JP4434684B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、始動口への入賞を主目的とした通常遊技状態において、前記始動口への入賞を契機に当/外抽選が実行され、複数の図柄配列による変動パターン演出後の停止図柄配列によって、前記当/外抽選の結果を報知すると共に、この当/外抽選が当たりに当選した場合に、前記通常遊技状態よりも短期間で多くの賞球を獲得することができる特別遊技状態に所定期間移行することができる遊技機に関するものである。
従来より、遊技機、特にパチンコ機において、始動口(特別図柄始動入賞口)に入賞したパチンコ球を検出することで当/外抽選がなされ、この当/外抽選の結果、当たりとなると、大入賞口が所定期間、所定回数開放され(1回の開閉を1ラウンドとし、一般に10〜16ラウンド継続する。)、遊技球の入賞率を高める、遊技者に有利な状態とする特別遊技状態(以下、大当り処理という)を持つパチンコ機がある。
ここで、当/外抽選の結果は、遊技盤の中央に設けられたセンター役物の一部を構成する表示部(一般的には、液晶表示装置)を用い、図柄変動パターン演出によって報知するようにしている。
図柄変動パターン演出は、それぞれ複数の図柄が設けられた帯状図柄群をスクロールし、その後、当たり図柄で停止するか否かを演出するものであり、例えば、左図柄、中図柄、右図柄が全て同じ図柄(例えば「777」で揃った状態)で停止すると当たりとなり、上記大当たり処理が開始されるようになっている。
上記大当たり処理が終了すると、通常遊技状態に戻るが、このとき、前記当/外抽選の当選に続いて、確率変動(以下確変という)抽選が実行されている。この確変抽選の結果が当たりの場合には、前記大当たり処理終了後の通常遊技状態での当/外抽選の確率を通常の確率(約1/300前後)よりも高くしている(確率変動モード)。この確率変動モード時の確率は、通常の確率の約5〜6倍程度(約1/50前後)としている。
なお、この確変抽選の結果は、前記当/外抽選の図柄変動パターン演出による報知の図柄列の中の何れかを予め確変当選図柄として設定しておくことで、前記当/外抽選の結果と同時に確変抽選の当/外結果が判明する。なお、再抽選という位置付けで、一度は非確変図柄での当たりとなり、その後再変動して確変抽選の当選を報知する場合もある。
また、この確変抽選の結果を、特別遊技状態を表現する表示部上の演出画像の例えば背景画面の色を変化させることで、当該確変抽選の結果を報知することが提案されている(特許文献1参照)。
特開平7−213710号公報
しかしながら、従来の確変抽選の結果の報知では、大当たり終了時までには、当選か落選かが判明してしまうため、この大当たり終了後の通常遊技状態での遊技の期待感が薄れることになる。
特に、確変抽選の結果が外れの場合(すなわち、特許文献1では、背景画面に変化がない場合)の通常遊技状態では、大当たり処理終了で遊技者に有利な状態が途切れ、遊技を最初からやり直すような印象を遊技者に与えることになる。
反面、この確率抽選が当たりの場合でも報知しないようにすると、大当たり処理後の通常遊技が確変モードでの遊技であることによる遊技者の優越感や安心感等、心理的なサービスを欠くことになり、遊技の趣向性を低下させることになる。
このような遊技者への心理的なサービスを行うためには、斬新な形態の新たな報知を付加することが考えられるが、この報知形態が制御的に実施されれば制御系の負担を強いられ、また、機械的な動作を伴う報知形態で実施されれば、動作駆動系の部品点数が増加し、構造が複雑となる。
本発明は上記事実を考慮し、制御系、動作駆動系に負担をかけることなく、簡単な制御で、遊技状態の変化(特に特別遊技状態終了後の通常遊技での当/外抽選の確率)を報知する場合に、不確定要素(確変抽選に当選しているか否かを明確に報知しない要素)を含ませることで、遊技者に特別遊技状態での有利な遊技状態の継続感を与え、遊技者への心理的なサービスを向上することができる遊技機を得ることが目的である。
本発明は、始動口への入賞を主目的とした通常遊技状態において、前記始動口への入賞を契機に当/外抽選が実行され、複数の図柄配列による図柄変動パターン演出後の停止図柄配列によって、前記当/外抽選の結果を報知すると共に、この当/外抽選が当たりに当選した場合に、前記通常遊技状態よりも短期間で多くの賞球を獲得することができる特別遊技状態に所定期間移行することができる遊技機であって、前記図柄変動パターンの演出時間を短縮する時短モード、並びに前記当/外抽選の当選確率を通常よりも高くする確率変動モードを備え、通常遊技状態から特別遊技状態への移行を促進する遊技状態移行促進手段と、前記遊技状態移行促進手段を制御して、前記特別遊技状態終了後の所定回数の図柄変動パターンを時短モードで実行する時短モード実行制御手段と、前記当/外抽選が当たりに当選した場合に、前記確率変動モードを有効とするか否かの確変抽選を実行する確変抽選手段と、前記確変抽選手段による確変抽選に当選した場合に、前記遊技状態移行促進手段を制御して、前記時短モードの実行に加え、前記特別遊技状態終了後の通常遊技状態での遊技を確率変動モードとする確率変動モード実行制御手段と、前記通常遊技状態で繰り返し実行される動作の少なくとも1つをカウントし、所定のカウント数に達した時点で、前記特別遊技状態終了後の通常遊技状態が確変モードであることを報知する確変報知手段とを有し、前記確変報知手段が、抽選によって前記確変抽選結果の報知時期としての前記所定のカウント数を決定すると共に、前記報知時期の抽選の確率が、前記所定回数の時短モードの中で、2回目以降が1回目よりも抽選確率が低くなるように設定すると共に、当該時短モード中に確変抽選結果の報知が実行されない場合は、時短モードの所定回数の消化の次の回で報知することを特徴としている。
本発明によれば、当/外抽選の結果が当たり(当選)となると、特別遊技状態に所定期間移行する。例えば、特別遊技状態とは、遊技領域において比較的に大きな間口の(入賞確率が高い)入賞口(例えば、変動入賞装置)を開放する動作等が一般的である。これにより、この入賞口への入賞が通常遊技状態に比べて増大し、当該入賞に対する賞球が短期間で累積される。
上記特別遊技状態が終了すると、通常遊技状態に戻るが、時短モード実行手段では、特別遊技状態終了後の所定回数の抽選対象の図柄変動パターンを時短モードで実行する。この時短モード機能は、遊技状態移行促進手段の1つであり、遊技者は当/外抽選の機会が増えることで、次の当/外抽選の当たりを短期間で獲得することが可能となる。
一方、時短モード機能とは別に、確変モード実行制御手段では、確変抽選手段の抽選結果に基づいて、前記時短モードの実行に加え、前記特別遊技状態終了後の通常遊技状態での遊技を確率変動モードを実行する。この確変モード機能は、前記時短モード機能と共に遊技状態移行促進手段の1つであり、当/外抽選の確率が高まることで、時短モード機能のみよりもさらに、次の当/外抽選の当たりを短期間で獲得することが可能となる。
ここで、前記確変抽選に当選したか否かを遊技者に報知する場合、確変報知手段では、特別遊技状態終了後、直ちに報知するのではなく、通常遊技状態で繰り返し実行される動作の少なくとも1つをカウントし、当該カウント数が所定数に達した時点で、前記特別遊技状態終了後の通常遊技状態が確率変動モードであることを報知するようにしている。
これにより、遊技者は特別遊技状態が終了した後の通常遊技状態において、確率変動モードが実行されているか否かがわからない状態で遊技を進行することになり、期待感を持って遊技を進行することができる。しかし、確率変動モードになっていることが判明することで、安心感、優越感を持つ遊技者も少なくないため、前記カウント数が所定数に達した時点で報知を行う。
言い換えれば、特別遊技状態の終了後、若干遅延させて確率変動モードの有無を報知することで、報知しないときの期待感と、報知したときの安心感、優越感という遊技者への心理的なサービスを両立させることができる。
このような心理的なサービスを提供するにあたり、それぞれの心理的なサービスを独立した報知形態(例えば、画像処理制御や機械的に動作するキャラクタを付加する等)で変化に富んだ演出を行っていたため、制御系、駆動動作系に大きな負担をかけていたが、請求項1では、単純な遅延制御ですむため、従来の制御系、駆動動作系に負担をかけることがない。
また、本発明は、始動口への入賞を主目的とした通常遊技状態において、前記始動口への入賞を契機に当/外抽選が実行され、複数の図柄配列による図柄変動パターン演出後の停止図柄配列によって、前記当/外抽選の結果を報知すると共に、この当/外抽選が当たりに当選した場合に、前記通常遊技状態よりも短期間で多くの賞球を獲得することができる特別遊技状態に所定期間移行することができる遊技機であって、前記図柄変動パターン演出中、或いは前記特別遊技状態の期間中に前記当/外抽選に対して有効となる前記始動口への入賞があった場合に、この入賞を当/外抽選対象として記憶する記憶手段を備え、前記図柄変動パターン演出終了、或いは前記特別遊技状態の期間終了を待って、記憶手段に記憶された順番で前記当/外抽選を実行するメモリ消化手段と、前記図柄変動パターンの演出時間を短縮する時短モード、並びに前記当/外抽選の当選確率を通常よりも高くする確率変動モードを備え、通常遊技状態から特別遊技状態への移行を促進する遊技状態移行促進手段と、前記遊技状態移行促進手段を制御して、前記特別遊技状態終了後の所定回数の図柄変動パターンを時短モードで実行する時短モード実行制御手段と、前記当/外抽選が当たりに当選した場合に、前記確率変動モードを有効とするか否かの確変抽選を実行する確変抽選手段と、前記確変抽選手段による確変抽選に当選した場合に、前記遊技状態移行促進手段を制御して、前記時短モードの実行に加え、前記特別遊技状態終了後の通常遊技状態での遊技を確率変動モードとする確率変動モード実行制御手段と、前記通常遊技状態で繰り返し実行される動作の少なくとも1つをカウントし、所定のカウント数に達した時点で、前記特別遊技状態終了後の通常遊技状態が確変モードであることを報知する確変報知手段と、前記メモリ消化手段における前記記憶手段に記憶された当/外抽選対象の入賞の中に当選入賞が存在する場合に、前記確変報知手段による報知を実行することで、当選予告として利用する当選予告手段とを有し、前記確変報知手段が、抽選によって前記確変抽選結果の報知時期としての前記所定のカウント数を決定すると共に、前記報知時期の抽選の確率が、前記所定回数の時短モードの中で、2回目以降が1回目よりも抽選確率が低くなるように設定すると共に、当該時短モード中に確変抽選結果の報知が実行されない場合は、時短モードの所定回数の消化の次の回で報知することを特徴としている。
確変報知手段による報知を、メモリ消化手段における前記記憶手段に記憶された当/外抽選対象の入賞の中に当選入賞が存在する場合に、前記確変報知手段による報知を実行することで、当選予告として利用する。
確変報知手段による報知を実行する状況以外の遊技状態での、確変報知と同様の報知形態で実行がなされることで、確実に確変の報知か当選予告かを認識することができ、別途当選予告のための演出を準備する必要がなくなり、制御系や動作駆動系の負担を軽減することができる。
確変報知手段による確変報知を行う場合、通常遊技状態での何らかの動作(例えば、始動口への入賞)のカウント数(入賞回数)が所定数に達した時点としているが、この所定数を固定的でなく、報知抽選の抽選結果に基づいて逐次変更することで、遊技者にいつ報知されるのかをあいまいとすることができ、遊技の趣向性をさらに増大させることができる。
本発明において、前記確変報知手段での確変報知を2回以上のカウント数に分け、それぞれ異なる報知形態によって確変報知を実行することを特徴としている。
確変報知手段による確変報知の機会を2回以上とし、それぞれ異なる報知形態とする。例えば、1回目は「確変モードになっている可能性がある」程度の期待感を持たせ、続いて2回目の報知があったことで確定するといった、段階的な報知とする。
これにより、遊技者は、遊技の進行上、当/外抽選の結果を期待するのとは別の状況下で、期待感を持って遊技をすることができ、遊技全般にむらなく趣向性を拡張することができる。
本発明において、遊技者によって操作可能な位置に配設され、前記図柄変動パターン演出中に当該操作が有効となる操作手段と、前記操作手段が操作有効中に操作された場合に、前記図柄変動パターン演出を強制的に終了させ、かつ最終停止図柄を報知する強制報知制御手段と、をさらに有することを特徴としている。
前記時短モードは、遊技者の意志に関わらず、予め定められた比較的短い図柄変動パターン演出を実行するものである。
これに対して、強制報知制御手段は、遊技者による操作手段の操作が前提となる。すなわち、遊技者の意志で図柄変動パターンを強制的に終了させ、直ちに最終停止図柄を報知することができる機能である。
このような、強制報知機能を併用することで、遊技者主導で遊技を進行させることでき、例えば、確変報知の結果を早期に知りたい遊技者は、特別遊技状態終了後に、確変報知がなされるであろうカウント数まで、迅速に当/外抽選の結果の報知を消化させることができる。
以上説明した如く本発明では、制御系、動作駆動系に負担をかけることなく、簡単な制御で、遊技状態の変化(特に特別遊技状態終了後の通常遊技での当/外抽選の確率)を報知する場合に、不確定要素(確変抽選に当選しているか否かを明確に報知しない要素)を含ませることで、遊技者に特別遊技状態での有利な遊技状態の継続感を与え、遊技者への心理的なサービスを向上することができるという優れた効果を有する。
図1には、本発明の一実施の形態に係るパチンコ機10が示されている。パチンコ機10は外枠12を備え、外枠12の前面には、窓部を有する額縁状の内枠14の一側部(図1の左辺部)が開閉可能に取付けられている。
内枠14には、複数の表示灯61やスピーカ63が設けられている。また、内枠14の中央には、窓部となっており、この窓部には紙面奥行き方向に所定の間隔で互いに平行とされた一対のガラス16(二重構造)が装着されたガラス枠20が設けられている。また、内枠14の図1の右辺部には施錠装置(シリンダ)22が設けられている。
ガラス枠20の下方位置には、球皿部24を備えた一体皿26が配設されている。この一体皿の球皿部24には、貯球タンク(図示省略)と連通し、この貯球タンク内のパチンコ球を球皿部24へ流出させる連通口23が設けられている。
一体皿26は、その一側部(図1の左辺部)が内枠14に対して開閉可能に取付けられている。一体皿26の前面には、左側下部に灰皿28が配置され、右側下部には発射装置164(図3参照)から発射する打球の飛距離を調整するための発射ハンドル30が設けられている。
また内枠14の窓部には、遊技盤載置台に載せて交換可能とされた遊技盤32が窓部に対応して設置されている。
図2(A)に示される如く、遊技盤32は、外バンド36及び内バンド38によって囲まれた略円形状の遊技領域40が形成されている。
遊技領域40には、釘34や風車35の他、センター役物42、当該センター役物42に設けられた表示部43、並びに大入賞口(変動入賞装置)44等の役物、始動口46や通過装置48、入賞装置49等の遊技部品が取り付けられており、最下位置にアウト口54が配置されている。また、遊技領域40の周縁には、複数の電飾部材56が設けられ、例えば入賞等と同期して点灯・消灯制御され、光による演出が実行される。
また、この遊技盤32の遊技領域40には、その左側に配設された前記内バンド38の内周面に沿って、タッチセンサ型の停止操作部64が配設されている。
停止操作部64は、円形のセンサ取付部70が設けられ、その周囲には、リング状に複数の発光素子(LED等)72が配設されている。
図2(B)に示される如く、センサ取付部70には、縦長の貫通孔74が設けられ、透過度が低い半透明の合成樹脂板76が嵌め込まれている。この合成樹脂板76の裏面側には、反射式の光電センサ78が配設されている。
光電センサ78は、縦方向に投光部78A及び受光部78Bが設けられ、投光部から照射された光が、所定の距離で反射することで受光部で受光可能となっている。
ここで、所定の距離は、遊技盤32の前方に設けられたガラス16の最表面(遊技者に直接対向する面)に設定されている。すなわち、通常は、投光部からの光は、ガラス16(図1参照)を通過して、そのまま直進するため、受光部78Bでの受光はない。しかし、遊技者がこの光電センサ78(合成樹脂板74)に対向するガラス16の最表面に手をかざすことで、遊技者の手によって投光部78Aからの光が反射し、受光部78Bへと至る構成である。
上記停止操作部64は、後述する図柄変動パターン演出が開始された後、遊技者の介入によってこの演出を終了させるときに適用されるものである。
図3には、パチンコ機10を制御するための制御系の概略が示されている。制御系は、主制御部150を中心として構成されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
この主制御部150には、始動口46に設けられた始動入賞センサ168、通過装置48を通過したパチンコ球を検出する通過センサ171、入賞装置49に入賞したパチンコ球を検出する入賞センサ172並びに大入賞口44に入賞したパチンコ球を検出する大入賞口センサ173が接続されている。なお、大入賞口44には、大入賞口の開閉動作を継続するためのVゾーンが設けられており、このVゾーンにもVゾーンセンサ177が設けられており、主制御部150に接続されている。
また、この主制御部150には、前記停止操作部64の光電センサ78が接続され、受光部78Bでの受光状態を示す信号が入力されるようになっている。
さらに、主制御部150には、始動口46に設けられた電動チューリップ47(図2参照)を開閉させるためのソレノイド174、大入賞口44を開閉させるためのソレノイド175が接続されている。
また、主制御部150からは盤用外部端子200を介してホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報が出力されるようになっている。
一方、この主制御部150には、演出制御部152と、払出制御部154とが接続されている。
演出制御部152には、図柄・音声制御部156を介してスピーカ63及びセンター役物42の表示部(LCD)43が接続されている。また、演出制御部152は、パチンコ機10のガラス枠20に取り付けられた複数の表示灯61の点灯・消灯や、遊技盤上の電飾部品56の点灯・消灯、並びに前記停止操作部64周りに配設した発光素子72の点灯・消灯を制御する。なお、電飾部品56には、センター役物42に設けられた4個の保留ランプ202も含まれる。
なお、保留ランプ202は、表示部43で保留状態を報知するように制御するものでもよい。また、4個に限られるものでもない。この保留ランプ202の点灯数は、図示しない保留メモリの記憶数に相当するものであり、この保留ランプ202により、遊技者にはわからない保留メモリ内の記憶数を視覚を通じて知らせることができる。
次に、前記主制御部150に接続された払出制御部154には、パチンコ球の払出しを実行する払出装置206が接続されている。
また、払出制御部154には、発射制御部158が接続されており、発射制御部158は、発射装置164を制御して、遊技者によるハンドル30の操作に応じてパチンコ球を打ち出す。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子208を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータへ送出するようになっている。
上記主制御部150では、特別図柄や普通図柄の当/外抽選がなされ、この抽選結果に基づく表示部43での表示内容(図柄変動パターン)を選択し、演出制御部152を介して図柄・音声制御部156へ命令信号を出力する。
ここで、特別図柄の当/外抽選とは、当たりになると大入賞口44が開放して多くのパチンコ球を入賞へ導くことができるという大当たりの主要な抽選であり、一方、普通図柄の当/外抽選とは、当たりになると始動口46に設けられた電動チューリップ47が開放し、始動口46への入賞の確率を高めて、結果として特別図柄の当/外抽選の機会を増加することができるという大当たりの補助的な抽選である。なお、普通図柄の当/外抽選は、時短によって開放率がアップする。
演出制御部152には、複数種の命令信号に基づく異なる表示内容(図柄変動パターン)のデータが予め記憶されており、命令信号に基づいてデータが選択されて、起動するようになっている。なお、図柄・音声制御部156で制御してもよい。
ここで、前記演出制御部152からの命令信号(コマンド)により図柄・音声制御部156における図柄変動パターン演出が実行されているときに、遊技者が前記停止操作部64に対向するように手をかざすと(遊技者による停止意志の表現)、前記図柄変動パターン演出を直ちに中止し、最終停止図柄を表示する制御を実行する。
すなわち、前記手をかざすことで、光電センサ78の発光部78Aからの光が受光部78Bへ反射し、信号が反転(オフ→オン)する。この信号が主制御部150、演出制御部152及び図柄・音声制御部156へ送られ、遊技者の停止の意志により、図柄変動パターン演出が中止される。
このように、本実施の形態のパチンコ機10では、前述の演出図柄の様々な時間の変動パターンに関わらず、図柄変動パターン演出開始から終了までの間で、遊技者の意志で、即時に最終停止図柄を表示させる強制停止機能を持たせている。
また、本実施の形態では、図柄変動パターン演出中に始動口46への入賞があると、最大4個までを保留(抽選の権利獲得)とし(制御的には、保留メモリ(図示省略)に記憶し、遊技者には保留ランプ202の点灯で知らせる)、順次抽選結果を報知するようにしている。このとき、保留中の抽選結果を先読みし、その結果に応じてこの保留の範囲内に当たりがある場合に、当該当たりを報知する図柄変動パターン演出以前の演出から連続して当たりを予告することが可能となっている。
上記構成のパチンコ機10において、本実施の形態では、特別遊技状態(大当たり処理)の終了後、通常遊技状態に戻るときに、図柄変動パターンの演出時間を短縮して実行する時短モードを実行している。この時短モードの実行により、大当たり処理後の通常遊技状態では、始動口46の入賞による当/外抽選が迅速に消化され、時短モードではないときの単位時間当たりの当/外抽選回数よりも、当該当/外抽選回数が増え、同じ当選確率であれば、実質的に早期に次の当たりを得ることができる。
また、本実施の形態では、上記もれなく実行される時短モードとは別に、大当たり処理終了後の通常遊技状態において、所定の確率で確変(確率変動)モードを実行するようにしている。
確変モードでは、文字通り確率が通常の確率よりも高くなるため、この確率の変化率に応じた分、当/外抽選の当選の確率が上がる。本実施の形態では、通常の確率が約1/300前後であり、確変モード時の確率が約1/50前後であるため、約5〜6倍の当選の可能性がある。
この確変モードの実行の是非は、前記当/外抽選の後に確変抽選として実行されており、内部的には、大当たり処理開始時には既知となっている。
すなわち、制御系の信号の流れで示せば、主制御部150において当/外抽選が実行され、当選した場合は続けて確変抽選が実行され、これらの結果に基づいて図柄変動パターンが選択されて、演出制御部152へコマンドとして送出される。
図4は、主制御部150において、始動入賞センサ168からの信号によって実行される当/外抽選、並びにこの当/外抽選の結果に基づいて実行される確変モード及び時短モードを含む遊技状態の変更制御を示す機能ブロック図が示されている。
始動入賞センサ168は、抽選処理部300に接続されている。抽選処理部300は、始動口46への入賞が抽選に対して有効な入賞か否かを判断し、抽選対象となり得る場合には、当/外抽選、図柄変動パターン設定の抽選,並びに当たりの場合には確変/非確変抽選が乱数を用いて実行される。
抽選の結果は、遊技実行制御部302に送出される。この遊技実行制御部302は、遊技プログラムメモリ304に格納されている遊技プログラムに基づいて、通常遊技或いは大当たり処理等、全ての遊技の実行を管理する。
前記抽選処理部300において、当/外抽選が当たりの場合に実行される確変/非確変抽選の結果(確変信号)は、遊技状態移行促進部306の確変プログラムデータ読出部308に送出されるようになっている。
確変プログラムデータ読出部308では、遊技プログラムメモリ304から、確変又は非確変モードデータを読み出し、確変/非確変用遊技状態変更指示部310に送出する。
確変/非確変遊技状態変更指示部310では、この確変又は非確変モードデータを遊技実行制御部302へ送出することにより、例えば、当たり乱数の数が変更され、遊技状態を確変モード又は非確変モードとすることができる。
また、遊技実行制御部302において、大当たり処理が実行された後、この遊技実行制御部302から時短プログラムデータ読出部312へ大当たり終了信号が送出されるようになっている。
この大当たり終了信号を受けた時短プログラムデータ読出部312では、遊技プログラムメモリ304から、時短モードデータを読み出し、時短遊技状態変更指示部314に送出する。
時短遊技状態変更指示部314では、この時短モードデータを遊技実行制御部302へ送出することにより、例えば、図柄変動パターンの設定乱数を時短用に変更され、遊技状態を時短モードとすることができる。なお、時短モードの場合には、時短回数を設定することで、遊技実行制御部302において自動的に時短モードが終了する。
演出制御部152では、図柄・音声制御部156を制御して、コマンドに基づく処理が実行されることになるが、このとき、従来は、大当たり処理開始から、遅くとも大当たり終了時までの間に確変モードを実行するか否かを報知するようにしていたため、特に確変抽選に落選した遊技者にとって、大当たり処理後の通常遊技状態での遊技意欲を減退させる結果となっていた。
そこで、本実施の形態では、確変抽選の結果の報知を、大当たり処理後の通常遊技状態の何れの時期に実行するかを抽選(報知抽選)によって決めるようにしている。
この確変抽選の結果の報知を遅延により、遊技者は確変モードが実行されているのか否かがあいまいな状態で通常遊技を進行するため、期待感を持って遊技を進行させることができる。
図5には、上記確変抽選の報知制御を主体とした演出制御部152の制御ブロック図を示す。
主制御部150から送出されるコマンドはコマンド入力部250で受け、コマンド解析部252によってコマンドを解析する。このコマンド解析部252では、図柄変動パターン指定信号、タッチセンサ操作信号、当/外抽選結果信号、確変抽選結果信号、始動入賞信号、等の各信号が抽出される。
図柄変動パターン指定信号は、コマンド解析部252から図柄変動パターン画像データ読出部254へ送出され、この図柄変動パターン画像データ読出部254において、画像データメモリ256から図柄変動パターン指定信号に基づく画像データ(図柄変動パターン画像データ)が読み出され、図柄変動パターン演出制御部258へ送出される。
図柄変動パターン演出制御部258では、所定のタイミングで当該図柄変動パターン画像データを図柄・音声制御部156へ送出することで、図柄・音声制御部156では、表示部43を制御して、図柄変動パターン演出を実行する。
一方、この図柄変動パターン演出制御部258には、コマンド解析部252において抽出されるタッチセンサ操作信号が入力されるようになっている。このタッチセンサ操作信号は、停止操作部64が操作有効状態で遊技者がタッチ操作(実際には手をかざす動作)を行った場合にコマンド入力部250に入力される信号(コマンド)である。
すなわち、図柄変動パターン演出制御部258において、図柄変動パターン画像データを図柄・音声制御部156を送出し、図柄変動パターン演出を実行している最中に、このタッチセンサ操作信号を受けると、強制的に図柄変動パターン演出を終了させ、最終停止図柄を表示するように制御する。
また、当/外抽選結果信号は、大当たり処理演出データ読出部260に送出される。この当/外抽選結果信号が当選を示す信号である場合、大当たり処理演出データ読出部260では、前記画像データメモリ256から大当たり処理演出パターン画像データを読出し、大当たり処理演出制御部262へ送出する。大当たり処理演出制御部262では、所定のタイミングで当該大当たり処理演出パターン画像データを図柄・音声制御部156へ送出し、大当たり処理中は、表示部43を制御して大当たり演出パターンを表示させる。
ここで、本実施の形態では、主制御部150において、当/外抽選の結果が当たりの場合に、続けて確変抽選が実行されており、この確変抽選の結果が、コマンドとしてコマンド入力部250に入力される。この確変抽選結果信号がコマンド解析部252で抽出されると、確変報知時期用しきい値抽選部264へ送出される。
すなわち、この確変報知時期用しきい値抽選部264では、確変抽選が当たりの場合に、確変であることを何時報知するかを抽選によって設定する役目を有している。
本実施の形態では、大当たり処理の終了後の通常遊技状態における始動口46への有効入賞回数(当/外抽選の対象となる入賞回数)によって報知時期を定めており、確変報知時期用しきい値抽選部264では、この入賞回数と比較する回数(すなわち、しきい値)を抽選によって得ている。以下、この有効入賞回数を、無効入賞(保留メモリが満杯時の入賞)を含む回数と区別するために、「(図柄変動パターンの)回転数」という。
本実施の形態では、1回転から70回転までを報知時期として設定し、各回転数毎に抽選確率を定めている(表1参照)。
Figure 0004434684
上記表1をグラフ化すると、図6(A)に示される如く、大当たり処理終了直後(1回転目)は比較的抽選確率が高く(9.5%)、2回転目から50回転目までは抽選確率が低く(0.5%)、終期においては、徐々にに抽選確率が高くなる用に設定されている(1.0%〜1.9%)。また、この設定した70回転目までに確変報知のしきい値が決まらない場合には、残りの確率(38.1%)で71回転目に確変報知を実行するようになっている(パターンA)。
なお、図6(B)は、変形例であり、1回転から50回転までを報知時期として設定し、各回転数毎に抽選確率を定めたグラフである。これに対応するのが、以下の表2である(パターンB)。
Figure 0004434684
前記確変報知時期用しきい値抽選部264では、上記表1(又は表2)に基づいて抽選が実行され、設定されたしきい値(回転数)を確変報知時期用しきい値メモリ266に記憶する。
一方、コマンド解析部252において始動入賞信号(ここでは、有効始動入賞となる)が抽出されると、カウンタ268へ送出され、始動入賞毎にカウントアップされていく。カウンタ268でのカウント値はカウントアップ毎にカウント値照合部270へ送出され、前記確変報知時期用しきい値メモリ266に記憶された回転数と比較され、一致すると、確変報知制御部272へ確変報知を指示する信号を送出する。
なお、始動入賞信号によるカウントアップではなく、変動パターン指定コマンド受信により、カウントアップするようにしてもよい。これにより、実質的に変動単位で確実にカウントすることができる。
確変報知制御部272では、この信号を受けて、確変報知に用いるデバイス(表示部43、発光素子72、電飾部材56、表示灯61、スピーカ63)に対してそれぞれ制御信号を送出する。より具体的には、表示部43に表示する画像の背景等の色を変化させるためには、表示部系制御信号を図柄変動パターン演出制御部258へ送出し、スピーカ63からの音声を用いる場合には、図柄・音声制御部156へスピーカ制御信号を送出し、発光素子72、電飾部材56、表示灯61等、表示部43以外の視覚を通じた報知を行う場合にはそれぞれにランプ系制御信号を送出する。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
まず、通常遊技の流れを図7(A)に示す主制御部150におけるメインルーチンに従い説明する。
遊技者がハンドル30を把持し、発射のための操作を行なうと、このハンドル操作量(回転量)に応じた強度で、パチンコ球が打ち出される。
パチンコ球が打ち出されると、外バンド36及び内バンド38に案内されて盤面32の釘34や風車35等に当接しながら、予測し得ない移動をしながら落下していく。ここで、始動口46にパチンコ球が入賞すると(ステップ400での肯定判定)、ステップ402へ移行して保留数Mが4か否か(すなわち、保留が満杯が否か)が判断され、満杯ではないと判定されると、ステップ404へ移行して乱数カウンタから乱数を取得して、ステップ406へ移行する。
なお、ステップ402で肯定判定された場合には、抽選の権利がないため、始動口46への入賞分を賞球払出を行い、処理は終了する。
ステップ406では、現在図柄変動パターン演出中(変動中)であるか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ408へ移行して保留メモリMに取得した乱数を記憶し、次いでステップ410で保留数Mをインクリメント(M←M+1)して、このルーチンは終了する。
また、ステップ406で否定判定された場合には、ステップ412へ移行して前記取得した乱数に基づいて当/外抽選を実行する。
ここで、前記ステップ400で否定判定され、ステップ414へ移行して保留が存在すると判定(肯定判定)された場合には、保留メモリから最初に記憶した乱数を読出し(ステップ416)、次いで保留数Mをデクリメントして(ステップ418)、ステップ412へ移行する。この場合にも、ステップ412では、読み出した乱数に基づいて当/外抽選が実行される。
ステップ412での当/外抽選が終了すると、ステップ420へ移行して変動パターンを設定し、次いでステップ422へ移行して連続予告の抽選処理が実行される。これは、保留されている乱数の当/外を先読みして、この保留した乱数の中に当たりがあるか否かを判断し、当たりがあった場合に、事前の図柄変動パターン演出から当たりの予告を行うものである。
次のステップ424では、当/外抽選結果、図柄変動パターン種、連続予告の有無、入賞に基づいて予め設定された賞球払出数等のデータを演出制御部152又払出制御部154へ命令信号として送信(コマンド送信)し、ステップ426へ移行する。
ステップ426では、当/外の抽選結果が当たりか否かが判断され、抽選の結果が当りの場合は、予め設定したラウンド数(例えば、15ラウンド)の大当たり処理が実行される(ステップ428)。この大当たり処理中は、大入賞口44がほとんど開放状態であるため、遊技者によって有利な状態とすることができる。所定ラウンドの大当たり処理が終了すると、通常の遊技に戻る。
また、このメインルーチンの実行中、図7(B)の割り込みルーチンが実行されている。
すなわち、割り込みルーチンは、停止操作部64の操作状態を判別するルーチンであり、強制停止操作があった、すなわち、光電センサ78の受光部78Bに投光部78Aからの光が入光し、信号が反転(オン)したことを認識すると、この割り込みルーチンが実行され、ステップ429で変動中と判定された場合にステップ430で強制停止操作があったことを示すタッチセンサ操作信号(コマンド)を演出制御部152へ送信する。
ここで、本実施の形態では、大当たり処理終了後の通常遊技状態では、所定回数の時短モードとなる(70回、又は50回)。この時短モードでは、図柄変動パターン演出が短時間で終了するため、始動口46への入賞によって得る、当/外抽選を次々と消化していくことができ、通常の図柄変動パターン演出による消化数に比べ、単位時間当たりの消化数が多くなり、実質的に次の当/外抽選において早い時期に当選することになる。すなわち、遊技者は期待感を持って遊技を進行させることができる。
また、この時短モードに加え、前記当/外抽選の結果が当たり(当選)の場合には、確変抽選が実行される。この確変抽選に当選すると、前記大当たり終了後の通常遊技状態での当/外抽選の確率が通常の確率よりも高くなる(1/300前後→1/50前後)。
この結果、前記時短モードと確変モードとが併用された状態では、非常に高い確率で当/外抽選の当たりを得ることが可能となるため、遊技者の遊技意欲を増大させることができる。
ところが、確変抽選に落選した場合には、時短モードではあるものの、この遊技者の心理からすれば、最高の遊技状態ではなくなるため、かえって遊技意欲を減退させる結果となる。この点、従来は、大当たり処理の開始から終了までの間に確変抽選の結果を報知していたため、大当たり終了時には確変モードとなるか否かが判明してしまっていた。
そこで、本実施の形態では、この確変抽選の結果の報知を、確変報知抽選によって設定された回転数のときに報知するようにした。言い換えれば、大当たり処理終了時から70回(或いは50回)の間の何時報知が実行されるかわからない遊技状態を構築した。
以下、図8及び図9のフローチャートに従い、演出制御部152における図柄変動パターン演出制御及び大当たり処理終了後制御(確変報知制御)について説明する。
まず、図8において、図柄変動パターン演出制御を説明する。
ステップ300では、主制御部150から入力されるコマンドを解析し、次いでステップ302へ移行して解析して抽出された図柄変動パターン指定信号に基づき、画像データメモリ256から図柄変動パターン画像データを読出して、ステップ304へ移行する。
ステップ304では、演出タイミングか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ306へ移行して図柄・音声制御部156に対して演出を指示する。
次のステップ308では、コマンド解析によってタッチセンサ操作信号が抽出されたか(コマンド入力されたか)否かが判断され、否定判定された場合には、ステップ310へ移行する。ステップ310では、図柄変動パターン演出が終了したか否かが判断され、否定判定の場合には、ステップ308へ戻り、ステップ308、310がそれぞれ否定判定の場合は、上記工程を繰り返す。
ここで、ステップ308で肯定判定、すなわち、コマンド解析によってタッチセンサ操作信号が抽出された(コマンド入力された)と判断された場合には、ステップ312へ移行して、現在実行されている図柄変動パターン演出を強制終了し、ステップ314へ移行する。
また、ステップ310で肯定判定された場合(図柄変動パターン演出が終了した場合)はステップ314へ移行する。
ステップ314では、コマンド解析によって抽出された当/外抽選結果信号に基づいて、当/外抽選が当たりか否かが判断され、肯定判定(当選)された場合は、ステップ316へ移行して大当たり処理演出パターン画像データを画像データメモリ256から読出し、次いでステップ318へ移行して大当たり処理演出を実行するように、図柄・音声制御部156へ指示を出し、このルーチンは終了する。
また、ステップ314で否定判定(外れ)された場合は、このルーチンは終了する。
次に、図9に従い、大当たり処理終了後制御(確変報知制御)について説明する。
ステップ320では、コマンド解析によって抽出された確変抽選結果信号に基づいて、確変抽選に当選したか否かが判断され、肯定判定されるとステップ322へ移行して、しきい値抽選を実行し、今回のしきい値Sを決定する。なお、ステップ320で否定判定された場合には、このルーチンは終了する。
ステップ322で今回のしきい値Sが決定されると、ステップ324へ移行してコマンド解析によって始動入賞信号が入力されたか否かが判断され、肯定判定されるとステップ326へ移行して、カウントNをインクリメントし、ステップ328へ移行する。
ステップ328では、このカウント値Nと前記設定したしきい値Sとを比較照合する。
この比較照合の結果、否定判定(S≠N)、すなわちカウント値Nがしきい値Sに達していない場合は、ステップ330へ移行して、予め決められている時短モード時の時短回数Jを読出し、ステップ332でこの時短回数Jとカウント数Nとを比較照合する。
このステップ332での比較照合の結果、否定判定(J≠N)、すなわちカウント値Nが時短回数Jに達していない場合は、ステップ328へ戻る。
また、ステップ328で肯定判定(S=N)、或いはステップ332で肯定判定(J=N)された場合は、それぞれステップ334へ移行して、カウント値Nをクリア(0)し、次いでステップ336で図柄・音声制御部156へ確変抽選報知を指示してこのルーチンは終了する。
以上説明したように本実施の形態では、大当たり処理終了後の通常遊技状態において、所定回数(例えば70回)の時短モードの中で、抽選によって確変抽選結果の報知時期(有効始動入賞数)を決め、始動入賞信号をカウントして(N値)、このカウント値が報知時期として設定したしきい値Sに到達した時点で、確変抽選結果の報知を実行するようにした。すなわち、確変抽選に当選していても、大当たり処理終了直後にはこれを報知しないことで、確変抽選に落選しているときの遊技意欲の減退を抑制し、かつ、確変抽選に当選しているか否かの期待感を持続させることができる。
また、このような遊技者に対する心理的なサービスを、簡単な遅延制御によって行うようにしたため、或いは既存の構成(表示部43、発光素子72、電飾部材56、表示灯61、スピーカ63等)を適用することで、制御系、動作駆動系の負担を最小限に抑えることができる。
ここで、上記で説明した確変抽選結果報知は、大当たり処理終了後の時短モード中に実行されるものであり、言い換えれば、時短モードでも確変モードでもない、純然たる通常遊技状態では、実行し得ない報知形態である。
そこで、本実施の形態では、この確変抽選結果報知の形態をそのまま、予告報知として利用する。すなわち、確変抽選結果報知がありえない遊技状況で、同一の報知がなされることで、保留メモリ内の当/外抽選結果の中に当たりが存在していることを、遊技者に報知する。
従来、このような予告報知は、予告報知専用の報知形態を持たなければならなかったが、本実施の形態では、同じ報知形態であっても、遊技状況によって、遊技者が学習によって確変抽選結果の報知を行っているのか、予告報知を行っているのかを認識することができるため、それぞれ別々の報知形態を準備するよりも、制御系の負担を軽減することができる。
この保留メモリ内、当選予告制御を実行可能とするためには、図5のコマンド入力部250に主制御部150から予告信号を送出すればよい。
この予告制御に関する機能のみを図10に示すと、コマンド解析部252で予告信号を抽出すると、この予告信号を確変報知制御部(ここでは、予告報知制御部として機能する)272Aに送出し、以下、図5と同様にこの確変報知制御部272Aから表示部系制御信号を図柄変動パターン演出制御部258へ送出し、スピーカ制御信号を図柄・音声制御部156へ送出し、ランプ系制御信号を発行素子72、電飾部材56、表示灯61へ送出する。
なお、本実施の形態では、確変報知を行う時期を、始動口46への有効始動入賞(すなわち、図柄変動パターン演出回数(回転数))をカウントすることで、予め確変報知抽選で定めたしきい値となった時点で実行するようにしたが、リーチとなった回数、停止操作部64の操作回数等、別の動作であってもよいし、複数の動作を組合せるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、1回の図柄変動パターンに合わせて確変報知を行うようにしたが、1回の図柄変動パターンに限らず、2回以上の図柄変動パターンに合わせて確変報知を行ってよい。この場合、1回目は若干の不確定要素(「確変モードになっている可能性がある」)という程度)を残し、2回目に確定させるといった段階的な報知を行ってもよい。さらに、2回以上を連続した図柄変動パターンとせず、断続的に行うようにしてもよい。
本実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 (A)は本実施の形態に係る遊技機の正面図、(B)は図2(A)のIIB−IIB線断面図である。 本実施の形態に係るパチンコ機における制御系のブロック図である。 主制御部150における確変モード及び時短モードを含む遊技状態の変更制御を示す機能ブロック図である。 確変抽選の報知制御を主体とした演出制御部152の制御ブロック図である。 確変抽選結果の報知時期となる有効始動入賞回数しきい値を抽選するための確率特性図であり、(A)が本実施の形態,(B)が変形例を示す。 (A)は主制御部におけるメインルーチンを示す制御フローチャート、(B)は強制停止操作時割込ルーチンを示すフローチャートである。 演出制御部における図柄変動パターン演出制御ルーチンを示すフローチャートである。 演出制御部における大当たり処理終了後制御(確変報知制御)ルーチンを示すフローチャートである。 確変抽選報知の形態を予告報知として流用する場合の制御系を示す機能ブロック図である。
符号の説明
10 パチンコ機(遊技機)
32 遊技盤
43 表示部
44 大入賞口
46 始動口
63 スピーカ
64 停止操作部
72 発光素子
78 光電センサ
78A 投光部
78B 受光部
150 主制御部
152 演出制御部
154 払出制御部
156 図柄・音声制御部
250 コマンド入力部
252 コマンド解析部
254 図柄変動パターン画像データ読出部
256 画像データメモリ
258 図柄変動パターン演出制御部
260 大当たり処理演出データ読出部
262 大当たり処理演出制御部
264 確変報知時期用しきい値抽選部(確変報知手段)
266 確変報知時期用しきい値メモリ(確変報知手段)
268 カウンタ(確変報知手段)
270 カウント値照合部(確変報知手段)
272 確変報知制御部(確変報知手段)
300 抽選処理部(確変抽選手段)
302 遊技実行制御部(確率変動モード実行制御手段、時短モード実行制御手段)
304 遊技プログラムメモリ
306 遊技状態移行促進部(遊技状態移行促進手段)
308 確変プログラムデータ読出部
310 確変/非確変用遊技状態変更指示部(確率変動モード実行制御手段)
312 時短プログラムデータ読出部
314 時短遊技状態変更指示部(時短モード実行制御手段)

Claims (4)

  1. 始動口への入賞を主目的とした通常遊技状態において、前記始動口への入賞を契機に当/外抽選が実行され、複数の図柄配列による図柄変動パターン演出後の停止図柄配列によって、前記当/外抽選の結果を報知すると共に、この当/外抽選が当たりに当選した場合に、前記通常遊技状態よりも短期間で多くの賞球を獲得することができる特別遊技状態に所定期間移行することができる遊技機であって、
    前記図柄変動パターンの演出時間を短縮する時短モード、並びに前記当/外抽選の当選確率を通常よりも高くする確率変動モードを備え、通常遊技状態から特別遊技状態への移行を促進する遊技状態移行促進手段と、
    前記遊技状態移行促進手段を制御して、前記特別遊技状態終了後の所定回数の図柄変動パターンを時短モードで実行する時短モード実行制御手段と、
    前記当/外抽選が当たりに当選した場合に、前記確率変動モードを有効とするか否かの確変抽選を実行する確変抽選手段と、
    前記確変抽選手段による確変抽選に当選した場合に、前記遊技状態移行促進手段を制御して、前記時短モードの実行に加え、前記特別遊技状態終了後の通常遊技状態での遊技を確率変動モードとする確率変動モード実行制御手段と、
    前記通常遊技状態で繰り返し実行される動作の少なくとも1つをカウントし、所定のカウント数に達した時点で、前記特別遊技状態終了後の通常遊技状態が確変モードであることを報知する確変報知手段とを有し、
    前記確変報知手段が、抽選によって前記確変抽選結果の報知時期としての前記所定のカウント数を決定すると共に、前記報知時期の抽選の確率が、前記所定回数の時短モードの中で、2回目以降が1回目よりも抽選確率が低くなるように設定すると共に、当該時短モード中に確変抽選結果の報知が実行されない場合は、時短モードの所定回数の消化の次の回で報知することを特徴とする遊技機。
  2. 始動口への入賞を主目的とした通常遊技状態において、前記始動口への入賞を契機に当/外抽選が実行され、複数の図柄配列による図柄変動パターン演出後の停止図柄配列によって、前記当/外抽選の結果を報知すると共に、この当/外抽選が当たりに当選した場合に、前記通常遊技状態よりも短期間で多くの賞球を獲得することができる特別遊技状態に所定期間移行することができる遊技機であって、
    前記図柄変動パターン演出中、或いは前記特別遊技状態の期間中に前記当/外抽選に対して有効となる前記始動口への入賞があった場合に、この入賞を当/外抽選対象として記憶する記憶手段を備え、前記図柄変動パターン演出終了、或いは前記特別遊技状態の期間終了を待って、記憶手段に記憶された順番で前記当/外抽選を実行するメモリ消化手段と、
    前記図柄変動パターンの演出時間を短縮する時短モード、並びに前記当/外抽選の当選確率を通常よりも高くする確率変動モードを備え、通常遊技状態から特別遊技状態への移行を促進する遊技状態移行促進手段と、
    前記遊技状態移行促進手段を制御して、前記特別遊技状態終了後の所定回数の図柄変動パターンを時短モードで実行する時短モード実行制御手段と、
    前記当/外抽選が当たりに当選した場合に、前記確率変動モードを有効とするか否かの確変抽選を実行する確変抽選手段と、
    前記確変抽選手段による確変抽選に当選した場合に、前記遊技状態移行促進手段を制御して、前記時短モードの実行に加え、前記特別遊技状態終了後の通常遊技状態での遊技を確率変動モードとする確率変動モード実行制御手段と、
    前記通常遊技状態で繰り返し実行される動作の少なくとも1つをカウントし、所定のカウント数に達した時点で、前記特別遊技状態終了後の通常遊技状態が確変モードであることを報知する確変報知手段と、
    前記メモリ消化手段における前記記憶手段に記憶された当/外抽選対象の入賞の中に当選入賞が存在する場合に、前記確変報知手段による報知を実行することで、当選予告として利用する当選予告手段とを有し、
    前記確変報知手段が、抽選によって前記確変抽選結果の報知時期としての前記所定のカウント数を決定すると共に、前記報知時期の抽選の確率が、前記所定回数の時短モードの中で、2回目以降が1回目よりも抽選確率が低くなるように設定すると共に、当該時短モード中に確変抽選結果の報知が実行されない場合は、時短モードの所定回数の消化の次の回で報知することを特徴とする遊技機。
  3. 前記確変報知手段での確変報知を2回以上のカウント数に分け、それぞれ異なる報知形態によって確変報知を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 遊技者によって操作可能な位置に配設され、前記図柄変動パターン演出中に当該操作が有効となる操作手段と、
    前記操作手段が操作有効中に操作された場合に、前記図柄変動パターン演出を強制的に終了させ、かつ最終停止図柄を報知する強制報知制御手段と、をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の遊技機。
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