JP4443432B2 - 釣り用収納具 - Google Patents

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Description

本発明は、釣りに用いられる収納具、例えば、釣竿、リール、仕掛けなどの釣り具や魚、餌などを収納するための釣り用収納具に関する。
従来の釣り用収納具は、特許文献1のように硬質の合成樹脂で成型されていたり、特許文献2のように合成樹脂の板体の外側に柔軟性を有するシートを接着して構成されている。
実用新案登録第3008428号公報 特開平6−156543号公報
ところが、上記特許文献1のように硬質の合成樹脂で成型されている釣り用収納具は、釣り場で岩などの他物に当たったりすると割れ易いという問題がある。
また、特許文献2の釣り用収納具は曲げたままで放置するなど外力が作用すると癖が付きやすく、一度歪むと元に戻りにくいという問題がある。
解決しようとする課題は、釣り用収納具が釣り場で岩などの他物に当たったりすると割れ易く、曲げたままで放置するなど外力が作用すると癖が付きやすく、一度歪むと元に戻りにくいことである。
本発明の目的は前記欠点に鑑み、岩などの他物に当たっても割れにくく、曲げ等の外力が作用しても癖が付きにくい釣り用収納具を提供することである。
上記課題を解決するために、
請求項1に係わる本発明は、硬さの異なる合成樹脂材を重ねた構成部材を有し、前記硬さの異なる合成樹脂材の何れか一方の合成樹脂材に窓を形成し、他方の合成樹脂材に凸部を形成し、前記一方の合成樹脂材の窓に他方の合成樹脂材の凸部を嵌合したことを要旨とするものである。
請求項2に係わる本発明は、窓を形成した一方の合成樹脂材より凸部を形成した他方の合成樹脂材の方が硬い材料で構成されていることを要旨とするものである。
請求項3に係わる本発明は、凸部は中央に凹部が形成されていることを要旨とするものである。
本発明により、他物に当たっても割れにくく、曲げ等の外力が作用しても癖が付きにくい釣り用収納具が得られる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明すると、図1、図2は本発明の実施例で、図1は釣り用収納具の斜視図、図2は釣り用収納具の断面図、である。
図1、図2によると、釣り用収納具1は、内部に釣具等を収納する収納部Fを有するケース本体2とその上部の開口部5eを開閉自在に閉塞する蓋体2を有している。
蓋体2は図示しないヒンジ部材によって背面5c側に開くようになっており、その周縁がケース本体2の開口部5eとファスナ(スライドファスナ)9によって閉じることが出来るようになっている。
釣り用収納具1は、携帯しやすいように、ケース本体2の正面と背面に止着部8aを介してU字状のハンドル8が取り付けられている。
蓋体2は、その周縁部に下方へ垂下するように形成されたスカート部2aが蓋体2に一体的に形成され、蓋体2でケース本体2の上部の開口部5eを閉塞したときにスカート部2aがケース本体2の開口部5eの外側を覆って開口部5eから収納部Fへの水の侵入を防止している。
また、蓋体2の上面の中央側に土手状の凸部4aが突出し、この凸部4aで囲まれた内側に凹部4bが形成されており、凹部4bは釣りをするときの仕掛けや小道具を入れておくことが出来るようになっている。
蓋体2は、上面側部材3と下面側部材4を重ね合わせて形成されており、上面側部材3の中央側に窓3aが穿設され、その窓3aに下面側部材4に一体的に形成した凸部4aが上面側部材3の下側から差し込まれて、凸部4aが窓3aに嵌合し、窓3aを貫通して蓋体2の上面側部材3の上方へ突出している。
上面側部材3と下面側部材4は、重ね合わせて加熱し、金型で押圧して変形し、周縁部を湾曲させてスカート部2aを形成しており、両部材は互いに合致するように湾曲を有して添設され互いに分離して脱落することが防止されているが、その周縁に沿って縫着部Hによって止着され、更に窓3aの周辺にて両者が止着部Sにて接着しているため、両者の大きな位置ずれが防止されている。
さらに、凸部4aが窓3aに嵌合していることから両者の大きな位置ずれは確実に防止されることとなる。
蓋体2は、上面側部材3と下面側部材4が積層されて形成されており、上面側部材3と下面側部材4は、互いの硬さが異なる(材料の硬度が異なる)合成樹脂材が用いられ、下面側部材4は上面側部材3より硬い部材が用いられている。
上面側部材3は発泡合成樹脂Pの上下に合成樹脂の織布や合成樹脂コーティング等の被服層Qが配された柔軟性を有する合成樹脂シート(または板材)を用いており下面側部材4よりも大きな厚味を有し、下面側部材4は、上面側部材3より薄い可撓性を有する合成樹脂シート(または板材)が用いられる。
蓋体2は、互いの硬さが異なる合成樹脂シートを重ね合わせて(下面側部材4は上面側部材3より硬い部材)、加熱し、金型で押圧して変形して両者は接着することなく添設し、互いに多少の遊びを持った状態(互いにずれることが出来るような状態)で密着するようになる。
このため外部から力が作用しても、両者の間の境界部分で衝撃が緩和され、割れや破損等が効果的に抑制されるようになる。
また、上記したような遊びを有することで合成樹脂シート部分に変形などが生じても両者が接着されているものと比較して、元の状態に復帰しやすくなり、癖や歪みが抑制されるようになる。
これら下面側部材4、上面側部材3の材料はABS樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル等を用いることが可能である。
この場合、各合成樹脂シートの厚さや異なる硬度の組み合わせについては特に限定されることはないが、両者を重ね合わせて押圧して変形させた場合、両者が接着することなく、互いの境界部分(界面部分)画面方向に沿ってずれが生じるようなものが好ましい。
また、各合成樹脂部材はそれ自身単独で用いても良いし、表面に織布等を被着したり、合成樹脂コーティングを施す等、表面加工を施しても良い。また、合成樹脂に発泡性を与えても良い。
また、下面側部材4、上面側部材3の全面を接着しても、互いの硬さが異なる合成樹脂部材を重ね合わせているため、外部から力が作用しても、柔らかい部材によって割れや破損等が効果的に抑制され、硬い部材によって元の状態に復帰しやすくなり、癖や歪みが抑制される効果は発揮される。
この場合は、接着によって両者の位置ずれは防止されるが、このような場合でも、両者が剥離した場合や両者の剥離自体を防止するため、上面側部材3の凸部4aが下面側部材4窓3aに嵌合していることで両者の大きな位置ずれは更に確実に防止されることとなる。
本件実施例では、蓋体2を下面側部材4、上面側部材3を重ね合わせることで表面側に柔らかい(硬度が低い)合成樹脂シートを配置し、裏面側に硬い(硬度が高い)合成樹脂シートを配置しており、とくに、他物が外側から当たった場合は上面側部材3によって衝撃が緩和され下面側部材4の割れを防止し、下面側部材4は下側から上面側部材3の形状を保持している。
しかも、下面側部材4の凸部4aが上面側部材3の窓3aに嵌合し、窓3aを貫通して蓋体2の上面側部材3の上方へ突出しているため、外力が加わった場合の両者の大きな位置ずれが防止されて蓋体2が強化される。
また、蓋体2を下面側部材4、上面側部材3を重ね合わせることで表面側に柔らかい(硬度が低い)合成樹脂シートを配置し、裏面側に硬い(硬度が高い)合成樹脂シートを配置したが上面側部材3を下面側部材4より硬い部材で構成しても同様の作用効果が期待でき、この場合でも上面側部材3と下面側部材4の凸部と窓が嵌合することで両者の大きな位置ずれが防止できる。
さらに、釣り用収納具1のケース本体2は、内部に収納部Fを有し、上方に矩形の開口部5eを有する箱型に形成され、開口部5eは、フレーム9で外側に折り返さ、折り返し部は、開口部5eの外側に止着されている。
開口部5bの外側に折り返された部分にファスナ10が縫着されている。
ケース本体2の正面5aには、正面5aを形成する合成樹脂シート(外面側部材)6の中央側に窓6aが穿設され、その窓6aから外面側部材の合成樹脂シート6の内側面に重ねた内面側部材の合成樹脂材7に一体的に形成した土手状の凸部7aが嵌合して外側に突出し、この凸部7aで囲まれた内側に凹部7bが形成されており、凹部4bの中にエンブレム等のシールやパネルが貼着されている。
正面5aを形成する合成樹脂シート(外面側部材)6は、蓋体2と同様に発泡合成樹脂Pの上下に合成樹脂の織布や合成樹脂コーティング等の被服層Qが配された柔軟性を有する合成樹脂シート(または板材)が用いられ、内面側部材の合成樹脂材7も蓋体2と同様に外面側部材の合成樹脂シート6より薄い可撓性を有する合成樹脂シート(または板材)が用いられ、内面側部材の合成樹脂材7は、外面側部材の合成樹脂シート6より硬度が大きい部材が用いられる。
内面側部材の合成樹脂材7はケース本体2の正面5aに部分的に積層して設けており、積層された部分は縫着部Hによって外面側部材の合成樹脂シート6に止着されている。
これによって正面5aが補強されると共に、凹部4bの中に設けたエンブレム等のシールやパネルが破損しないように設けることが出来る。
これらエンブレム等のシールやパネル等は凹部4b内に内面側部材の合成樹脂材7と一体的に形成してもよい。
ケース本体2の正面5aがこのように外面側部材の合成樹脂シート6に穿設した窓6aに外面側部材の合成樹脂シート6の内側面に重ねた内面側部材の合成樹脂材7の凸部7aを嵌合することによって外面側部材の合成樹脂シート6と内面側部材の合成樹脂材7のずれが防止されることとなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、以上の実施形態に限定されることなく、種々変形することが可能である。
本発明は、釣り用収納具全般に利用できる。
釣り用収納具の斜視図である。 釣り用収納具の断面図である。
符号の説明
1 釣り用収納具
2 蓋体
3上面側部材
4下面側部材
3a、6a 窓
4a、7a 凸部
5 ケース本体
6 外面側部材の合成樹脂シート
7 内面側部材の合成樹脂材

Claims (3)

  1. 硬さの異なる合成樹脂材を重ねた構成部材を有し、前記硬さの異なる合成樹脂材の何れか一方の合成樹脂材に窓を形成し、他方の合成樹脂材に凸部を形成し、前記一方の合成樹脂材の窓に他方の合成樹脂材の凸部を嵌合したことを特徴とする釣り用収納具
  2. 窓を形成した一方の合成樹脂材より凸部を形成した他方の合成樹脂材の方が硬い材料で構成されていることを特徴とする請求項1記載の釣り用収納具。
  3. 凸部は中央側に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の釣り用収納具。
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