JP4433639B2 - 蒸気タービン - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
この発明は、主蒸気などをシールするためのグランドパッキン部を備えた蒸気タービンに係わり、グランドパッキン部でのタービンロータとのラビングの防止に好適な構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
蒸気タービンは高温・高圧の蒸気(主蒸気)を用いてタービンロータを回転させ動力を発生する装置であり発電機の駆動源などとして使用されている。そうして、大容量の蒸気タービンの場合には、高圧タービンと低圧タービンとを組み合わせた2段構成のものや、高圧タービン,中圧タービン(1段または複数段)および低圧タービンを組み合わせた3段以上の構成のものが用いられている。このような多段構成の蒸気タービンの場合、各段の蒸気タービンのそれぞれは、タービンロータが蒸気タービンのケーシングを貫通する部位に主蒸気の蒸気タービンからの漏れ出しを防止すると共に、外気の蒸気タービン内部への侵入を防止するための軸封部であるグランドパッキン部が備えられている。
【0003】
多段構成の蒸気タービンの低圧タービンでは、ケーシングは外側部分を構成する外部ケーシングと、外部ケーシングの内側に配設される内部ケーシングとを組み合わせて構成されているが、グランドパッキン部はタービンロータが貫通する部位の外部ケーシングの外側に配設されている。なお、高圧タービンと低圧タービンとが組み合わされた2段構成の蒸気タービンの場合の一事例では、高圧タービンに供給される高温・高圧の主蒸気の温度値は560℃程度前後であり、高圧タービンを経て低圧タービンに供給される主蒸気の温度値は350℃程度前後であり、低圧タービンの外部ケーシングの温度値は60〜70℃程度である。そうして多段構成の蒸気タービンの場合、高圧タービンおよび中圧タービンなどの外表面は主蒸気を低圧タービンに供給する管路(クロスオーバー管)を含めて高温なので、熱効率などを考慮して断熱処置を施されるが、前記のように比較的に低温の外表面を持つ低圧タービンでは、断熱処置は何ら施されないのが一般である。
【0004】
このような低圧の蒸気タービンが備えるグランドパッキン部の従来例を図3〜図5を用いて説明する。ここで図3は従来例の蒸気タービンのグランドパッキン部を示す正面図であり、図4は図3によるグランドパッキン部をタービンロータの要部と共に示す側面図であり、図5は図4におけるP部の詳細断面図である。なお図4では、図3のA−A断面での一部破断部を含めると共に、タービンロータの中心軸線を一点鎖線X−Xで示した。また、一点鎖線X−Xのことは、後記の図2の場合も同様である。図3〜図5において、9は、ケーシング8,シールフィン7,押さえ体6,シール蒸気91の供給用の管路51,グランド蒸気92の排出用の管路52を備えたグランドパッキン部であり、金属材を用いて製作されている。また、4はタービンロータである。この事例の場合の蒸気タービンではタービンロータ4はその両端部のそれぞれで図示しない外部ケーシングを貫通しており、したがって1台の低圧の蒸気タービンに対し2台のグランドパッキン部9が用いられているが、両者の基本的構成は同一である。
【0005】
ケーシング8は、取付板81,内側シール部821,中間シール部822,外側シール部823,胴体部83,中間仕切り部841,外側仕切り部842,2組のフランジ部85と、複数の吊り耳86とを有している。ケーシング8には、取付板81と中間仕切り部841との間に空間87が、中間仕切り部841と外側仕切り部842との間に空間88が形成されている。ケーシング8は全体としては円筒状に形成されているが、蒸気タービンの組み立て作業の必要から、タービンロータ4の中心軸線X−Xを含む水平面で、共に半円筒状の上半部と下半部とに2分割されている。ケーシング8の下半部(一方の半裁部)と上半部(他方の半裁部)とは、フランジ部85において複数の締結体(六角ボルトなど)89を用いて強固に締結されている。
【0006】
図3〜図5に示す事例の場合には、取付板81,中間仕切り部841および外側仕切り部842は、上半部と下半部とを合わせた場合には平板状の円環状体であり、内側シール部821,中間シール部822,外側シール部823および胴体部83は、同じく上半部と下半部とを合わせた場合には円筒状体である。取付板81には多数の貫通孔811が図示のように形成されている。ケーシング8の下半部の胴体部83には、空間87に連通させて管路51が、また空間88に連通させて管路52が、それぞれ溶接法により気密に固着されている。管路51,52をケーシング8の上半部ではなく下半部に固着するのは、蒸気タービンの保守作業などを考慮してのことである。なお、吊り耳86は重量物のケーシング8の組立て・分解作業などの際に用いられる。
【0007】
タービンロータ4の外周部のグランドパッキン部9と対向し合う部位には、円形状の外形を持つ凸条41の複数がタービンロータ4の軸長方向に間隔を置いて形成されている。また、内側シール部821,中間シール部822および外側シール部823の内周部の凸条41と対向し合う付近にはそれぞれ凹溝99が形成され、それぞれの凹溝99にはシールフィン7が押さえ体6を用いて押圧・装着されている(図5参照)。シールフィン7は、凸条41と対峙し合うものは若干短く、凸条81が形成されていない部位と対峙するものは若干長く形成されているが、共にタービンロータ4との間に狭い間隙長さを持つ間隙79(間隙長δ)が形成されるようにしている。なお、ケーシング8の上半部と下半部とを合わせた場合に、シールフィン7は円環状体をなす。グランドパッキン部9のこのような構造により、シールフィン7はタービンロータ4との間で一種のラビリンスを形成し、内側シール部821,中間シール部822および外側シール部823の内周部とタービンロータ4の外周部との間に、蒸気や外気の通流を抑制する流体抵抗部であるシール部を形成する。
【0008】
前記構成を持つグランドパッキン部9は、取付板81(貫通孔811)を利用し図示しない弾性支持体(ベローズ式など)を介して、タービンロータ4が貫通する部位の外部ケーシングの外側に気密に装着される。そうして、空間87には外気(大気など)圧よりも若干高い圧力値を持つシール蒸気91が管路51を介して供給され、外気が蒸気タービンの内部に侵入するのを防止する。シール蒸気91は、中間シール部822とタービンロータ4とによるシール部を経て、圧力を降下をしつつ空間88に流入する。空間88の蒸気圧力値は、蒸気を蒸気タービンの外に出さないようにするために、外気圧よりも若干低い圧力値に設定されている。この外気圧よりも若干低い圧力値を持つ蒸気は、シール蒸気91と区分するためにグランド蒸気92と呼ばれるのが一般であり、管路52を介して排出される。シール蒸気91の温度は300℃程度未満であることが一般であり、グランド蒸気92の温度はシール蒸気91と大差は無い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来技術による低圧の蒸気タービンでは、タービンロータ4が外部ケーシングを貫通している部位からの主蒸気の漏れ出しや外気の侵入をグランドパッキン部9によって防止することができている。しかしながら近年になり次記することが問題視されるようになり、その解決が望まれている。すなわち、
▲1▼グランドパッキン部9にはシール蒸気91,グランド蒸気92が給排気される必要があることで、グランドパッキン部9の全体は、シール蒸気91,グランド蒸気92の温度値に対応した高温度になる。しかし、ケーシング8の下半部には管路51,52が溶接されていることで、これら管路から高温のシール蒸気91,グランド蒸気92による熱量が熱伝導で直接流入される。他方、ケーシング8の上半部には、管路51,52が存在しないことで、「管路からの高温の熱量の熱伝導による直接流入」は無い。すなわち流入する熱量に関して、ケーシング8の下半部と上半部との間には、「管路51,52からの高温の熱量の熱伝導による直接流入」に従う熱量の分だけ差が有る。この熱量の差分により、ケーシング8の下半部は、管路51,52の取付部の周辺部を主体に、ケーシング8の上半部よりも高温になる。
【0010】
この結果、ケーシング8の熱膨張量は下半部が上半部よりも大きくなり、ケーシング8に熱変形が生じる。シールフィン7がケーシング8に装着されているので、ケーシング8の変形は前記間隙長δの不同を惹起し、ケーシング8の熱変形量によっては間隙長δが零、すなわち、タービンロータ4とシールフィン7とのラビングが発生する。このタービンロータ4とシールフィン7とのラビングの発生により僅かではあるがタービンロータ4に変形が生じることに起因するアンバランスによって、蒸気タービンに振動が発生する。このような振動の発生は好ましいことではないので、その解消が望まれている。
【0011】
▲2▼タービンロータ4とシールフィン7とのラビングの発生を低減するために、間隙長δを、例えば、0.7mmから0.8mmに増大させることも試みられているが、前記ラビング発生度のさしたる改善は得られていない。
この発明は、前述の従来技術の問題点に鑑みなされ、その目的は、グランドパッキン部でのタービンロータとシールフィンとのラビングの防止に好適な蒸気タービンを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明では前述の目的は、
1)主蒸気で駆動されるタービンロータを覆うケーシングと、タービンロータが貫通する部位の前記ケーシングの外側に配設され前記部位における主蒸気などのシールを行うグランドパッキン部とを備える蒸気タービンにおいて、前記グランドパッキン部は前記タービンロータの一部を筒状に覆うと共にタービンロータの中心軸線をほぼ含む平面で2分割され、グランドパッキン部の下半部には前記主蒸気などのシールに用いるシール蒸気が供給され、グランドパッキン部の上半部は外側部に断熱体を備えること、または、 2)前記1項に記載の手段において、前記断熱体はグランドパッキン部の前記上半部の外側部に着脱自在に装着されること、さらにまたは、
3)前記1項または2項に記載の手段において、前記断熱体は断熱層とこの断熱層を覆う外被体とを備えることにより達成される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明においては、図3〜図5に示した従来例の低圧の蒸気タービンと同一部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。また、以後の説明に用いる図中には、図3〜図5で付した符号については、極力代表的な符号のみを記すようにしている。図1はこの発明の実施の形態の一例による蒸気タービンのグランドパッキン部を示す正面図で、図2は図1によるグランドパッキン部の一部破断した側面図である。図1,図2において、1は、図3〜図5に示した従来例によるグランドパッキン部9に対して、断熱体2,2を追加して備えるようにしたこの発明によるグランドパッキン部である。
【0014】
それぞれの断熱体2は、外被体21と、外被体21にフエルト状のロックウール保温材などを装填するなどして形成した断熱層22と、装着用部材3Aおよび3Bを備える。外被体21は金属材製の薄板材を用いて作製され、ほぼ4半円分の円弧状の正面部形状を持つと共に、内面211が全面開口された断熱層用の一種の容器でもある。装着用部材3A,3Bはこの事例の場合には金属材製のいわゆる留め金であり、それぞれの断熱体2をケーシング8に着脱自在に装着する。装着用部材3Aは断熱体2に固着される装着部本体31と保持部32とを有する。保持部32は装着部本体31を引っ掛けるなどして保持する機能を持ち、ほぼL字状の断面形状を有してフランジ部85に締結体89との干渉を避けながら溶接法やねじ止め法などの適宜に方法を用いて固着される。
【0015】
装着用部材3Bは断熱体2の相互間の連結に適用され、装着部本体と保持部とでなり、装着部本体は一方の断熱体2に、保持部は他方の断熱体2に固着される。断熱体2,2は装着用部材3A,3Bを用い、外被体21の内面211をケーシング8の上半部の胴体部83の外面に接するようにして、ケーシング8に着脱自在に装着される。なお断熱体2には、ケーシング8への装着時に締結体89や吊り耳86と干渉しないようにするために、図示しない逃げ部が予め形成されている。図1,図2に示すこの発明の実施の形態の一例によるグランドパッキン部1は前述の構成としたので、図3〜図5とほぼ同様にして低圧の蒸気タービンに適用できる。そうして、グランドパッキン部1のケーシング8の上半部は、断熱体2,2によりその外側部が覆われることで放熱量が従来例のグランドパッキン部9の場合よりも抑制される。
【0016】
以降の説明は図5も用いて行う。グランドパッキン部1の前記構成によりケーシング8の上半部はの放熱量が抑制されることにより、下半部には有る管路51,52からの高温の熱量の熱伝導による直接流入が上半部には無いにも関わらず、上半部の温度値を下半部の温度値とほぼ同等値に上昇させることができる。これにより、低圧タービンのグランドパッキン部1のケーシング8の熱膨張量を上半部と下半部とでほぼ同等にすることができて、ケーシング8の熱変形量を従来例の場合よりも抑制することができる。この結果、この発明のグランドパッキン部1では、タービンロータ4とシールフィン7との間にラビングが発生することは無くなった。さらに、グランドパッキン部1では、タービンロータ4とシールフィン7との間の間隙79の間隙長δを、例えば、従来例の0.8mmから0.7mmに縮小しても、タービンロータ4とシールフィン7との間にラビングが発生しないことも確認された。
【0017】
発明者は、この発明に至る過程で、ケーシング8の熱膨張量を上半部と下半部とでほぼ同等にすることができればケーシング8の熱変形量を抑制することができて、タービンロータ4とシールフィン7とのラビング問題が解消できることに着目した。また、ケーシング8の上半部の熱膨張量を下半部の場合と同等にするには上半部の温度を下半部の場合と同等にする必要があるが、その場合、▲1▼上半部に断熱処置を施すことで、電気加熱などの面倒な処置や余分な補助電力の消費を行うことなく上半部の温度を上昇させることができること、▲2▼上半部の断熱処置には、多段構成の蒸気タービンの高温部への前記断熱処置の技術を利用できることにも着目した。すなわちこの発明は、従来技術では低圧タービンには断熱処置を施さないことが当然とされていたことの盲点を突いて行われたとも言える。
【0018】
そうして、この発明になるグランドパッキン部1は、従来例のグランドパッキン部9の要部(ケーシング8の上半部の胴体部83の外面など)に習熟している手法で断熱処理を施すことで得ることができる。このことは、グランドパッキン部1の断熱処理には、図1,図2に示した断熱体2を用いることに限定されないことを意味するが、図1,図2に示した断熱体2を用いる方法は断熱体2が着脱自在であることで、(イ)グランドパッキン部1の断熱処理が蒸気タービンの保守作業に何らの支障も与えない.(ロ)既に稼働中の低圧の蒸気タービンにも容易に適用できる、との特長を生み出すことができる。
【0019】
【発明の効果】
この発明による蒸気タービンでは、前記課題を解決するための手段の項で述べた構成とすることで、次記する効果を得られる。
▲1▼前記課題を解決するための手段の項の第(1)項,第(3)項による構成とすることで、グランドパッキン部に電気加熱などの面倒な処置を施すこと無しに上半部の温度を上昇させ、上半部と下半部の温度値をほぼ同等値にすることができ、グランドパッキン部の熱変形量を支障のない範囲に抑えることが可能になる。これにより、蒸気タービンのタービンロータとシールフィンとのラビング問題の解消が可能になる。また、
▲2▼前記課題を解決するための手段の項の第(2)項による構成とすることで、前記▲1▼項の効果を得ながら、(イ)グランドパッキン部の断熱処理が蒸気タービンの保守作業に何らの支障も与えない.(ロ)既に稼働中の蒸気タービンにも容易に適用できる.との特長を生み出すことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例による蒸気タービンのグランドパッキン部を示す正面図
【図2】図1によるグランドパッキン部の一部破断した側面図
【図3】従来例の蒸気タービンのグランドパッキン部を示す正面図
【図4】図3によるグランドパッキン部をタービンロータの要部と共に示す側面図
【図5】図4におけるP部の詳細断面図
【符号の説明】
1 グランドパッキン部
2 断熱体
21 外被体
22 断熱層
3A 装着用部材
31 装着部本体
32 保持部
3B 装着用部材
8 ケーシング
85 フランジ部
Claims (3)
- 主蒸気で駆動されるタービンロータを覆うケーシングと、タービンロータが貫通する部位の前記ケーシングの外側に配設され前記部位における主蒸気などのシールを行うグランドパッキン部とを備える蒸気タービンにおいて、前記グランドパッキン部は前記タービンロータの一部を筒状に覆うと共にタービンロータの中心軸線をほぼ含む平面で2分割され、グランドパッキン部の下半部には前記主蒸気などのシールに用いるシール蒸気が供給され、グランドパッキン部の上半部は外側部に断熱体を備えることを特徴とする蒸気タービン。
- 請求項1に記載の蒸気タービンにおいて、前記断熱体はグランドパッキン部の前記上半部の外側部に着脱自在に装着されることを特徴とする蒸気タービン。
- 請求項1または2に記載の蒸気タービンにおいて、前記断熱体は断熱層とこの断熱層を覆う外被体とを備えることを特徴とする蒸気タービン。
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