JP2005248563A - 除塵機 - Google Patents
除塵機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005248563A JP2005248563A JP2004060619A JP2004060619A JP2005248563A JP 2005248563 A JP2005248563 A JP 2005248563A JP 2004060619 A JP2004060619 A JP 2004060619A JP 2004060619 A JP2004060619 A JP 2004060619A JP 2005248563 A JP2005248563 A JP 2005248563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- dust
- rake
- dust remover
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
【課題】細かい目幅のスクリーンで細かいゴミを捕捉するとともに、大形のレーキにて粗いゴミも掻き揚げることができる除塵機を提供すること。
【解決手段】フレーム1の両側に張架した1対のエンドレスチェーン2と、この1対のエンドレスチェーン2の間に1つのリンク21毎に架設された長板状の多数のスクリーン3とを備え、各スクリーン3の下端から外側に鍔状のレーキ4を延設するとともに、各スクリーン3の上端から内側に鍔状の補強片5を延設する。
【選択図】図3
【解決手段】フレーム1の両側に張架した1対のエンドレスチェーン2と、この1対のエンドレスチェーン2の間に1つのリンク21毎に架設された長板状の多数のスクリーン3とを備え、各スクリーン3の下端から外側に鍔状のレーキ4を延設するとともに、各スクリーン3の上端から内側に鍔状の補強片5を延設する。
【選択図】図3
Description
本発明は、水路の流入水中のゴミを分離する除塵機に関し、特に、細かい目幅のスクリーンで細かいゴミを捕捉するとともに、大形のレーキにて粗いゴミも掻き揚げることができる除塵機に関するものである。
従来、除塵機として、ダブルチェーン式除塵機やネット式除塵機が提案されている。
ダブルチェーン式除塵機は、フレーム両側のエンドレスチェーンに一定間隔毎にレーキを設けるとともに、該レーキと対面するように水路にスクリーンを固定し、該スクリーンにて捕捉したゴミをレーキによって掻き上げる構造を有している。
また、ネット式除塵機は、水路の上流側と下流側に平行にエンドレスチェーンを設け、ネットを張った枠をこのチェーンに固定してエンドレス構造のスクリーンを形成し、流入水がネットを通過する際にネットの内側でゴミを捕捉し、ネットを循環させて除塵を行う構造を有している。
ダブルチェーン式除塵機は、フレーム両側のエンドレスチェーンに一定間隔毎にレーキを設けるとともに、該レーキと対面するように水路にスクリーンを固定し、該スクリーンにて捕捉したゴミをレーキによって掻き上げる構造を有している。
また、ネット式除塵機は、水路の上流側と下流側に平行にエンドレスチェーンを設け、ネットを張った枠をこのチェーンに固定してエンドレス構造のスクリーンを形成し、流入水がネットを通過する際にネットの内側でゴミを捕捉し、ネットを循環させて除塵を行う構造を有している。
しかしながら、従来のダブルチェーン式除塵機は、水路に固定されたスクリーンで捕捉したゴミをレーキで掻き上げるため、スクリーンに傾斜をつけレーキを大きくすることにより、比較的大きい粗いゴミに対応することが可能であるが、スクリーンの目詰まりを防止するためには、目幅に合致した爪をレーキに設け、スクリーン目に爪を食い込ませる必要があるため、細かい目幅には対応できない。
また、ネット式除塵機はスクリーンにネットを使用し、垂直に循環させる構造であるため、ネットの目を細かくし細かいゴミの除去が可能であるが、垂直設置のため粗いゴミの掻き上げが困難である。
したがって、これまでは、細かいゴミと粗いゴミの両方に対応できる除塵機はなかった。
また、ネット式除塵機はスクリーンにネットを使用し、垂直に循環させる構造であるため、ネットの目を細かくし細かいゴミの除去が可能であるが、垂直設置のため粗いゴミの掻き上げが困難である。
したがって、これまでは、細かいゴミと粗いゴミの両方に対応できる除塵機はなかった。
本発明は、上記従来の除塵機が有する問題点に鑑み、細かい目幅のスクリーンで細かいゴミを捕捉するとともに、大形のレーキにて粗いゴミも掻き揚げることができる除塵機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の除塵機は、フレームの両側に張架した1対のエンドレスチェーンと、該1対のエンドレスチェーンの間に1リンク毎に架設された長板状の多数のスクリーンとを備え、各スクリーンの下端から外側に鍔状のレーキを延設するとともに、各スクリーンの上端から内側に鍔状の補強片を延設したことを特徴とする。
本発明の除塵機によれば、フレームの両側に張架した1対のエンドレスチェーンと、該1対のエンドレスチェーンの間に1リンク毎に架設された長板状の多数のスクリーンとを備え、各スクリーンの下端から外側に鍔状のレーキを延設するとともに、各スクリーンの上端から内側に鍔状の補強片を延設することから、スクリーン目幅を自由に設定し、細かいゴミを捕捉して除去するとともに、スクリーンを適度な角度に設置し、スクリーン下端のレーキにより粗いゴミも掻き上げることができる。
また、スクリーンの上下端に鍔状の補強片とレーキを設けることにより、剛性を付与して、高い断面性能を確保するとともに、リンク間のほぼ全域をスクリーンとすることにより、広い通水面積を確保することができる。
また、スクリーンの上下端に鍔状の補強片とレーキを設けることにより、剛性を付与して、高い断面性能を確保するとともに、リンク間のほぼ全域をスクリーンとすることにより、広い通水面積を確保することができる。
以下、本発明の除塵機の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図3に、本発明の除塵機の一実施例を示す。
この除塵機は、フレーム1の両側に張架した1対のエンドレスチェーン2と、該1対のエンドレスチェーン2の間に1つのリンク21毎に架設された長板状の多数のスクリーン3とを備え、各スクリーン3の下端から外側に鍔状のレーキ4を延設するとともに、各スクリーン3の上端から内側に鍔状の補強片5を延設している。
この除塵機は、フレーム1の両側に張架した1対のエンドレスチェーン2と、該1対のエンドレスチェーン2の間に1つのリンク21毎に架設された長板状の多数のスクリーン3とを備え、各スクリーン3の下端から外側に鍔状のレーキ4を延設するとともに、各スクリーン3の上端から内側に鍔状の補強片5を延設している。
除塵機は、スクリーン3が水路を遮断するように配設されるとともに、フレーム1が水路の下流側に傾斜するように設置されている。
水路では、除塵機の両側には遮蔽板6が配設されるとともに、地上部では、掻き揚げたゴミを洗浄する洗浄ノズル7と、洗浄したゴミを回収する流水トラフ8と、エンドレスチェーン2を駆動する駆動装置9とが設置されている。
水路では、除塵機の両側には遮蔽板6が配設されるとともに、地上部では、掻き揚げたゴミを洗浄する洗浄ノズル7と、洗浄したゴミを回収する流水トラフ8と、エンドレスチェーン2を駆動する駆動装置9とが設置されている。
スクリーン3は、図3(a)に示すように、フレーム1の1対のエンドレスチェーン2の間に1つのリンク21毎に架設された金属製の長板からなり、その下端から外側に鍔状のレーキ4を一体に延設するとともに、その上端から内側に鍔状の補強片5を一体に延設し、さらに、両側にリンク21に対する取付ブラケット31を備えている。
スクリーン3には、パンチング板やバースクリーン等をそのまま用いたり、中央部を開口して別のパンチング板を取り付けることができ、いずれも、目幅を自由に設定できるため、捕捉したいゴミの大きさにより最適な目幅とすることができる。
また、スクリーン3はチェーンピッチに合致した形状とし、このスクリーン3の平坦な部分がリンク21のほぼ中心に位置することにより、上下の反転部においても隣り合うスクリーン3と干渉することなくスムーズな反転ができるとともに、スクリーン3同士の隙間を一定に保つことができる。
スクリーン3には、パンチング板やバースクリーン等をそのまま用いたり、中央部を開口して別のパンチング板を取り付けることができ、いずれも、目幅を自由に設定できるため、捕捉したいゴミの大きさにより最適な目幅とすることができる。
また、スクリーン3はチェーンピッチに合致した形状とし、このスクリーン3の平坦な部分がリンク21のほぼ中心に位置することにより、上下の反転部においても隣り合うスクリーン3と干渉することなくスムーズな反転ができるとともに、スクリーン3同士の隙間を一定に保つことができる。
また、スクリーン3の上下端をそれぞれ直角に曲げる構造とすることにより、水圧等の荷重に耐える断面性能を持たせるとともに、スクリーン面積を増やして通水性能を大きく取ることができる。
そして、スクリーン3の下部反転部では、図3(b)に示すように、底部ガイド板10をスクリーン3のレーキ4の移動軌跡に合わせた形状とすることにより、除塵機の底部からのゴミの流出(ショートパス)を防止することができる。
そして、スクリーン3の下部反転部では、図3(b)に示すように、底部ガイド板10をスクリーン3のレーキ4の移動軌跡に合わせた形状とすることにより、除塵機の底部からのゴミの流出(ショートパス)を防止することができる。
かくして、本実施例の除塵機は、フレーム1の両側に張架した1対のエンドレスチェーン2と、該1対のエンドレスチェーン2の間に1つのリンク21毎に架設された長板状の多数のスクリーン3とを備え、各スクリーン3の下端から外側に鍔状のレーキ4を延設するとともに、各スクリーン3の上端から内側に鍔状の補強片5を延設することから、スクリーン目幅を自由に設定し、細かいゴミを捕捉して除去するとともに、スクリーン3を適度な角度に設置し、スクリーン下端のレーキ4により粗いゴミも掻き上げることができる。
また、スクリーン3の上下端に鍔状の補強片5とレーキ4を設けることにより、剛性を付与して、高い断面性能を確保するとともに、リンク21間のほぼ全域をスクリーン3とすることにより、広い通水面積を確保することができる。
また、スクリーン3の上下端に鍔状の補強片5とレーキ4を設けることにより、剛性を付与して、高い断面性能を確保するとともに、リンク21間のほぼ全域をスクリーン3とすることにより、広い通水面積を確保することができる。
以上、本発明の除塵機について、実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、実施例に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明の除塵機は、細かい目幅のスクリーンで細かいゴミを捕捉するとともに、大形のレーキにて粗いゴミも掻き揚げることができるという特性を有していることから、幅広い環境条件で使用される除塵機の用途に好適に用いることができる。
1 フレーム
2 エンドレスチェーン
21 リンク
3 スクリーン
31 取付ブラケット
4 レーキ
5 補強片
6 遮蔽板
7 洗浄ノズル
8 流水トラフ
9 駆動装置
10 底部ガイド板
2 エンドレスチェーン
21 リンク
3 スクリーン
31 取付ブラケット
4 レーキ
5 補強片
6 遮蔽板
7 洗浄ノズル
8 流水トラフ
9 駆動装置
10 底部ガイド板
Claims (1)
- フレームの両側に張架した1対のエンドレスチェーンと、該1対のエンドレスチェーンの間に1リンク毎に架設された長板状の多数のスクリーンとを備え、各スクリーンの下端から外側に鍔状のレーキを延設するとともに、各スクリーンの上端から内側に鍔状の補強片を延設したことを特徴とする除塵機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004060619A JP2005248563A (ja) | 2004-03-04 | 2004-03-04 | 除塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004060619A JP2005248563A (ja) | 2004-03-04 | 2004-03-04 | 除塵機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005248563A true JP2005248563A (ja) | 2005-09-15 |
Family
ID=35029306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004060619A Pending JP2005248563A (ja) | 2004-03-04 | 2004-03-04 | 除塵機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005248563A (ja) |
-
2004
- 2004-03-04 JP JP2004060619A patent/JP2005248563A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101084319B1 (ko) | 제진기의 잔류 진개물 제거장치 | |
KR102285379B1 (ko) | 협잡물겸 침사 수거용 제진기 | |
KR102096805B1 (ko) | 레이크의 구동력 절감이 가능한 로터리 제진기 | |
KR101735693B1 (ko) | 목 메임 방지용 로터리식 제진기 | |
JP5469512B2 (ja) | 除塵機 | |
KR200381939Y1 (ko) | 협잡물 제거용 로타리 자동스크린 | |
KR200351873Y1 (ko) | 보조 스크린이 설치된 제진기 | |
JP2005248563A (ja) | 除塵機 | |
KR200349383Y1 (ko) | 제진기 | |
KR101056817B1 (ko) | 해파리 및 부유물 제거용 트랙 제진기 | |
KR20060083344A (ko) | 협잡물 제거용 로타리 자동스크린 | |
JP4440854B2 (ja) | 濾面循環式除塵機のスクリーン | |
JP2021031852A (ja) | スクリーン回転式除塵機 | |
KR20140143281A (ko) | 벨트 스크린식 제진기 | |
JP4824139B2 (ja) | バースクリーン式除塵機 | |
KR101782295B1 (ko) | 확장형 스크린을 구비하는 제진기 | |
JP3192999U (ja) | 回転式除塵装置 | |
JP3094096B2 (ja) | 除塵スクリーン | |
JP3722932B2 (ja) | 除塵機用バスケット | |
JP2655025B2 (ja) | 除塵装置 | |
JP3726156B2 (ja) | 除塵機用バスケット | |
JP3316474B2 (ja) | 除塵機用バスケット | |
JPH0742131A (ja) | 除塵機 | |
JPS5930029Y2 (ja) | 除塵機 | |
KR101126198B1 (ko) | 폐수정화장치용 무빙스크린기의 스크린판 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060608 |