JP4446483B2 - プリント配線基板の固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、プリント配線基板を筐体に固定する構造に関する。
従来、プリント配線基板を筐体の底にこの底面と平行になるように収容固定するものが種々開発されている。筐体への取付け、取外しが簡単で、確実な固定ができるものとして、筐体に固定され円錐台状部を有するガイドピンと、ばね性の有る金属板の先端に逆V字形状のロック爪部、ガイドピンが通り抜ける穴部を有し間隔がプリント配線基板の板厚と略同一でコの字形状の取付け部、取付け部の端部から上方に延出しガイドピンが通り抜ける穴部に鋸歯状部を有するレバー部とからなる固定金具とで構成したものが知られている。これは、予め取付け部のコの字形状部にプリント配線基板を挿入しロック爪部で固定後、ガイドピンを穴部に通すと、鋸歯状部がレバー部の弾性によりガイドピンに食い付き、プリント配線基板が筐体に固定されるようになっている(特許文献1参照)。
また、例えば自動車のボディや各種電子機器のシャーシ又は配線基板等の取付板にワイヤーハーネスを固定する際に好適なクリップに関し、特に取付板の板厚や幅に関わりなく安定的に固定するためのクリップとして、板状の基板と、該基板上に突設され、取付板上の取付孔に挿通されるクリップ本体と、該クリップ本体の側壁面に設けられた可撓性を有する一対の係止爪とからなるクリップにおいて、基板からクリップ本体に向けて勾配を有するように斜設された一対の可撓羽根が設けられたものが知られている。可撓羽根により、クリップ本体を取付孔に挿通させて一対の係止爪に係止させた状態では、取付板が一対の係止爪と一対の可撓羽根により押圧されることでガタ付き防止が確実に行われ、また、可撓羽根がクリップ本体に向けて基板上に斜設されているので、可撓羽根による付勢力が取付孔近傍に作用することになり、被取付側が小さくて済む(特許文献2参照)。
特開平8−139470号公報(第3頁、図1) 特開平8−162777号公報(第3頁、図1)
従来は、固定部品に金具(固定金具)を使用するため、大量に使用するとコストアップになっていた。また、従来のクリップでは、可撓羽根の形成など構造が複雑となり、基板とクリップとが一体であり、FPC(フレキシブルプリント配線基板)の固定には不向きであった。
そこで、本発明は、コストアップを防止し、筐体への取り付けを確実かつ容易に行えるようにしたプリント配線基板の固定構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、筐体に設けられた係止片と、この係止片が撓んだ後に復帰して係止する被係止部が形成された筒状のクリップ本体と、プリント配線基板に形成された円孔から外側へ突出するように形成された複数の切欠き孔と、前記クリップ本体の底部に形成された前記円孔に嵌入される枠体から外側へ突出形成されて前記切欠き孔を通過する突起部とを備え、これら枠体及び突起部を円孔及び切欠き孔に嵌め合わせた後にクリップ本体を回動して突起部がプリント配線基板の切欠き孔の裏側からずれてプリント配線基板を下方から支持した後、筐体の係止片をクリップの被係止部に係止させるものである。
本発明は、筐体に設けられた係止片と、この係止片が撓んだ後に復帰して係止する被係止部が形成された筒状のクリップ本体と、プリント配線基板に形成された円孔から外側へ突出するように形成された複数の切欠き孔と、前記クリップ本体の底部に形成された前記円孔に嵌入される枠体から外側へ突出形成されて前記切欠き孔を通過する突起部とを備え、これら枠体及び突起部を円孔及び切欠き孔に嵌め合わせた後にクリップ本体を回動して突起部がプリント配線基板の切欠き孔の裏側からずれてプリント配線基板を下方から支持した後、筐体の係止片をクリップの被係止部に係止させる。本発明では、1部品の簡単な構造のため、プラスチック材料の射出成形などにより低コストで生産することができ、プリント配線基板を筐体に確実に取り付けることができる。また、プリント配線基板を筐体に設置する前に、この基板へ部品を取り付けることができ、しかもクリップ本体を基板に嵌入して回転するだけで、基板をクリップ本体に装着できるので作業性にも優れる。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面を参照にして説明する。
図1に示す実施形態では、クリップ本体1とプリント配線基板、この例ではフレキシブルプリント配線基板(FPC)2とを夫々下方から見た斜視図と上方から見た斜視図を示し、クリップ本体1はプラスチック材料を射出成形して形成してある。図示するFPC2は、一部分のみを示し、円孔3とこの円孔3から外側へ突出するように3つの切欠き孔4を形成してある。切欠き孔4は、円孔3を3等分した位置にある。また、3つの切欠き孔4の間には、3つの小孔5を形成してある。前記クリップ本体1は、筒状に形成され、内部に後述する筐体10の係止片11が挿入されて係止する被係止部6が形成されている。また、クリップ本体1の底部に円孔3に嵌入される枠体7(3つのピースから成る)を形成し、この枠体7の外側へ突出するように突起部8を形成し、これら突起部8が前記切欠き孔4を通過する。また、クリップ本体1の下部に外側に出っ張るフランジ部9を形成し、このフランジ部9が前記突起部8よりも上方に位置する。このフランジ部9も3つのピースに分割され、フランジ部9間の間隙に突起部8が位置し、後述するように、FPC2をフランジ部9の下面と突起部8の上面との間で保持する。
図2は、クリップ本体1を上方から見た斜視図であり、中心の内筒部1Aの外周に外筒部1Bがあり、両者の間に係止片11が撓みながら挿入されて、挿入後に開いて係止する被係止部6が設けてある。なお、フランジ部9の下面には、回転止め突起12が形成してある。
図3は、筐体10の一部分を示す斜視図であり、この筐体10に3本の係止片11を形成してある。係止片11は、上端外側に膨出部分を形成し、クリップ本体1の内部へ挿入されるときは、中心側にこの上端側が撓み、クリップ本体1の被係止部6の上端側が外側へ開いているのでその部分に膨出部分が復帰し(撓んだ状態から元に戻るように開き)当接して係止する。
図4は、筐体10にFPC2をクリップ本体1で取り付けた状態の斜視図である。図面上、FPC2も筐体10も正方形で示すが、これらは一部分であり、FPC2の所定個所がクリップ本体1で筐体10へ取り付けられている。FPC2の円孔3と切欠き孔4にクリップ本体1の枠体7と突起部8を嵌入、通過させ、クリップ本体1を回転させると突起部8がFPC2の下面側にもぐり込み、回転止め突起12が小孔5に嵌合してFPC2がクリップ本体1に装着される。FPC2が装着された状態でクリップ本体1の被係止部6と係止片11とを係止させると、FPC2が筐体10に取り付いた図4の状態となる。この状態において、FPC2は、筐体10から少なくとも突起部8の厚み分は浮くこととなる。
図5及び図6は、クリップ本体1の別の実施形態を示す斜視図であり、フランジ部9の下面に、突起部8が切欠き孔4からFPC2の下にもぐり込んだ後にこの切欠き孔4に嵌まり込むリブ13を形成したものである。このようなリブ13を形成したものでは、FPC2に小孔5を形成する必要がなくなる。リブ13と切欠き孔4との嵌め込みにより、クリップ本体1の回転止めが図れる。このようなリブ13の形成により、FPC2の孔形状をシンプルにでき、FPC2の装着作業時にFPC2が裂けにくくなるとともに、孔をあける器具の形状も簡単なものとなる。
図7ないし図10は、図5及び図6に示す実施形態におけるFPC2とクリップ本体1との装着手順を示す簡略図である。すなわち、クリップ本体1の突起部8をFPC2の切欠き孔4に位置させ(図7,図8)、切欠き孔4を突起部8が通過したとき、クリップ本体1を回転させて突起部8をFPC2の下面にもぐらせる(図9)。さらにクリップ本体1を回転させてリブ13を切欠き孔4に嵌合させる(図10)。このとき、突起部8は、FPC2の下面にあり、フランジ部9と共働してFPC2を挟んで保持した状態となる。
図11ないし図13は、他の実施形態を示し、FPC2の円孔3と切欠き孔4の大きさや数を変更し、筐体10の係止片11を1本とした。そのため、クリップ本体1の構造も、中央に1本の係止片11を挿入する穴6Aがあり、被係止部6で係止し、円筒状の枠体7に2ヶ一対の突起部8が形成され、これら突起部8とは位置をずらせてリブ13が形成されている。この実施形態でも、枠体7と突起部8とを円孔3と切欠き孔4に挿入、通過させ、クリップ本体1を回転させ、リブ13を切欠き孔4に位置させる。
第1の実施形態を示すFPCとクリップ本体の斜視図。 クリップ本体の斜視図。 筐体の係止片を示す斜視図。 FPCをクリップ本体で筐体に取り付けた斜視図。 他の例を示すクリップ本体の下面側を見た斜視図。 図5の上面側を見た斜視図。 クリップ本体にFPCを装着する第1段階を示す簡略説明図。 FPC装着の第2段階を示す簡略説明図。 FPC装着の第3段階を示す簡略説明図。 FPC装着終了時の簡略説明図。 第2実施形態を示すFPCとクリップ本体の斜視図。 クリップ本体の斜視図。 筐体の係止片を示す斜視図。
符号の説明
1 クリップ本体
2 プリント配線基板
3 円孔
4 切欠き孔
6 被係止部
7 枠体
8 突起部
10 筐体
11 係止片

Claims (4)

  1. 筐体に設けられた係止片と、この係止片が撓んだ後に復帰して係止する被係止部が形成された筒状のクリップ本体と、プリント配線基板に形成された円孔から外側へ突出するように形成された複数の切欠き孔と、前記クリップ本体の底部に形成された前記円孔に嵌入される枠体から外側へ突出形成されて前記切欠き孔を通過する突起部とを備え、
    これら枠体及び突起部を円孔及び切欠き孔に嵌め合わせた後にクリップ本体を回動して突起部がプリント配線基板の切欠き孔の裏側からずれてプリント配線基板を下方から支持した後、筐体の係止片をクリップの被係止部に係止させることを特徴とするプリント配線基板の固定構造。
  2. 前記クリップ本体の下部にフランジ部を形成し、このフランジ部が前記突起部の円周上の上方に位置し、プリント配線基板をこのフランジ部と突起部との間で保持したことを特徴とする請求項1に記載のプリント配線基板の固定構造。
  3. 前記フランジ部に突起部がプリント配線基板の下に移動したときに、切欠き孔に嵌まり込むリブを形成したことを特徴とする請求項2に記載のプリント配線基板の固定構造。
  4. 前記フランジ部に回転止め突起を形成するとともに、前記プリント配線基板の円孔の外周に回転止め突起が嵌合する小孔を形成したことを特徴とする請求項2又は3に記載のプリント配線基板の固定構造。
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