JP4434990B2 - ブラシレスモータ - Google Patents
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Description
例えば、VTRにおけるテープ駆動用モータとして、また、磁気ディスクドライブにおける駆動用モータとしてである。
このようなブラシレスモータの従来例として、特許文献1に記載されたものがある。
このブラシレスモータは、VTRのテープ駆動用キャプスタンモータであって、モータのステータ基板に対する軸受ホルダー及び回転軸の直角度を精度よく得ることができるように構成されている。
具体的には、軸受ホルダーのステータ基板との接合面を、回転軸を中心としたほぼ円柱状にして、回転軸の直角度を正確に出すことができるものである。
図9は、従来のビデオ一体型カメラ用ブラシレスキャプスタンモータの一例における全体構成を示す断面図であり、図10は、図9における上面図であり、図11は、そのモータにおけるコイルの取付面を説明するための図10におけるL−L断面図である。
基部211と支柱215の先端部216とには、中心軸線を共通にした孔216a,216aがそれぞれ形成されている。
基部211の孔211aの内面には、ボール軸受222が嵌合する。また、この孔211aの周囲には、底面側(図9の下方側)に突出する環状の突提212が一体的に設けられている。
すなわち、孔211aの内面でボール軸受222の外輪が位置決めされ、突堤212の外周面でバックヨーク220の位置決めがされている。
モータベース210の先端部216の孔216aには、焼結軸受223が嵌合する。そして、この焼結軸受223は、先端部216がかしめられることでそこに固定される。
このボール軸受222及び焼結軸受223により、ステンレス材からなる回転軸225が回転自由に支持される。
具体的には、60°間隔で6個配設されている。
また、そのバックヨーク220の面上であって隣接する3個の駆動コイル231における中空部には、ホール素子235が取り付けられている。このホール素子235は、駆動コイル231の通電切り替え用として用いられる。
このロータ部は、ブッシング219,ロータヨーク228,ギア230,駆動マグネット224及びFGマグネット229である。
すなわち、回転軸225の突出部225aに、真鍮のブッシング219が固定され、このブッシング219にロータヨーク228が固定される。
ロータヨーク228は、周壁228aを有する扁平のカップ状に形成されている。
この駆動マグネット224は、円周回転方向に8極に着磁されている。
また、駆動マグネット224の上面と駆動コイル231の下面とは、所定のギャップGを介して対向するように構成されている。
ロータヨーク228の周壁228aの外周側には、周波数発電機用プラスチックマグネット(以下、FGマグネットと称する)229が、アウトサート成形により一体に設けられている。
このFGマグネット229により、駆動コイル231の外側に配置したMRセンサ232(図11参照)にFG信号が発生する。
このFG信号に基づいて、各駆動コイル231に対してフレキシブル基板(以下、FPCと称する)213を介して印可する電流を制御し、回転速度を一定にする。
(Nc,Nm)=(3,2),(3,4),(6,4),(6,8),(9,6),
(9,12),(12,16),…
このような、駆動コイル数3nに対して、磁極数が2nまたは4nとなる組合せ(n:自然数)においては、駆動コイルが回転軸を中心に全周に均等に配置される。
そのため、リール駆動等のベルトをモータの磁気回路の内部に配置することができずに外部に配置しなければならない。従って、モータを薄型化が難しいものであった。
(Nc,Nm)=(3,6),(6,6),(6,10),(9,8),(9,14),
(12,10),(12,18),…
すなわち、駆動コイル数3nに対して、磁極数を2n+2または4n+2の組合せ(n:自然数)とし、磁極における2つの極に相当する角度範囲をコイルの配置されない非配置角度領域として設け、そこにホール素子やベルトを配置する構成である。
この図にように、6つの駆動コイル231を48°間隔で配置し、概ね135°〜225°の範囲を、駆動コイルを配置しない非配置角度領域Sとしたものである。また、図12では、この非配置角度領域Sに、3つのホール素子235を配置している。
この構成では、駆動コイル全体として受ける磁束量が減るために、効率は落ちるが、モータの薄型化が図れるというメリットがある。
しかし、この小型薄型化により部品自体の強度は低下する。
上述した従来のビデオ一体型カメラ用ブラシレスキャプスタンモータでは、モータを薄型化すると駆動マグネット224とバックヨーク220間のギャップも必然的に狭くなって磁気吸引力が強くなることもあり、バックヨーク220の変形がより大きくなってしまう。
従って、バックヨーク220は、駆動用マグネット224の磁気吸引力によって駆動マグネット224側に不均一に変形する。
そのため、駆動コイル231と駆動マグネット224との間のギャップGが不均一になり、磁気的なバランスが崩れ、これにより回転ムラ(ワウ、フラッタ:以下W/Fとも称する)や振動が大きくなる、という問題があった。
この図は、図12における概略直径φ25mmのバックヨーク220の0(ゼロ)°での軸方向位置を基準位置(高さ)とし、回転軸を中心とした半径略11mmでの軸方向位置を、45°間隔で8箇所の測定した結果である。この測定は、回転軸にロータ部を取り付ける前と後とのそれぞれ測定している。
その結果、ロータ部を取り付けた後、すなわち、駆動マグネット224の磁気吸引力がバックヨーク220に作用する状態で、180°前後の範囲である駆動コイルの非配置角度領域Sの変形が最も大きく、最大150μmに達していることが分かる。
すなわち、ブラシレスモータ(100)を、モータベース(10)と、前記モータベース(10)に軸受(22,23)を介して回転自在に支持された回転軸(25)と、磁性体からなる平板状であって、その一面側から前記モータベース(10)により、前記回転軸(25)と直交する方向にその回転軸(25)近傍で支持されるバックヨーク(20)と、前記バックヨーク(20)の他面側に配設された複数の駆動コイル(31)と、環状の駆動マグネット(24)を有し、この駆動マグネット(24)と前記複数の駆動コイル(31)とを所定の間隙(G)を介して対向させつつ前記回転軸(25)と一体に回転するロータヨーク(28)と、を備え、前記複数の駆動コイル(31)を前記回転軸(25)の周りに等角度間隔で配設すると共に、前記他面側に、前記回転軸(25)の周りの所定角度範囲であって前記複数の駆動コイル(31)が配設されない非配設領域(S)と、を設け、前記非配設領域(S)の前記回転軸(25)に関して軸対称となる領域に対応する前記モータベース(10)と前記バックヨーク(20)との間に、前記バックヨーク(20)を前記駆動マグネット(24)側に変形させるよう押接する押接手段(34)を有する構成にした。
図1は、本発明のブラシレスモータの実施例を示す断面図である。
図2は、本発明のブラシレスモータの実施例を示す上面図である。
図3は、本発明のブラシレスモータの実施例を説明する断面図及び部品図である。
図4は、本発明のブラシレスモータの実施例における駆動マグネットを説明する平面図である。
図5は、本発明のブラシレスモータの実施例を適用した一例を説明する図である。
図6は、本発明のブラシレスモータの実施例におけるバックヨークの平面度を説明するグラフである。
図7は、本発明のブラシレスモータの実施例における特性を説明するグラフである。
また、この実施例は、(駆動コイル数Nc,磁極数Nm)の組み合わせを(6,10)としたブラシレスモータである。
ステータは、モータベース10,バックヨーク20,駆動コイル31を有している。
モータベース10は、アルミダイカスト製で、基部10kと、この基部10kに立設された支柱部10hとを有している。
また、支柱部10hの先端側には、基部10kと略平行に延出する先端支持部10sが設けられている。
基部10kと先端支持部10sとには、共通の中心軸線を有する孔10aと孔0bとがそれぞれ形成されている。
これらの孔10a,10bの内面には、一対の焼結含油軸受22,23がそれぞれ嵌着されている。
この一対の焼結含油軸受22,23により、ステンレス材からなる回転軸25が回転自由に支持される。
バックヨーク20は、ほぼ中央部に孔20aを有し、この孔20aがモータベース10の突堤10cの外周部と嵌合することで、バックヨーク20は、モータベース10の底面側に固定される。
この固定において、突堤10cはバックヨーク20の孔20aにかしめられる。
この固定により、バックヨーク20に対して、モータベース10の支柱部10hは、直交して立設している。
このバックヨーク20は、平板状であり、厚さ0.5mmのケイ素鋼鈑により形成される。
このFPC13をステータ基板として、その面上に、6つの駆動コイル31が回転軸25周りに配設されている〔図3(A)参照〕。
具体的には、回転軸25に対して略同心的な一つの円周上に沿って所定の角度ピッチで取り付けられている。
また、駆動コイル31の外側のFPC13上には、後述するFG用マグネット29の外周面と対向するように、FGパルス検出用の磁気センサ32であるMR素子が1つ取り付けられている。
従って、6つの駆動コイル31は、概ね48°×5+(48/2)×2=288°の角度範囲を占めるので、360°−288°=72°分の駆動コイル31が配置されない角度領域が生じる。この領域を、非配置角度領域Sと称する。
実施例では、この非配置角度領域Sに、コイル通電切替え用のホール素子35を3個配置している。また、後述するように、ギア30に掛けられたリール駆動用ベルト36を配置することが出来る(図5参照、図1には一点鎖線で記載)。
ロータ部は、回転軸25における、モータベース10側の焼結含油軸受22の下方側に突出した部分である突出部25aに、一体となるように取り付けられている。このロータ部は、ブッシング19,リール駆動用ギア30,ロータヨーク28,駆動マグネット24及びFGマグネット29を有している。
以下、具体的に説明する。
また、樹脂により形成されたブッシング19は、中央部に孔19aを有する環状に形成され、その外周面の一端面19b側にはギア部30が形成されている。
また、他端面19cには、軸方向に突出する突部19dが4ヶ所形成されている。
ロータヨーク28の周壁28bの内側には、希土類材料で形成された環状の駆動マグネット24が固着される。
また、周壁28bの外側には、環状のFGマグネット29が設けられている。
そして、ロータヨーク28の立ち上がり部28cの内周面に、回転軸25の下端部が圧入されており、回転軸25とロータ部とが一体化される。
駆動マグネット24は、外径φ1が21.15mm,内径φ2が12mm,厚さ1.15mmの環状であり、希土類マグネット材料であるNd−Fe−B系材で形成される。また、その表面にはニッケルメッキが施されている。
一方、FGマグネット29は、樹脂マグネットであり、ロータヨーク28外周にアウトサート成形にて形成される。
この図は、ロータヨーク28とブッシング19とを一体化して回転軸25を装着した状態の組立体を、図1の上方から見た図である。
この図のように、駆動マグネット24は、ロータヨーク28の内周壁面に沿って10極(5極対)に着磁されている。
ロータヨーク28の周壁28bの外周部には、FGパルス(回転速度信号)を得るために、周方向に294極(147極対)に着磁された円環状のFG用マグネット29が設けられている。
従って、ロータヨーク28と駆動用マグネット24及びFG用マグネット29とは一体で回転し、FG用マグネット29は、磁気センサ32にFG信号を発生させる。
また、回転軸25の上端部側には、ロータとステータとの間に所定の間隙を得るために、回転軸25の上端とスラストシート27を介して当接し回転軸25の軸方向位置を規制するスラストプレート18が、モータベース10にネジ26により固定されている。
この実施例では、一例としてこのスペーサ部34を円形で突出させているが、円形に限るものではない。
スペーサ部34の周辺は、基準点Pの高さに対して0.2mmバックヨーク10から離れるような凹部10qとされているので、スペーサ部34は、この凹部10qに対してHs=0.23mm突出するように形成されている。
従って、モータベース10に固定されたバックヨーク20は、基準点Pに対して、スペーサ部34において駆動マグネット24側に30μm近づくように変形させられ、スペーサ部34と軸に対して軸対称となる領域は、逆に離れるように変形させられている。
この状態で、ロータを装着すると、駆動マグネット24の磁気吸引力により、特に非配置角度領域Sは、その曲げ強度が低いことから、ロータ側に大きく変形しようとする。
そのため、スペーサ部34による変形と駆動マグネット24による変形とが相殺して変形量は減少し、ロータヨーク20全体の平面度は顕著に向上する。
この図は、図3(A)における概略直径φ25mmのバックヨーク20の0(ゼロ)°での軸方向位置を基準位置(高さ)とし、回転中心Cを中心とした半径略11mmでの軸方向位置を、45°間隔で8箇所の測定した結果である。また、この測定は、回転軸25にロータ部を取り付ける前と後とのそれぞれ測定している
スペーサ部34の無い従来のモータと比較するならば、従来のモータでは、上述したように変形量は最大150μmに達していたので、実施例のスピンドルモータによればバックヨーク20の変形量が約1/6になるという、極めて大きな効果が得られることがわかる。
従って、バックヨーク20の平面度が向上し、回転軸の直角度が高精度に得られる。
図7は、スペーサ部34の突出量が段階的に異なる複数のモータを作成し、その突出量と回転ムラとの関係をそれぞれ測定した結果を示すグラフである。
その結果、変形しろαが0(ゼロ)(スペーサ部34がバックヨーク20に当接する高さ)から増加すると、回転ムラ(W/F)は減少し、変形しろαが20〜30μmで下限のピークとなり、変形しろαが30μm以上で増加傾向となり、50μmを超えると急激に増加することが分かる。
この結果から、最も適切な変形しろ値は20〜30μmの範囲であることがわかる。
ここで、通常は、W/Fの許容規格が0.5%以下であるから、スペーサ部34の変形しろαを、10〜40μmの範囲に設定すればよい。
また、モータベース10に傾斜を設け、バックヨーク20の取付をモータベース10に対して傾斜させる構成や、バックヨーク20とモータベース10との間に別体のスペース部材を挟み込むようにしてもよい。
10a,10b 孔
10c 突堤
10k 基部
10h 支柱部
10q 凹部
10s 先端支持部
13 フレキシブル基板(FPC)
17 オイル止め
18 スラストプレート
19 ブッシング
19a 孔
19b 一端面
19c 他端面
19d 突部
20 バックヨーク
20a 孔
22,23 焼結含油軸受
24 駆動マグネット
25 回転軸
25a 突出部
26 ねじ
27 スラストシート
28 ロータヨーク
28a 孔
28b 周壁
28c 立ち上がり部
28d 孔
29 FGマグネット
30 (リール駆動用)ギア
31 駆動コイル
32 磁気センサ(MR素子)
34 スペーサ部
35 ホール素子
36 リール駆動用ベルト
100 ブラシレスモータ
C 回転中心
P 基準点
S 非配置角度領域
α 変形しろ
Claims (1)
- モータベースと、
前記モータベースに軸受を介して回転自在に支持された回転軸と、
磁性体からなる平板状であって、その一面側から前記モータベースにより、前記回転軸と直交する方向にその回転軸近傍で支持されるバックヨークと、
前記バックヨークの他面側に配設された複数の駆動コイルと、
環状の駆動マグネットを有し、この駆動マグネットと前記複数の駆動コイルとを所定の間隙を介して対向させつつ前記回転軸と一体に回転するロータヨークと、を備え、
前記複数の駆動コイルを前記回転軸の周りに等角度間隔で配設すると共に、前記他面側に、前記回転軸の周りの所定角度範囲であって前記複数の駆動コイルが配設されない非配設領域と、を設け、
前記非配設領域の前記回転軸に関して軸対称となる領域に対応する前記モータベースと前記バックヨークとの間に、前記バックヨークを前記駆動マグネット側に変形させるよう押接する押接手段を有することを特徴とするブラシレスモータ。
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