JPS6355308A - ガスタ−ビンケ−シング構造 - Google Patents
ガスタ−ビンケ−シング構造Info
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- JPS6355308A JPS6355308A JP19886286A JP19886286A JPS6355308A JP S6355308 A JPS6355308 A JP S6355308A JP 19886286 A JP19886286 A JP 19886286A JP 19886286 A JP19886286 A JP 19886286A JP S6355308 A JPS6355308 A JP S6355308A
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- JP
- Japan
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- casing
- horizontal flange
- gas turbine
- outside
- thermal deformation
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 4
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 11
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 abstract 3
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 abstract 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 15
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 4
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はガスタービンケーシングに係り、特に運転中の
ケーシングの熱変形を防止し、常に、真円状態で熱膨張
できるようにし、動翼先端の間隙を最小にした高効率な
ガスタービンに関する。
ケーシングの熱変形を防止し、常に、真円状態で熱膨張
できるようにし、動翼先端の間隙を最小にした高効率な
ガスタービンに関する。
動翼先端間隙はロータ動翼と、その外側に位置するケー
シングに保持されるシュラウドセグメントで構成される
。
シングに保持されるシュラウドセグメントで構成される
。
この動翼先端の間隙は運転中に最小値となるように。
(1)回転体側、静止体側熱伸び、
(2)回転体側、静止体側全体たわみ
(3)軸受油膜厚さ
く4)回転体の振動振幅
(5)静止体側の熱変形
(6)設計上の余裕値
を考慮して、組立時の値は設定される。
ヘビーデユーティのガスタービンは、分解・組立の容易
性より、水平面の上・下二分割構造、水平フランジで上
下半ケーシング接続となる。
性より、水平面の上・下二分割構造、水平フランジで上
下半ケーシング接続となる。
ガスタービンのケーシングは、一つの特徴として、熱応
力を軽減する目的で薄肉構造とし、水平フランジは、内
部の高温高圧空気、または、燃焼ガスが外部に洩れない
ようにするため厚肉とする。
力を軽減する目的で薄肉構造とし、水平フランジは、内
部の高温高圧空気、または、燃焼ガスが外部に洩れない
ようにするため厚肉とする。
ガスタービン運転中のケーシングは、内部の熱のため約
250℃程度のメタル温度となる。水平フランジ部は厚
肉と外部への熱放散の違いにより。
250℃程度のメタル温度となる。水平フランジ部は厚
肉と外部への熱放散の違いにより。
ケーシング殻の部分よりは約100℃程度低いメタル温
度を示す、この結果、水平フランジ部はケーシング弧部
の自由な熱膨張を拘束し、全体として熱変形を起すこと
になる。
度を示す、この結果、水平フランジ部はケーシング弧部
の自由な熱膨張を拘束し、全体として熱変形を起すこと
になる。
この熱変形があるため、動翼先端の間隙は大きな値に設
定せざるを得す、この分、ガスタービン全体の熱効率も
低下することになる。
定せざるを得す、この分、ガスタービン全体の熱効率も
低下することになる。
上記従来技術は、タービンケーシングの弧部と水平フラ
ンジ部のメタル温度の差によるケーシング全体の熱変形
量を小さくする考慮がなされておらず、この分、動翼先
端の間隙を大きくしていた。
ンジ部のメタル温度の差によるケーシング全体の熱変形
量を小さくする考慮がなされておらず、この分、動翼先
端の間隙を大きくしていた。
このため、ガスタービン全体の効率をもつと高くするこ
とができなかった。
とができなかった。
本発明の目的は、水平フランジ部のメタル温度を他のケ
ーシング弧部と同じくすることにより熱変形を防止し、
動翼先端の間隙を最小にすることにある。
ーシング弧部と同じくすることにより熱変形を防止し、
動翼先端の間隙を最小にすることにある。
上記目的は、水平フランジ部のメタル温度をケーシング
弧部と同じ温度となるよう、水平フランジ部のみ加熱、
または、外部への熱放散を防止するため、水平フランジ
部のみ保温材を取付けるこ ゛とにより達成される
。
弧部と同じ温度となるよう、水平フランジ部のみ加熱、
または、外部への熱放散を防止するため、水平フランジ
部のみ保温材を取付けるこ ゛とにより達成される
。
、ケーシング水平フランジ部はケーシング弧部に比較し
、質量が大であり、表面積が広いため外部への熱放散が
大きく、この結果、メタル温度は低い値を示す、このた
め、水平フランジ部はケージジグ全体が、運転中、自由
に熱膨張することを拘束することになり熱変形を引き起
す。
、質量が大であり、表面積が広いため外部への熱放散が
大きく、この結果、メタル温度は低い値を示す、このた
め、水平フランジ部はケージジグ全体が、運転中、自由
に熱膨張することを拘束することになり熱変形を引き起
す。
このケーシングの熱変形を防止するには、ケーシング水
平フランジ部のメタル温度を他弧部と同じとなる様にす
る必要がある。
平フランジ部のメタル温度を他弧部と同じとなる様にす
る必要がある。
この目的のために、水平フランジ部のみ外部を保温すれ
ば、水平フランジ部のみ熱放散が抑制されることになり
、メタル温度を上げてやり、弧部と同一温度とするとと
ができる。
ば、水平フランジ部のみ熱放散が抑制されることになり
、メタル温度を上げてやり、弧部と同一温度とするとと
ができる。
また、この保温のかわりに、高温空気、あるいは、その
他加熱装置により、水平フランジ部のみ強制的に加熱し
ても同じ効果が得られる。
他加熱装置により、水平フランジ部のみ強制的に加熱し
ても同じ効果が得られる。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。動翼
先端の間隙は、ケーシング1の内側に保持されるシェラ
ウドセグメント2の内径と、ロータホイール3の外側に
保持される動翼4の外径とにはさまれたものであり、こ
゛の量を最小とし、主流ガスのこの間隙部を流れる流量
を少なくすることはガスタービン熱効率の向上につなが
る。
先端の間隙は、ケーシング1の内側に保持されるシェラ
ウドセグメント2の内径と、ロータホイール3の外側に
保持される動翼4の外径とにはさまれたものであり、こ
゛の量を最小とし、主流ガスのこの間隙部を流れる流量
を少なくすることはガスタービン熱効率の向上につなが
る。
第2図は第1図の断面■−■を示す、ケーシング1は1
分解・組立の容易性より水平面で上下半ケーシングニ分
割構造となる。水平分割部は、上下半ケーシングの締付
ボルトの配置及びケーシング内の高温・高圧に耐えられ
るように、厚肉のフランジが必要となる。このため、第
2図に示すように、ケーシング水平フランジ部1aとケ
ーシング弧部1bでは大きな質量の違いが生じる。ガス
タービンの運転中、ケーシング1は内部の熱により加熱
され、ケーシング弧部1bで250℃程度、水平フラン
ジ部で150℃程度のメタル温度となる0本発明では、
ケーシング弧部1b、水平フランジ部1aが同一メタル
温度となるように、水平フランジ部1aを中心として適
当な範囲に、ある厚みの保温材5を取付け、水平フラン
ジ部1aからの熱放散を抑制する構造とする。
分解・組立の容易性より水平面で上下半ケーシングニ分
割構造となる。水平分割部は、上下半ケーシングの締付
ボルトの配置及びケーシング内の高温・高圧に耐えられ
るように、厚肉のフランジが必要となる。このため、第
2図に示すように、ケーシング水平フランジ部1aとケ
ーシング弧部1bでは大きな質量の違いが生じる。ガス
タービンの運転中、ケーシング1は内部の熱により加熱
され、ケーシング弧部1bで250℃程度、水平フラン
ジ部で150℃程度のメタル温度となる0本発明では、
ケーシング弧部1b、水平フランジ部1aが同一メタル
温度となるように、水平フランジ部1aを中心として適
当な範囲に、ある厚みの保温材5を取付け、水平フラン
ジ部1aからの熱放散を抑制する構造とする。
第2図に示す保温材5の取付と同じ効果を得る別の方法
として、水平フランジ部1aのみを加熱することも可能
である。この場合、ガスタービン系統内の高温体を利用
しても、外部の加熱源を利用しても同じ効果が得られる
。
として、水平フランジ部1aのみを加熱することも可能
である。この場合、ガスタービン系統内の高温体を利用
しても、外部の加熱源を利用しても同じ効果が得られる
。
第3図は、本発明の場合と従来の場合とでケー ・シ
ングの熱変形量を示したものである6本発明の技術を使
用すれば、0.15〜0.20閣程度の熱変形を防止す
ることが可能となるので。
ングの熱変形量を示したものである6本発明の技術を使
用すれば、0.15〜0.20閣程度の熱変形を防止す
ることが可能となるので。
この分、動翼先端の間隙を小さく設定することができる
。第4図は動翼先端間隙値の変化量に対するガスタービ
ン熱効率の変化を示す。
。第4図は動翼先端間隙値の変化量に対するガスタービ
ン熱効率の変化を示す。
本発明により、−段から三段まで各々0.15園ずつ動
翼先端の間隙を小さく設定できると、ガスタービン効率
は0.15 %向上することになる。
翼先端の間隙を小さく設定できると、ガスタービン効率
は0.15 %向上することになる。
また、今後、高効率化のため、高温・高圧化したガスタ
ービンでは、ケーシング水平フランジ部をより大きくす
る必要があり、本発明の効果もより期待できる。
ービンでは、ケーシング水平フランジ部をより大きくす
る必要があり、本発明の効果もより期待できる。
本発明によれば、水平フランジのあるケーシングで、真
円状態に熱膨張させることができるので、この分、動翼
先端の間隙を小さくできる。この結果、ガスタービンの
効率を向上させることができる。
円状態に熱膨張させることができるので、この分、動翼
先端の間隙を小さくできる。この結果、ガスタービンの
効率を向上させることができる。
第1図は本発明の一実施例のタービン部断面図、第2図
は第1図の■−■矢視断面図、第3図はケーシングの熱
変形図、第4図は動翼先端間隙と余生1巴 シ 1’7−シン7°゛ H
は第1図の■−■矢視断面図、第3図はケーシングの熱
変形図、第4図は動翼先端間隙と余生1巴 シ 1’7−シン7°゛ H
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、上半、下半ケーシングを結合するための水平フラン
ジをもつタービンケーシングにおいて、前記水平フラン
ジ部を含め、全周が同一な温度となるよう、前記水平フ
ランジ部を中心とした範囲に、外部より保温材を取付け
たことを特徴とするガスタービンケーシング構造。 2、特許請求の範囲第1項において、 前記水平フランジを内部あるいは外部より、自系統内の
高温流体、または、外部の加熱装置により加熱すること
を特徴とするガスタービンケーシング構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19886286A JPS6355308A (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | ガスタ−ビンケ−シング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19886286A JPS6355308A (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | ガスタ−ビンケ−シング構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6355308A true JPS6355308A (ja) | 1988-03-09 |
Family
ID=16398156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19886286A Pending JPS6355308A (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 | ガスタ−ビンケ−シング構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6355308A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015505588A (ja) * | 2012-01-26 | 2015-02-23 | アルストム テクノロジー リミテッドALSTOM Technology Ltd | ターボ機械用のセグメント化された内環を備えるステータ構成部材 |
-
1986
- 1986-08-27 JP JP19886286A patent/JPS6355308A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015505588A (ja) * | 2012-01-26 | 2015-02-23 | アルストム テクノロジー リミテッドALSTOM Technology Ltd | ターボ機械用のセグメント化された内環を備えるステータ構成部材 |
US9702262B2 (en) | 2012-01-26 | 2017-07-11 | Ansaldo Energia Ip Uk Limited | Stator component with segmented inner ring for a turbomachine |
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