JP4434926B2 - 撮影装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、撮影装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、ルーレット機能を向上させ、ユーザの興趣を高めることができる撮影装置及びそのプログラムに関する。
近年、デジタルカメラの普及により様々な機能がついたデジタルカメラが登場してきた。例えば、記録された画像をビープ音とともにスクロールしながら、最後はランダムな画像を表示して止まる、というルーレット機能を有しているデジタルカメラが登場している。これにより、抽選の当たりを決めたりと、ゲーム感覚でこのルーレット機能をいろいろな用途に使うことができる。
また、下記特許公開公報には、撮影画像処理装置なる発明が開示されている。詳しくは、ルーレットモードが選択されると、モニタ40の画面中央に子供の顔の形をしたキャラクタが表示させ、周りに8つのサムネイル画像が表示させる。そして、オペレータがセットキー46を押すと、いずれか1つのサムネイル画像を指向するカーソルが時計回り方向に移動し、カーソルは任意の回数だけ移動した後停止し、点滅する。そして、オペレータがセットキー46を押せば、カーソルが指向しているサムネイル画像に対応するオリジナル画像をモニタ40に全面表示させることにより、撮影された画像を用いてゲームを楽しむことができるというものである。
公開特許公報 特開2000−196918(段落「0022」〜段落「0031」参照)
しかしながら、従来のデジタルカメラ等にあっては、ルーレット機能により1つの画像データでしか表示できないため、ゲームの趣向にいまひとつ欠けており、面白みに欠け、ルーレット機能の用途も限られていたという問題点があった。
また、このような問題点は、上記した特許文献に記載の技術でも解決することができるというものではなかった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、ルーレット機能を向上させ、ユーザの興趣を高めることができる撮影装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、被写体を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、ルーレット条件を設定する設定手段と、前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された複数の決定画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、ユーザが前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録するか否かを指定するための指定手段とを備え、前記記録制御手段は、前記指定手段により前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録すると指定された場合は、該画像データを前記記録手段のルーレット対象画像データとして記録し、前記指定手段により前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録しないと指定された場合には、該画像データをルーレット対象画像データとしてではなく、そのまま前記記録手段に記録することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記抽出手段は、ルーレット対象画像データとして前記記録手段に記録されている画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像をランダムに抽出することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記指定手段は、前記撮影手段により画像データが撮影された後、該画像データを記録する前に、ユーザの指示操作により該画像データをルーレット対象画像として記録するか否かを指定することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記記録手段は、ルーレット対象フォルダと、通常フォルダとを有し、前記記録制御手段は、前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像データとして記録する場合は、前記記録手段のルーレット対象フォルダの中に該撮影された画像データを記録し、前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像データとして記録しない場合は、前記記録手段の通常フォルダの中に該撮影された画像データを記録することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記記録手段に記録された画像データをランダムに読み出し、該ランダムに読み出した画像データを次から次へと表示させるというアニメーション表示を前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた数だけ前記表示手段に表示させるアニメーション表示制御手段と、前記表示制御手段によって前記抽出手段により抽出された決定画像を表示手段に表示させるときには、前記アニメーション表示制御手段によるアニメーション表示を禁止する禁止手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、前記禁止手段は、前記アニメーション表示制御手段によるアニメーション表示の回転を徐々に遅くしていくことにより、アニメーション表示の回転を停止することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、前記アニメーション表示制御手段は、ルーレット対象画像データとして前記記録手段に記録された画像データをランダムに読み出すことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、前記ルーレット条件は、当たり決定モードを含み、ユーザが当たり決定モード及び当たり数を選択するための第1の選択手段を備え、前記設定手段は、前記第1の選択手段により選択された決定モード及び当たり数をルーレット条件として設定し、前記抽出手段は、前記設定手段により設定されたそれぞれの当たりに対応する複数の決定画像を前記記録手段に記録されている画像データの中からランダムに抽出し、前記表示制御手段は、前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を、1枚ずつ順番に前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記表示制御手段は、前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を、前記設定手段により設定された当たり数の中で一番順位の低い順に前記表示手段に表示させることを特長とする。
請求項10記載の発明は、前記表示制御手段は、前記設定手段により設定された当たり数と同じ数だけの画像表示枠を表示させ、該画像表示枠に前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を表示させることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、前記アニメーション表示制御手段は、前記表示制御手段により表示手段に表示された各画像表示枠に、ランダムに読み出した画像データを次から次へと表示させるというアニメーション表示を行い、前記禁止手段は、前記表示制御手段により決定画像を表示させるときには、該決定画像を表示させる画像表示枠の前記アニメーション表示制御手段によるアニメーション表示を禁止することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、前記禁止手段は、前記表示制御手段により決定画像を表示させるときには、該決定画像を表示させる画像表示枠の前記アニメーション表示制御手段によるアニメーション表示の回転を徐々に遅くしていくことにより、アニメーション表示の回転を停止することを特徴とする。
請求項13記載の発明は、被写体を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、グループ分けモードを含むルーレット条件を設定する設定手段と、前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された複数の決定画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、ユーザがグループ分けモード、グループ数及びグループ人数を選択するための選択手段とを備え、前記設定手段は、前記選択手段により選択されたグループ分けモード、グループ数及びグループ人数をルーレット条件として設定し、前記抽出手段は、前記設定手段により設定されたグループ人数に対応する複数の決定画像を該設定されたグループ数分だけ前記記録手段に記録されている画像データの中からランダムに抽出し、前記表示制御手段は、前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を、グループ毎に表示させることを特徴とする。
請求項14記載の発明は、前記抽出手段は、前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた決定画像を予め定められた確率にしたがって抽出することを特徴とする。
請求項15記載の発明は、被写体を撮影する撮影手段を備えた撮像装置のコンピュータを、前記撮影手段により撮影された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、ルーレット条件を設定する設定手段と、前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された複数の決定画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、ユーザが前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録するか否かを指定するための指定手段として機能させるためのプログラムであって、前記記録制御手段は、前記指定手段により前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録すると指定された場合は、該画像データを前記記録手段のルーレット対象画像データとして記録し、前記指定手段により前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録しないと指定された場合には、該画像データをルーレット対象画像データとしてではなく、そのまま前記記録手段に記録することを特徴とする。
請求項16記載の発明は、被写体を撮影する撮影手段を備えた撮像装置のコンピュータを、前記撮影手段により撮影された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、グループ分けモードを含むルーレット条件を設定する設定手段と、前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された複数の決定画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、ユーザがグループ分けモード、グループ数及びグループ人数を選択するための選択手段として機能させるためのプログラムであって、前記設定手段は、前記選択手段により選択されたグループ分けモード、グループ数及びグループ人数をルーレット条件として設定し、前記抽出手段は、前記設定手段により設定されたグループ人数に対応する複数の決定画像を該設定されたグループ数分だけ前記記録手段に記録されている画像データの中からランダムに抽出し、前記表示制御手段は、前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を、グループ毎に表示させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、記録手段に記録された画像データの中から設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出し、該抽出した決定画像を表示手段に表示させるようにしたので、設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像が表示され、その場の状況に合わしてルーレットを楽しむことができ、更に、ユーザが撮影した画像データをルーレット対象画像として記録するか否かを指定するための指定手段を備え、記録制御手段は、該撮影画像データが、指定手段によりルーレット対象画像として記録すると指定された場合は、撮影した画像データをルーレット対象画像データとして記録手段に記録し、指定手段によりルーレット対象画像として記録しないと指定された場合は、撮影した画像データをルーレット対象画像データとしてではなく、そのまま記録手段に記録するので、ユーザは撮影した画像データをルーレット対象画像として記録するか否かを指定することができ、記録した画像データが全てルーレットの対象となる不都合をなくすことができる。
請求項13記載の発明によれば、記録手段に記録された画像データの中から設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出し、該抽出した決定画像を表示手段に表示させるようにしたので、設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像が表示され、その場の状況に合わしてルーレットを楽しむことができ、更に、ルーレットモードは、グループ分けモードを含み、ユーザがグループ分けモード、グループ数及びグループ人数を選択するための選択手段を備え、設定手段は、前記選択手段により選択されたグループ分けモード、グループ数及びグループ人数をルーレットモードとして設定し、抽出手段は、前記設定手段により設定されたグループ人数に対応する複数の決定画像を該設定されたグループ数分だけ、前記記録手段に記録されている画像データの中からランダムに抽出し、表示制御手段は、前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を、グループ毎に表示させるので、簡単にグループ分けをすることができる。また、ユーザがグループ数、グループ人数を選択することができるので、ユーザが所望するグループ人数となるようにグループ分けを行うことができる。また、グループ分けを自動的に行なうので、当事者間で決めるより、争いごとがなく、円滑且つ迅速にグループ分けを行うことができる。
以下、本実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮影装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、絞り兼用シャッタ3、CCD4、ユニット回路5、TG(timing generator)6、DRAM7、メモリ8、CPU9、画像表示部10、フラッシュメモリ11、カードI/F12、モータ駆動ブロック14、キー入力部15、音声処理部16、ストロボ駆動部17、ストロボ発光部18を備えており、カードI/F12には、図示しないデジタルカメラ1本体のカードスロットに着脱自在に装着されたメモリ・カード13が接続されている。
撮影レンズ2は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズを含み、モータ駆動ブロック14が接続されている。モータ駆動ブロック14は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるモータと、CPU9からの制御信号にしたがってフォーカスモータ、ズームモータをそれぞれ駆動させるモータドライバから構成されている。
絞り兼用シャッタ3は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU9から送られてくる制御信号にしたがって絞り兼用シャッタを動作させる。この絞り兼用シャッタは、絞りとシャッタとして機能する。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいい、シャッタとは、CCD4に光を当てる時間を制御する機構のことをいい、CCD4に光を当てる時間は、シャッタの開閉の速度(シャッタ速度)によって変わってくる。露出は、この絞りとシャッタ速度によって定めることができる。
CCD4は、撮影レンズ2、絞り兼用シャッタ3を介して投影された被写体の光を電気信号に変換し、撮像信号としてユニット回路5に出力する。また、CCD4は、TG6によって生成された所定周波数のタイミング信号にしたがって駆動する。TG6にはユニット回路5が接続されている。
ユニット回路5は、CCD4から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD4の撮像信号は、ユニット回路5を経てデジタル信号としてCPU9に送られる。
CPU9は、ユニット回路5から送られてきた画像データの画像処理(画素補間処理、γ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理等)、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式やMPEG形式の圧縮・伸張)の処理などを行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
DRAM7は、CCD4によって撮像された後、CPU9に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU9のワーキングメモリとして使用される。
フラッシュメモリ11やメモリ・カード13は、CCD4によって撮像された画像ファイルなどを保存しておく記録媒体である。なお、本実施例では、撮影画像データの書き込み、読み込みは、専らフラッシュメモリ11を用いて説明しているが、ユーザのキー入力部15の操作により、撮影画像データの書き込み、読み込みをフラッシュメモリ11を用いるか、メモリ・カード13を用いるかを選択することができる。
画像表示部10は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD4によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、保存用フラッシュメモリ11やメモリ・カード13から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。
キー入力部15は、シャッタボタン、モードキー、メニューキー、セットキー、十字キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU9に出力する。このキー入力部15は、本発明の指定手段、第1の選択手段、第2の選択手段として機能する。
音声処理部16は、内蔵マイク、アンプ、A/D変換器、D/A変換器、アンプ、内蔵スピーカ等を含み、音声付画像の撮影時には、内蔵マイクに入力された音声をデジタル信号に変換してCPU9に送る。CPU9は、送られてきた音声データは、バッファメモリ(DRAM7)に順次記憶され、CCD4によって撮像された画像データとともにフラッシュメモリ11又はメモリ・カード13に記録される。
また、音声処理部16は、音声付画像の再生時には、各画像データに付属する音声データに基づく音声等を内蔵スピーカから放音する。
ストロボ駆動部17は、CPU9の制御信号にしたがって、ストロボ発光部18を閃光駆動させ、ストロボ発光部18はストロボを閃光させる。CPU9は、図示しない測光回路によって撮影シーンが暗いか否かを判断し、撮影シーンが暗いと判断し、且つ、撮影を行うと判断した場合(シャッタボタン押下時)には、ストロボ駆動部17に制御信号を送る。
B.以下、本発明の特徴となるデジタルカメラ1のそれぞれの構成の機能について説明する。
ユーザのキー入力部15の操作によりデジタルカメラ1の電源がONされると、
CPU9は、CCD4による被写体の撮像を開始させ、CCD4によって撮像された被写体の画像データに対して画像処理を施してバッファメモリに記憶し、該記憶した画像データの画像を画像表示部10に表示させるという、いわゆるスルー画像表示を行なう。
そして、CPU9は、キー入力部15からシャッタボタン押下に応じた操作信号が送られてきたか否かを判断し、送られてきたと判断すると、被写体の静止画撮影処理を行う(撮影手段)。つまり、CCD4に比較的長い出力タイミングで1画面中の偶数ラインの画素信号と、奇数ラインの画素信号とを順に出力させて、全画面分のデータをバッファメモリに取り込み、該取り込んだ画像データを圧縮する処理を行う。
そして、CPU9は、該静止画撮影した被写体の画像データがルーレットさせる画像の対象となるか否かを判別する。この判別は、ユーザのキー入力部15の操作により、キー入力部15から撮影したこの画像(撮影画像)をルーレット対象とする旨の操作信号が送られてきた場合は、ルーレットさせる画像の対象と判別し、撮影画像をルーレット対象としない旨の操作信号が送られてきた場合には、ルーレットさせない画像と判別する。
CPU9は、ルーレットさせる画像の対象であると判断すると、該静止画撮影処理により得られた画像データをルーレット対象画像データとしてフラッシュメモリ11に記録する。ここでは、フラッシュメモリ11のルーレット対象フォルダの中に記録する(記録制御手段)。
一方、CPU9は、ルーレットさせる画像の対象でないと判断すると、該静止画撮影処理により得られた画像データをそのままフラッシュメモリ11に記録する。ここでは、フラッシュメモリ11の通常フォルダの中に記録する(記録制御手段)。
そして、CPU9は、画像データをフラッシュメモリ11に記録すると、ルーレットを開始するか否かを判断する。この判断は、ユーザのキー入力部15の操作により、キー入力部15からルーレットを開始する旨の操作信号が送られてきた場合は、ルーレットを開始すると判断すし、ルーレットを開始しない旨の操作信号が送られてきた場合には、ルーレットを開始しないと判断する。
CPU9は、ルーレットを開始しないと判断すると、CCD4により撮像を開始させ、上記した動作を繰り返す。
一方、ルーレットを開始すると判断すると、ユーザによって選択されたルーレットモードに設定し(設定手段)、該設定されたルーレットモードにしたがって、画像データのアニメーション表示を行なう。ここで、ユーザによって指定されたルーレットモードとは、当たり決定モードやグループ分けモード等がある。
以下、この設定されたルーレットモードにしたがったアニメーション表示について説明する。
まず、CPU9は、ルーレットを開始すると判断すると、画像表示部10に、図2(a)に示すような画面を表示させる。図2(a)は、ユーザに対してルーレットモードを選択させるための画面を画像表示部10に表示させたときの様子を示すものである。ルーレットモードとしては、当たり決定モードとグループ分けモードとがある。
また、図2(a)を見ると、当たり決定モードの欄が網がかっているのがわかる。これは、現在当たり決定モードが選択されている状態を表している。
ユーザはキー入力部15の十字キーの「↓」を操作することにより、当たり決定モードからグループ分けモードを選択することができる。いうまでもないが、グループ分けモードを選択すると、グループ分けモードの欄が網がかる状態となる。
図2(a)の状態で(当たり決定モードが選択されている状態で)、ユーザが十字キーの「→」を操作すると、当たり数(1等から何等まで)を選択できる状態に切り替わる。そして、当たり数を選択できる状態で、ユーザが十字キーの「↓」を操作していくと、「1等〜□等まで決定」という文章の□の中が「1」→「2」→「3」というように1つずつ数が増えていく。つまり、当たり数が増えていく。
図2(b)は、そのときの様子の一例を示したものである。図を見ると、当たり決定モードが選択され、「1等〜3等まで決定」と表示されているのがわる。
また、ユーザがグループ分けモードを選択して、十字キーの「→」を操作すると、グループ数を選択できる状態に切り替わる。そして、グループ数を選択することができる状態で、ユーザが十字キーの「↓」を操作していくと、「□グループに分ける」という文章の□の中が「2」→「3」→「4」というように1つずつ数が増えていく。つまり、グループ数が増えていく。
そして、ユーザが更に十字キーの「→」を操作し、十字キーの「↓」を操作すると、「1グループ□人」という文章の□の中が「1」→「2」→「3」というように1つずつ数が増えていく。つまり、人数が増えていく。
図2(c)は、そのときの様子の一例を示したものである。図を見ると、グループ分けモードが選択され、「2グループに分ける」、「1グループ9人」と表示されているのがわかる。
<当たり決定モードについて>
ここで、例えば、ユーザが図2(b)に示すような状態、つまり、当たり決定モードが選択され、当たり数が選択された状態、でセットキーを押すと、CPU9は、該ユーザによって選択されたルーレットモードに設定する(設定手段)。ここでは、設定されたルーレットモードは、当たり決定モードであり、且つ、その当たり数は3つ(1等〜3等まで)である。
CPU9は、当たり決定モード、当たり数3をルーレットモードとして設定すると、該設定した当たり数に対応する数の画像表示枠を画像表示部10に表示させる。この画像表示枠とは、フラッシュメモリ11に記録されている画像データの画像を表示させる枠のことをいう。ここでは、1等〜3等まで決定と選択されたので、当たり数は3つということであり、表示される画像表示枠は3つということになる。
このとき、表示させた画像表示枠ごとに、この画像表示枠が何等に該当するかを示す情報も表示させる。
そして、CPU9は、ルーレット対象画像としてフラッシュメモリ11に記録された画像データをランダムに読み出し、該ランダムに読み出された画像データによる各画像表示枠内での回転アニメーション表示を開始させる(アニメーション表示制御手段)。
ここで、回転アニメーション表示とは、ランダムに読み出した画像データを、各画像表示枠に、例えば、0.5秒間隔で異なる画像データを次から次へと表示させることをいう。言い換えれば、パチンコやスロットのように、回転により違う文字が次から次へと表示させるように、違う画像をランダムに次から次へと表示させることをいう。
CPU9は、回転アニメーションを開始してから、所定時間経過後に、決定を必要とする画像表示枠の中で、最も順位の低い画像表示枠を選択する。ここでは、1等から3等まであるので、最も順位の低いもの、つまり、3等に対応する画像表示枠を選択する。
そして、CPU9は、該選択した画像表示枠に決定画像として表示させる画像データを、ルーレット対象フォルダに記録されている画像データ中からランダムに1つ抽出する(抽出手段)。
そして、CPU9は、該選択した3等に対応する画像表示枠の回転を徐々に遅くしていき、例えば、0.5秒間隔から1秒間隔、1.5秒間隔というように次から次へと画像データを表示させる間隔を長くしていき、該決定画像として抽出された画像を該選択した画像表示枠に表示させて(表示制御手段)、回転アニメーション表示を禁止する(禁止手段)。つまり、回転アニメーション表示の回転を、抽出された決定画像の画像データの表示で停止させ、該決定画像の画像データを表示し続ける。この回転アニメーション表示の回転を徐々に遅くしていき、そして、回転を止める機能は、本発明の禁止手段に相当する。
ここでは、この決定画像として抽出された画像データは3等の画像データということになる。
そして、CPU9は、他の順位があるか否かを判断し、他の順位があると判断すると、決定を必要とする画像表示枠の中で、最も順位の低い画像表示枠、ここでは、2等に対応する画像表示枠を選択して、決定画像となる画像データをランダムに1つ抽出する。そして、該選択した画像表示枠の回転を徐々に遅くしていき、該決定画像として抽出された画像データを表示させて、回転アニメーション表示を禁止させるという動作を、他の順位がないと判断するまで繰り返す。
ここで、CPU9は、例えば、3等の画像データとして抽出した画像データを、2等又は1等の画像データとして抽出しないようにする。さもなければ、1等、2等、3等の全ての当たりが同一の画像データということになるからである。
<グループ分けモードについて>
ユーザが、例えば、図2(c)に示すような状態、つまり、グループ分けモードが選択され、グループ数、グループ人数が選択された状態でセットキーを押すと、CPU9は、該ユーザによって選択されたルーレットモードに設定する(設定手段)。ここでは、設定されたルーレットモードは、グループ分けモードであり、且つ、そのグループ分けは2つであり、1グループ9人である。
CPU9は、グループ分けモード、1グループ9人の2グループをルーレットモードとして設定すると、該設定した1グループの人数に対応した数の画像表示枠を画像表示部10に表示させる。1グループ9人と設定したので、画像表示部10に表示される画像表示枠は9つということになる。
そして、CPU9は、ルーレット対象画像としてフラッシュメモリ11に記録された画像データをランダムに読み出し、該ランダムに読み出された画像データによる各画像表示枠内での回転アニメーション表示を開始させる(アニメーション表示制御手段)。
そして、CPU9は、所定時間経過後、各画像表示枠に決定画像として表示させる画像データを、ルーレット対象フォルダとして記録されている画像データの中からランダムに抽出する。このとき、画像データの抽出は、グループ人数に対応する数の画像データ分だけ抽出する(抽出手段)。
そして、CPU9は、各画像表示枠の回転を徐々に遅くしていき、該決定画像として抽出した画像データを各画像表示枠に表示させて(表示制御手段)、回転アニメーション表示を禁止する。つまり、回転アニメーション表示の回転が止まり、抽出された決定画像の画像データを表示させ続ける。この回転アニメーション表示の回転を徐々に遅くしていき、そして、回転を止める機能は、本発明の禁止手段に相当する。
この決定画像として抽出された画像データがグループのメンバーということになる。
また、この決定画像として抽出した画像データの各画像表示枠での表示方法としては、1つずつ又は2つずつ等バラバラに表示するようにしてもよいし、一斉に表示させるようにしてもよい。バラバラに表示する場合には、各画像表示枠での回転アニメーション表示の回転がバラバラに止まり、一斉に表示する場合には、各画像表示枠での回転アニメーション表示の回転が一斉に止まることとなる。
そして、CPU9は、まだ、表示させていない他のグループがあるか否かを判断する。ここでは、1つのグループしかまだ表示していないので(2つのグループを選択したので)、他のグループがあると判断する。
CPU9は、他のグループがあると判断すると、次のグループの表示を行なうか否かを判断する。この判断は、ユーザのキー入力部15の操作により、キー入力部15から次のグループを表示してもよい旨の操作信号が送られてきたか否かにより判断する。一つ目のグループを表示して、すぐに次のグループ表示の開始を行なうと、1つ目のグループの人が誰だかわからなくなってしまうため、ユーザに対してグループのメンバーが誰だかを確認させる必要があるからである。
CPU9は、次のグループの表示を行なうと判断すると、ルーレット対象画像としてフラッシュメモリ11に記録された画像データの画像をランダムに読み出し、該ランダムに読み出された画像データによる各画像表示枠内での回転アニメーション表示を開始させ、所定時間経過後に、画像表示枠に決定画像として表示させる画像データを、ルーレット対象フォルダに記録されている画像データの中からランダムに抽出する。そして、徐々に回転を遅くしていき、該抽出された画像データを各画像表示枠に表字させて、各画像表示枠の回転を止めるという動作を次のグループが無いと判断するまで繰り返す。
このとき、CPU9は、既にフループのメンバーとして(決定画像として)抽出した画像データを、次以降のグループのメンバーとして(決定画像として)抽出しないようにする。さもなければ、全く同じ画像データが1つ目のグループのメンバーと2つ目のグループのメンバーとに属してしまうという虞があるからであり、グループ分けをした状態とならないからである。
CPU9は、他のグループが無いと判断すると、余りの画像データがあるか否かを判断し、余りがあると判断すると、余った画像データを余りとして画像表示部10に表示させる。ここでは、1グループ9人の2グループと選択しているので、例えば、ルーレット対象画像として記録された画像データが21枚の場合には、3つの画像データが余ることになる。
メモリ8には、CPU9によるデジタルカメラ1の各部の制御に必要なプログラム、及び各部の制御に必要なデータが記録されており、CPU9は、このプログラムにしたがって処理を行うことにより本発明の撮影装置として機能する。
なお、当たり決定モード、グループ分けモードにおいては、静止画像データに限定して説明したが、これに限られることはなく、動画像データもルーレット対象画像データとして記録し、回転アニメーション表示や決定画像として表示させるようにしてもよい。この場合には、動画像データのサムネイル画像や、動画像データの中の1つのフレームの画像データを表示させるようにする。
C.デジタルカメラ1の動作
実施の形態におけるデジタルカメラ1のメインとなる動作を図3フローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部15の操作によりデジタルカメラ1の電源がONされると、CCD4による撮像を開始し、被写体のスルー画像を画像表示部10に表示させる(ステップS1)。
次いで、ユーザによってシャッタボタンが押下されたか否かを判断する(ステップS2)。この判断は、キー入力部15からシャッタボタン押下に応じた操作信号が送られてきたか否かにより判断する。
ステップS2で、シャッタボタンが押下されていないと判断するとステップS1に戻り、シャッタボタンが押下されたと判断すると被写体の静止画撮影処理を行う(ステップS3)。つまり、CCD4に比較的長い出力タイミングで1画面中の偶数ラインの画素信号と、奇数ラインの画素信号とを順に出力させて、全画面分のデータをバッファメモリに取り込み、該取り込んだ画像データを圧縮する処理を行う。
次いで、該静止画撮影処理により得られた画像データをルーレットさせる画像の対象(ルーレット対象画像)となるか否かを判断する(ステップS4)。この判断は、キー入力部15からルーレット対象画像とする旨の操作信号が送られてきた場合は、ルーレット対象画像と判断し、ルーレット対象画像としない旨の操作信号が送られてきた場合には、ルーレット対象画像でないと判断する。
ステップS4で、ルーレット対象画像であると判断すると、ステップS3の静止画撮影処理により得られた画像データを、フラッシュメモリ11のルーレット対象画フォルダの中に記録し(ステップS5)、ステップS7に進む。
一方、ステップS4で、ルーレット対象画像でないと判断すると、静止画撮影処理により得られた画像データを、フラッシュメモリ11の通常フォルダの中に記録し(ステップS6)、ステップS7に進む。
ステップS7に進むと、ルーレット対象画像として記録した画像データのルーレットの開始を行なうか否かを判断する。この判断は、キー入力部15からルーレットの開始を行なう旨の操作信号が送られてきた場合は、ルーレットを開始すると判断し、ルーレットの開始を行なわない旨の操作信号が送られてきた場合は、ルーレットを開始しないと判断する。
ステップS7で、ルーレットの開始を行なわないと判断するとステップS1に戻り、ルーレットの開始を行なうと判断すると、ユーザによって選択されたルーレットモードに設定する(ステップS8)。このルーレットモードには、当たり決定モードと、グループ分けモードとがある。
ここで、ルーレットの開始を行なうと判断すると、画像表示部10には、図2(a)に示すような画面が表示される。この画面を見ながらキー入力部15を操作することにより、ユーザは当たり決定モードかグループ分けモードかを選択することができる。また、当たり決定モードを選択した場合は、当たり数、つまり、1等から何等までを当たりとするかを選択することができ、グループ分けモードを選択した場合は、何グループに分けるか、1グループ何人にするかを選択することができる。そして、選択した後に、ユーザによってセットキーが操作されると、該選択されたルーレットモードに設定する。
例えば、抽選により1等、2等、3等の景品を当てるゲームの場合には、予め、その抽選に参加する人々の顔を撮影し、図2(b)に示すように、当たり決定モード、1等から3等までを選択した状態で、セットキーの操作をした場合には、設定されたルーレットモードは、当たり決定モードであり、且つ、その当たり数が3つということになる。
また、例えば、友達同士で野球をするためにグループを分ける場合にでも、野球をする友達の顔を撮影し、該撮影した画像データをルーレット対象の画像データとして記録して、図3(c)に示すように、グループ分けモード、2グループ、1グループ9人と選択した状態で、セットキーの操作をした場合には、設定されたルーレットモードは、グループ分けモードであり、且つ、そのグループ分けは、2つであり、1グループ9人ということになる。
次いで、該設定したルーレットモードにしたがって、ルーレット対象画像としてフラッシュメモリ11に記録された画像データのアニメーション表示を行なう(ステップS9)。つまり、当たり決定モードのときと、グループ分けモードのときとでは、アニメーション表示方法が異なるわけである。
以下、設定されたルーレットモードが当たり決定モードの場合のときと、グループ分けモードの場合のときとのステップS9のアニメーション表示方法を詳細に説明する。
<当たり決定モードについて>
まず、当たり決定モードをルーレットモードとして設定したときの、図3のステップS9の動作を図4のフローチャートにしたがって説明する。
当たり決定モードの場合は、設定された当たり数に対応する数の画像表示枠を画像表示部10に表示させる(ステップS11)。このとき、各画像表示枠が何等に対応するのかを示す情報も表示させる。
ここでは、図2(b)に示すような状態で、セットキーの操作が行われたものとするので、当たり数は3つとなり、画像表示部10に表示させる画像表示枠は3つということになる。
図5(a)は、そのときの様子を示したものであり、四角21は、画像表示枠を表している。図を見るとわかるように、一番右の画像表示枠21は3等、真ん中の画像表示枠21は2等、一番左の画像表示枠21は1等を表しているのがわかる。
次いで、ルーレット対象画像としてフラッシュメモリ11に記録された画像データをランダムに読み出して、該ランダムに読み出された画像データによる各画像表示枠21内での回転アニメーション表示を開始する(ステップS12)。つまり、各画像表示枠21(ここでは、1等、2等、3等に対応する画像表示枠21)に、ランダムに読み出されたルーレット対象画像の画像データを、0.5秒間隔などで次から次へと表示する。言い換えれば、パチンコやスロットのように、回転により違う文字が次から次へと表示させるように、各画像表示枠21に異なる画像データが次から次へと表示させる。
次いで、所定時間が経過したか否かの判断を行う(ステップS13)。ここでは、各画像表示枠21での回転アニメーションが開始してから所定時間が経過したか否かを判断する。
ステップS13で、所定時間が経過していないと判断した場合には、所定時間が経過するまでステップS13に留まり、所定時間が経過したと判断した場合は、決定を必要とする当たり(ここでは、1等、2等、3等)の中で、最も順位の低い順位に対応する画像表示枠21を選択する(ステップS14)。ここでは、もっとも順位が低いのは3等なので、3等に対応する画像表示枠21、つまり、図5(a)の一番右の画像表示枠21を選択する。
次いで、該選択した画像表示枠21に決定画像として表示させる画像データを、ルーレット対象フォルダに記録されている画像データ中からランダムに1つ抽出する(ステップS15)。
次いで、選択した画像表示枠21の回転を徐々に遅くしていき、該抽出した画像データを該選択した画像表示枠21に表示させて、回転アニメーション表示の回転を停止させる(ステップS16)。つまり、回転アニメーション表示の回転を、抽出された決定画像の画像データの表示で停止させ、該決定画像の画像データを表示し続ける。ここで、回転を徐々に遅くするとは、画像表示枠21に表示させる画像データの間隔を、例えば、0.5秒間隔から1.0秒間隔、2.0秒間隔のように徐々に間隔を長くしていくことをいう。ここでは、この決定画像として抽出された画像データは3等の画像データということになる。
なお、ランダムに決定画像を抽出するのではなく、予め決定画像の画像データを確率などで決めておくようにしてもよい。また、回転アニメーション表示の回転を徐々に遅くしていき、回転が止まったときに表示されている画像データを当たりの画像データとするようにしてもよい。
図5(b)は、そのときの画像表示部10に表示されている画像の様子を示したものである。3等に対応する画像表示枠21には、若い男性の顔が表示されており、この画像データが決定された3等の画像データ(3等の決定画像)ということになる。このときも、1等、2等に対応する画像表示枠21には、回転アニメーション表示によって次から、次へと異なった画像が表示されている。
次いで、他の順位が有るか、つまり、まだ決定をしていない画像表示枠21があるか否かを判断する(ステップS17)。ここでは、まだ、3等に対応する画像表示枠21しか決定されていないので、まだ、決定していない画像表示枠21があると判断する。
ステップS16で、まだ、決定をしていない画像表示枠21があると判断すると、ステップS13に戻り、所定時間が経過したか否かを判断する。ここでは、決定をしていない画像表示枠21があると判断してから所定時間経過したか否かを判断する。
次いで、決定を必要とする当たりの中で、最も順位の低い順位に対応する画像表示枠21の決定、ここでは、2等に対応する画像表示枠21の選択を行ない(ステップS14)、該選択した画像表示枠21に決定画像として表示させる画像データをランダムに抽出する(ステップS15)。そして、該選択した画像表示枠21の回転を徐々に遅くしていき、該選択した画像表示枠21に該抽出した画像データを表示させて、回転を停止させる(ステップS16)。そして、他の順位が有るか否かを判断し(ステップS17)、他の順位がないと判断するまで、上記した動作を繰り返す(ステップS13〜ステップS17)。
図5cは、すべての画像表示枠21が決定されたときの画像表示部10に表示される画像の様子を示したものである。2等に対応する画像表示枠21には、老人男性の顔が表示されており、この画像データが決定された2等の画像データ(2等の決定画像)ということになる。また、1等に対応する画像表示枠21には、若い女性の顔が表示されており、この画像データが決定された1等の画像データ(1等の画像データ)ということになる。
ここで、既に当たりとして決定された画像データを、他の順位の決定画像データとして抽出しないようにする。例えば、3等として既に決定された画像データ(若い男性の顔の画像データ)を2等又は1等の画像データとして抽出しないようにする。さもなければ、1等、2等、3等として決定された画像データが同一ということになるからである。
なお、当たり決定モードでは、1等、2等などの当たり画像データを画像表示枠21を用いて同時に表示させるようにしたが、画像表示枠21を用いずに、3等の画像データを回転アニメーション表示により画像表示部10いっぱいに表示させ、次に、2等の画像データを回転アニメーション表示により画像表示部10いっぱいに表示させるというように、当たり画像データを別々に表示させるようにしてもよい。
具体的には、回転アニメーション表示を画像表示部10いっぱいに表示させ、その回転を徐々に遅くしていき、3等の当たり画像を表示させるときに、回転を停止させて、3等の画像データを画像表示部10いっぱいに表示させる。そして、また、回転アニメーション表示を画像表示部10いっぱいに表示させ、回転を徐々に遅くしていき、2等の当たり画像を表示させるときに、回転を停止させて2等の画像データを表示させる。
<グループ分けモードについて>
次に、グループ分けモードをルーレットモードとして設定したときの、図3のステップS9の動作を図6のフローチャートにしたがって説明する。
グループ分けモードの場合は、設定されたグループ人数に対応する数の画像表示枠21を画像表示部10に表示させる(ステップS21)。このとき、画像表示枠21とともに、何番目のグループであるかを示す情報も表示させる。
ここでは、図2(c)に示すような状態で、セットキーの操作が行われたものとするので、グループ数は2つ、グループ人数は9人となり、画像表示部10に表示される画像表示枠21は9つということになる。
図7(a)は、そのときの様子を示したものであり、9つの画像表示枠21が表示されている。また、画像表示部10の上部にグループ1と表示されているのは、グループ分けにより、これから1つ目のグループのメンバーを表示させるからである。
次いで、ルーレット対象画像としてフラッシュメモリ11に記録された画像データをランダムに読み出し、該ランダムに読み出された画像データによる各画像表示枠21内での回転アニメーション表示を開始する(ステップS22)。
次いで、回転アニメーション表示を開始してから所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS23)。
ステップS23で、所定時間が経過していないと判断した場合は経過するまでステップS23に留まり、所定時間が経過した場合には、各画像表示枠21に決定画像として表示させる画像データを、ルーレット対象フォルダとして記録されている画像データの中からランダムに抽出する(ステップS24)。このとき、画像データの抽出は、グループ人数に対応する数の画像データ分だけ抽出する。
次いで、各画像表示枠21の回転を徐々に遅くしていき、該決定画像として抽出した画像データを各画像表示枠21に表示させて、回転アニメーション表示の回転を停止させる(ステップS25)。つまり、次から次へと画像データを表示させることなく、決定画像の画像データが各画像表示枠21に表示させ続ける。
この各画像表示枠21の回転が停止したときに各画像表示枠21に表示されている画像データ(決定画像)がグループ1のメンバーとなる画像データということになる。
図7(b)は、回転が止まったとき、つまり、グループ1のメンバーが画像表示部10に表示されたときの様子を示したものである。
また、この決定画像として抽出した画像データの各画像表示枠21での表示方法としては、1つずつ又は2つずつ等バラバラに表示するようにしてもよいし、一斉に表示させるようにしてもよい。バラバラに表示する場合には、各画像表示枠21での回転アニメーション表示の回転がバラバラに止まり、一斉に表示する場合には、各画像表示枠21での回転アニメーション表示の回転が一斉に止まることとなる。
なお、ランダムに決定画像を抽出するのではなく、予め決定画像の画像データを確率などで決めておくようにしてもよい。また、回転アニメーション表示の回転を徐々に遅くしていき、回転が止まったときに表示されている画像データをグループのメンバーとなる画像データとするようにしてもよい。この場合にも、各画像表示枠21の回転の停止を、ばらばらに止めるようにしてもよいし、一斉に止めるようにしてもよい。
次いで、他のグループ、つまり、表示していないグループがあるか否かを判断する(ステップS26)。ここでは、まだ、グループ1のメンバーしか表示していないので、表示していないグループがあると判断する。
ステップS26で、他のグループがあると判断すると、次のグループの表示を行なうか否かを判断する(ステップS27)。この判断は、キー入力部15から他のグループを表示する旨の操作信号が送られてきたか否かにより判断する。1つ目のグループを表示して、直に2つ目のグループの表示を行なうと、ユーザがグループ1のメンバーが誰だかわからなくなるため、ユーザに対してメンバーの確認をさせるためである。
なお、他のグループがあると判断してから、一定の時間が経過後に、次のグループ表示を開始すると判断するようにしてもよい。
ステップS27で、次のグループの表示を行なわないと判断すると、表示を行なうと判断するまでステップS27に留まり、次のグループの表示を行なうと判断すると、ステップS22に戻り、ルーレット対象画像としてフラッシュメモリ11に記録された画像データをランダムに読み出し、該ランダムに読み出された画像データによる各画像表示枠21内での回転アニメーション表示を開始する。
このとき、画像表示部10の上部には、グループ1と表示されるのでなく、グループ2と表示されることとなる。2つ目のグループを表示するからである。
そして、回転アニメーション開始から所定時間経過後(ステップS23でYに分岐)、各画像表示枠21に決定画像として表示させる画像データを、ルーレット対象フォルダとして記録されている画像データの中からランダムに抽出する(ステップS24)。そして、各画像表示枠21の回転を徐々に遅くしていき、該決定画像として抽出した画像データを各画像表示枠21に表示させて、回転アニメーション表示の回転を停止させる(ステップS25)。
図8(a)は、回転が止まったとき、つまり、グループ2のメンバーのとなる画像データ(決定画像)が画像表示部10に表示されたときの様子を示したものである。
このとき、既にフループのメンバーとして(決定画像として)抽出した画像データを、次以降のグループのメンバーとして(決定画像として)抽出しないようにする。さもなければ、全く同じ画像データが1つ目のグループのメンバーと2つ目のグループのメンバーとに属してしまうという虞があるからであり、グループ分けをした状態とならないからである。
図7(b)と図8(a)を見比べると、同じ画像データが、グループ1とグループ2に表示されていないのがわかる。
そして、ステップS25で、グループ2のメンバーとなる画像データを各画像表示枠21に表示させると、ステップS26で、他のグループがあるか否かを判断する。ここでは、グループ分けを2つと設定してあるので、他のグループがないと判断する。
ステップS26で、他のグループがないと判断すると、ルーレット対象画像としてフラッシュメモリ11に記録された画像データのうち、グループのメンバーとして表示されていない画像データ、つまり、余った画像データがあるか否かを判断する(ステップS28)。
ステップS28で、余った画像データがあると判断すると、余った画像データを対応する数の画像表示枠21を表示し、該画像表示枠21に余った画像データを表示させる。
図8(b)は、そのときの様子を示したものであり、この図を見ると3つの画像データが表示されているのがわかる。なお、上述したように、ルーレット対象画像としてフラッシュメモリ11に記録されている画像データは21枚である。
なお、
なお、グループ分けモードにおいては、1つ目のグループと、2つ目のグループと、余りとを別々に画像表示部10に表示させるようにしたが、一緒に画像表示部10に表示させるようにしてもよい。
また、1つのグループの画像データを一緒に表示させるようにしたが、グループの画像データを1枚ずつ順番に表示させるようにしてもよい。例えば、グループ1の画像データを順番に1枚ずつ画像表示部10に表示させ、グループ1の画像データの表示が終わると、グループ2の画像データを順番に1枚ずつ表示させるようにしてもよいし、グループ1の画像データとグループ2の画像データを交互に1枚ずつ表示させるようにしてもよい。
以上のように、実施の形態おいては、撮影した画像をルーレット対象として記録するか否かを選べることができるので、フラッシュメモリ11やメモリ・カード13に記録されている全ての画像データをルーレットの対象としてしまう不都合がなくなり、例えば、当たり決定モードや、グループ分けモードにおいて関係のない人や、今この場にいない人の画像データを当たり画像やグループのメンバーとして表示させることがない。
また、当たり決定モードの場合には、1等から何等までを決定するかを選択することができるので、その場の状況に応じて当たり数を選択することができ、ユーザの興趣を高めることができ、宴会などを盛り上げることができる。
また、グループ分けモードの場合には、何グループに分けるか、1グループ何人にするかを選択することができるので、簡単にグループ分けをすることができる。また、デジタルカメラ1がグループ分けを自動的に行なうので、当事者間でグループを決めるより、争いごとなどなく円滑且つ迅速にグループ分けを行うことができる。
なお、上記実施の形態においては、ルーレット対象画像をルーレット対象フォルダに記録するようにしたが、さらにルーレット対象フォルダの中に、複数のフォルダ(フォルダA、フォルダB、・・・)を設け、ルーレット対象画像として記録する画像データをさらにどのフォルダに記録させるかを選択させるようにしてもよい。この場合には、例えば、図9に示すようなフォルダ毎の確率データをメモリ8に記録するようにし、この確率にしたがって、当たりを決定したり、グループ分けをしたりするようにしてもよい。
図9は、メモリ8に記録されている確率データの確率表を示すものである。
図9を見ると、フォルダAに記録されている画像データは、1等又はグループ1となる確率(50%)は、フォルダBに記録されている画像データの確率(30%)より高いが、フォルダAに記録されている画像データは、2等又はグループ2となる確率(20%)は、フォルダBに記録されている画像データの確率(40%)より低いであることがわかる。
また、フォルダ毎に確率を決めるのではなく、画像データ毎に確率を決めるようにしてもよい。例えば、画像データ(1)は、当たる確率が40%、グループ1になる確立が60%、画像データ(2)は、当たる確率が80%、グループ1になる確立が30%というようにすることができる。
また、例えば、1等は画像データ(3)、2等は画像データ(6)、3等は画像データ(2)というように予め当たり画像データを決めておき、その決められたとおりに当たりを決めるようにしてもよい。
フォルダ毎に確率を決める場合には、フォルダ毎に予め確率が設定されているようにしてもよいし、ユーザが任意に設定できるようにしてもよい。また、画像データ毎に確率を決める場合には、撮影毎に自動的に又は手動的に設定するようにしてもよし、後で任意に設定できるようにしてもよい。
また、各フォルダ(フォルダA、フォルダB、・・・)の中から、1つずつ画像データを決めて、それを当たりの画像データとして決めたり、グループのメンバーとして決めたりするようにしてもよい。
当たり決定モードの場合には、例えば、フォルダAから選ばれた1つの画像データ、フォルダBの中から選ばれた1つの画像データ、フォルダCの中から選ばれた1つの画像データというように、各フォルダから選ばれた1つの画像データを当たり画像データとするようにしてもよい。これにより、代表者を決める場合において、各フォルダから1つの画像データが選ばれるので、各フォルダから選ばれた1つの画像データの被写体を各フォルダの代表者として選ぶことができる。
グループ分けモードの場合も同様に、グループ1のメンバーは、フォルダAから1つ、フォルダBから1つ、フォルダCから1つ、というように、各フォルダから選ばれた1つの画像データをグループ1のメンバーとして決め、グループ2のメンバーは、フォルダAから1つ、フォルダBから1つ、フォルダCから1つ、というように、各フォルダから1つの画像データを選び、それをグループのメンバーとして決めるようにしてもよい。これにより各フォルダの画像データが満遍なく違うグループに散らばるので、ユーザの興趣を高めることができる。例えば、スリーオンスリーのバスケットボールをやる場合には、フォルダAはバスケットボールが巧い人組み、フォルダBはバスケットボールが普通にできる人組み、フォルダCはバスケットボールが下手組みと分けた場合には、各フォルダから一人ずつ選ぶので、強さの均衡が取れたチームを作ることができる。
さらに、グループ分けモードにおいては、何グループに分け、1グループ何人と設定することができたが、単に何グループに分けるかを設定できるようにしてもよい。この場合には、例えば、3グループと設定した場合には、ルーレット対象画像として記録された画像データを、3つのグループに分けるようにする。これにより、余りの画像データが出ることなく、みんなが楽しく遊ぶことができる。
また、当たり決定モード、グループ分けモードにおいて、決定画像として表示させる画像データを、ルーレット対象フォルダに記録されている画像データの中から抽出するようにしたが、更にルーレット対象フォルダの中に、例えば、当たり決定フォルダ、グループ分けフォルダというものを設け、当たり決定モードの場合には、当たり決定フォルダに記録されている画像データの中から決定画像となる画像データを抽出し、グループ分けモードの場合には、グループ分けフォルダに記録されている画像データの中から決定画像となる画像データを抽出するようにしてもよい。
また、回転アニメーション表示により当たり画像データやグループのメンバーとなる画像データを表示させたが、回転アニメーションを行うことなく、直接、当たり画像データやグループのメンバーとなる画像データを表示させるようにしてもよい。
また、回転アニメーション表示を行なっている場合には、通常フォルダに記録されている画像データも画像表示枠21に表示させるようにしてもよい。この場合、通常フォルダに記録されている画像データも回転アニメーション表示の対象がとなるが、決定画像として表示させる画像データの抽出は、ルーレット対象フォルダに記録されている画像データの中から行なわれるいうまでもない。
更に、上実施の形態における撮影装置は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、カメラ付き携帯電話、PDA、パソコン等、又はデジタルビデオカメラ等でもよく、要は被写体を撮影することができる機器であれば何でもよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 ユーザに対してルーレットモードを選択させるための画面を画像表示部10に表示させたときの様子を示すものである。 実施の形態におけるデジタルカメラ1のメインとなる動作を示すフローチャートである。 当たり決定モードをルーレットモードとして設定したときの、デジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 当たり決定モードに設定されたときの画像表示部10に表示される画面の様子を示すものである。 グループ分けモードをルーレットモードとして設定したときの、デジタルカメラ1の動作を示すフローチャートである。 演算処理におけるDRAM7、メモリ・カード13の態様を示した図である。 グループ分けモードに設定されたときの画像表示部10に表示される画面の様子を示すものである。 メモリ8に記録されている確率データの確率表を示すものである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 絞り兼用シャッター
4 CCD
5 ユニット回路
6 TG
7 DRAM
8 メモリ
9 CPU
10 画像表示部
11 フラッシュメモリ
12 カードI/F
13 メモリ・カード
14 モータ駆動ブロック
15 キー入力部
16 音声処理部
17 ストロボ駆動部
18 ストロボ発光部

Claims (16)

  1. 被写体を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
    ルーレット条件を設定する設定手段と、
    前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された複数の決定画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    ユーザが前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録するか否かを指定するための指定手段とを備え、
    前記記録制御手段は、前記指定手段により前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録すると指定された場合は、該画像データを前記記録手段のルーレット対象画像データとして記録し、前記指定手段により前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録しないと指定された場合には、該画像データをルーレット対象画像データとしてではなく、そのまま前記記録手段に記録することを特徴とする撮影装置。
  2. 前記抽出手段は、
    ルーレット対象画像データとして前記記録手段に記録されている画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像をランダムに抽出することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記指定手段は、前記撮影手段により画像データが撮影された後、該画像データを記録する前に、ユーザの指示操作により該画像データをルーレット対象画像として記録するか否かを指定することを特徴とする請求項1又は2記載の撮影装置。
  4. 前記記録手段は、
    ルーレット対象フォルダと、通常フォルダとを有し、
    前記記録制御手段は、
    前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像データとして記録する場合は、前記記録手段のルーレット対象フォルダの中に該撮影された画像データを記録し、前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像データとして記録しない場合は、前記記録手段の通常フォルダの中に該撮影された画像データを記録することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の撮影装置。
  5. 前記記録手段に記録された画像データをランダムに読み出し、該ランダムに読み出した画像データを次から次へと表示させるというアニメーション表示を前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた数だけ前記表示手段に表示させるアニメーション表示制御手段と、
    前記表示制御手段によって前記抽出手段により抽出された決定画像を表示手段に表示させるときには、前記アニメーション表示制御手段によるアニメーション表示を禁止する禁止手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の撮影装置。
  6. 前記禁止手段は、
    前記アニメーション表示制御手段によるアニメーション表示の回転を徐々に遅くしていくことにより、アニメーション表示の回転を停止することを特徴とする請求項5記載の撮影装置。
  7. 前記アニメーション表示制御手段は、
    ルーレット対象画像データとして前記記録手段に記録された画像データをランダムに読み出すことを特徴とする請求項5又は6記載の撮影装置。
  8. 前記ルーレット条件は、
    当たり決定モードを含み、
    ユーザが当たり決定モード及び当たり数を選択するための第1の選択手段を備え、
    前記設定手段は、
    前記第1の選択手段により選択された決定モード及び当たり数をルーレット条件として設定し、
    前記抽出手段は、
    前記設定手段により設定されたそれぞれの当たりに対応する複数の決定画像を前記記録手段に記録されている画像データの中からランダムに抽出し、
    前記表示制御手段は、
    前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を、1枚ずつ順番に前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の撮影装置。
  9. 前記表示制御手段は、
    前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を、前記設定手段により設定された当たり数の中で一番順位の低い順に前記表示手段に表示させることを特長とする請求項8記載の撮影装置。
  10. 前記表示制御手段は、
    前記設定手段により設定された当たり数と同じ数だけの画像表示枠を表示させ、該画像表示枠に前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を表示させることを特徴とする請求項8又は9記載の撮影装置。
  11. 前記アニメーション表示制御手段は、
    前記表示制御手段により表示手段に表示された各画像表示枠に、ランダムに読み出した画像データを次から次へと表示させるというアニメーション表示を行い、
    前記禁止手段は、
    前記表示制御手段により決定画像を表示させるときには、該決定画像を表示させる画像表示枠の前記アニメーション表示制御手段によるアニメーション表示を禁止することを特徴とする請求項5記載の撮影装置。
  12. 前記禁止手段は、
    前記表示制御手段により決定画像を表示させるときには、該決定画像を表示させる画像表示枠の前記アニメーション表示制御手段によるアニメーション表示の回転を徐々に遅くしていくことにより、アニメーション表示の回転を停止することを特徴とする請求項11記載の撮影装置。
  13. 被写体を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
    グループ分けモードを含むルーレット条件を設定する設定手段と、
    前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された複数の決定画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    ユーザがグループ分けモード、グループ数及びグループ人数を選択するための選択手段とを備え、
    前記設定手段は、前記選択手段により選択されたグループ分けモード、グループ数及びグループ人数をルーレット条件として設定し、
    前記抽出手段は、前記設定手段により設定されたグループ人数に対応する複数の決定画像を該設定されたグループ数分だけ前記記録手段に記録されている画像データの中からランダムに抽出し、
    前記表示制御手段は、前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を、グループ毎に表示させることを特徴とする撮影装置。
  14. 前記抽出手段は、
    前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた決定画像を予め定められた確率にしたがって抽出することを特徴とする請求項13記載の撮影装置。
  15. 被写体を撮影する撮影手段を備えた撮像装置のコンピュータを、
    前記撮影手段により撮影された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
    ルーレット条件を設定する設定手段と、
    前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された複数の決定画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    ユーザが前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録するか否かを指定するための指定手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記記録制御手段は、前記指定手段により前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録すると指定された場合は、該画像データを前記記録手段のルーレット対象画像データとして記録し、前記指定手段により前記撮影手段により撮影された画像データをルーレット対象画像として記録しないと指定された場合には、該画像データをルーレット対象画像データとしてではなく、そのまま前記記録手段に記録することを特徴とするプログラム。
  16. 被写体を撮影する撮影手段を備えた撮像装置のコンピュータを、
    前記撮影手段により撮影された画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
    グループ分けモードを含むルーレット条件を設定する設定手段と、
    前記記録手段に記録された画像データの中から前記設定手段により設定されたルーレット条件に応じた複数の決定画像を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された複数の決定画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    ユーザがグループ分けモード、グループ数及びグループ人数を選択するための選択手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記設定手段は、前記選択手段により選択されたグループ分けモード、グループ数及びグループ人数をルーレット条件として設定し、
    前記抽出手段は、前記設定手段により設定されたグループ人数に対応する複数の決定画像を該設定されたグループ数分だけ前記記録手段に記録されている画像データの中からランダムに抽出し、
    前記表示制御手段は、前記抽出手段によりランダムに抽出された複数の決定画像を、グループ毎に表示させることを特徴とするプログラム。
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