JP4443579B2 - 小荷物昇降機 - Google Patents

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本発明は、複数の停止位置が設定された昇降経路に沿って昇降自在な小荷物搬送用のカゴが設けられた小荷物昇降機に関する。
上記小荷物昇降機の従来例として、カゴに、搬送対象である小荷物を載置する板状のカゴ床が設けられているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
従来の小荷物昇降機では、小荷物が板状のカゴ床の上面に載置された状態で昇降搬送されるようになっており、例えば、手押し台車等のように床面を走行する台車を小荷物として他の階へ昇降搬送するものにおいては、カゴが各階についての停止位置に位置している状態で、カゴ床の上面とその階の床面の高さが略一致した状態となるように複数の停止位置が設定されている。
つまり、カゴがいずれかの階に対応した停止位置に停止すると、カゴ床の上面とその階の床面の高さが略一致し、カゴ床の上面と床面との段差が殆どない状態となるので、カゴが停止位置に位置した後、床面上の台車をカゴ内に押し入れるべく、カゴ前後方向に円滑に移動させることができ、また、カゴ内の台車を床面上に引き出すべく、カゴ前後方向に円滑に移動させることができる。
このように、従来の小荷物昇降機で台車を主な搬送対象とするものは、各階についての停止位置を、カゴが停止したときのカゴ床の上面の高さと床面の高さとが揃うような位置に設定することで、各階においてカゴに対して台車を円滑に出し入れできるようになっている。
特開2006−036433号公報
上記従来の小荷物昇降機では、搬送対象である小荷物を載置する板状のカゴ床が設けられており、台車を搬送対象とするものは、カゴ床の上面の高さと床面の高さとが揃うように各階の停止位置が設定されているので、カゴが最下方の停止位置に位置したときに、カゴの下端となるカゴ床の下面と昇降経路の下端側に位置する床面とが接触しないように、最下方の停止位置に対応する階の床面のうち昇降経路の下端側に位置する部分は、他の部分よりも少なくともカゴ床の厚み分だけ低くする必要があるため、最下方の停止位置に対応する階の床面にピットを形成しなければならず、設置時の工事の工数が増えることになる。
なお、実際には、小荷物昇降機を設置する場合には、関係法令の規定により、カゴが最下方の停止位置に位置するときに、昇降経路の下端側に位置する床面とカゴの下端との間に法律で定められた寸法(50mm)の隙間を設けなければならないため、従来の小荷物昇降機で台車を搬送対象とするものを設置するにあたっては、昇降経路の下端側に位置する床面を、カゴ床の厚み分に法定寸法を加えた分だけ、他の部分よりも低くなるように加工しなければならない。
また、従来の小荷物昇降機であると、最下方の停止位置に対応する階の床面にピットを形成しなければならないことから、2階等の中間階を最下方の停止位置に設定すると、加工が困難な中間階の床面にピットを形成する必要があり、設置工事が困難となる。
もっとも、最下方の停止位置に対応する階の床面を加工せずに最下方の停止位置に位置するカゴの下端と昇降経路の下端側に位置する床面との間に法定寸法以上の隙間を確保する手段として、最下方の停止位置を、その停止位置にカゴが停止したときのカゴの下端が最下方の停止位置に対応する階の床面より高くなるような位置に設定することも考えられる。
しかしながら、この場合、カゴ床の上面と最下方の停止位置に対応する階の床面との高さが一致せず、両者の間に段差が生じるので、その段差の高低差に対応したスロープを設置する等、段差解消のための何らかの対応が必要となり、使い勝手が悪いものとなる点で好ましくない。
なお、スロープを設けるとしても、スロープを設置する手間や場所の確保の問題に加え、スロープに沿って台車をカゴに押し入れする場合に上り坂となり、カゴから台車をスロープに沿って引き出す場合には下り坂となるので、取扱い性が悪いという問題や荷崩れを誘発させ易いという問題がある点で好ましくない。
本発明は上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、設置工事の容易化を図ることができるものでありながら、搬送対象である台車をカゴに対して円滑に出し入れできる小荷物昇降機を提供する点にある。
本発明にかかる小荷物昇降機は、複数の停止位置が設定された昇降経路に沿って昇降自在な小荷物搬送用のカゴが設けられたものであって、
その第1特徴構成は、前記カゴに、搬送対象である台車に設けられた台車側被支持部をカゴ前後方向に移動自在に、かつ、前記台車の車輪が前記カゴの下端より下方に突出する状態となるように受止支持するカゴ側支持部が設けられている点にある。
本発明の第1特徴構成によれば、台車側被支持部がカゴ側支持部に受止支持されると、台車側被支持部はカゴの前後方向に移動自在であるので、台車の台車側被支持部がカゴ側支持部に受止支持された状態で、台車をカゴの前後方向に移動させることができる。
したがって、カゴが停止位置に位置するときの、その停止位置についての階の床面からのカゴ側支持部の高さ位置を、カゴ側支持部にて台車側被支持部が受止支持されるときの台車の上下方向の位置と、台車が当該停止位置についての階の床面に位置するときの台車の上下方向の位置とが略同じになるように設定することで、台車をカゴの前後方向に移動させてカゴに対して出し入れする場合の移動前後における台車の上下方向の位置が殆ど変化しないようにすることができるので、カゴ前後方向に台車を移動させることにより台車をカゴに対して円滑に出し入れすることができる。
そして、台車側被支持部がカゴ側支持部に受止支持されると、台車の車輪がカゴの下端より下方に突出する状態となるので、停止位置に停止しているカゴに載せた状態における台車の上下方向の位置が、その停止位置についての階の床面に位置する状態における台車の上下方向の位置と同じであれば、その停止位置に停止したときのカゴの下端の当該階の床面に対する高さ位置が、その停止位置についての階の床面の高さ位置よりも、車輪のカゴの下端より下方に突出する部分の長さ分だけ、高い位置に位置することになる。
したがって、最下方の停止位置にカゴが停止したときのカゴの下端と昇降路の下端側に位置する床面との間に設けなければならない法定寸法の隙間を確保するためには、昇降路の下端側に位置する床面を周辺の床面に比べて、法定寸法からカゴの下端より下方に突出する車輪の部分の長さを差し引いた長さだけ低くなるように、加工すればよい。特に、カゴの下端より下方に突出する車輪の部分の長さを法定寸法より長くすることができる場合には、昇降路の下端側に位置する床面を加工しなくても、最下方の停止位置にカゴが停止したときのカゴの下端と昇降路の下端側に位置する床面との間に法定寸法の隙間を確保することができる。
要するに、本発明の第1特徴構成によると、搬送対象である台車をカゴに対して円滑に出し入れできる小荷物昇降機を設置する場合に、昇降路の下端側に位置する床面の加工をすることなく、又は、加工するとしても、周辺の床面に対して従来ほど大きな高低差をつけなくてよい比較的簡単な加工をすれば、最下方の停止位置にカゴが停止したときのカゴの下端と昇降路の下端側に位置する床面との間に法定寸法の隙間を確保することができるので、台車をカゴに対して円滑に出し入れできる小荷物昇降機を設置する場合の設置工事の容易化を図ることができる。
このように、本発明の第1特徴構成によると、設置工事の容易化を図ることができるものでありながら、搬送対象である台車をカゴに対して円滑に出し入れできる小荷物昇降機を得るに至った。
本発明の第2特徴構成は、本発明の第1特徴構成において、前記カゴに、カゴ前後方向についての前記台車の移動を許容する状態でカゴ床が設けられている点にある。
本発明の第2特徴構成によると、カゴにカゴ床が設けられているので、台車が載っていないカゴが最下方でない停止位置に停止している場合に、カゴ内部の空間と昇降路とがカゴ床により区切られることで、最下方でない停止位置の階にいる人がカゴ内部を見ても昇降路が視認されないようにすることができるので、最下方でない停止位置の階にいる人が恐怖感を抱くことを防止できる。
また、カゴに設けられたカゴ床は、カゴ前後方向についての前記台車の移動を許容する状態で設けられているので、カゴに対する台車の円滑な出し入れの支障となり難いものとすることができる。
例えば、カゴ床を伸張側に付勢された蛇腹構造又は展開側に付勢された折り畳み可能な構造の板状部材等を用いて、台車が載るときには退避状態に、台車が載らないときには床形成状態に状態変更可能に構成することで、台車をカゴ前後方向に移動させるに伴って、退避状態と床形成状態とに切換わるようにすることができるので、停止位置に停止しているカゴに対する台車の円滑な出し入れの支障とならならず、それでいて、台車をカゴから引き出した後には、その停止位置の階の人が昇降路内を覗き込めないようにすることができるので、その階の人が恐怖感を抱くことを防止できる。
このように、本発明の第2特徴構成によると、設置工事の容易化を図ることができるものでありながら、搬送対象である台車をカゴに対して円滑に出し入れでき、しかも、台車の円滑な出し入れの支障となり難く、かつ、恐怖感を抱くことを防止できるようなカゴ床が備えられた小荷物昇降機を得るに至った。
本発明の第3特徴構成は、本発明の第1又は2特徴構成において、前記昇降経路の下端側に位置する床面の高さが、前記複数の停止位置のうち最下方の停止位置に対応する階の床面の高さと略一致するように構成されている点にある。
本発明の第3特徴構成によると、昇降経路の下端側に位置する床面の高さと、最下方の停止位置に対応する階の床面の高さとが略一致するので、小荷物昇降機を設置する前から存在する床面を、昇降経路の下端側に位置する床面としてそのまま利用することができ、最下方の停止位置に対応する階の床面を加工する必要がない。
したがって、床面の加工が困難であることから最下方の停止位置に対応する階として設定することが困難であった建物の2階や3階の中間階を、1階を最下方の停止位置に対応する階として設定する場合と変わりなく、最下方の停止位置に対応する階に設定することができる。
このように、本発明の第3特徴構成によると、設置工事の容易化を図ることができるものでありながら、搬送対象である台車をカゴに対して円滑に出し入れでき、しかも、2階や3階の中間階を、最下方の停止位置に対応する階とすることができる小荷物昇降機を得るに至った。
本発明の第4特徴構成は、本発明の第1〜第3特徴構成のいずれか一つにおいて、前記台車が、物品載置部の上方空間の側周囲を覆う側壁部を備えて構成されている点にある。
本発明の第4特徴構成によると、台車に物品載置部の上方空間の側周囲を覆う側壁部が設けられているため、物品載置部に積載された荷物が荷崩れを起こしたとしても、その荷物が側壁部に受け止められることにより上方空間の側周囲よりも外方に荷物が崩れ落ちることを防止し、台車に積載された積荷の安全を確保できる。
このように、本発明の第4特徴構成によると、設置工事の容易化を図ることができるものでありながら、搬送対象である台車をカゴに対して円滑に出し入れでき、しかも、台車に積載された積荷の安全を確保できる小荷物昇降機を得るに至った。
本発明の小荷物昇降機の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、小荷物昇降機は、1階から2階に連通する建物内の設置用空間に設けられた鉄骨製の昇降路1に沿って形成される昇降経路Lを昇降自在な小荷物搬送用のカゴ6と、ACモータ、減速機、プーリー等で構成されて巻き上げロープ9を巻き上げ又は繰り出すことでカゴ6を昇降駆動する昇降駆動手段としての巻上機10と、各階の出し入れ口D(1階出し入れ口D1及び2階出し入れ口D2)に設置され、昇降指令を指令する昇降指令手段としての操作盤PNL(1階操作盤PNL1及び2階操作盤PNL2)と、制御ボックスCBとを備えている。
昇降路1は、下端部が1階の床面FL1にアンカーボルトにて固定された状態で、2階の天井に向って立設されており、昇降路1の下端側に位置する床面には、従来のようなピットは設けられておらず、昇降路1の下端側に位置する床面の高さは、1階の床面FL1の高さと一致している。つまり、本小荷物昇降機では、昇降経路Lの下端側に位置する床面の高さが、複数の停止位置のうち最下方の停止位置に対応する階、すなわち、1階の床面FL1の高さと一致するように構成されている。
制御ボックスCBには、外部から動作用の電力が供給される受電盤や、1階操作盤PNL1及び2階操作盤PNL2の夫々に設けられた運転操作ボタンによる昇降指令に基づいて、巻上機10の作動を制御する制御手段としての制御盤H等が内装されている。
昇降路1の上端部には、前記制御ボックスCBのほか、巻き上げロープ9が架けられた巻上機10がマシンビーム受材3により固定されている。巻き上げロープ9の一方の端部には、カゴ6の昇降方向に平行に設けられた一対の直線状のガイドレール(図示せず)の間にて昇降移動自在な釣合い重り11が連結され、巻き上げロープ9の他方の端部は、カゴ6の左パネル6L及び右パネル6Rに接合された逆U字状の吊下げ部材5にて、カゴ6の天井パネル6Sの上方でカゴ6と連結されている。
昇降路1に沿った昇降経路Lには、1階出し入れ口D1及び2階出し入れ口D2の夫々に対応した停止位置が設定されており、制御盤Hは、いずれかの階における操作盤PNLの運転操作ボタンより昇降指令が指令されると、その昇降指令が制御盤Hに入力され、1階出し入れ口D1及び2階出し入れ口D2の夫々に対応して設定された停止位置のうちからその昇降指令にて指令された階に対応する出し入れ口Dについての停止位置を目標停止位置として、この目標停止位置にカゴ6を昇降させるように、各停止位置に対応して設けられた昇降位置検出手段としての昇降位置検出用リミットスイッチ(図示せず)の検出情報に基いて、巻上機10の駆動を制御するように構成されている。
各階に設けられた出し入れ口Dは、床面が下端辺となるように壁面に設けられた開口の左右両側及び上側の縁部に設けられた三方枠12、三方枠12より昇降路1側の鉛直平面に沿って上下スライド自在な出し入れ口戸14、及び、前記操作盤PNL等で構成されている。
1階出し入れ口D1の出し入れ口戸14は、1枚戸にて構成され、その下端辺が1階の床面FL1に近接して1階出し入れ口D1の開口を塞ぐ閉じ位置(図1及び図6(ハ)で示す位置)と、その下端辺が三方枠12の上側の縁部に近接して1階出し入れ口D1の開口を開放する開き位置(図6(イ)及び(ロ)で示す位置)に上下スライド移動自在で、かつ、各位置にて位置保持可能に構成されている。
2階出し入れ口D2の出し入れ口戸14は、上戸14a及び下戸14bからなる2枚戸にて構成され、上戸14aの下端辺及び下戸14bの上端辺が2階出し入れ口D2の開口の上下方向で略中間位置にて当接して、2階出し入れ口D2の開口を塞ぐ閉じ位置と、上戸14aの下端辺が三方枠12の上側の縁部に近接し、かつ、下戸14bの上端辺が2階の床面FL2に近接して、1階出し入れ口D1の開口を開放する開き位置(図1及び図3で示す位置)とに上下スライド移動自在で、かつ、各位置にて位置保持可能に構成されている。
図示は省略するが、各出し入れ口Dには、出し入れ口戸14が閉じ位置となるとオンすることにより出し入れ口戸14が閉じ位置に位置していることを検出する出し入れ口戸14についての開閉状態検出手段としてのリミットスイッチ(以下、出し入れ口戸スイッチという)が設けられている。出し入れ口戸スイッチは、制御ボックスCBに内装された制御盤Hと、信号線により電気的に接続されており、これらのスイッチの検出情報が制御ボックスCB内の制御盤Hに入力されるように構成されている。制御盤Hは、各階の出し入れ口戸スイッチが全てオンである場合にだけ、昇降指令に基づいてカゴ6を昇降作動させるように構成されている。
次に、カゴ6の構造について詳しく説明する。図1〜図3に示すように、カゴ6は、左パネル6L、右パネル6R、天井パネル6S、及び、背面パネル6Bからなる筐体に、カゴ戸7及びカゴ床8が設けられて構成されている。左パネル6L、右パネル6R、及び、背面パネル6Bは、夫々の下端の高さが揃っており、これらのパネルの下端がカゴ6の下端を形成している。
カゴ戸7は、小荷物を出し入れするカゴ6の開口の左右部分から天井パネル6Sより上方側にわたって設けられたスライドレール(図示せず)に案内されて、開口を塞ぐ閉じ位置(図1における二点鎖線及び図6(ハ)で示す位置)と開口を開放する開き位置(図1における実線、図3、並びに、図6(イ)及び(ロ)で示す位置)とに上下開閉作動自在、かつ、各位置において位置保持可能な1枚戸で構成されている。
左パネル6L及び右パネル6Rの内側面の夫々の下端部には、横軸心周りに回転自在なガイドローラ16が、カゴ内側に突出した状態で複数設けられている。
複数のガイドローラ16は、カゴ前後方向(図1での紙面左方向をカゴ後方向、同右方向をカゴ前方向という。以下同じ。)で最前方及び最後方に位置する左右2対のガイドローラ16(以下、前後両端部ガイドローラ16という)と、カゴ前後方向で前後両端部ガイドローラ16の間に位置する左右3対のガイドローラ16(以下、中間部ガイドローラ16という。)とで構成されている。
中間部ガイドローラ16は互いに同一水平面に位置する状態で設けられており、前後両端部ガイドローラ16は、中間部ガイドローラ16よりも若干高い位置に設けられている。
カゴ6の左パネル6L及び右パネル6Rの内側面の夫々の下端部に上記のような位置関係にて複数のガイドローラ16を設けることにより、左右3対の中間部ガイドローラ16にて、後述する台車側被支持部としての台車Vの左右のソリ部24の底面24bが受止支持された状態(図4参照)で、かつ、左右2対の前後両端部ガイドローラ16にて台車Vの左右のソリ部24がカゴ前後方向について位置決めされた状態(図4参照)で、カゴ6に台車Vを載せてカゴ6を昇降させることができるようになっている。
左側のガイドローラ16を例に説明を加えると、図5に示すように、中間部ガイドローラ16は、その回転面の上端の高さ位置が、左パネル6Lの下端から取付け高さd1だけ上方に位置する状態で、前記横軸心方向に軸心をもつ回転軸芯17にて回転自在に軸支されている。また、カゴ6の左パネル6Lの下端部のカゴ前後方向に沿って、L字形成された受け部18aを備えた断面視L字状の長尺状の受け部材18が設けられており、ガイドローラ16の直下に受け部18aが位置することで、台車Vが受止支持されているガイドローラ16の回転軸芯17が折れても、台車Vが落下する等の事故が発生しないようになっている。
カゴ6の左パネル6L及び右パネル6Rの内側面の夫々の下端部には、前後両端部ガイドローラ16と左パネル6L及び右パネル6Rとの隙間に、左右一対のカゴ床摺動案内用フランジ19が設けられている。カゴ床摺動案内用フランジ19は、その上面の高さ位置が、前後両端部ガイドローラ16の回転面の上端の高さ位置と略一致するように設けられており、詳しくは後述するが、カゴ床8が折り畳み作動及び伸張作動する際に、カゴ床8のカゴ前後方向で手前側の端縁8Eの左右端部の夫々が、左右のカゴ床摺動案内用フランジ19に案内支持されるようになっている。
カゴ床8は、床形成状態と退避状態とに状態変更可能に、かつ、床形成状態側に付勢された折り畳み式の板状部材にて構成されている。説明を加えると、カゴ床8は、開き状態に復帰付勢されたバネ付兆番20で連結された前板8a及び奥板8bの2枚の板部材で構成されており、奥板8bの背面パネル6B側の端縁は、カゴ6の背面パネル6Bに揺動自在に連結されている。このような構成により、カゴ床8は、自然状態であれば、その自重により、左パネル6L及び右パネル6Rの下端から取付け高さd1だけ上方の位置よりも若干高い位置において、その左右両端部の裏面が前後両端部ガイドローラ16の回転面の上端及びカゴ床摺動案内用フランジ19に当接してカゴ6の床を形成する床形成状態(図3及び図6(イ)に示す状態)となる。
そして、図6の(イ)〜(ハ)に示すように、後述する搬送対象の小荷物としての台車Vをカゴ6に載せるべく、台車Vをカゴ前後方向で移動させると、後述する台車Vの物品載置部としての荷台21の進行方向で前方側の端縁が、前板8aの端縁8Eに押し当てられ、前板8aの端縁8Eの左右端部が、左右のカゴ床摺動案内用フランジ19に案内支持されながら、バネ付兆番20が閉じ操作されて、前板8a及び奥板8bが山折りされた状態(図6(ロ)で示す状態)となり、最終的に前板8a及び奥板8bが、折り重なった状態(図6(ハ)で示す状態)で背面パネル6Bに近接した退避状態に切換わる。
このように、カゴ床8は、停止位置に停止しているカゴ6に対する台車Vの円滑な出し入れの支障とならないように、カゴ6に、カゴ前後方向についての台車Vの移動を許容する状態で設けられている。
台車Vは、図1、図4、図5及び図6に示すように、物品載置部としての荷台21の裏面の前後左右の4隅に分散配置された車輪としてのキャスター22が備えられ、荷台21の上方空間の側周囲を覆う側壁部としての柵23を備えている。
荷台21の左右両端には、台車側被支持部としてのソリ部24が設けられている。ソリ部24は、表面から裏面にかけて側面視で傾斜面24sが形成されており、台車Vが1階床面FL1(又は、2階床面FL2)に位置するときの傾斜面24sの高さ位置が、カゴ6がその1階(又は、2階)についての停止位置に位置するときのカゴ6の前後両端部ガイドローラ16の高さ位置に略一致するように構成されている。
そして、例えば、1階についての停止位置に停止しているカゴ6に対して台車6を載せる場合には、1階床面FL1に位置する台車Vのソリ部24の傾斜面24sがカゴ6のガイドローラ16のうち最も出し入れ口D側のものに当接する状態から、台車Vをカゴ6内に押し込むようにしてカゴ前後方向に移動させると、ソリ部24の傾斜面24sと最も出し入れ口D側のガイドローラ16とのカム作用により、台車Vのソリ部24がガイドローラ16に乗り上がり、台車Vの進行方向で前方側の左右のキャスター22が浮き上がった状態(図6(ロ)で示す状態)となる。
台車Vをカゴ6内にさらに押し込むようにしてカゴ前後方向に移動させると、図4、図5及び図6(ハ)に示すように、ソリ部24の底面24bが、カゴ6の中間部ガイドローラ16に受止支持された状態とすることができる。また、ソリ部24の底面24bが、カゴ6の中間部ガイドローラ16に受止支持された状態となると、台車Vのキャスター22は、突出量d2だけ、図5に示すように、その一部がカゴ6の下端より下方に突出する状態となる。
2階についての停止位置に停止しているカゴ6に対して台車Vを載せる場合も、1階でカゴ6に台車6を載せる場合と同様に、2階床面FL2に位置する台車Vのソリ部24の傾斜面24sを、カゴ6のガイドローラ16のうち最も出し入れ口D側のものに当接させ、台車Vをカゴ6内に押し込むようにしてカゴ前後方向に移動させることにより、台車Vをカゴ6に円滑に載せることができる。なお、本実形態では、台車Vのキャスター22が1階床面FL1及び2階床面FL2から、浮き上がり量d3だけ浮き上がるように、カゴ6の中間部ガイドローラ16と台車Vのソリ部24の底面24bとの相対高さ位置が設定されている。
そして、各階でカゴ6に台車Vを載せる場合には、前述したように、カゴ床8がカゴ前後方向で移動する台車Vにて折り畳み操作されるので、台車Vをカゴ6内に載せる際の障害とならない。
上記説明では、カゴ6に対して台車Vを載せる場合について説明したが、カゴ6から台車Vを降ろす場合は、上述した動きと逆の動きにより、台車Vを円滑に1階床面FL1及び2階床面FL2に降ろすことができる。
このように、カゴ6の左パネル6L及び右パネル6Rに設けられた複数対のガイドローラ16は、台車Vに設けられた台車側被支持部としてのソリ部24を、カゴ前後方向に移動自在に、かつ、台車Vのキャスター22がカゴ6の下端より下方に突出する状態となるように受止支持するカゴ側支持部として機能する。
カゴ6が、最下方の停止位置である1階の停止位置に停止している場合には、図5に示すように、カゴ6の下端より下方に突出量d2と浮き上がり量d3とを合わせた長さ「d2+d3」の隙間が形成されるので、1階床面FL1に昇降路1を立設する場合に、ピットを形成することなく1階床面をそのまま残しておくことができ、設置工事の容易化を図ることができる。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、複数の停止位置が1階及び2階に設けられた1階出し入れ口D1及び2階出し入れ口D2に対応して2個設定されたものを例示したが、停止位置は、3個以上設定されたものでもよい。
(2)上記実施形態では、最下方の停止位置に対応する階が1階であるものを例示したが、これに限らず、最下方の停止位置が地下1階や地上2階であるものであってもよく、最下方の停止位置は最上階でなければ、いずれの階にでも設定可能である。
(3)上記実施形態では、カゴがカゴ戸を備えたものを例示したが、カゴ戸に代えて、カゴに載せられた台車がカゴ外部に突出しないようにするための遮断棒を備えたものであってもよい。
(4)上記実施形態では、カゴ戸が上下スライド自在に構成された1枚戸で構成されたものを例示したが、これに限らず、カゴ戸の具体的構成は適宜変更可能である。例えば、カゴ戸が上戸及び下戸にて構成された2枚押し上げ戸であってもよい。この場合、上戸及び下戸を、カゴの前後方向で異なる位置で上下スライド自在に、かつ、上戸及び下戸が夫々の下限位置に位置すると、上戸及び下戸が上下方向に並ぶ状態でカゴの開口面を塞ぐ閉じ状態になり、上戸及び下戸が夫々の上限位置に位置すると、上戸及び下戸がカゴの天井高さより上方箇所で重なる状態でカゴの開口面を開放する開き状態となるように構成すればよい。
(5)上記実施形態では、各階における出し入れ口Dが昇降路1の同じ側面に対して設けられたものを例示したが、これに限らず、各階の出し入れ口Dが、昇降路1の対向する側面のうちの何れかに対して設けられたもの、又は、各階の出し入れ口Dが、昇降路1の隣接する側面のうちの何れかに対して設けられたものでもよい。この場合、カゴ6は、対向する二側面又は隣接する二側面の夫々に台車Vを出し入れするための開口が設けられたものにすればよい。
(6)上記実施形態では、台車側被支持部が荷台21の左右両端に設けられたソリ部24で構成され、カゴ側支持部がガイドローラ16にて構成されたものを例示したが、これに限らず、台車側被支持部が複数のガイドローラで構成され、カゴ側支持部がカゴ6の左パネル6L及び右パネル6Rに設けられた一対のフランジにて構成されたものであるもの等、台車側被支持部及びカゴ側支持部の具体的構成は適宜変更可能である。
(7)上記実施形態では、カゴ側支持部がカゴ6の左パネル6L及び右パネル6Rの下端部に設けられ、台車側被支持部が台車Vの荷台21の両側部に設けられたものを例示したが、これに限らず、カゴ側支持部がカゴ6の左パネル6L及び右パネル6Rの天井パネル6Sの近傍に設けられ、台車側被支持部が台車Vの荷台21の上方空間の側周囲を覆う側壁部の上側部分に設けられたもの等、カゴ6におけるカゴ側支持部の位置、及び、台車Vにおける台車側被支持部の位置については適宜変更可能である。
(8)上記実施形態では、カゴ6の左パネル6L及び右パネル6Rの内側面の夫々の下端部に左右一対のカゴ床摺動案内用フランジ19が設けられたものを例示したが、これに代えて、カゴ床摺動案内用フランジ19を設けずに、ガイドローラ16を、カゴ前後方向に互いに接触しない範囲で、できるだけ近接する状態で設けてもよい。
ガイドローラ16を、互いに接触しない範囲で、できるだけ近接させて設けることで、台車Vの出し入れ操作に伴ってカゴ床8が伸張作動又は折畳み作動する際に、カゴ床8の端部8Eが、ガイドローラ16の回転面の上側部分に案内されながらカゴ前後方向に移動操作されることになる。
(9)上記実施形態では、カゴ床8が、バネ付兆番20で連結された前板8a及び奥板8bの2枚の板部材で構成されたものを例示したが、これに限らず、例えば、カゴ床8が、伸張側に付勢された蛇腹構造のような伸縮性部材で構成されたものや、カゴ床8が、台車Vのキャスター22の左右設置間隔に対応した間隔のキャスター通過用の一対のスリットが設けられた板部材であってもよく、カゴ前後方向についての台車Vの移動を許容する状態で設けられたものであれば、カゴ床8の具体的構成は適宜変更可能である。
(10)上記実施形態では、昇降経路Lの下端側に位置する床面の高さが、1階の床面FL1の高さと一致するように構成されたものを例示したが、これに限らず、昇降経路Lの下端側に位置する床面の高さが、1階の床面FL1の高さより、低くなるように構成されたものであってもよい。
(11)上記実施形態では、台車Vが、荷台21の上方空間の側周囲を覆う側壁部としての柵23を備えて構成されているものを例示したが、側壁部としては、荷台21に設けられた前後左右の壁部で構成されたものであってもよく、また、台車Vが、側壁部を備えていないものであってもよい。
小荷物昇降機の設置状態を示す縦断側面図 カゴの全体斜視図 中間階の停止位置に停止しているカゴの斜視図 台車を載せた状態で1階に停止しているカゴの正面図 台車を載せた状態で1階に停止しているカゴの一部拡大正面図 1階で台車をカゴに載せるときの台車の位置とカゴ床の状態を示す側面図
符号の説明
V 台車
FL1 最下方の停止位置に対応する階の床面
L 昇降経路
6 カゴ
16 カゴ側支持部
21 物品載置部
22 車輪
23 側壁部
24 台車側被支持部

Claims (4)

  1. 複数の停止位置が設定された昇降経路に沿って昇降自在な小荷物搬送用のカゴが設けられた小荷物昇降機であって、
    前記カゴに、搬送対象である台車に設けられた台車側被支持部を、カゴ前後方向に移動自在に、かつ、前記台車の車輪が前記カゴの下端より下方に突出する状態となるように受止支持するカゴ側支持部が設けられている小荷物昇降機。
  2. 前記カゴに、カゴ前後方向についての前記台車の移動を許容する状態でカゴ床が設けられている請求項1記載の小荷物昇降機。
  3. 前記昇降経路の下端側に位置する床面の高さが、前記複数の停止位置のうち最下方の停止位置に対応する階の床面の高さと一致するように構成されている請求項1又は2記載の小荷物昇降機。
  4. 前記台車が、物品載置部の上方空間の側周囲を覆う側壁部を備えて構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の小荷物昇降機。
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