JP4436455B2 - インクジェット用インク、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット、及びインクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット用インク、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット、及びインクジェット記録装置 Download PDFInfo
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Description
(一般式(I)中、R1、R2、Y1及びY2はそれぞれ独立に、一価の基であり、X1及びX2はそれぞれ独立に、ハメットのσp値が0.20以上の電子吸引性基であり、Z1及びZ2はそれぞれ独立に、水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアルケニル基、置換若しくは無置換のアルキニル基、置換若しくは無置換のアラルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基であり、Mは、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムである。)
(一般式(III)中、Rは、水素原子、炭素数1乃至4のアルキル基、炭素数1乃至4のアルコキシ基、又はスルホン酸基であり、nは1又は2、mは1乃至3の整数、xは2乃至4の整数、yは1乃至3の整数であり、Mはそれぞれ独立に、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムである。)
なお、本発明においては、化合物が塩である場合は、インク中では塩はイオンに解離して存在しているが、便宜上、「塩を含有する」と表現する。また、以下の記載において、一般式(I)で表される化合物、及び、一般式(II)で表される化合物は、それぞれ「一般式(I)の化合物」及び「一般式(II)の化合物」と省略して記載することがある。さらに、一般式(III)で表される化合物、及び、一般式(IV)で表される化合物は、それぞれ「一般式(III)の化合物」及び「一般式(IV)の化合物」と省略して記載することがある。
以下、本発明にかかるインクジェット用インク(以下、単にインクと呼ぶこともある)を構成する成分や、インクの物性などについて詳細に述べる。
〔第1の色材:一般式(I)で表される化合物、及び、一般式(II)で表される化合物〕
本発明のインクは、耐光性及び発色性に優れるという特徴を有する、下記一般式(I)の化合物を、第1の色材として含有することが必要である。下記一般式(I)の化合物の中でも特に、下記一般式(II)の化合物を使用することが好ましい。以下、これらの一般式について説明する。
ハロゲン原子は、塩素原子、臭素原子、及びヨウ素原子などが挙げられ、中でも、塩素原子又は臭素原子が好ましく、特には塩素原子が好ましい。
アシル基(例えば、アセチル基)、アルコキシカルボニル基(例えば、ドデシルオキシカルボニル基)、アリールオキシカルボニル基(例えば、m−クロロフェノキシカルボニル基)。アルキルスルフィニル基(例えば、n−プロピルスルフィニル基)、アリールスルフィニル基(例えば、フェニルスルフィニル基)。スルファモイル基(例えば、N−エチルスルファモイル基、N,N−ジメチルスルファモイル基)、ハロゲン化アルキル基(例えば、トリフロロメチル基)。
アシルオキシ基(例えば、アセトキシ基)、カルバモイル基(例えば、N−エチルカルバモイル基、N,N−ジブチルカルバモイル基)。ハロゲン化アルコキシ基(例えば、トリフロロメチルオキシ基)、ハロゲン化アリールオキシ基(例えば、ペンタフロロフェニルオキシ基)。スルホニルオキシ基(例えば、メチルスルホニルオキシ基)、ハロゲン化アルキルチオ基(例えば、ジフロロメチルチオ基)。2つ以上のσp値が0.15以上の電子吸引性基で置換されたアリール基(例えば、2,4−ジニトロフェニル基、ペンタクロロフェニル基)。複素環(例えば、2−ベンゾオキサゾリル基、2−ベンゾチアゾリル基、1−フェニル−2−ベンズイミダゾリル基)。
本発明のインクは、第1の色材として使用する、上記で説明した前記一般式(I)の化合物又は前記一般式(II)の化合物に加えて、pH緩衝能を有する色材を、第2の色材として併用する。したがって、第2の色材としては、インクのpH緩衝能を有する色材であればいずれのものも使用することができる。本発明では、第2の色材として下記一般式(III)の化合物を用いることが好ましく、このような構造を有する色材の中でも、下記一般式(IV)の化合物を用いることが好ましい。以下、これらの一般式の化合物について説明する。下記一般式(III)の化合物及び下記一般式(IV)の化合物は、耐光性及び発色性に優れ、pH緩衝能を有するという特徴がある。さらに、下記一般式(III)の化合物及び下記一般式(IV)の化合物は、前記一般式(I)の化合物又は前記一般式(II)の化合物と組み合わせて用いることで相乗効果が得られ、好ましいイエローの色調の画像を形成できるインクとすることができる。
本発明で用いる色材がインク中に含まれているか否かの検証には、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いた下記(1)〜(3)の検証方法が適用できる。
(1)ピークの保持時間
(2)(1)のピークについての最大吸収波長
(3)(1)のピークについてのマススペクトルのM/Z(posi)、M/Z(nega)
・カラム:SunFire C18(日本ウォーターズ社製)2.1mm×150mm
・カラム温度:40℃
・流速:0.2mL/min
・PDA:200nm〜700nm
・移動相及びグラジエント条件:下記表1
・イオン化法
・ESI
キャピラリ電圧:3.5kV
脱溶媒ガス:300℃
イオン源温度:120℃
・検出器
posi:40V 200〜1500amu/0.9sec
nega:40V 200〜1500amu/0.9sec
インク中の第1の色材(一般式(I)又は一般式(II)の化合物)の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.1質量%以上10.0質量%以下であることが好ましい。また、インク中の第2の色材(その代表例として一般式(III)又は一般式(IV)の化合物)の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、0.1質量%以上10.0質量%以下であることが好ましい。
本発明におけるpH緩衝能とは、ある程度の酸を添加しても、ある一定の水素イオン濃度を上回らないことを指す。また、「pH緩衝能を有する色材」とは、色材を含有する液体(インク)にある程度の酸を添加しても、ある一定の水素イオン濃度を上回らない色材のことを指す。本発明における「pH緩衝能を有する色材」とは、具体的には、色材50mmol/Lを含有する水溶液20mLに、2.8規定の硝酸水溶液を30μL添加したときに、pHが7.0以上である色材のことをいうものとする。例えば、例示化合物16は、これらの条件を満たすことから、本発明におけるpH緩衝能を有する色材に該当する。なお、色材が未知のインクについて、該インク中に含有される色材のpH緩衝能の有無は、例えば、以下のようにして検証することができる。先ず、分取クロマトグラフィーなどによりインクから色材を分取し、得られた色材について高速液体クロマトグラフィー質量分析計などを用いてその分子量を測定することができる。その後は、上記と同様にして、色材の緩衝能の有無を確認する。
本発明のインクは、pHが7.0以上10.0以下であることが好ましい。インクのpHが10.0を超えると、インクカートリッジやインクジェット記録装置のインクと接触する部材を構成する材料において、その材料の種類によっては、以下の問題が起こる場合があるためである。すなわち、インクと接触する部材から不純物がインク中に溶出して、インクの性能が低下する場合がある。また、インクと接触する部材を構成する材料が劣化する場合がある。さらに、長期間連続して記録を長期間行う際に、記録ヘッドの発熱部接液面の劣化(溶解)や、配線の断線が起きる場合がある。一方、インクのpHが7.0未満であると、一般式(I)の化合物又は一般式(II)の化合物の溶解性が低下するため、インクの保存安定性が低下する場合がある。
本発明のインクには、水、又は水及び水溶性有機溶剤の混合溶媒である水性媒体を用いることができる。水は、脱イオン水(イオン交換水)を用いることが好ましい。インク中の水の含有量(質量%)は、インク全質量を基準として、10.0質量%以上90.0質量%以下であることが好ましい。
本発明のインクは、上記した成分以外にも必要に応じて、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタンなどの多価アルコール類や、エチレン尿素などの尿素誘導体などの、常温で固体の水溶性有機化合物を含有してもよい。さらに、本発明のインクは必要に応じて、界面活性剤、pH調整剤、防錆剤、防腐剤、防黴剤、酸化防止剤、還元防止剤、蒸発促進剤、キレート化剤、及び水溶性ポリマーなど、種々の添加剤を含有してもよい。
また、フルカラーの画像などを形成するために、本発明のインクを、本発明のインクとは別の色調を有するインクと組み合わせて用いることができる。本発明のインクは、例えば、ブラックインク、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、レッドインク、グリーンインク及びブルーインクなどから選択される少なくともいずれか1種のインクと共に用いられることが好ましい。また、これらのインクと実質的に同一の色調を有する、所謂淡インクをさらに組み合わせて用いることもできる。これらのインク又は淡インクの色材は、公知の染料であっても、新規に合成された色材であっても用いることができる。
本発明のインクを用いて画像を形成する際に用いる記録媒体は、インクを付与して記録を行う記録媒体であればいずれのものでも用いることができる。本発明においては、染料や顔料などの色材をインク受容層の多孔質構造を形成する微粒子に吸着させる、インクジェット用の記録媒体を用いることが好ましい。特には、支持体上のインク受容層に形成された空隙によりインクを吸収する、所謂、隙間吸収タイプのインク受容層を有する記録媒体を用いることが好ましい。隙間吸収タイプのインク受容層は、微粒子を主体として構成されるものであり、さらに必要に応じて、バインダーやその他の添加剤を含有してもよい。
AlO3-n(OH)2n・mH2O
(式中、nは1乃至3の整数であり、mは0乃至10、好ましくは0乃至5である。ただし、mとnは同時には0とならない。)
mH2Oは、多くの場合、mH2O結晶格子の形成に関与しない脱離可能な水相をも表すものである。このため、mは整数又は整数でない値を取ることができる。また、この種のアルミナ水和物を加熱すると、mは0に達することがあり得る。
本発明のインクは、インクをインクジェット方式で吐出して記録媒体に記録を行う本発明のインクジェット記録方法に用いる。インクジェット記録方法は、インクに力学的エネルギーを作用することによりインクを吐出する記録方法や、インクに熱エネルギーを作用することによりインクを吐出する記録方法などがある。特に、本発明においては、熱エネルギーを利用するインクジェット記録方法を好ましく用いることができる。
本発明のインクを用いて記録を行うのに好適なインクカートリッジとしては、かかるインクを収容するインク収容部を備えた本発明のインクカートリッジが挙げられる。
本発明のインクを用いて記録を行うのに好適な記録ユニットとしては、かかるインクを収容するインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えた本発明の記録ユニットが挙げられる。特に、前記記録ヘッドが、記録信号に対応した熱エネルギーをインクに作用することによりインクを吐出する記録ユニットを好ましく用いることができる。特に、本発明においては、金属及び/又は金属酸化物を含有する発熱部接液面を有する記録ヘッドを用いることが好ましい。前記発熱部接液面を構成する金属及び/又は金属酸化物は、具体的には、例えば、Ta、Zr、Ti、Ni、若しくはAlなどの金属、又はこれらの金属の酸化物などが挙げられる。
本発明のインクを用いて記録を行うのに好適なインクジェット記録装置としては、かかるインクを収容するインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えた本発明のインクジェット記録装置が挙げられる。特に、前記インクを収容するインク収容部を有する記録ヘッドの内部のインクに、記録信号に対応した熱エネルギーを作用することによりインクを吐出するインクジェット記録装置が挙げられる。
ヘッドカートリッジH1000の構成について説明する。図4は、ヘッドカートリッジH1000の構成を示した図であり、また、ヘッドカートリッジH1000に、インクカートリッジH1900を装着する様子を示した図である。ヘッドカートリッジH1000は、記録ヘッドH1001と、インクカートリッジH1900を搭載する手段、及びインクカートリッジH1900から記録ヘッドにインクを供給する手段を有しており、キャリッジM4000に対して着脱可能に搭載される。
[例示化合物5の合成と特性値の測定]
以下に示す合成フロー及び手順にしたがって、例示化合物5(カリウム塩)を合成した。
炭酸水素ナトリウム25.5g及びイオン交換水150mLを混合して40℃に加温し、これに塩化シアヌル(東京化成製;化合物a)25.0gを10分ごとに5等分して添加し、1時間撹拌して溶液を調製した。得られた溶液を、ヒドラジン一水和物52.8mL及びイオン交換水47mLの混液(8℃)中に、内温が10℃を超えないようにして滴下した。その後、内温を50℃に昇温して、30分撹拌した。析出した結晶をろ過して、23.4gの化合物b(ヒドラジン誘導体、融点>300℃)を得た。収率は94.7%であった。
上記で得られた化合物b(ヒドラジン誘導体)35.0gをエチレングリコール420mLに懸濁し、内温を50℃にして撹拌した。これに、濃塩酸59mLを添加し、次にピバロイルアセトニトリル(東京化成製)60.1gを添加し、温度50℃で10時間撹拌した。これに、濃塩酸95mL、メタノール145mLを添加して、さらに8時間撹拌した。室温になるまで冷却した後、析出した結晶をろ別し、81.6gの化合物c(5−アミノピラゾール誘導体、融点=233〜235℃)を得た。収率は94.2%であった。
化合物d(東京化成製)90.57gを、水500mLに懸濁して、これに、130mLの濃塩酸を添加し、添加後の内温が5℃以下になるまで冷却した。次に、亜硝酸ナトリウム36.23gを含む70mLの水溶液を内温4〜6℃の範囲で滴下し、さらに内温を5℃以下として30分撹拌した。次に、159gの亜硫酸ナトリウム及び636mLの水を、内温を20℃以下に保ちながら添加し、さらに内温を25℃として250mLの濃塩酸を添加し、続いて内温を90℃として1時間撹拌した。その後、内温を室温まで冷却した後、ろ過を行い、200mLの水で洗浄した後、風乾して、80.0gの化合物eを得た。
上記で得た23.3gの化合物eを、209mLのエタノールに懸濁して、これに、トリエチルアミン28mLを室温で滴下した。その後、これに、12.2gのエトキシメチレンマロノニトリル(ALDRICH製)を数回に分けて添加した。さらに、3時間還流を行った後、室温まで冷却して、ろ過を行い、400mLのイソプロピルアルコールで洗浄した後、乾燥して、23.57gの化合物fを得た。
内温を4℃以下として硫酸32.4mLに酢酸145.56mLを添加し、内温を7℃以下として撹拌下で40質量%のニトロシル硫酸15.9mL(ALDRICH製)を滴下した。これに、上記で得た32.4gの化合物fを数回に分けて添加し、内温を10℃として60分撹拌した。その後、尿素1.83gを添加した18.8gの化合物cを470mLのメタノールに懸濁した溶液中に、内温を0℃未満として化合物fのジアゾニウム塩を滴下して、内温を0℃未満として30分撹拌した。その後、反応液の内温を室温まで昇温した後、ろ過を行い、メタノールで洗浄し、さらに水で洗浄して、粗結晶を得た。得られた粗結晶をメタノール400mLに懸濁して、還流下で60分撹拌した後、室温まで冷却して、ろ過を行い、メタノール、水、メタノールの順序でそれぞれ洗浄した後、75℃で一晩乾燥して、例示化合物5の遊離酸型結晶34.4gを得た。得られた結晶を水に溶解して10質量%の水溶液(25℃:pH≒8.3:KOH水溶液で調整)とした後、内温50℃でイソプロパノールを添加して晶析した後、冷却して、ろ過を行い、さらにイソプロパノールで洗浄して、乾燥した。このようにして、35.0gの例示化合物5(カリウム塩)を得た。
上記で得られた例示化合物5について、水中でのλmax値及びε値を測定し、結果を表3に示した。なお、吸光度は以下の条件で測定した。
・分光光度計:自記分光光度計(商品名:U−3300;日立製作所製)
・測定セル:1cm 石英セル
・サンプリング間隔:0.1nm
・スキャン速度:30nm/min
例示化合物5の合成フローにおける化合物dを、2−アミノ−1,4−ベンゼンジスルホン酸に変えること以外は、前記した例示化合物5の合成フローと同様にして、例示化合物2を合成した。得られた例示化合物2の水中でのλmax値及びε値を表3に示した。なお、吸光度の測定条件は、例示化合物5の場合と同様である。
例示化合物5の合成フローにおける化合物dを、5−アミノ−1,3−ベンゼンジスルホン酸に変えること以外は、前記した例示化合物5の合成フローと同様にして、例示化合物3を合成した。得られた例示化合物3の水中でのλmax値及びε値を表3に示した。なお、吸光度の測定条件は、例示化合物5の場合と同様である。
例示化合物5の合成フローにおいて、化合物fを合成する際に用いるエトキシメチレンマロノニトリルを2−(1−エトキシエチリデン)マロノニトリルに変えること以外は、前記した例示化合物5の合成フローと同様にして、例示化合物6を合成した。例示化合物6の水中でのλmax値及びε値を表3に示した。なお、吸光度の測定条件は、例示化合物5の場合と同様である。
常法により合成した5−アミノ−3−tert−ブチルピラゾール−4−カルボニトリルを酸性の条件下で亜硝酸ナトリウムを用いてジアゾ化し、得られた化合物を、例示化合物5の合成フローにおける化合物cとカップリングした。得られた化合物をジメチルアセトアミドに溶解して、これに5−クロロイソフタル酸を添加し、さらに炭酸カリウムを添加して、内温を150℃として撹拌した。その後、反応液の内温を室温まで冷却して、ろ過を行い、例示化合物5の合成フローと同様の手順で洗浄を行い、例示化合物7を合成した。例示化合物7の水中でのλmax値及びε値を表3に示した。なお、吸光度の測定条件は、例示化合物5の場合と同様である。
(1)式(a)で表されるアゾ化合物の合成
3−アミノベンゼンスルホン酸17.3部を、水酸化ナトリウムでpH6に調整しながら水200部に溶解し、次いで亜硝酸ナトリウム7.2部を添加した。この溶液を温度0〜10℃として、5%塩酸300部中に30分間かけて滴下した後、10℃以下で1時間撹拌して、ジアゾ化反応を行い、ジアゾニウム塩を調製した。
3−アミノベンゼンスルホン酸17.3部を水酸化ナトリウムでpH6に調整しながら水200部に溶解し、次いで亜硝酸ナトリウム7.2部を添加した。この溶液を温度0〜10℃として、5%塩酸300部中に30分間かけて滴下した後、10℃以下で1時間撹拌して、ジアゾ化反応を行い、ジアゾニウム塩を調製した。
次に、250部の氷水中にレオコールTD90(商品名;ライオン製、界面活性剤)0.10部を加えて激しく撹拌し、これに塩化シアヌル8.0部を添加して、温度0〜5℃で30分間撹拌し、懸濁液を得た。上記で得られた式(a)で表されるアゾ化合物100部のウェットケーキを水200部に溶解し、これに、上記で得られた懸濁液を30分間かけて滴下した。その後、温度0〜10℃、pH5〜6として6時間撹拌して、溶液を得た。さらに、上記で得られた式(b)で表されるアゾ化合物130部のウェットケーキを水300部に溶解し、前記の溶液に30分間かけて滴下した。その後、温度25〜35℃、pH6〜7として6時間撹拌し、さらにタウリン18.8部を加え、温度75〜80℃、pH7〜9として3時間撹拌して、反応液を得た。得られた反応液を温度20〜25℃まで冷却した後、この反応液にアセトン800部を加え、温度20〜25℃で1時間撹拌して、固体を析出させた。析出した固体を濾取することで、ウェットケーキ95.0部を得た。このウェットケーキを温度80℃の熱風乾燥機で乾燥することで、例示化合物16(水溶性アゾ化合物)30.0部を得た。上記で得られた例示化合物16の水中でのλmax値は、λmax=391nmであった。なお、吸光度の測定条件は、例示化合物5の場合と同様である。
ジアゾ化した4−ニトロ−4’−アミノスチルベン−2,2−ジスルホン酸と3−アミノナフタレン−1−スルホン酸とをカップリングした。得られた反応物をトリアゾール化し、さらに公知の方法でニトロ基をアミノ基に還元することで、アミノスチルベン−トリアゾールを得た。このアミノスチルベン−トリアゾールを水に溶解し、これに、亜硝酸ナトリウム及び塩酸を滴下し、ジアゾ化を行った。これを、下記式(c)で表される化合物の水溶液に滴下して、カップリングした後、塩化ナトリウムで塩析した。得られた化合物を亜硝酸ナトリウム水溶液でジアゾ化して混濁液を得た。この混濁液に、6−アミノナフタレン−2−スルホン酸水溶液を添加し、これをトリアゾール化したものを塩化ナトリウムで塩析することで、下記の構造で表される例示化合物50を得た。
上記で得られた例示化合物16及び例示化合物50、並びにC.I.ダイレクトイエロー132及びC.I.ダイレクトイエロー86の各色材を用いて、色材の50mmol/L水溶液20mLをそれぞれ調製した。得られた各水溶液についてpHを測定したところ、例示化合物16は7.58、例示化合物50は7.48、C.I.ダイレクトイエロー132は7.50、及びC.I.ダイレクトイエロー86は8.30であった。その後、各水溶液に2.8規定の硝酸水溶液を少しずつ滴下して、水溶液のpHを随時測定し、水溶液のpHが7.0に達した時点での硝酸水溶液の添加量を求めた。その結果、例示化合物16は35μL、C.I.ダイレクトイエロー86は40μLの硝酸水溶液を滴下した時点で水溶液のpHが7.0に達した。また、例示化合物50及びC.I.ダイレクトイエロー132は、ごく微量(10μL以下)の硝酸水溶液を滴下したところ、水溶液のpHが4.0以下となった。以上の結果から、例示化合物16及びC.I.ダイレクトイエロー86はpH緩衝能を有する色材であることがわかった。なお、pHの測定には、pHメータF−21(堀場製作所製)を用い、25℃で測定を行った。
上記で得られたイエロー色材である例示化合物2、3、5、6、7、16、及び50、並びにC.I.ダイレクトイエロー132及びC.I.ダイレクトイエロー86を用いて、下記のようにしてインクをそれぞれ調製した。先ず、下記表4及び表5に示した各成分をそれぞれ混合して、十分撹拌した。その後、ポアサイズ0.2μmのフィルターにて加圧ろ過を行い、実施例1〜7、10、12、14、16、参考例8、9、11、13、15、17及び比較例1〜17のイエローインクを調製した。
(1)耐光性
上記で得られた各インクをそれぞれ、熱エネルギーを利用したインクジェット記録装置(商品名:PIXUS iP8600)に搭載した。記録条件を、温度23℃、相対湿度55%、記録密度2,400dpi×1,200dpi、吐出量2.5pLとした。ここで、以下のようにして、記録物の作製の際に用いる記録媒体を作製した。先ず、低密度ポリエチレン70質量部、高密度ポリエチレン20質量部、及び酸化チタン10質量部を含む樹脂組成物を、坪量155g/m2の基紙の両面に25g/m2となるように塗布することで、樹脂で被覆した支持体を作製した。そして、前記支持体上に、アルミナ水和物及びポリビニルアルコールを主成分としたインク受容層を形成した。このようにして、隙間タイプのインク受容層を備えてなり、JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.49−1にしたがって測定した3分後の表面pHが5.0である記録媒体を作製した。
上記で得られた各インクをそれぞれ、熱エネルギーを利用したインクジェット記録装置(商品名:PIXUS iP8600)に搭載した。記録条件を、温度23℃、相対湿度55%、記録密度2,400dpi×1,200dpi、吐出量2.5pLとした。そして、上記と同様の記録媒体に記録デューティを60%とした画像を形成して、画像を温度23℃、相対湿度55%で24時間自然乾燥した。このようにして得られた記録物の画像の部分について、分光光度計(商品名:Spectrolino;Gretag Macbeth製)を用いて色相角を測定し、色調の評価を行った。
A:色相角が88°以上90°以下。
B:色相角が85°以上88°未満、又は90°より大きく92°以下。
C:色相角が85°未満、又は92°より大きい。
上記で得られた各インクをそれぞれ、未使用の状態(空)のBCI−7eインクカートリッジ(キヤノン製)に充填し、インクカートリッジ内のインクが蒸発しないようにインク供給口を閉じた。得られたインクカートリッジを密閉容器に入れて、温度60℃の恒温槽の中で3ヶ月間保存した。その後、インクカートリッジを恒温槽から取り出し、インクジェット記録装置(商品名:PIXUS iP8600)のヘッドカートリッジに装着した。その後、ヘッドカートリッジをインクジェット記録装置から取り外して、吐出口を露出した状態で、温度35℃、湿度10%で2週間保存した。その後、ヘッドカートリッジを再度上記と同様のインクジェット記録装置に装着して、吸引を所定の回数行い、回復性を確認することで、インクの保存安定性の評価を行った。なお、吸引とは、前記インクジェット記録装置(商品名:PIXUS iP8600)に具備された機能の一つである、「プリントヘッドのクリーニング」のことである。
A:吸引4回以下で、全ての吐出口が問題なく吐出できる状態に回復する。
B:吸引5回又は6回で、全ての吐出口が問題なく吐出できる状態に回復する。
C:吸引を6回行っても、吐出できない吐出口が一部存在する。
M2060:給紙トレイ
M2080:給紙ローラ
M3000:ピンチローラホルダ
M3030:ペーパーガイドフラッパー
M3040:プラテン
M3060:搬送ローラ
M3070:ピンチローラ
M3110:排紙ローラ
M3120:拍車
M3160:排紙トレイ
M4000:キャリッジ
M5000:ポンプ
M5010:キャップ
E0002:LFモータ
E0014:電気基板
H1000:ヘッドカートリッジ
H1001:記録ヘッド
H1100:第1の記録素子基板
H1101:第2の記録素子基板
H1200:第1のプレート
H1201:インク供給口
H1300:電気配線基板
H1301:外部信号入力端子
H1400:第2のプレート
H1500:タンクホルダー(カートリッジホルダー)
H1501:インク流路
H1600:流路形成部材
H1700:フィルター
H1800:シールゴム
H1900:インクカートリッジ
H2000:イエローノズル列
H2100:マゼンタノズル列
H2200:シアンノズル列
H2300:淡シアンノズル列
H2400:ブラックノズル列
H2500:グリーンノズル列
H2600:淡マゼンタノズル列
Claims (8)
- 少なくとも、第1の色材及び第2の色材、の2つの色材を含有するインクジェット用インクであって、
前記第1の色材が、下記一般式(I)で表される化合物であり、
前記第2の色材が、下記一般式(III)で表される化合物であることを特徴とするインクジェット用インク。
(一般式(I)中、R1、R2、Y1及びY2はそれぞれ独立に、一価の基であり、X1及びX2はそれぞれ独立に、ハメットのσp値が0.20以上の電子吸引性基であり、Z1及びZ2はそれぞれ独立に、水素原子、置換若しくは無置換のアルキル基、置換若しくは無置換のアルケニル基、置換若しくは無置換のアルキニル基、置換若しくは無置換のアラルキル基、置換若しくは無置換のアリール基、又は置換若しくは無置換のヘテロ環基であり、Mは、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムである。)
(一般式(III)中、Rは、水素原子、炭素数1乃至4のアルキル基、炭素数1乃至4のアルコキシ基、又はスルホン酸基であり、nは1又は2、mは1乃至3の整数、xは2乃至4の整数、yは1乃至3の整数であり、Mはそれぞれ独立に、水素原子、アルカリ金属、アンモニウム、又は有機アンモニウムである。) - 前記第1の色材のインク中における含有量(質量%)が、前記第2の色材のインク中における含有量(質量%)に対して、質量比率で、1.0倍以上5.0倍以下である請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット用インク。
- インクをインクジェット方式で吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録方法において、前記インクが、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とするインクジェット記録方法。
- インクを収容するインク収容部を備えたインクカートリッジにおいて、前記インクが、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とするインクカートリッジ。
- インクを収容するインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えた記録ユニットにおいて、前記インクが、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とする記録ユニット。
- インクを収容するインク収容部と、インクを吐出するための記録ヘッドとを備えたインクジェット記録装置において、前記インクが、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のインクジェット用インクであることを特徴とするインクジェット記録装置。
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