しており、前記筒状部が前記外管の周囲を被覆しており、前記拡張部が可とう継手用拡張バンドによって拡張されており、前記拡張部が前記削孔面に圧着されており、前記外管と前記削孔面との間が止水されていることを特徴とする、ハンドホールの接続構造である。
【0012】
本発明者は、固定板の固定強度や水密性に優れたハンドホールの接続構造を得るため、種々の接続構造について検討した。
【0013】
その結果、本発明者は、図7に示すような、ハンドホールの接続構造が、ハンドホール内壁への穴あけ及びアンカープラグでの固定を回避でき、ハンドホールのクラック発生や強度低下を防止できることを突き止めた(特願平11−097645号明細書参照)。図7は、かかる接続構造の縦断面図である。
【0014】
かかる接続構造31では、可とう継手のゴム本体32がハンドホール33の内側から拡張バンド34により取り付けられ、可とう継手の筒状部35に外管36が取り付けられた状態を示し、可とう継手のゴム本体32は、拡張バンド34により押圧され、削孔面33aに固定され、拡張バンド34と固定板37は連結材38で固定され、固定板37には、さや管39がコネクター40により連結固定されている。
【0015】
かかる知見の下、本発明者は、更に、ハンドホールの接続構造について検討した。その結果、図7の方式は、図8のごとく、固定板をハンドホール壁面にアンカープラグで固定することがない方式であるが、図8のようなハンドホールの外側よりゴム本体を固定する方式には適用できない問題点があることが分かった。
【0016】
図7及び図8のように、ゴム本体をクサビやバンドで機械的に固定するタイプは、ハンドホールの成型工場でゴム本体を取り付けるのが一般的である。
【0017】
ゴム本体をハンドホール内側より取り付ける場合には、取付作業者が個々のハンドホールに入り、取付作業を行うため、ゴム本体を外側より取付ける場合と比べ、著しく作業性が劣る。
【0018】
かかる知見の下、本発明者は、ハンドホールの接続構造を更に詳細に検討したところ、情報通信ケーブル用内管を接続するための固定板を、ハンドホールの外側から固定板用拡張バンドでハンドホールの削孔面に固定することによって、ハンドホール内壁への穴あけ及びアンカー固定を回避し、ハンドホールのクラック発生や強度低下を防止できるとともに、情報通信ケーブル用内管を収納する外管とハンドホールの削孔面とを、ハンドホールの外側から可とう継手用拡張バンドを用いて可とう継手で接続することによって、作業性及び水密性に優れたハンドホールの接続構造が得られることを突き止め、本発明に至った。
【0019】
また、本発明者は、かかる接続構造を更に詳細に検討した。その結果、本発明者は、情報通信ケーブル用内管を挿入するための固定板を、ハンドホールの外側から固定板用拡張バンドでハンドホールの削孔面に固定する際、固定板の固定強度に著しい変動が生じることを見いだした。
【0020】
拡張バンドは、剛性の材質から形成されており、この拡張バンドをハンドホールの削孔面に拡張する場合、拡張力がある時点で急激に上がり、目標の拡張力が得られた時点でストッパー等を用い、拡張バンドを固定する必要がある。
【0021】
しかし、本発明者の検討によれば、ストッパーの寸法が少しでも短いと、係止力が急激に低下するため、常に最適なストッパーを作成する必要があり、これらの事態に対処するのは現実的には困難であることが分かった。
【0022】
また、本発明者の検討によれば、かかる拡張バンドは、固定後に、バンドが押し引きの応力を受けると固定位置がずれ易い欠点もあることが分かった。
【0023】
かかる知見の下、本発明者は、固定板用拡張バンドについて詳細に検討した。その結果、本発明者は、固定板用拡張バンドに、その両側部からハンドホールの削孔面側に向かって突出している1対の脚状部を設け、拡張によって、これらの脚状部の間が拡がるように弾性変形させ、両脚状部がハンドホールの削孔面に押しつけられるようにすることで、固定板の固定強度が著しく高まることを突き止め、本発明を完成させた。
【0024】
本発明の固体板用拡張バンドによれば、脚状部がハンドホールの削孔面に食い込むように押圧され、十分な係止力を得るとともに、拡張に伴い、脚状部が拡がるように変形することにより、拡張幅の範囲を確保することができるため、ストッパーは拡張幅の範囲内の寸法を準備すれば良く、脚状部の変形時のバネ応力でバンドの係止力を高いレベルで保持できるため、内管の熱膨張や収縮による固定板への押し込みや引き込みにも耐え、固定板の安定した据付位置を確保できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一例のハンドホールの接続構造の縦断面図である。図2は、本発明にかかる一例の固定板と固定板用拡張バンドとの連結構造の斜視図である。図3は、図2の連結構造の部分側面図である。図4(a)〜(c)は、本発明の一例の固定板用拡張バンドが拡張及び固定される様子を示す図である。図5は、本発明の他の例の固定板用拡張バンドの斜視図である。図6は、本発明の更に他の例の固定板用拡張バンドの斜視図である。
【0026】
図1に示すように、本発明の一例のハンドホールの接続構造1は、ハンドホール2と、情報通信ケーブル用内管3と、固定板4と、連結部材5と、固定板用拡張バンド6と、外管7と、可とう継手8と、可とう継手用拡張バンド11とを備えている。
【0027】
このハンドホールの接続構造1は、図2及び図3に示すように、固定板4が内管挿入用の接続孔10を有しており、固定板4が連結部材5によって固定板用拡張バンド6と連結されている。
【0028】
固定板4は、図1に示すように、固定板用拡張バンド6によって、ハンドホール2の削孔面2aに固定されている。情報通信ケーブル用内管3は、外管7内に収納されており、外管7とハンドホール2の削孔面2aとが、固定板用拡張バンド6の外側で、可とう継手8によって接続されている。
【0029】
可とう継手8は、筒状部8aと、拡張部8bと、筒状部8aと拡張部8bとを接続する連結部8cとを有しており、筒状部8aが外管7の周囲を被覆し、拡張部8bが可とう継手用拡張バンド11によって拡張されており、拡張部8bが削孔面2aに圧着されており、外管7と削孔面2aとの間が止水されている。
【0030】
本発明では、図1〜図6に示すような固定板用拡張バンド6,12,13を用いることができる。かかる固定板用拡張バンド6,12,13は、情報通信ケーブル用内管3を接続する固定板4をハンドホール2の削孔面2aに固定するためのものである。
【0031】
本発明の固体板用拡張バンド6,12,13は、剛性を有する材料から形成されており、リングの形状に形成されている。固定板用拡張バンド6,12,13は、固定板用拡張バンド6,12,13の円周の1箇所で切断されており、1対の切断端6a,6b,12a,12b,13a,13bを有している。
【0032】
固定板用拡張バンド6,12,13は、横断面で見たとき、両側部から削孔面側に向かって突出している1対の脚状部6c,6d,12c,12d,13c,13dを有している。固定板用拡張バンド6,12,13は、拡張によって、両脚状部6c,6d,12c,12d,13c,13dの間が拡がるように弾性変形し、両脚状部6c,6d,12c,12d,13c,13dが削孔面2aに押しつけられる。
【0033】
本発明の固定板用拡張バンドは、脚状部が応力を受け弾性変形するため、拡張力及び拡張量の調整ができ、常に安定した固定板の固定状態が得られるものである。
【0034】
本発明の一例の固定板用拡張バンド6は、図4(a)〜(c)に示すように、弾性変形させることができる。図2及び図4(a)に示すように、固定板用拡張バンド6には、切断端6a,6bのそれぞれの近傍に、拡張冶具挿入口14,14′を有することができる。
【0035】
図4(b)に示すように、拡張冶具15のツメ16を固定板用拡張バンド6の切断端6a,6bの近傍にある拡張冶具挿入口14,14′に差し込み、油圧ポンプ17及びジャッキ18でツメ16を押し広げた後、挿入口14,14′の間の隙間19に、図4(c)のごとくストッパー20を挿入し、油圧ポンプ17の圧力を落として、ツメ16を抜き、固定板用拡張バンド6を拡張固定する。
【0036】
この時、固定板用拡張バンド6の両脚状部6c,6dは、図4(b)及び図4(c)に示すように、両脚状部6c,6dが拡張に伴い拡がり、弾性変形した状態6e,6fとなり固定される。
【0037】
図5に示す他の形態の固定板用拡張バンド12では、脚状部12c,12dが鋸歯状に突出しており、ハンドホールの削孔面への喰いこみが改善され、係止力が高まるとともに、脚状部の変形時のバネ応力でバンドの係止力を高いレベルで保持できる。
【0038】
図6に示す更に他の形態の固定板用拡張バンド13では、横断面で見たとき、脚状部13c,13dの間に屈曲部13e,13fを有しており、脚状部13c,13dの拡がりに伴って屈曲部も左右に拡がる。かかる固定板用拡張バンド13では、拡張バンドの剛性が上がり、ハンドホールの削孔面への固定強度が上がると共に、固定板用拡張バンドに大きな拡張力が必要な場合にも、係止力を十分に高いレベルで保持できる。
【0039】
本発明では、図1に示すように、可とう継手の筒状部には、外管7が挿入され、締付バンド21で締付け固定することができる。本発明では、これによってハンドホール2の接続構造1の水密性を維持することができる。
【0040】
また、本発明では、図1に示すように、外管7には、リブパイプを使用することができる。外管7の内部には、複数の内管3を配設することができる。内管3の端部は、コネクター22で固定板4に接続固定することができる。
【0041】
かかる外管7は、埋設後に土圧等を受け沈下する恐れがある。そのため、ハンドホール2の削孔面2aには、外管7の端部7aを受ける受台23を設けることができる。かかる受台23は、高硬度ゴム等の衝撃吸収性能を有するものが望ましい。
【0042】
本発明では、固定板用拡張バンド6と固定板4との連結のために、連結部材5を用いる。この際、図3に示すように、連結部材5の一方の端部5aを、固定板用拡張バンド6の平坦部6gに溶接等によって強固に固定することができる。
【0043】
本発明では、図2及び図3に示すように、固定板4には、さや管等の内管をコネクター等で固定板に接続固定するための接続孔10を、内管の数に応じて開けることができる。
【0044】
また、本発明では、図2及び図3に示すように、固定板4には、ボルト等の連結部材5を貫通し、固定するための連結部材用孔24を、連結部材5の数に応じて開けることができる。また、連結部材5を連結部材用孔24内で固定する際には、ナット25,25′等で位置調整することができる。
【0045】
このようにして接続固定される固定板は、固定板用拡張バンドと脱着可能である。かかる脱着可能な接続固定では、外管や、さや管等の内管の配管作業時には、固定板を取り除いておき、ハンドホール内部に管を出し入れする管の長さ調整作業の後に、固定板を取り付け、内管を固定できるため、配管作業が迅速で確実にできる。
【0046】
本発明では、固定板、固定板用拡張バンド及び連結部材には、ステンレス材を用いることが望ましいが、腐食し難い高強度のプラスチック材料や防錆処理鋼材等も使用できる。
【0047】
このように、本発明においては、ハンドホール壁に穴あけしないため、ハンドホール壁のクラックや強度低下が発生することがなく、ハンドホールの外側から固定板及び可とう継手を着脱可能に取り付けることができるため、作業も簡単・確実で安定したハンドホールの接続構造が構築される。
【0048】
【発明の効果】
本発明のハンドホールの接続構造によれば、可とう継手ゴム本体とハンドホールとを、ハンドホールの外側から接続することができ、作業性が格段に優れる。
【0049】
また、本発明の固体板用拡張バンドによれば、脚状部がハンドホールの削孔面に食い込むように押圧され、十分な係止力を得るとともに、拡張に伴い、脚状部が拡がるように変形することにより、拡張幅の範囲を確保することができ、脚状部の変形時のバネ応力でバンドの係止力を高いレベルで保持できるため、内管の熱膨張や収縮による固定板への押し込みや引き込みにも耐え、固定板の安定した据付位置を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一例のハンドホールの接続構造の縦断面図である。
【図2】 本発明にかかる一例の固定板と固定板用拡張バンドとの連結構造の斜視図である。
【図3】 図2の連結構造の部分側面図である。
【図4】 (a)は、本発明の一例の固定板用拡張バンドが拡張する前の状態の図である。(b)は、本発明にかかる一例の拡張治具を挿入した様子を示す図である。(c)は、本発明の一例の固定板用拡張バンドが拡張及び固定される様子を示す図である。
【図5】 本発明の他の例の固定板用拡張バンドの斜視図である。
【図6】 本発明の更に他の例の固定板用拡張バンドの斜視図である。
【図7】 一例の接続構造の縦断面図である。
【図8】 従来のハンドホール接続構造の断面図である。
【図9】 情報ボックス管路とハンドホールとの接続状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 ハンドホールの接続構造
2,33,43,53 ハンドホール
2a,33a,43a 削孔面
3 情報通信ケーブル用内管
4,37,49 固定板
5 連結部材
6,12,13 固定板用拡張バンド
6a,6b,12a,12b,13a,13b 切断端
6c,6d,12c,12d,13c,13d 脚状部
6g 平坦部
7,36,45 外管
8,42 可とう継手
8a,35 筒状部
8b 拡張部
8c 連結部
9 可とう継手用拡張バンド
10 接続孔
11 可とう継手用拡張バンド
13e,13f 屈曲部
14,14′ 拡張冶具挿入口
15 拡張冶具
16 ツメ
17 油圧ポンプ
18 ジャッキ
19 隙間
20 ストッパー
21 締付バンド
22,40,48 コネクター
23 受台
24 連結部材用孔
25,25′ ナット
31 接続構造
32 ゴム本体
34 拡張バンド
38 連結材
39 さや管
41 接続構造
44 クサビ
46 締付バンド
50,50′ アンカープラグ
51 情報ボックスの管路
52 光ケーブル
54 クロージャー
55 接続部

Claims (6)

  1. ハンドホールと、情報通信ケーブル用内管と、固定板と、連結部材と、固定板用拡張バンドとを備えており、前記固定板が前記内管挿入用の接続孔を有しており、前記固定板が前記連結部材によって前記固定板用拡張バンドと連結されており、前記固定板が前記固定板用拡張バンドによって前記ハンドホールの削孔面に固定されている、ハンドホールの接続構造であって、
    前記固定板用拡張バンドが剛性を有する材料から形成されており、前記固定板用拡張バンドがリングの形状に形成されており、前記固定板用拡張バンドが前記固定板用拡張バンドの円周の1箇所で切断されており、前記固定板用拡張バンドが1対の切断端を有しており、前記固定板用拡張バンドが、前記固定板用拡張バンドを横断面で見たとき、前記固定板用拡張バンドの両側部から前記削孔面側に向かって突出している1対の脚状部を有しており、前記両切断端の間に、前記固定板用拡張バンドを拡張した状態で固定しているスペーサが設けられており、前記固定板用拡張バンドの拡張の際、前記両脚状部が前記削孔面に押しつけられて弾性変形し、前記両脚状部の間が拡がって前記削孔面に押圧されていることを特徴とする、ハンドホールの接続構造。
  2. 前記固定板用拡張バンドを横断面で見たとき、前記固定板用拡張バンドが前記両脚状部の間に屈曲部を有していることを特徴とする、請求項1記載のハンドホールの接続構造。
  3. 前記固定板用拡張バンドを側面から見たとき、前記両脚状部が周方向に鋸歯状に突出していることを特徴とする、請求項1又は2記載のハンドホールの接続構造。
  4. 前記情報通信ケーブル用内管が外管内に収納されており、前記外管と前記ハンドホールの前記削孔面とが、前記固定板用拡張バンドの外側で、可とう継手によって接続されており、前記可とう継手が、筒状部と、拡張部と、前記筒状部と前記拡張部とを連結する連結部とを有しており、前記筒状部が前記外管の周囲を被覆しており、前記拡張部が可とう継手用拡張バンドによって拡張されており、前記拡張部が前記削孔面に圧着されており、前記外管と前記削孔面との間が止水されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項記載のハンドホールの接続構造。
  5. ハンドホールと、情報通信ケーブル用内管と、固定板と、連結部材と、固定板用拡張バンドと、外管と、可とう継手と、可とう継手用拡張バンドとを備えている、ハンドホールの接続構造であって、
    前記固定板が前記内管挿入用の接続孔を有しており、前記固定板が前記連結部材によって前記固定板用拡張バンドと連結されており、前記固定板が前記固定板用拡張バンドによって前記ハンドホールの削孔面に固定されており、前記情報通信ケーブル用内管が前記外管内に収納されており、前記外管と前記ハンドホールの前記削孔面とが、前記固定板用拡張バンドの外側で、前記可とう継手によって接続されており、前記可とう継手が、筒状部と、拡張部と、前記筒状部と前記拡張部とを接続する連結部とを有しており、前記筒状部が前記外管の周囲を被覆しており、前記拡張部が可とう継手用拡張バンドによって拡張されており、前記拡張部が前記削孔面に圧着されており、前記外管と前記削孔面との間が止水されていることを特徴とする、ハンドホールの接続構造。
  6. 情報通信ケーブル用内管を挿入する固定板をハンドホールの削孔面に固定するための、固体板用拡張バンドであって、
    前記固定板用拡張バンドが剛性を有する材料から形成されており、前記固定板用拡張バンドがリングの形状に形成されており、前記固定板用拡張バンドが前記固定板用拡張バンドの円周の1箇所で切断されており、前記固定板用拡張バンドが1対の切断端を有しており、前記固定板用拡張バンドが、前記固定板用拡張バンドを横断面で見たとき、前記固定板用拡張バンドの両側部から前記削孔面側に向かって突出している1対の脚状部を有しており、前記固定板用拡張バンドの拡張の際、前記両脚状部が前記削孔面に押しつけられて弾性変形し、前記両脚状部の間が拡がって前記削孔面に押圧されることを特徴とする、固定板用拡張ハンド。
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