JP4438446B2 - 開口開閉装置 - Google Patents

開口開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4438446B2
JP4438446B2 JP2004047121A JP2004047121A JP4438446B2 JP 4438446 B2 JP4438446 B2 JP 4438446B2 JP 2004047121 A JP2004047121 A JP 2004047121A JP 2004047121 A JP2004047121 A JP 2004047121A JP 4438446 B2 JP4438446 B2 JP 4438446B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
closing
closing member
rotation
rotational
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004047121A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005232938A (ja
Inventor
建一 入内島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oiles Eco Corp
Original Assignee
Oiles Eco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oiles Eco Corp filed Critical Oiles Eco Corp
Priority to JP2004047121A priority Critical patent/JP4438446B2/ja
Publication of JP2005232938A publication Critical patent/JP2005232938A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4438446B2 publication Critical patent/JP4438446B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

本発明は、戸建住宅又は集合住宅等の建物において部屋上部等の開口(換気口)に取り付けられる換気装置や、建物における内倒し、外倒し若しくは突き上げ窓等に用いて好適な開口開閉装置に関する。
特開平11−336443号公報
この種の開口開閉装置としては、例えば、開口を規定する枠(フレーム)内に当該開口を開閉するように配された開閉部材をウォームホイール機構を介して電動モータ等に連結し、電動モータ等の作動による回転力を、ウォームホイール機構を介して開閉部材に伝達することで当該開閉部材のみにより開口の開閉を行うようになっている開口開閉装置が特許文献1において提案されている。
ところで、斯かる開口開閉装置では、電動モータ等によって作動される開閉部材のみにより開口を開閉しているために、建物外から開口に流入される気体の流量、流速等の流動変化に応じて開口から建物内に流出される気体の流動を調節することが困難である一方、上記のような調節を行うべく電動モータ等を制御するためには気体の流動変化を検出する検出器や検出器による検出結果に基づいて電動モータ等を制御する制御装置等が必要となることから、装置が複雑化し高価となる虞がある。また、斯かる開口開閉装置では、前記検出器等を備えたとしても気体の流動変化に応じて開口から建物内に流出される気体の流動を瞬時的に調節することが困難である。尚、斯かる開口開閉装置に前記検出器等を更に装着することは、電気等のエネルギー消費の減少を図る観点から望ましくないものと考えられる。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、建物内に流出される気体の流動を瞬時的に調節することのできる簡単な構成で安価な開口開閉装置を提供することにある。
本発明の第一の態様の開口開閉装置は、建物内外を連通する開口を画成する枠手段と、開口に回動自在に配されていると共に開口を開閉する開閉部材と、この開閉部材を開口開放位置に向かう開口開放方向及び開口閉鎖位置に向かう開口閉鎖方向に回動させる回動手段と、開閉部材に回転自在に支持されていると共に建物外から開口に流入される気体に基づいて開口を閉塞する閉塞方向に回転される閉塞部材と、この閉塞部材に加えられる気体に基づく回転力に抗するように閉塞部材を閉塞方向とは逆の方向に付勢する付勢手段とを具備している。
第一の態様の開口開閉装置によれば、開口に配設された閉塞部材が建物外から開口に流入される気体に基づいて閉塞方向に回転されるために、建物内に流出される気体の流動を瞬時的に調節することができると共に、検出器等を設ける必要をなくすことができて、簡単な構成で安価な装置を提供することができ、また、開閉部材と閉塞部材とを一つの部材として取扱うことができて、施工性の向上を図り得、更に、簡単な構成にすることで設置スペースの縮小化をも図り得る。
本発明の第二の態様の開口開閉装置では、第一の態様の開口開閉装置において、閉塞部材は、開閉部材が開口開放位置に配されている際に気体に基づいて閉塞方向に回転されるようになっている。
本発明の第三の態様の開口開閉装置では、第一又は第二の態様の開口開閉装置において、閉塞部材は、閉塞方向に回転されることにより開口を部分的に閉塞するようになっている。
本発明の第四の態様の開口開閉装置では、第一から第三のいずれかの態様の開口開閉装置において、閉塞部材は、板状体からなる。
本発明の第五の態様の開口開閉装置では、第一から第四のいずれかの態様の開口開閉装置において、閉塞部材は、気体が通過する孔を有している。
本発明の第六の態様の開口開閉装置では、第一から第五のいずれかの態様の開口開閉装置において、閉塞部材の一端は、開閉部材に回転自在に支持されており、閉塞部材の他端は、当該一端よりも開閉部材から離れて配されている。
第六の態様の開口開閉装置によれば、上述の構成を具備しているために、閉塞部材の他端側で建物外から開口に流入される気体を受けやすくすることができ、而して、気体の流動調節をより確実に行い得る。
本発明の第七の態様の開口開閉装置では、第一から第六のいずれかの態様の開口開閉装置において、閉塞部材は、開閉部材が開口開放位置に配された際に当該開閉部材の建物内側に位置する端部に回転自在に支持されている。
本発明の第八の態様の開口開閉装置では、第一から第七のいずれかの態様の開口開閉装置において、閉塞部材は、開閉部材の一方の面に対面する曲面を有している。
本発明の第九の態様の開口開閉装置では、第一から第八のいずれかの態様の開口開閉装置において、付勢手段は、開閉部材に取り付けられている。
第九の態様の開口開閉装置によれば、上述の構成を具備しているために、開閉部材と閉塞部材と付勢手段とを一つの部材として取扱うことができて、施工性の向上を図り得る。
本発明の第十の態様の開口開閉装置では、第一から第九のいずれかの態様の開口開閉装置において、付勢手段は、閉塞部材を閉塞方向とは逆の方向に向かって付勢する押し力又は引き力を閉塞部材に対して発生する付勢部材を具備している。
本発明の第十一の態様の開口開閉装置では、第十の態様の開口開閉装置において、付勢部材は、ばね、ゴム等の弾性体からなる。
本発明の第十二の態様の開口開閉装置では、第十又は第十一の態様の開口開閉装置において、付勢部材は、一端部で開閉部材に固定されていると共に他端部で閉塞部材に滑り接触している捩りコイルばねからなる。
本発明の第十三の態様の開口開閉装置では、第一から第十二のいずれかの態様の開口開閉装置において、付勢手段は、閉塞部材の回転軸心から離反して閉塞部材に取り付けられていると共に自重に基づいて閉塞部材に閉塞方向とは逆の方向の回転力を与える重錘を具備している。
本発明の第十四の態様の開口開閉装置では、第一から第十三のいずれかの態様の開口開閉装置において、付勢手段は、一の方向の回転により閉塞部材を閉塞方向とは逆の方向に向かって押し付けることができるように開閉部材に回転自在に支持されている押し付け部材と、押し付け部材を一の方向に回転させるように弾性的に押圧する弾性押圧部材とを具備しており、押し付け部材は、押し付け部材の回転軸心から離反した部位で閉塞部材に滑り接触するようになっており、押し付け部材の回転軸心は、閉塞部材の回転軸心よりも建物内側に位置している。
本発明の第十五の態様の開口開閉装置では、第十四の態様の開口開閉装置において、押し付け部材の回転軸心は、開閉部材が開口開放位置に配された際に閉塞部材の回転軸心よりも建物内側に位置している。
本発明の第十六の態様の開口開閉装置では、第十四又は第十五の態様の開口開閉装置において、押し付け部材の回転軸心は、閉塞部材の回転軸心よりも建物内側に常に位置している。
本発明の第十七の態様の開口開閉装置では、第十四から第十六のいずれかの態様の開口開閉装置において、押し付け部材は、閉塞部材に滑り接触しているその部位が、閉塞部材の閉塞方向の回転に基づく押し付け部材の他の方向への回転において閉塞部材の回転軸心から漸次離反するように配されている。
本発明の第十八の態様の開口開閉装置では、第十四から第十七のいずれかの態様の開口開閉装置において、弾性押圧部材は、ばね又はゴムばねからなる。
第十四から第十八のいずれかの態様の開口開閉装置によれば、上述の構成を具備しているために、閉塞部材の閉塞方向への回転に応じて付勢手段による付勢力を漸増させることができる結果、閉塞部材による閉塞部分の漸増に伴って増大する傾向にある気体に基づく閉塞方向に向かう回転力に抗する閉塞方向とは逆の方向に向かう抗回転力を漸増させることができ、而して、閉塞部材により開口を好適に閉塞することができる。
本発明の第十九の態様の開口開閉装置では、第一から第十八のいずれかの態様の開口開閉装置において、回動手段は、回転力発生手段と、この回転力発生手段からの回転力を、開閉部材を開口開放方向及び開口閉鎖方向に回動させる回動力として当該開閉部材に伝達する伝達手段とを具備している。
本発明の第二十の態様の開口開閉装置では、第十九の態様の開口開閉装置において、伝達手段は、開閉部材を開口開放方向及び開口閉鎖方向に回動させるように、開閉部材に連結している回転自在な回転自在部材と、回転力発生手段からの回転力により回転駆動される回転駆動部材と、回転力発生手段により回転駆動部材が一方の方向に回転駆動されることで開閉部材が開口開放方向に回動される一方、回転力発生手段により回転駆動部材が他方の方向に回転駆動されることで開閉部材が開口閉鎖方向に回動されるように、回転駆動部材の回転駆動による回転力を回転自在部材に伝達すべく、回転駆動部材及び回転自在部材の夫々に回転自在に連結されている連結部材とを具備しており、開閉部材が開口閉鎖位置に配される際に、連結部材の回転自在部材に対する回転軸心が、開閉部材の開口開放方向の回動力に起因して回転自在部材を介して生じる回転駆動部材の回転が他方の方向となるように、連結部材の回転駆動部材に対する回転軸心を中心とする当該連結部材の回転方向に関して、連結部材の回転駆動部材に対する回転軸心及び回転駆動部材の回転軸心を結ぶ線に対して一方側に位置している。
第二十の態様の開口開閉装置によれば、上述の構成を具備しているために、回転駆動部材の一方及び他方の方向の回転駆動により連結部材及び回転自在部材を介して開閉部材を開口開放方向及び開口閉鎖方向に回動させることができる一方、開閉部材が開口閉鎖位置に配される際に、連結部材の回転自在部材に対する回転軸心を、開閉部材の開口開放方向の回動力に起因して回転自在部材を介して生じる回転駆動部材の回転が他方の方向となるように、連結部材の回転駆動部材に対する回転軸心を中心とする当該連結部材の回転方向に関して、連結部材の回転駆動部材に対する回転軸心及び回転駆動部材の回転軸心を結ぶ線に対して一方側に位置させることにより、開閉部材が開口閉鎖位置に配されている際に、回転駆動部材や連結部材を開閉部材等に当接させて、開閉部材の開口開放方向の回動力に起因して回転自在部材を介して生じる回転駆動部材の他方の方向の回転を禁止することができ、従って、ウォームホイール機構を用いなくても風等に起因する開閉部材の開口開放方向の回動を行わせないように当該開閉部材をセルフロックすることができて意図しない開口の開放を阻止でき、しかも、エネルギ損失を少なくできて且つ摺動音をそれ程発生させないで開口を開放及び閉鎖することができる。
本発明の第二十一の態様の開口開閉装置では、第二十の態様の開口開閉装置において、回転駆動部材の回転軸心から連結部材の回転駆動部材に対する回転軸心までの距離は、連結部材の回転駆動部材に対する回転軸心から連結部材の回転自在部材に対する回転軸心までの距離よりも長い。
本発明の第二十二の態様の開口開閉装置では、第二十又は第二十一の態様の開口開閉装置において、回転自在部材の回転軸心から連結部材の回転自在部材に対する回転軸心までの距離は、連結部材の回転駆動部材に対する回転軸心から連結部材の回転自在部材に対する回転軸心までの距離よりも長い。
本発明の第二十三の態様の開口開閉装置では、第二十から第二十二のいずれかの態様の開口開閉装置において、開閉部材は、当該開閉部材が開口閉鎖位置に配される際に、回転駆動部材及び連結部材のうちの少なくとも一方に当接して回転駆動部材の他方の方向の回転を禁止するようになっている。
本発明の第二十四の態様の開口開閉装置では、第二十から第二十三のいずれかの態様の開口開閉装置において、回転力発生手段は、回転駆動部材に連結している電動モータを具備しており、この電動モータの出力回転軸の回転により回転駆動部材に回転力を生じさせることで、当該回転駆動部材から連結部材及び回転自在部材を介して開閉部材に開口開放方向及び開口閉鎖方向の回動力を与えるようになっている。
本発明によれば、建物内に流出される気体の流動を瞬時的に調節することのできる簡単な構成で安価な開口開閉装置を提供し得る。
次に、本発明の実施の形態の例を、図に示す好ましい例に基づいて更に詳細に説明する。尚、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1から図6において、本例の換気装置としての開口開閉装置1は、建物内外2及び3を連通する開口4を画成する枠手段5と、開口4に開口開放方向、本例ではA方向及び開口閉鎖方向、本例ではB方向に回動(旋回)自在に配されていると共に開口4を開閉するX方向に伸びた中空の開閉部材6と、開閉部材6を開口開放位置に向かうA方向及び開口閉鎖位置に向かうB方向に回動させる回動手段7と、開閉部材6よりも建物内2側で開閉部材6にD及びE方向に回転自在に支持されていると共に、回動手段7によりA及びB方向に回動される開閉部材6が開口開放位置から開口閉鎖位置までの間であって開口閉鎖位置を除く位置に配される際に建物外3から開口4に流入される気体8に基づいて、開口4を部分的に閉塞する閉塞方向、本例ではD方向に回転される閉塞部材9と、閉塞部材9に加えられる気体8に基づくD方向に向かう回転力に抗するように閉塞部材9をD方向とは逆のE方向に付勢する付勢手段10とを具備している。
枠手段5は、開口4を画成すべく、X方向に伸びた中空の上下壁12及び13と、上下壁12及び13の両端に固着されている側壁14及び15とを具備している。
上壁12及び下壁13には、側壁14から側壁15までX方向に伸びた弾性シール部材16及び17が夫々嵌着されている。
上壁12及び下壁13の夫々は、建物の貫通孔を間にして建物内壁に取り付けられており、開口4は、その一方の開口端19において貫通孔を介して建物外3と連通していると共に、その他方の開口端20において建物内2と連通している。尚、開口端19及び20には上下壁12及び13に支持されて防塵用金網(図示せず)が夫々設けられていてもよい。
回動手段7は、回転力発生手段としての電動モータ41と、電動モータ41からの回転力を、開閉部材6をA及びB方向に回動させる回動力として当該開閉部材6に伝達する伝達手段42とを具備している。
伝達手段42は、回転軸心C4を中心とするA1及びB1方向の回転により開閉部材6を回転軸心C4の周りでA及びB方向に回動させるように、開閉部材6に連結しているA1及びB1方向に回転自在な回転自在部材としての回転自在アーム43と、電動モータ41からの回転力により回転軸心C3を中心としてR1及びR2方向に回転駆動される回転駆動部材としての回転駆動アーム44と、電動モータ41により回転駆動アーム44がR1方向に回転駆動されることで開閉部材6がA方向に回動される一方、電動モータ41により回転駆動アーム44がR2方向に回転駆動されることで開閉部材6がB方向に回動されるように、回転駆動アーム44の回転駆動による回転力を回転自在アーム43に伝達すべく、回転駆動アーム44及び回転自在アーム43の夫々に回転自在に連結されている連結部材としての連結アーム45と、開閉部材6が図5に示すように開口開放位置に配される際に、開閉部材6に当接して回転駆動アーム44のR1方向の回転を禁止するストッパ34とを具備している。
回転自在アーム43は、X方向に関して連結アーム45よりも側壁14側に配されており、連結アーム45は、X方向に関して回転駆動アーム44よりも側壁14側に配されている。
回転自在アーム43は、小端部31で軸27を介して側壁14に回転軸心C4を中心として回転自在となるように支持されていると共に、大端部32で中空本体24の他端を閉塞するように当該中空本体24の他端に着脱自在に取り付けられている扇形本体33と、電動モータ41の出力回転軸41aに干渉しないように扇形本体33の下端縁に設けられた凹状部37とを具備しており、小端部31及び大端部32間で連結アーム45に軸ピン35を介して回転自在に連結されている。斯かる回転自在アーム43は、回転駆動アーム44の回転駆動による回転力が連結アーム45を介して与えられることによって回転軸心C4を中心としてA1及びB1方向に回転されるようになっている。
回転駆動アーム44は、その一端部で電動モータ41の出力回転軸41aに連結されており、その他端部で連結アーム45に連結されている。回転駆動アーム44は、電動モータ41の出力回転軸41aの回転により回転軸心C3を中心としてR1及びR2方向に回転駆動されるようになっている。
連結アーム45は、その一端部で回転駆動アーム44に軸ピン38を介して回転軸心C2を中心として回転自在に連結されており、その他端部で回転自在アーム43に軸ピン35を介して回転軸心C1を中心として回転自在に連結されている。
回転軸心C3から回転軸心C2までの距離は、本例では、回転軸心C2から回転軸心C1までの距離及び回転軸心C4から回転軸心C1までの距離よりも長く、また、回転軸心C4から回転軸心C1までの距離は、回転軸心C2から回転軸心C1までの距離よりも長い。
ストッパ34は、本例では、開閉部材6が開口開放位置に配される際に開閉部材6に当接して当該開閉部材6のA方向の回動を禁止するように、側壁15に固定されている。
電動モータ41は、その出力回転軸41aで回転駆動アーム44に連結しており、当該出力回転軸41aの回転により回転駆動アーム44にR1及びR2方向の回転力を生じさせることで、回転駆動アーム44から連結アーム45及び回転自在アーム43を介して開閉部材6にA及びB方向の回動力を与えるようになっている。出力回転軸41aの先端は、下壁13に固定された支持部材36に回転自在に支持されている。
開閉部材6は、X方向に直交するY方向で互いに対向する凸曲面22及び凹曲面23を外面に有しているX方向に伸びた中空本体24と、中空本体24のX方向における一端を閉塞している側板25とを具備しており、中空本体24のX方向における他端は回転自在アーム43が着脱自在に取り付けられることで閉塞されている。
中空本体24は、開閉部材6が図3に示すように開口閉鎖位置に配されている場合には、その上端部29の建物外3側の部位で弾性シール部材16に、その下端部30の建物内2側の部位で弾性シール部材17に夫々当接すると共に、凸曲面22が建物外3側に、凹曲面23が建物内2側に位置するように、開口4に配されている。中空本体24の上端部29は、開閉部材6が図5に示すように開口開放位置に配された際に当該開閉部材6の建物内2側に位置するようになっている。中空本体24の上端部29には、閉塞部材9が回転自在に取り付けられている。尚、開口4は、中空本体24の上端部29及び下端部30が弾性シール部材16及び17に夫々当接することにより閉鎖される。側板25は、本例では、回転自在アーム43と同様に形成されており、回転軸心C4を中心としてA1及びB1方向に回転自在となるように、側壁15に軸26を介して支持されている。
閉塞部材9は、X方向に伸びた板状体46と、板状体46の一端47に配されていると共に開閉部材6に回転軸心C5を中心としてD及びE方向に回転自在に支持されている被支持部48とを具備している。
板状体46は、Y方向で互いに対向する凸曲面49及び凹曲面50を有しており、凸曲面49は、開閉部材6の凹曲面23に対面している。板状体46の他端51は、一端47よりも開閉部材6から離れて配されている。
被支持部48は、本例では、開閉部材6の上端部29に滑動自在に嵌着されているX方向に伸びた円柱状体52からなる。
以上の閉塞部材9は、開閉部材6が開口開放位置に配されている際に開口端19から開口4に流入された気体8のうち開閉部材6及び閉塞部材9間に流れ込んだ気体8の圧力等によってD方向への回転力が加えられ、斯かる回転力が付勢手段10によるE方向への付勢力を上回った場合に、D方向に回転される一方、前記回転力が付勢力を下回った場合に、E方向に回転されるようになっている。閉塞部材9は、前記D方向の回転により開口端20側において開口4を部分的に漸次閉塞するようになっている一方、前記E方向の回転により開口4の部分的な閉塞を漸次解除するようになっている。閉塞部材9は、開口4に流入された気体8に基づいてD方向に回転されるようになっているために、例えば、開口端19から開口4に強風が吹き込んだ場合には、瞬時的に開口20を部分的に閉塞し得る。閉塞部材9は、付勢手段10によりE方向に向かって付勢されているために、開口4に吹き込んだ風の強弱に応じて開口4の閉塞領域の広狭を瞬時的に調節することができる。
付勢手段10は、回転により閉塞部材9をE方向に向かって押し付けることができるように開閉部材6の上端部29に回転軸心C6を中心としてG及びH方向に回転自在に支持されている押し付け部材53と、押し付け部材53をG方向に回転させるように弾性的に押圧する弾性押圧部材54とを具備している。
押し付け部材53は、X方向に伸びた略円柱状部55と、略円柱状部55の一端に一体的に形成されている突出部56とを具備している。
略円柱状部55は、開閉部材6の上端部29に取り付けられたX方向に伸びた略円筒状部材57の内部空間に挿入されてG及びH方向に回転自在に装着されている。
突出部56は、回転軸心C5及びC6の夫々から離反した先端部位58で閉塞部材9に滑り接触するように閉塞部材9に向かって伸びている。先端部位58は、押し付け部材53が閉塞部材9のD方向の回転に基づいてH方向に回転されることにより閉塞部材9の回転軸心C5から漸次離反するようになっている。付勢手段10は、先端部位58が閉塞部材9のD方向の回転に基づく押し付け部材53のH方向への回転において閉塞部材9の回転軸心C5から漸次離反するように配されているために、弾性押圧部材54による押圧力を調節しない場合においても、閉塞部材9のD方向への回転に応じて付勢手段10による付勢力を漸増させることができる結果、閉塞部材9による閉塞部分の漸増に伴って増大する傾向にある気体8に基づくD方向に向かう回転力に抗するE方向に向かう抗回転力を漸増させることができる。
押し付け部材53の回転軸心C6は、開閉部材6が開口開放位置に配された際に、Y方向に関して閉塞部材9の回転軸心C5よりも建物内2側に位置していると共にX及びY方向に直交するZ方向に関して回転軸心C5よりも下方に位置している一方、開閉部材6が開口閉鎖位置に配された際に、Y方向に関して開閉部材6の回転軸心C5よりも建物内2側に位置していると共にZ方向に関して回転軸心C5よりも上方に位置している。回転軸心C6は、本例では、Y方向に関して回転軸心C5よりも建物内2側に常に位置している。
弾性押圧部材54は、一端で開閉部材6に他端で略円柱状部55に着脱自在に取り付けられていると共に略円柱状部55に巻き回されているコイルばね、本例では捩りコイルばね59を具備している。捩りコイルばね59の弾性力は、気体8に基づく閉塞部材9のD方向への回転力との関係において適宜調節することができるようになっているのが好ましい。
本例の開口開閉装置1は、電動モータ41の出力回転軸41aの回転により回転駆動アーム44をR1方向に回転駆動させ、この回転駆動による回転力を当該回転駆動により回転軸心C2を中心としてR3方向に回転される連結アーム10を介して回転自在アーム43に伝達し、この伝達した回転力により回転自在アーム43をA1方向に回転させることで当該回転自在アーム43に連結されている開閉部材6をA方向に回動させて、図4に示す状態を経て、図5に示すように、開閉部材6を開口開放位置に配するようになっており、また、電動モータ41の出力回転軸41aの回転により回転駆動アーム44をR2方向に回転駆動させ、この回転駆動による回転力を当該回転駆動により回転軸心C2を中心としてR4方向に回転される連結アーム45を介して回転自在アーム43に伝達し、この伝達した回転力により回転自在アーム43をB1方向に回転させることで当該回転自在アーム43に連結されている開閉部材6をB方向に回動させて、図4に示す状態を経て、図3に示すように、開閉部材6を開口閉鎖位置に配すると共に回転軸心C1を線Fに対してR4方向側に位置させるようになっている。開口開閉装置1は、図3に示すように、開閉部材6が開口閉鎖位置に配される際に、連結アーム45の回転自在アーム43に対する回転軸心C1が、連結アーム45の回転駆動アーム44に対する回転軸心C2を中心とする当該連結アーム45の回転方向であるR3及びR4方向に関して、回転軸心C2及び回転駆動アーム44の回転軸心C3を結ぶ線Fに対してR4方向側に位置しているので、回転駆動アーム44が風等による開閉部材6のA方向の回動力に起因して回転自在アーム43を介してR2方向に微少に回転されると、当該回転駆動アーム44の他端部が中空本体24の上端部29の建物内2側の部位に当接し、当該当接により回転駆動アーム44のR2方向の回転が禁止される。尚、連結アーム45の一端部は回転駆動アーム44の開閉部材6への当接と共に、当該開閉部材6に当接する。
以上の開口開閉装置1によれば、建物内外2及び3を連通する開口4を画成する枠手段5と、開口4に回動自在に配されていると共に開口4を開閉する開閉部材6と、開閉部材6を開口開放位置に向かうA方向及び開口閉鎖位置に向かうB方向に回動させる回動手段7と、開閉部材6に回転自在に支持されていると共に建物外3から開口4に流入される気体8に基づいて開口4を閉塞するD方向に回転される閉塞部材9と、閉塞部材9に加えられる気体8に基づく回転力に抗するように閉塞部材9をD方向とは逆のE方向に付勢する付勢手段10とを具備しているために、開口4に配設された閉塞部材9が建物外3から開口4に流入される気体8に基づいてD方向に回転されるために、建物内2に流出される気体8の流動を瞬時的に調節することができると共に、検出器等を設ける必要をなくすことができて、簡単な構成で安価な装置を提供することができ、また、開閉部材6と閉塞部材9とを一つの部材として取扱うことができて、施工性の向上を図り得、更に、簡単な構成にすることで設置スペースの縮小化をも図り得る。
開口開閉装置1によれば、閉塞部材9の一端47が、開閉部材6に回転自在に支持されており、閉塞部材9の他端51が、当該一端47よりも開閉部材6から離れて配されているために、閉塞部材9の他端51側で建物外3から開口4に流入される気体8を受けやすくすることができ、而して、気体8の流動調節をより確実に行い得る。
開口開閉装置1によれば、付勢手段10が、開閉部材6に取り付けられているために、開閉部材6と閉塞部材9と付勢手段10とを一つの部材として取扱うことができて、施工性の向上を図り得る。
開口開閉装置1によれば、付勢手段10が、G方向の回転により閉塞部材9をE方向に向かって押し付けることができるように開閉部材6に回転自在に支持されている押し付け部材53と、押し付け部材53をG方向に回転させるように弾性的に押圧する弾性押圧部材54とを具備しており、押し付け部材53が、押し付け部材53の回転軸心C6から離反した先端部位58で閉塞部材9に滑り接触するようになっており、押し付け部材53の回転軸心C6が、閉塞部材9の回転軸心C5よりも建物内2側に位置しているために、閉塞部材9のD方向への回転に応じて付勢手段10による付勢力を漸増させることができる結果、閉塞部材9による閉塞部分の漸増に伴って増大する傾向にある気体8に基づくD方向に向かう回転力に抗するE方向に向かう抗回転力を漸増させることができ、而して、閉塞部材9により開口4を好適に閉塞することができる。
開口開閉装置1によれば、伝達手段42が、開閉部材6をA方向及びB方向に回動させるように、開閉部材6に連結している回転自在な回転自在アーム43と、電動モータ41からの回転力により回転駆動される回転駆動アーム44と、電動モータ41により回転駆動アーム44がA1方向に回転駆動されることで開閉部材6がA方向に回動される一方、電動モータ41により回転駆動アーム44がB1方向に回転駆動されることで開閉部材6がB方向に回動されるように、回転駆動アーム44の回転駆動による回転力を回転自在アーム43に伝達すべく、回転駆動アーム44及び回転自在アーム43の夫々に回転自在に連結されている連結アーム45とを具備しており、開閉部材6が開口閉鎖位置に配される際に、連結アーム45の回転自在アーム43に対する回転軸心C1が、開閉部材6のA方向の回動力に起因して回転自在アーム43を介して生じる回転駆動アーム44の回転がR2方向となるように、連結アーム45の回転駆動アーム44に対する回転軸心C2を中心とする当該連結アーム45の回転するR3及びR4方向に関して、連結アーム45の回転駆動アーム44に対する回転軸心C1及び回転駆動アーム44の回転軸心C3を結ぶ線Fに対してR4方向側に位置しているために、回転駆動アーム44R1及びR2方向の回転駆動により連結アーム45及び回転自在アーム43を介して開閉部材6をA方向及びB方向に回動させることができる一方、開閉部材6が開口閉鎖位置に配される際に、連結アーム45の回転自在アーム43に対する回転軸心C1を、開閉部材6のA方向の回動力に起因して回転自在アーム43を介して生じる回転駆動アーム44の回転がR2方向となるように、連結アーム45の回転駆動アーム44に対する回転軸心C2を中心とする当該連結アーム45の回転するR3及びR4方向に関して、連結アーム45の回転駆動アーム44に対する回転軸心C2及び回転駆動アーム44の回転軸心C3を結ぶ線Fに対してR4方向側に位置させることにより、開閉部材6が開口閉鎖位置に配されている際に、回転駆動アーム44や連結アーム45を開閉部材6等に当接させて、開閉部材6のA方向の回動力に起因して回転自在アーム43を介して生じる回転駆動アーム44のR3方向の回転を禁止することができ、従って、ウォームホイール機構を用いなくても風等に起因する開閉部材6のA方向の回動を行わせないように当該開閉部材6をセルフロックすることができて意図しない開口の開放を阻止でき、しかも、エネルギ損失を少なくできて且つ摺動音をそれ程発生させないで開口を開放及び閉鎖することができる。
尚、開口開閉装置1は、閉塞部材9に代えて、気体8が通過する複数の孔(図示せず)を有した閉塞部材を具備していてもよく、斯かる閉塞部材は、網状であってもよい。また、開口開閉装置1は、弾性押圧部材54に代えて又は加えて、ばね、ゴム等からなる弾性押圧部材を具備していてもよい。更に、開口開閉装置1は、捩りコイルばね59に代えて、一端で開閉部材6に固定されていると共に他端で押し付け部材53に接触している板ばねを具備していてもよく、一端で開閉部材6に固定されていると共に他端で閉塞部材9に着脱自在に取り付けられている板ばね又はコイルばねを具備していてもよい。更にまた、開口開閉装置1では、回転力発生手段として電動モータ41を具備しているが、これに代えて、例えば、回転駆動アーム44の一端部に取り付けられた手動操作可能な操作アームを具備していてもよい。
また、開口開閉装置1の付勢手段10は、押し付け部材53及び弾性押圧部材54に代えて又は加えて、閉塞部材9をE方向に向かって付勢する押し力又は引き力を閉塞部材9に対して発生するばね、ゴム等の弾性体からなる付勢部材を具備していてもよく、斯かる付勢部材は、例えば一端部で開閉部材6に固定されていると共に他端部で閉塞部材9に滑り接触している捩りコイルばねからなっていてもよい。また、開口開閉装置1の付勢手段10は、押し付け部材53及び弾性押圧部材54や前記付勢部材に代えて又は加えて、閉塞部材9の回転軸心C5から離反して閉塞部材9に取り付けられていると共に自重に基づいて閉塞部材9にE方向の回転力を与える重錘を具備していてもよく、斯かる重錘は、開閉部材6が開口開放位置に配されている際には、回転軸心C5よりも建物内2側に配されるように閉塞部材9に取り付けられていてもよい。
更にまた、開口開閉装置1は、本例では、建物壁に横向きに設置されているが、例えば、建物壁に縦向きに設置されていてもよい。
本発明の実施の形態の例の全体説明図である。 図1に示す例の主に閉塞部材の斜視説明図である。 図1に示す例のIII−III線断面説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。 図1に示す例の動作説明図である。
符号の説明
1 開口開閉装置
4 開口
5 枠手段
6 開閉部材
7 回動手段
8 気体
9 閉塞部材
10 付勢手段

Claims (20)

  1. 建物内外を連通する開口を画成する枠手段と、開口に回動自在に配されていると共に開口を開閉する開閉部材と、この開閉部材を開口開放位置に向かう開口開放方向及び開口閉鎖位置に向かう開口閉鎖方向に回動させる回動手段と、開閉部材に回転自在に支持されていると共に建物外から開口に流入される気体に基づいて開口を閉塞する閉塞方向に回転される閉塞部材と、開閉部材に取り付けられていると共に、閉塞部材に加えられる気体に基づく回転力に抗するように閉塞部材を閉塞方向とは逆の方向に付勢する付勢手段とを具備している開口開閉装置。
  2. 建物内外を連通する開口を画成する枠手段と、開口に回動自在に配されていると共に開口を開閉する開閉部材と、この開閉部材を開口開放位置に向かう開口開放方向及び開口閉鎖位置に向かう開口閉鎖方向に回動させる回動手段と、開閉部材に回転自在に支持されていると共に建物外から開口に流入される気体に基づいて開口を閉塞する閉塞方向に回転される閉塞部材と、この閉塞部材に加えられる気体に基づく回転力に抗するように閉塞部材を閉塞方向とは逆の方向に付勢する付勢手段とを具備しており、付勢手段は、閉塞部材を閉塞方向とは逆の方向に向かって付勢する押し力又は引き力を閉塞部材に対して発生する付勢部材を具備しており、付勢部材は、一端部で開閉部材に固定されていると共に他端部で閉塞部材に滑り接触している捩りコイルばねからなる開口開閉装置。
  3. 建物内外を連通する開口を画成する枠手段と、開口に回動自在に配されていると共に開口を開閉する開閉部材と、この開閉部材を開口開放位置に向かう開口開放方向及び開口閉鎖位置に向かう開口閉鎖方向に回動させる回動手段と、開閉部材に回転自在に支持されていると共に建物外から開口に流入される気体に基づいて開口を閉塞する閉塞方向に回転される閉塞部材と、この閉塞部材に加えられる気体に基づく回転力に抗するように閉塞部材を閉塞方向とは逆の方向に付勢する付勢手段とを具備しており、付勢手段は、一の方向の回転により閉塞部材を閉塞方向とは逆の方向に向かって押し付けることができるように開閉部材に回転自在に支持されている押し付け部材と、押し付け部材を一の方向に回転させるように弾性的に押圧する弾性押圧部材とを具備しており、押し付け部材は、押し付け部材の回転軸心から離反した部位で閉塞部材に滑り接触するようになっており、押し付け部材の回転軸心は、閉塞部材の回転軸心よりも建物内側に位置している開口開閉装置。
  4. 建物内外を連通する開口を画成する枠手段と、開口に回動自在に配されていると共に開口を開閉する開閉部材と、この開閉部材を開口開放位置に向かう開口開放方向及び開口閉鎖位置に向かう開口閉鎖方向に回動させる回動手段と、開閉部材に回転自在に支持されていると共に建物外から開口に流入される気体に基づいて開口を閉塞する閉塞方向に回転される閉塞部材と、この閉塞部材に加えられる気体に基づく回転力に抗するように閉塞部材を閉塞方向とは逆の方向に付勢する付勢手段とを具備しており、回動手段は、回転力発生手段と、この回転力発生手段からの回転力を、開閉部材を開口開放方向及び開口閉鎖方向に回動させる回動力として当該開閉部材に伝達する伝達手段とを具備しており、伝達手段は、開閉部材を開口開放方向及び開口閉鎖方向に回動させるように、開閉部材に連結している回転自在な回転自在部材と、回転力発生手段からの回転力により回転駆動される回転駆動部材と、回転力発生手段により回転駆動部材が一方の方向に回転駆動されることで開閉部材が開口開放方向に回動される一方、回転力発生手段により回転駆動部材が他方の方向に回転駆動されることで開閉部材が開口閉鎖方向に回動されるように、回転駆動部材の回転駆動による回転力を回転自在部材に伝達すべく、回転駆動部材及び回転自在部材の夫々に回転自在に連結されている連結部材とを具備しており、開閉部材が開口閉鎖位置に配される際に、連結部材の回転自在部材に対する回転軸心が、開閉部材の開口開放方向の回動力に起因して回転自在部材を介して生じる回転駆動部材の回転が他方の方向となるように、連結部材の回転駆動部材に対する回転軸心を中心とする当該連結部材の回転方向に関して、連結部材の回転駆動部材に対する回転軸心及び回転駆動部材の回転軸心を結ぶ線に対して一方側に位置している開口開閉装置。
  5. 押し付け部材の回転軸心は、開閉部材が開口開放位置に配された際に閉塞部材の回転軸心よりも建物内側に位置している請求項3に記載の開口開閉装置。
  6. 押し付け部材の回転軸心は、閉塞部材の回転軸心よりも建物内側に常に位置している請求項3又は5に記載の開口開閉装置。
  7. 押し付け部材は、閉塞部材に滑り接触しているその部位が、閉塞部材の閉塞方向の回転に基づく押し付け部材の他の方向への回転において閉塞部材の回転軸心から漸次離反するように配されている請求項3、5及び6のいずれか一項に記載の開口開閉装置。
  8. 弾性押圧部材は、ばね又はゴムからなる請求項3及び5から7のいずれか一項に記載の開口開閉装置。
  9. 回転駆動部材の回転軸心から連結部材の回転駆動部材に対する回転軸心までの距離は、連結部材の回転駆動部材に対する回転軸心から連結部材の回転自在部材に対する回転軸心までの距離よりも長い請求項4に記載の開口開閉装置。
  10. 回転自在部材の回転軸心から連結部材の回転自在部材に対する回転軸心までの距離は、連結部材の回転駆動部材に対する回転軸心から連結部材の回転自在部材に対する回転軸心までの距離よりも長い請求項4又は9に記載の開口開閉装置。
  11. 開閉部材は、当該開閉部材が開口閉鎖位置に配される際に、回転駆動部材及び連結部材のうちの少なくとも一方に当接して回転駆動部材の他方の方向の回転を禁止するようになっている請求項4、9及び10のいずれか一項に記載の開口開閉装置。
  12. 回転力発生手段は、回転駆動部材に連結している電動モータを具備しており、この電動モータの出力回転軸の回転により回転駆動部材に回転力を生じさせることで、当該回転駆動部材から連結部材及び回転自在部材を介して開閉部材に開口開放方向及び開口閉鎖方向の回動力を与えるようになっている請求項4及び9から11のいずれか一項に記載の開口開閉装置。
  13. 閉塞部材は、開閉部材が開口開放位置に配されている際に気体に基づいて閉塞方向に回転されるようになっている請求項1から12のいずれか一項に記載の開口開閉装置。
  14. 閉塞部材は、閉塞方向に回転されることにより開口を部分的に閉塞するようになっている請求項1から13のいずれか一項に記載の開口開閉装置。
  15. 閉塞部材は、板状体からなる請求項1から14のいずれか一項に記載の開口開閉装置。
  16. 閉塞部材は、気体が通過する孔を有している請求項1から15のいずれか一項に記載の開口開閉装置。
  17. 閉塞部材の一端は、開閉部材に回転自在に支持されており、閉塞部材の他端は、当該一端よりも開閉部材から離れて配されている請求項1から16のいずれか一項に記載の開口開閉装置。
  18. 閉塞部材は、開閉部材が開口開放位置に配された際に当該開閉部材の建物内側に位置する端部に回転自在に支持されている請求項1から17のいずれか一項に記載の開口開閉装置。
  19. 閉塞部材は、開閉部材の一方の面に対面する曲面を有している請求項1から18のいずれか一項に記載の開口開閉装置。
  20. 付勢手段は、閉塞部材の回転軸心から離反して閉塞部材に取り付けられていると共に自重に基づいて閉塞部材に閉塞方向とは逆の方向の回転力を与える重錘を具備している請求項1から19のいずれか一項に記載の開口開閉装置。
JP2004047121A 2004-02-23 2004-02-23 開口開閉装置 Expired - Fee Related JP4438446B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004047121A JP4438446B2 (ja) 2004-02-23 2004-02-23 開口開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004047121A JP4438446B2 (ja) 2004-02-23 2004-02-23 開口開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005232938A JP2005232938A (ja) 2005-09-02
JP4438446B2 true JP4438446B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=35016174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004047121A Expired - Fee Related JP4438446B2 (ja) 2004-02-23 2004-02-23 開口開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4438446B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6554901B2 (ja) * 2015-04-28 2019-08-07 オイレスEco株式会社 通路開閉装置
NL2017919B1 (nl) * 2016-12-02 2018-06-18 Vero Duco Nv Ventilatie-inrichting

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005232938A (ja) 2005-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100737001B1 (ko) 차량 도어핸들어셈블리의 안전기구
JP5680831B2 (ja) 家具の蝶番
US4338967A (en) Universal link bar operator and actuator for rotating blade air, smoke, and fire dampers
JP2002127750A (ja) トラック等のウイング開閉装置
JP4438446B2 (ja) 開口開閉装置
CN103134164B (zh) 空调器及其导风板运动支撑机构
EP1997985A3 (en) Door opening device for heavy construction equipment
KR102015902B1 (ko) 출입문 자동 개폐장치
JP4983597B2 (ja) 窓開閉装置
KR20110011174U (ko) 각도조절이 가능한 도어닫힘 방지장치
JP4161798B2 (ja) 開口開閉装置
JP4314635B2 (ja) 換気装置
JP4857965B2 (ja) 換気装置
JP3554364B2 (ja) コンパクトな窓オペレータ
JP4742786B2 (ja) ルーバ装置
JP3338419B2 (ja) 開口部の蓋用アームストッパー装置
JP4070025B2 (ja) 扉の開閉補助装置
JP3683520B2 (ja) スラットの揺動機構及びこれを用いた雨戸
JP5109640B2 (ja) 窓開閉装置
JP4900038B2 (ja) 窓開閉装置
JP5059917B2 (ja) 給気ダンパー装置
JP4151429B2 (ja) 換気ダンパ
JP6554901B2 (ja) 通路開閉装置
JP2006189234A (ja) 自然換気装置
JP4010168B2 (ja) 建物の開口開閉機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4438446

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091228

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140115

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees