JP4361011B2 - ヘッドレスト制御装置 - Google Patents

ヘッドレスト制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4361011B2
JP4361011B2 JP2004380138A JP2004380138A JP4361011B2 JP 4361011 B2 JP4361011 B2 JP 4361011B2 JP 2004380138 A JP2004380138 A JP 2004380138A JP 2004380138 A JP2004380138 A JP 2004380138A JP 4361011 B2 JP4361011 B2 JP 4361011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headrest
head
occupant
receiving portion
relative position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004380138A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006182277A (ja
Inventor
文敏 赤池
聖也 西村
朋和 森山
清佳 松林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2004380138A priority Critical patent/JP4361011B2/ja
Publication of JP2006182277A publication Critical patent/JP2006182277A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4361011B2 publication Critical patent/JP4361011B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、ヘッドレスト制御装置に関する。詳しくは、車両の後突を予知もしくは検知してヘッドレストを乗員の頭部に近づける制御を行うヘッドレスト制御装置に関する。
従来より、車両用シートに搭載されるヘッドレスト制御装置としては、着座した乗員の頭部を受け止める受止部を乗員の頭部位置に対して相対的に接近移動させることの可能な、いわゆるアクティブヘッドレストが提案されている。このタイプのヘッドレスト制御装置によれば、上記受止部を乗員の頭部位置に対する所定の相対的接近位置に移動対応させることができるため、乗員の頭部位置に対する受止部の受け止め待機位置の相対的位置関係を良好にすることができる。
具体的には、例えば後記特許文献1に開示された技術が挙げられる。この開示の技術では、車両の後突を予知するセンサによって検知信号が入力されると、ヘッドレストを、乗員の頭部位置に向けて、適切とされる相対的接近位置まで移動させるようになっている。
特開2004−9891号公報
しかしながら、上記従来の技術では、例えば車両用シートに着座した乗員の頭部位置がヘッドレストの位置に対して相対的に外れていてヘッドレストを移動させることによる効果が得られない場合においても、ヘッドレストを移動させていた。具体的には、例えば、乗員の着座姿勢によって頭部位置がヘッドレストの位置から相対的に横方向に外れている状態の場合や、背丈の低い子供であって着座姿勢時に頭部位置がヘッドレストの高さ位置に到達しない場合であっても、ヘッドレストが無駄に移動していた。
本発明は、上記した問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、ヘッドレストを乗員の頭部に近づける制御を、乗員の頭部位置に応じて、より好適に行えるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明のヘッドレスト制御装置は次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、車両の後突予知又は検知された時にヘッドレストを乗員の頭部に近づける制御を行うヘッドレスト制御装置であって、車両の後突が予知又は検知された時に乗員の頭部がヘッドレストによって支持されるにふさわしい位置にあるか否かを検知する頭部検知手段を有する。頭部検知手段は、車両後突の予知又は検知時に、乗員の頭部とヘッドレストとの間の前後方向、高さ方向及び横方向の相対的な位置ズレ量を算出し、この位置ズレ量がヘッドレストを最適な受止め位置まで移動させることのできる許容値の範囲内にある場合には、ヘッドレストを頭部に近づける制御を行うが、許容値の範囲を超えている場合には、ヘッドレストを頭部に近づける制御を禁止する。
ここで、頭部検知手段の具体例としては、例えば、静電容量形、超音波形、及び光電形等の近接スイッチやイメージセンサ等、ヘッドレストと乗員の頭部との間の相対的な位置ズレ量を非接触で検知することのできるセンサが挙げられる。この頭部検知手段は、上記した相対的な位置ズレ量を検知することを目的にヘッドレストに組み付けられるものや、乗員の居眠りを検知するなどの他の目的のために車両に備え付けられて使用されるものを利用するものであってもよい。
この第1の発明によれば、ヘッドレストは、車両の後突が予知又は検知された際に、頭部検知手段によって検知される頭部との間の位置ズレ量が許容値の範囲内にある場合には、頭部に近づけられるように作動制御される。しかし、ヘッドレストは、上記した位置ズレ量が許容値の範囲を超えている場合には、頭部に近づけられる方向への作動制御は行われない。詳しくは、頭部検知手段は、頭部とヘッドレストとの間の前後方向、高さ方向及び横方向の相対的な位置ズレ量を検知するものであり、乗員の着座姿勢により頭部がヘッドレストに対して横方向に大きく外れている場合や、背丈の低い子供が着座して頭部がヘッドレストの高さ位置に到達しない場合など、ヘッドレストを移動させたとしてもヘッドレストを頭部に対して最適となる受止め位置まで移動させることができない状況を検知する。
本発明は上述した手段をとることにより、次の効果を得ることができる。
先ず、第1の発明によれば、頭部検知手段によって検知される頭部とヘッドレストとの間の相対的な位置ズレ量により、ヘッドレストを頭部に対して最適となる受止め位置まで移動させることができると判断される場合(位置ズレ量が許容値の範囲内にある場合)にはヘッドレストを移動させ、できないと判断される場合(位置ズレ量が許容値の範囲を超えている場合)にはヘッドレストを移動させないように制御する構成としたことにより、車両後突が予知又は検知された時に、乗員の頭部位置に応じて、ヘッドレストを頭部に近づけるように制御したり、近づける制御を禁止したりすることができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態の実施例について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1のヘッドレスト制御装置1について、図面を用いて説明する。図1は車両用シート3に着座した乗員の頭部50とヘッドレスト10との相対的位置関係を表した概略図、図2はヘッドレスト10の内部構造を表した図、図3は前後動駆動機構33の概略構造を表した斜視図、図4は上下動駆動機構34の概略構造を表した図である。また、図5は本実施例のブロック図、図6は図5の動作を説明するフローチャート、図7は図6における作動禁止条件演算処理の動作を説明するフローチャート、図8は図6における作動制御の動作を説明するフローチャート、図9は図1の状態から受止部11を最適相対位置まで移動させた状態を表した図である。
本実施例のヘッドレスト制御装置1は、図1及び図9に良く示されるように、車両用シート3に着座した乗員に対し、その者の頭部50の位置に向けて、ヘッドレスト10の頭部50を受け止める受止部11を相対的に接近移動させることのできる構成を備えている。詳しくは、上記受止部11を、着座した乗員の姿勢などによって変化する頭部50の位置に合わせて、最適とされる相対的接近位置(例えば図9で示される最適相対位置)に移動対応させることができるものである。ここで、乗員の頭部50とヘッドレスト10の受止部11との相対位置について「最適」とは、乗員の頭部50が衝突時にヘッドレスト10の受止部11によって支持されるにふさわしい相対位置にあることをいう。
なお、本実施例においては、図1で示される紙面内左方向を前方向、紙面内上方向を上方として説明する。
具体的には、先ず、ヘッドレスト10は、図1に良く示されるように、ヘッドレスト10の下面から下方に突出する一対の脚部20によって、シートバック2に支持されている。また、ヘッドレスト10は、後述する駆動ユニット30の作動によって、ヘッドレスト10の全体或いはその一部分(受止部11)が、車両用シート3の前後方向や上下方向に移動可能となる構成とされている。
詳しくは、ヘッドレスト10は、図2に良く示されるように、その前側部が、車両用シート3に着座した乗員の頭部50(図1参照)を受け止める受止部11として構成されている。この受止部11は、ヘッドレスト10から後側部12とに分割された構成とされており、駆動ユニット30の作動によって、ヘッドレスト10から独立して前方に分離移動する。具体的には、上記駆動ユニット30が作動すると、受止部11は図2で示される初期位置(図中の二点鎖線で示される位置)と作動位置(実線で示される位置)との間で移動し得る。
また、受止部11と後側部12は、図2に良く示されるように、それぞれの分割された側(内側)に樹脂製のプレート11a,12aを有する。更に、受止部11及び後側部12の内部には、発砲ウレタンなどで成形されたパッド11b,12bがそれぞれ設けられている。そして、パッド11b,12bは、皮革や布からなる表皮11c,12cによって表面が覆われている。
また、図2に良く示されるように、ヘッドレスト10には、ヘッドレスト10の内部構造を外部に対して遮蔽する遮蔽側部11d,12d(図9参照)が、各プレート11a,12aの両側縁部位に一体的に設けられている。更に、各プレート11a,12aの上縁側部位には、樹脂フィルムからなる遮蔽シート13が張り渡されている。この遮蔽側部11d,12d及び遮蔽シート13は、受止部11が後側部12から相対的に離間移動した際に、ヘッドレスト10の内部構造を外部に対して遮蔽する。
次に、脚部20は、その上側寄りの部分がヘッドレスト10の後側部12に埋め込まれた状態として固定されており(図9参照)、下側寄りの部分がシートバック2に設けられたフレーム(図示しない)に対して上下動可能に支持されている(図4参照)。より詳しくは、図2に良く示されるように、脚部20はベース33a2を介して後側部12のプレート12aに固定されている。したがって、脚部20は、図4に示される駆動ユニット30の作動によって、ヘッドレスト10をシートバック2の上側にて上下動させる。
次に、駆動ユニット30は、図1に良く示されるように、受止部11の前側部位に設けられたセンサ31(詳しくは図2参照)と、上記受止部11を前後方向に、上記脚部20を上下方向にそれぞれ移送可能に作動する連結機構32(詳しくは図2から図4参照)と、図5に良く示されるように、この連結機構32を作動制御する制御手段36と、を有している。以下、この駆動ユニット30の構成を詳細に説明する。
先ず、センサ31は、図2に良く示されるように、例えば受止部11のパッド11bと表皮11cとの間位置に設けられている。このセンサ31は、被検知物体たる乗員の頭部50の位置の相対位置を非接触状態で検知することのできるいわゆる静電容量センサであって、全体が可撓性を有した薄板形状として形成されている。
次に、連結機構32は、図2から図4に良く示されるように、ヘッドレスト10の受止部11と後側部12との間に設けられた前後動駆動機構33(図2参照)と、シートバック2の内部に設けられた上下動駆動機構34(図4参照)と、を有している。
前者の前後動駆動機構33は、図2及び図3に良く示されるように、各プレート11a,12aの内側面に取り付けられたベース33a1,33a2と、各ベース33a1,33a2に掛け渡される連結状態として配設されたXリンク機構33bと、このXリンク機構33bを作動させるための電動ユニット33eと、を有している。詳しくは、ベース33a1,33a2は、その両側縁部位が内側に向けて立設された形状として形成されている。また、Xリンク機構33bは、2つのリンク部材33b1,33b2の中間部位同士がピンによって相対回動可能な状態として連結されている。そして、Xリンク機構33bの一方側のリンク部材33b1は、ベース33a1,33a2の立設形状部分に対し各端部がピンによって相対回動可能な状態として連結されている。また、他方側のリンク部材33b2は、ベース33a1,33a2の立設形状部分に形成された長穴33d1,33d2に対し各端部がピン33c1,33c2によってそれぞれ上下動可能な支持状態として連結されている。また、電動ユニット33eは、Xリンク機構33bを作動させるための構成であって、例えばモータを有している。この電動ユニット33eは、図3に良く示されるように、例えばベース33a2に組み付けられており、受止部11と後側部12との間に配置されている。そして、電動ユニット33eは、リンク部材33b2を上下動可能な状態として支持しているピン33c2を、長穴33d2に沿って上下動させるようにして作動する。これにより、Xリンク機構33bをパンタグラフのように作動させ、受止部11を、後側部12に対して、初期位置と作動位置との間で相対的に接近方向・離間方向(前後方向)に移送させる。
後者の上下動駆動機構34は、図4に良く示されるように、シートバック2内に配置された脚部20を上下動可能に作動させるための歯車機構34aと、この歯車機構34aを作動させるための電動ユニット35を有している。詳しくは、脚部20はその下端側寄りの部位がラック状に形成されており、歯車機構34aはこのラックに噛み合わされた状態として固定位置に配設されている。また、電動ユニット35は、例えば歯車機構34aに連結した状態として設けられたモータ(図示しない)を回転作動させることによって脚部20を上下動させる。これにより、ヘッドレスト10をシートバック2の上側にて上下方向に移送することができる。
次に、制御手段36は、図5に良く示されるように、上記連結機構32を作動制御する構成であって、車両用シート3に着座した乗員の頭部50の位置(図1参照)等の情報に基づいて、連結機構32を作動させる。詳しくは、本実施例の車両には、いわゆるプリクラッシュ・セーフティーシステム(図示しない)が搭載されており、車両の後突を予知または検知する後突予知手段PSが備え付けられている。更に、車両には、図1に良く示されるように、例えばルームミラーMにCCD型固体イメージセンサIS(以下、CCDセンサIS)が備え付けられており、このCCDセンサISからの検知信号が居眠り警報制御手段DC(図5参照)に入力されて所定の処理が行われることにより、乗員の居眠りが検知されるようになっている。そして、制御手段36は、上記後突予知手段PS、居眠り警報制御手段DC、及び頭部50の位置の相対位置を検知するセンサ31からの検知信号に基づいて、前後動駆動機構33及び上下動駆動機構34の作動制御を行う。なお、後突予知手段PS及びCCDセンサISについては、周知の技術であるため、詳細な説明を省略する。ここで、CCDセンサISが本発明の頭部検知手段に相当する。
以下、ヘッドレスト制御装置1における一連の制御手順について、図6〜図8に示す各フローチャートを参照しながら各ステップ毎に説明する。なお、説明文中、ヘッドレスト10の各構成については、図1〜図5などを適宜参照する。
ここで先ず、全体的な制御フローは、図6のフローチャートに示されている。すなわち、先ず、車両の後突が予知または検知されると、CCDセンサISからの検知信号に基づいて、乗員の頭部50の位置が受止部11の位置に対して予め定められた領域内にあるかどうか等の判断がなされる。そして、その判断結果に基づいて、連結機構32を作動させるかどうか(受止部11を移送させるかどうか)が決定される。なお、上記連結機構32を作動させるかどうかの判断条件を演算するための制御フローは、作動禁止条件演算処理として、図7のフローチャートに詳しく示されている。そして、連結機構32を作動させる場合には、センサ31からの検知信号に基づいて、受止部11を、頭部50の位置に対する所定の最適相対位置(例えば図9に示される最適相対位置)まで移送させる。この最適相対位置への移送に係る制御フローは、最適相対位置調整処理として、図8のフローチャートに詳しく示されている。また、連結機構32を作動させない場合には、移動制御の処理はそのままリターンされる。
詳しくは、先ず、図6のフローチャートに示されるように、後突予知手段PCによって車両の後突が予知または検知されると、その旨の検知信号が発せられる(ステップS1)。
次に、上記ステップS1の検知信号が、居眠り警報制御手段DCを介して制御手段36に入力される。そして、制御手段36では、この検知信号に基づいて、作動禁止条件演算処理が行われ、作動禁止フラグFの値が決定される(ステップSP)。そして、ステップSPにより得られた作動禁止フラグFが0である場合には(ステップSJ)、センサ31からの検知信号に基づいて、最適相対位置調整処理が行われる(ステップSC)。そして、上記ステップSCにより受止部11が乗員の頭部50の位置に対する最適相対位置(図9参照)に移送されたら、制御手段36による作動制御の処理はリターンされる。また、作動禁止フラグFが1である場合には、制御手段36による作動制御の処理は、そのままリターンされる。
以下、ステップSPの作動禁止条件演算処理、及びステップSCの最適相対位置調整処理の制御フローについて詳細に説明する。
先ず、作動禁止条件演算処理(ステップSP)は、図7のフローチャートに示されている。ここで、同図で示されるC1及びC2はカウンタ変数であって、デフォルト値は0である。また、Fは作動禁止フラグであって、デフォルト値は0である。先ず、CCDセンサISからの検知信号に基づいて、受止部11の中心位置Uの算出を行う(ステップSP1)。具体的には、例えばCCDセンサISの光電変換素子(図示しない)を線状或いは面状に配列し、それぞれの素子の光信号電荷を時系列的に取り出して画像としたものなどを利用して、受止部11の中心位置Uの割り出しが行われる。
次に、上記と同様にして、頭部50の中心位置Hについての算出を行う(ステップSP2)。そして、上記ステップSP1及びSP2により算出された中心位置Uと中心位置Hとの間のズレLを算出する(ステップSP3)。
そして、上記ステップSP3により得られたズレLについて、予め定められた許容値Sとの比較判定が行われる(ステップSP4)。ここで、許容値Sは、頭部50の受止部11に対する相対位置が、受止部11を移送させることによって受止部11を頭部50に対する最適相対位置とすることのできる領域を表す臨界値として定められている。すなわち、ズレLが許容値Sを越えている場合には、受止部11を移送させたとしても受止部11を頭部50に対して最適相対位置とすることができない場合を表している。このような場合としては、例えば、乗員の着座姿勢によって頭部位置が受止部11の位置から相対的に横方向に外れている状態の場合や、背丈の低い子供であって着座姿勢時に頭部位置が受止部11の高さ位置に到達しない場合などが挙げられる。
そして、上記比較判定の結果、ズレLが許容値S以内である場合には、カウンタ変数C1を0とし、カウンタ変数C2に1を加算する(ステップSP5)。そして、上記カウンタ変数C2についての判定が行われる(ステップSP6)。その結果、カウンタ変数C2が5以上(予め設定された基準値)である場合には、作動禁止フラグFを0とする(ステップSP7)。また、カウンタ変数C2が5未満である場合には、処理がリターンされる。
また、上記比較判定の結果、ズレLが許容値Sを超えている場合には、カウンタ変数C1に1を加算し、カウンタ変数C2を0とする(ステップSP8)。そして、上記カウンタ変数C1についての判定が行われる(ステップSP9)。その結果、カウンタ変数C1が5以上(予め設定された基準値)である場合には、作動禁止フラグFを1とする(ステップSP10)。また、カウンタ変数C1が5未満である場合には、処理がリターンされる。
以上のステップにより、作動禁止条件演算処理(ステップSP)はリターンされる。なお、カウンタ変数C1及びC2の取り方や判定方法(例えば設定時間)などは、この種の制御で汎用的に行われている適宜の方法で行えばよい。また、本実施例ではカウント変数C1またはC2の値が連続的に加算されて5以上となった場合に一定の結果を出力する制御フローとなっているが、例えば所定時間までにどちらか一方の結果が得られない場合には強制的に作動禁止フラグFを1として作動禁止条件演算処理(ステップSP)がリターンされるようにしてもよい。
すなわち、頭部50の受止部11に対する相対位置が一定の間に許容領域内にない場合には、作動禁止フラグFの値は、作動の禁止を表す値1とされる。また、一定の間に許容領域内にある場合には、作動禁止フラグFの値は0とされる。
次に、図6のフローチャートに示されるように、上記ステップSPの作動禁止条件演算処理により得られた作動禁止フラグFが0である場合には、ステップSCの最適相対位置調整処理へと進む。この最適相対位置調整処理(ステップSC)では、図8のフローチャートに示されるように、先ず、センサ31からの検知信号に基づいて、頭部50のスキャニングが行われる(ステップSS)。このスキャニングは、上下動駆動機構34を作動制御して、ヘッドレスト10を上下方向に移送させながら行われる。すなわち、この上下動に伴って、乗員の頭部50の形状によりセンサ31のもつ静電容量が刻々と変化する。そして、この変化する静電容量の値を点の集合として変換することにより、被検知物体たる頭部50の形状を捕えることができる。そして、上記スキャニングによって、頭部50の位置に対する上下方向及び前後方向の最適相対位置を得る。すなわち、狙いとする最適相対位置が定められる。
次に、上記スキャニングによって得られた上下方向の最適相対位置に向けて、上下動駆動機構34を作動制御することにより、受止部11の上下相対位置調整処理が行われる(ステップSU)。そして、上記スキャニングによって得られた前後方向の最適相対位置に向けて、前後動駆動機構33を作動制御することにより、受止部11の前後相対位置調整処理が行われる(ステップSF)。これにより、受止部11が乗員の頭部50の位置に対する最適相対位置に移送され(図9参照)、制御手段36による作動制御の処理はリターンされる。
また、上記ステップSPの作動禁止条件演算処理により得られた作動禁止フラグFが1である場合には、上記最適相対位置調整処理(ステップSC)が行われることなく、制御手段36による作動制御の処理は、そのままリターンされる。
すなわち、頭部50の受止部11に対する相対位置が一定の間に許容領域内にない場合には、受止部11を移送させない。また、一定の間に許容領域内にある場合には、センサ31からの検知信号に基づいて、受止部11を、その頭部50の位置に対する最適相対位置(図9参照)まで移送させる。
このように、本実施例のヘッドレスト制御装置1によれば、後突予知手段PCからの検知信号が入力された際に、所望の場合に限って、受止部11を、乗員の頭部50の位置に対する所定の最適相対位置に、移動させることができる。すなわち、受止部11を、より好適に移動対応させることができる。また、受止部11が無用に動作することがないため、乗員に対し受止部11の移動対応機能が必要悪となることも少なくなる。また、車両に備え付けられたCCDセンサISを、受止部11に対する乗員の頭部50の位置の相対位置を検知するための構成として兼用させて機能させることができる。
続いて、本発明の実施例2のヘッドレスト制御装置の構成について、図10を用いて説明する。図10は作動禁止条件演算処理の動作を説明するフローチャートである。なお、本実施例では、実施例1のヘッドレスト制御装置10と同様の構成及び作用を奏する箇所については同一の符号を付して説明を省略し、相異する構成については異なる符号を付して詳しく説明することとする。
本実施例では、図6のフローチャートにおいて、実施例1の作動禁止条件演算処理(ステップSP)に代替して作動禁止条件演算処理(ステップSQ)を行うものとして説明する。したがって、このステップSQの作動禁止条件演算処理を行うことにより、作動禁止フラグFの値が決定される。
ここで先ず、図10のフローチャートで示されるC1及びC2はカウンタ変数であって、デフォルト値は0である。また、Fは作動禁止フラグであって、デフォルト値は0である。始めに、CCDセンサISからの検知信号に基づいて、受止部11の輪郭を決定する(ステップSQ1)。次いで、頭部50の輪郭を決定し、その面積A1の算出を行う(ステップSQ2)。具体的には、例えばCCDセンサISの光電変換素子(図示しない)を線状或いは面状に配列し、それぞれの素子の光信号電荷を時系列的に取り出して画像としたものなどを利用して、輪郭の決定及び面積の算出が行われる。
次に、上記ステップSQ1で決定された受止部11の輪郭にステップSQ2で決定された頭部50の輪郭を投影し(ステップSQ3)、その重複した面積A2の算出を行う(SQ4)。そして、上記重複面積A2と、ステップSQ2により算出された頭部50の面積A1との面積比A3の算出を行う(SQ5)。そして、この面積比A3について、予め定められた許容値Tとの比較判定が行われる(ステップSQ6)。
そして、上記比較判定の結果、面積比A3が許容値T以上である(A3の最大値は1である。)場合には、カウンタ変数C1を0とし、カウンタ変数C2に1を加算する(ステップSQ7)。そして、上記カウンタ変数C2についての判定が行われる(ステップSQ8)。その結果、カウンタ変数C2が5以上(予め設定された基準値)である場合には、作動禁止フラグを0とする(ステップSQ9)。また、カウンタ変数C2が5未満である場合には、処理がリターンされる。
また、上記判定の結果、面積比A3が許容値T未満である場合には、カウンタ変数C1に1を加算し、カウンタ変数C2を0とする(ステップSQ10)。そして、上記カウンタ変数C1についての判定が行われる(ステップSQ11)。その結果、カウンタ変数C1が5以上(予め設定された基準値)である場合には、作動禁止フラグFを1とする(ステップSQ12)。また、カウンタ変数C1が5未満である場合には、処理がリターンされる。
以上のステップにより、作動禁止条件演算処理(ステップSQ)はリターンされる。なお、カウンタ変数C1及びC2の取り方や判定方法(例えば設定時間)などは、この種の制御で汎用的に行われている適宜の方法で行えばよい。また、本実施例ではカウント変数C1またはC2の値が連続的に加算されて5以上となった場合に一定の結果を出力する制御フローとなっているが、例えば所定時間までにどちらか一方の結果が得られない場合には強制的に作動禁止フラグFを1として作動禁止条件演算処理(ステップSQ)がリターンされるようにしてもよい。
すなわち、頭部50の受止部11に対する相対位置が一定の間に許容領域内にない場合には、作動禁止フラグFの値は、作動の禁止を表す値1とされる。また、一定の間に許容領域内にある場合には、作動禁止フラグFの値は0とされる。
このように、本実施例では、車両用シートに着座した乗員の居眠りを検知するために備え付けられた居眠り検知用のCCDセンサISにより得られる画像情報を利用して、頭部50及び受止部11の輪郭を決定したり面積を算出したりして、連結機構32を作動させるかどうか(受止部11を移送させるかどうか)を決定することができる。
続いて、本発明の実施例3のヘッドレスト制御装置の構成について、図11を用いて説明する。図11はヘッドレスト制御装置の動作を説明するフローチャートである。なお、本実施例では、実施例1または実施例2のヘッドレスト制御装置1と同様の構成及び作用を奏する箇所については同一の符号を付して説明を省略し、相異する構成については異なる符号を付して詳しく説明することとする。
本実施例では、図6のフローチャートに代替した図8のフローチャートによって、ヘッドレスト制御装置の動作を説明する。
すなわち、先ず、後突予知手段PC(図5参照)によって車両の後突が予知または検知されると、その旨の検知信号が発せられる(ステップS1)。
次に、上記ステップS1の検知信号が、居眠り警報制御手段DC(図5参照)を介して制御手段36に入力される。そして、制御手段36では、この検知信号に基づいて、居眠り警報処理が行われ、作動禁止フラグFの値が決定される(ステップSB)。詳しくは、ステップSBの居眠り警報処理では、居眠り警報制御手段DCから乗員が居眠り状態であると判断された旨の信号が入力された場合には、作動禁止フラグFの値を1とする。また、居眠り状態でないと判断された旨の信号が入力された場合には、作動禁止フラグFの値を0とする。なお、居眠り警報制御手段DCにより乗員の居眠り状態を判断する技術は、周知の技術である(例えば国際公開第03/011638号パンフレット参照)ため、詳細な説明は省略する。
そして、ステップSBにより得られた作動禁止フラグFが0である場合には(ステップSJ)、上記検知信号に基づいて、最適相対位置調整処理が行われる(ステップSC)。そして、上記ステップSCにより受止部11が乗員の頭部50の位置に対する最適相対位置(図9参照)に移送されたら、制御手段36による作動制御の処理はリターンされる。また、作動禁止フラグFが1である場合には、制御手段36による作動制御の処理は、そのままリターンされる。
このように、本実施例では、車両に備え付けられた居眠り検知用のCCDセンサISによる居眠り検知機能を活用して、受止部11を、好適に移動対応させることができる。
以上、本発明の実施形態を3つの実施例について説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施できるものである。
すなわち、先ず、実施例1〜3では、車両に備え付けられた居眠り検知用のCCDセンサISを頭部検知手段として使用したものを示したが、これに限定されるものではない。例えば、静電容量形、超音波形、及び光電形等の近接スイッチのように、受止部の位置に対する乗員の頭部位置の相対位置(距離)を非接触状態で検知することのできるセンサであってもよい。また、これらセンサは、他の使用目的のために車両に備え付けられたものを兼用させて機能させるようにしたものでもよく、ヘッドレスト自体に専用に設けたものであってもよい。
また、乗員の頭部50の位置に対しての所定の最適相対位置を表すものとして、図9を例示したが、この最適相対位置は使用目的に応じて適宜設定すればよい。
また、実施例1及び2における作動禁止条件を演算する処理の中で、カウンタ変数C1及びC2の取り方や判定方法などは、この種の制御で汎用的に行われている適宜の方法で行えばよいと示したが、具体的には次のような設定としても良い。すなわち、カウンタ変数C2が5以上となった際に作動禁止フラグFを0として最適相対位置への調整処理を行うようにしたが、例えばこの値を小さく設定することにより、最適相対位置への調整処理が優先的に行えるようになる。
第1実施例の車両用シートに着座した乗員の頭部とヘッドレストとの相対的位置関係を表した概略図である。 ヘッドレストの内部構造を表した図である。 前後動駆動機構の概略構造を表した斜視図である。 上下動駆動機構の概略構造を表した図である。 本実施例のブロック図である。 図5の動作を説明するフローチャートである。 図6における作動禁止条件演算処理の動作を説明するフローチャートである。 図6における作動制御の動作を説明するフローチャートである。 図1の状態から受止部を最適相対位置まで移動させた状態を表した図である。 実施例2における作動禁止条件演算処理の動作を説明するフローチャートである。 実施例3の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 ヘッドレスト制御装置
2 シートバック
3 車両用シート
10 ヘッドレスト
11 受止部
11a プレート
11b パッド
11c 表皮
11d 遮蔽側部
12 後側部
12a プレート
12b パッド
12c 表皮
12d 遮蔽側部
13 遮蔽シート
20 脚部
30 駆動ユニット
31 センサ
32 連結機構
33 前後動駆動機構
33a1,33a2 ベース
33b Xリンク機構
33b1,33b2 リンク部材
33c1,33c2 ピン
33d1,33d2 長穴
33e 電動ユニット
34 上下動駆動機構
34a 歯車機構
35 電動ユニット
36 制御手段
50 頭部
IS CCD型固体イメージセンサ(頭部検知手段)
DC 居眠り警報制御手段
PS 後突予知手段
M ルームミラー

Claims (1)

  1. 車両の後突予知又は検知された時にヘッドレストを乗員の頭部に近づける制御を行うヘッドレスト制御装置において、
    車両の後突が予知又は検知された時に乗員の頭部が前記ヘッドレストによって支持されるにふさわしい位置にあるか否かを検知する頭部検知手段を有し、
    該頭部検知手段は車両後突の予知又は検知時に乗員の頭部と前記ヘッドレストとの間の前後方向、高さ方向及び横方向の相対的な位置ズレ量を算出し、該位置ズレ量が前記ヘッドレストを最適な受止め位置まで移動させることのできる許容値の範囲内にある場合には前記ヘッドレストを頭部に近づける制御を行うが、許容値の範囲を超えている場合には前記ヘッドレストを頭部に近づける制御を禁止することを特徴とするヘッドレスト制御装置。
JP2004380138A 2004-12-28 2004-12-28 ヘッドレスト制御装置 Expired - Fee Related JP4361011B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004380138A JP4361011B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 ヘッドレスト制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004380138A JP4361011B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 ヘッドレスト制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006182277A JP2006182277A (ja) 2006-07-13
JP4361011B2 true JP4361011B2 (ja) 2009-11-11

Family

ID=36735687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004380138A Expired - Fee Related JP4361011B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 ヘッドレスト制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4361011B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9292471B2 (en) 2011-02-18 2016-03-22 Honda Motor Co., Ltd. Coordinated vehicle response system and method for driver behavior
US9296382B2 (en) 2011-02-18 2016-03-29 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver behavior
US9751534B2 (en) 2013-03-15 2017-09-05 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver state
US10499856B2 (en) 2013-04-06 2019-12-10 Honda Motor Co., Ltd. System and method for biological signal processing with highly auto-correlated carrier sequences

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008081088A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Aisin Seiki Co Ltd ヘッドレスト調整装置及び方法
US20100182425A1 (en) * 2009-01-21 2010-07-22 Mazda Motor Corporation Vehicle interior state recognition device
KR102468887B1 (ko) * 2021-09-10 2022-11-25 주식회사 이삭 회전 가능한 차량용 시트 목받침

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10875536B2 (en) 2011-02-18 2020-12-29 Honda Motor Co., Ltd. Coordinated vehicle response system and method for driver behavior
US9296382B2 (en) 2011-02-18 2016-03-29 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver behavior
US9440646B2 (en) 2011-02-18 2016-09-13 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver behavior
US9475502B2 (en) 2011-02-18 2016-10-25 Honda Motor Co., Ltd. Coordinated vehicle response system and method for driver behavior
US9505402B2 (en) 2011-02-18 2016-11-29 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver behavior
US11377094B2 (en) 2011-02-18 2022-07-05 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver behavior
US9855945B2 (en) 2011-02-18 2018-01-02 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver behavior
US9873437B2 (en) 2011-02-18 2018-01-23 Honda Motor Co., Ltd. Coordinated vehicle response system and method for driver behavior
US9292471B2 (en) 2011-02-18 2016-03-22 Honda Motor Co., Ltd. Coordinated vehicle response system and method for driver behavior
US10246098B2 (en) 2013-03-15 2019-04-02 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver state
US10752252B2 (en) 2013-03-15 2020-08-25 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver state
US10759437B2 (en) 2013-03-15 2020-09-01 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver state
US10759438B2 (en) 2013-03-15 2020-09-01 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver state
US10759436B2 (en) 2013-03-15 2020-09-01 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver state
US10780891B2 (en) 2013-03-15 2020-09-22 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver state
US10308258B2 (en) 2013-03-15 2019-06-04 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver state
US9751534B2 (en) 2013-03-15 2017-09-05 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver state
US11383721B2 (en) 2013-03-15 2022-07-12 Honda Motor Co., Ltd. System and method for responding to driver state
US10499856B2 (en) 2013-04-06 2019-12-10 Honda Motor Co., Ltd. System and method for biological signal processing with highly auto-correlated carrier sequences

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006182277A (ja) 2006-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2987684B1 (en) Vehicle seat device
JP4444815B2 (ja) ヘッドレスト
KR100865213B1 (ko) 머리 받침 제어 장치
JP6665748B2 (ja) 車両用覚醒システム
JP4754354B2 (ja) ヘッドレスト制御装置
US20240075851A1 (en) Autonomous vehicle adapted for sleeping or resting in a reclined posture
KR102153621B1 (ko) 자동차 시트의 제어방법
US9457699B2 (en) Automatic head restraint adjustment system for a vehicle seat
JP2018176792A (ja) 車両シート制御装置、車両シート制御方法、及びプログラム
JP4361011B2 (ja) ヘッドレスト制御装置
JP4810822B2 (ja) ヘッドレスト制御装置
US20230311720A1 (en) Vehicle seat
JP4578262B2 (ja) 頭部検知機能付きヘッドレスト及びヘッドレスト制御システム
US20220381894A1 (en) System for detecting occupant being left in vehicle
JP2008162430A (ja) ヘッドレスト制御装置
JPH09202164A (ja) 自動車用シートの状態調節装置
JPH10511062A (ja) 自動車用シートにおける多数の反射型の抑制構造部材の調整装置
JP3829474B2 (ja) 車両用乗員保護装置
WO2021033516A1 (ja) シート制御装置
JP2019089365A (ja) 車両の制御装置
JP2018197091A (ja) シートポジション調整システム
JP5297051B2 (ja) 車両用シート装置および車両用シート装置の制御方法
US20230034577A1 (en) Seat
JP4675621B2 (ja) ヘッドレスト制御装置
JPH11301321A (ja) シート用乗員検知装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090714

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090811

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4361011

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120821

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130821

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees