JP4437339B2 - 液体塗布具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばサインペン等の筆記用具あるいは眉描き筆等の化粧具などの液体塗布具に関し、更に詳しくは、ペン芯へのインク(インキともいう)の供給が安定して行えるようにしたカートリッジ交換式の液体塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の塗布具、例えば筆記用具として用いられるサインペンにおいては、例えば、実開平6−45776号公報に開示されているように、インクをカートリッジ交換可能にしてなる構成を有するものがある。
【0003】
この種のカートリッジ交換式サインペンでは、図8に示すように、軸筒本体100を先軸101と、この先軸101に分離可能に螺合されて装着される後軸102とで形成され、先軸101内を隔壁103を介して先端筒部104と後端筒部105とに区画されている。
【0004】
そして、先軸101の後端筒部105内の中心軸には、筒状突起106が設けられ、この筒状突起106には、インクWを収容した交換可能なカートリッジ400の先端部が着脱自在に装填され、カートリッジ400の先端開口部側に設けたシールボール受部401を介して密栓するシールボール402の密栓解除により、カートリッジ400内のインクWを筒状突起106の連通孔107に導入させるようになっている。
【0005】
また、先軸101の先端筒部104の先端には、シール筒108が設けられ、このシール筒108を介してコレクタ200が先端筒部104内に挿入されている。このコレクタ200は、先端筒部104の内周面104aとの間に外気と連通可能に遊嵌状態で保持されていて、その中心軸には、筒状突起106の連通孔107に対接して連通する連通孔201が設けられている。
【0006】
さらに、コレクタ200の先端側の口プラ(ホルダー)200aには、ペン芯202が連通孔201の先端部位に差込み保持されるようになっているもので、コレクタ200の後端面200bは、先軸101内の隔壁103に当接させてなるとともに、連通孔201に挿入された中継芯203の先端部203aをペン芯202に接合させてなる一方、中継芯203の後端部203bを先軸101の後端筒部105側に形成した筒状突起106の連通孔107側に跨って間隙aを持たせて遊嵌状態で挿入することで、筒状突起106の連通孔107を介してコレクタ200の連通孔201側に導入されるカートリッジ400内のインクWを中継心203を介してペン芯202側に浸透供給している。
【0007】
さらにまた、コレクタ200の外周胴部には、インク保留部300が設けられていて、このインク保留部300は、軸方向に所望の間隔bを存して櫛歯状に配置された複数枚の翼状保留板301からなり、これら各々の翼状保留板301間に跨って外気と連通可能なインクスリット302を軸方向に設けていると共に、このインクスリット302のコレクタ後端面200b側の開口端302aを筒状突起106の連通孔107に間隙cを持たせて連通させるようになっている。
【0008】
すなわち、この間隙cは、コレクタ200の外周胴部に形成されたインクスリット302と、筒状突起106の連通孔107とを連通させることにより、例えば、筆記時に軸筒本体100を握持する手指の体温等による温度上昇にてカートリッジ400に作用する内圧変化を吸収し、このような内圧変化に伴って溢出しようとする過剰インクWを一時的に保留可能し、これにより、先端筒部104の先端側からのインクWの溢出を防止するようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来構造のサインペン等の塗布具にあっては、コレクタ200の後端面200b側に開口するインクスリット302の開口端302aを筒状突起106の連通孔107に連通させる場合、コレクタ200の後端面200bが当接する先軸101内の隔壁103の当接面103aに凹面部109を段付き形成して、隔壁103の当接面103aとコレクタ200の後端面200bとの間に間隙cをインクスリット302の開口端302aに対応させて形成することにより連通させていることから、先軸101を成形型を用いて樹脂成形する際、先端筒部104と後端筒部105とを区画する隔壁103に収縮作用による延びやヒケが発生すると、コレクタ200の後端面200b側の間隙cの寸法精度にバラツキが生じ易くなる。
【0010】
ところが、コレクタ200の後端面200b側に形成される間隙cは、インク保留部300のインクスリット302に筒状突起106の連通孔107を介して導入されるカートリッジ400からのインクWが、インクスリット302の毛細管力によりスムーズに導入され流動し易いような所定の寸法精度のインク通路を形成するように設定されていることから、上述したような間隙cの寸法精度にバラツキが生じると、インクスリット302への安定したインク通路が確保できないため、特に、インク通路が狭くなって塞がれた場合には、カートリッジ400内の圧力が温度上昇などにより上がった場合、インクがコレクタ200に供給されにくくなり、インクが中継芯203を通りペン芯202に過剰に供給されてペン芯202からインクの吹き出しが発生する。
【0011】
しかも、先軸101の後端筒部105側に挿入される中継芯203の後端部203bが、筒状突起106の連通孔107に間隙aを持たせて遊嵌状態で挿入してなるために、所定の設計値に設定された中継芯203の加工精度に誤差があったり、あるいは、例えば、組立て時において、中継芯203が外力を受けて曲げ変形状態のまま組付けられると、中継芯203の外周と筒状突起106の連通孔107との間の間隙aの軸周方向の寸法精度にもバラツキが生じ、インクスリット302への安定したインク供給性能を得ることができないという問題がある。
【0012】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、インキや化粧品等の塗布液体の安定した供給性能を得ることができるようにした塗布具を提供することを目的する。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明は、次の構成を有する。
本発明は、軸筒本体を先軸と、該先軸に分離可能に装着される後軸とで形成し、
前記軸筒本体の先軸内を隔壁を介して先端筒部と後端筒部とに区画し、
前記先軸内の隔壁の先端筒部側の面を周縁部より中央部の凹んだ段付き凹面部に形成し、
先端筒部内に、外周胴部に軸方向に間隔を置いて配置された複数枚の保留板に軸方向に前記各々の保留板間に跨って液体導通スリットを形成して当該間隔内に塗布液体を一時的に保留可能にするコレクタをその外周部が外気と連通可能に挿入し、かつ、そのコレクタの後端面を凹面部に当接させて後端面と凹面部中央との間に第1間隙を形成し、並びに、この第1間隙と液体導通スリットとを連通させ、
該コレクタの先端部を形成する塗布体ホルダーの連通孔の先端に、中継芯の先端部に接合して塗布体を保持させ、
一方、前記中継芯の後端部が前記コレクタの連通孔から跨って第2間隙を持たせて挿入される連通孔を有する筒状突起を前記隔壁から前記後端筒部内に延設して形成し
該筒状突起に塗布液体が収容された交換可能なカートリッジの先端部を着脱自在に装填して、該カートリッジ内の塗布液体を前記中継芯を介して前記塗布体側に供給可能にする一方、前記筒状突起の内周と中継芯との間の第2間隙と前記第1間隙と液体導通スリットを連通してコレクタ保留板同士の間隔内に塗布液体を一時的に保留可能にし、
前記隔壁に段付き形成した凹面部に、軸外径方向に放射状に延びる複数条の凹溝を設けてなることを特徴とする。
【0014】
また、本発明において、前記凹溝の溝幅もしくは溝深さのいずれか一方を、前記凹面部の段付き形成による第1の間隙の段差寸法と同一寸法にすることができる。
【0015】
また、本発明において、前記中継芯の後端部が挿入される前記先軸の後端筒部側の筒状突起の連通孔の内周面に、複数のリブを軸周方向に形成し、該各々のリブにて前記中継芯の後端部を前記筒状突起の連通孔の内周面との間の第2の間隙を保持してなるものにできる。
【0016】
すなわち、本発明に係る液体塗布具においては、上記の構成を採用することにより、コレクタの後端面が当接する前記先軸内の隔壁の当接面を凹面部に段付き形成し、凹面部にて隔壁の当接面とコレクタの後端面との間の第1の間隙とを介して、筒状突起内周と中継芯との間の第2の間隙と、コレクタの塗布液体の保留板の軸方向に設けた導通スリットとを連通してなるので、カートッジ内の塗布液体をコレクタの保留板の間隔内に一時的に保留できる。
また、先軸内の隔壁に段付き形成した凹面部に、軸外径方向に放射状に延びる複数条の凹溝を設けることにより、先軸の樹脂成形時の収縮作用で、隔壁に延びやヒケが発生して、コレクタの後端面と隔壁の当接面との間に形成される間隙が狭くなって塞がれたとしても、液体導通スリットへの塗布液体の通路が充分に確保され、液体導通スリットの毛細管力によりインクの流動が容易に行えるために、安定したインク供給性能を得ることが可能になる。
【0017】
さらに、凹溝の溝幅もしくは溝深さのいずれか一方を、凹面部の段付き形成による間隙の段差寸法と同一寸法にすることにより、コレクタの後端面と隔壁の当接面との間に形成される間隙が狭くなって塞がれたとしても、導通スリットへのインク通路が充分に確保され、導通スリットの毛細管力によりインクの流動が容易に行えるために導通スリットの毛細管力により安定した液体供給性能を得ることが可能になる。
【0018】
また、本発明において、中継芯の後端部が挿入される先軸の後端筒部側の筒状突起の連通孔の内周面に複数のリブを軸周方向に形成し、これら各々のリブにて中継芯の後端部を筒状突起の連通孔の内周面との間に間隙を持たせて保持することにより、中継芯の外周と筒状突起の連通孔との間の第2の間隙の寸法精度を高めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1から図7に示す図面を参照しながら詳細に説明すると、図1は、本発明に係るカートリッジ交換式のマーカーペンあるいはサインペンの全体構成の一実施形態を示す。
【0020】
図1に示すように、符号1は軸筒本体で、この軸筒本体1は、キャップ50が取外し可能に被着される先軸(ペン先軸)11と、この先軸11に螺合状態で分離可能に装着される後軸(ペン後軸)12とで形成されている。
【0021】
先軸11内は、図2に示すように、隔壁13を介して先端筒部14と後端筒部15とに区画され、前記先軸11内の隔壁13の先端筒部14側の面を周縁部より中央部の凹んだ段付き凹面部19に形成したものである。
また、前記後端筒部15内の中心軸には、筒状突起16が設けられているとともに、この筒状突起16には、顔料含有などのインクW(生インクとも称される)を収容した交換可能なカートリッジ40の先端部が着脱自在に装填され、カートリッジ40の先端開口部側に設けたシールボール受部41を介して密栓するシールボール42の密栓解除により、カートリッジ40内のインクWを筒状突起16の連通孔17に導入させるようになっている。
【0022】
また、先軸11の先端筒部14の先端には、シール筒18が設けられ、このシール筒18を介してコレクタ20が先端筒部14内に挿入されている。このコレクタ20は、先端筒部14の内周面14aとの間に外気と連通可能に遊嵌状態で保持されていて、その中心軸には、筒状突起16の連通孔17に対接して連通する連通孔21が設けられ、コレクタ20の先端側を形成する口プラ20aには、ペン芯22が連通孔21の先端側部位に差込み保持されているとともに、このペン芯22には、連通孔21に挿入された中継芯23の先端部23aが接合されている。
【0023】
さらに、そのコレクタ20の後端面20bは、先軸11内の隔壁13凹面部19に当接させて後端面20bと凹面部19との間に間隙c(第1の間隙に相当)を形成し、並びに、この間隙cと後記インクスリット(液体導通スリット)32とを連通させる。
それと共に、連通孔21に密接に挿入された中継芯23の後端部23bを先軸11の後端筒部15側に形成した筒状突起16の連通孔17側に跨って間隙(第2の間隙に相当)aを持たせて遊嵌状態で挿入する。これにより、中継芯23を介して筒状突起16の連通孔17からコレクタ20の連通孔21側に導出された、カートリッジ40内のインクWは、ペン芯22側に浸透供給するようになっている。
【0024】
さらにまた、コレクタ20の外周胴部には、インク保留部30が設けられていて、このインク保留部30は、軸方向に所望の間隔bを存して櫛歯状に配置された複数枚の翼状保留板31からなり、これら各々の翼状保留板31間に跨って外気と連通可能なインクスリット32が軸方向に設けられているとともに、このインクスリット32のコレクタ後端面20b側の開口端32aを間隙cを介して筒状突起16内周と中継芯23との間隙aに連通させるようになっている。
【0025】
すなわち、この間隙cは、コレクタ20の外周胴部に形成されたインクスリット32と、筒状突起16内周と中継芯23との間隙aを連通させることにより、例えば、筆記時に軸筒本体1を握持する手指の体温等による温度上昇にてカートリッジ40に作用する内圧変化を吸収し、このような内圧変化に伴って溢出しようとする過剰インクWを一時的に保留可能し、これにより、先端筒部14の先端側からのインクWの溢出を防止するようになっている。
【0026】
一方、コレクタ20の後端面20bが当接する先軸11内の隔壁13の当接面13aには、図3から図5に示すように、凹面部19が段付き形成されていて、この凹面部19にて隔壁13の当接面13aとコレクタ20の後端面20bとの間に間隙cをインクスリット32の開口端32aに対応させて形成することにより、間隙cを介して、インクスリット32と筒状突起16内周と中継芯23との間隙aが連通するようになっている。
【0027】
そして、先軸11内の隔壁13の当接面13aに段付き形成された凹面部19には、軸外径方向に放射状に延びる複数条の凹溝33が設けられ、これら各々の凹溝33の溝幅もしくは溝深さのいずれか一方は、凹面部19の段付き形成による間隙cの段差寸法と同一寸法に形成されている。
【0028】
また、中継芯23の後端部23bが挿入される先軸11の後端筒部15側設けた筒状突起16の連通孔17の内周面17aには、図6及び図7に示すように、複数のリブ34が軸周方向に形成されていて、これら各々のリブ34にて中継芯23の後端部23bを筒状突起16の連通孔17の内周面17aとの間に間隙aを持たせて保持されるようになっている。
【0029】
なお、上記した実施形態において、サインペンなどの筆記用具を例に説明したが、これに限定されるものではなく、眉描き等の化粧用の塗布具などにも適用することが可能ある。その他、本発明は、本発明の要旨を免脱しない範囲で種々変更実施可能なことは云うまでもない。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、コレクタの後端面が当接する前記先軸内の隔壁の当接面を凹面部に段付き形成し、凹面部にて隔壁の当接面とコレクタの後端面との間の第1の間隙とを介して、筒状突起内周と中継芯との間の第2の間隙と、コレクタの塗布液体の保留板の軸方向に設けた導通スリットとを連通してなるので、カートッジ内の塗布液体をコレクタの保留板の間隔内に確実に一時的に保留できる。
【0031】
また、本発明によれば、先軸内の隔壁に段付き形成した凹面部に、軸外径方向に放射状に延びる複数条の凹溝を設けるので、先軸の樹脂成形時の収縮作用で、隔壁に延びやヒケが発生して、たとえコレクタの後端面と隔壁の当接面との間に形成される間隙が狭くなって塞がれたとしても、液体導通スリットへの液体通路を充分に確保することができる。これにより、導通スリットの毛細管力により液体の流動を容易に行うことができるために、安定したインク供給性能を得ることができる。
【0032】
また、本発明によれば、前記凹溝の溝幅もしくは溝深さのいずれか一方を、前記凹面部の段付き形成による間隙の段差寸法と同一寸法にしてなることから、たとえコレクタの後端面と隔壁の当接面との間に形成される間隙が狭くなって塞がれたとしても、インクスリットへのインク通路を充分に確保することができ、これにより、インクスリットの毛細管力によりインクの流動を容易に行うことができるために、安定したインク供給性能を得ることができる。
【0033】
また、中継芯の後端部が挿入される先軸の後端筒部側の筒状突起の連通孔の内周面に、複数のリブを軸周方向に形成し、該各々のリブにて前記中継芯の後端部を前記筒状突起の連通孔の内周面との間に間隙を持たせて保持してなることから、中継芯の外周と筒状突起の連通孔との間の間隙の軸周方向の寸法精度を安定して維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサインペンの全体構成の一実施形態を示す断面図である。
【図2】同じくキャップ取外し状態の要部拡大断面図である。
【図3】同じく先軸の拡大断面図である。
【図4】図3のI−I線矢視方向から見た先軸の隔壁の断面図である。
【図5】同じく先軸の隔壁部位の要部拡大断面図である。
【図6】図3のII−II線矢視方向から見た筒状突起の要部拡大断面図である。
【図7】図6のIII−III線矢視方向から見た筒状突起の要部断面図である。
【図8】従来のサインペンの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 軸筒本体
11 先軸
12 後軸
13 隔壁
13a 当接面
14 先端筒部
14a 内周面
15 後端筒部
16 筒状突起
17 連通孔
17a 内周面
18 シール筒
19 凹面部
20 コレクタ
20a 口プラ(先端部)
20b 後端面
21 連通孔
22 ペン芯
23 中継芯
23a 先端部
23b 後端部
30 液体顔料保留部(インク保留部)
31 翼状保留板
32 インクスリット
32a 開口端
33 凹溝
34 リブ
40 カートリッジ
41 シールボール受部
42 シールボール
a 筒状突起の連通孔内周面と中継芯後端部外周との間の間隙
b 翼状保留板の間隔
c コレクタ後端面と隔壁の当接面との間の間隙
W インク

Claims (3)

  1. 軸筒本体を先軸と、該先軸に分離可能に装着される後軸とで形成し、
    前記軸筒本体の先軸内を隔壁を介して先端筒部と後端筒部とに区画し、
    前記先軸内の隔壁の先端筒部側の面を周縁部より中央部の凹んだ段付き凹面部に形成し、
    先端筒部内に、外周胴部に軸方向に間隔を置いて配置された複数枚の保留板に軸方向に前記各々の保留板間に跨って液体導通スリットを形成して当該間隔内に塗布液体を一時的に保留可能にするコレクタをその外周部が外気と連通可能に挿入し、かつ、そのコレクタの後端面を凹面部に当接させて後端面と凹面部中央との間に第1間隙を形成し、並びに、この第1間隙と液体導通スリットとを連通させ、
    該コレクタの先端部を形成する塗布体ホルダーの連通孔の先端に、中継芯の先端部に接合して塗布体を保持させ、
    一方、前記中継芯の後端部が前記コレクタの連通孔から跨って第2間隙を持たせて挿入される連通孔を有する筒状突起を前記隔壁から前記後端筒部内に延設して形成し
    該筒状突起に塗布液体が収容された交換可能なカートリッジの先端部を着脱自在に装填して、該カートリッジ内の塗布液体を前記中継芯を介して前記塗布体側に供給可能にする一方、前記筒状突起の内周と中継芯との間の第2間隙と前記第1間隙と液体導通スリットを連通してコレクタ保留板同士の間隔内に塗布液体を一時的に保留可能にし、
    前記隔壁に段付き形成した凹面部に、軸外径方向に放射状に延びる複数条の凹溝を設けてなることを特徴とする液体塗布具。
  2. 前記凹溝の溝幅もしくは溝深さのいずれか一方を、前記凹面部の段付き形成による第1の間隙の段差寸法と同一寸法にしてなることを特徴とする請求項1に記載の液体塗布具。
  3. 前記中継芯の後端部が挿入される前記先軸の後端筒部側の筒状突起の連通孔の内周面に、複数のリブを軸周方向に形成し、該各々のリブにて前記中継芯の後端部を前記筒状突起の連通孔の内周面との間に所望の間隙を持たせて保持してなることを特徴とする請求項1または2に記載の液体塗布具。
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