JP4439071B2 - 赤外線検知センサ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内ユニットが設けられる被空気調和室内の空気調和を図る空気調和機に係り、詳細には、空気調和機の室内ユニット等に取付けられる赤外線検知センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機(以下「エアコン」と言う)は、被空調室内に設けられている室内機(室内ユニット)の熱交換器を通過させることにより温調した空気を吹き出すことにより、被空調室内の空気調和を図るようになっている。
【0003】
このようなエアコンでは、リモコンスイッチ等によって設定された運転モードで、室内が設定温度となるように空調運転を行うことにより、被空調室内が所望の空調状態となるようにしている。
【0004】
また、エアコンによって空調を行うときに、空調風を人の居る方向へ吹き出すことにより、被空調室の大きさに対して空調能力の低いエアコンを用いても、快適な空調感が得られると共に、効率の良い空調運転が可能となる。このために、エアコンには、空調風の吹出し口にフラップを設けて、空調風を上下方向及び左右方向の任意の方向へ吹出すことができるようにしている。
【0005】
ところで、エアコンには、室内ユニットに人検知センサを取付け、室内ユニットが設けられている被空調室内に人が居るか否かを判断し、人の居ることを検知したときに空調運転を行うことにより、省エネを図るようにしたものがある。
【0006】
このようなエアコンに用いられる人検知センサは、集電型赤外線受光素子を用いて人体等から発せられる赤外線を受光可能とした赤外線検知センサが用いられる。このような赤外線検知センサでは、レンズを用いて赤外線を集電型赤外線受光素子の受光面に集光させるようにしている。エアコンでは、この赤外線検知センサの受光量が所定のレベルを超えたときに、被空調室内に人が居ると判断するようにしている。
【0007】
このようなレンズとしては、任意の方向から入射されるいずれの赤外線も集電型赤外線受光素子の受光面に集光するようにフルネルレンズを用い、少ない人検知センサで検知領域が広範囲となるようにしている。フルネルレンズは、略帯板状のプリズムを同心円状に配置した構造となっており、これにより、所定の一点に赤外線を集光させることができ、赤外線検知センサは、このフルネルレンズの集光位置に集電型赤外線受光素子の受光面を配置している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような赤外線検知センサを用いた人検知センサでは、壁(壁面)、天井(天井面)、床(床面)等の構造物や、室内の家具等に空調風が吹き付けられて、これらの物体の表面温度が変化することにより、誤検知を生じさせることがある。このような室内の物体等による人検知センサの誤検知を防止する方法としては、集電型赤外線受光素子の受光面をずらして感度を低下させる方法があるが、人検知センサの感度を低下させた場合、室内ユニットから離れた位置では、人の検知も困難となってしまう。
【0009】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、空気調和機によって空調される室内の壁面等に取り付けられたときに、誤検知を防止して赤外線放射体である人を的確に検知可能とする赤外線検知センサを提案することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、室内の床面から所定高さの壁面に室内の内部空間側へ向けて配置され、室内の赤外線放射体から発せられて受光面に照射される前記赤外線の受光量に応じた電圧を出力する集電型赤外線受光素子と、前記集電型赤外線受光素子の前記受光面に対向して受光面を覆うように設けられ、複数の同心円の何れか及び前記同心円の中心から放射状となる複数の境界線の何れかを境界として分割された形状の複数のプリズムが形成されたフルネルレンズと、を備え、前記フルネルレンズが、前記中心から一方向へ延設されるZ軸が前記室内の上下方向の上方側へ向けられると共に、前記中心を通り前記Z軸と直交するY軸が水平方向となるように配置され、かつ、前記中心を通る光軸が下方へ傾けられて前記壁面に配置される赤外線検知センサであって、前記フルネルレンズが、前記Z軸が上方へ向けられ、かつ、前記Y軸及び前記光軸が水平とされた状態で、前記Z軸上及び前記Y軸上のプリズムによるプリズム群Aと、該プリズム群Aのプリズムを除くプリズムによる他のプリズム群と、を含み、前記フルネルレンズの前記他のプリズム群に、前記プリズム群Aの各プリズムの下方に接するプリズムによるプリズム群Bと、前記中心及び前記Y軸方向の両端側の前記プリズム群Bのプリズムの下方に接するプリズムによるプリズム群Cと、前記プリズム群Bのプリズムの下方に接しかつ前記プリズム群Cのプリズムの間で該プリズムの前記同心円の周方向側に接するプリズムによるプリズム群Dと、前記プリズム群Aの前記Z軸上を除くプリズムの上方側に接するプリズムによるプリズム群Eと、が含まれ、前記プリズム群Aと前記他のプリズム群との間で、前記他のプリズム群の各プリズムの焦点位置が、前記プリズム群Aのプリズムの焦点位置よりも前記受光面から離されて形成されると共に、前記プリズム群B及び前記プリズム群Eのプリズムの焦点位置が、前記プリズム群Cのプリズムの焦点位置より前記受光面に近く、前記プリズム群Dのプリズムの焦点位置が、前記プリズム群Cのプリズムの焦点位置よりも前記受光面から離れるように形成されている。
【0011】
この発明によれば、フルネルレンズのレンズ面を半径方向に加えて周方向に分割する多数のプリズムによって形成する。また、それぞれのプリズムごとの赤外線の受光面に対する焦点位置を変える。これにより、プリズムの対向する領域毎に赤外線の感度を変えることができる。
【0012】
このときに、Z軸及びY軸上のプリズムによるプリズム群Aと他のプリズムによるプリズム群との間で、プリズム群Aのプリズムの焦点位置が集電型赤外線受光素子の受光面に近くなるように形成する。
【0013】
これにより、フルネルレンズを下方へ向けて傾けた状態で室内の壁面に取り付けたときに、フルネルレンズの中心部及び中心部の左右両側の感度より、下方側及び左右両側の上方側の感度を下げることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施の形態を説明する。
【0023】
図1には本実施の形態に適用した空気調和機(以下「エアコン10」という)を示している。このエアコン10は、室内機(以下「室内ユニット12」とする)と室外機(以下「室外ユニット14」とする)とによって構成されており、ワイヤレスリモコンスイッチ(以下「リモコン120」という)の操作によって運転/停止される。また、エアコン10は、リモコン120で運転モード、設定温度等の運転条件が設定されて操作信号が送出されると、この操作信号を室内ユニット12で受信して操作信号に基づいた運転が行われる。
【0024】
図2には、エアコン10の冷凍サイクルを示している。このエアコン10は、被空調室に設置される室内ユニット12と室外に設置される室外ユニット14とは、冷媒を循環させる太管の冷媒配管16Aと、細管の冷媒配管16Bとで接続されている。
【0025】
室内ユニット12には、ケーシング42内に熱交換器18が設けられており、冷媒配管16A、16Bのそれぞれの一端がこの熱交換器18に接続されている。また、冷媒配管16Aの他端は、室外ユニット14のバルブ20Aに接続されている。このバルブ20Aは、マフラー22Aを介して四方弁24に接続されている。この四方弁24は、それぞれがコンプレッサ26に接続されているアキュムレータ28とマフラー22Bとが接続されている。
【0026】
さらに、室外ユニット14には、熱交換器30が設けられている。この熱交換器30は、一方が四方弁24に接続され、他方がキャピラリチューブ32、ストレーナ34、モジュレータ38を介してバルブ20Bに接続されている。また、ストレーナ34とモジュレータ38の間には、電動膨張弁36が設けられ、バルブ20Bには、冷媒配管16Bの他端が接続されている。これによって、室内ユニット12と室外ユニット14の間に冷凍サイクルが構成されている。
【0027】
エアコン10は、コンプレッサ26の運転によってこの冷凍サイクル中を冷媒が循環されることにより冷房または暖房運転が可能となっている。すなわち、冷房モードでは、コンプレッサ26によって圧縮された冷媒が熱交換器30へ供給されることにより液化され、この液化された冷媒が室内ユニット12の熱交換器18で気化することにより、熱交換器18を通過する空気を冷却する。また、暖房モードでは、逆に、コンプレッサ26によって圧縮された冷媒が、室内ユニット12の熱交換器18で凝縮されることにより放熱し、この冷媒が放熱した熱で熱交換器18を通過する空気が加熱される。
【0028】
図2では矢印によって暖房運転時(暖房モード)と冷房運転時(冷房モードまたはドライモード)の冷媒の流れを示しており、四方弁24の切り換えによって、運転モードが冷房モード(含むドライモード)と暖房モードが切り換えられ、電動膨張弁36の弁開度を制御することにより、冷媒の蒸発温度が調整される。なお、本発明は、任意の構成の空気調和機に適用することができ、エアコン10はその一例を示している。
【0029】
図3に示すように、室内ユニット12のケーシング42には、吸込み口46と吹出し口50が形成されている。このケーシング42は、ベース板40によって被空調室の壁面等へ固定される。
【0030】
ケーシング42内には、熱交換器18と吸込み口46の間にクロスフローファン44とフィルタ48が配置されており、クロスフローファン44の作動によって吸込み口46から吸引された空気は、フィルタ48及び熱交換器18を通過した後、吹出し口50から室内へ吹き出される。このとき、室内へ吹き出される空気が熱交換器18を通過することにより熱交換器18内を循環される冷媒との間で熱交換が行われ、室内を空調する空調風として吹き出される。
【0031】
室内ユニット12の吹出し口50には、左右フラップ52及び上下フラップ54が設けられている。吹出し口50から吹出される空調風は、左右フラップ52によって左右方向(水平方向、図3の紙面表裏方向)に変更され、また、上下フラップ54によって上下方向(垂直方向、図3の紙面上下方向)に変更される。
【0032】
図4に示すように、室内ユニット12には、電源基板56、コントロール基板58及びパワーリレー基板60が設けられている。エアコン10を運転するための電力が供給される電源基板56には、モータ電源62、制御回路電源64、シリアル電源66及び駆動回路68が設けられている。また、コントロール基板58には、シリアル回路70、駆動回路72及びマイコン74が設けられている。
【0033】
電源基板56の駆動回路68には、クロスフローファン44を駆動するファンモータ76(例えばDCブラシレスモータ)が接続されており、コントロール基板58に設けられているマイコン74からの制御信号に応じてモータ電源62から駆動電力を供給する。このとき、マイコン74は、駆動回路68からの出力電圧を12V〜36Vの範囲で256ステップで変化させるように制御する。これによって、室内ユニット12の吹出し口50から吹き出される空調風の風量が調整される。
【0034】
コントロール基板58の駆動回路72には、パワーリレー基板60、左右フラップ52を操作する左右フラップモータ77及び上下フラップ54を操作する上下フラップモータ78が接続されている。
【0035】
図3に示すように、例えば左右フラップ52は、左右方向に所定の間隔で並んでいるフィン52Aのそれぞれが連結バー52Bによって連結されており、この連結バー52Bを左右フラップモータ77の駆動力によって左右方向に移動させることにより、フィン52Aの向きが変えられる。また、上下フラップ54は、フィン54Aのそれぞれがピン54Bに取付けられており、上下フラップモータ78の駆動力によってこのピン54Bを回動させることにより、フィン54Aの向きが上下方向に変えられる。
【0036】
マイコン74は、左右フラップモータ77及び上下フラップモータ78を制御することにより、左右フラップ52及び上下フラップ54のそれぞれを操作する。これにより、左右フラップ52が左右方向へスイングされることにより、吹出し口50から吹き出される空調風の吹出し方向が左右方向へ換えられ、上下フラップ54が上下方向へスイングされることにより、室内ユニット12の吹出し口50から吹き出される空調風の吹出し方向が上下方向へ換えられる。エアコン10では、左右フラップ52及び上下フラップ54の向きを任意の位置に固定可能となっていると共に、予め設定している所定の範囲内でスイング可能となっている。
【0037】
エアコン10では、クロスフローファン44の回転と左右フラップ52及び上下フラップ54の操作を制御することにより、所望の風量及び風向または室内を快適にするために制御された風量及び風向で空調された空気を室内へ吹出す。
【0038】
図4に示すように、パワーリレー基板60には、パワーリレー80と温度ヒューズ等が設けられており、マイコン74からの信号によって、パワーリレー80を操作し、室外ユニット14へ電力を供給するための接点80Aを開閉する。エアコン10は、接点80Aが閉じられることにより、室外ユニット14への電力の供給が可能となる。
【0039】
マイコン74及び電源回路56のシリアル電源66に接続されているシリアル回路70は、室外ユニット14へ接続されており、マイコン74は、このシリアル回路70を介して室外ユニット14との間でシリアル通信を行い、室外ユニット14の作動を制御する。
【0040】
また、室内ユニット12には、リモコンスイッチ120(図1参照)からの操作信号を受信する受信回路及び運転表示用の表示LED等を備えた表示基板82が設けられており、この表示基板82がマイコン74に接続されている。図1に示すように、表示基板82の表示部82Aは、ケーシング42の前面に配置されており、この表示部82Aにリモコンスイッチ120から送出される操作信号を受信する受信部が設けられている。これにより、リモコンスイッチ120を表示部82Aへ向けて操作することにより、リモコンスイッチ120からの操作信号がマイコン74に入力される。
【0041】
図4に示すように、マイコン74には、室内温度を検出する室温センサ84及び熱交換器18のコイル温度を検出する熱交温度センサ86が接続され、さらに、コントロール基板58に設けられているサービスLED及び運転切換スイッチ88が接続されている。運転切換スイッチ88は、「通常運転」とメンテナンス時等に行う「試験運転」との切換及び、電源スイッチ88Aの接点を開放してエアコン10への運転電力の供給を遮断する「停止」に切換えられる。通常、この運転切換スイッチ88は、「通常運転」に設定され電源スイッチ88Aの接点が閉じられている。なお、サービスLEDは、メンテナンス時に点灯操作することにより、サービスマンに自己診断結果を知らせるようになっている。
【0042】
室内ユニット12には、室外ユニット14との間の配線が接続される端子台90が設けられている。端子台90のターミナル90A、90B、90Cには、室内ユニット12から室外ユニット14へ供給する電源用の配線と、室内ユニット12と室外ユニット14の間でシリアル通信を行うための配線が接続される。
【0043】
図5に示すように、室外ユニット14には、端子台92が設けられており、この端子台92のターミナル92A、92B、92Cがそれぞれ室内ユニット12の端子台90のターミナル90A、90B、90Cに接続される。
【0044】
この室外ユニット14には、整流基板94、コントロール基板96が設けられている。コントロール基板96には、マイコン98、ノイズフィルタ100A、100B、100C、シリアル回路102及びスイッチング電源104等が設けられている。
【0045】
整流基板94には、ノイズフィルタ100Aを介して供給される電力を倍電圧整流し、ノイズフィルタ100B、100Cを介して平滑化した直流電力をスイッチング電源104へ出力する。スイッチング電源104は、マイコン98と共にインバータ回路106に接続されており、このインバータ回路106がコンプレッサモータ108に接続されている。インバータ回路106は、マイコン98から出力される制御信号に応じた周波数の電力をコンプレッサモータ108へ出力し、コンプレッサ26を回転駆動する。
【0046】
なお、マイコン98は、インバータ回路106から出力される電力の周波数が、オフまたは14Hz以上(上限は運転電流の上限による)の範囲となるように制御しており、これによって、コンプレッサモータ108、すなわちコンプレッサ26の回転数が変えられ、コンプレッサ26の運転能力(エアコン10の冷暖房能力)が制御される。
【0047】
このコントロール基板96には、四方弁24及び熱交換器30を冷却するための送風ファン(図示省略)を駆動するファンモータ110、ファンモータコンデンサ110Aが接続されている。また、室外ユニット14には、外気温度を検出する外気温度センサ112、熱交換器30の冷媒コイルの温度を検出するコイル温度センサ114及びコンプレッサ26の温度を検出するコンプレッサ温度センサ116が設けられており、これらがマイコン98に接続されている。
【0048】
マイコン98は、運転モードに応じて四方弁24を切り換えると共に、室内ユニット12からの制御信号、外気温度センサ112、コイル温度センサ114及びコンプレッサ温度センサ116の検出結果に基づいて、ファンモータ110のオン/オフ及びコンプレッサモータ108の運転周波数(コンプレッサ26の能力)等を制御する。
【0049】
また、コントロール基板96には、電動膨張弁36を開閉駆動するモータ118が図示しないドライバを介して接続されており、マイコン98は、モータ118によって電動膨張弁36の開度を制御する。
【0050】
エアコン10では、リモコンスイッチ120によって設定された運転条件が入力されることにより、該運転条件に基づいた運転モード、風向、風量で運転し、被空調室内の室温が設定温度となるようにしている。
【0051】
ところで、図1及び図6に示すように、室内ユニット12には、ケーシング42の中央部に表示部82Aが設けられ、この表示部82Aの中央部に赤外線検知センサである人検知センサ130を設けている。
【0052】
図7に示すように、人検知センサ130は、赤外線を集光するフルネルレンズ134と、フルネルレンズ134によって集光される赤外線を検出する集電型赤外線受光素子136によって形成されている。人検知センサ130は、赤外線を検出する集電型赤外線受光素子136の受光面136Aがフルネルレンズ134に対して所定の位置となるように配置される。
【0053】
図4に示すように、室内ユニット12には、人検知回路132が設けられており、人検知センサ130はこの人検知回路132を介してマイコン74に接続されており、マイコン74は、被空調室内に居る人が発する赤外線を、人検知センサ130で検出することにより、被空調室内に人が居ると判断している。
【0054】
すなわち、人検知回路132は、人体等の赤外線放射体から放射される赤外線を集光することにより集電型赤外線受光素子136の出力電圧が上昇し、所定値(閾値)を越えると、オン信号をマイコン74に出力する。これにより、マイコン74は、被空調室内に人が居ると判断するようになっている。
【0055】
また、マイコン74は、例えばエアコン10の運転モードが人検知モードに設定されると、この人検知センサ130検知結果に基づいてクロスフローファン44及びコンプレッサ26を回転駆動して被空調室内の空調を行う空調運転と、例えばクロスフローファン44やコンプレッサ26の回転を停止状態とする待機状態の切換えを行う。これにより、エアコン10は、被空調室内に人が居ない状態で空調を行うことによる電力の消費を抑えるようになっている。
【0056】
このように構成されているエアコン10では、リモコンスイッチ120のスイッチ操作によって運転モード、設定温度、風向及び風量が設定されて運転開始(例えば運転/停止ボタンの操作)が指示されることにより空調運転を開始する。エアコン10は、空調運転を開始すると、設定温度と室内温度を測定し、この測定結果に基づいて、コンプレッサ26の運転周波数、風量(クロスフローファン44の回転数)等を設定し、この設定結果に基づいて空調運転を行う。
【0057】
室外ユニット14では、設定された運転モードに応じて四方弁24を切換える。これにより、例えば、冷房ないしドライモードに設定されると、コンプレッサ26によって圧縮された冷媒は、室外ユニット14の熱交換器30へ供給されて熱交換器30を通過するときに液化され、この液化された冷媒が室内ユニット12の熱交換器18へ供給される。熱交換器18では、この冷媒が通過するときに気化することにより、熱交換器18を通過する空気を冷却する。
【0058】
また、暖房モードに設定されると、四方弁34を切り換えてコンプレッサ26によって圧縮した高圧の冷媒が室内ユニット12の熱交換器18へ供給する。この冷媒が熱交換器18で液化することにより、熱交換器18を通過する空気を加熱する。
【0059】
このようにして熱交換器18を通過する空気を温調することにより、温調された空気が吹出し口50から空調風として被空調室内に吹出される。
【0060】
ここで、エアコン10には、室内ユニット12に人検知センサ130が設けられており、例えば人検知モードに設定されることにより、この人検知センサ130の検知結果に基づいて運転/待機の切り換えを行う。すなわち、リモコンスイッチ120によって運転/停止を含む操作を行うときには、被空調室内に操作者が居る。エアコン10では、この操作者から発せられる赤外線を人検知センサ130によって検知することにより、空調運転を開始する。
【0061】
これに対して、被空調室内に人が居なくなることにより、人検知センサ130が非検知状態となる。エアコン10は、人検知センサ130が非検知状態となると、クロスフローファン44及びコンプレッサ26の回転を停止して待機状態となる。また、この待機状態から被空調室に人が入り、人検知センサ130が検知状態となると、エアコン10は、クロスフローファン44及びコンプレッサ26の回転を開始する。これにより、被空調室内が空調される。
【0062】
このように、エアコン10では、被空調室内に人が居るときに空調運転を行い、人が居なくなると待機状態となることにより、人が居ない被空調室内を不必要に空調してしまうのを防止することにより、電力の使用効率を向上させている。
【0063】
ところで、このエアコン10に設けている人検知センサ130は、フルネルレンズ134のレンズ面が複数のプリズムによって形成されている。
【0064】
図8に示すように、フルネルレンズ134のレンズ面は、それぞれが異なる所定半径の複数の同心円によってリング状の複数の領域に分割され、さらに、同心円によって分割したリング状のそれぞれの領域、それぞれの領域周方向に沿った所定の位置で分割されるように配置された複数のプリズム140によって構成されている。
【0065】
また、フルネルレンズ134は、Z軸(矢印Z方向に沿った軸)を中心に左右(矢印YR側と矢印YL側)が対称となるように複数のプリズム140が形成されている。なお、次に述べる配光図から以下の説明では、それぞれの分割された領域をプリズムA0、A1、A2、A3、B1、B2、B3、C0、C1、D1、E1、E2、E3とし、総称するときにはプリズム140とし、また、プリズムA0、A1、A2、A3、プリズムB1、B2、B3、プリズムC0、C1、プリズムD1及びプリズムE1、E2、E3をそれぞれ総称するときには、プリズム群142A、142B、142C、142D、142Eとする(プリズム群142DはプリズムD1によって構成されている)。
【0066】
プリズム群142Aは、中心部及び中心部の上方側(矢印Z方向側)のプリズムA0、中心部のプリズムA0の周囲のプリズムA1及びフルネルレンズ134のY軸(矢印YR L 方向の軸)に沿ったプリズムA2、A3によって構成されている。また、プリズム群142Bは、プリズム群142Aの下方側(矢印Z方向と反対側)に配置されたプリズムB1、B2、B3によって形成され、プリズム群142Dは、プリズムB1の下方側に配置されたプリズムD1によって構成されている。
【0067】
プリズム群142Cは、プリズムD1挟むプリズム群142Bの下方側に配置されたプリズムC0、C1によって構成され、プリズム群142Eは、中心部より上方のプリズムA0を挟んで配置されたプリズムE1及びこのプリズムE1に隣接したプリズムE2、E3によって構成されている。
【0068】
図6に示すように、人検知センサ130は、フルネルレンズ134のY軸方向が水平方向となり、矢印Z方向が上方側となるように室内ユニット12に取付けられる。
【0069】
図9乃至図11には、フルネルレンズ134の配光図を示している。なお、図9は、フルネルレンズ134の光軸を水平方向に向けた状態での水平面に沿った配光を示し、図10は、この状態での垂直面に沿った配光を示している。また、図11には、フルネルレンズ134の光軸を水平よりも所定の角度(約24°)傾けた状態での垂直面に沿った配光を示している。人検知センサ130は、室内ユニット12を所定の高さ(例えば床面からの高さが約2m)に取付けられたときに、図7に示すように、この角度(約24°)に傾けられる。
【0070】
図9に示すように、人検知センサ130に用いているフルネルレンズ134は、プリズム群142A〜142Eによって水平方向に沿った所定の角度範囲(約110°の範囲)をカバーしている。
【0071】
また、図10に示すように、フルネルレンズ134は、プリズム群142Dが下方へ向けられ、プリズム群142C、142B、142Aの順で光軸に対する下向きの角度である見下ろし角が浅く(小さく)なっている。また、プリズム群142Eの配光は、光軸より僅かに上方(矢印Z方向)へ向けられている。
【0072】
このプリズム群142A〜142E(プリズムA0〜E3)の配光領域が、フルネルレンズ134に対する所定位置に集電型赤外線受光素子136を配置したときの検知可能領域となる。したがって、フルネルレンズ134は、人検知センサ130として室内ユニット12に取付けたときに、人検知センサ130の検知範囲が、室内ユニット12の上方側及び下方側に広がるのを抑えている。
【0073】
フルネルレンズ134は、水平面上の配光領域が隣接するプリズムC0、C1の間、プリズムB1、B2、B3の間、プリズムE1、E2、E3の間及びプリズムA0、A1、A2、A3の間の配光領域(図9参照)及び、垂直面上の配光領域が隣接する、プリズム群142D、142Cの間、プリズム群142C、142Bの間、プリズム群142B、142Aの間及びプリズム群142A、142Eの間が所定の間隔となっており、これにより、それぞれのプリズム140に対向する領域の赤外線の感度を上げるようにしている。また、この間隔は、被空調室内に人がいるときに、その人の姿勢にかかわらず何れかのプリズム140の配光領域に入るように設定されている。
【0074】
一方、フルネルレンズ134では、プリズム群142A〜142Eのそれぞれで焦点位置が変えられている。これにより、人検知センサ130では、プリズム群142A〜142E毎に感度が変えられている。すなわち、焦点が集電型赤外線受光素子136の感光面136Aに近ければ、感度が高く、感光面136Aから離れることにより感度が低下する。なお図9乃至図11では、人検知センサ130が所定感度以上となる領域の一例を破線で示し、それから外れる領域を二点鎖線で示している。
【0075】
フルネルレンズ134は、集電型赤外線受光素子136を所定位置に配置したときに、室内ユニット12の下方側が配光領域となっているプリズム群142Dに対向する領域の焦点が集電型赤外線受光素子136の感光面136Aから最も離れ、プリズム群142Aの焦点が最も集電型赤外線受光素子136の受光面136Aに最も近くなっており、次にプリズム群142B、142Eの焦点が受光面136Aに近くなっている。また、プリズム群142Cの焦点が、プリズム群142Dより近く、プリズム群142Bより離れている(何れも図示省略)。
【0076】
これにより、人検知センサ130は、プリズム群142Aに対応する領域の感度が最も高く、室内ユニット12から最も離れた位置の人から発せられる赤外線の検知が可能となっている。また、人検知センサ130は、プリズム群142Dに対応する室内ユニット12の下方側の領域の感度が下げられており、室内ユニット12と近い距離から発せられる赤外線でなければ、検出が困難となるようにしている。
【0077】
すなわち、図10及び図11に示すように、フルネルレンズ134は、プリズム群142Dよりもプリズム群142Cに対応する領域で人検知センサ130の感度が高くなり、また、プリズム群142Cよりもプリズム群142B、142Eに対応する領域での人検知センサ130の感度が上がるように形成されている。
【0078】
また、フルネルレンズ134は、プリズム群142B、142C、142DのZ軸方向に沿った所定の位置での検知センサ130の感度が、略同じになるように形成されている。
【0079】
これにより、図10及び図11に示すように、フルネルレンズ134の光軸が水平方向又は水平方向に対して所定の角度範囲で光軸を下方へ向けた状態で人検知センサ130を取付けたときに、人検知センサ130の検知可能領域を略床面に沿う(例えば床面からの高さhが約20cm前後)ようにしている。また、フルネルレンズ134は、室内ユニット12から所定の距離だけ離れた位置が、人検知センサ130のプリズム群142Aに対応する領域で検知可能領域となるようにプリズム群142Aが形成されている。
【0080】
これにより、人検知センサ130は、フルネルレンズ134の光軸の水平方向に対する傾きを、室内ユニット12の床面からの取付け高さに応じて変えることにより、床面上を検知領域から除き、被空調室の床面から所定の高さ(例えば約10cm〜20cm程度の範囲)以上を検知可能範囲とすることができる。
【0081】
すなわち、室内ユニット12の取付け高さが高いときには、フルネルレンズ134の光軸の傾きが大きくなるように人検知センサ130を取付け(図11参照、例えば約2mの高さで角度θが約24°)、取付け高さが低くなるにしたがって傾きを小さくする(図10参照、例えば約1.2mの高さで角度θが約0°)ことにより、床面を検知範囲から除くことができる。
【0082】
このときに、室内ユニット12が高い位置に取付けられると、室内ユニット12が天井面に近くなるが、人検知センサ130(フルネルレンズ134)が下方に傾いていることにより、天井面に対向するフルネルレンズ134のプリズム群142Eの検知領域が下がるので、天井面、特に、室内ユニット12の近傍の天井面が人検知センサ130の検知領域に入ってしまうのを抑えることができる。
【0083】
また、人検知センサ130の傾きを小さくすると、人検知センサ130の検知領域も相対的に上方に移動するが、室内ユニット12の取付け位置が低いために、室内ユニット12が天井面から離れるので、この場合も天井面が人検知センサ130の検知領域に入るのを抑えることができる。
【0084】
このように構成した人検知センサ130を用いることにより、エアコン10は、室内ユニット12の近傍の天井面が人検知センサ130の検知領域に入ることにより、天井面の温度が人検知センサ130の誤検知を生じさせてしまうのを防止することができる。
【0085】
また、人検知センサ130は、床面が検知領域から除かれるので、室内ユニット12から床面に吹き付けられた空調風によって誤検知を生じてしまうことがない。
【0086】
これにより、エアコン10は、人検知センサ130を用いた的確な人検知が可能となり、この人検知によって快適な空調感を損なうことなく効率的な空調運転が可能となる。
【0087】
なお、床面を人検知センサ130の検知領域から除く場合、室内ユニット12の高さに応じて人検知センサ130の取付け角度を変えるのに加えて、人検知センサ130の出力に基づいて人の有無を判定するときの閾値を変更するようにしても良い。これにより、確実に床面上を人検知センサ130の検知領域から除くことができる。
【0088】
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。本発明は、被空調室内の人の有無を検知することにより効率的な空調を図る任意の構成の空気調和機に適用することができる。また、本実施の形態では、エアコン10を例に説明したが、本発明はエアコン10等の空気調和機に限らず、任意の構成の装置に、赤外線放射体から発せられる赤外線を検知する赤外線検知センサとして用いることができる。
【0089】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、フルネルレンズを形成する多数のプリズムのそれぞれについて集電型赤外線センサの受光面に対して焦点位置を変えることにより、それぞれのプリズムが対向する領域毎に感度を変更することができる。
【0090】
これにより例えば、空気調和機の室内ユニットに設けたときに、上方側及び下方側の感度を下げて誤検知を生じてしまうのを確実に防止することができると言う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用したエアコンの概略構成図である。
【図2】エアコンの冷凍サイクルを示す概略図である。
【図3】室内ユニットの概略構成図である。
【図4】室内ユニットの電気回路の概略構成図である。
【図5】室外ユニットの電気回路の概略構成図である。
【図6】室内ユニットの表示部近傍を示す概略図である。
【図7】人検知センサの取付けを示す概略構成図である。
【図8】多数のプリズムによって形成されたフルネルレンズのレンズ面を示す概略図である。
【図9】図8に示すフルネルレンズの水平方向に沿った配光図の一例である。
【図10】図8に示すフルネルレンズの軸線を水平方向としたときの垂直方向に沿った配光図の一例である。
【図11】図8に示すフルネルレンズの軸線を水平方向に対して所定の角度(24°)だけ下方へ傾けたときの垂直方向に沿った配光図の一例である。
【符号の説明】
10、10A エアコン(空気調和機)
12 室内ユニット
14 室外ユニット
18 熱交換器
26 コンプレッサ
42 ケーシング
58 コントロール基板
74 マイコン
130 人検知センサ(赤外線検知センサ)
134 フルネルレンズ
136 集電型赤外線受光素子
136A 受光面
140(A0、A1、A2、A3、B1、B2、B3、C0、C1、D1、E1、E2、E3) プリズム
142(142A、142B、142C、142D、142E) プリズム群
142A プリズム群(プリズム群A)
142B プリズム群(プリズム群B)
142C プリズム群(プリズム群C)
142D プリズム群(プリズム群D)
142E プリズム群(プリズム群E)

Claims (1)

  1. 室内の床面から所定高さの壁面に室内の内部空間側へ向けて配置され、室内の赤外線放射体から発せられて受光面に照射される前記赤外線の受光量に応じた電圧を出力する集電型赤外線受光素子と、
    前記集電型赤外線受光素子の前記受光面に対向して受光面を覆うように設けられ、複数の同心円の何れか及び前記同心円の中心から放射状となる複数の境界線の何れかを境界として分割された形状の複数のプリズムが形成されたフルネルレンズと、
    を備え、前記フルネルレンズが、前記中心から一方向へ延設されるZ軸が前記室内の上下方向の上方側へ向けられると共に、前記中心を通り前記Z軸と直交するY軸が水平方向となるように配置され、かつ、前記中心を通る光軸が下方へ傾けられて前記壁面に配置される赤外線検知センサであって、
    前記フルネルレンズが、前記Z軸が上方へ向けられ、かつ、前記Y軸及び前記光軸が水平とされた状態で、前記Z軸上及び前記Y軸上のプリズムによるプリズム群Aと、該プリズム群Aのプリズムを除くプリズムによる他のプリズム群と、を含み、
    前記フルネルレンズの前記他のプリズム群に、
    前記プリズム群Aの各プリズムの下方に接するプリズムによるプリズム群Bと、
    前記中心及び前記Y軸方向の両端側の前記プリズム群Bのプリズムの下方に接するプリズムによるプリズム群Cと、
    前記プリズム群Bのプリズムの下方に接しかつ前記プリズム群Cのプリズムの間で該プリズムの前記同心円の周方向側に接するプリズムによるプリズム群Dと、
    前記プリズム群Aの前記Z軸上を除くプリズムの上方側に接するプリズムによるプリズム群Eと、
    が含まれ、
    前記プリズム群Aと前記他のプリズム群との間で、前記他のプリズム群の各プリズムの焦点位置が、前記プリズム群Aのプリズムの焦点位置よりも前記受光面から離されて形成されると共に、
    前記プリズム群B及び前記プリズム群Eのプリズムの焦点位置が、前記プリズム群Cのプリズムの焦点位置より前記受光面に近く、
    前記プリズム群Dのプリズムの焦点位置が、前記プリズム群Cのプリズムの焦点位置よりも前記受光面から離れるように形成されている
    赤外線検知センサ。
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