JPS6254970B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6254970B2 JPS6254970B2 JP8583080A JP8583080A JPS6254970B2 JP S6254970 B2 JPS6254970 B2 JP S6254970B2 JP 8583080 A JP8583080 A JP 8583080A JP 8583080 A JP8583080 A JP 8583080A JP S6254970 B2 JPS6254970 B2 JP S6254970B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat shield
- turbine rotor
- heat
- view
- center housing
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 6
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 230000035882 stress Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Supercharger (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は過給機に関するものである。
従来の過給機としては例えば第１図に示す如
く、センタハウジングａとタービンロータｃの背
面との間にヒートシールドｂを設けてタービンロ
ータｃに高温ガスを導く通路を形成するとともに
低温部分へ熱が流出するのを阻止している。
く、センタハウジングａとタービンロータｃの背
面との間にヒートシールドｂを設けてタービンロ
ータｃに高温ガスを導く通路を形成するとともに
低温部分へ熱が流出するのを阻止している。
しかし、このヒートシールドｂは第２図に示す
如く鋳物または耐熱鋼板の一体成形となつている
から直径が大きくなるに伴い熱応力に耐えられな
いと共に、変形量が大きくタービンロータｃと接
触してしまい、さらには熱遮断の効果が小さい。
如く鋳物または耐熱鋼板の一体成形となつている
から直径が大きくなるに伴い熱応力に耐えられな
いと共に、変形量が大きくタービンロータｃと接
触してしまい、さらには熱遮断の効果が小さい。
第３図はひずみと応力を示す表図であり、イは
Ａ面の応力、ロはＢ面の応力、ハはＡ面のひず
み、ニはＢ面のひずみである。但し直径108φの
場合である。
Ａ面の応力、ロはＢ面の応力、ハはＡ面のひず
み、ニはＢ面のひずみである。但し直径108φの
場合である。
第４図は熱フローの説明図であり、低温側が
300℃、高温側が600℃、ヒートシールドｂ内は
450℃となる。
300℃、高温側が600℃、ヒートシールドｂ内は
450℃となる。
本発明は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的は熱応力に耐えられると共に、変形
量が小さく、さらには熱遮断の効果が大きい過給
機を提供することである。
り、その目的は熱応力に耐えられると共に、変形
量が小さく、さらには熱遮断の効果が大きい過給
機を提供することである。
以下第５図以降を参照して本発明の実施例を説
明する。
明する。
センタハウジング１には軸２が回転自在に支承
され、軸２の一端部にはタービンロータ３が固設
してあり、タービンロータ３の背面３ａとセンタ
ハウジング１との間にはヒートシールド４が設け
てある。５はタービンハウジングである。
され、軸２の一端部にはタービンロータ３が固設
してあり、タービンロータ３の背面３ａとセンタ
ハウジング１との間にはヒートシールド４が設け
てある。５はタービンハウジングである。
前記ヒートシールド４は第６図，第７図のよう
に、フランジ６を備えかつ筒状部７′と孔を有す
る底壁部７″よりなる内側筒体７とフランジ８を
備えかつ筒状部９′と孔を有する底壁部９″よりな
る外側筒体９とを第８図ａ，ｂ，ｃ，ｄに示すよ
うな複数の板状部材１１を第９図ａ，ｂに示すよ
うに各スリツト１４が交差するように介して接合
し、内部に中空部１０を形成したものであり、外
側筒体９の筒状部９′には冷却空気排出穴１２が
形成されフランジ６とフランジ８とに亘つて取付
穴１３が形成してある。第８図において、１４は
スリツトであり、板状部材１１の外周面１１ａか
ら内周面１１ｂに亘つて削設したり、外周面８ａ
から内周面８ｂに向けて削設したり、内周面８ｂ
から外周面８ａに向けて削設したりしてある。
に、フランジ６を備えかつ筒状部７′と孔を有す
る底壁部７″よりなる内側筒体７とフランジ８を
備えかつ筒状部９′と孔を有する底壁部９″よりな
る外側筒体９とを第８図ａ，ｂ，ｃ，ｄに示すよ
うな複数の板状部材１１を第９図ａ，ｂに示すよ
うに各スリツト１４が交差するように介して接合
し、内部に中空部１０を形成したものであり、外
側筒体９の筒状部９′には冷却空気排出穴１２が
形成されフランジ６とフランジ８とに亘つて取付
穴１３が形成してある。第８図において、１４は
スリツトであり、板状部材１１の外周面１１ａか
ら内周面１１ｂに亘つて削設したり、外周面８ａ
から内周面８ｂに向けて削設したり、内周面８ｂ
から外周面８ａに向けて削設したりしてある。
そして、ヒートシールド４は第１０図に示す如
く、そのフランジ６，８を介してセンタハウジン
グ１の一端面１ａに取付けられてセンタハウジン
グ一端面１ａとの間に環状空間１５を形成すると
共に、内側筒体７の内周面７ａと前記軸２の外周
面との間に隙間S1を形成し、外側筒体９の内周面
９ａと前記軸２の外周面との間に隙間S2を形成
し、該隙間S2は前記隙間S1よりも小さくなつてい
る。
く、そのフランジ６，８を介してセンタハウジン
グ１の一端面１ａに取付けられてセンタハウジン
グ一端面１ａとの間に環状空間１５を形成すると
共に、内側筒体７の内周面７ａと前記軸２の外周
面との間に隙間S1を形成し、外側筒体９の内周面
９ａと前記軸２の外周面との間に隙間S2を形成
し、該隙間S2は前記隙間S1よりも小さくなつてい
る。
そして、前記環状室１５はセンタハウジング１
に形成した導入孔１６より図示しないコンプレツ
サの出口側に接続連通してある。
に形成した導入孔１６より図示しないコンプレツ
サの出口側に接続連通してある。
このようであるから、第１１図表図に示す如く
コンプレツサ出口圧力P1とタービンロータ入口圧
力P2とはP1＞P2の関係となつているから、コンプ
レツサ出口圧力の一部が導入孔１６より環状室１
５に流入し、隙間S1より板状部材１１のスリツト
１４、中空部１０内に流入して冷却空気排出穴１
２よりタービンロータ３側に流出する。
コンプレツサ出口圧力P1とタービンロータ入口圧
力P2とはP1＞P2の関係となつているから、コンプ
レツサ出口圧力の一部が導入孔１６より環状室１
５に流入し、隙間S1より板状部材１１のスリツト
１４、中空部１０内に流入して冷却空気排出穴１
２よりタービンロータ３側に流出する。
したがつて、ヒートシールド４は前記コンプレ
ツサ出口圧力によつて冷却される。
ツサ出口圧力によつて冷却される。
また、ヒートシールド４は内側筒体７と外側筒
体９とを複数の板状部材１１を介して接続した構
造であるから変形し難くかつヒートシールド４全
体を均一に冷却されて変形が少なくなると共に、
板状部材１１のスリツト１４によつて熱応力を下
げるとともに冷却空気を均一に導入分配するの
で、クラツクによる破損がなくなり、第１２図に
示す如く複数の板状部材１１によつて断熱効果が
良くなる。
体９とを複数の板状部材１１を介して接続した構
造であるから変形し難くかつヒートシールド４全
体を均一に冷却されて変形が少なくなると共に、
板状部材１１のスリツト１４によつて熱応力を下
げるとともに冷却空気を均一に導入分配するの
で、クラツクによる破損がなくなり、第１２図に
示す如く複数の板状部材１１によつて断熱効果が
良くなる。
以上の点が相俟つて熱応力に耐えられると共
に、変形量が小さく、さらには熱遮断の効果の大
きなヒートシールドとなる。
に、変形量が小さく、さらには熱遮断の効果の大
きなヒートシールドとなる。
なお、変形量が小さいとタービンロータ３との
接触の危険性がなくなるから、ヒートシールド４
とタービンロータ背面３ａとのクリアランスを狭
くできタービンの性能を向上できると共に、熱遮
断効果が大であるとセンタハウジング１側が高温
となることがないので前記軸２のジヤーナルベア
リング、シールリング等を低材料によつて作成で
きる。
接触の危険性がなくなるから、ヒートシールド４
とタービンロータ背面３ａとのクリアランスを狭
くできタービンの性能を向上できると共に、熱遮
断効果が大であるとセンタハウジング１側が高温
となることがないので前記軸２のジヤーナルベア
リング、シールリング等を低材料によつて作成で
きる。
第１３図はヒートシールド４の他の実施例を示
すものであり、内側筒体７のフランジ６に冷却空
気導入穴１７を形成し、第１４図に示す如く、そ
の冷却空気導入穴１７が冷却空気導入孔１６と合
致するように取付け、中空部１０に流入した冷却
空気を内周面４ａと軸２の外周面との間１８及び
外端面４ｂとタービンロータ背面３ａとの間１９
を通つてタービンロータ３側に流出するようにし
ても良い。
すものであり、内側筒体７のフランジ６に冷却空
気導入穴１７を形成し、第１４図に示す如く、そ
の冷却空気導入穴１７が冷却空気導入孔１６と合
致するように取付け、中空部１０に流入した冷却
空気を内周面４ａと軸２の外周面との間１８及び
外端面４ｂとタービンロータ背面３ａとの間１９
を通つてタービンロータ３側に流出するようにし
ても良い。
本発明は以上の様になり、熱応力に耐えられる
と共に、変形量小さく、さらには熱遮断の効果が
大きい過給機となる。
と共に、変形量小さく、さらには熱遮断の効果が
大きい過給機となる。
第１図は従来例の断面図、第２図は従来のヒー
トシールドの斜視図、第３図はヒートシールドの
熱応力、熱ひずみの関係を示す表図、第４図はヒ
ートシールドの熱遮断状態を示す説明図、第５図
は本発明の一実施例を示す断面図、第６図はヒー
トシールドの斜視図、第７図は断面図、第８図
ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅは板状部材の正面図、第９図
ａ，ｂは板状部材の取付説明図、第１０図はヒー
トシールドの取付断面図、第１１図はコンプレツ
サ出口圧力とタービンロータ入口圧力との関係を
示す表図、第１２図は熱遮断の説明図、第１３図
はヒートシールドの他の実施例を示す断面図、第
１４図はその取付状態の断面図である。 １はセンタハウジング、２は軸、３はタービン
ロータ、４はヒートシールド、７は内側筒体、９
は外側筒体、１１は板状部材。
トシールドの斜視図、第３図はヒートシールドの
熱応力、熱ひずみの関係を示す表図、第４図はヒ
ートシールドの熱遮断状態を示す説明図、第５図
は本発明の一実施例を示す断面図、第６図はヒー
トシールドの斜視図、第７図は断面図、第８図
ａ，ｂ，ｃ，ｄ，ｅは板状部材の正面図、第９図
ａ，ｂは板状部材の取付説明図、第１０図はヒー
トシールドの取付断面図、第１１図はコンプレツ
サ出口圧力とタービンロータ入口圧力との関係を
示す表図、第１２図は熱遮断の説明図、第１３図
はヒートシールドの他の実施例を示す断面図、第
１４図はその取付状態の断面図である。 １はセンタハウジング、２は軸、３はタービン
ロータ、４はヒートシールド、７は内側筒体、９
は外側筒体、１１は板状部材。
Claims (1)
- １ センタハウジング１とタービンロータ背面３
ａとの間にヒートシールド４を設けてなる過給機
において、前記ヒートシールド４を内側筒体７と
外側筒体９とをスリツト１４を有する複数の板状
部材１１を介して接合した構造とすると共に、該
内側筒体７と外側筒体９との間に冷却空気を流通
させる構造としたことを特徴とする過給機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8583080A JPS5713234A (en) | 1980-06-26 | 1980-06-26 | Supercharger |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8583080A JPS5713234A (en) | 1980-06-26 | 1980-06-26 | Supercharger |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5713234A JPS5713234A (en) | 1982-01-23 |
| JPS6254970B2 true JPS6254970B2 (ja) | 1987-11-17 |
Family
ID=13869762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8583080A Granted JPS5713234A (en) | 1980-06-26 | 1980-06-26 | Supercharger |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5713234A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60118343U (ja) * | 1984-01-20 | 1985-08-10 | 日産自動車株式会社 | タ−ボチヤ−ジヤの軸受装置 |
| JPH0439391Y2 (ja) * | 1985-10-03 | 1992-09-16 | ||
| JPH055225Y2 (ja) * | 1986-02-19 | 1993-02-10 | ||
| EP1672177B1 (de) * | 2004-12-14 | 2011-11-23 | BorgWarner, Inc. | Turbolader |
| FR3012514B1 (fr) | 2013-10-31 | 2015-12-25 | Airbus Operations Sas | Dispositif de protection thermique d'un equipement dans un compartiment moteur de turbomachine |
| CN104196580A (zh) * | 2014-08-13 | 2014-12-10 | 徐超 | 一种不易形变的涡轮增压器隔热罩 |
| CN104196581A (zh) * | 2014-08-13 | 2014-12-10 | 徐超 | 一种抗变形能力强的涡轮增压器隔热罩 |
| CN104314626A (zh) * | 2014-08-15 | 2015-01-28 | 徐超 | 一种能克服增压器涡轮端漏油的隔热罩 |
| CN104314625A (zh) * | 2014-08-15 | 2015-01-28 | 徐超 | 一种不锈钢涡轮增压器的隔热罩 |
-
1980
- 1980-06-26 JP JP8583080A patent/JPS5713234A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5713234A (en) | 1982-01-23 |
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