JP4448939B2 - 吸引式壜台及びその吸引ヘッド - Google Patents

吸引式壜台及びその吸引ヘッド Download PDF

Info

Publication number
JP4448939B2
JP4448939B2 JP2003432872A JP2003432872A JP4448939B2 JP 4448939 B2 JP4448939 B2 JP 4448939B2 JP 2003432872 A JP2003432872 A JP 2003432872A JP 2003432872 A JP2003432872 A JP 2003432872A JP 4448939 B2 JP4448939 B2 JP 4448939B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
base
head
cup
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003432872A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005187183A (ja
Inventor
隆裕 向井
邦彦 窪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kirin Techno System Co Ltd
Original Assignee
Kirin Techno System Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kirin Techno System Co Ltd filed Critical Kirin Techno System Co Ltd
Priority to JP2003432872A priority Critical patent/JP4448939B2/ja
Publication of JP2005187183A publication Critical patent/JP2005187183A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4448939B2 publication Critical patent/JP4448939B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)

Description

本発明は、壜検査装置等に使用される吸引式壜台及びその吸引ヘッドに関する。
ロータリー式の壜搬送装置に使用される壜台として、壜台本体の上端に弾性材料製の吸引カップを装着し、その吸引カップの内部空間に吸引力を作用させつつ吸引カップを壜底に接触させて壜底を吸引保持する吸引式壜台が使用されている。この種の吸引式壜台では、弾性体製の吸引カップの交換や内部の清掃といった保守管理の便宜を図るため、壜台本体に対して吸引カップが着脱自在に設けられている。すなわち、壜台本体の上端にはカップ収容部が設けられ、そのカップ収容部の底からは取付軸部が突出し、その取付軸部が吸引カップの中心孔に嵌め合わされて吸引カップが壜台本体に着脱自在に取り付けられている。吸引カップを着脱自在に設ける理由は、検査対象を壜底の形状が異なる壜種に変更した場合、吸引カップも壜底形状に合わせて交換する、いわゆる型替が必要となるからである。
ところが、従来の吸引カップの取付構造では、カップ収容部の狭い空間において吸引カップを弾性変形させて取付軸部と吸引カップとを着脱する必要があり、着脱作業に比較的手間がかかる。また、吸引カップに取付軸部を嵌め込んでいるので、吸引カップの内部空間に連絡する吸引孔の内径が取付軸部の軸径よりも小さく制限される。このため吸引孔やそこに設けられるメッシュフィルタ等が詰まり易い。
そこで、本発明は吸引カップを壜台本体に対して容易に着脱でき、望ましくは吸引用の流路を十分に確保できる吸引式壜台、及びその吸引カップの保持に適した吸引ヘッドを提供することを目的とする。
本発明は、以下の手段により上述した課題を解決する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明は、上端にはヘッド収容部(17)が、内部には前記ヘッド収容部に開口する吸引路(19)がそれぞれ設けられた壜台本体(4)と、前記壜台本体に対して分離可能な吸引ヘッド(5A;5B)とを有し、前記吸引ヘッドには、前記ヘッド収容部に収容可能であり、該ヘッド収容部への装着時に前記吸引路と接続される吸引孔(31)を有する金属製のベース(25)と、内部空間(S)が前記吸引孔と接続されるようにして前記ベースに取り付けられ、前記吸引孔への吸引力の作用に伴って壜底に吸着するよう変形可能な弾性体製の吸引カップ(26)とが設けられ、前記壜台本体は、ホルダ(10)と、前記ホルダに軸受(11、12)を介して取り付けられて上端に前記ヘッド収容部が設けられた金属製のロータ(13)と、を備え、前記ロータの前記ヘッド収容部の周囲にはキャップ(6)が取り付け可能であり、前記吸引カップの前記ベースは前記ロータと一体に回転するように前記ロータの上端と前記キャップとの間に挟み込まれて前記壜台本体に拘束されている吸引式壜台(3)により、上述した課題を解決する。
この壜台によれば、吸引カップとこれを保持するベースとを組み合わせて吸引ヘッドを構成し、その吸引ヘッドを壜台本体に対して分離可能に設けているので、吸引カップを弾性変形させつつ壜台本体に着脱する必要がない。また、吸引カップのみを交換する必要が生じた際には吸引ヘッドを壜台本体から取り外してから吸引カップをベースに対して着脱すればよい。このため、吸引カップを壜台本体に対して容易に着脱することができる。
また、本発明の壜台によれば、キャップを取り外すことにより、壜台本体に対する吸引ヘッドの拘束を解除して吸引ヘッドを壜台本体に対して着脱することができる。キャップはねじやはめ込みなどの各種の方式で壜台本体に取り付けることができる。
また、本発明の壜台においては、前記吸引カップ(5B)の底側には下方に突出する軸状部(35)が設けられ、前記ベースには前記軸状部の外周を掴んで当該ベース上に前記吸引カップを拘束するカップ保持部(42)が設けられ、前記吸引カップの内部空間は前記軸状部を貫く連絡孔(43)を介して前記ベースの吸引孔と接続されてもよい。この態様によれば、吸引カップの弾性変形を利用して軸状部の外周をカップ保持部で掴んでベース上に吸引カップを取り付けることができる。このため、吸引カップの中心の連絡孔には、吸引カップをベース上に保持するための軸状部分を挿入する必要がなく、それにより、連絡孔における流路断面積を拡大してその目詰まり防止効果を高めることができる。このような効果は、前記連絡孔の流路断面積を前記吸引孔の流路断面積以上に確保することにより、さらに確実かつ顕著に発揮される。
また、本発明の吸引ヘッド(5B)は、壜台本体(4)のヘッド収容部(17)に装着可能であり、前記ヘッド収容部に開口する吸引路(19)と接続される吸引孔(31)が設けられた金属製のベース(25)と、内部空間(S)が前記吸引孔と接続されるようにして前記ベースに取り付けられ、前記吸引孔への吸引力の作用に伴って壜底に吸着するよう変形可能な弾性体製の吸引カップ(26)とを有し、前記吸引カップの底には下方に突出する軸状部(35)が設けられ、前記ベースには前記軸状部の外周を掴んで当該ベース上に前記吸引カップを拘束するカップ保持部(42)が設けられ、前記吸引カップの内部空間は前記軸状部を貫く連絡孔(43)を介して前記ベースの吸引孔と接続され、前記壜台本体は、ホルダ(10)と、前記ホルダに軸受(11、12)を介して取り付けられて上端に前記ヘッド収容部が設けられた金属製のロータ(13)と、を備え、前記ロータの前記ヘッド収容部の周囲にはキャップ(6)が取り付け可能であり、前記ベースは前記ロータと一体に回転するように前記ロータの上端と前記キャップとの間に挟み込まれて前記壜台本体に拘束されることにより、上述した課題を解決する。また、好ましくは、前記連絡孔の内径を前記吸引孔の内径以上とする。これらの吸引ヘッドによれば、壜台本体に対する吸引カップの着脱を容易とし、かつ、吸引カップの目詰まり防止効果を高めることができる。
以上に説明したように、本発明の吸引式壜台によれば、吸引カップをベースに取り付けた吸引ヘッドそれ自体を壜台本体に対して分離可能としたので、型替等によって吸引カップの交換が必要となった場合に、吸引カップを弾性変形させつつ壜台本体に着脱する必要がなくなり、吸引カップ単独の交換も吸引ヘッドを壜台本体から取り外してから行うことができる。このため、吸引カップを壜台本体に対して容易に着脱することができ、その作業の省力化を図ることができる。さらに、吸引カップの底側に設けられた軸状部の外周をベースのカップ保持部にて掴むようにした場合には、吸引カップをベース上に保持するための軸状部分を吸引カップの連絡孔に挿入する必要をなくし、それにより連絡孔における流路断面積を拡大して吸引カップの目詰まり防止効果を高めることができる。また、本発明の吸引ヘッドによれば、壜台本体に対する吸引カップの着脱を容易とし、かつ、吸引カップの目詰まり防止効果を高めることができる。
図1は本発明の吸引式壜台の一形態を示している。図2はその壜台の分解図である。図示の形態では、搬送装置のホイール1の外周に周方向へ沿って複数(図では1つのみ示す。)の壜台取付孔2が設けられ、各壜台取付孔2に壜台3が取り付けられている。壜台3は、壜台本体4と、その壜台本体4に対して分離可能な吸引ヘッド5Aと、その吸引ヘッド5Aを押さえ込むためのキャップ6とを組み合わせて概略構成される。壜台本体4には、壜台取付孔2に嵌め合わされるホルダ10と、ホルダ10に上下一対の軸受11、12を介して取り付けられて鉛直方向の軸線の回りに回転自在なロータ13とが設けられている。ホルダ10及びロータ13はいずれもステンレス鋼等の金属にて構成されている。ロータ13には、軸受11、12の内周に嵌め合わされるロータ軸14と、そのロータ軸14の上端から半径方向外周に突出するフランジ15と、そのフランジ15の上面から突出する連結軸16とが壜台3の軸線CLと同軸に設けられている。
連結軸16の中心側には、壜台本体4の上端に開口するヘッド収容穴(ヘッド収容部)17が軸線CLと同軸に設けられ、連結軸16の外周にはキャップ6をねじ込むための雄ねじ部16aが設けられている。また、連結軸16の上面には吸引ヘッド5Aを回り止めするためのピン18が設けられている。
壜台本体4の中心線上には吸引路19が設けられている。吸引路19の上端はヘッド収容穴17の底面17aに開口する。ヘッド収容穴17における吸引路19の開口部分には弾性材料製のベローズ20が配置されている。一方、吸引路19の下端はロータ軸14の下端に開口し、その開口部分には不図示のバキュームポンプと吸引路19とを接続する配管21が接続されている。
ロータ軸14の下端外周にはロータ13を軸線の回りに回転させるためのプーリ22が取り付けられている。プーリ22はホイール1の回転経路の一部に設けられた不図示のベルトと噛み合い、そのベルトの走行に伴って回転駆動される。フランジ15の外周には壜台本体4の内部への水等の侵入を阻止するための中空円筒状のゴムブーツ23が取り付けられている。
図2及び図3にも示すように、吸引ヘッド5Aは、ベース25と、そのベース25に取り付けられた吸引カップ26とを備えている。ベース25は金属製であり、ヘッド収容穴17に嵌め込み可能な嵌合部28と、その嵌合部28よりも一段高められたフランジ29とを有している。嵌合部28の中心には取付軸部30が設けられ、その取付軸部30の中心にはベローズ20を介して壜台本体4の吸引路19と接続可能な吸引孔31が形成されている。吸引孔31の上端にはメッシュフィルタ32(図3(a)参照)が取り付けられている。メッシュフィルタ32は取付軸部30に対して着脱可能であることが望ましい。一方、フランジ29にはピン18が嵌り込むピン孔33が適宜数形成されている。
吸引カップ26は弾性材料製であり、その上部にはヘッド収容穴17から上方に突出するベローズ部34が設けられている。ベローズ部34の上端は取付軸部30よりも上方に位置し、それにより吸引孔31はベローズ部34の内部空間Sに開口する。吸引カップ26の底側には下方に突出する軸状部35が設けられ、その軸状部35の中心側には取付軸部30と嵌合する取付穴36が形成されている。取付軸部30を取付穴36に嵌め合わせ、取付軸部30の上端外周に止め輪37を取り付けることにより、吸引カップ26はベース25の嵌合部28と止め輪37との間に拘束され、それによりベース25と吸引カップ26とがヘッド収容穴17に対して一体的に着脱可能となる。
図1及び図2に示すように、キャップ6は金属製のナット40と、そのナット40の上面に取り付けられるゴム製のパッド41とを備えている。パッド41を設けているのは、不図示の壜底とナット40との接触を防止して壜底を保護するためである。ナット40の内周には壜台本体4の雄ねじ部16aをねじ込むための雌ねじ部40aが形成されている。また、雌ねじ部40aの上方には吸引ヘッド5Aのフランジ29を拘束するためのヘッド押え面40bが形成されている。
以上のように構成された壜台3は次のようにして組み立てられる。まず、壜台本体4のロータ13に設けられたヘッド収容穴17にベローズ20及び吸引ヘッド5Aのベース25の嵌合部28を収容し、ベローズ20を介して吸引路19と吸引孔31とを接続させつつ吸引ヘッド5Aのピン孔33をピン18に嵌め合わせてベース25のフランジ29を連結軸16の上面に支持させる。また、ロータ13のフランジ15の外周にはゴムブーツ23を装着する。次に、キャップ6を連結軸16の上方から被せて連結軸16の雄ねじ部16aをナット40の雌ねじ部40aにねじ込むことにより、吸引ヘッド5Aのフランジ29を連結軸16の上面とナット40のヘッド押え面40bとの間に挟み込む。これにより、吸引ヘッド5Aがその吸引カップ26のベローズ部34をキャップ6の上方に突出させた状態で壜台本体4に取り付けられる。
以上のように組み立てられた壜台3のパッド41上に保持対象の壜を立てて置き、配管21から吸引力を作用させると、ベローズ部34の内部空間Sの空気が吸引孔31及び吸引路19を介して吸引されてベローズ部34の内部に吸引力が作用し、これによりベローズ部34が壜底に吸着するように弾性変形して壜が保持される。
壜台3の内部清掃や吸引カップ26の交換等の保守管理作業を行う際には、キャップ6を連結軸16から取り外し、吸引ヘッド5Aをヘッド収容穴17から取り外せばよい。ベローズ20は必要があれば取り外す。このように壜台3においては、吸引カップ26をベース25の取付軸部30に対して着脱させることなく、ベース25と吸引カップ26とを一体化して吸引ヘッド5Aを構成し、これを壜台本体4に対して着脱するようにしたので、吸引カップ26を弾性変形させて取付軸部30に対して着脱する必要がない。仮にそのような着脱作業が必要となっても、吸引ヘッド5Aを壜台本体4から取り外した上で作業をすればよく、取付軸部30がヘッド収容穴17の底面17aに設けられている場合と比較して作業を容易に行える。
図4は吸引ヘッドの他の形態を示している。この吸引ヘッド5Bは、ベース25と吸引カップ26とを一体化している点で図3の吸引ヘッド5Aと共通する。しかしながら、吸引ヘッド5Bではベース25から取付軸部30が省略され、その取付軸部30に代えて、ベース25の嵌合部28の内周に、吸引カップ26の軸状部35の外周を軸線方向に掴むカップ保持溝(カップ保持部)42が設けられている。また、吸引カップ26の軸状部35の中心には、ベース25の吸引孔31と連通する連絡孔43が設けられている。連絡孔43は吸引孔31とベローズ部34の内部空間Sとを接続するために設けられており、そこには取付軸部30等の軸状部分は何ら嵌め込まれない。従って、吸引ヘッド5Bを壜台本体4に取り付けた場合において、連絡孔43の流路断面積は吸引孔31の流路断面積以上に確保される。また、メッシュフィルタ32も図3と比較して大径のものに交換されている。このため、吸引カップ26における目詰まり防止効果が高まる。なお、メッシュフィルタ32は吸引カップ26に貼り付けてもよいし、吸引カップ26の弾性復元力を利用してベローズ部34の内周に嵌め込んでもよい。
図4では、吸引カップ26の軸状部35とベローズ部34との境界部分に環状溝44を設けることにより、軸状部35の外周をカップ保持溝42に嵌め込んで軸状部35を軸線方向に関して抜け止めしているが、カップ保持部による吸引カップの保持はそのような態様に限定されない。環状溝44を省略しても、軸状部35の直径をベース25の嵌合部28の内径よりも幾らか大きく設定して軸状部35を半径方向に圧縮しつつベース25に押し込む構成であっても、摩擦力で吸引カップ26をベース25に十分に保持することができる。嵌合部28の内周に軸状部35の外周に食い込むような突起を設けてもよい。いずれにせよ、軸状部35の外周を掴んで吸引カップ26をベース25上に保持できるような構成であればよい。
本発明は以上の形態に限定されることなく、種々の形態にて実施してよい。例えば、壜台はロータリー式の搬送装置に限らず、各種の装置に適用してよい。ベローズ20は省略可能である。キャップ6を廃止し、ベース25を壜台本体4に何らかの連結手段で取り付けてもよい。例えばフランジ29をボルトにより壜台本体4に取り付けてもよい。壜台本体4はロータ13を備えたものに限定されず、回転不能なものでもよい。
本発明の一形態に係る壜台の断面図。 図1の壜台の分解図。 図1の壜台に使用される吸引ヘッドを示す図で、(a)はメッシュフィルタの平面図、(b)は吸引ヘッドの軸線方向断面図。 図1の壜台に使用される吸引ヘッドの他の形態を示す図で、(a)はメッシュフィルタの平面図、(b)は吸引ヘッドの軸線方向断面図。
符号の説明
1 ホイール
2 壜台取付孔
3 壜台
4 壜台本体
5A、5B 吸引ヘッド
6 キャップ
17 ヘッド収容穴(ヘッド収容部)
19 吸引路
20 ベローズ
23 ゴムブーツ
25 ベース
26 吸引カップ
28 嵌合部
29 フランジ
30 取付軸部
31 吸引孔
32 メッシュフィルタ
34 ベローズ部
35 軸状部
40 ナット
41 パッド
42 カップ保持溝(カップ保持部)
43 連絡孔
S 内部空間

Claims (5)

  1. 上端にはヘッド収容部が、内部には前記ヘッド収容部に開口する吸引路がそれぞれ設けられた壜台本体と、前記壜台本体に対して分離可能な吸引ヘッドとを有し、前記吸引ヘッドには、前記ヘッド収容部に収容可能であり、該ヘッド収容部への装着時に前記吸引路と接続される吸引孔を有する金属製のベースと、内部空間が前記吸引孔と接続されるようにして前記ベースに取り付けられ、前記吸引孔への吸引力の作用に伴って壜底に吸着するよう変形可能な弾性体製の吸引カップとが設けられ
    前記壜台本体は、ホルダと、前記ホルダに軸受を介して取り付けられて上端に前記ヘッド収容部が設けられた金属製のロータと、を備え、
    前記ロータの前記ヘッド収容部の周囲にはキャップが取り付け可能であり、前記吸引カップの前記ベースは前記ロータと一体に回転するように前記ロータの上端と前記キャップとの間に挟み込まれて前記壜台本体に拘束されていることを特徴とする吸引式壜台。
  2. 前記吸引カップの底側には下方に突出する軸状部が設けられ、前記ベースには前記軸状部の外周を掴んで当該ベース上に前記吸引カップを拘束するカップ保持部が設けられ、前記吸引カップの内部空間は前記軸状部を貫く連絡孔を介して前記ベースの吸引孔と接続されていることを特徴とする請求項1に記載の吸引式壜台。
  3. 前記連絡孔の流路断面積が前記吸引孔の流路断面積以上に確保されていることを特徴とする請求項2に記載の吸引式壜台。
  4. 壜台本体のヘッド収容部に装着可能であり、前記ヘッド収容部に開口する吸引路と接続される吸引孔が設けられた金属製のベースと、内部空間が前記吸引孔と接続されるようにして前記ベースに取り付けられ、前記吸引孔への吸引力の作用に伴って壜底に吸着するよう弾性変形可能な吸引カップとを有し、前記吸引カップの底には下方に突出する軸状部が設けられ、前記ベースには前記軸状部の外周を掴んで当該ベース上に前記吸引カップを拘束するカップ保持部が設けられ、前記吸引カップの内部空間は前記軸状部を貫く連絡孔を介して前記ベースの吸引孔と接続され
    前記壜台本体は、ホルダと、前記ホルダに軸受を介して取り付けられて上端に前記ヘッド収容部が設けられた金属製のロータと、を備え、
    前記ロータの前記ヘッド収容部の周囲にはキャップが取り付け可能であり、前記ベースは前記ロータと一体に回転するように前記ロータの上端と前記キャップとの間に挟み込まれて前記壜台本体に拘束されることを特徴とする吸引ヘッド。
  5. 前記連絡孔の内径が前記吸引孔の内径以上であることを特徴とする請求項4に記載の吸引ヘッド。
JP2003432872A 2003-12-26 2003-12-26 吸引式壜台及びその吸引ヘッド Expired - Fee Related JP4448939B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003432872A JP4448939B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 吸引式壜台及びその吸引ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003432872A JP4448939B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 吸引式壜台及びその吸引ヘッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005187183A JP2005187183A (ja) 2005-07-14
JP4448939B2 true JP4448939B2 (ja) 2010-04-14

Family

ID=34790447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003432872A Expired - Fee Related JP4448939B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 吸引式壜台及びその吸引ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4448939B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5196174B2 (ja) * 2008-09-18 2013-05-15 キリンテクノシステム株式会社 吸引式壜台、並びにこれを用いた容器搬送装置及び容器検査装置
KR100932775B1 (ko) * 2009-09-01 2009-12-21 한국뉴매틱(주) 진공컵 어셈블리

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005187183A (ja) 2005-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7267236B2 (en) Water treatment device
JP6049183B2 (ja) 研削装置
KR102223587B1 (ko) 플랜지 기구
JP2011070784A (ja) 電球交換器具
JP4448939B2 (ja) 吸引式壜台及びその吸引ヘッド
US20150128373A1 (en) Dewatering bucket set
TWI724234B (zh) 洗淨裝置
JP2011067888A (ja) 半導体ウェーハ用チャックテーブル及び半導体ウェーハの加工方法
JP2002166320A (ja) 切削工具
JP2006086204A (ja) 塗布装置
JP2005311040A (ja) ウェハ用の吸着チャック
JP2004330326A (ja) ポリッシング装置
JP6920079B2 (ja) チャックテーブル
JP4014589B2 (ja) 掃除機の塵落し装置
KR100862907B1 (ko) 요동수단 및 이를 구비한 연마장치
CN209902628U (zh) 一种用于激光投影仪组装的旋转工装
JP3664894B2 (ja) ウェーハ端部処理装置
JPH0736974B2 (ja) 自動工具交換装置の給油装置
JPH05208338A (ja) 加工用主軸ヘッドのクリーニングユニット
JPS637861A (ja) 遠心分離器の被蓋装置
CN215738736U (zh) 一种滚筒装置
TWI839478B (zh) 基板支持裝置及基板洗淨裝置
JPH0871887A (ja) 切屑吸引装置
JP7173810B2 (ja) 保持テーブル及び洗浄装置
JP2002086017A (ja) 遠心機用ロータの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060811

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160205

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees