JP4434757B2 - 半導体装置 - Google Patents

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本発明は、EL素子(エレクトロルミネッセント素子)などの半導体素子を封止する封止構造を有する半導体装置などに関する。
有機ELパネルは、主に有機材料からなる発光層を備えた有機EL素子を有しており、有機EL素子は水分に曝されると劣化するため、外気から遮断すべく有機EL素子全体を被覆し封止する封止部材が設けられている。図1は、一般的な有機ELパネルの封止構造を概略的に示す図である。図1に示される有機ELパネル100は、絶縁基板101と、この絶縁基板101上に形成される、第1電極層(陽極)102、発光層を含む有機機能層103および第2電極層(陰極)104からなる有機EL素子107とを備えている。この有機EL素子107が外気に曝されるのを防ぐため、有機EL素子107の全体を被覆するように高分子化合物などの保護膜105が形成されている。保護膜105の防湿性能は高くても、その機械的強度が低い場合が多いため、さらに、有機EL素子107と保護膜105とを被覆する封止部材106が基板101に接着され、有機EL素子107を密封している。
また、薄型化のために、フィルム状の可撓性の封止部材106と、樹脂材料からなる可撓性の絶縁基板101とを使用した有機ELパネルが提供されている。この種の有機ELパネルでは、図2に示すように封止部材106が変形した後に復元しようとする際に、封止部材106の内面106cが有機EL素子107を覆う保護膜105に接触し、接着したまま復元しようとする場合がある。かかる場合、保護膜105とともに有機EL素子107を絶縁基板101から剥離しようとする力が働くため、有機EL素子107の内部の微細にパターニングされた薄膜が破壊されたり、有機EL素子107を構成する層が他の層から剥がれることによって、有機EL素子107の素子構造の破壊や不可逆な変形が起こり、有機EL素子107の密封性能の低下や有機EL素子107の短寿命化を招来するという問題があった。
なお、有機ELパネルの封止技術は、たとえば、特許文献1(特開2001−118674号公報)および特許文献2(特開2003−109756号公報)に開示されている。特許文献1記載の有機EL表示装置では、有機EL素子を密封するように可撓性のフィルム状の封止部が基板に接着されており、特許文献2記載の封止技術では、酸素や水分の透過を防止し得る無機材料からなる無機絶縁膜と、この無機絶縁膜よりも内部応力の小さい有機材料からなる有機絶縁膜とを積層して形成されたプラスチックのフィルムによって有機EL素子が密封されている。しかしながら、これら特許文献1,2に記載される封止構造では、上述の問題を回避することが難しい。
特開2001−118674号公報(図1,第0014段落〜第0015段落,第0010段落〜第0012段落) 特開2003−109756号公報(図1,第0024段落〜第0038段落)
以上の状況などに鑑みて本発明の目的は、有機EL素子などの半導体素子の素子構造の破壊や不可逆な変形を防止するとともに高い密封性能を与え得る封止部材を備えた半導体装置を提供する点にある。
上記目的を達成すべく、請求項1記載の発明は、基板と、前記基板上に層状に形成された半導体素子を封止する封止部材とを有する半導体装置であって、前記封止部材の内面の水に対する接触角が、前記封止部材と対面する前記半導体素子の外面の水に対する接触角よりも大きいことを特徴としている。
以下、本発明に係る種々の実施例について説明する。
<第1の実施例>
図3は、本発明に係る第1の実施例の有機ELパネル(半導体装置)1の断面を概略的に示す図である。この有機ELパネル1は、絶縁基板10と、この絶縁基板10上に形成される、第1電極層11、有機機能層12および第2電極層13からなる有機EL素子(半導体素子)15とを備えている。前記絶縁基板10は、可視光に対して透明性或いは半透明性を有し、可撓性を持つ厚みを有する。たとえば、絶縁基板10として、ポリカーボネートなどを基材とした可撓性のプラスチック基板を用いればよい。また、有機EL素子15が酸素や水分などの外気に曝されるのを防止し、外部からの衝撃から有機EL素子15を守るべく、有機EL素子15の全体を被覆し封止するように、外気を遮断するための封止部材14が絶縁基板10に接合されている。
なお、本実施例や、以下に説明する他の実施例では、有機EL素子15の全体が封止部材14で被覆されているが、更なる密封性能向上のために、有機EL素子15の上に、窒化シリコンやエポキシ樹脂などの絶縁膜を形成することによって保護膜を形成し、この保護膜で覆われた有機EL素子15を前記封止部材14で密封してもよい。
前記封止部材14としては、フッ素樹脂などのプラスチック材料、或いは、アルミニウムや銅などの金属材料からなる可撓性のフィルム状の部材を用いればよい。有機EL素子15から発せられた光を封止部材14の側から取り出す場合は、封止部材14は、上記絶縁基板10と同様に、可視光に対して透明性或いは半透明性を有する必要がある。また、封止部材14は、上記絶縁基板10と同様に可撓性を持つ厚みを有し、ポリカーボネートなどを基材とした可撓性のプラスチック板で構成されてもよい。封止部材14の接合面14a,14bは、接着剤を用いて絶縁基板10と接着されてもよいし、或いは、絶縁基板10と熱圧着されてもよい。
このような封止部材14の内面14cの接触角、すなわち有機EL素子15を向く面14cの接触角は、封止部材14と対面する有機EL素子15の外面15aの接触角よりも大きいことが特徴である。一般に「接触角」とは、図4に示すように、固体16が試液たる液滴17と接触する場合において、固体16と液滴17との界面を形成する水平線16aと、液滴17の端点での接線17aとがなす角度θを意味する。本発明において、「接触角」は、JIS(Japanese Industrial Standards;日本工業規格)などの標準規格に従って、試液などの測定条件を同一にして測定されるものとする。液滴17として純水(極性分子)を用いる場合は、この接触角θが大きい程に固体16の表面のぬれ性は低くなり、接触角θが小さい程に固体16の表面のぬれ性は高くなる。純水に対する接触角θが0°に近いときは、固体16の表面は親水性を示し、接触角θが90°以上のときは、固体16の表面は疎水性を示すこととなる。
第1電極層11が陽極である場合は、第1電極層11は、有機機能層12への正孔注入の観点から大きな仕事関数を有する導電材料からなることが好ましい。たとえば、ITO(酸化インジウム・錫;Indium Tin Oxide)、IZO(酸化亜鉛;Indium Zinc Oxide)または酸化スズなどの導電性金属酸化物の陽極材料を、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法または気相成長法などによって絶縁基板10上に堆積しパターニングすることで第1電極層11を形成することができる。一方、第2電極層13が陰極である場合は、第2電極層13は、有機機能層12への電子注入の観点から小さな仕事関数を有し且つ化学的に比較的安定している導電材料からなることが好ましい。たとえば、MgAg合金、マグネシウム、アルミニウムまたはアルミニウム合金などの陰極材料を真空蒸着法などにより有機機能層12の上に成膜しパターニングすることで第2電極層13を形成することができる。
次に、図5は、有機機能層12の一例を概略的に示す断面図である。図5を参照すると、有機機能層12は、絶縁基板10上に形成されている第1電極層11の上に、正孔注入層20,正孔輸送層21,発光層22および電子注入層23を順次積層して構成される。電子注入層23上には、第2電極層13が形成されている。第1電極層11が陽極、第2電極層13が陰極である場合、外部からの電圧により第1電極層11から正孔が注入され第2電極層13から電子が注入されると、正孔と電子は有機機能層12中を移動し、発光層22において所定の確率で再結合する。再結合のエネルギーは、発光層22を構成する有機分子の一重項励起状態および三重項励起状態のうち一方または双方を介して放出され、蛍光もしくはりん光、または蛍光とりん光の双方が発せられることとなる。正孔注入層20および正孔輸送層21の構成材料としては、銅フタロシアニンおよびTPD(トリフェニルアミンの2量体)、または、ポリチオフェンおよびポリアニリンを採用できる。また、発光層22を構成する発光材料としては、Alq3(アルミキノリノール錯体)、BAlq1(アルミキノリノール錯体)、DPVBi(ジスチリルアリーレン誘導体)、EM2(オキサジアゾール誘導体)、BMA−nT(オリゴチオフェン誘導体;nは正整数)などが挙げられる。そして、電子注入層23の構成材料としてはLi2O(酸化リチウム)などが挙げられる。
なお、上記有機機能層12は4層型素子であるが、この代わりに、有機機能層12が、発光層22からなる単層型素子、或いは、発光層22と正孔輸送層21と正孔注入層20とからなる3層型素子でもよい。
次に、上記封止部材14について詳説する。図4を参照して上述した通り、封止部材14の内面14cの水に対する接触角は、封止部材14と対面する有機EL素子15の外面15aの水に対する接触角よりも大きく設定されており、封止部材14の内面14cのぬれ性は有機EL素子15の外面15aのぬれ性よりも小さい。よって、有機EL素子15の外面15aに対する封止部材14の内面14cの接着性を小さくすることができる。このような構成を得るために、フッ素ガスを含むプラズマ処理を施すことで封止部材14の内面14cを疎水化し選択的に改質してもよい。ここで、有機EL素子15の外面15aとは、有機EL素子15を構成する層11,12,13のうち、封止部材14の内面14cに対して露出し、内面14cと接触し得る層の外面を意味する。図3に示した例では、封止部材14の内面14cと接触し得る層は、第2電極層13と有機機能層12であるため、内面14cの接触角は、第2電極層13の外面の接触角と有機機能層12の外面の接触角とのいずれよりも大きくなるように設定されている。
また、封止部材14の接合面14a,14bの水に対する接触角は、接合面14a,14bと絶縁基板10との接着性を向上させるために、封止部材14の内面14cの水に対する接触角よりも小さく設定し、接合面14a,14bのぬれ性を高めるのが好ましい。このように接合面14a,14bのみのぬれ性を高めて絶縁基板10との接着性を向上させるために、紫外線とオゾンを照射する光洗浄処理(UV/03洗浄処理)、酸素を混合したアルゴンガスを用いた酸素プラズマ処理、或いは、サンドブラスト処理を選択的に施すことで接合面14a,14bを改質することができる。
一般に、固体表面のぬれ性を測る尺度として「表面自由エネルギー」が知られており、固体の表面自由エネルギーが高い程に、当該固体の水滴に対する接触角が小さくなる傾向にある。表面自由エネルギー(単位面積あたりのエネルギー量)は、表面張力(単位長さあたりの力)と等価である。図4を参照すると、平衡状態において、接触角θと、固体16の表面自由エネルギーγS,液滴17の表面自由エネルギーγLおよび固体16と液滴17との間の界面自由エネルギーγSLとの間の関係式(Youngの式)は、cosθ=(γS−γSL)/γL、で表すことができる。
このYoungの式によれば、固体表面のぬれ性を低下させるためには固体16の表面自由エネルギーγSを小さく設定すればよい。よって、封止部材14の内面14cのぬれ性を低くして接着性を低下させるべく、封止部材14の内面14cの表面自由エネルギーを、有機EL素子15の外面15aの表面自由エネルギーよりも小さく設定することが好ましい。表面自由エネルギーの測定法としては、たとえば、純水とヨウ化メチレンとに対して、それぞれ、封止部材14の接触角θを計測し、上記Youngの式に基づいて表面自由エネルギーを算出する二液法を採用することができる。
また、互いに接着する固体と液体とを引き離すのに必要なエネルギーは「接着仕事」と呼ばれている。図4を参照すると、固体16と液滴17との間の接着仕事Waと、上記自由エネルギーγS,γL,γSLとの間の関係式(Dupreの式)は、Wa=γL+γS−γSL、で表すことができる。本発明において、接着仕事は、所定の試液たる液滴17を前提として規定されるものである。封止部材14の内面14cの接着性を低下させるためには、封止部材14の内面14cと水滴との間の接着仕事を、有機EL素子15の外面15aと水滴との間の接着仕事よりも小さく設定することが好ましい。前記Dupreの式によれば、固体表面の接着性を低下させるべく接着仕事Waを小さくするには、固体16の表面自由エネルギーγSを小さくすればよいことが分かる。
以上に説明した通り、第1の実施例の有機ELパネル1の構成により、封止部材14の内面14cのぬれ性を有機EL素子15の外面15aのぬれ性よりも低くすることが可能であるから、たとえ封止部材14が変形し、封止部材14の内面14cが有機EL素子15に接触したときでも、その内面14cが有機EL素子15の外面15aと強い力で接着することが防止される。よって、たとえ封止部材14が変形した後に復元しようとするときでも、有機EL素子15を絶縁基板10から剥離しようとする力は弱いため、有機EL素子15の素子構造の破壊や不可逆な変形を防止し、高い密封性能を維持することが可能となる。加えて、有機ELパネル1の変形に対して、有機EL素子107の密封性能の低下や有機EL素子107の劣化を防止することができるため、有機EL素子15の発光性能を長期間に亘って維持することが可能である。
<第2の実施例>
図6は、本発明に係る第2の実施例の有機ELパネル(半導体装置)2の断面を概略的に示す図である。なお、図6中、図3に示した符号と同一符号の構成要素は、上記第1の実施例の構成要素と同一の構成および同一の機能を有するものとしてその詳細な説明を省略する。
この有機ELパネル2は、絶縁基板10と、この絶縁基板10上に形成される、第1電極層11、有機機能層12および第2電極層13からなる有機EL素子15とを備えている。この有機EL素子15の全体を被覆し封止するように、外気を遮断するための封止部材14Aが絶縁基板10に接合されている。この封止部材14Aは可撓性を有し、当該封止部材14Aの外面30aを構成する被覆層30と、当該封止部材14Aの内面31aを形成するフィルム状の剥離防止層31とで構成されている。剥離防止層31の内面(裏面)31aは、上記第1の実施例の封止部材14の内面14cと同様の、水に対する接触角、表面自由エネルギーおよび接着仕事を有している。
このような第2の実施例の有機ELパネル2の構成によれば、高い外気遮断性能を有する被覆層30と、大きな接触角を持つ剥離防止層31とを組み合わせることで、上記第1の実施例の有機ELパネル1と同様に、有機ELパネル1が変形し易い構造を有していても、有機EL素子15の素子構造の破壊や不可逆な変形を防止し、高い密封性能を維持することが可能となる。
次に、上記第2の実施例の変形例として、図7に示す有機ELパネル3について説明する。この有機ELパネル3は、図6に示した有機ELパネル2の封止部材14Aと絶縁基板10との間の密封空間に、少なくとも水分を吸着する水分吸収剤(乾燥剤)32を設けたことを特徴としている。水分吸収剤32は、被覆層30の内面に接着されてもよいし、或いは、インク状のペーストをスクリーン印刷法などで塗布することで形成されてもよい。これにより、有機ELパネル3の防湿性能の向上が可能となる。なお、水分吸収剤32は、有機EL素子15と接触しないように、有機EL素子15の形成領域から離れた領域に設けるのが望ましい。
次に、上記第2の実施例の他の変形例として、図8に示す有機ELパネル4について説明する。この有機ELパネル4では、有機EL素子15の全体を被覆し封止するように、外気を遮断するための封止部材14Bが絶縁基板10に接合されている。封止部材14Bは、当該封止部材14Aの外面30aを構成する被覆層30と、当該封止部材14Aの内面31aを形成するフィルム状の剥離防止層31とで構成されている。剥離防止層31の内面31aは、上記第1の実施例の封止部材14の内面14cと同様の、水に対する接触角、表面自由エネルギーおよび接着仕事を有している。
本変形例は、さらに、剥離防止層31と被覆層30との間に水分吸収剤(乾燥剤)33を設け、剥離防止層31が多孔性のメッシュ構造を有することを特徴としている。これにより、剥離防止層31に形成されている無数の孔を通して水分が水分吸収剤33へ移動し吸着されるため防湿性能が向上するとともに、水分吸収剤33と有機EL素子15との接触を確実に回避することが可能となる。
一般的な有機ELパネルの封止構造を概略的に示す図である。 一般的な有機ELパネルの封止構造を概略的に示す図である。 本発明に係る第1の実施例の有機ELパネル(半導体装置)の断面を概略的に示す図である。 接触角の原理を説明するための図である。 第1の実施例に係る有機EL素子を構成する有機機能層の構成を概略的に示す断面図である。 本発明に係る第2の実施例の有機ELパネル(半導体装置)の断面を概略的に示す図である。 第2の実施例の変形例の有機ELパネルの断面を概略的に示す図である。 第2の実施例の他の変形例の有機ELパネルの断面を概略的に示す図である。
符号の説明
1〜4 有機ELパネル(半導体装置)
10 絶縁基板
11 第1電極層
12 有機機能層
13 第2電極層
14,14A,14B 封止部材
14a,14b 接合面
14c 封止部材の内面
15 有機EL素子(半導体素子)
30 被覆層
31 剥離防止層
32,33 水分吸収剤(乾燥剤)

Claims (4)

  1. 基板と、前記基板上に層状に形成された半導体素子を封止する封止部材とを有する半導体装置であって、前記封止部材の内面の水に対する接触角が、前記封止部材と対面する前記半導体素子の外面の水に対する接触角よりも大きいこと、並びに、前記封止部材は、当該封止部材の外面を形成する被覆層と、当該封止部材の内面を形成する剥離防止層とからなること、前記剥離防止層が多孔性を有し、前記被覆層と前記剥離防止層との間に水分吸収材が設けられていること、前記剥離防止層が多孔性のメッシュ構造を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置であって、前記基板は可撓性を有することを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1または請求項2項に記載の半導体装置であって、前記封止部材は可撓性を有することを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1から請求項のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、前記半導体素子がエレクトロルミネッセント素子であることを特徴とする半導体装置。
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