JP4440854B2 - 濾面循環式除塵機のスクリーン - Google Patents

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Description

本発明は、濾面循環式除塵機のスクリーンに関し、特に、ペットボトルや木片などの粗大なゴミを掻き揚げるとともに、爪とシュートとの隙間を大きくすることなく、スクリーン表面に付着した細かな夾雑物もシュートに落とすことができる濾面循環式除塵機のスクリーンに関するものである。
従来、例えば、図8に示すように、スクリーンプレート1を櫛歯状に並設したスクリーンパネル2をつなげて無端状スクリーン3を形成し、該無端状スクリーン3をその下部内側に水が流入するように張架配設するとともに、該無端状スクリーン3を回転駆動し、スクリーンプレート1の爪4にて捕捉した夾雑物をスクリーン3の上部内側に配設したシュート5に落下させるようにした濾面循環式除塵機が提案されている。
この濾面循環式除塵機は、スクリーン表面に付着した厨芥や人糞などの夾雑物を捕捉して掻き揚げるとともに、ゴルフボール程度の大きさのゴミを掻き揚げられるようにスクリーンプレート1に爪4が設けられているが、このスクリーンプレート1の爪4では、ペットボトルや木片などの粗大なものは掻き揚げることができなかった。
また、この爪4を大きく伸ばして粗大なものを掻き揚げられる構造とした場合、シュート5との隙間Lを隙間L’と大きくしなければならず、そうすると、スクリーン表面に付着した細かな夾雑物がシュート5に落ちないという問題があった。
また、スクリーンプレートの板厚が小さい場合、粗大なゴミによりスクリーンプレートの変形が生じるという問題があり、これに対処するためスクリーンプレートの板厚を大きくすると通水性能が低下するという問題が生じる。
本発明は、上記従来の濾面循環式除塵機が有する問題点に鑑み、ペットボトルや木片などの粗大なゴミを掻き揚げるとともに、爪とシュートとの隙間を大きくすることなく、スクリーン表面に付着した細かな夾雑物もシュートに落とすことができる濾面循環式除塵機のスクリーンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の濾面循環式除塵機のスクリーン、水が流入する側に爪を一体に突設して全体をJ字形状に形成したスクリーンプレートを幅方向に櫛歯状に並設したスクリーンパネルを長手方向につなげて無端状スクリーンを形成し、該無端状スクリーンを回転駆動し、スクリーンプレートの爪にて捕捉した夾雑物をスクリーンの上部に配設したシュートに落下させるようにした濾面循環式除塵機のスクリーンにおいて、スクリーンプレートに、スクリーンプレートの爪の近傍の水が流入する側の面を水が流出する側に後退させて形成した所定奥行きの凹部を設けたことを特徴とする。
この場合において、スクリーンプレートが、複数枚ずつ連続して並設するスクリーンプレートと、該複数枚ずつ連続して並設するスクリーンプレート群の間に配設する、複数枚ずつ連続して並設するスクリーンプレートより板厚の大きいスクリーンプレートとからなり、該板厚の大きいスクリーンプレートを複数枚ずつ連続して並設するスクリーンプレート群より水が流入する側に突出するように配設することができる。
本発明の濾面循環式除塵機のスクリーンよれば、スクリーンプレートに、スクリーンプレートの爪の近傍の水が流入する側の面を水が流出する側に後退させて形成した所定奥行きの凹部を設けることから、スクリーンに懐をつくり、そこをレーキとして粗大なゴミを掻き揚げるとともに、爪によるスクリーン前面の出代は従来と変わらないため、シュートとの隙間を大きくする必要がなく、スクリーン表面に付着した細かな夾雑物もシュートに落とすことができる。
また、スクリーンプレートが、複数枚ずつ連続して並設するスクリーンプレートと、該複数枚ずつ連続して並設するスクリーンプレート群の間に配設する、複数枚ずつ連続して並設するスクリーンプレートより板厚の大きいスクリーンプレートとからなり、該板厚の大きいスクリーンプレートを複数枚ずつ連続して並設するスクリーンプレート群より水が流入する側に突出するように配設することにより、通水性能の低下を阻止しながら、粗大物の衝突によるスクリーンプレートの変形や破損を防止することができる。
また、水が流入する側に突出する板厚の大きいスクリーンプレート以外は、スクリーンプレートの板厚を従来より小さくしてスクリーン開口率を大きくすることができ、これにより、スクリーンの通水性能を大きくすることができる。
以下、本発明の濾面循環式除塵機のスクリーン実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図6に、本発明の濾面循環式除塵機のスクリーン適用した濾面循環式除塵機の一実施例を示す。
この濾面循環式除塵機は、例えば、図6に示すように、多数のスクリーンプレート1を幅方向に櫛歯状に並設したスクリーンパネル2を長手方向につなげて無端状スクリーン3を形成し、該無端状スクリーン3をその下部内側に水が流入するように張架配設するとともに、該無端状スクリーン3を回転駆動し、スクリーンプレート1の爪4にて捕捉した夾雑物をスクリーン3の上部内側に配設したシュート5に落下させるようにしている。
そして、この濾面循環式除塵機は、図1〜図3に示すように、前記爪4の後方に、スクリーンプレート1をその支持部11を越えて後退させることにより形成した所定奥行きの凹部6を設けるとともに、図5に示すように、並設するスクリーンプレート1の板厚に差を設け、板厚の大きいスクリーンプレート1b、1cを流入側に突出するように所定間隔で配設している。
1つのリンクを構成するスクリーンパネル2は、図2に示すように、例えば、100枚程度のスクリーンプレート1をスペーサ7を介して一定の目幅で平行に並べて枠組みしたものからなり、板厚の大きいスクリーンプレート1b、1cを、多数を占める板厚の小さいスクリーンプレート1aの間に、両端から数枚間隔で配設するようにしている。
図3に示すように、板厚の大きいスクリーンプレート1b、1cは、流入側の外形が板厚の小さいスクリーンプレート1aより一回り大きく形成されており、これにより、図5に示すように、板厚の小さいスクリーンプレート1aより流入側に少し突出するようになっている。
また、凹部6は、図1に示すように、スクリーンプレート1をその下部がプレート枠12への支持部11を越えて後退するJ字状に形成することにより、ペットボトルPや木片などの粗大なゴミを掻き揚げることができる奥行きに形成されている。
ちなみに、本実施例では、凹部6は、少なくとも直径70mmサイズのペットボトルを支持できる奥行き以上に形成し、ターゲットとするペットボトルのサイズによって凹部6の奥行きを設計するようにする。
なお、両端に配設される板厚の大きいスクリーンプレート1cは、凹部6を埋めるようにスクリーンプレートを形成することにより、プレート枠12との間に隙間ができないようにしているが、それ以外のスクリーンプレート1a、1bはほぼ同形状の凹部6を有し、スクリーンパネル2にはスクリーンプレート1の並び方向に連続する凹部6が形成されている。
次に、本実施例の濾面循環式除塵機の動作を説明する。
この濾面循環式除塵機は、例えば、図6に示すように、スプロケットSにより、並設した長円状のレール8に沿ってチェーン9を駆動するとともに、対向するチェーン9の間に無端状スクリーン3を架設し、該チェーン9でスクリーン3を循環移動させることにより、スクリーン3で濾過したし渣や、爪4で掻き揚げたゴミを上部位置でシュート5に回収する。
この場合、本実施例の濾面循環式除塵機は、図1に示すように、前記爪4の後方に、スクリーンプレート1を後退させて形成した所定奥行きの凹部6を設けているため、スクリーンに懐をつくり、爪4と凹部6をレーキとして粗大なゴミを掻き揚げることができる。
また、爪4によるスクリーン前面の出代は従来と変わらないため、シュート5との隙間Lを大きくする必要がなく、これにより、スクリーン3表面に付着した細かな夾雑物もシュート5に落とすことができる。
そして、並設するスクリーンプレート1の板厚に差を設け、板厚の大きいスクリーンプレート1b、1cを流入側に突出するように所定間隔で配設することにより、通水性能の低下を阻止しながら、粗大物の衝突によるスクリーンプレート1の変形や破損を防止することができる。
また、流入側に突出する板厚の大きいスクリーンプレート1b、1c以外は、スクリーンプレート1aの板厚を従来より小さくしてスクリーン開口率を大きくすることができ、これにより、スクリーン3の通水性能を大きくすることができる。
ところで、上記実施例においては、本発明の濾面循環式除塵機のスクリーン、濾面を流水方向に対して平行に設置するようにした濾面循環式除塵機に適用した例について説明したが、このほか、図7に示すような、濾面を流水方向に対して直角に設置するようにした濾面循環式除塵機にも適用できることはいうまでもない。
以上、本発明の濾面循環式除塵機のスクリーンついて、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明の濾面循環式除塵機のスクリーン、ペットボトルや木片などの粗大なゴミを掻き揚げるとともに、爪とシュートとの隙間を大きくすることなく、スクリーン表面に付着した細かな夾雑物もシュートに落とすことができるという特性を有していることから、下水・河川のゴミ除去スクリーンや浄水場用の取水スクリーン、一般産業用の取水スクリーン、食品産業用スクリーン等の用途に好適に用いることができる。
本発明の濾面循環式除塵機のスクリーン適用した除塵機の一実施例を示す要部拡大図である。 同スクリーンパネルを示す斜視図である。 同スクリーンパネルを構成するスクリーンプレートを示し、(a)は板厚の小さいスクリーンプレートの側面図、(b)は板厚の大きいスクリーンプレートを示す側面図、(c)は両端に配設するスクリーンプレートの側面図である。 スクリーンパネルのスペーサを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は側面図、(e)はA矢視断面図である。 板厚の小さいスクリーンプレートに対する板厚の大きいスクリーンプレートの突出状態を示す断面図である。 濾面循環式除塵機を示す概要図である。 異なる方式の濾面循環式除塵機を示す概要図である。 従来の濾面循環式除塵機の要部を示す正面図である。
1 スクリーンプレート
11 支持部
12 プレート枠
2 スクリーンパネル
3 スクリーン
4 爪
5 シュート
6 凹部
7 スペーサ
8 レール
9 チェーン
L 隙間

Claims (2)

  1. 水が流入する側に爪を一体に突設して全体をJ字形状に形成したスクリーンプレートを幅方向に櫛歯状に並設したスクリーンパネルを長手方向につなげて無端状スクリーンを形成し、該無端状スクリーンを回転駆動し、スクリーンプレートの爪にて捕捉した夾雑物をスクリーンの上部に配設したシュートに落下させるようにした濾面循環式除塵機のスクリーンにおいて、スクリーンプレートに、スクリーンプレートの爪の近傍の水が流入する側の面を水が流出する側に後退させて形成した所定奥行きの凹部を設けたことを特徴とする濾面循環式除塵機のスクリーン。
  2. スクリーンプレートが、複数枚ずつ連続して並設するスクリーンプレートと、該複数枚ずつ連続して並設するスクリーンプレート群の間に配設する、複数枚ずつ連続して並設するスクリーンプレートより板厚の大きいスクリーンプレートとからなり、該板厚の大きいスクリーンプレートを複数枚ずつ連続して並設するスクリーンプレート群より水が流入する側に突出するように配設したことを特徴とする請求項1記載の濾面循環式除塵機のスクリーン。
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