JP4434926B2 - 撮影装置及びそのプログラム - Google Patents
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Description
また、このような問題点は、上記した特許文献に記載の技術でも解決することができるというものではなかった。
請求項16記載の発明は、被写体を撮影する撮影手段を備えた撮像装置のコンピュータを、前記撮影手段により撮影された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、グループ分けモードを含むルーレット条件を設定する設定手段と、前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された複数の決定画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、ユーザがグループ分けモード、グループ数及びグループ人数を選択するための選択手段として機能させるためのプログラムであって、前記設定手段は、前記選択手段により選択されたグループ分けモード、グループ数及びグループ人数をルーレット条件として設定し、前記抽出手段は、前記設定手段により設定されたグループ人数に対応する複数の決定画像を該設定されたグループ数分だけ前記記録手段に記録されている画像データの中からランダムに抽出し、前記表示制御手段は、前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を、グループ毎に表示させることを特徴とする。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮影装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、絞り兼用シャッタ3、CCD4、ユニット回路5、TG(timing generator)6、DRAM7、メモリ8、CPU9、画像表示部10、フラッシュメモリ11、カードI/F12、モータ駆動ブロック14、キー入力部15、音声処理部16、ストロボ駆動部17、ストロボ発光部18を備えており、カードI/F12には、図示しないデジタルカメラ1本体のカードスロットに着脱自在に装着されたメモリ・カード13が接続されている。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいい、シャッタとは、CCD4に光を当てる時間を制御する機構のことをいい、CCD4に光を当てる時間は、シャッタの開閉の速度(シャッタ速度)によって変わってくる。露出は、この絞りとシャッタ速度によって定めることができる。
ユニット回路5は、CCD4から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD4の撮像信号は、ユニット回路5を経てデジタル信号としてCPU9に送られる。
フラッシュメモリ11やメモリ・カード13は、CCD4によって撮像された画像ファイルなどを保存しておく記録媒体である。なお、本実施例では、撮影画像データの書き込み、読み込みは、専らフラッシュメモリ11を用いて説明しているが、ユーザのキー入力部15の操作により、撮影画像データの書き込み、読み込みをフラッシュメモリ11を用いるか、メモリ・カード13を用いるかを選択することができる。
キー入力部15は、シャッタボタン、モードキー、メニューキー、セットキー、十字キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU9に出力する。このキー入力部15は、本発明の指定手段、第1の選択手段、第2の選択手段として機能する。
また、音声処理部16は、音声付画像の再生時には、各画像データに付属する音声データに基づく音声等を内蔵スピーカから放音する。
ユーザのキー入力部15の操作によりデジタルカメラ1の電源がONされると、
CPU9は、CCD4による被写体の撮像を開始させ、CCD4によって撮像された被写体の画像データに対して画像処理を施してバッファメモリに記憶し、該記憶した画像データの画像を画像表示部10に表示させるという、いわゆるスルー画像表示を行なう。
CPU9は、ルーレットさせる画像の対象であると判断すると、該静止画撮影処理により得られた画像データをルーレット対象画像データとしてフラッシュメモリ11に記録する。ここでは、フラッシュメモリ11のルーレット対象フォルダの中に記録する(記録制御手段)。
一方、CPU9は、ルーレットさせる画像の対象でないと判断すると、該静止画撮影処理により得られた画像データをそのままフラッシュメモリ11に記録する。ここでは、フラッシュメモリ11の通常フォルダの中に記録する(記録制御手段)。
CPU9は、ルーレットを開始しないと判断すると、CCD4により撮像を開始させ、上記した動作を繰り返す。
一方、ルーレットを開始すると判断すると、ユーザによって選択されたルーレットモードに設定し(設定手段)、該設定されたルーレットモードにしたがって、画像データのアニメーション表示を行なう。ここで、ユーザによって指定されたルーレットモードとは、当たり決定モードやグループ分けモード等がある。
以下、この設定されたルーレットモードにしたがったアニメーション表示について説明する。
ユーザはキー入力部15の十字キーの「↓」を操作することにより、当たり決定モードからグループ分けモードを選択することができる。いうまでもないが、グループ分けモードを選択すると、グループ分けモードの欄が網がかる状態となる。
図2(b)は、そのときの様子の一例を示したものである。図を見ると、当たり決定モードが選択され、「1等〜3等まで決定」と表示されているのがわる。
そして、ユーザが更に十字キーの「→」を操作し、十字キーの「↓」を操作すると、「1グループ□人」という文章の□の中が「1」→「2」→「3」というように1つずつ数が増えていく。つまり、人数が増えていく。
図2(c)は、そのときの様子の一例を示したものである。図を見ると、グループ分けモードが選択され、「2グループに分ける」、「1グループ9人」と表示されているのがわかる。
ここで、例えば、ユーザが図2(b)に示すような状態、つまり、当たり決定モードが選択され、当たり数が選択された状態、でセットキーを押すと、CPU9は、該ユーザによって選択されたルーレットモードに設定する(設定手段)。ここでは、設定されたルーレットモードは、当たり決定モードであり、且つ、その当たり数は3つ(1等〜3等まで)である。
このとき、表示させた画像表示枠ごとに、この画像表示枠が何等に該当するかを示す情報も表示させる。
ここで、回転アニメーション表示とは、ランダムに読み出した画像データを、各画像表示枠に、例えば、0.5秒間隔で異なる画像データを次から次へと表示させることをいう。言い換えれば、パチンコやスロットのように、回転により違う文字が次から次へと表示させるように、違う画像をランダムに次から次へと表示させることをいう。
そして、CPU9は、該選択した画像表示枠に決定画像として表示させる画像データを、ルーレット対象フォルダに記録されている画像データ中からランダムに1つ抽出する(抽出手段)。
ここでは、この決定画像として抽出された画像データは3等の画像データということになる。
ここで、CPU9は、例えば、3等の画像データとして抽出した画像データを、2等又は1等の画像データとして抽出しないようにする。さもなければ、1等、2等、3等の全ての当たりが同一の画像データということになるからである。
ユーザが、例えば、図2(c)に示すような状態、つまり、グループ分けモードが選択され、グループ数、グループ人数が選択された状態でセットキーを押すと、CPU9は、該ユーザによって選択されたルーレットモードに設定する(設定手段)。ここでは、設定されたルーレットモードは、グループ分けモードであり、且つ、そのグループ分けは2つであり、1グループ9人である。
そして、CPU9は、ルーレット対象画像としてフラッシュメモリ11に記録された画像データをランダムに読み出し、該ランダムに読み出された画像データによる各画像表示枠内での回転アニメーション表示を開始させる(アニメーション表示制御手段)。
そして、CPU9は、各画像表示枠の回転を徐々に遅くしていき、該決定画像として抽出した画像データを各画像表示枠に表示させて(表示制御手段)、回転アニメーション表示を禁止する。つまり、回転アニメーション表示の回転が止まり、抽出された決定画像の画像データを表示させ続ける。この回転アニメーション表示の回転を徐々に遅くしていき、そして、回転を止める機能は、本発明の禁止手段に相当する。
この決定画像として抽出された画像データがグループのメンバーということになる。
また、この決定画像として抽出した画像データの各画像表示枠での表示方法としては、1つずつ又は2つずつ等バラバラに表示するようにしてもよいし、一斉に表示させるようにしてもよい。バラバラに表示する場合には、各画像表示枠での回転アニメーション表示の回転がバラバラに止まり、一斉に表示する場合には、各画像表示枠での回転アニメーション表示の回転が一斉に止まることとなる。
CPU9は、他のグループがあると判断すると、次のグループの表示を行なうか否かを判断する。この判断は、ユーザのキー入力部15の操作により、キー入力部15から次のグループを表示してもよい旨の操作信号が送られてきたか否かにより判断する。一つ目のグループを表示して、すぐに次のグループ表示の開始を行なうと、1つ目のグループの人が誰だかわからなくなってしまうため、ユーザに対してグループのメンバーが誰だかを確認させる必要があるからである。
なお、当たり決定モード、グループ分けモードにおいては、静止画像データに限定して説明したが、これに限られることはなく、動画像データもルーレット対象画像データとして記録し、回転アニメーション表示や決定画像として表示させるようにしてもよい。この場合には、動画像データのサムネイル画像や、動画像データの中の1つのフレームの画像データを表示させるようにする。
実施の形態におけるデジタルカメラ1のメインとなる動作を図3フローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部15の操作によりデジタルカメラ1の電源がONされると、CCD4による撮像を開始し、被写体のスルー画像を画像表示部10に表示させる(ステップS1)。
ステップS2で、シャッタボタンが押下されていないと判断するとステップS1に戻り、シャッタボタンが押下されたと判断すると被写体の静止画撮影処理を行う(ステップS3)。つまり、CCD4に比較的長い出力タイミングで1画面中の偶数ラインの画素信号と、奇数ラインの画素信号とを順に出力させて、全画面分のデータをバッファメモリに取り込み、該取り込んだ画像データを圧縮する処理を行う。
一方、ステップS4で、ルーレット対象画像でないと判断すると、静止画撮影処理により得られた画像データを、フラッシュメモリ11の通常フォルダの中に記録し(ステップS6)、ステップS7に進む。
ステップS7で、ルーレットの開始を行なわないと判断するとステップS1に戻り、ルーレットの開始を行なうと判断すると、ユーザによって選択されたルーレットモードに設定する(ステップS8)。このルーレットモードには、当たり決定モードと、グループ分けモードとがある。
以下、設定されたルーレットモードが当たり決定モードの場合のときと、グループ分けモードの場合のときとのステップS9のアニメーション表示方法を詳細に説明する。
まず、当たり決定モードをルーレットモードとして設定したときの、図3のステップS9の動作を図4のフローチャートにしたがって説明する。
当たり決定モードの場合は、設定された当たり数に対応する数の画像表示枠を画像表示部10に表示させる(ステップS11)。このとき、各画像表示枠が何等に対応するのかを示す情報も表示させる。
図5(a)は、そのときの様子を示したものであり、四角21は、画像表示枠を表している。図を見るとわかるように、一番右の画像表示枠21は3等、真ん中の画像表示枠21は2等、一番左の画像表示枠21は1等を表しているのがわかる。
ステップS13で、所定時間が経過していないと判断した場合には、所定時間が経過するまでステップS13に留まり、所定時間が経過したと判断した場合は、決定を必要とする当たり(ここでは、1等、2等、3等)の中で、最も順位の低い順位に対応する画像表示枠21を選択する(ステップS14)。ここでは、もっとも順位が低いのは3等なので、3等に対応する画像表示枠21、つまり、図5(a)の一番右の画像表示枠21を選択する。
次いで、選択した画像表示枠21の回転を徐々に遅くしていき、該抽出した画像データを該選択した画像表示枠21に表示させて、回転アニメーション表示の回転を停止させる(ステップS16)。つまり、回転アニメーション表示の回転を、抽出された決定画像の画像データの表示で停止させ、該決定画像の画像データを表示し続ける。ここで、回転を徐々に遅くするとは、画像表示枠21に表示させる画像データの間隔を、例えば、0.5秒間隔から1.0秒間隔、2.0秒間隔のように徐々に間隔を長くしていくことをいう。ここでは、この決定画像として抽出された画像データは3等の画像データということになる。
なお、ランダムに決定画像を抽出するのではなく、予め決定画像の画像データを確率などで決めておくようにしてもよい。また、回転アニメーション表示の回転を徐々に遅くしていき、回転が止まったときに表示されている画像データを当たりの画像データとするようにしてもよい。
ステップS16で、まだ、決定をしていない画像表示枠21があると判断すると、ステップS13に戻り、所定時間が経過したか否かを判断する。ここでは、決定をしていない画像表示枠21があると判断してから所定時間経過したか否かを判断する。
次いで、決定を必要とする当たりの中で、最も順位の低い順位に対応する画像表示枠21の決定、ここでは、2等に対応する画像表示枠21の選択を行ない(ステップS14)、該選択した画像表示枠21に決定画像として表示させる画像データをランダムに抽出する(ステップS15)。そして、該選択した画像表示枠21の回転を徐々に遅くしていき、該選択した画像表示枠21に該抽出した画像データを表示させて、回転を停止させる(ステップS16)。そして、他の順位が有るか否かを判断し(ステップS17)、他の順位がないと判断するまで、上記した動作を繰り返す(ステップS13〜ステップS17)。
ここで、既に当たりとして決定された画像データを、他の順位の決定画像データとして抽出しないようにする。例えば、3等として既に決定された画像データ(若い男性の顔の画像データ)を2等又は1等の画像データとして抽出しないようにする。さもなければ、1等、2等、3等として決定された画像データが同一ということになるからである。
具体的には、回転アニメーション表示を画像表示部10いっぱいに表示させ、その回転を徐々に遅くしていき、3等の当たり画像を表示させるときに、回転を停止させて、3等の画像データを画像表示部10いっぱいに表示させる。そして、また、回転アニメーション表示を画像表示部10いっぱいに表示させ、回転を徐々に遅くしていき、2等の当たり画像を表示させるときに、回転を停止させて2等の画像データを表示させる。
次に、グループ分けモードをルーレットモードとして設定したときの、図3のステップS9の動作を図6のフローチャートにしたがって説明する。
グループ分けモードの場合は、設定されたグループ人数に対応する数の画像表示枠21を画像表示部10に表示させる(ステップS21)。このとき、画像表示枠21とともに、何番目のグループであるかを示す情報も表示させる。
図7(a)は、そのときの様子を示したものであり、9つの画像表示枠21が表示されている。また、画像表示部10の上部にグループ1と表示されているのは、グループ分けにより、これから1つ目のグループのメンバーを表示させるからである。
次いで、回転アニメーション表示を開始してから所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS23)。
次いで、各画像表示枠21の回転を徐々に遅くしていき、該決定画像として抽出した画像データを各画像表示枠21に表示させて、回転アニメーション表示の回転を停止させる(ステップS25)。つまり、次から次へと画像データを表示させることなく、決定画像の画像データが各画像表示枠21に表示させ続ける。
この各画像表示枠21の回転が停止したときに各画像表示枠21に表示されている画像データ(決定画像)がグループ1のメンバーとなる画像データということになる。
図7(b)は、回転が止まったとき、つまり、グループ1のメンバーが画像表示部10に表示されたときの様子を示したものである。
なお、ランダムに決定画像を抽出するのではなく、予め決定画像の画像データを確率などで決めておくようにしてもよい。また、回転アニメーション表示の回転を徐々に遅くしていき、回転が止まったときに表示されている画像データをグループのメンバーとなる画像データとするようにしてもよい。この場合にも、各画像表示枠21の回転の停止を、ばらばらに止めるようにしてもよいし、一斉に止めるようにしてもよい。
ステップS26で、他のグループがあると判断すると、次のグループの表示を行なうか否かを判断する(ステップS27)。この判断は、キー入力部15から他のグループを表示する旨の操作信号が送られてきたか否かにより判断する。1つ目のグループを表示して、直に2つ目のグループの表示を行なうと、ユーザがグループ1のメンバーが誰だかわからなくなるため、ユーザに対してメンバーの確認をさせるためである。
なお、他のグループがあると判断してから、一定の時間が経過後に、次のグループ表示を開始すると判断するようにしてもよい。
このとき、画像表示部10の上部には、グループ1と表示されるのでなく、グループ2と表示されることとなる。2つ目のグループを表示するからである。
図8(a)は、回転が止まったとき、つまり、グループ2のメンバーのとなる画像データ(決定画像)が画像表示部10に表示されたときの様子を示したものである。
図7(b)と図8(a)を見比べると、同じ画像データが、グループ1とグループ2に表示されていないのがわかる。
ステップS26で、他のグループがないと判断すると、ルーレット対象画像としてフラッシュメモリ11に記録された画像データのうち、グループのメンバーとして表示されていない画像データ、つまり、余った画像データがあるか否かを判断する(ステップS28)。
図8(b)は、そのときの様子を示したものであり、この図を見ると3つの画像データが表示されているのがわかる。なお、上述したように、ルーレット対象画像としてフラッシュメモリ11に記録されている画像データは21枚である。
なお、
また、1つのグループの画像データを一緒に表示させるようにしたが、グループの画像データを1枚ずつ順番に表示させるようにしてもよい。例えば、グループ1の画像データを順番に1枚ずつ画像表示部10に表示させ、グループ1の画像データの表示が終わると、グループ2の画像データを順番に1枚ずつ表示させるようにしてもよいし、グループ1の画像データとグループ2の画像データを交互に1枚ずつ表示させるようにしてもよい。
また、当たり決定モードの場合には、1等から何等までを決定するかを選択することができるので、その場の状況に応じて当たり数を選択することができ、ユーザの興趣を高めることができ、宴会などを盛り上げることができる。
また、グループ分けモードの場合には、何グループに分けるか、1グループ何人にするかを選択することができるので、簡単にグループ分けをすることができる。また、デジタルカメラ1がグループ分けを自動的に行なうので、当事者間でグループを決めるより、争いごとなどなく円滑且つ迅速にグループ分けを行うことができる。
図9を見ると、フォルダAに記録されている画像データは、1等又はグループ1となる確率(50%)は、フォルダBに記録されている画像データの確率(30%)より高いが、フォルダAに記録されている画像データは、2等又はグループ2となる確率(20%)は、フォルダBに記録されている画像データの確率(40%)より低いであることがわかる。
また、例えば、1等は画像データ(3)、2等は画像データ(6)、3等は画像データ(2)というように予め当たり画像データを決めておき、その決められたとおりに当たりを決めるようにしてもよい。
フォルダ毎に確率を決める場合には、フォルダ毎に予め確率が設定されているようにしてもよいし、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。また、画像データ毎に確率を決める場合には、撮影毎に自動的に又は手動的に設定するようにしてもよし、後で任意に設定できるようにしてもよい。
当たり決定モードの場合には、例えば、フォルダAから選ばれた1つの画像データ、フォルダBの中から選ばれた1つの画像データ、フォルダCの中から選ばれた1つの画像データというように、各フォルダから選ばれた1つの画像データを当たり画像データとするようにしてもよい。これにより、代表者を決める場合において、各フォルダから1つの画像データが選ばれるので、各フォルダから選ばれた1つの画像データの被写体を各フォルダの代表者として選ぶことができる。
また、回転アニメーション表示を行なっている場合には、通常フォルダに記録されている画像データも画像表示枠21に表示させるようにしてもよい。この場合、通常フォルダに記録されている画像データも回転アニメーション表示の対象がとなるが、決定画像として表示させる画像データの抽出は、ルーレット対象フォルダに記録されている画像データの中から行なわれるいうまでもない。
2 撮影レンズ
3 絞り兼用シャッター
4 CCD
5 ユニット回路
6 TG
7 DRAM
8 メモリ
9 CPU
10 画像表示部
11 フラッシュメモリ
12 カードI/F
13 メモリ・カード
14 モータ駆動ブロック
15 キー入力部
16 音声処理部
17 ストロボ駆動部
18 ストロボ発光部
Claims (16)
- 被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
ルーレット条件を設定する設定手段と、
前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された複数の決定画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
ユーザが前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録するか否かを指定するための指定手段とを備え、
前記記録制御手段は、前記指定手段により前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録すると指定された場合は、該画像データを前記記録手段のルーレット対象画像データとして記録し、前記指定手段により前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録しないと指定された場合には、該画像データをルーレット対象画像データとしてではなく、そのまま前記記録手段に記録することを特徴とする撮影装置。 - 前記抽出手段は、
ルーレット対象画像データとして前記記録手段に記録されている画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像をランダムに抽出することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。 - 前記指定手段は、前記撮影手段により画像データが撮影された後、該画像データを記録する前に、ユーザの指示操作により該画像データをルーレット対象画像として記録するか否かを指定することを特徴とする請求項1又は2記載の撮影装置。
- 前記記録手段は、
ルーレット対象フォルダと、通常フォルダとを有し、
前記記録制御手段は、
前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像データとして記録する場合は、前記記録手段のルーレット対象フォルダの中に該撮影された画像データを記録し、前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像データとして記録しない場合は、前記記録手段の通常フォルダの中に該撮影された画像データを記録することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撮影装置。 - 前記記録手段に記録された画像データをランダムに読み出し、該ランダムに読み出した画像データを次から次へと表示させるというアニメーション表示を前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた数だけ前記表示手段に表示させるアニメーション表示制御手段と、
前記表示制御手段によって前記抽出手段により抽出された決定画像を表示手段に表示させるときには、前記アニメーション表示制御手段によるアニメーション表示を禁止する禁止手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮影装置。 - 前記禁止手段は、
前記アニメーション表示制御手段によるアニメーション表示の回転を徐々に遅くしていくことにより、アニメーション表示の回転を停止することを特徴とする請求項5記載の撮影装置。 - 前記アニメーション表示制御手段は、
ルーレット対象画像データとして前記記録手段に記録された画像データをランダムに読み出すことを特徴とする請求項5又は6記載の撮影装置。 - 前記ルーレット条件は、
当たり決定モードを含み、
ユーザが当たり決定モード及び当たり数を選択するための第1の選択手段を備え、
前記設定手段は、
前記第1の選択手段により選択された決定モード及び当たり数をルーレット条件として設定し、
前記抽出手段は、
前記設定手段により設定されたそれぞれの当たりに対応する複数の決定画像を前記記録手段に記録されている画像データの中からランダムに抽出し、
前記表示制御手段は、
前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を、1枚ずつ順番に前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の撮影装置。 - 前記表示制御手段は、
前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を、前記設定手段により設定された当たり数の中で一番順位の低い順に前記表示手段に表示させることを特長とする請求項8記載の撮影装置。 - 前記表示制御手段は、
前記設定手段により設定された当たり数と同じ数だけの画像表示枠を表示させ、該画像表示枠に前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を表示させることを特徴とする請求項8又は9記載の撮影装置。 - 前記アニメーション表示制御手段は、
前記表示制御手段により表示手段に表示された各画像表示枠に、ランダムに読み出した画像データを次から次へと表示させるというアニメーション表示を行い、
前記禁止手段は、
前記表示制御手段により決定画像を表示させるときには、該決定画像を表示させる画像表示枠の前記アニメーション表示制御手段によるアニメーション表示を禁止することを特徴とする請求項5記載の撮影装置。 - 前記禁止手段は、
前記表示制御手段により決定画像を表示させるときには、該決定画像を表示させる画像表示枠の前記アニメーション表示制御手段によるアニメーション表示の回転を徐々に遅くしていくことにより、アニメーション表示の回転を停止することを特徴とする請求項11記載の撮影装置。 - 被写体を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
グループ分けモードを含むルーレット条件を設定する設定手段と、
前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された複数の決定画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
ユーザがグループ分けモード、グループ数及びグループ人数を選択するための選択手段とを備え、
前記設定手段は、前記選択手段により選択されたグループ分けモード、グループ数及びグループ人数をルーレット条件として設定し、
前記抽出手段は、前記設定手段により設定されたグループ人数に対応する複数の決定画像を該設定されたグループ数分だけ前記記録手段に記録されている画像データの中からランダムに抽出し、
前記表示制御手段は、前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を、グループ毎に表示させることを特徴とする撮影装置。 - 前記抽出手段は、
前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた決定画像を予め定められた確率にしたがって抽出することを特徴とする請求項13記載の撮影装置。 - 被写体を撮影する撮影手段を備えた撮像装置のコンピュータを、
前記撮影手段により撮影された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
ルーレット条件を設定する設定手段と、
前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された複数の決定画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
ユーザが前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録するか否かを指定するための指定手段として機能させるためのプログラムであって、
前記記録制御手段は、前記指定手段により前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録すると指定された場合は、該画像データを前記記録手段のルーレット対象画像データとして記録し、前記指定手段により前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録しないと指定された場合には、該画像データをルーレット対象画像データとしてではなく、そのまま前記記録手段に記録することを特徴とするプログラム。 - 被写体を撮影する撮影手段を備えた撮像装置のコンピュータを、
前記撮影手段により撮影された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
グループ分けモードを含むルーレット条件を設定する設定手段と、
前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された複数の決定画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
ユーザがグループ分けモード、グループ数及びグループ人数を選択するための選択手段として機能させるためのプログラムであって、
前記設定手段は、前記選択手段により選択されたグループ分けモード、グループ数及びグループ人数をルーレット条件として設定し、
前記抽出手段は、前記設定手段により設定されたグループ人数に対応する複数の決定画像を該設定されたグループ数分だけ前記記録手段に記録されている画像データの中からランダムに抽出し、
前記表示制御手段は、前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を、グループ毎に表示させることを特徴とするプログラム。
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