JP4444815B2 - ヘッドレスト - Google Patents
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Description
具体的には、例えば後記特許文献1に開示された技術が挙げられる。この開示の技術では、ヘッドレストの頭部を受け止める受止部にいわゆる静電容量形のセンサが備え付けられており、このセンサによって、着座した乗員の頭部位置の相対位置が検知されるようになっている。そして、上記センサからの検知信号に基づいて、受止部を乗員の頭部位置に向けて接近移動させるようになっている。
具体的に説明すると、前述した乗員の頭部位置の相対位置を検知するために備え付けられる静電容量形のセンサは、一般に、非接触状態において乗員の頭部位置の相対位置を検知することができるという特徴を備えている。しかし、乗員の頭部位置とセンサの配設位置との離間距離が一定以上となった場合には、センサがその頭部位置の相対位置を感度良く検知することができないという難点がある。したがって、乗員の頭部位置がその着座姿勢などによって上記センサの良好な検知領域から外れた状態では、ヘッドレストの受止部を良好に応答移動させることができない。これにより、乗員の頭部位置に対する受止部の受け止め待機位置の相対的位置関係を良好に保つことができなかった。
先ず、第1の発明は、車両用シートに着座した乗員の頭部を受け止める受止部と、受止部を乗員の頭部に向けて接近移動させられるように作動する駆動ユニットとを有するヘッドレストである。駆動ユニットは、受止部に設けられて乗員の頭部位置の検知を行う頭部検知手段と、受止部を車両用シートに対して前後移動及び上下移動可能に連結する連結機構と、連結機構を頭部検知手段の検知信号に基づいて作動制御する制御手段とを有する。制御手段により受止部を乗員の頭部位置に向けて接近させる移動制御は、先ず、乗員の頭部位置を検知する頭部検知手段の検知感度が予め定められた良好な検知感度を示すようになる第1の相対的接近位置まで受止部を前方側へと移動させ、次に、検知感度が良好な状態となった頭部検知手段の検知信号に基づいて受止部を第1の相対的接近位置よりも更に乗員の頭部に近づけた最適な受け止め位置となる第2の相対的接近位置まで前後方向と上下方向とにそれぞれ移動させる移動制御となっている。
ここで、頭部検知手段としては、例えば、静電容量センサや超音波センサや光電センサのような近接センサやイメージセンサのように、検知対象となる乗員の頭部位置を非接触で検知することのできるセンサなどが挙げられる。また、受止部としては、ヘッドレスト本体と一体的となって移動するものや、ヘッドレスト本体から独立して単独で移動するように構成されたものなどが挙げられる。
この第1の発明によれば、受止部は、制御手段の移動制御によって乗員の頭部に近づけられる時には、先ず、頭部検知手段の頭部位置の検知感度が良好となる第1の相対的接近位置まで前方側に移動操作される。そして、次に、受止部は、上記の移動によって検知感度が良好となった頭部検知手段の検知信号に基づいて、第1の相対的接近位置よりも更に乗員の頭部に近づけられた最適な受け止め位置となる第2の相対的接近位置まで前後方向と上下方向とにそれぞれ移動操作される。このように、受止部の乗員の頭部位置に向けての接近移動は、頭部検知手段の検知感度を良好な状態とするための第1の相対的接近位置までの移動と、受止部を頭部検知手段の良好な検知感度に基づいて最適な受け止め位置となる第2の相対的接近位置まで頭部に近づける移動との二段階で行われる。
この第2の発明によれば、頭部検知手段が静電容量センサのような良好な検知感度を示す領域が狭いセンサによって構成されていても、受止部を第1の相対的接近位置まで移動させる移動制御によって、頭部検知手段に良好な検知感度を発揮させることができる。
先ず、第1の発明によれば、受止部を乗員の頭部位置に向けて接近させる移動を、頭部検知手段の検知感度を良好にするための移動と、良好な検知感度となった頭部検知手段の検知信号に基づいて受止部を最適な受け止め位置へと移動させる移動との二段階で行うようにしたことにより、受止部を良好な検知感度に基づく検知信号に基づいて、狙いとする最適な受け止め位置へと移動させることができる。
更に、第2の発明によれば、頭部検知手段として、可動体となる受止部に設けるのに適した薄型の静電容量センサを適用しても、受止部を検知感度が良好となる位置まで移動させるようになっていることにより、受止部を狙いとする最適な受け止め位置へと移動させることができる。
本実施例のヘッドレスト1は、図1、図10、及び図11に良く示されるように、車両用シート3に着座した乗員に対し、その者の頭部50の位置に向けて、ヘッドレスト本体10の頭部50を受け止める受止部11を相対的に接近移動させることのできる構成を備えている。詳しくは、上記受止部11を、着座した乗員の姿勢などによって変化する頭部50の位置に合わせて、最適とされる相対的接近位置(例えば図11で示される最適相対位置としての第2の相対的接近位置)に移動対応させることができるものである。ここで、乗員の頭部50とヘッドレスト1の受止部11との相対位置について「最適」とは、乗員の頭部50が衝突時にヘッドレスト1の受止部11によって支持されるにふさわしい相対位置にあることをいう。
なお、本実施例においては、図1で示される紙面内左方向を前方向、紙面内上方向を上方として説明する。
詳しくは、ヘッドレスト本体10は、図2に良く示されるように、その前側部が、車両用シート3に着座した乗員の頭部50(図1参照)を受け止める受止部11として構成されている。この受止部11は、ヘッドレスト本体10から後側部12とに分割された構成とされており、駆動ユニット30の作動によって、ヘッドレスト本体10から独立して前方に分離移動する。具体的には、上記駆動ユニット30が作動すると、受止部11は図2で示される初期位置(図中の二点鎖線で示される位置)と作動位置(実線で示される位置)との間で移動し得る。
また、受止部11と後側部12は、図2に良く示されるように、それぞれの分割された側(内側)に樹脂製のプレート11a,12aを有する。更に、受止部11及び後側部12の内部には、発砲ウレタンなどで成形されたパッド11b,12bが、それぞれ設けられている。そして、パッド11b,12bは、皮革や布からなる表皮11c,12cによって表面が覆われている。
また、図2に良く示されるように、ヘッドレスト本体10には、ヘッドレスト本体10の内部構造を外部に対して遮蔽する遮蔽側部11d,12d(図10参照)が、各プレート11a,12aの両側縁部位に一体的に設けられている。更に、各プレート11a,12aの上縁側部位には、樹脂フィルムからなる遮蔽シート13が張り渡されている。この遮蔽側部11d,12d及び遮蔽シート13は、受止部11が後側部12から相対的に離間移動した際に、ヘッドレスト本体10の内部構造を外部に対して遮蔽する。
次に、脚部20は、その上側寄りの部分がヘッドレスト本体10の後側部12に埋め込まれた状態として固定されており(図2参照)、下側寄りの部分がシートバック2に設けられたフレーム(図示しない)に対して上下動可能に支持されている。より詳しくは、図2に良く示されるように、脚部20はベース33a2を介して後側部12のプレート12aに固定されている。したがって、脚部20は、図4に示される駆動ユニット30の作動によって、ヘッドレスト本体10をシートバック2の上側にて上下動させる。
次に、駆動ユニット30は、図1に良く示されるように、受止部11の前側部位に設けられたセンサ31(詳しくは図2参照)と、上記受止部11を前後方向に、上記脚部20を上下方向にそれぞれ移送可能に作動する連結機構32(詳しくは図2から図4参照)と、図5に良く示されるように、この連結機構32を作動制御する制御手段36と、を有している。以下、この駆動ユニット30の構成を詳細に説明する。
具体的に説明すると、静電容量形センサは、被検知物体たる乗員の頭部50の位置との間の距離が変化すると、その静電誘導作用によって、電極(図示しない)のもつ静電容量が変化する。したがって、この静電容量の変化の割合に基づいて、頭部50の位置との間の距離が算出される。ここで、静電容量センサの検知特性としては、例えば図12で示されるものが一般的である。すなわち、同図に良く示されるように、センサ31の電極のもつ静電容量は、乗員の頭部50の位置との間の距離が小さくなるのに伴って増大する。また、この静電容量が増大する変化の割合も、次第に大きくなる。
したがって、例えば図1に示されるように、センサ31の位置と頭部50の位置とが相対的に離間した状態では、上記静電容量の変化の割合が小さいため、離間距離の算出精度が悪くなる。すなわち、センサ31の検知感度が悪い状態となる。しかしながら、後述する連結機構32によって、センサ31の位置を頭部50の位置に向けて相対的に接近移動させることにより、センサ31の検知感度を向上させることができる。
前者の前後動駆動機構33は、図2及び図3に良く示されるように、各プレート11a,12aの内側面に取り付けられたベース33a1,33a2と、各ベース33a1,33a2に掛け渡される連結状態として配設されたXリンク機構33bと、このXリンク機構33bを作動させるための電動ユニット33eと、を有している。詳しくは、ベース33a1,33a2は、その両側縁部位が内側に向けて立設された形状として形成されている。また、Xリンク機構33bは、2つのリンク部材33b1,33b2の中間部位同士がピンによって相対回動可能な状態として連結されている。そして、Xリンク機構33bの一方側のリンク部材33b1は、ベース33a1,33a2の立設形状部分に対し各端部がピンによって相対回動可能な状態として連結されている。また、他方側のリンク部材33b2は、ベース33a1,33a2の立設形状部分に形成された長穴33d1,33d2に対し各端部がピン33c1,33c2によってそれぞれ上下動可能な支持状態として連結されている。また、電動ユニット33eは、Xリンク機構33bを作動させるための構成であって、例えばモータを有している。この電動ユニット33eは、図3に良く示されるように、例えばベース33a2に組み付けられており、受止部11と後側部12との間に配置されている。そして、電動ユニット33eは、リンク部材33b2を上下動可能な状態として支持しているピン33c2を、長穴33d2に沿って上下動させるようにして作動する。これにより、Xリンク機構33bをパンタグラフのように作動させ、受止部11を、後側部12に対して、初期位置と作動位置との間で相対的に接近方向・離間方向(前後方向)に移送させる。
後者の上下動駆動機構34は、図4に良く示されるように、シートバック2内に配置された脚部20を上下動可能に作動させるための歯車機構34aと、この歯車機構34aを作動させるための電動ユニット35を有している。詳しくは、脚部20はその下端側寄りの部位がラック状に形成されており、歯車機構34aはこのラックに噛み合わされた状態として固定位置に配設されている。また、電動ユニット35は、例えば歯車機構34aに連結した状態として設けられたモータ(図示しない)を回転作動させることによって脚部20を上下動させる。これにより、ヘッドレスト本体10をシートバック2の上側にて上下方向に移送することができる。
ここで先ず、全体的な制御フローは、図6のフローチャートに示されている。すなわち、先ず、ヘッドレスト1の受止部11が頭部50の位置から相対的に離間した状態位置(例えば図1に示される相対的離間位置)にある場合に、この受止部11を前方に移送させることによって、センサ31の検知感度を向上させている。そして、この前方への移送は、センサ31の検知感度が予め定められた感度(以下、良好な検知感度とする。)を示す位置(例えば図10に示される第1の相対的接近位置)となるまで行われる。そして、その後に、上記良好な検知感度で検知可能な状態とされたセンサ31からの検知信号に基づいて、受止部11を、頭部50の位置に対する最適相対位置(例えば図11に示される最適相対位置)としての上記第1の相対的接近位置より更に相対的接近位置まで移送させる。この最適相対位置への移送に係る制御フローは、最適相対位置調整処理として、図7のフローチャートに詳しく示されている。なお、図8及び図9のフローチャートでは、図7の最適相対位置調整処理における上下位置の調整処理及び前後位置の調整処理の制御フローについて、それぞれ詳しく示されている。
次に、受止部11に設けられたセンサ31によって、上記着座した乗員の頭部50との間の距離に準じた検知感度ΔCが、このセンサ31の静電容量の変化の割合から算出されて得られる(ステップS2)。そして、上記ステップS2により得られた検知感度ΔCについて、予め定められた良好な検知感度Sとの比較判定が行われる(ステップS3)。その結果、検知感度ΔCが良好な検知感度Sに到達していない場合には、受止部11が未だ前方に移送可能な位置にあるのであれば(ステップS4)、前後動駆動機構33を作動制御して、受止部11を前方に移送する(ステップS5)。そして、処理がリターンされる。以上の処理は、検知感度ΔCが検知感度Sに到達するまで行われる。そして、上記到達位置となったら、受止部11の前方移送を停止する(ステップS6)。
これにより、受止部11の頭部50の位置に対する相対位置は、センサ31の検知感度ΔCが良好な検知感度Sを示す第1の相対的接近位置(図10参照)とされる。次に、良好な検知感度Sとなったセンサ31からの検知信号に基づいて、受止部11を最適相対位置に調整する処理が行われる(ステップSC)。そして、上記ステップSCにより受止部11が乗員の頭部50の位置に対する最適相対位置としての第2の相対的接近位置(図11参照)まで移送されたら、制御手段36による作動制御の処理はリターンされる。
以下、ステップSCの最適相対位置調整処理の制御フローについて詳細に説明する。
次に、上記スキャニングによって得られた上下方向の最適相対位置Hに向けて、上下動駆動機構34を作動制御することにより、受止部11の上下相対位置調整処理が行われる(ステップSU)。そして、上記スキャニングによって得られた最適相対位置Dに向けて、前後動駆動機構33を作動制御することにより、受止部11の前後相対位置調整処理が行われる(ステップSF)。これにより、受止部11が乗員の頭部50の位置に対する最適相対位置に移送され(図11参照)、制御手段36による作動制御の処理はリターンされる。
以下、ステップSUの上下相対位置調整処理及びステップSFの前後相対位置調整処理の制御フローについて詳細に説明する。
なお、前後相対位置調整処理SFは、図9に示されているが、この処理の一連の手順は、上記した上下相対位置調整処理SUを、上下を前後に読み替えて準用する。すなわち、先ず、ステップSSで得られた前後方向の最適相対位置Dに対する前後方向の相対位置dをセンサ31からの検知信号に基づいて算出する(ステップSF1)。そして、前後方向の相対位置dについての判定が行われる(ステップSF2)。その結果、前後方向の相対位置dが0、すなわち前後方向の最適相対位置Dと一致している場合には、受止部11の前後移送を停止して(SF6)処理がリターンされる。また、一致していない場合には、その前後方向の相対位置dが負の値であるならば(ステップSF3)、前後動駆動機構33を作動制御制御して、受止部11を前方に移送する(ステップSF4)。また、前後方向の相対位置dが正の値であるならば、受止部11を後方に移送する(ステップSF5)。そして、ステップSF4及びステップSF5の後には、処理がリターンされる。
このように、本実施例のヘッドレスト1によれば、頭部検知手段たるセンサ31の検知感度ΔCを向上させた状態として機能させることができる。したがって、着座した乗員の頭部50を受け止める受止部11を、その乗員の頭部50の位置に対する最適相対位置に、好適に移動対応させることができる。特に、本実施例で示したように、センサ31が、良好な検知感度を示す領域が比較的狭いとされる静電容量形のものであっても、その良好とされる検知領域内まで相対的に接近移動させた状態として機能させることができる。更に、受止部11を第2の相対的接近位置(図11参照)に移動させる最適相対位置調整は、受止部11を車両用シート3に対して前後方向及び上下方向にそれぞれ移送させて行うことができる。したがって、受止部11を、より最適な相対的接近位置に移動対応させることができる。
先ず、本実施例では、制御手段36による連結機構32の作動制御は、着座センサtsの検知信号に基づいて行われるものを示したが、例えば車両の後突を予測或いは検知する後突センサからの検知信号や、手動スイッチのON操作による信号等、他の入力信号に基づいて行われるようにしたものであってもよい。
また、頭部検知手段としての静電容量形のセンサ31によって、ヘッドレスト1と頭部50との距離を静電容量の変化の割合にて算出したが、静電容量の値自体にて算出する方法であってもよい。
また、受止部11の最適相対位置への位置調整は、上下方向移動と前後方向移動とが組み合わされて行われるものを示したが、どちらか一方の移動のみが行われるようにしたものであってもよい。しかし、この場合には、本実施例で示したものに比して、最適相対位置への設定が良好に行えないことに留意する必要がある。また、本実施例では、頭部50のスキャニングを行うなど、頭部50の形状に鑑みて、受止部11の上下相対位置調整を行った後に前後相対位置調整を行うようにしたが、この順を逆にして行っても構わない。また、上下相対位置調整と前後相対位置調整とが同時に行われるようにしたものであっても良い。
また、受止部11については、ヘッドレスト本体10から独立して移動するように構成したものを示したが、例えば、ヘッドレスト本体を支持する脚部を前後方向に移動(傾倒)させる構成として、受止部とヘッドレスト本体とを一体的に移動させる構成としたものであってもよい。
また、乗員の頭部50の位置に対する所定の最適相対位置を表すものとして、図11を例示したが、この最適相対位置は使用目的に応じて適宜設定すればよい。
2 シートバック
3 車両用シート
10 ヘッドレスト本体
11 受止部
11a プレート
11b パッド
11c 表皮
11d 遮蔽側部
12 後側部
12a プレート
12b パッド
12c 表皮
12d 遮蔽側部
13 遮蔽シート
20 脚部
30 駆動ユニット
31 センサ
32 連結機構
33 前後動駆動機構
33a1,33a2 ベース
33b Xリンク機構
33b1,33b2 リンク部材
33c1,33c2 ピン
33d1,33d2 長穴
33e 電動ユニット
34 上下動駆動機構
34a 歯車機構
35 電動ユニット
36 制御手段
50 頭部
ts 着座センサ
Claims (2)
- 車両用シートに着座した乗員の頭部を受け止める受止部と、該受止部を乗員の頭部に向けて接近移動させられるように作動する駆動ユニットとを有するヘッドレストであって、
前記駆動ユニットは、
前記受止部に設けられて乗員の頭部位置の検知を行う頭部検知手段と、
前記受止部を前記車両用シートに対して前後移動及び上下移動可能に連結する連結機構と、
該連結機構を前記頭部検知手段の検知信号に基づいて作動制御する制御手段とを有し、
該制御手段による前記受止部を乗員の頭部位置に向けて接近させる移動制御は、先ず、乗員の頭部位置を検知する前記頭部検知手段の検知感度が予め定められた良好な検知感度を示すようになる第1の相対的接近位置まで前記受止部を前方側へと移動させ、次に、検知感度が良好な状態となった前記頭部検知手段の検知信号に基づいて前記受止部を前記第1の相対的接近位置よりも更に乗員の頭部に近づけた最適な受け止め位置となる第2の相対的接近位置まで前後方向と上下方向とにそれぞれ移動させる移動制御となっていることを特徴とするヘッドレスト。 - 請求項1に記載のヘッドレストであって、
前記頭部検知手段が静電容量センサであることを特徴とするヘッドレスト。
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